JP2013515392A - 送信指向性を設定して通信する装置、システム及び方法 - Google Patents

送信指向性を設定して通信する装置、システム及び方法 Download PDF

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Abstract

実施形態は、設定されたアンテナ指向性を用いて通信するデバイス、システム、及び/又は方法を含む。例えば、無線通信デバイスの無線通信ユニットは、ビーコンに基づいて他の無線通信デバイスを検出し、ビーコンに基づいて、他の無線通信デバイスと通信する指向性無線送信方式を設定し、指向性無線送信方式を用いて他の無線通信デバイスと無線通信リンクを確立する無線通信ユニットを有する。他の実施形態は説明し請求項に記載した。

Description

モバイルパーソナルデバイス及びハンドヘルドデバイスの普及と、その機能の大幅な向上により、ピアツーピア(P2P)ネットワークなどの多くの新しいタイプの使用方法や接続方法が急速に発展している。クライアント局(STA)が専用アクセスポイント(AP)や基地局(BS)に接続する従来のWiFiアプリケーションやセルラーアプリケーションに対して、P2Pネットワークは、すなわちどのSTAも専用AP/BSを必要とせずに、他のSTAに接続できる「アドホック」性を特徴としている。P2Pネットワークは、例えばワイヤレスディスプレイ、シンク&ゴー、ワイヤレスコンピューティング(ワイヤレスUSBとPCIeを含む)、その他の多くのアプリケーションなど、いろいろな新しいアプリケーションを進展させている。
P2Pネットワーキングを実現する重要な機能には、デバイスディスカバリ、認証(プロビジョニング)、及びグループ形成がある。こうした問題を解決するため、WiFiアライアンス(WFA)は、2.4ギガヘルツと5ギガヘルツ帯などの既存のWiFi仕様に加えて、P2Pグループ動作モードのための「P2Pグループ」仕様書を規定した。
デバイスディスカバリを実現するため、WFA P2P仕様は、802.11仕様などにより利用できるプローブリクエスト/レスポンスフレームに依存している。例えば、STA Aはプローブリクエストフレームをブロードキャストして、そのブロードキャスティングレンジ(broadcasting range)に他のSTAがいないかサーチする。STA Bは、STA Aからのプローブリクエストを受信すると、STA Aに宛てたユニキャストプローブレスポンスを送り返す。STA Aは、プローブレスポンスを受信すると、STA BにAcknowledgmentフレーム(ACK)を送り返し、プローブレスポンスフレームの受信をアクノレッジする。
STA AとSTA Bは違う時には違うソーシャルチャネルに同調するので、WFA P2P仕様は、例えば、2.4ギガヘルツ帯域のチャネル1、6及び11がP2Pディスカバリのソーシャルチャネルに用いられると規定している。言い換えると、P2Pディスカバリを試みるSTAは、少数のソーシャルチャネルのみにプローブリクエストとプローブレスポンス手順を限定し、それによりデバイスディスカバリ時間を短くしている。
しかし、例えば60ギガヘルツ帯などの周波数が高い通信帯域に適用すると、WFA P2P仕様のP2Pディスカバリ手順は非効率的になる。例えば60ギガヘルツ帯域などの高周波数帯域での通信は指向的であり、STAはN方向(例えば、64方向まで)をサポートできるので、各プローブリクエスト/レスポンスフレームの送信はN回まで行わなければならない。この手順には少し欠点がある。
第1に、各プローブリクエスト/レスポンスフレーム送信の有効データレートが、例えば1Mbps未満に、大幅に低下する。これはスペクトル利用の点で非効率であり、不要な干渉を生じ、ディスカバリ時間を大幅に長くする可能性がある。
第2に、受信STAは、プローブレスポンスフレームを受信するとすぐに、例えば所定のSIFS(short interframe space)後に、ACKフレームで応答しなければならない。ACK応答を処理する既存の方法が2つある。
一方法では、ACKは、送信機がN回のプローブレスポンスフレーム送信をすべて完了した後に送信される。非効率的ではある点はさておき、この方法は、受信局に「なりすまして」ACKフレームを生成・送信するのに十分な時間(この時間は一般的なSIFSよりもずっと長い)をハッカーに与えるため、セキュリティの脅威を生じる。
他の一方法では、各プローブレスポンスを送信した後、STA Bは、SIFS期間を待って、STA AからACKを受信する。STA Bは、STA AからACKを受信しないと、他の方向にプローブリクエストを送信する。この手順はSTA BがACKを受信するまで繰り返される。この方法により、ディスカバリに要する平均送信回数は減少するかも知れない。しかし、SIFSオーバーヘッドのため、平均ディスカバリ時間と最悪ケースディスカバリ時間が両方とも、N方向のすべてに順次送信するディスカバリ時間よりも長くなる。
60ギガヘルツ帯などの高周波数帯域でプローブ信号を送信することにより近くのデバイスを検出し、通信を開始することには、第2のSTAを検出するまで、(「スイーピング」としても知られる)異なる方向にSTAがプローブリクエストを繰り返し送信することを含む。できるだけ多くの情報を送信し、冗長な送信を避けるために、長いプローブを送信することが好ましいかも知れない。しかし、STAが長いプローブ、例えば大量のデータを担うプローブを送信すると、ディスカバリ時間が冗長になる。
説明を単純かつ明確にするため、図に示した要素は必ずしもスケール通りには描いていない。例えば、説明を明確にするため、一部の要素の大きさを他の要素の大きさより誇張する場合もある。さらに、対応または類似する要素を示すため、複数の図面で同じ参照番号を用いた。図を以下に列記する。
実施形態によるシステムを示すブロック図である。 実施形態によるビーコンフレームの一例を示す図である。 実施形態による指向性ワイヤレス通信の確立方法を示すフローチャートである。 実施形態による製品を示す図である。
以下の詳細な説明では、実施形態をよく理解してもらうために、具体的な詳細事項を多数記載する。しかし、当業者には言うまでもなく、実施形態によってはこれらの詳細事項がなくても実施することができる。他の場合には、本開示を分かりにくくしないように、周知の方法、手順、コンポーネント、ユニット、及び/又は回路は詳細には説明していない。
