JP2007251677A - 無線通信システムと無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

無線通信システムと無線通信装置および無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マルチパスの影響や周辺機器からの妨害の影響が少ない高品質な無線通信を行う。
【解決手段】無線基地局20には、指向性の方向が切り替え可能に構成されて無線信号の送受信を行う送受信部を設け、この送受信部における指向性の方向を例えば方向DR1,DR2,・・・,DR6,DR1・・・に順次切り替えて、方向毎に基準信号の送信と受信信号の検出を行う。無線端末30は、基準信号を受信したときの通信品質が最良となるとき、基準信号に対する応答信号を送信する。無線基地局20は、基準信号の送信に対する応答信号を受信したときの方向に指向性を設定して、無線端末30とのリンクを確立して無線通信を行う。無線基地局20と無線端末30間で高品質な無線通信を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、無線通信システムと無線通信装置および無線通信方法に関する。詳しくは、一方の無線通信装置から、指向性の方向を切り替えて方向毎に基準信号の送信を行う。また、他方の無線通信装置は、この基準信号の受信時における通信品質が最良となるとき基準信号に対する応答信号を送信する。一方の無線通信装置では、基準信号の送信に対して応答信号の供給がなされた方向に指向性を設定して、リンクを確立することにより、高品質の無線通信を可能とするものである。
従来の無線通信システムでは、無線基地局と無線端末との間で高品質の無線通信を行うことができるように、アンテナの指向性の方向や放射パターン形状等を変化させることが行われている。例えば、特許文献1の発明では、基地局からマルチビーム放射パターンを形成し、移動局は周辺基地局からの電波に関する情報を通信回線により基地局に伝送する。基地局は、通信回線を介して供給された電波に関する情報に基づき、マルチビーム放射パターンの切り替えまたは合成を行い、放射パターンを最適化する。
特開2002−152108号公報
ところで、無線通信では、リンクを確立したときから、マルチパスの影響や周辺機器からの妨害の影響が少ない無線通信を行えることが望ましい。しかし、リンクを確立したのち、通信回線を介して電波に関する情報の供給を行い、この情報に基づいて放射パターンを最適化すると、放射パターンの最適化が完了するまでの期間中は、マルチパスの影響や周辺機器からの妨害の影響を受けやすい状態で無線通信が行われることとなる。したがって、マルチパスの影響等が大きい場合、基地局は電波に関する情報を受信することが困難となり、放射パターンを最適化することができないおそれがある。
そこで、この発明では、マルチパスの影響や周辺機器からの妨害の影響が少ない高品質な無線通信を可能とする無線通信システムと無線通信装置および無線通信方法を提供するものである。
この発明は、第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間でリンクを確立して無線通信を行うためのものであり、第1の無線通信装置は、指向性の方向が切り替え可能に構成されて無線信号の送受信を行う第1の送受信部と、送信する信号の処理を行い高周波信号として第1の送受信部に供給し、あるいは第1の送受信部から供給された高周波信号を処理して受信信号を得る第1の無線信号処理部と、第1の送受信部における指向性の方向を順次切り替えて、方向毎に基準信号の送信と受信信号の検出を行い、受信信号として基準信号に対する応答信号を検出したときの方向に第1の送受信部の指向性を設定して、第2の無線装置とのリンクを確立する第1の通信制御部を有し、第2の無線通信装置は、無線信号の送受信を行う第2の送受信部と、送信する信号の処理を行い高周波信号として第2の送受信部に供給し、あるいは第2の送受信部から供給された高周波信号を処理して受信信号を得る第2の無線信号処理部と、第2の無線信号処理部で得られた受信信号が指向性の方向毎に送信された基準信号であるときの通信品質を検出して、通信品質が最良となる方向と判別したときに基準信号に対する応答信号の送信を行い、第1の無線装置とのリンクを確立する第2の通信制御部を有するものである。
指向性の方向とは、第1の送受信部から放射される無線信号の放射方向および第1の送受信部で受信される無線信号の方向を意味するものである。このように、指向性の方向を切り替え可能とすることで、第1の無線通信装置は、例えば第2の無線通信装置の位置が異なる場合であっても、指向性の方向を第2の無線通信装置の位置に対応した方向とすることで、高品質の無線通信が可能となる。
