JP2009264479A - ボールジョイント - Google Patents

ボールジョイント Download PDF

Info

Publication number
JP2009264479A
JP2009264479A JP2008113981A JP2008113981A JP2009264479A JP 2009264479 A JP2009264479 A JP 2009264479A JP 2008113981 A JP2008113981 A JP 2008113981A JP 2008113981 A JP2008113981 A JP 2008113981A JP 2009264479 A JP2009264479 A JP 2009264479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
rod
center
spherical portion
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008113981A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5166104B2 (ja
Inventor
Toshihiro Shimazawa
利宏 島沢
Yoshitaka Minami
義高 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Corp
Original Assignee
Rhythm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Corp filed Critical Rhythm Corp
Priority to JP2008113981A priority Critical patent/JP5166104B2/ja
Publication of JP2009264479A publication Critical patent/JP2009264479A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5166104B2 publication Critical patent/JP5166104B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

【課題】車両搭載上の要求に応じたロッドの溶接角度に適合できる、軽量、高強度、高精度のボールジョイントを安価に提供する。
【解決手段】球状部12aを有するボールスタッド12と、球状部12aを揺動及び回動自在に収容し一方に開口部16aを有するソケット16と、ソケット16の底面16bに溶接されたロッド40とを備えるボールジョイント10に於いて、ソケット16は、底面16bにロッド40の端面投影面積よりも大きな範囲の球面部16Cを有し、ロッド40は、中心軸CLの延長線が球面部16cの中心OSを通るように球面部16cに溶接される。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として車両用リンク機構の連結装置として使用されるボールジョイントに係り、特に、ボールスタッドを収容するソケットにロッドを溶接したボールジョイントに関する。
従来、車両のサスペンションリンケージ、例えばサスペンションアームとスタビライザとの連結に使用されるボールジョイントとしては、図6に示すものが知られている。図6において、ボールジョイント100は、ボールスタッド102、ボールシート104、ソケット106、ダストカバー108及びロッド130で構成される。
ボールジョイント100は、ボールスタッド102の一端に形成する球状部102aをボールシート104を介してソケット106に組込み、ソケット106の開口部106aをかしめ成形してスタッド102を揺動及び回動自在に支持し、ボールスタッド102とソケット106の間には、ソケット106の開口部106aから内部に水や埃が侵入するのを防止するダストカバー108を装着している。
また、ソケット106の円筒状の外周面106bにはサスペンションアームとスタビライザとを連結するロッド130が溶接され、ロッド130の他端は図示しない別のボールジョイント等に接続されている。
特開平5−319062号公報 特開2005−61537号公報
しかしながら、図6に示すような従来のボールジョイントにあっては、ソケット106に対するロッド130の設置角度は、ボールジョイント100を車両に搭載する際の設計要件により決まるため、ボールジョイント100の製造上の都合によりその設置角度を変更したい場合でも変更できないという問題がある。
また、サスペンションレイアウトの都合等によりソケット106の中心軸CSに対するロッド130の中心軸CLの角度θが0°または90°以外の角度に溶接するように要求される場合があり、この角度で溶接する従来例として、以下の(1)及び(2)の場合がある。
(1)ソケットの溶接面に対し、ロッドの中心軸が垂直ではない状態で溶接する。