「処理」、「コンピューティング」、「計算」、「決定」、「確立(establishing)」、「分析」、「チェック」などの用語を用いた説明は、コンピュータのレジスタやメモリ内の物理量(例えば電子的量)として表されるデータを操作する、及び/または同様に動作やプロセスを実行する命令を記憶できる、そのコンピュータのレジスタやメモリその他の情報記憶媒体内の物理量として表される他のデータに変換する、コンピュータ、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングシステム、その他の電子的コンピューティングデバイスの動作及び/またはプロセスを言う。
実施形態はいろいろなデバイスやシステムと共に用いることができる。例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ハンドヘルドPDAデバイス、オンボードデバイス、オフボードデバイス、ハイブリッドデバイス、車両デバイス、非車両デバイス、モバイル又はポータブルデバイス、コンシューマデバイス、非モバイル・非ポータブルデバイス、無線通信局、無線通信デバイス、無線アクセスポイント(AP)、有線又は無線ルータ、有線又は無線モデム、ビデオデバイス、オーディオデバイス、オーディオビデオ(A/V)デバイス、セットトップボックス(STB)、ブルーレイディスク(BD)プレーヤ、BDレコーダ、デジタルビデオディスク(DVDプレーヤ)、高精細(HD)DVDプレーヤ、DVDレコーダ、HD DVDレコーダ、パーソナルビデオレコーダ(PVR)、放送HDレシーバ、ビデオソース、オーディオソース、ビデオシンク、オーディオシンク、ステレオチューナ、放送ラジオレシーバ、フラットパネルディスプレイ、パーソナルメディアプレーヤ(PMP)、デジタルビデオカメラ(DVC)、デジタルオーディオプレーヤ、スピーカ、オーディオレシーバ、オーディオアンプ、ゲームデバイス、データソース、データシンク、デジタルスチルカメラ(DSC)、有線又は無線ネットワーク、無線エリアネットワーク、無線ビデオエリアネットワーク(WVAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線LAN(WLAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、無線PAN(WPAN)、既存のIEEE 802.11 (IEEE 802.11-1999: Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications), 802.11a, 802.11b, 802.11g, 802.11h, 802.11j, 802.11e, 802.16, 802.16d, 802.16e, 802.16f標準(「IEEE 802 standards」)及び/又は802.11adを含むその将来のバージョン及び/又は派生標準により動作するデバイス及び/又はネットワーク、既存の無線ギガビットアライアンス(WGA)及び/又は無線HD(商標)仕様及び/又はその将来バージョン及び/又は派生標準により動作するデバイス及び/又はネットワーク、上記ネットワークの一部であるユニット及び/又はデバイス、一方向及び/又は双方向無線通信システム、セルラー無線電話通信システム、セルラー電話、無線電話、パーソナル通信システム(PCS)デバイス、無線通信デバイスを組み込んだPDAデバイス、モバイル又はポータブルのグローバルポジショニングシステム(GPS)デバイス、GPSレシーバ又はトランシーバ又はチップを組み込んだデバイス、RFID要素又はチップを組み込んだデバイス、Multiple Input Multiple Output (MIMO)トランシーバ又はデバイス、Single Input Multiple Output (SIMO)トランシーバ又はデバイス、Multiple Input Single Output (MISO)トランシーバ又はデバイス、1つ以上の内部アンテナ及び/又は外部アンテナを有するデバイス、デジタルビデオブロードキャスト(DVB)デバイス又はシステム、マルチスタンダード無線デバイス又はシステム、有線又は無線ハンドヘルドデバイス(例えば、ブラックベリー、パームトレオ)、無線アプリケーションプロトコル(WAP)デバイスなどと共に用いることができる。
実施形態は、1つ以上のタイプの無線通信信号及び/又はシステムと共に用いてもよい。例えば、ラジオ周波数(RF)、赤外線(IR)、周波数分割多重(FDM)、直交FDM(OFDM)、時分割多重(TDM)、時分割多重アクセス(TDMA)、拡張TDMA(E−TDMA)、ジェネラルパケットラジオサービス(GPRS)、拡張GPRS、符号分割多重アクセス(CDMA)、ワイドバンドCDMA(WCDMA)、CDMA2000、シングルキャリアCDMA、マルチキャリアCDMA、マルチキャリア変調(MDM)、離散マルチトーン(DMT)、ブルートゥース(登録商標)、グローバルポジショニングシステム(GPS)、WiFi、WiMax、ZigBee(商標)、ウルトラワイドバンド(UWB)、グローバルシステムフォーモバイル通信(GSM(登録商標))、2G、2.5G、3G、3.5G、エンハンスドデータレートフォーGSM(登録商標)エボリューション(EDGE)などと共に用いることができる。他の実施形態は他のいろいろなデバイス、システム、及び/又はネットワークで用いることができる。
ここで、「無線デバイス」との用語は、例えば、無線通信が可能なデバイス、無線通信が可能な通信デバイス、無線通信が可能な通信局、無線通信が可能なポータブル又は非ポータブルデバイスなどを含む。ある実施形態では、無線デバイスはコンピュータと一体となった周辺装置、又はコンピュータに取り付けられた周辺装置であっても、それを含んでもよい。ある実施形態では、「無線デバイス」との用語は、任意的に無線サービスを含む。
ここで、「スイーピング」又は「スイーピングモード」とは、例えば、送信デバイスとの通信範囲内にいる他の無線デバイスをディスカバ又は検出するために、無線デバイスから複数の方向に信号を繰り返し送信することを含む。スイーピングは、例えば、異なる方向に通信信号を送信して、送信範囲内の通信デバイスからの応答を待つことを含む。「全方向スイーピング」は、例えば、与えられた一式の方向のすべての方向に順次信号を送信し、デバイスの送信レンジ内のほぼ連続したエリアをカバーし、すべての送信を終えてから、その信号を受信した1つ以上のデバイスからの応答を待つことを含む。「選択的スイーピング」は、順次異なる方向に信号を送信し、各送信後に応答を待つことを含む。このモードでは、各送信後の所定時間内に応答を受信しないと、送信デバイスは、他の方向に送信し、1つ以上のデバイスから応答を受信するまで、その後も同様である。応答を受信すると、選択的スイーピングプロセスは終了する。