第1の通信制御部は、指向性の方向を順次切り替えて、方向毎に基準信号の送信と受信信号の検出を行う。また、第2の通信制御部は、受信信号が指向性の方向毎に送信された基準信号であるときの通信品質を検出して、通信品質が最良となる方向と判別したときに基準信号に対する応答信号の送信を行う。第1の通信制御部は、基準信号に対する応答信号が供給されたことを検出することで、通信品質が最良となる方向に指向性が設定されたことを判別することが可能となり、応答信号を検出したときの方向に指向性を設定してリンクを確立する。
この発明によれば、第1の無線通信装置における指向性の方向が、第2の無線通信装置との無線通信における通信品質が良好となる方向に設定されてリンクが確立される。このため、マルチパスの影響や他の周辺機器からの妨害を受けにくく、また周辺機器に不要な妨害電波を放射する可能性を低減して、高品質の無線通信を行うことができる。
以下、図を参照しながら、この発明の実施の一形態について説明する。図1は無線通信システム10の構成を示している。第1の無線通信装置である無線基地局20は、破線で示すように指向性の方向が切り替え可能に構成されている。なお、図1では指向性の方向を、6つの方向DR1〜DR6に切り替え可能とした場合を示している。
無線基地局20は、指向性の方向を順次切り替えて、方向毎に基準信号の送信と応答信号の検出を行う。また、応答信号の検出結果に基づいて指向性の方向を設定して、第2の無線通信装置である無線端末30とのリンクを確立する。
無線端末30は、無線基地局20から指向性の方向毎に送信された基準信号の受信処理を行い、受信した基準信号の通信品質を方向毎に検出する。また、通信品質が最良となる方向と判別したときには応答信号を送信して、無線基地局20とのリンクを確立する。
図2は、無線基地局の構成を示している。無線基地局20の送受信部21は、指向性の方向を切り替えることができるように構成されている。指向性の方向とは、送受信部21から放射される無線信号の放射方向および送受信部21で受信される無線信号の方向を意味するものである。
ここで、指向性の方向の切り替えは、指向性の方向が互いに異なるように複数のアンテナを設けて、この複数のアンテナから無線信号の送受信に用いるアンテナを選択することで行う。例えば、6セクタのセクタアンテナ211を用いるものとして、このセクタアンテナ211にアンテナ切り替えスイッチ212を接続する。このアンテナ切り替えスイッチ212を後述する通信制御部23からのスイッチ切り替え信号ASによって駆動して、セクタアンテナ211を構成する6つのアンテナ211-1〜211-6から無線信号の送受信を行うアンテナを選択することで、指向性の方向を切り替え可能とする。また、送受信部21は、指向性を可変できるように構成されているアダプティブアレイアンテナ等を用いるものとしてもよい。この場合には、通信制御部23によってアダプティブアレイアンテナ等の指向性を制御する。
このように構成された送受信部21は、無線信号を受信することにより得られた高周波信号SRFbrを無線信号処理部22に供給する。また、送受信部21は、無線信号処理部22から供給された高周波信号SRFbtを無線信号として送信する。
無線信号処理部22は、送受信部21で無線信号を受信することにより得られた高周波信号SRFbrの周波数変換処理や復調処理等を行い、受信信号RSbを生成して通信制御部23に供給する。また、無線信号処理部22は、通信制御部23から送信信号TSbが供給されたとき、送信信号TSbの変調処理や周波数変換処理を行い、高周波信号SRFbtを生成して送受信部21に供給する。
通信制御部23は、コンピュータ装置等の機器(図示せず)から供給された送信データTDbの送信を行う場合、送信データTDbのフレーム化と、送信先や送信元を示すアドレス情報および種々の制御情報等からなるヘッダ情報の生成を行う。この生成されたヘッダ情報とフレーム化された送信データTDbを用いて所定のフレームフォーマットの送信信号TSbを生成して、無線信号処理部22に供給する。また、通信制御部23は、無線信号処理部22から受信信号RSbが供給されたとき、ヘッダ情報を利用して自己宛のフレームの選択を行い、選択したフレームに含まれているデータ信号を、受信データRDbとして上述の機器に供給する。さらに、通信制御部23は、無線端末30とのリンクを確立する際に、送受信部21における指向性の方向を、無線端末30との無線通信における通信品質が最良となる方向に設定する処理を行う。この処理では、スイッチ切り替え信号ASを生成して送受信部21に供給することで指向性の方向の選択を行う処理、および選択した方向で基準信号を送信する処理、基準信号に対する応答信号を検出する処理を行う。基準信号は、無線基地局20と無線端末30との間の通信品質を判別するために用いられる信号であり、例えば予め通信品質判別用に設定した信号や無線通信規格で既に規定されているネットワーク管理用の信号等を用いる。