(2)ソケットの溶接面として、ロッドの中心軸に垂直となる平面を設けて溶接する。
図7は、従来のボールジョイントにおいて、ロッドをソケットの溶接面に対し斜めに溶接する(1)の実施例を示す断面図である。図7においてボールジョイント110は、ボールスタッド112、ボールシート114、ソケット116、ダストカバー118及びロッド140で構成され、ソケット116の底面116aに対しロッド140の中心軸CLが垂直ではなく角度γ傾斜するようにロッド140を溶接している。
図8は、図7のロッドの溶接方法を示す説明図であり、図8(A)は、ロッドの溶接端面がロッドの中心軸に垂直な場合を、図8(B)は、ロッドの溶接端面がソケットの溶接面に平行な場合を示し、図8(C)は、溶接面に働く圧着力の分力を示している。
図8(A)において、ロッド140の溶接端面140aに対しソケット116の溶接面である底面116aが傾いているため、方向Pに加圧して溶接した場合、溶接部のナゲット生成がロッド140の周方向で不均一となり、すなわち溶接の溶け込み程度の小さい部分が生じることで、同等断面積のロッドが周方向で均一に溶融している場合に比べて溶接強度が低下する。
このような場合、強度低下を補うためにソケット116とロッド140をプロジェクション溶接等で溶接した後に、更にアーク溶接等で図7に示すようなビード160を盛り補強する必要が生じ、これが製造コストを増加させる問題となる。
図8(B)においては、ロッド140の溶接端面140bをソケット116の底面116aと平行になるように中心軸CLに対し斜めにカットして溶接を行うが、この場合、溶接端面140bは中心軸CLに対し非対称の形状となるため、溶接時にロッド140の中心軸CLの軸回り方向DLの位置決めが必要となり、これも製造コストを増加させる問題となる。
更に、図8(A)及び(B)の何れの場合においても、ロッド140を中心軸CLの方向Pに加圧して溶接を行うため、加圧方向Pと溶接面である底面116aが垂直にならず、図8(C)に示すように、溶接時の圧着力Pにより、底面116aに垂直な分力Vと平行な分力Hが発生し、ロッド140は、この分力Hにより溶接位置がずれ易く、溶接後の寸法精度が低下する問題もある。
図9は、従来のボールジョイントにおいて、ロッドをソケットの溶接面に対し垂直に溶接する(2)の実施例を示す断面図である。図9においてボールジョイント120は、ボールスタッド122、ボールシート124、ソケット126、ダストカバー128及びロッド150で構成され、ソケット126の中心軸CSに軸対称な円錐状の底面126aに対し、ロッド150の中心軸CLの角度δが垂直になるようにロッド150を溶接している。
この場合、ソケット126の溶接面である底面126aにロッド150の溶接端面150aよりも大きな面積を確保する必要から、ソケット126の底部126bを下方に伸ばすように増肉することでソケット126のサイズが大きくなり、重量及びコストが増加してしまう。
図10は、図9のソケットのサイズが大きくなる理由を示す説明図であり、図10(A)は、ソケットの底部を増肉せずに軸対称な溶接面を確保できない理由を示し、図10(B)は、ソケットの溶接面をソケットの中心軸回りに非対称にした場合の欠点を示す。
図10(A)において、ソケット126を図7に示すソケット116と同程度の大きさにし、ロッド150を図9と同じ中心軸CL上に溶接しようとすると、ロッド150の溶接端面150aに対しソケット126の溶接面である底面126bの面積が足りず、ロッド150の溶接端面150aの一部150bがソケット126の底面126bから外れてしまい、この状態で溶接を行うと溶接部の強度が低下する。
しかし、ソケット126の底部126bを126aに示す位置まで下方に伸ばすことで、底面126bの面積とロッド150の中心軸CLの角度及び位置を変えずにロッド150をソケットに126に溶接することが可能となる。
図10(B)においては、ソケット126の溶接面126cを中心軸CSの軸回りに非対称の平面にして面積を増加させることで底部126bの増肉を抑えているが、ソケット126が対称形でないため鍛造等による成形性が悪化すると共に、溶接時にソケット126の中心軸CSの軸回り方向DSの位置決めが必要となり、溶接工数が増加する問題がある。
また、図9の場合、設計要件による溶接角度θに応じてソケット126の溶接面126aの中心軸CSに対する角度を変えなければならず、僅かな溶接角度θの違いでもソケット126を共用化することができないため、量産効果を得られず製造コストが増加する。
本発明は、車両搭載上の要求に応じたロッドの溶接角度に適合できる、軽量、高強度、高精度のボールジョイントを安価に提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。まず本発明は、球状部を有するボールスタッドと、ボールスタッドの球状部を揺動及び回動自在に収容し一方に開口部を有するソケットと、ソケットの外面に溶接されたロッドとを備えるボールジョイントに於いて、ソケットは、外面にロッドの端面投影面積よりも大きな範囲の球面部を有し、ロッドは、中心軸の延長線がソケットの球面部の中心を通るように球面部に溶接されることを特徴とする。