ここで、「ビーコン」との用語は、例えば、デバイスのディスカバリを目的として、デバイスの所在の検出又は通知を目的として送信される、何らかのタイプの通信パケットを含む。例えば、ビーコンは複数回送信され、各送信されたビーコンは1つ以上のフレームを含む。各ビーコンフレームは、他の通信デバイスのディスカバリを開始するのに十分な情報を含む。
ここで、「ランダム」との用語は、例えば、擬似ランダム、予測不能、及び/又は偶然を含む。ここで、「ランダム」との用語は、例えば、アイテムや数であって、秩序がないもの、パターンが無いように見えるもの、予測可能性が無いもの、予測可能性が無いように見えるもの、決まったパターンが無いもの、偶然のもの又は偶然に見えるもの、出力が記述可能なパターンや決定論的パターンに従わないプロセスにより生成又は作成されるもの、決定論的規則に従わないもの、決定論的規則に従わないように見えるもの、カオス的又はでたらめに見えるものなどに関する。
ある実施形態は、無線エリアネットワーク、「piconet」、WPAN、WVAN、無線ローカルエリアネットワークなどの限定範囲の又はショートレンジの無線通信ネットワークと共に用いることができる。
ここで図1を参照するに、実施形態によるシステム100を示すブロック図である。
ある実施形態では、システム100のデバイスは、無線チャネル、IRチャネル、RFチャネル、ワイヤレスフィデリティ(WiFi)チャネルなどの無線通信リンクにより、コンテンツ、データ、情報、及び/又は信号を通信できる。システム100のデバイスは、任意的に、好適な有線通信リンクにより通信することができる。
図1に示したように、ある実施形態では、システム100は、互いに無線通信してデータを転送する2つ以上のデバイスを含む。
ある実施形態では、システム100は、無線通信デバイス106及び/又は102を含む。このうち一方又は両方は、システム100の他のデバイス(例えば、デバイス102)との間で、無線通信信号を送受信できる無線通信ユニット(例えば、デバイス106のユニット108)を含む。
ある実施形態では、無線通信デバイス106及び/又は102は、例えば、PC、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ハンドヘルドデバイス、PDAデバイス、ハンドヘルドPDAデバイス、オンボードデバイス、オフボードデバイス、ハイブリッドデバイス(例えば、セルラー電話機能をPDAデバイス機能と組み合わせたもの)コンシューマデバイス、車両デバイス、非車両デバイス、モバイル又はポータブルデバイス、非モバイル又は非ポータブルデバイス、セルラー電話、PCSデバイス、無線通信デバイスを組み込んだPDAデバイス、モバイル又はポータブルGPSデバイス、DVBデバイス、比較的小型のコンピューティングデバイス、非デスクトップコンピュータ、「Carry Small Live Large」(CSLL)デバイス、ウルトラモバイルデバイス(UMD)、ウルトラモバイルPC(UMPC)、モバイルインターネットデバイス(MID)、「Origami」デバイス又はコンピューティングデバイス、Dynamically Composable Computing (DCC)をサポートするデバイス、コンテクストアウェアデバイス、ビデオデバイス、オーディオデバイス、A/Vデバイス、STB、BDプレーヤ、BDレコーダ、DVDプレーヤ、HD DVDプレーヤ、DVDレコーダ、HD DVDレコーダ、PVR、放送HDレシーバ、ビデオソース、オーディオソース、ビデオシンク、オーディオシンク、ステレオチューナ、放送ラジオレシーバ、フラットパネルディスプレイ、PMP、DVC、デジタルオーディオプレーヤ、スピーカ、オーディオレシーバ、ゲーミングデバイス、オーディオアンプ、データソース、データシンク、DSC、メディアプレーヤ、スマートホン、テレビジョン、ミュージックプレーヤなどを含む。
ある実施形態では、デバイス106及び/又は102は、プロセッサ120、入力ユニット112、出力ユニット114、メモリユニット118、記憶ユニット116、乱数ジェネレータ122を含む。デバイス106は、任意的に、他の好適なハードウェアコンポーネント及び/又はソフトウェアコンポーネントを含む。ある実施形態では、デバイス106のコンポーネントの一部又は全部は、共通のハウジング又はパッケージングに入れられ、有線又は無線のリンクを用いて相互接続又は動作可能に関連付けされている。他のある実施形態では、デバイス106のコンポーネントは、複数又は別途のデバイス又は場所に分散していてもよい。
プロセッサ120は、例えば、中央処理ユニット(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、プロセッサコア、シングルコアプロセッサ、デュアルコアプロセッサ、マルチコアプロセッサ、マイクロプロセッサ、ホストプロセッサ、コントローラ、複数のプロセッサやコントローラ、チップ、マイクロチップ、回路、電気回路、ロジックユニット、集積回路(IC)、特定用途IC(ASIC)、他の好適な汎用又は特定用途プロセッサやコントローラを含む。プロセッサ120は、例えば、デバイス106のオペレーティングシステム(OS)の、及び/又は好適なアプリケーションの命令を実行する。
入力ユニット112は、例えば、キーボード、キーパッド、マウス、タッチパッド、トラックボール、スタイラス、マイクロホン、及び/又はその他の好適なポインティングデバイスや入力デバイスを含む。出力ユニット114は、例えば、モニタ、スクリーン、フラットパネルディスプレイ、陰極線管(CRT)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、LEDディスプレイ、プラズマディスプレイユニット、オーディオスピーカやイヤホン、その他の好適な出力デバイスを含む。
