JP2009264556A - 動力伝達装置 - Google Patents

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茂圭 櫻場
Michiyasu Nosaka
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Abstract

【課題】動力伝達装置において、プーリとハブとの嵌合部の隙間から内部へ侵入する異物を減少させることにより高い動作信頼性を確保する。
【解決手段】動力伝達装置が、回転軸4を有する回転機器のケーシング6に回転可能に装着されるプーリ1と、プーリ1に連結されてプーリ1と一体に回転すると共に、回転軸4に結合されるハブ2とを具備する。プーリ1とハブ2は互いに接触する接触面101または互いに近接する近接面101をそれぞれ有しており、プーリ側及び/又はハブ側接触面101または近接面101に少なくとも一つの凹部102が環状に形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、動力伝達装置に関するものであり、特にエンジン等の外部動力源からベルト等を介して運転される車両用空調装置の圧縮機に適用して好適な動力伝達装置に関するものである。
エンジン又は電動機等からベルト等を介して圧縮機に動力を伝達する動力伝達装置として特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された動力伝達装置は、圧縮機のハウジングから外部に突出する回転軸に結合されるものであり、ベルトが巻き掛けられるプーリと、このプーリの内周側に連結されるハブとを備えていて、プーリが圧縮機のハウジングにベアリングを介して回転可能に支持され、ハブが圧縮機の回転軸に螺合により結合されている。また、プーリとハブは、それらの間でトルク伝達するためにスプライン状に凹凸嵌合するプーリ側係合部と弾性材よりなるハブ側係合部をそれぞれ備えている。
特開2006−258109号公報
前記プーリとハブとの間の凹凸嵌合部は圧縮機の前面において外部に露出しており、このため凹凸嵌合部のすきまから塵埃あるいは水等の異物が侵入し、内部のベアリングにまで到達してベアリングの故障を引き起こす恐れがあるだけでなく、凹凸嵌合部の噛み合い部分の異常磨耗を引き起こすこともあった。
本発明は前述した従来技術の課題に鑑みてなされたもので、その目的は、動力伝達装置において、プーリとハブとの嵌合部の隙間から内部へ侵入する異物を減少させることにより高い動作信頼性を確保することである。
本発明は、上記課題を達成するための技術的手段として、特許請求の範囲の各請求項に記載の動力伝達装置を提供する。
請求項1に記載された発明は、回転軸(4)を有する回転機器のケーシング(6)に回転可能に装着されるプーリ(1)と、プーリ(1)に連結されてプーリ(1)と一体に回転すると共に、回転軸(4)に結合されるハブ(2)と、を具備する動力伝達装置であって、プーリ(1)とハブ(2)は互いに接触する接触面(101,201)または互いに近接する近接面(101,201)をそれぞれ有しており、プーリ側及び/又はハブ側の接触面(101,201)または近接面(101,201)に少なくとも一つの凹部(102,202,105,205)が環状に形成されていることを特徴とするものである。
これにより、プーリ(1)とハブ(2)の嵌合部の隙間等から侵入した異物は、接触面(101,201)または近接面(101,201)に形成された凹部(102,202,105,205)に捕捉され、その結果前記凹部より内周側に配置されている例えば軸受等への異物の侵入が抑えられるという効果が得られる。
本発明では、好適には複数の凹部(102,202,105,205)が同心状に配置される。
本発明では、凹部(102,202)に嵌合する嵌合凸部(104,204)がプーリ側及び/又はハブ側の接触面(101,201)または近接面(101,201)に形成されてよい。これにより、前述した効果がさらに高められる。
請求項4に記載された発明では、プーリ(1)はハブ(2)に接触または近接するプーリ円板部(13)を有し、凹部(102)はプーリ円板部(13)の表面(13a)に形成されたプーリ側の接触面(101)または近接面(101)から軸方向に凹んで形成されたプーリ軸方向凹部(102)を好適に含んで成ることにより前述した効果が得られる。
請求項5に記載された発明では、ハブ(2)はプーリ(1)に接触または近接するハブ端面(26a)を有し、凹部(202)はハブ端面(26a)に形成されたハブ側の接触面(201)または近接面(201)から軸方向に凹んで形成されたハブ軸方向凹部(202)を好適に含んで成ることにより前述した効果が得られる。