ここで、ソケットは、球面部の中心が、開口部の中央とボールスタッドの球状部の中心を通る軸線上に在る。あるいは、ソケットは、球面部の中心が、ボールスタッドの球状部の中心と一致する。
本発明のボールジョイントは、球状部及び軸部を有するボールスタッドと、ボールスタッドの球状部を揺動及び回動自在に収容し一方に軸部を突出させる開口部と外面にロッドを溶接可能な溶接面を有するソケットとを備えるボールジョイントに於いて、ソケットの溶接面は、開口部の中央とボールスタッドの球状部の中心を通る軸線に対して軸対称にロッドの端面投影線よりも大きな弧長の球面から成ることを特徴とする。
本発明によれば、ソケットの外面にロッドの端面投影面積よりも大きな範囲の球面部を設け、ロッドの中心軸の延長線がソケットの球面部の中心を通るように、ロッドの端面部をソケット球面部に溶接することで、ソケットに無駄な肉を付けて重量を増加させたり、ソケットを中心軸回りに非対称として生産性を低下させたりすることなく、ロッドの溶接面の周方向でナゲット生成を均一化することができ、軽量、高強度、高精度のボールジョイントを安価に提供することが可能となる。
また、車両搭載上の要求であるソケットに対するロッドの溶接角度違いに対するソケット共用化の幅が広がり、量産効果による更なるコスト低減も望める。
更に、ボールスタッドを経由した外力を常にロッドの中心軸線上で受けることができるため、外力に耐えるのに必要な溶接強度及びロッド強度を最も小さくでき、よって、ロッド断面積を小さくすることでより安価なロッドを使用することができる。
図1は、本発明のボールジョイントの第1実施形態を示す断面図である。図1において、ボールジョイント10は、ボールスタッド12、ボールシート14、ソケット16、ダストカバー18及びロッド40で構成される。
ボールジョイント10は、ボールスタッド12の一端に形成する球状部12aをボールシート14を介してソケット16に組込み、ソケット16の開口部16aをかしめ成形してスタッド12を揺動及び回動自在に支持し、ボールスタッド12とソケット16の間には、ソケット16の開口部16aから内部に水や埃が侵入するのを防止するダストカバー18を装着している。
ここで、ソケット16の開口部16aの中央とボールスタッド12の球状部12aの中心OBを通る軸線をソケット16の中心軸CSとし、ソケット16は中心軸CSに対し基本的に軸対称の形状をしている。
ソケット16の底面16bには、ソケット16の中心軸CS上の中心OSから半径RSの球面部16cを有し、球面部16cには、ソケット16の中心軸CSに対し中心軸CLを角度θ傾け、且つ、中心軸CLの延長線がソケット16の球面部16cの中心OSを通るようにロッド40の端面部40aをソケット球面部に溶接している。
図2は、本発明のボールジョイントの第2実施形態を示す断面図である。図2において、ボールジョイント20は、ボールスタッド22、ボールシート24、ソケット26、ダストカバー28及びロッド50で構成される。
ボールジョイント20は、ボールスタッド22の一端に形成する球状部22aをボールシート24を介してソケット26に組込み、ソケット26の開口部26aをかしめ成形してスタッド22を揺動及び回動自在に支持し、ボールスタッド22とソケット26の間には、ソケット26の開口部26aから内部に水や埃が侵入するのを防止するダストカバー28を装着している。
ここで、ソケット26の開口部26aの中央とボールスタッド22の球状部22aの中心OBを通る軸線をソケット26の中心軸CSとし、ソケット26は中心軸CSに対し基本的に軸対称の形状をしている。
ソケット26の底面26bは、ボールスタッド22の球状部22aの中心OBから半径RSの球面26cから成り、球面26cには、ソケット26の中心軸CSに対し中心軸CLを角度θ傾け、且つ、中心軸CLの延長線がソケット26の球面26cの中心OS(ボールスタッド22の球状部22aの中心OBと同一点)を通るようにロッド50の端面部50aをソケット球面部に溶接している。
従って、図1及び2に示す実施形態においては、ソケット16及び26に無駄な肉を付けて重量を増加させたり、ソケット16及び26を中心軸回りに非対称にして生産性を低下させたりすることなく、ロッド40及び50の溶接面の周方向でナゲット生成を均一化することができ、軽量、高強度、高精度のボールジョイントを安価に提供することが可能となる。
図3は、図1及び2のロッドの溶接可能範囲を示す説明図であり、図3(A)は図1の第1実施形態を、図3(B)は図2の第2実施形態を示している。図3(A)において、ロッド40のソケット16に対する溶接角度、すなわち中心軸CLと中心軸CSとの角度θは、球面部16cの中心OSに対し、角度αの範囲内で任意に設定できる。
また、図3(B)においても、ロッド50のソケット26に対する溶接角度θは、球面部26cの中心OSに対し、角度βの範囲内で任意に設定できる。従って、一種類のソケット16あるいは26で、複数の溶接角度に対応できることから、ソケット共用化の幅が広がり、量産効果によるコスト低減が可能である。