メモリユニット118は、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、フラッシュメモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、キャッシュメモリ、バッファ、短期メモリユニット、長期メモリユニット、その他の好適なメモリユニットを含む。記憶ユニット116は、例えば、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)ドライブ、CD−ROMドライブ、DVDドライブ、又はその他の好適なリムーバブル又は非リムーバブルな記憶ユニットを含む。メモリユニット118及び/又は記憶ユニット116は、例えば、デバイス106により処理されたデータを記憶する。
乱数ジェネレータ122は、パターンをまったく有しておらず、すなわちランダムに見え、通信パケットの送信間の時間をランダム化するのに用いられる一連の数又はシンボルを生成できる計算ユニット又は物理ユニットを含む。
ある実施形態では、無線通信ユニット108は、無線通信信号、RF信号、フレーム、ブロック、送信ストリーム、パケット、メッセージ、特定データアイテム、及び/又はその他のタイプの通信データを送受信できる無線トランスミッタ、レシーバ、及び/又はトランシーバを含む、又はその一部である。例えば、無線通信ユニット108は、例えば、無線ネットワークインタフェースカード(NIC)などの好適な無線通信デバイスを含む、又はその一部として実施できる。
無線通信ユニット108は、アンテナ110を含む、又はそれに関連付けられている。アンテナ110は、例えば、内部及び/又は外部RFアンテナ、ダイポールアンテナ、モノポールアンテナ、全方向アンテナ、スイッチドビームアンテナ、フェーズドアレイアンテナ、エンドフェッドアンテナ、円偏波アンテナ、マイクロストリップアンテナ、ダイバーシティアンテナ、その他の、無線通信信号、ブロック、フレーム、送信ストリーム、パケット、メッセージ及び/又はデータの送受信に好適なタイプのアンテナを含む。
ある実施形態では、デバイス106は、例えば、以下に説明するように、無線通信デバイスに任意のサイズのプローブリクエストを送信する前に、その無線通信デバイス(例えば、デバイス102)と指向性無線通信リンクを確立することができる。
ある実施形態では、デバイス106の無線通信ユニット108は、ディスカバリ信号(例えば、ビーコン)を送受信して、他の無線通信デバイスを検出することができる。ある実施形態では、無線通信ユニット108は、以下に説明するように、他の無線通信デバイス(例えば、デバイス102)と通信を開始するために、複数の方向にビーコンを送信する。
ある実施形態では、無線通信ユニット108は、他の無線通信デバイス(例えば、デバイス102)により送信されたビーコンを受信でき、受信したビーコン(アイデンティフィケーションビーコンとも呼ぶ)により、その無線通信デバイスを検出できる。ある実施形態では、他の通信デバイス(例えば、デバイス102)からユニット108が受信するビーコンは、ユニット108から送信された検出ビーコン(detection beacons)に応じてそのデバイスにより送信される。他のある実施形態では、ユニット108は、他のデバイスにより独立して送信されたビーコンに基づき、そのデバイスを検出できる。ある実施形態では、デバイス102により送信されるビーコンはセクタスイープフレーム(sector sweep frames)を含む。ある実施形態では、例えば、上記の通り、スイーピングモードにおいて、セクタスイープフレームを送信する。セクタスイープフレームは、他のデバイス(例えば、デバイス106)にデバイス102と指向的に通信するアンテナパターンを設定させる情報を含む。
ある実施形態では、上記の通り、及び以下に説明するように、無線通信ユニット108は、例えば、ビーコンの受信又は交換によりデバイス102を検出した後、例えば、デバイス102の方向において効率的に信号を送受信するようにアンテナ110を設定することにより、デバイス102と通信する指向的無線送信方式を設定する。デバイス106は、例えば前述の通り、ビームフォーミング手法を用いて、アンテナ110を設定できる。例えば、無線通信ユニット108は、デバイス102からビーコンを受信すると、デバイス102から受信したビーコンに含まれる情報に基づいてデバイス102の方向を特定し、以下に説明するように、デバイス102に応答する。
ある実施形態では、デバイス106及び/又はデバイス102は、本技術分野で知られた任意のビームフォーミングプロトコルを用いて、例えば、好適な通信セクタを選択することにより、及び/又はフェーズドアレイアンテナのアンテナ要素に異なる位相を設定することにより、それぞれのアンテナを設定できる。
ある実施形態では、デバイス106は、スイーピングモードで動作し、例えば、デバイス106はセクタスイープフレームを送信する。このフレームにより、デバイス102は、デバイス106の方向を特定し、自分のアンテナパターンをデバイス106との指向性通信のために設定する。これらの実施形態の一部では、デバイス102がデバイス106からセクタスイープフレームを受信すると、デバイス102と106の両方は、自分の方向を決定し、デバイス102と106との間で指向性通信をするのに好適な指向性アンテナパターンを設定するのに十分な情報を有する。
ある実施形態では、アンテナセクタ及び/又はビーコンに含まれる方向情報に基づいてデバイス102の方向を特定した後、しかしデバイス106と102の間に通信リンクを完全に確立する前に、無線通信ユニット108は、例えば本技術分野で知られたビームフォーミング手法を用いて、デバイス102と通信するのに好適な指向性無線送信方式を設定できる。そのため、デバイス102と106の間に無線通信リンクを確立するプロセスは、指向性送信モードに進む。これは、先行技術のデバイスと対照的である。先行技術のデバイスでは、無線デバイス間で無線通信リンクを確立するプロセス全体は、スイーピングモード又は全方位送信モードで行われる。これにより、例えば、通信リンクが得られるまで、異なる方向に一連の長いプローブリクエストを送信することにより、多量のデータが多数回送信される。
ある実施形態では、指向性送信方式が設定されると、無線通信ユニット108は、例えば、詳しく前述したように、指向性無線送信方式を用いて、デバイス106と102の間に無線通信リンクを確立できる。例えば、ある実施形態では、ユニット108は、デバイス102と通信する好適な指向性送信方式を設定した後、指向性無線送信方式を用いて、デバイス102に指向的にプローブリクエストを送信し、及び/又はデバイス102は、デバイス106にプローブレスポンス又は他の識別信号(identifying signal)を送信できる。指向性無線送信方式の利用を除くと、無線通信リンクの確立(例えば、プローブリクエストとプローブレスポンスを用いたもの)は、本技術分野で知られたプロトコルで行われる。