請求項6に記載された発明では、ハブ(2)はプーリ(1)に接触または近接する外周面(26b)を有し、凹部(205)はハブ(2)の外周面(26b)に形成されたハブ側の接触面(206)または近接面(206)から半径方向に凹んで形成されたハブ半径方向凹部(205)を好適に含んで成ることにより前述した効果が得られる。
請求項7に記載された発明では、プーリ(1)はハブ(2)に接触または近接するプーリ円筒部(14)を有し、凹部(105)はプーリ円筒部(14)の内周面(14a)に形成されたプーリ側の接触面(106)または近接面(106)から半径方向に凹んで形成されたプーリ半径方向凹部(105)を好適に含んで成ることにより前述した効果が得られる。
請求項8に記載された発明では、ハブ(2)が、回転軸(4)に結合されるインナーハブ(21)と、該インナーハブ(21)に結合されると共にプーリ(1)に連結されるアウターハブ(26)とを具備し、アウターハブ(26)が弾性体から形成され、ハブ側の接触面(201、206)または近接面(201,206)がアウターハブ(26)に形成されている。これにより、アウターハブ(26)を積極的に弾性変形させて接触面(201,206)に大きな接触圧力を発生させるように配置構成することが可能になり、その結果前述した効果をさらに高めることが可能になる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の好適な第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。本発明の動力伝達装置は、車両用空調装置の圧縮機に組み付けて用いるのに好適なものであり、以下の説明では、圧縮機に組み付けられたものとして説明するが、本発明の動力伝達装置は圧縮機以外の回転機器にも適宜利用可能である。図1は本発明の第1の実施形態に係る動力伝達装置を圧縮機のフロント側から見た側面図であり、図2は図1のA−A切断線における縦断面図であり、図3は図2のハブの上端側とそれに接触するプーリを示す拡大縦断面図である。
本発明の第1の実施形態による動力伝達装置は、エンジンや電動機から駆動力を得る駆動側回転部材であるプーリ1と、プーリ1から圧縮機の回転軸4へトルクを伝達する被駆動側回転部材であるハブ2を具備している。このプーリ1及びハブ2は回転軸4に対して同軸に設けられている。
図2に示されるように、プーリ1は、その外周部に図示しないベルトが巻き掛けられて動力を受けるリム部11と、軸受5を保持するために内周側で円環状に軸方向に延びる軸受保持部12と、リム部11と軸受保持部12とを連結するプーリ円板部13と、ハブ2を連結するために、プーリ円板部13から回転軸4の先端側に環状に突出したプーリ円筒部14とを有している。プーリ1は、圧縮機のケーシング6の一端側に設けられたボス部61に軸受5及び留輪7を介して回転可能に装着されている。このプーリ1は、好適には熱硬化性の合成樹脂で成形されており、通常はプーリ1、留輪7、及び軸受5はインサート成形により一体化している。また、ケーシング6と回転軸4は、軸封装置8によって密封されており、圧縮機から冷媒やオイル等が外部に漏れるのが防止される。
プーリ円筒部14の内周側にはハブ2と凹凸嵌合するための、本実施形態の場合、図1に示されるように、20個の円環状に配置された一連の噛合凸部15が形成されている。
圧縮機の回転軸4の先端部は、ケーシング6から図2のフロント側へ突出しており、先端側から順に、スプライン軸として成形された先端軸部41、前記先端軸部41より小径の小径軸部42、及び先端軸部41より大径で平滑な表面を有し軸封装置が装着される基端軸部43を有している。
ハブ2は、内周側のインナーハブ21と、このインナーハブ21に接着等により結合された外周側のトルク伝達及び緩衝用のアウターハブ26とから構成されており、アウターハブ26はゴム等の弾性材料から形成されている。インナーハブ21は、その中心側のボス部22と、アウターハブ26に一体に結合された周壁であるリング部23と、前記ボス部22とリング部23との間に半径方向に延在してそれらを連結する円板状の連結部24とを有している。ボス部22には回転軸4の先端軸部41のスプライン軸に嵌合するスプライン穴が設けられている。また、インナーハブの連結部24には、過大トルクが作用したとき力の伝達経路を遮断するトルクリミッタとして働く易破断部を構成するリミッタ穴25aが設けられている。
アウターハブ26は、プーリ円筒部14の高さと概ね等しい厚さを有する比較的肉厚の略円盤状に形成されており、円盤の外周部にはプーリ円筒部14の20箇所の噛合凸部15に凹凸嵌合するための20箇所の噛合凹部27が形成されている。
ハブ2は、外周側でプーリ1と凹凸嵌合する一方で、中心側でボス部22に形成されたスプライン穴が圧縮機回転軸4の先端軸部41のスプライン軸と凹凸嵌合することにより、プーリ1と回転軸4の間のトルクの伝達を可能にする。またハブ2は、回転軸4に装着されて、回転軸4の先端面から中心軸線に沿って形成された雌ねじ穴44に螺入される固定ボルト9によって締結される。このとき、ボス部22は、回転軸4の大径軸部が形成する肩部と、固定ボルト9に押さえられたスペーサ91とによって挟まれて軸方向に固定される。
