JP2009267939A - 通信装置、通信装置の通信方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

通信装置、通信装置の通信方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが通信パラメータを提供する機器を選択する負荷を軽減する。
【解決手段】 通信パラメータを受信する機能を有する通信装置(受信装置)は、ネットワークに参加中に通信パラメータ設定のためボタンが操作された場合に、開始通知メッセージをネットワークに参加中の他の装置へ送信する。ネットワークに参加中の提供装置は、開始通知メッセージを受信すると、通信パラメータを提供する処理を開始する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、通信装置、通信装置の通信方法、プログラム、記憶媒体に関する。
IEEE802.11規格シリーズに準拠した無線LANに代表される無線通信では、使用前に設定しなければならない設定項目が数多く存在する。
例えば、設定項目として、ネットワーク識別子としてのSSID(Service Set Identifier)、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータがある。これら全てをユーザが手入力により設定するのは非常に煩雑である。
そこで、様々なメーカーから、通信パラメータを簡単に無線機器に設定するための自動設定方法が考案されている。これら自動設定方法は、接続する機器間で予め定められた手順、及びメッセージにより、一方の機器から他方の機器に通信パラメータを提供し、通信パラメータの設定を自動的に行っている。
特許文献1には、無線LANアドホックネットモードの通信(以下、アドホック通信)における通信パラメータの自動設定の一例が開示されている。
特開2006−311139号公報
ここで、通信パラメータの自動設定を用いて構築されたアドホックネットワークへ、通信パラメータの自動設定により新規に機器を追加する場合を考える。
この場合、ネットワークに参加中の機器が、新規に追加される機器へ当該ネットワークの通信パラメータを提供する必要がある。
しかしながら、ネットワークへ参加中の機器の中には、新規に追加される機器へ通信パラメータを提供できない機器が存在する。このような機器としては、例えば通信パラメータの自動設定により通信パラメータを受信する機能のみを備え、通信パラメータを提供する機能を備えない機器などが挙げられる。また、通信パラメータを提供する機能を備えた機器であっても、他の処理を優先して実行するために、通信パラメータを提供する処理を実行できない場合も考えられる。
そのため、ユーザは機器を追加する際に、ネットワークに参加中の機器の中から通信パラメータを提供可能な機器を選択して通信パラメータの自動設定を起動しなければならず、使い勝手が良くないという問題があった。
本発明は、通信パラメータを設定するに行う、ユーザによる機器選択の負荷を軽減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、通信装置であって、通信パラメータを提供する提供装置から通信パラメータの提供を受ける受信装置として動作する受信手段と、ネットワークへ参加中か否かを判定する判定手段と、通信パラメータの提供又は受信を指示するユーザの操作を検出する検出手段と、前記検出手段により前記操作が検出された場合に、前記判定手段による判定の結果に応じて、前記提供装置が他の受信装置に通信パラメータを提供できるようにするためのメッセージを送信する送信手段と、を有することを特徴とする通信装置を提供する。
また、通信装置であって、通信パラメータの提供又は受信を指示するユーザの操作を検出する検出手段と、通信パラメータの提供を受ける受信装置に、通信パラメータを提供する提供装置として動作する提供手段と、ネットワークに既に参加中であり、ユーザにより通信パラメータの提供が指示された第1の通信装置から送られた、前記提供装置としての動作の開始を要求するメッセージを受信する受信手段と、を有し、前記提供手段は、前記受信手段により前記メッセージが受信され、かつ、前記ネットワークに参加しようとする第2の通信装置から要求されると、前記第2の通信装置が前記ネットワークに参加するための通信パラメータを前記第2の通信装置に提供することを特徴とする通信装置を提供する。
また、通信装置の制御方法であって、通信パラメータの提供又は受信を指示するユーザの操作を検出された場合に、ネットワークへ参加中か否かの判定の結果に応じて、通信パラメータを提供する提供装置から前記通信パラメータの提供を受けるための処理を行う受信工程と、通信パラメータの提供又は受信を指示する操作を検出された場合に、ネットワークへ参加中か否かの判定の結果に応じて、通信パラメータを提供する提供装置が他の受信装置に通信パラメータを提供できるようにするためのメッセージを送信する送信工程と、を有することを特徴とする通信装置の制御方法を提供する。
また、通信装置の制御方法であって、通信パラメータの提供又は受信を指示するユーザの操作を検出する検出工程と、前記検出工程において前記操作を検出した場合に、通信パラメータの提供を受ける受信装置に通信パラメータを提供する提供装置として動作する第1の提供工程と、ネットワークに既に参加中であり、ユーザにより通信パラメータの提供が指示された第1の通信装置から送られた、前記提供装置としての動作の開始を要求するメッセージを受信する受信工程と、前記受信工程において前記メッセージが受信され、かつ、前記ネットワークに参加しようとする第2の通信装置から要求されると、前記第2の通信装置が前記ネットワークに参加するための通信パラメータを前記第2の通信装置に提供する第2の提供工程と、を有することを特徴とする通信装置の制御方法を提供する。
本発明によれば、ユーザは通信パラメータを提供する機器を選択しなくても、ネットワークへ機器を追加することが可能となり、ユーザの機器選択の負荷を軽減でき、使い勝手が向上する。