ここで図2を参照するに、ある実施形態によるビーコンフレームの一例を示す図である。
ある実施形態では、ビーコンフレーム200は、フレームコントロールフィールド202、デュレーションフィールド204、レシーバアドレス(RA)フィールド206、ボディセクション208、及びフレームチェックシーケンス(FCS)フィールド210を含む。ビーコンフレーム200は、60ギガヘルツ周波数帯で、又は指向性通信を必要とする他の高周波数レンジで送信されるミリメートル波ビーコンのフレームである、又はそれを含む。
ある実施形態では、無線通信デバイス106により送信されるビーコンは、ビーコンフレーム(例えば、ビーコンフレーム200)を含む。ある実施形態では、ビーコンの送信は、異なる方向における2つ以上のビーコンフレームの同時の又は順次の送信を言う。
ある実施形態では、ビーコンフレームのシーケンスは、スイーピングモードで送信される。すなわち、ビーコンフレーム200及び/又は同様のビーコンフレームが異なる方向に繰り返し送信される。
ある実施形態では、ボディセクション208はビーコンインターバル(BI)フィールド212とディテクションモードフィールド214とを含む。
複数のビーコンフレームを集合的に又は別々に「ビーコン」と呼ぶが、ある実施形態では、ビーコンフレーム200は、この複数のビーコンフレームの一部として送信される。ビーコンに含まれる各ビーコンフレームのビーコンインターバル(BI)フィールド212の値は、一連のビーコン中、カレントビーコンの送信と後続のビーコンの送信との間の時間間隔を示す。例えば、BIフィールド212の値が2ミリ秒(ms)ということは、連続する次のビーコンが、カレントビーコンの送信後、2msで、デバイス106(図1参照)により送信されることを示す。カレントビーコンはビーコンフレーム200と同じ又は同様なビーコンフレームを含む。
ある実施形態では、ディテクションモードフィールド214は、以下に説明するように、ビーコンフレーム200が他の無線通信デバイスを検出しようと試みている無線通信デバイスから送信されたことを示す第1の所定値、又はビーコンフレーム200が無線通信ネットワークのネットワークコントローラにより送信されたことを示す第2の所定値を有する。
図1に戻り、ある実施形態では、デバイス106の無線通信ユニット108は、スイーピングモードで検出ビーコンの多方向シーケンス、すなわち多方向に順次送信される複数のビーコンを送信し、少なくとも以下の手順のうちの一つに基づき他の無線通信デバイス(例えば、デバイス102)を検出することができる。
デバイス106は、検出ビーコンを送信した後、無線通信デバイス(例えば、無線通信デバイス102)を識別するレスポンスビーコンを受信する。例えば、デバイス106は、ビーコンフレーム200(図2)を含むビーコンを送信した後、デバイス102から受信するレスポンスビーコンに基づいて、デバイス102を検出できる。レスポンスビーコンは、デバイス102と106に指向性送信方式により、例えばビームフォーミング手法を用いて、自分のアンテナを設定させ、指向性送信を利用してデバイス間の指向性通信リンクを確立させる情報を含む。
ある実施形態によると、レスポンスビーコンは、例えば、上で説明したような、セクタスイープフレームを含む。
追加的に又は代替的に、ある実施形態では、デバイス106は、他のデバイスにより独立に送信された、すなわちユニット108により送信された検出ビーコンに応じてではなく送信されたビーコンに基づき、他の無線通信デバイスを検出できる。例えば、デバイス106は、デバイス102により自発的に送信された、すなわちデバイス106により送信されたビーコンに応じてではなく送信されたビーコンに基づいて、デバイス102を検出する。
ある実施形態では、2つ以上の無線通信デバイス(例えば、デバイス106と102)が同じBI値を有するビーコンを同時に送信できることは望ましくない。例えば、デバイス106が、BI値が3msのビーコンフレームを含むビーコンを送信し、同時に、デバイス102も、BI値が3msのビーコンフレームを含むビーコンを送信した場合、この2つのデバイスはそれぞれが送信したビーコンを受信できず、お互いを検出して通信することができない。ある実施形態では、異なるデバイスによるビーコンの送信が衝突することは、以下に説明するように、BI値をランダム化することにより防止できる。
前述のように、ビーコンは、(図2の)ビーコンフレーム200のような、互いに同一の又は類似した複数のビーコンフレームを含み得る。ある実施形態では、ビーコンのシーケンスが送信され、そのシーケンス中の送信された各ビーコンはビーコンインターバル(BI)値を有する。BI値はBIフィールド212(図2)に含まれる。BI値は、その時に送信されたビーコンと、シーケンスで送信される次のビーコンとの間の時間間隔を示す。
2つ以上のデバイスがビーコンを同時に送信することを避けるため、ある実施形態では、デバイス106により送信されるビーコンのシーケンス中の2つ以上のビーコンは、それぞれ異なるBI値を有する。例えば、デバイス106は、BI値が3msの検出ビーコン(例えば、図2のビーコンフレーム200)を送信し、その後、BI値が5msの他のビーコンを送信する。
ある実施形態では、デバイス106の乱数ジェネレータ122は、デバイス106により送信される各ビーコンのBIフィールド212(図2)のランダムBI値を発生する。言うまでもなく、フィールド212(図2)にランダムに発生したBI値を有するビーコンのシーケンスを送信することにより、デバイス102がデバイス106により送信されたビーコンを受信できる確率が、及びその逆の確率が大幅に高くなる。
ある実施形態では、ディテクションモードフィールド214(図2)は、デバイス106がディテクションモードのクライアント局であること、及び/又はビーコンフレーム200(図2)が他の無線通信デバイスを検出する検出ビーコンであることを示す、第1の所定値(例えば、「1」)を有する。あるいは、ディテクションモードフィールド214は、ビーコンフレーム200(図2)が、無線通信ネットワークのネットワークコントローラにより送信されたことを示す第2の所定値(例えば、「0」)を有する。ここで、ネットワークコントローラは、例えば、IEEE 802.11 basic service set(BSS)、IEEE 802.15.3、又はIEEE 802.16などの無線通信ネットワーク中のアクセスポイント(AP)、Primary/PBSS Control Point(PCP)、又は基地局(BS)である。