また、本実施形態では、トルクリミッタの易破断部を構成するインナーハブ21のリミッタ穴25aをカバーするためにハット形のカバー3が設けられており、前記カバー3はインナーハブ21のボス部22の先端側に圧入により嵌着固定されている。
次に、プーリ1とアウターハブ26との間の接触面に形成される凹部について、図2の部分拡大図である図3を参照して説明する。図3に示されるように、アウターハブ26のリア側端面26aとプーリ円板部13のフロント側表面13aとが接触することによりそれぞれプーリ側接触面101及びハブ側接触面201が形成される。第1の実施形態では、プーリ円板部13のフロント側表面13aのプーリ側接触面101に軸方向に凹んだ矩形横断面形状を有するプーリ軸方向凹部102が形成されている。このプーリ軸方向凹部102は、アウターハブ26の外周面26bとプーリ円筒部14の内周面14aとの間の隙間から侵入する異物をその凹部102に留めることにより、前記凹部102より内周側への異物の侵入を抑えるために設けられたものである。プーリ軸方向凹部102は、回転の軸線に対して環状に形成されているが、アウターハブ26の噛合凹部27の谷径あるいは内径に対応する図3における破線BLより外周側の凹部102の部分はプーリ1の隣接する噛合凸部15の間で部分的に環状に延び、前記破線BLより内周側において回転の軸線に対して完全に環状に延びている。
第1の実施形態及び後述する他の実施形態において、プーリ1とアウターハブ26との間の接触の程度は様々であってよく、単に触れている程度から、ゴム製のアウターハブ26の弾性変形を積極的に利用することにより接触面101、201に圧力を生じさせるようにしてもよい。後者の場合、例えばインナーハブ21のボス部22のリア側の端面が回転軸4の段付き部に当接するより前にアウターハブ26のリア側端面26aがプーリ1に接触するように関連部分の寸法を設定することにより実現される。
第1の実施形態においては、プーリ1とアウターハブ26とは接触してプーリ側接触面101及びハブ側接触面201を形成していたが、第1の実施形態及び後述する他の実施形態において、前記接触面101,201が代替的にプーリ1とアウターハブ26とが接触せずに近接するプーリ側の近接面及びハブ側の近接面であってもよい。このような近接面が近接するほどプーリ軸方向凹部102等の凹部の効果が高められるが、本明細書における近接面とは、前記凹部の効果が得られる程度に近接している面のことをいう。また、この近接面に凹部を有する形態は、アウターハブ26がゴム等の弾性部材ではなく、金属あるいはプラスチックから形成されている場合に特に好適である。
また、前記各近接面を図示した場合前記各接触面と同様に示されるため、図3及び後掲される図における参照符号101,201,106,206は各接触面を指し示すと共に各近接面も指し示すものとする。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態の動力伝達装置についてその部分縦断面図である図4を参照して説明する。第2の実施形態の動力伝達装置は、第1の実施形態のものに対して、プーリ側接触面101に設けられるプーリ軸方向凹部102が複数であることと横断面形状が三角形である点で異なるが、その他は同様の構成を有している。第2の実施形態における複数のプーリ軸方向凹部102は、4個設けられており、そのうち破線BLより外周側に配置されたものはプーリ1の隣接する噛合凸部15の間において部分的に環状に延び、破線BLより内周側に配置されたものは回転の軸線に対して完全に環状に延びて形成されている。また4個のプーリ軸方向凹部102は同軸に配置されている。
第2の実施形態において、複数のプーリ軸方向凹部102の横断面の形状及び大きさは適宜変更可能であり、例えば図5に示すように、内周側の3個のプーリ軸方向凹部102の横断面形状を半円形としまた深さを図4に示されたものより浅くしてもよい。
また、第2の実施形態において、図6に示すように、プーリ円板部13のフロント側表面13aから略三角形の横断面形状を有する3個の環状の凸部103を同一高さで突出させ、この突出した3個の凸部103の頂部に接する仮想面をプーリ側接触面101としてもよい。この場合、環状のプーリ軸方向凹部102は隣接する環状の凸部103の間に、及びプーリ円筒部14の内周面14aと最も外周側の凸部103との間に形成される。