以下、本実施形態に係る通信装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LANシステムを用いた例について説明するが、通信形態は必ずしもIEEE802.11準拠の無線LANには限らない。
本実施形態に好適な事例におけるハードウェア構成について説明する。
図1は本発明を適用できる実施形態に係る、後述の各装置の構成の一例を表すブロック図である。101は装置全体を示す。102は、記憶部103に記憶される制御プログラムを実行することにより装置全体を制御する制御部である。制御部102は、他の装置との間で通信パラメータの設定制御も行う。103は制御部102が実行する制御プログラムと、通信パラメータ等の各種情報を記憶する記憶部である。後述する各種動作は、記憶部103に記憶された制御プログラムを制御部102が実行することにより行われる。
104は無線通信を行うための無線部である。105は各種表示を行う表示部でありLCDやLEDのように視覚で認知可能な情報の出力、あるいはスピーカなどの音出力が可能な機能を有する。
106は通信パラメータ設定処理を開始するトリガを与える設定ボタンである。制御部102は、ユーザによる設定ボタン106の操作を検出すると、後述する処理を実行する。
107はアンテナ制御部、そして108はアンテナである。109は、ユーザが各種入力を行うための入力部である。
図2は、後述の通信パラメータ設定動作において、通信パラメータを提供する装置(以下、提供装置)が実行するソフトウェア機能ブロックの構成の一例を表すブロック図である。
201は装置全体を示している。202は通信パラメータの自動設定機能ブロックである。本実施形態では、ネットワーク識別子としてのSSID、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータの自動設定を行う。
203は各種通信にかかわるパケットを受信するパケット受信部である。ビーコン(報知信号)の受信は、パケット受信部203によって行われる。204は各種通信にかかわるパケットを送信するパケット送信部である。ビーコンの送信は、パケット送信部204によって行われる。なおビーコンには、送信元の機器の各種情報(自己情報)が付加される。
205はプローブリクエストなどの機器検索信号の送信を制御する検索信号送信部である。なお、プローブリクエストは、所望のネットワークを検索するためのネットワーク検索信号ということもできる。プローブリクエストの送信は、検索信号送信部205により行われる。また、受信したプローブリクエストに対する応答信号であるプローブレスポンスの送信も検索信号送信部205により行われる。
206は他の装置からのプローブリクエストなどの機器検索信号の受信を制御する検索信号受信部である。プローブリクエストの受信は、検索信号受信部206により行われる。また、プローブレスポンスの受信も検索信号受信部206により行われる。なお機器検索信号、及びその応答信号には、送信元の機器の各種情報(自己情報)が付加される。
207は、ネットワーク接続を制御するネットワーク制御部である。無線LANアドホックネットワークへの接続処理などは、ネットワーク制御部207により実施される。
通信パラメータ自動設定機能ブロックにおいて、208は相手機器に通信パラメータを提供する通信パラメータ提供部である。
209は、通信パラメータ自動設定における各種プロトコルを制御する自動設定制御部である。後述の通信パラメータ自動設定の処理は、自動設定制御部209の制御に基づいて、通信パラメータ提供部208により行われる。また、通信パラメータ自動設定処理が開始されてからの経過時間が当該設定処理の制限時間を越えたか否かの判定も、自動設定制御部209で行われる。また、当該制限時間を超えたと判定した場合には、自動設定制御部209の制御により、設定処理が中止される。
210は、通信パラメータの自動設定の開始と終了の通知に関する処理を制御する設定通知制御部である。後述する提供装置における開始通知メッセージ、開始通知応答メッセージ、および終了通知メッセージの送受信処理は、設定通知制御部210により実施される。
211は、通信パラメータの自動設定に関する表示を制御する表示制御部である。自動設定処理の成功時やエラー発生時に、表示制御部211は表示部105を用いてユーザへ通知を行う。
212は、ビーコン制御部であり、ビーコン(報知信号)の送信タイミングを制御する。ここで、IEEE802.11無線LANのアドホックネットワークにおけるビーコンの送信アルゴリズムについて説明する。
アドホックネットワークにおけるビーコンの送信は、ネットワークを構成する全ての装置間で自律分散的に行われる。ビーコンの送信間隔(ビーコン周期)は,アドホックネットワークを最初に構築した装置が決定することになっており、通常は100ms程度の間隔でいずれかの装置からビーコンが送信される。
ビーコンを送信するタイミングはコンテンションウィンドウ(乱数発生範囲、以下CW)と呼ばれるパラメータにより制御される。ネットワーク内の各装置は、ビーコンを送信する時間になると0からCWの中からランダムなある値(CWrand)を求める。このCWrandに、予め定められた一定の間隔(スロットタイム)を掛けた時間をビーコン送信までの待ち時間(バックオフ時間)とする。次に、前記ビーコン送信までの待ち時間をスロットタイムでデクリメントしていき、待ち時間が0になったときにビーコンを送信する。もし、自装置がビーコンを送信する前に他の装置からのビーコンを受信した場合は、ビーコンを送信する処理を中止する。このようにすることにより、各装置から送信されるビーコンの衝突を防ぐことができる。アドホックネットワーク上の各装置は、0からCWの間の乱数を選択するので、ネットワークを構成している装置のうち、もっとも小さいCWrandを選択した装置がビーコンを送信することになる。