ある実施形態では、検出ビーコンの交換にしたがって、及び指向性無線送信方式が検出されたデバイス(例えば、デバイス102)との通信のために設定された後、無線通信ユニット108は、検出されたデバイス(例えば、デバイス102)と指向的に信号を交換することにより、検出されたデバイスとの無線通信リンクを確立する。
ある実施形態では、デバイス106は、デバイス102にプローブリクエストを指向的に送信することにより、デバイス102と無線通信リンクの確立を開始する。ある実施形態では、各プローブリクエスト及び各プローブレスポンスは、複数のフレームを含む。デバイス106により送信されたプローブリクエストフレームは、デバイス106により提供されるサービス(例えば、印刷サービス、ディスプレイサービスなど)に関する情報を含む。ある実施形態では、デバイス102は、デバイス106により提供されるサービスを利用しようとする場合、又はデバイス106にサービスをオファーしようとする場合、デバイス106に指向的にプローブレスポンスを送信することにより、プローブリクエストに応答できる。ある実施形態では、プローブレスポンスを受信後、デバイス106は、デバイス102にACKフレームを指向的に送信して、プローブレスポンスの受信を確認し、及び/又はデバイス102と106の間の無線通信リンクを確立する。これは先行技術のシステムと対照的である。先行技術のシステムでは、大量のデータを含み得るプローブリクエスト、プローブレスポンス、及び/又はACKフレームを担う信号が、無線デバイス間に無線通信リンクが確立されるまで、例えば、全方向モードやスイーピングモードで、すなわち非指向的に、複数回、送信又は交換される。
ある実施形態では、デバイス106と102の間に確立される無線通信リンクは、2つのシステム又はデバイス間の任意タイプのエンドツーエンドの通信リンク(例えば、ポイントツーポイント通信リンク)を表す。
ある実施形態では、デバイス106と102の間に確立された無線通信リンクは、60ギガヘルツ周波数帯における、又は指向性通信を必要とするより高い周波数帯域における送信を含む。
ある実施形態では、所定ソーシャルチャネルは、デバイス106と102と、及び/又はその他のデバイスとの間のビーコンの交換に割り当てられ、同じソーシャルチャネルが、例えばプローブリクエスト、プローブレスポンス、及び/又はACK信号を交換することにより、デバイス106と102との間の無線通信リンクを確立するプロセスの完了に使われる。例えば、60ギガヘルツ周波数帯におけるチャネル2は、ビーコン信号の送信のための、及びプローブリクエスト、プローブレスポンス、及び/又はACK信号の交換のためのデフォルトチャネルとして規定され得る。あるいは、60ギガヘルツ帯やその他の高周波数帯の複数のチャネル(例えば、どのチャネルでも全チャネルでも)を、ソーシャルチャネルとして、及びデバイスディスカバリのために用いてもよい。
ここで図3を参照するに、実施形態による指向性無線通信の確立方法を示す図である。ある実施形態では、図3の不法の動作は、無線通信ユニットにより、例えばデバイス106(図1)の無線通信ユニット108により、及び/又は無線通信信号を送受信できる他の任意の無線通信デバイスにより行われる。
ブロック302に示したように、本方法はデバイスを検出するステップを含む。例えば、無線通信デバイス106(図1)の無線通信ユニット108(図1)は、例えば、上記の通り、及び以下に説明するように、無線通信デバイスを検出する。
ブロック308に示したように、本方法は、少なくとも1つの検出ビーコンを送信し、他の無線通信デバイスの、例えば、デバイス102(図1)の検出を試みるステップを含む。
ブロック322に示したように、ブロック308に示したような少なくとも1つの検出ビーコンを送信するステップは、ランダムビーコンインターバル値を有する検出ビーコンを、例えば、BIフィールド212(図2)にランダム化したBI値を有する検出ビーコンを送信するステップを含む。
ブロック324に示したように、ブロック308に示したような少なくとも1つの検出ビーコンを送信するステップは、送信されるビーコンが、例えば、ビーコンフレーム200が検出ビーコンであることを示す検出モード値を、例えば、検出フィールド214(図2)に有する検出ビーコンを送信するステップを含む。
ブロック310に示したように、本方法は、他の無線通信デバイスから、例えば、デバイス102(図1)から識別ビーコンを受信するステップを含む。検出ビーコン(detection beacon)に対して識別ビーコン(identification beacon)が受信されない場合、本方法は、識別ビーコンを受信するまで、ブロック308に示したような他の検出ビーコンを送信するステップを含む。ブロック302は検出ビーコンに対して識別ビーコンが受信されることを示しているが、ある実施形態では、受信する識別ビーコンは、他の無線通信デバイスにより、例えば、デバイス102(図1)により独立に、及び検出ビーコンに応じるのではなく、送信されてもよい。これらの実施形態では、他の無線通信デバイスは、例えば、デバイス102(図1)は、その独立に送信された識別ビーコンに基づき検出される。この識別ビーコンは、送信指向性を決定するのに十分な情報を有するフレームを、例えば、検出フレーム200(図2)と同様のフレームを含む。
ブロック304に示したように、本方法は、検出されたデバイスと通信する指向性無線送信方式を設定するステップを含む。
ブロック312に示したように、指向性無線送信方式を設定するステップは、上記の通り、及び/又は本技術分野で知られたビームフォーミング手法を用いるステップを含む。
ブロック314に示したように、指向性無線送信方式を設定するステップは、上記の通り、デバイス106(図1)のアンテナを、例えば、アンテナ110を設定し、無線通信デバイス102(図1)の方向で効率的な通信を実現するステップを含む。
ブロック306に示したように、本方法は、設定された指向性無線送信方式を用いて、検出されたデバイスと無線通信リンクを確立するステップを含む。