さらに、第2の実施形態において、図7に示すように、アウターハブ26のリア側端面26aの内周側が傾斜している場合、この傾斜面に接触するようにプーリ円板部13のフロント側表面13aから略矩形の横断面形状を有する環状の一つの凸部103を突出させることにより環状のプーリ軸方向凹部102を形成してもよい。この場合、プーリ側接触面101は、前記凸部103の頂面と、アウターハブ26の傾斜開始部に接するプーリ円板部13の、図7のA部とこのA部より外周側を含む面により定義され、プーリ軸方向凹部102は凸部103と前記A部との間に形成される。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態の動力伝達装置について説明する。第3の実施形態の動力伝達装置では、図8に示されるように、ハブ軸方向凹部202がアウターハブ26のリア側端面26aにおけるプーリ1との接触面201に軸方向に形成される。図8では、略三角形の横断面形状の3個のハブ軸方向凹部202が示されていて、破線BLより内周側のハブ軸方向凹部202は回転の軸線に対して環状に形成され、破線BLより外側のハブ軸方向凹部202は部分的に環状に形成されている。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態の動力伝達装置について図9を参照して説明する。プーリ円筒部14の内周面14aとアウターハブ26の外周面26bとは接触しており、従ってアウターハブ26の外周面26bに軸方向に延びる第2のハブ側接触面206が形成されている。第4の実施形態の動力伝達装置では、この第2のハブ側接触面206に半径方向に凹んだ三角形横断面形状を有するハブ半径方向凹部205が環状に形成される。ハブ半径方向凹部205は、図9に示されるように3個設けられており、その横断面形状は半円形である。もちろんハブ半径方向凹部205は3個に限定されるものではなく他の任意の自然数が可能であり、またその横断面形状も例えば3角形であってもよい。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態の動力伝達装置について図10を参照して説明する。第5の実施形態の動力伝達装置では、プーリ円筒部14の内周面14aに形成されて軸方向に延びる第2のプーリ側接触面106に半径方向に凹んだ三角形の横断面形状を有する2個のプーリ半径方向凹部105が環状に形成される。
(第6の実施形態)
次に第6の実施形態の動力伝達装置について、図11を参照して説明する。第6の実施形態の動力伝達装置では、プーリ軸方向凹部102は、第2の実施形態の場合と同様にプーリ側接触面101に環状に4個形成され、さらにこの4個のプーリ軸方向凹部102のうち最外周の1個を除く3個に嵌合する3個の環状の嵌合凸部204がハブ側接触面201から突出している。
(第7の実施形態)
次に第7の実施形態の動力伝達装置について、図12を参照して説明する。第7の実施形態の動力伝達装置では、ハブ軸方向凹部202は、第3の実施形態の場合と同様にアウターハブ26のリア側端面26aにおけるハブ側接触面201に環状に3個形成され、さらにこの3個のハブ軸方向凹部202に嵌合する3個の環状の嵌合凸部104がプーリ側接触面101から突出している。
(第8の実施形態)
前述した各実施形態を組み合わせることができ、例えば第2の実施形態のようにプーリ側接触面101にプーリ軸方向凹部102が設けられると共に第4の実施形態のようにアウターハブ26の外周面26bに形成される第2のハブ側接触面206にハブ半径方向凹部205が設けられる、図13で示される第8の実施形態も可能である。
(第9の実施形態)
次に第9の実施形態の動力伝達装置について、図14を参照して説明する。第9の実施形態の動力伝達装置では、アウターハブ26の外周面26bとプーリ円筒部14の内周面14aとの間に侵入した異物を回転の遠心力によって排出するための排出穴107がプーリ円筒部14の基部に貫通形成される。この排出穴107は、図14では1個のみが示されるが、合計6個の排出穴107が60度の角度間隔でプーリ円筒部14に設けられている。また、この第9の実施形態と前述した各実施形態とを組み合わせた実施形態も可能である。
(その他の実施形態)
前述した実施形態では、ハブ2はインナーハブ21とアウターハブ26の二つの要素からから構成されていたが、本発明による動力伝達装置のハブ2は、例えば単一の要素あるいは三以上の要素から構成されていてもよい。またアウターハブ26はゴム状の弾性材ではなく例えばプラスチックまたは金属材料から形成されてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る動力伝達装置のフロント側の側面図である。 図1のA−A切断線による前記動力伝達装置の縦断面図である。 図2の、ハブの上端側とそれに接触するプーリを示す拡大縦断面図である。 第2の実施形態に係る動力伝達装置の図3と同様の拡大縦断面図である。 第2の実施形態に係る動力伝達装置の第1の変更例の図3と同様の拡大縦断面図である。 