例えば、各装置に初期値として同一のCWが設定されている場合は、各装置によるビーコンの送信確率は同じになり、その結果として、各装置による単位時間当たりのビーコンの送信回数はほぼ同じになる。言い換えれば、各装置によるビーコンの送信頻度(送信割合)は同じになる。一方でネットワーク上の1つの装置がCWを初期値よりも小さい値に設定すると、当該装置が他の装置よりもビーコンを送信する確率は高くなる。つまり、CWはビーコンの送信確率を決定するためのパラメータ、又はビーコンの単位時間当たりの送信回数を決定するためのパラメータということができる。又、各装置が送信するビーコンの送信割合を決定するためのパラメータということもできる。また、CWはビーコンを送信するタイミングを決定するためのパラメータ、ビーコンの送信までの待ち時間を決定するためのパラメータと言い換えることもできる。
なお、CWの値は、CWmin(最小値)からCWmax(最大値)までの範囲で変更することが可能であり、CWminに設定すると単位時間当たりのビーコンの送信回数が最大になる。なお、初期値としてCWinit(>CWmin)が設定されており、通信パラメータ自動設定処理が実行されていない間は、初期値を用いてビーコンの送信が行われる。
図3は、後述の通信パラメータ設定動作において、通信パラメータを受信する装置(以下、受信装置)が実行するソフトウェア機能ブロックの構成の一例を表すブロック図である。
301は装置全体を示している。302は通信パラメータの自動設定機能ブロックである。本実施形態では、ネットワーク識別子としてのSSID、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の無線通信を行うために必要な通信パラメータの自動設定を行う。
303は各種通信にかかわるパケットを受信するパケット受信部である。ビーコン(報知信号)の受信は、パケット受信部303によって行われる。304は各種通信にかかわるパケットを送信するパケット送信部である。ビーコンの送信は、パケット送信部304によって行われる。なおビーコンには、送信元の機器の各種情報(自己情報)が付加される。
305はプローブリクエストなどの機器検索信号の送信を制御する検索信号送信部である。なお、プローブリクエストは、所望のネットワークを検索するためのネットワーク検索信号ということもできる。プローブリクエストの送信は、検索信号送信部305により行われる。また、受信したプローブリクエストに対する応答信号であるプローブレスポンスの送信も検索信号送信部305により行われる。
306は他の装置からのプローブリクエストなどの機器検索信号の受信を制御する検索信号受信部である。プローブリクエストの受信は、検索信号受信部306により行われる。また、プローブレスポンスの受信も検索信号受信部306により行われる。なお機器検索信号、及びその応答信号には、送信元の機器の各種情報(自己情報)が付加される。
307は、ネットワーク接続を制御するネットワーク制御部である。無線LANアドホックネットワークへの接続処理などは、ネットワーク制御部307により実施される。
通信パラメータ自動設定機能ブロックにおいて、308は相手機器より通信パラメータを受信する通信パラメータ受信部である。
309は、通信パラメータ自動設定における各種プロトコルを制御する自動設定制御部である。後述の通信パラメータ自動設定の処理は、自動設定制御部309の制御に基づいて、通信パラメータ受信部308により行われる。また、通信パラメータ自動設定処理が開始されてからの経過時間が当該設定処理の制限時間を越えたか否かの判定も、自動設定制御部309で行われる。また、当該制限時間を超えたと判定した場合には、自動設定制御部309の制御により、設定処理が中止される。
310は、通信パラメータの自動設定の開始と終了の通知に関する処理を制御する設定通知制御部である。後述する受信装置における開始通知メッセージ、開始通知応答メッセージ、および終了通知メッセージの送受信処理は、設定通知制御部310により実施される。
311は、通信パラメータの自動設定に関する表示を制御する表示制御部である。自動設定処理の成功時やエラー発生時に、表示制御部311は表示部105を用いてユーザへ通知を行う。
312は、ビーコン制御部であり、ビーコン(報知信号)の送信タイミングを制御する。
図4は、第1の通信装置A401(以下、装置A)、第2の通信装置B402(以下、装置B)、第3の通信装置C403(以下、装置C)、およびネットワーク404を示した図である。装置Aは通信パラメータを提供する機能を備え、提供装置として先に説明した図1、図2の構成を有している。装置Bと装置Cは通信パラメータを受信する機能を備え、受信装置として図1、図3の構成を有している。なお、装置Bは装置Aとの間で通信パラメータ自動設定を実施済みであり、装置Aから受信した通信パラメータを用いてネットワーク404へ参加している。
ここで、装置Aと装置Bから構成されるアドホックネットワーク404へ装置Cが参加する際に、装置Bと装置Cの設定ボタンが操作された場合を考える。
図6は、本実施形態における受信装置の通信パラメータを受信する際の動作を説明するフローチャート図である。後述する図5のステップS510にて通信パラメータ受信処理が起動されると、図6に示す処理は開始される。
処理開始後、受信装置は通信パラメータ受信処理の制限時間を経過したか否かを判定するためのタイマを起動する(S601)。当該タイマが満了すると、以下説明するS602〜S605の処理途中であっても、通信パラメータ設定処理は中止される。
受信装置はプローブリクエストを送信し(S602)、提供装置から通信パラメータ自動設定を意味する付加情報を載せたプローブレスポンスが送信されてくるのを一定時間待つ(S603)。なお、通信パラメータ自動設定を意味する付加情報が付加されたプローブレスポンスは、提供装置が自動設定処理の実行中に返すプローブレスポンスである。自動設定処理の実行中でない場合には、通信パラメータ自動設定を意味する付加情報を付加しないプローブレスポンスが返信される。このように、プローブレスポンスを確認することによって、通信パラメータの設定処理を開始している提供装置を検出することができる。
一定時間経過後、付加情報付きのプローブレスポンスを受信しなかった場合は、ステップS602へ戻り、再度、プローブリクエストの送信を繰り返す(S604)。