また、通信制御部23にはメモリ24が接続されている。このメモリ24には、通信制御部23で行う制御動作を実行するためのプログラムや、無線通信を行うための種々の情報等が記憶される。
図3は、無線端末の構成を示している。無線端末30の送受信部31は、無線信号の送受信を行うアンテナ311で構成されている。このアンテナ311は、無線信号を受信することにより得られた高周波信号SRFmrを無線信号処理部32に供給する。またアンテナ311は、無線信号処理部32から供給された高周波信号SRFmtを無線信号として送信を行う。
無線信号処理部32は、高周波信号SRFmrの周波数変換処理や復調処理等を行い、受信信号RSmを生成して通信制御部33に供給する。また、無線信号処理部32は、通信制御部33から送信信号TSmが供給されたとき、送信信号TSmの変調処理や周波数変換処理を行い、高周波信号SRFmtを生成して送受信部31に供給する。
通信制御部33は、無線信号処理部32から受信信号RSmが供給されたとき、ヘッダ情報を利用して自己宛のフレームの選択を行い、選択したフレームに含まれているデータ信号を、受信データRDmとしてコンピュータ装置等の機器(図示せず)に供給する。また、この機器から供給された送信データTDmの送信を行う場合、通信制御部33は、送信データTDmのフレーム化と、送信先や送信元を示すアドレス情報および種々の制御情報等からなるヘッダ情報の生成を行う。さらに、生成されたヘッダ情報とフレーム化された送信データTDmを用いて所定のフレームフォーマットの送信信号TSmを生成して、無線信号処理部32に供給する。また、通信制御部33は、基準信号を受信したときの通信品質が最良であるとき、基準信号に対する応答信号を無線信号処理部32に供給して、無線信号として送信させる。
通信制御部33にはメモリ34が接続されている。このメモリ34には、通信制御部33で行う制御動作を実行させるためのプログラムや、無線通信を行うための種々の情報等が記憶される。また、メモリ34には、送受信部21における指向性の方向毎に送信された基準信号を受信したときの通信品質が順次書き込まれる。
基準信号を受信したときの通信品質は、無線信号処理部32あるいは通信制御部33で検出する。例えば無線信号処理部32では、基準信号を受信したときの電力レベルやS/Nの検出を行い、検出結果は通信品質QUとしてメモリ34に書き込まれる。また、通信制御部33では、基準信号を受信したときの受信信号に対して誤り検出処理を行い、検出結果であるエラーレートを通信品質QUとしてメモリ34に書き込むものとしてもよい。さらに、通信品質QUは、送受信部21における指向性の方向を示す識別情報と関係付けてメモリ34に記憶させるものとしてもよい。例えば、無線基地局20は無線信号の送信に用いたアンテナを示すアンテナ識別情報を、指向性の方向を示す識別情報として基準信号に含めて送信する。無線端末30は、基準信号を受信したときの通信品質QUと、この受信した基準信号に含まれていたアンテナ識別情報を関連付けてメモリ34に記憶させる。
次に、無線通信動作について説明する。図4は無線基地局の動作を示すフローチャートを示している。無線基地局の動作が開始されると、図4のステップST1で通信制御部23は、指向性の方向の選択を行いステップST2に進む。ここで、無線基地局の動作開始時には、無線信号の送受信に用いる最初のアンテナを選択して、指向性の最初の方向を決定する。また、無線基地局の動作が開始されて指向性の方向の選択が既に行われているときには、無線信号の送受信が行われていない方向に指向性を設定する。すなわち、無線信号の送受信に用いるアンテナを未選択のアンテナから選択する。また、指向性の方向の選択が一巡したときには、新たに指向性の方向の選択を順次繰り返す。例えば、アンテナ211-1からアンテナ211-6まで順に選択して、全てのアンテナの選択が完了したときには、再度アンテナ211-1から順に選択する。
ステップST2で通信制御部23は、基準信号の送信を行いステップST3に進む。
ステップST3で通信制御部23は、応答信号を受信したか否かを判別する。ここで、無線端末30から基準信号に対する応答信号が供給されないときにはステップST1に戻り、指向性の方向の選択を行う。また、無線端末30から応答信号が供給されたときにはステップST4に進む。