また、図1に示す第1実施形態においては、球面16cの中心OSと球状部12aの中心OBの位置は一致していないが、図2に示す第2実施形態においては、球面26cの中心OSは、ボールスタッド22の球状部22aの中心OBに一致させており、このことにより、第2実施形態のボールジョイント20は、ボールスタッド22を経由した外力を常にロッド50の中心軸線上で受けることができる。
図4は、ボールスタッドからロッドに伝達される外力のボールジョイント内の作用を示す説明図であり、図4(A)は図1の第1実施形態を、図4(B)は図2の第2実施形態を示している。図4(A)において、ボールスタッド12は、中心軸CBがロッド40の中心軸CLと同一平面にあり、また、中心軸CBがソケット16の中心軸CSに対し、ロッド40の中心軸CLの傾斜角度θと同じ角度θ傾いた状態である。
しかし、ボールスタッド12の球状部12aの中心OBとソケット16の球面16cの中心OSの位置が一致していないため、ボールスタッド12の中心軸CBとロッド40の中心軸CLは同一線上にはなく、Eだけずれている。そのため、ボーススタッド12からの外力Fは、ロッド40の中心軸CLに平行に作用するだけではなく、モーメントFEとしても作用してしまう。
図4(B)においても、ボールスタッド22は、中心軸CBがロッド50の中心軸CLと同一平面にあり、また、中心軸CBがソケット26の中心軸CSに対し、ロッド50の中心軸CLの傾斜角度θと同じ角度θ傾いた状態であるが、ボールスタッド22の球状部22aの中心OBとソケット26の球面26cの中心OSの位置が一致しているため、ボーススタッド22からの外力Fは、ロッド50の中心軸CL上にそのまま作用する。
図4(B)に示す例は、外力Fがそのまま直線的にロッド50に作用する最も条件の良い状態であるが、第2実施形態においては、スタッド22の角度θ(図面平面以外も含む)に係わらず、ボールスタッド22を経由した外力Fを常にロッド50の中心軸CLの線上で受けることができるため、外力Fに耐えるのに必要な溶接強度及びロッド強度を最も小さくでき、よって、ロッド断面積を小さくすることでより安価なロッドを使用することができる。
図5は、本発明のボールジョイントの第3実施形態を示す断面図であり、図2に示す第2実施形態に対し、溶接角度θが大きい場合である。図5において、ボールジョイント30は、ボールスタッド32、ボールシート34、ソケット36、ダストカバー38及びロッド60で構成される。
ボールジョイント30は、ボールスタッド32の一端に形成する球状部32aをボールシート34を介してソケット36に組込み、ソケット36の開口部36aをかしめ成形してスタッド32を揺動及び回動自在に支持し、ボールスタッド32とソケット36の間には、ソケット36の開口部36aから内部に水や埃が侵入するのを防止するダストカバー38を装着している。
ここで、ソケット36の開口部36aの中央とボールスタッド32の球状部32aの中心OBを通る軸線をソケット36の中心軸CSとし、ソケット36は中心軸CSに対し基本的に軸対称の形状をしている。
ソケット36の外周部36bは、ボールスタッド32の球状部32aの中心OBから半径RSの球面部36cを有し、球面部36cには、ソケット36の中心軸CSに対し中心軸CLを角度θ傾け、且つ、中心軸CLの延長線がソケット36の球面部36cの中心OS(ボールスタッド32の球状部32aの中心OBと同一点)を通るようにロッド50の端面部50aをソケット球面部に溶接している。
また、図5において、ソケット36の底面36dは平面になっているが、この部分も球面36cとしてもよく、そうすることで溶接角度θを大きな範囲で設定可能となる。
本発明は、車両用リンク機構の連結装置として用いられるボールジョイントに限らず、ロッドをソケットに溶接するあらゆるボールジョイントに適用可能であり、また、上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含む。
本発明のボールジョイントの第1実施形態を示す断面図 本発明のボールジョイントの第2実施形態を示す断面図 図1及び2のロッドの溶接可能範囲を示す説明図 図1及び2のボールスタッドからの外力の作用を示す説明図 本発明のボールジョイントの第3実施形態を示す断面図 従来のボールジョイントを示す断面図 ロッドをソケットの溶接面に対し斜めに溶接する従来例を示す断面図 図7のロッドの溶接方法を示す説明図 ロッドをソケットの溶接面に対し垂直に溶接する従来例を示す断面図 図9のソケットのサイズが大きくなる理由を示す説明図
符号の説明
10、20、30、100、110、120:ボールジョイント
12、22、32、102、112、122:ボールスタッド
14、24、34、104、114、124:ボールシート
16、26、36、106、116、126:ソケット
18、28、38、108、118、128:ダストカバー
40、50、60、130、140、150:ロッド
160:ビード
CB:ボールスタッドの中心軸
CS:ソケットの中心軸
CL:ロッドの中心軸
OB:ボールスタッドの球状部の中心
OS:ソケットの球面部の中心
θ:ロッドの溶接角度