付加情報付きのプローブレスポンスを受信した場合、受信装置は提供装置に対して通信パラメータの提供を要求する。この要求は、通信パラメータの自動設定の開始メッセージを送信することにより行う。そして、受信装置は提供装置から通信パラメータを受信して記憶部103に記憶する(S605)。受信装置は記憶した通信パラメータを用いることによりネットワーク404に参加することが可能となり、ネットワークに参加中の機器との間でデータ通信を行うことが可能となる。
なお、S602〜S604ではプローブリクエストに対するプローブレスポンスの受信を待機することにより、通信パラメータの設定処理を開始している提供装置を検索する方法(アクティブスキャン)について説明した。通信パラメータの設定処理を実行中の提供装置は、通信パラメータ自動設定を意味する付加情報を付加したビーコンを送信するので、受信装置は一定時間、当該ビーコンが送信されてくるのを待つ方法(パッシブスキャン)を用いるようにしてもよい。
図5は、本実施形態における受信装置の動作を説明するフローチャート図である。受信装置において設定ボタン106が操作されると、自動設定制御部309が該操作を検出し、図5の処理を開始する。
処理が開始されると、受信装置は自身がネットワークに参加中か否かを確認する(S501)。ネットワークに参加していないと判定した場合は、図6にて説明する通信パラメータの受信処理を起動する(S510)。ネットワークに参加中と判定した場合はステップS502へ進む。図4のように、装置Aから通信パラメータの提供を受け、ネットワーク404に既に参加している装置Bの設定ボタン106が操作された場合は、ステップS502に進む。また、通信パラメータの提供を受けていない装置Cの設定ボタン106が操作された場合は、ステップS510に進む。ステップS502では、受信装置は、ステップS503〜S509にて説明する処理の制限時間が経過したか否かを判定するためのタイマを起動する。そして、受信装置は、通信パラメータの自動設定が開始されたことを通知する開始通知メッセージをブロードキャスト送信する(S503)。該メッセージの送信後、受信装置はビーコンの送信頻度(送信割合)を削減するための処理を行う(S504)。つまり、CWを初期値より大きい値に変更して設定し(S504)、ビーコンの送信割合が低くなるようにする。
なお、IEEE802.11無線LANのアドホックネットワークにおいては、プローブレスポンスを返信する装置は、プローブリクエストを受信する直前にビーコンを送信した装置であることが規定されている。
そこでステップS504では、ビーコン制御部312がCWを初期値よりも大きな値に設定する。これにより、ネットワークに参加中の受信装置による単位時間当たりのビーコンの送信回数が、提供装置よりも少なくなる。この結果、新規に参加する受信装置による提供装置の検索処理(図6のS602〜S604)において、提供装置からのプローブレスポンスを短時間で検出することが可能となる。
このように、受信装置よりも提供装置がビーコンを送信する頻度(確率)を高くする。その結果、新規に参加する受信装置がアクティブスキャンによって提供装置を検索する場合に、提供装置からのプローブレスポンスを受信する確率が高くなる。また、新規に参加する受信装置がパッシブスキャンにより提供装置を検索する場合であっても、提供装置からのビーコンを受信する確率が上がる。その結果、新規に参加する受信装置が提供装置を検出できないまま通信パラメータ設定処理の制限時間を経過してしまう確率を下げることが可能となる。また、新規に参加する受信装置が提供装置を短時間で検出することができれば、通信パラメータの提供が完了するまでの時間も短縮することができる。
ステップS504の処理後、受信装置は提供装置から送信される完了通知メッセージまたはエラー通知メッセージを待ち受ける(S505、S507)。完了通知メッセージを受信した場合は、提供装置による他の受信装置への通信パラメータの提供が終了したと判断し、表示部105を用いて通信パラメータの設定処理の完了をユーザに通知する(S506)。エラー通知メッセージを受信した場合は、表示部105を用いて上記設定処理のエラーをユーザに通知する(S508)。
ステップS506、S508でのユーザへの通知後、受信装置のビーコン制御部312はCWを変更前の初期値の状態に再設定(戻す)し、ステップS504にて削減したビーコンの送信頻度を元に戻す(S509)。
なお、ステップS502にて設定したタイマが満了すると、受信装置はステップS503〜S509の処理を中止し、表示部105を用いてユーザに通信パラメータの設定処理のエラーを通知する。また、タイマ満了時にステップS504にてCWの値が変更されている場合は、ステップS509と同様にビーコンの送信頻度を再設定する。また、ステップS503にて送信した開始通知メッセージは、完了通知メッセージまたはエラー通知メッセージを受信するまで繰り返し送信される。
図7は、本実施形態における提供装置の第1の提供動作を説明するフローチャート図である。提供装置が開始通知メッセージを受信すると、図7の処理が開始される。
自動設定制御部209が開始通信メッセージの受信を検出すると、提供装置のビーコン制御部212はCWを初期値よりも小さな値に設定する(S701)。CWを初期値より小さくし、提供装置による単位時間当たりのビーコンの送信頻度(送信割合、送信回数)を増加させる(S701)。
これにより、ネットワークに参加中の受信装置による単位時間当たりのビーコンの送信回数が、受信装置よりも多くなる。この結果、新規に参加する受信装置による提供装置の検索処理(図6のS602〜S604)において、提供装置からのプローブレスポンスを短時間で検出することが可能となる。
このように、提供装置のビーコンの送信頻度を高くすることにより、新規に参加する受信装置がアクティブスキャンによって提供装置を検索する場合に、提供装置からのプローブレスポンスを受信する確率が高くなる。また、新規に参加する受信装置がパッシブスキャンにより提供装置を検索する場合であっても、提供装置からのビーコンを受信する確率が上がる。その結果、新規に参加する受信装置が提供装置を検出できないまま通信パラメータ設定処理の制限時間を経過してしまう確率を下げることが可能となる。また、新規に参加する受信装置が提供装置を短時間で検出することができれば、通信パラメータの提供が完了するまでの時間も短縮することができる。