ステップST4で通信制御部23は、指向性の方向の設定を行う。この指向性の方向の設定では、リンクを確立して無線通信を行うときの指向性の方向を、ステップST3で応答信号を受信したときの方向に設定してステップST5に進む。
ステップST5で通信制御部23は、リンクの確立を行う。例えば、基準信号に対する応答信号が接続要求を示している場合、接続応答信号を送信して、無線基地局20と無線端末30とのリンクを確立する。また、接続要求を行った無線端末の認証を行い、正しい無線端末であることを判別したときに接続応答信号を送信してリンクを確立すれば、不正な無線端末とのリンクが確立されてしまうことを防止できる。
ステップST6で通信制御部23は、確立されたリンクを用いて、無線基地局20と無線端末30間の無線通信を行う。
図5は、無線端末の動作を示すフローチャートである。無線端末30の動作が開始されると、ステップST11で通信制御部33は、基準信号を受信したか否かを判別する。ここで、基準信号を受信していないときにはステップST11に戻り、基準信号を受信したときにはステップST12に進む。
ステップST12で通信制御部33は、基準信号を受信したときの通信品質を判別する。通信制御部33は、通信品質として、例えば受信電力やS/N,エラーレート等を測定させる。
ステップST13で通信制御部33は、通信品質の記録を行い、ステップST12で判別された通信品質を例えばメモリ34に記憶させてステップST14に進む。
ステップST14で通信制御部33は、指向性の方向の選択が一巡したか否かを判別する。ここで、指向性の方向の選択が一巡していないとき、すなわちアンテナ211-1〜211-6の切り替えが一巡していないときにはステップST11に戻り、新たに選択された指向性の方向で送信された基準信号を受信するために、基準信号の待ち受けを行う。また、一巡したときには、ステップST15に進む。ここで、指向性の方向の選択が一巡したか否かを判別は、セクタアンテナ211のセクタ数を利用すればよい。すなわち、無線基地局20の送受信部21におけるセクタアンテナ211のセクタ数を予め通信制御部33に設定しておき、セクタ数分の通信品質QUがメモリ34に記憶されたことを検出することで、指向性の方向の選択が一巡したことを判別できる。また、指向性の方向の選択を定められた方向に順次繰り返し行うものとすると、通信品質QUは周期性を示すものとなる。この周期性を利用すれば、指向性の方向の選択が一巡したことを判別できる。さらに、アンテナ識別情報を基準信号に含めて送信するときには、アンテナ識別情報に基づき指向性の方向の選択が一巡したことを判別できる。
ステップST15で通信制御部33は、最良な指向性の方向を判別する。すなわち、メモリ34に記憶されている通信品質QUから最良の通信品質QUmaxを検出して、この通信品質QUmaxが得られたときの指向性の方向を判別する。
ステップST16で通信制御部33は、ステップST11と同様に、基準信号を受信したか否かを判別する。ここで、基準信号を受信していないときにはステップST16に戻り、基準信号を受信したときにはステップST17に進む。
ステップST17で通信制御部33は、受信した基準信号が最良な指向性の方向で送信された信号であるか否かを判別する。ここで、最良の通信品質QUmaxが得られた指向性の方向で基準信号の送信が行われたと判別されないときにはステップST16に戻る。また、最良の通信品質QUmaxが得られた指向性の方向で基準信号の送信が行われたと判別されたときにはステップST18に進む。
最良の通信品質QUmaxが得られた指向性の方向で基準信号の送信が行われたか否かの判別は、セクタアンテナ211のセクタ数や通信品質QUあるいはアンテナ識別情報を利用して行うことができる。すなわち、セクタ数を利用する場合、最良の通信品質QUmaxとなるのは何番目のセクタであるかステップST15で判別して、指向性の方向の選択が一巡したのち、この判別されたセクタが選択されたとき、最良の通信品質QUmaxが得られた指向性の方向で基準信号の送信が行われたと判別する。また、通信品質QUを利用する場合、通信品質QUが通信品質QUmaxと略等しくなったとき、最良の通信品質QUmaxが得られた指向性の方向で基準信号の送信が行われたと判別する。アンテナ識別情報を利用する場合、ステップST16で受信した基準信号に含まれるアンテナ識別情報と、最良の通信品質QUmaxが得られたときのアンテナ識別情報が一致したとき、最良の通信品質QUmaxが得られた指向性の方向で基準信号の送信が行われたと判別する。
ステップST18で通信制御部33は、基準信号の受信に対して応答信号の送信を行いステップST19に進む。