Claims (4)

  1. 球状部を有するボールスタッドと、前記ボールスタッドの球状部を揺動及び回動自在に収容し一方に開口部を有するソケットと、前記ソケットの外面に溶接されたロッドとを備えるボールジョイントに於いて、
    前記ソケットは、外面に前記ロッドの端面投影面積よりも大きな範囲の球面部を有し、
    前記ロッドは、中心軸の延長線が前記ソケットの球面部の中心を通るように前記球面部に溶接されることを特徴とするボールジョイント。
  2. 請求項1記載のボールジョイントに於いて、前記ソケットは、
    前記球面部の中心が、前記開口部の中央と前記ボールスタッドの球状部の中心を通る軸線上に在ることを特徴とするボールジョイント。
  3. 請求項1記載のボールジョイントに於いて、前記ソケットは、
    前記球面部の中心が、前記ボールスタッドの球状部の中心と一致することを特徴とするボールジョイント。
  4. 球状部及び軸部を有するボールスタッドと、前記ボールスタッドの球状部を揺動及び回動自在に収容し一方に前記軸部を突出させる開口部と外面にロッドを溶接可能な溶接面を有するソケットとを備えるボールジョイントに於いて、
    前記ソケットの溶接面は、前記開口部の中央と前記ボールスタッドの球状部の中心を通る軸線に対して軸対称に前記ロッドの端面投影線よりも大きな弧長の球面から成ることを特徴とするボールジョイント。
JP2008113981A 2008-04-24 2008-04-24 ボールジョイント Expired - Fee Related JP5166104B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008113981A JP5166104B2 (ja) 2008-04-24 2008-04-24 ボールジョイント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008113981A JP5166104B2 (ja) 2008-04-24 2008-04-24 ボールジョイント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009264479A true JP2009264479A (ja) 2009-11-12
JP5166104B2 JP5166104B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=41390575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008113981A Expired - Fee Related JP5166104B2 (ja) 2008-04-24 2008-04-24 ボールジョイント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5166104B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011158028A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Somic Ishikawa Inc ボールジョイント装置の製造方法
JP2011158056A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Somic Ishikawa Inc ボールジョイント
US10876665B2 (en) 2015-12-23 2020-12-29 Staubli Faverges Socket element for a quick connector and quick connector comprising such a socket element