その後、提供装置は図8にて説明する通信パラメータの提供処理を起動する(S702)。
提供装置は起動した提供処理がエラーにより終了する(S703)か、または受信装置へ通信パラメータを提供する(S704)か、または他の装置からエラー通知又は完了通知のメッセージを受信する(S705、S708)まで待機する。
提供装置は、提供処理が失敗した場合は(S703)、エラー通知メッセージをブロードキャスト送信し(S707)、ステップS709に進む。また、通信パラメータの提供処理が成功し、受信装置へ通信パラメータを提供した場合は(S704)、完了通知メッセージをブロードキャスト送信し(S706)、ステップS709に進む。
受信装置を含む他の装置からエラー通知を受信した場合(S705)、完了通知を受信した場合(S709)も、ステップS709に進む。ステップS709では、提供装置のビーコン制御部212はCWを初期値に再設定し、ステップS702にて増加したビーコンの送信頻度を元に戻す。なお、CWの初期値への再設定は、提供処理の開始後であれば、処理開始直後、提供処理完了後、エラー後のいつでもよい。処理開始後直後に再設定すれば、ビーコンを送信する頻度(回数)が低くなるので、消費電力をより効率的に低減することができる。
図8は、本実施形態における提供装置の通信パラメータを提供する際の動作を説明するフローチャート図である。図8に示す処理は、提供装置が開始通知メッセージを受信し、図7のステップS702にて通信パラメータ提供処理が起動された場合に開始される。また、図8に示す処理は、提供装置において設定ボタン106が操作され、自動設定制御部209が該操作を検出し、通信パラメータ提供処理が起動された場合にも開始される。
図8の処理開始後、提供装置は通信パラメータ提供処理の制限時間が経過したか否かを判定するためのタイマを起動する(S801)。当該タイマが満了すると、以下説明するS802〜S805の処理途中であっても、通信パラメータ設定処理は中止される。
タイマ起動後、提供装置は受信装置からのプローブリクエストまたは通信パラメータ提供要求を待ち受ける。
提供装置は受信装置からプローブリクエストを受信すると、提供装置は通信パラメータ自動設定を意味する付加情報を付加したプローブレスポンスを返信する(S802、S803)。
提供装置は受信装置から通信パラメータの提供要求を受信すると、通信パラメータの提供を要求した受信装置へ通信パラメータを提供する(S804、S805)。
図9は、本実施形態における各装置の動作を説明するシーケンス図である。なお、装置Bは、装置Aから通信パラメータの提供を受け、該通信パラメータにより形成されるネットワーク404に既に参加している。また、装置Cは、まだ通信パラメータの提供を受けていない。
ユーザにより装置Bと装置Cの設定ボタンが操作されると、装置Bは図5の処理を起動し、開始通知メッセージを送信する(F901)。また装置Cは図5の処理を起動し、図6で説明した通信パラメータの受信処理を開始する(F902)。
開始通知メッセージを送信した装置Bは、CWを初期値より大きい値に変更し、ビーコンの送信頻度を削減する(F903)。
装置Aは開始通知メッセージを受信すると、CWを初期値より小さい値に変更し、ビーコンの送信頻度を増加(F904)させた後に、通信パラメータの提供処理を開始する(F905)。
装置Cは提供装置である装置Aを検出し、装置Aからネットワーク404での通信に必要な通信パラメータの提供を受ける(F906)。装置Cは受信した通信パラメータを利用してネットワーク404へ参加する(F907)。
装置Aは装置Cへ通信パラメータを提供後、完了通知メッセージを送信する(F908)。完了通知メッセージの送信後、装置AはCWを初期値に戻し、F905にて増加させたビーコンの送信頻度を元に戻す(F909)。
装置Bは完了通知メッセージを受信すると、表示部105を用いてユーザへ処理が完了したことを通知する(F910)。また、CWを初期値に戻し、F903にて削減したビーコンの送信頻度を元に戻す(F911)。
このように本実施の形態によれば、ネットワークに参加中の受信装置の設定ボタンが操作された場合であっても、当該受信装置が開始通知メッセージを送信することで、通信パラメータの提供処理を行うことができる。即ち、開始通知メッセージを受信した提供装置が提供処理を自動的に起動して、提供処理を実行することができる。そのため、ユーザはネットワークに参加中の機器の中から提供装置、受信装置を意識することなく、任意の装置を選択すれば、通信パラメータの提供を受けることができる。つまり、提供装置を選択すること無く、任意の機器の設定ボタンを操作することで、ネットワークへ新規に機器を追加することが可能となる。また、提供処理の終了後、増加させていたビーコンの送信頻度を元に戻すことにより、ビーコン送信による消費電力を低減することができる。なお、通信パラメータの提供処理開始後の直後にビーコンの送信頻度を元に戻せば、ビーコン送信による消費電力をより効率的に低減することができる。
上記説明では、受信装置である装置Bの設定ボタンが操作された場合について説明した。次に、提供装置である装置Aの設定ボタンが操作された場合について説明する。
図10は、提供装置の第2の提供動作を説明するフローチャート図である。提供装置の設定開始ボタンが操作されると、自動設定制御部209が該操作を検出し、図10の処理を開始する。
処理が開始されると、提供装置のビーコン制御部212はCWを初期値よりも小さな値に設定する(S1001)。このCWを初期値よりも小さな値に変更することで、提供装置による単位時間当たりのビーコンの送信頻度(送信割合)を増加させる(S1001)。
そして、提供装置は、図8にて説明した通信パラメータの提供処理を起動する(S1002)。
提供処理を起動すると、提供装置は、通信パラメータの自動設定が開始されたことを通知する開始通知メッセージをブロードキャスト送信する(S1003)。