ステップST19で通信制御部33は、無線基地局20とのリンクの確立を行いステップST20に進む。
ステップST20で通信制御部23は、確立されたリンクを用いて、無線基地局20との無線通信を開始する。
図6は、無線通信動作を説明するための図である。無線基地局20の通信制御部23は、送受信部21の指向性の方向を順次切り替えるため、無線信号の送信に用いるアンテナを、例えば図6Aに示すようにアンテナ211-1,211-2,211-3,211-4,211-5,211-6,211-1・・・の順にサイクリックに切り替える。なお、括弧書きは図1に示す方向を示している。また、図6Bに示すように、各アンテナを選択する毎に送信信号TSbとして基準信号TRを送信する。
無線端末30の通信制御部33は、基準信号TRを受信する毎に図6Dに示すように通信品質QUを判別して、判別結果を図6Eに示すようにメモリ34に記憶する。例えばアンテナ211-1が選択されているとき、基準信号TRを受信したときの通信品質「QU1」をメモリ34のアドレス「ADRE1」に書き込む。次にアンテナ211-2が選択されているとき、基準信号TRを受信したときの通信品質「QU2」をメモリ34の次のアドレス「ADRE2」に書き込む。以下同様にして、アンテナ211-3,211-4,211-5,211-6のそれぞれについて、基準信号を受信したときの通信品質をメモリ34に順次記憶させる。
指向性の方向の選択が一巡したときには、記憶した通信品質から最良の通信品質を判別して、最良の通信品質となったときの指向性の方向で送信された基準信号に対して、図6Cに示すように送信信号TSmとして応答信号TQを送信する。例えばメモリ34のアドレス「ADRE2」に書き込まれている通信品質「QU2」が最良の通信品質QUmaxであると判別された場合、アンテナ211-2が選択されているとき基準信号に対して応答信号TQを送信する。その後、無線基地局20と無線端末30との間でリンクを確立して無線通信を行う
次に、アンテナ識別情報を設けた基準信号について説明する。基準信号は、上述したように、無線基地局20と無線端末30との間の通信品質を判別するために用いられる信号であり、例えば無線通信規格で既に規定されているネットワーク管理用の信号を用いた場合について説明する。
図7は無線信号のフレーム構造を示している。無線通信規格、例えばIEEE802委員会で標準化されている無線LAN(Local Area Network)では、MAC(Medium Access Control)レイヤにおいてやり取りされる信号として、図7Aに示すMACフレームが標準化されている。
MACフレームは、MACヘッダとフレーム本体とFCS(Frame Check Sequence)で構成されている。MACヘッダにおいて「フレーム制御」のフィールドは、プロトコルバージョン、フレームのタイプ、上位レイヤのパケットを複数フレームに分割して送信するフラグメント機能が用いられているか否かを示す情報等を示すものである。「デュレーション/ID」のフィールドは、無線回線における送信禁止期間の設定等を示すものである。また「DS(Destination Address)」は宛先MACアドレス、「SA(Source Address)」は送信元MACアドレス、「BSSID(Basic Service Set Identification)」は基地局のMACアドレス、「シーケンス制御」はシーケンス番号やフラグメントのためのフラグメント番号を示すものである。「フレーム本体」は上位レイヤのパケットである。「FCS」は、MACヘッダとフレーム本体に対する誤り検出符号である。
ここで、無線基地局20から送信する基準信号として、例えばネットワーク管理用の信号であるビーコン(Beacon)を用いる。ビーコンは、通信に必要な様々な情報を無線端末に報知するために用いられる信号であり、フレームのタイプはマネジメントフレームに該当する。ビーコンの場合、MACヘッダの「フレーム制御」は、フレームのタイプを示すビットが「00」、サブタイプを示すビットが「1000」に設定される。
図7Bは、フレーム本体に格納されるビーコンの情報要素を示している。「タイムスタンプ」は、時刻同期をとるためのタイマ値を示すものである。「ビーコン間隔」はビーコン周期を示すものである。「ケーパビリティ情報」は、集中制御によるアクセス制御機能PCF(Point Coordination Function)を行うか否か等の各種情報を示すものである。「SSID」は、基地局と無線端末でネットワークを構成するインフラストラクチャモード、あるいは無線端末のみを用いてネットワークを構成するアドホックモードの識別子を示すものである。