ブロック316に示したように、無線通信リンクを確立するステップは、検出されたデバイスにプローブリクエストを指向的に送信するステップを含む。例えば、デバイス106(図1)は、上記の指向的無線送信方式を用いて、デバイス102(図1)の方向にプローブリクエストを送信する。
ブロック318に示したように、無線通信リンクを確立するステップは、検出された無線通信デバイスから、例えば、デバイス102から、プローブレスポンスを受信するステップを含む。この時点でデバイス102とデバイス106とはすでに直接通信しているので、例えば、上記のビーコンの交換に基づいて、それぞれのアンテナのビームフォーミングを行った後、デバイス102はデバイス106にプローブレスポンスを指向的に送信できる。
ブロック316に示したように、プローブリクエストとプローブレスポンスとの指向的交換の後に、デバイス106と102との間に無線通信リンクを確立するプロセスを完了するため、デバイス106は、デバイス102にACKフレームを指向的に送信する。ACKフレームは所定SIFS間隔の後に送信できる。
ここで図4を参照するに、ある実施形態による製品(article of manufacture)400を示す図である。製品400は、ロジック404を記憶した機械読み取り可能記憶媒体402を含む。ロジック404を用いて、例えば、無線通信ユニット108(図1)及び/又は無線通信デバイス106(図1)の機能の少なくとも一部を実行し、及び/又は図3の方法の動作を実行する。
ある実施形態では、製品400及び/又は機械読み取り可能記憶媒体402は、データを記憶できる1以上のタイプのコンピュータ読み取り可能媒体を含み、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、リムーバブル又は非リムーバブルメモリ、イレーザブル又は非イレーザブルメモリ、リライタブル又は非リライタブルメモリなどを含む。例えば、機械読み取り可能記憶媒体402は、RAM, DRAM, Double-Data-Rate DRAM (DDR-DRAM), SDRAM, スタティックRAM (SRAM), ROM, プログラマブルROM (PROM),消去可能プログラマブルROM (EPROM), 電気的消去可能プログラマブルROM (EEPROM), Compact Disk ROM (CD-ROM), Compact Disk Recordable (CD-R), Compact Disk Rewriteable (CD-RW), フラッシュメモリ(例えば、NOR型又はNAND型フラッシュメモリ),コンテンツアドレサブルメモリ(CAM),ポリマーメモリ,位相変化メモリ,強誘電体メモリ、silicon-oxide-nitride-oxide-silicon (SONOS)メモリ、ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ、光ディスク、磁気ディスク、カード、磁気カード、光カード、テープ、カセットなどを含む。コンピュータ読み取り可能媒体は、リモートコンピュータから要求コンピュータへ、キャリア波に、又はモデム、ラジオ、ネットワーク接続などの通信リンクを通る他の伝搬媒体に化体されたデータ信号に担われたコンピュータプログラムをダウンロード又は転送するのにかかわる任意の好適な媒体を含む。
いくつかの実施形態では、ロジック404は、機械により実行されると、その機械に、本明細書で説明している方法、プロセス、及び/又は動作を実行させる命令、データ、及び/又はコードを含む。機械は、例えば、好適な処理プラットフォーム、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティングデバイス、処理デバイス、コンピューティングシステム、処理システム、コンピュータプロセッサ等を含んでもよいし、好適なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアなどの組み合わせを用いて実施してもよい。
いくつかの実施形態では、ロジック404は、ソフトウェア、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、プログラム、サブルーチン、命令、命令セット、コンピューティングコード、ワード、値、記号などを含む、又はこれらとして実施される。命令には、任意の適切なタイプのコードであるソースコード、コンパイルコード、インタープリタコード、実行可能コード、静的コード、動的コード等が含まれる。命令は、プロセッサにある機能の実行を命令する所定のコンピュータ言語、方法、またはシンタックスで実施される。命令は任意の適切な高級、低級、オブジェクト指向、ビジュアル、コンパイル及び/またはインタープリタのプログラミング言語である、C、C++、Java(登録商標)、BASIC、Matlab、Pascal、VisualBASIC、アセンブラ言語、マシンコード等を用いて実施される。
実施形態を参照して説明した機能、動作、コンポーネント、及び/又は特徴は、他の実施形態を参照して説明した他の機能、動作、コンポーネント、及び/又は特徴と組み合わせてもよいし、組み合わせて用いることもできる。
本発明の特徴をここに例示し説明したが、当業者は多数の修正、置換、変更及び等価物を考えることができるであろう。それゆえ、言うまでもなく、添付した特許請求の範囲は、かかる修正や変更も本発明の真の精神に含まれるものとしてすべてカバーするものである。

Claims (29)

  1. 無線通信デバイスであって、
    ビーコンに基づいて他の無線通信デバイスを検出し、
    前記ビーコンに基づいて、前記他の無線通信デバイスと通信する指向性無線送信方式を設定し、
    前記指向性無線送信方式を用いて前記他の無線通信デバイスと無線通信リンクを確立する無線通信ユニットを有する、
    無線通信デバイス。
  2. 前記ビーコンは、前記他の無線通信デバイスから受信した少なくとも1つのビーコンを含む、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記無線通信ユニットは、
    少なくとも1つの検出ビーコンを送信し、
    前記他の無線通信デバイスから少なくとも1つの応答ビーコンを受信し、