提供装置は起動した提供処理がエラー終了する(S1007)か、受信装置への通信パラメータの提供を行い、提供が完了する(S1004)か、または他の装置からエラー通知又は完了通知メッセージを受信する(S1006、S1009)まで待機する。
提供処理が成功し、受信装置への通信パラメータの提供が完了した場合は(S1004)、提供装置は完了通知メッセージをブロードキャスト送信する(S1005)。
ステップ1005により完了通知メッセージを送信するか、または他の装置から完了通知メッセージを受信した(S1006)場合は、提供装置は表示部105を用いて処理完了をユーザに通知する(S1010)。
また、提供処理が失敗した場合は(S1007)、提供装置はエラー通知メッセージをブロードキャスト送信する(S1008)。
ステップ1008によりエラー通知メッセージを送信するか、または他の装置からエラー通知メッセージを受信した(S1009)場合は、提供装置は表示部105を用いて処理エラーをユーザに通知する(S1011)。
ステップS1010又はS1011の表示が終了すると、提供装置のビーコン制御部212はCWを初期値に再設定し、ステップS1001にて増加したビーコンの送信頻度を元に戻す(S1012)。なお、CWの初期値への再設定は、提供処理の開始後であれば、処理開始直後、提供処理完了後、エラー後のいつでもよい。処理開始後直後に再設定すれば、ビーコンを送信する頻度(回数)が低くなるので、ビーコン送信による消費電力をより効率的に低減することができる。また、ステップS1003にて送信した開始通知メッセージは、提供処理がエラー終了するか、または受信装置へ通信パラメータを提供するか、または他の装置から通知メッセージを受信するまで、繰り返し送信される。
図11は、ネットワークに参加中の受信装置(装置B)の動作を説明するフローチャート図である。受信装置が開始通知メッセージを受信すると、図11の処理が開始される。
受信装置の自動設定制御部309は、開始通信メッセージの受信を検出すると、ステップS1102〜S1105にて説明する通知処理の制限時間を経過したか否かを判定するためのタイマを起動する(S1101)。
そして、ビーコン制御部312はCWを初期値より大きい値に変更して設定し(S1102)、ビーコンの送信頻度(送信割合)を削減する。
そして、受信装置は提供装置から送信される完了通知メッセージまたはエラー通知メッセージを待ち受ける(S1103、S1104)。通知メッセージを受信すると、受信装置のビーコン制御部312はCWを初期値に再設定し、ステップS1102にて削減したビーコンの送信頻度を元に戻す(S1105)。
なお、ステップS1101にて設定したタイマが満了すると、受信装置はステップS1102〜S1105の処理を中止する。また、タイマ満了時にステップS1102にてビーコンの送信頻度が削減されていた場合は、ステップS1105と同様にビーコンの送信頻度を再設定する。
図12は、本実施形態における各装置の動作を説明するシーケンス図である。なお、装置Bは、装置Aから通信パラメータの提供を受け、該通信パラメータにより形成されるネットワーク404に既に参加している。また、装置Cは、まだ通信パラメータの提供を受けていない。
ユーザにより装置Aと装置Cの設定ボタンが操作されると、装置Aは図10の処理を起動し、ビーコンの送信頻度を増加(F1201)させた後に、通信パラメータの提供処理を開始する(F1203)。また装置Cは図5の処理を起動し、通信パラメータの受信処理を開始する(F1202)。
装置Aは提供処理を起動後、開始通知メッセージを送信する(F1204)。
開始通知メッセージを受信した装置Bは、ビーコンの送信頻度を削減する(F1205)。提供装置(装置A)がビーコンの送信頻度を増加させ、受信装置(装置B)がビーコンの送信頻度を削減することにより、新規に参加する受信装置(装置C)が提供装置をより短時間に検出することが可能となる。
装置Cは提供装置である装置Aを検出し、装置Aからネットワーク404での通信に必要な通信パラメータを提供される(F1206)。装置Cは受信した通信パラメータを利用してネットワーク404へ参加する(F1207)。
装置Aは装置Cへ通信パラメータを提供後、完了通知メッセージを送信する(F1208)。送信後、装置Aは表示部105を用いてユーザへ処理が完了したことを通知し(F1209)、その後、装置AはF1201にて増加させたビーコンの送信頻度を元に戻す(F1210)。装置Bは完了通知メッセージを受信すると、F1205にて削減したビーコンの送信頻度を元に戻す(F1211)。
このように、設定ボタンが操作された提供装置が開始通知メッセージを送信することで、ネットワークへ新規に追加する受信装置が、提供装置をより速やかに発見することが可能となる。
なお、装置Aが他の処理を優先して実行するために、通信パラメータを提供する処理を起動しない場合も考えられる。この場合、装置Aは設定ボタンが操作された後に図5のステップS502〜S510と同様の処理を実行する。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、これは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施例のみに限定する趣旨ではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で、実施形態は種々に変形することが可能である。
上記各実施形態では、提供装置による単位時間当たりのビーコンの送信回数を他の装置よりも多くするために、CWの値を変更する例について説明したが、提供装置が他の装置よりもビーコンの送信回数を多くできるのであれば、他のパラメータを用いてもよい。例えば、ビーコンの送信間隔(ビーコン周期)を変更できるのであれば、提供装置においてビーコンの送信間隔を小さくすることによって、単位時間当たりにビーコンの送信回数を多くすることができる。
また、装置Bの設定ボタンが操作された場合は、提供装置(装置A)が開始通知メッセージを受信する場合について説明したが、通信パラメータを受信する機能を有する装置が、開始通知メッセージを受信する場合も考えられる。この場合、開始通知メッセージを受信した通信パラメータを受信する機能を有する装置は、図11にて説明した処理を実行しても良い。これにより、ネットワーク中に提供装置が複数存在する場合に、ネットワーク新規に参加する受信装置が提供装置をより速やかに検出することが可能となる。
また、装置Aの設定ボタンが操作された場合は、受信装置(装置B)が開始通知メッセージを受信する場合について説明したが、通信パラメータを提供する機能を有する装置が、開始通知メッセージを受信する場合も考えられる。この場合、開始通知メッセージを受信した通信パラメータを提供する機能を有する装置は、図7にて説明した処理を実行し、通信パラメータの提供処理を起動しても良い。これにより、ネットワーク中に提供装置が複数存在することで、ネットワーク新規に参加する受信装置が提供装置をより速やかに検出することが可能となる。
上記説明では、CWの変更は初期値より大きくする、又は小さくすると説明した。この変更は、各装置のCWの初期値が同一とは限らないため、変更可能な範囲内での最小値(CWmin)又は最大値(CWmax)に変更すれば、ビーコンの送信頻度(回数)をより確実に変更できる。また、開始通知メッセージは、通信パラメータの自動設定が開始されたことを通知するメッセージとして説明した。しかしながら、開始通知メッセージは、設定ボタン106が操作されたことを通知するメッセージ、提供装置が他の受信装置に通信パラメータを提供できるようにするためのメッセージと言い換えることもできる。
また、上記説明はIEEE802.11準拠の無線LANを例に説明した。しかしながら、本発明は、ワイヤレスUSB、MBOA、Bluetooth(登録商標)、UWB、ZigBee等の他の無線媒体において実施してもよい。また、有線LAN等の有線通信媒体において実施してもよい。
ここで、MBOAは、Multi Band OFDM Allianceの略である。また、UWBは、ワイヤレスUSB、ワイヤレス1394、WINETなどが含まれる。
また、通信パラメータとしてネットワーク識別子、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵を例にしたが、他の情報であってもよいし、他の情報も通信パラメータには含まれるようにしてもよいことは言うまでも無い。
本発明は前述の機能を実現するソフトウェアのコンピュータプログラムコードを記録した記録媒体をシステム又は装置に供給し、システム又は装置のコンピュータ(CPU、MPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。OSとは、Operating Systemの略である。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。
装置を構成するブロック図 本発明の実施形態における提供装置内のソフトウェア機能ブロック図 本発明の実施形態における受信装置内のソフトウェア機能ブロック図 本発明の実施形態におけるネットワーク構成図 実施形態1における通信パラメータ受信装置の通知動作を表すフローチャート図 実施形態1における通信パラメータ受信装置の通信パラメータ受信動作を表すフローチャート図 実施形態1における通信パラメータ提供装置の通知動作を表すフローチャート図 実施形態1における通信パラメータ提供装置の通信パラメータ提供動作を表すフローチャート図 実施形態1における装置A、装置B、装置Cの動作を表すシーケンス図 実施形態2における通信パラメータ提供装置の通知動作を表すフローチャート図 実施形態2における通信パラメータ受信装置の通知動作を表すフローチャート図 実施形態2における装置A、装置B、装置Cの動作を表すシーケンス図
符号の説明
201 提供装置
202 通信パラメータ自動設定機能ブロック
203 パケット受信部
204 パケット送信部
205 検索信号送信部
206 検索信号受信部
207 ネットワーク制御部
208 通信パラメータ提供部
209 自動設定制御部
210 設定通知制御部
211 表示制御部
212 ビーコン制御部
301 受信装置
302 通信パラメータ自動設定機能ブロック
303 パケット受信部
304 パケット送信部
305 検索信号送信部
306 検索信号受信部
307 ネットワーク制御部
308 通信パラメータ受信部
309 自動設定制御部
310 設定通知制御部
311 表示制御部
312 ビーコン制御部

Claims (17)

  1. 通信装置であって、
    通信パラメータを提供する提供装置から通信パラメータの提供を受ける受信装置として動作する受信手段と、
    ネットワークへ参加中か否かを判定する判定手段と、
    通信パラメータの提供又は受信を指示するユーザの操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記操作が検出された場合に、前記判定手段による判定の結果に応じて、前記提供装置が他の受信装置に通信パラメータを提供できるようにするためのメッセージを送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記ネットワークに参加中であると前記判定手段により判定されると、前記送信手段により前記メッセージを送信し、参加中でないと判定されると、前記受信手段により前記受信装置として動作するよう制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記メッセージを送信した場合に、前記通信装置による報知信号の単位時間当たりの送信回数が、前記他の通信装置よりも少なくなるように、報知信号の単位時間当たりの送信回数を決定するためのパラメータを変更する設定手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記他の通信装置から通信パラメータの送受信の結果の通知を受信した場合に、前記設定手段により変更された前記パラメータを