さらに、ビーコンの情報要素では、オプションとして「FHパラメータセット」「DSパラメータセット」「CFパラメータセット」「IBSSパラメータセット」を設けることができるようになされている。「FHパラメータセット」は、周波数ホッピング方式を用いた無線通信を行う場合において、ホップパターンに関する情報を示すものである。「DSパラメータセット」は、直接周波数拡散方式を用いた無線通信を行う場合において、使用している無線チャネルの番号を示すものである。「CFパラメータセット」は、上述のPCFを用いる場合のパラメータを示すものである。「IBSSパラメータセット」は、上述のアドホックモードにおいて、パワーセーブ中の無線端末と通信するために、データ送信を事前に予告するための信号であるATIM(Announcement Traffic Indication Message)を、送信するための期間を示すものである。
このように構成されるビーコンの情報要素において、いずれのアンテナから無線信号が送信されているかを示すアンテナ識別情報は、「CFパラメータセット」に設けるものとする。
図7Cは、CFパラメータセットの情報エレメントを示している。「エレメントID」は、情報エレメントがいずれのパラメータセットの情報エレメントであるか示すものであり、CFパラメータセットでは「4」に設定される。「長さ」は、次に示す「CFPカウント」から「CFP残余デュレーション」までのオクテット数を示すものである。「CFPカウント」は、次のコンテンションフリー区間が始まるまでに、幾つのDTIM(Delivery Traffic Indication Message)フレームが送られるかを示すものである。この「CFPカウント」の値が「0」の場合、このフレームがコンテンションフリー区間(CFP: Contention Free Period)の開始であることを意味する。コンテンションフリー区間とは、基地局からのポーリング制御により優先的に送受信を行う区間である。「CFP区間」は、コンテンションフリー区間が始まるまでのDTIMインターバルの数を示すものである。ここで、基準信号の送信直後にコンテンションフリー区間を開始する場合は、CFPカウントとCFP区間の値を「0」に設定すればよい。「CFP最大デュレーション」は、タイムユニットで計ったコンテンションフリー区間の最大長を示している。「CFP残余デュレーション」は、現在のコンテンションフリー区間における残り時間(単位はタイムユニット)を表すものである。なお、DTIMとは、パワーセーブ中の無線端末に着信を通知するための情報要素であるTIM(Traffic Indication Map)のTSF(Timing Synchronization Function)タイマが、「0」となるタイミングで送信されたビーコンのTIMを示すものである。また、1タイムユニットは1024μsとされており、一般的に基準信号の間隔は、100タイムユニットに設定される。
このように構成されるCFパラメータセットの情報エレメントにおいて、CFP最大デュレーションやCFP残余デュレーションでアンテナ識別情報を示すものとする。
例えば、アンテナ211-1で基準信号を送信する場合、「CFPカウント,CFP区間,CFP最大デュレーション,CFP残余デュレーション」を、それぞれ「0,0,1,1」に設定する。このように情報エレメントが設定されると、基準信号送信直後の1タイムユニット区間がコンテンションフリー区間となる。アンテナ211-2で基準信号を送信する場合は「0,0,2,2」に設定する。このように情報エレメントが設定されると、基準信号送信直後の2タイムユニット区間がコンテンションフリー区間となる。以下同様に、アンテナ211-3〜211-6で基準信号を送信する場合、「CFPカウント,CFP区間,CFP最大デュレーション,CFP残余デュレーション」を、それぞれ「0,0,3,3」「0,0,4,4」「0,0,5,5」「0,0,6,6」に設定する。
このように、CFパラメータセットの情報エレメントを設定すると、CFP最大デュレーションやCFP残余デュレーションの値に基づき、いずれのアンテナを用いて基準信号の送信が行われているかを判別することが可能となる。また、基準信号を受信したときの通信品質QUと基準信号で示されたアンテナ識別情報を関連付けてメモリ34に記憶させれば、最良の通信品質QUmaxが得られるときに用いられているアンテナ(指向性の方向)を判別できる。また、最良の通信品質QUmaxが得られるときのアンテナ識別情報と、受信した基準信号に含まれているアンテナ識別情報が一致するとき応答信号の送信を行うことで、無線基地局20の送受信部21における指向性の方向を最良の方向に設定できる。
また、ビーコンを利用する場合、ビーコンは周期的に送信される信号であることから、アンテナの選択毎にビーコンを複数回送信させて、このビーコンを受信する毎に判別された通信品質を平均化して、選択したアンテナに対する通信品質とすれば、ノイズ等によって通信品質の変動が生じても、指向性の方向を通信品質が最良となる方向に正しく設定できる。
CFパラメータセットの情報エレメントを利用して上述のようにアンテナ識別情報を送信する場合、コンテンションフリー区間が選択するアンテナに応じて変化する。図8は、CFパラメータセットにアンテナ識別情報を設けた場合の動作を説明するためのものである。指向性の方向の切り替えは、図8Aに示すように、アンテナ211-1,211-2,211-3,211-4,211-5,211-6,211-1・・・の順にサイクリックに切り替えて行う。なお、図8Bは無線基地局20から送信される送信信号TSb、図8Cは無線端末30から送信される送信信号TSmを示している。
基準信号TRとしてビーコンを用いる場合、このビーコンはビーコン間隔BW(一般的には100タイムユニット)で周期的に送信される。ここで、アンテナ211-1を選択したときは、「CFPカウント,CFP区間,CFP最大デュレーション,CFP残余デュレーション」を上述のように「0,0,1,1」に設定する。同様に、アンテナ211-2,211-3,211-4,211-5,211-6を選択したときの「CFPカウント,CFP区間,CFP最大デュレーション,CFP残余デュレーション」は、「0,0,2,2」「0,0,3,3」「0,0,4,4」「0,0,5,5」「0,0,6,6」に設定する。ここで、「CFPカウント,CFP区間,CFP最大デュレーション,CFP残余デュレーション」が「0,0,1,1」に設定された場合、基準信号TRの終わりから1タイムユニット区間がコンテンションフリー区間CWとして設定される。また、「CFPカウント,CFP区間,CFP最大デュレーション,CFP残余デュレーション」が、例えば「0,0,4,4」に設定された場合、基準信号の終わりから4タイムユニット区間がコンテンションフリー区間として設定される。
このコンテンションフリー区間CWは、ポーリングに基づく集中制御によりアクセス制御を行う場合に、ポーリングを行う無線基地局が無線端末を集中制御する区間であり、無線端末は無線基地局から送信権が与えられないと信号を送信することができない。したがって、基準信号に対する応答信号は、コンテンションフリー区間が終了したときに送信する。例えば、図6に示すように、アンテナ211-2を選択したときに通信品質が最良となる場合、無線端末30は、基準信号TRの終わりから2タイムユニット区間が経過したのち応答信号TQを送信する。また、応答信号TQが接続要求信号であるとき、無線基地局20は、応答信号(接続要求信号)TQに対する送信信号TSbとして接続応答信号TQAを送信する。
このように、無線通信システムでは、無線基地局における指向性の方向を通信品質が最良となる方向に設定したのちリンクを確立して無線通信が行われるので、他の機器からの妨害を受けにくく、また、周辺機器に不要な妨害電波を放射してしまう可能性を低減できる。
さらに、無線基地局20の無線信号処理部22や無線端末30の無線信号処理部32に、無線信号を送信する際の送信電力を制御する機能を設けるものとして、指向性の方向の設定や通信品質に応じて送信電力を制御する。例えば、指向性の方向の設定を行うときには無線信号の信号レベルを高くして基準信号の送信等を行い、指向性の方向の設定後は無線信号の信号レベルを低くして通信を行う。また、通信品質が所望の品質よりも低下しないレベルまで無線信号の信号レベルを低下させるものとしてもよい。このようにすれば、不必要に高いレベルで無線信号を送信することがないので、周辺機器に不要な妨害電波を放射してしまう可能性を更に低減することができる。また、無線基地局や無線端末の消費電力も削減できる。
無線通信システムの構成を示す図である。 無線基地局の構成を示す図である。 無線端末の構成を示す図である。 無線基地局の動作を示すフローチャートである。 無線端末の動作を示すフローチャートである。 無線通信動作を説明するための図である。 無線信号のフレーム構造を示す図である。 CFパラメータセットにアンテナ識別情報を設けた場合の動作を説明するための図である。
符号の説明
10・・・無線通信システム、20・・・無線基地局、21,31・・・送受信部、22,32・・・無線信号処理部、23,33・・・通信制御部、24,34・・・メモリ、30・・・無線端末、211・・・セクタアンテナ、211-1,211-2,211-3,211-4,211-5,211-6,311・・・アンテナ、212・・・アンテナ切り替えスイッチ