    前記少なくとも1つの応答ビーコンに基づいて前記他の無線通信デバイスを検出する、請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記少なくとも1つの検出ビーコンは、前記少なくとも1つのビーコンが前記他の無線通信デバイスの検出を意図したものであることを示す値を有する検出モードフィールドを含む、請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記少なくとも1つの検出ビーコンは、検出ビーコンのシーケンスを含み、前記検出ビーコンのシーケンスのうちの2つ以上の検出ビーコンがそれぞれ2つ以上の異なるビーコンインターバル(BI)値を有する、請求項3に記載のデバイス。
  6. 前記無線通信デバイスは、前記2つ以上の異なるBI値のランダム値を発生する乱数発生器を含む、請求項5に記載のデバイス。
  7. 前記無線通信ユニットは、前記他の無線通信デバイスの方向に指向的に送信するように、前記無線通信デバイスのアンテナを設定することにより、前記指向的無線送信方式を設定する、請求項1に記載のデバイス。
  8. 前記無線通信ユニットは、ビームフォーミング手法により前記無線通信デバイスのアンテナを設定する、請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記無線通信ユニットは、前記指向的無線送信方式を用いて、前記他の無線通信デバイスと、プローブリクエストとプローブレスポンスとを指向的に交換することにより、前記無線通信リンクを確立する、請求項1に記載のデバイス。
  10. 前記無線通信リンクはポイントツーポイント通信リンクを含む、請求項1に記載のデバイス。
  11. 前記無線通信リンクは、60ギガヘルツ又はそれより高い周波数帯域の無線通信リンクを含む、請求項1に記載のデバイス。
  12. ビーコンに基づいて他の無線通信デバイスを検出するステップと、
    前記無線通信デバイスと通信する指向的無線送信方式を設定するステップと、
    前記指向的無線送信方式を用いて前記無線通信デバイスと指向的無線通信リンクを確立するステップとを有する、方法。
  13. 前記無線通信デバイスを検出するステップは、前記無線通信デバイスから少なくとも1つのビーコンを受信するステップを有する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記無線通信デバイスを検出するステップは、
    少なくとも1つの検出ビーコンを送信するステップと、
    前記無線通信デバイスから少なくとも1つの応答ビーコンを受信するステップと、
    前記少なくとも1つの応答ビーコンに基づいて前記無線通信デバイスを検出するステップとを有する、請求項12に記載の方法。
  15. 前記少なくとも1つのビーコンを送信するステップは、ビーコンのシーケンスを送信するステップを有し、前記ビーコンのシーケンスのうちの2つ以上のビーコンがそれぞれ2つ以上の異なるビーコンインターバル(BI)値を有する、請求項14に記載の方法。
  16. 前記2つ以上の異なるビーコンインターバル(BI)値のランダム値を発生するステップを有する、請求項15に記載の方法。
  17. 前記指向的無線送信方式を設定するステップは、前記無線通信デバイスの方向に指向的に送信するようにアンテナを設定するステップを有する、請求項12に記載の方法。
  18. 前記アンテナを設定するステップは、ビームフォーミング手法を用いるステップを有する、請求項17に記載の方法。
  19. 指向的無線通信リンクを確立するステップは、前記指向的無線送信方式を用いて前記無線通信デバイスとプローブリクエストとプローブレスポンスとを指向的に交換するステップを有する、請求項12に記載の方法。
  20. 少なくとも1つの無線通信デバイスを有するシステムであって、
    前記無線通信デバイスは、
    信号を送受信するアンテナと、
    他の無線通信デバイスを検出し、前記他の無線通信デバイスと通信するように、前記アンテナの指向的無線送信方式を設定し、前記指向性無線送信方式を用いて前記他の無線通信デバイスと無線通信リンクを確立する無線通信ユニットとを有する、システム。
  21. 前記無線通信ユニットは、前記他の無線通信デバイスから受信したビーコンに基づき、前記他の無線通信デバイスを検出する、請求項20に記載のシステム。
  22. 前記無線通信ユニットは、
    少なくとも1つの検出ビーコンを送信し、
    前記他の無線通信デバイスから少なくとも1つの応答ビーコンを受信し、
    前記少なくとも1つの応答ビーコンに基づいて前記他の無線通信デバイスを検出する、請求項20に記載のシステム。
  23. 前記無線通信ユニットは、前記他の無線通信デバイスから受信した少なくとも1つのビーコンに基づき、前記指向的無線送信方式を設定する、請求項20に記載のシステム。
  24. 前記無線通信ユニットは、前記他の無線通信デバイスの方向に指向的に送信するように、前記無線通信デバイスのアンテナを設定することにより、前記指向的無線送信方式を設定する、請求項20に記載のシステム。
  25. 命令を記憶した記憶媒体であって、
    前記命令は、機械により実行されると、
    ビーコンに基づいて他の無線通信デバイスを検出するステップと、
    前記無線通信デバイスと通信する指向的無線送信方式を設定するステップと、
    前記指向的無線送信方式を用いて前記無線通信デバイスと指向的無線通信リンクを確立するステップとを実行させる、記憶媒体。
  26. 前記無線通信デバイスを検出するステップを実行させる命令は、前記無線通信デバイスから少なくとも1つのビーコンを受信するステップを実行させる、請求項25に記載の記憶媒体。
  27. 前記無線通信デバイスを検出するステップを実行させる前記命令は、
    少なくとも1つの検出ビーコンを送信するステップと、
    前記無線通信デバイスから少なくとも1つの応答ビーコンを受信するステップと、
    前記少なくとも1つの応答ビーコンに基づいて前記無線通信デバイスを検出するステップとを実行させる、請求項25に記載の記憶媒体。
  28. 前記指向的無線送信方式を設定するステップを実行させる命令は、前記無線通信デバイスの方向に指向的に送信するようにアンテナを設定するステップを実行させる、請求項25に記載の記憶媒体。
  29. 指向的無線通信リンクを確立するステップを実行させる命令は、前記指向的無線送信方式を用いて前記無線通信デバイスとプローブリクエストとプローブレスポンスとを指向的に交換するステップを実行させる、請求項25に記載の記憶媒体。
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