、変更前の状態に戻す再設定手段と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記メッセージを受信した場合に、前記通信装置による報知信号の単位時間当たりの送信回数が、前記他の通信装置よりも少なくなるように、報知信号の単位時間当たりの送信回数を決定するためのパラメータを変更する変更手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記他の通信装置から通信パラメータの送受信の結果の通知を受信した場合に、前記変更手段により変更された前記パラメータを、変更前の状態に戻す手段を有することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記他の通信装置から通信パラメータの送受信の結果の通知を受信した場合に、受信した前記結果に基づいて、通信パラメータの送受信の結果をユーザに通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 通信パラメータの提供又は受信をユーザが指示するためのボタンを有し、
    前記検出手段は、前記ボタンのユーザによる操作を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 通信装置であって、
    通信パラメータの提供又は受信を指示するユーザの操作を検出する検出手段と、
    通信パラメータの提供を受ける受信装置に、通信パラメータを提供する提供装置として動作する提供手段と、
    ネットワークに既に参加中であり、ユーザにより通信パラメータの提供が指示された第1の通信装置から送られた、前記提供装置としての動作の開始を要求するメッセージを受信する受信手段と、を有し、
    前記提供手段は、前記受信手段により前記メッセージが受信され、かつ、前記ネットワークに参加しようとする第2の通信装置から要求されると、前記第2の通信装置が前記ネットワークに参加するための通信パラメータを前記第2の通信装置に提供することを特徴とする通信装置。
  10. 前記メッセージを受信した場合に、前記通信装置による報知信号の単位時間当たりの送信回数が、前記他の通信装置よりも多くなるように、報知信号の単位時間当たりの送信回数を決定するためのパラメータを変更する設定手段を有することを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
  11. 前記提供手段による前記通信パラメータの提供が完了した場合、又は、前記提供手段による前記通信パラメータの提供がエラーにより終了した場合、又は、通信パラメータの送受信の完了を通知するメッセージを受信した場合、又は、通信パラメータの送受信のエラーを通知するメッセージを受信した場合に、前記設定手段により変更された前記パラメータを、前記設定手段による変更前の状態に戻す再設定手段を有することを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記提供手段による前記通信パラメータの提供が完了した場合、又は、前記提供手段による前記通信パラメータの提供がエラーにより終了した場合、又は、通信パラメータの送受信の完了を通知するメッセージを受信した場合、又は、通信パラメータの送受信のエラーを通知するメッセージを受信した場合に、通信パラメータの送受信の結果をユーザに通知する通知手段を有することを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 通信パラメータの提供又は受信をユーザが指示するためのボタンを有し、
    前記提供手段は、前記ボタンの操作を検出し、かつ、前記ネットワークに参加しようとする第2の通信装置から要求されると、前記第2の通信装置が前記ネットワークに参加するための通信パラメータを前記第2の通信装置に提供することを特徴とする請求項9乃至請求項12のいずれか1項に記載の通信装置。
  14. 通信装置の制御方法であって、
    通信パラメータの提供又は受信を指示するユーザの操作を検出された場合に、ネットワークへ参加中か否かの判定の結果に応じて、通信パラメータを提供する提供装置から前記通信パラメータの提供を受けるための処理を行う受信工程と、
    通信パラメータの提供又は受信を指示する操作を検出された場合に、ネットワークへ参加中か否かの判定の結果に応じて、通信パラメータを提供する提供装置が他の受信装置に通信パラメータを提供できるようにするためのメッセージを送信する送信工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  15. 通信装置の制御方法であって、
    通信パラメータの提供又は受信を指示するユーザの操作を検出する検出工程と、
    前記検出工程において前記操作を検出した場合に、通信パラメータの提供を受ける受信装置に通信パラメータを提供する提供装置として動作する第1の提供工程と、
    ネットワークに既に参加中であり、ユーザにより通信パラメータの提供が指示された第1の通信装置から送られた、前記提供装置としての動作の開始を要求するメッセージを受信する受信工程と、
    前記受信工程において前記メッセージが受信され、かつ、前記ネットワークに参加しようとする第2の通信装置から要求されると、前記第2の通信装置が前記ネットワークに参加するための通信パラメータを前記第2の通信装置に提供する第2の提供工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  16. 請求項14又は請求項15に記載の制御方法を、コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  17. コンピュータにより読み出し可能であり、請求項16のコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体。
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