Claims (7)

  1. 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置との間でリンクを確立して無線通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記第1の無線通信装置は、
    指向性の方向が切り替え可能に構成されて無線信号の送受信を行う第1の送受信部と、
    送信する信号の処理を行い高周波信号として前記第1の送受信部に供給し、あるいは前記第1の送受信部から供給された高周波信号を処理して受信信号を得る第1の無線信号処理部と、
    前記第1の送受信部における前記指向性の方向を順次切り替えて、方向毎に基準信号の送信と受信信号の検出を行い、前記受信信号として前記基準信号に対する応答信号を検出したときの方向に前記第1の送受信部の指向性を設定して、前記第2の無線装置とのリンクを確立する第1の通信制御部を有し、
    前記第2の無線通信装置は、
    前記無線信号の送受信を行う第2の送受信部と、
    送信する信号の処理を行い高周波信号として前記第2の送受信部に供給し、あるいは前記第2の送受信部から供給された高周波信号を処理して受信信号を得る第2の無線信号処理部と、
    前記第2の無線信号処理部で得られた受信信号が前記指向性の方向毎に送信された基準信号であるときの通信品質を検出して、該通信品質が最良となる方向と判別したときに前記基準信号に対する応答信号の送信を行い、前記第1の無線装置とのリンクを確立する第2の通信制御部を有する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記第1の送受信部はセクタアンテナを用いて構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記第2の通信制御部は、前記応答信号として接続要求信号の送信を行い、前記第1の通信制御部は、前記接続要求信号を検出したときの方向に、前記第1の送受信部の指向性を設定して接続応答信号の送信を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  4. 前記第1の通信制御部は、前記指向性の方向を示す識別情報を前記基準信号に含めるものとし、
    前記第2の通信制御部は、前記通信品質が最良となるときの識別情報を検出して、該検出した識別情報が、受信した前記基準信号に含まれているとき、前記応答信号を送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  5. 指向性の方向が切り替え可能に構成されて無線信号の送受信を行う送受信部と、
    送信する信号の処理を行い高周波信号として前記送受信部に供給し、あるいは前記送受信部から供給された高周波信号を処理して受信信号を得る無線信号処理部と、
    前記送受信部における前記指向性の方向を順次切り替えて、方向毎に基準信号の送信と受信信号の検出を行い、前記受信信号として前記基準信号に対する応答信号を検出したときの方向に前記送受信部の指向性を設定して、リンクを確立する通信制御部を有する
    ことを特徴とする無線通信装置。
  6. 無線信号の送受信を行う送受信部と、
    送信する信号の処理を行い高周波信号として前記送受信部に供給し、あるいは前記送受信部から供給された高周波信号を処理して受信信号を得る無線信号処理部と、
    前記無線信号処理部で得られた受信信号が指向性の方向毎に送信された基準信号であるときの通信品質を検出して、該通信品質が最良となる方向と判別したときに前記基準信号に対する応答信号の送信を行い、リンクを確立する通信制御部を有する
    ことを特徴とする無線通信装置。
  7. 無線通信を行う一方の通信側は、
    指向性の方向を順次切り替えて、方向毎に基準信号の送信と応答信号の検出を行う手順と、
    前記応答信号を検出したときの方向に指向性を設定して、リンクを確立する手順を有し、
    前記無線通信を行う他方の通信側は、
    受信信号が指向性の方向毎に送信された基準信号であるときの通信品質を検出する手順と、
    前記通信品質が最良となる方向と判別したときに前記基準信号に対する応答信号の送信を行い、リンクを確立する手順とを有する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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