第2の実施形態に係る動力伝達装置の第2の変更例の図3と同様の拡大縦断面図である。 第2の実施形態に係る動力伝達装置の第3の変更例の図3と同様の拡大縦断面図である。 第3の実施形態に係る動力伝達装置の図3と同様の拡大縦断面図である。 第4の実施形態に係る動力伝達装置の図3と同様の拡大縦断面図である。 第5の実施形態に係る動力伝達装置の図3と同様の拡大縦断面図である。 第6の実施形態に係る動力伝達装置の図3と同様の拡大縦断面図である。 第7の実施形態に係る動力伝達装置の図3と同様の拡大縦断面図である。 第8の実施形態に係る動力伝達装置の図3と同様の拡大縦断面図である。 第9の実施形態に係る動力伝達装置の図3と同様の拡大縦断面図である。
符号の説明
1 プーリ
2 ハブ
4 回転軸
5 軸受
13 プーリ円板部
13a プーリ円板部のフロント側表面
14 プーリ円筒部
14a プーリ円筒部の内周面
26 アウターハブ
26a アウターハブのリア側端面26a
26b アウターハブの外周面
101 プーリ側接触面
102 プーリ軸方向凹部
201 ハブ側接触面

Claims (8)

  1. 回転軸(4)を有する回転機器のケーシング(6)に回転可能に装着されるプーリ(1)と、
    前記プーリ(1)に連結されて前記プーリ(1)と一体に回転すると共に、前記回転軸(4)に結合されるハブ(2)と、を具備する動力伝達装置であって、
    前記プーリ(1)と前記ハブ(2)は互いに接触する接触面(101,201)または互いに近接する近接面(101,201)をそれぞれ有しており、
    前記プーリ側及び/又は前記ハブ側の前記接触面(101,201)または前記近接面(101,201)に少なくとも一つの凹部(102,202,105,205)が環状に形成されていることを特徴とする動力伝達装置。
  2. 複数の前記凹部(102,202,105,205)が同心状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. 前記凹部(102,202)に嵌合する嵌合凸部(104,204)が前記プーリ側及び/又は前記ハブ側の前記接触面(101,201)または前記近接面(101,201)に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の動力伝達装置。
  4. 前記プーリ(1)は前記ハブ(2)に接触または近接するプーリ円板部(13)を有し、前記凹部(102)は前記プーリ円板部(13)の表面(13a)に形成された前記プーリ側の前記接触面(101)または前記近接面(101)から軸方向に凹んで形成されたプーリ軸方向凹部(102)を含んで成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の動力伝達装置。
  5. 前記ハブ(2)は前記プーリ(1)に接触または近接するハブ端面(26a)を有し、前記凹部(202)は前記ハブ端面(26a)に形成された前記ハブ側の前記接触面(201)または前記近接面(201)から軸方向に凹んで形成されたハブ軸方向凹部(202)を含んで成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の動力伝達装置。
  6. 前記ハブ(2)は前記プーリ(1)に接触または近接する外周面(26b)を有し、前記凹部(205)は前記ハブ(2)の前記外周面(26b)に形成された前記ハブ側の前記接触面(206)または前記近接面(206)から半径方向に凹んで形成されたハブ半径方向凹部(205)を含んで成ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の動力伝達装置。
  7. 前記プーリ(1)は前記ハブ(2)に接触または近接するプーリ円筒部(14)を有し、前記凹部(105)は前記プーリ円筒部(14)の内周面(14a)に形成された前記プーリ側の前記接触面(106)または前記近接面(106)から半径方向に凹んで形成されたプーリ半径方向凹部(105)を含んで成ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の動力伝達装置。
  8. 前記ハブ(2)が、前記回転軸(4)に結合されるインナーハブ(21)と、該インナーハブ(21)に結合されると共に前記プーリ(1)に連結されるアウターハブ(26)とを具備し、前記アウターハブ(26)が弾性体から形成され、前記ハブ側の前記接触面(201、206)または前記近接面(201,206)が前記アウターハブ(26)に形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の動力伝達装置。
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