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61116227U (ja) * 1984-12-28 1986-07-22
JPH09280246A (ja) * 1996-02-14 1997-10-28 Chuo Spring Co Ltd ボールジョイント
WO2006019145A1 (ja) * 2004-08-20 2006-02-23 Nhk Spring Co., Ltd. ボールジョイントと、その製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61116227U (ja) * 1984-12-28 1986-07-22
JPH09280246A (ja) * 1996-02-14 1997-10-28 Chuo Spring Co Ltd ボールジョイント
WO2006019145A1 (ja) * 2004-08-20 2006-02-23 Nhk Spring Co., Ltd. ボールジョイントと、その製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011158028A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Somic Ishikawa Inc ボールジョイント装置の製造方法
JP2011158056A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Somic Ishikawa Inc ボールジョイント
US10876665B2 (en) 2015-12-23 2020-12-29 Staubli Faverges Socket element for a quick connector and quick connector comprising such a socket element

Also Published As

Publication number Publication date
JP5166104B2 (ja) 2013-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8376647B2 (en) Ball joint and production method therefor
US20140361507A1 (en) Lower arm for vehicle suspension system
JP5166104B2 (ja) ボールジョイント
CN103635702A (zh) 球窝接头
US20150104244A1 (en) Laser joint structure and laser joining method
KR20090083995A (ko) 멤브레인 lng선의 종격벽 너클 구조화를 통한 선측외판블록 조립방법
US6598778B2 (en) Aluminum-based metal link for vehicles and a method for producing same
JP2013245763A (ja) ボールジョイント
JP2008195155A (ja) トーションビーム式サスペンション
JP2015151097A (ja) リンクアーム部材、及び、リンクアーム部材の製造方法
JP2011083810A (ja) サスペンションアーム用素形材
JP2005271886A (ja) スタビライザの横ずれ防止装置
JP2006188227A (ja) 水平ボールジョイントアセンブリ
US10000228B2 (en) Steering apparatus
JP2006233986A (ja) 油圧緩衝器
JP2010274823A (ja) サスペンションアーム本体とブッシュ用外筒との接合構造
US7198131B2 (en) Mounting bracket
JP4768563B2 (ja) ストッパ構造
JP4771907B2 (ja) トーションビーム式サスペンション
JP2009173155A (ja) 車両用サスペンションアーム及びその製造方法
JP2007301577A (ja) 筒製品
JP5013255B2 (ja) シリンダ装置およびその製造方法
JP6641087B2 (ja) 竪樋支持具
CN219616908U (zh) 电极帽及点焊焊钳
KR20130013147A (ko) Ctba 현가장치에서 토션빔의 용접 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110328

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5166104

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees