JP2009264232A - 車両およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車軸に連結された駆動軸に動力を出力可能な内燃機関および電動機を備える車両において、運転者に違和感を与えるのを抑制する。
【解決手段】シフトポジションがNポジションの状態でエンジン22を自立運転する際には、インバータ41,42をゲート遮断すると共に第1のタイミングでの吸気バルブの開閉を伴ってエンジン22を自立運転する。また、シフトポジションがPポジションの状態でエンジン22を自立運転する際には、モータMG2からギヤのガタを詰めるためのトルクを出力すると共に第1のタイミングとは異なる第2のタイミングでの吸気バルブの開閉を伴ってエンジン22を自立運転する。これにより、シフトポジションに応じて車両に生じる振動をより低減することができ、運転者に違和感を与えるのをより抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両およびその制御方法に関する。
従来、この種の車両としては、車両の停止状態が検出されたときに、排気カムの位相を変更して排気弁の開閉タイミングを変更するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、シフトレバーの位置がPレンジやNレンジにあるときなど車両の停止状態が検出されたときに、バルブオーバーラップ量が減少するよう排気カムの位相を変更することにより、次回にエンジンを始動する際の始動性の向上を図っている。
特開2004−204816号公報
ところで、エンジンやモータからの動力を用いて走行し、シフトレバーの位置を考慮してモータを駆動するインバータを制御する車両では、エンジンを自立運転する際に、シフトレバーの位置によって車両に作用する振動の程度が異なることがある。こうした振動は、運転者に違和感を与えることがあるため、できるだけ抑制することが望ましい。
本発明の車両およびその制御方法は、車軸に連結された駆動軸に動力を出力可能な内燃機関および電動機を備える車両において、運転者に違和感を与えるのを抑制することを主目的とする。
本発明の車両およびその制御方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の車両は、
車軸に連結された駆動軸に動力を出力可能な内燃機関と、前記駆動軸に動力を出力可能な電動機と、を備える車両であって、
吸気バルブおよび/または排気バルブの開閉タイミングを変更可能な開閉タイミング変更手段と、
前記内燃機関を自立運転する際、シフトポジションが駐車ポジションのときには、前記シフトポジションがニュートラルポジションのときとは異なるタイミングで前記吸気バルブおよび/または前記排気バルブが開閉されながら前記内燃機関が自立運転されるよう前記開閉タイミング変更手段と該内燃機関とを制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の車両では、内燃機関を自立運転する際に、シフトポジションが駐車ポジションのときにはシフトポジションがニュートラルポジションのときとは異なるタイミングで吸気バルブや排気バルブが開閉されながら内燃機関が自立運転されるよう開閉タイミング変更手段と内燃機関とを制御する。したがって、シフトポジションがニュートラルポジションであるか駐車ポジションであるかに応じてより適正な開閉タイミングで吸気バルブや排気バルブを開閉しながら内燃機関を自立運転すれば、車両に作用する振動が大きくなるのを抑制することができ、運転者に違和感を与えるのを抑制することができる。
こうした本発明の車両において、前記制御手段は、前記内燃機関を自立運転する際、前記シフトポジションが前記駐車ポジションのときには、前記シフトポジションが前記ニュートラルポジションのときに比して遅いタイミングで前記吸気バルブが開閉される及び/又は早いタイミングで前記排気バルブが開閉されるよう前記開閉タイミング変更手段を制御する手段であるものとすることもできる。
また、本発明の車両において、前記シフトポジションが前記駐車ポジションのときに前記駆動軸をロックするロック手段と、複数のスイッチング素子のスイッチングにより前記電動機を駆動する駆動回路と、を備え、前記制御手段は、少なくとも前記シフトポジションが前記ニュートラルポジションのときには前記駆動回路がゲート遮断されるよう該駆動回路を制御し、前記シフトポジションが前記駐車ポジションのときには前記電動機からトルクが出力されるよう前記駆動回路を制御する手段である、ものとすることもできる。
さらに、本発明の車両において、前記駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され、電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸とに動力を入出力可能な電力動力入出力手段を備えるものとすることもできる。この場合、前記電力動力入出力手段は、動力を入出力する発電機と、前記駆動軸と前記出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、を備える手段であるものとすることもできる。
本発明の車両の制御方法は、
車軸に連結された駆動軸に動力を出力可能な内燃機関と、前記駆動軸に動力を出力可能な電動機と、吸気バルブおよび/または排気バルブの開閉タイミングを変更可能な開閉タイミング変更手段と、を備える車両の制御方法であって、
前記内燃機関を自立運転する際、シフトポジションが駐車ポジションのときには、前記シフトポジションがニュートラルポジションのときとは異なるタイミングで前記吸気バルブおよび/または前記排気バルブが開閉されながら前記内燃機関が自立運転されるよう前記開閉タイミング変更手段と該内燃機関とを制御する、
ことを特徴とする。
この本発明の車両の制御方法では、内燃機関を自立運転する際に、シフトポジションが駐車ポジションのときにはシフトポジションがニュートラルポジションのときとは異なるタイミングで吸気バルブや排気バルブが開閉されながら内燃機関が自立運転されるよう開閉タイミング変更手段と内燃機関とを制御する。したがって、シフトポジションがニュートラルポジションであるか駐車ポジションであるかに応じてより適正な開閉タイミングで吸気バルブや排気バルブを開閉しながら内燃機関を自立運転すれば、車両に作用する振動が大きくなるのを抑制することができ、運転者に違和感を与えるのを抑制することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、動力分配統合機構30に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた減速ギヤ35と、この減速ギヤ35に接続されたモータMG2と、車両全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、例えばガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力可能な内燃機関として構成されており、図2に示すように、エアクリーナ122により清浄された空気をスロットルバルブ124を介して吸入すると共に燃料噴射弁126からガソリンを噴射して吸入された空気とガソリンとを混合し、この混合気を吸気バルブ128を介して燃焼室に吸入し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させて、そのエネルギにより押し下げられるピストン132の往復運動をクランクシャフト26の回転運動に変換する。エンジン22の排気バルブ131を介して排出される排気は、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC),窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化装置(三元触媒)134を介して外気へ排出される。
エンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により制御されている。エンジンECU24は、CPU24aを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU24aの他に処理プログラムを記憶するROM24bと、データを一時的に記憶するRAM24cと、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。エンジンECU24には、エンジン22の状態を検出する種々のセンサからの信号、例えば、クランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ140からのクランクポジションやエンジン22の冷却水の温度を検出する水温センサ142からの冷却水温,燃焼室内に取り付けられた図示しない圧力センサからの筒内圧力,燃焼室へ吸排気を行なう吸気バルブ128や排気バルブ131を開閉するカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ144からのカムポジション,スロットルバルブ124のポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサ146からのスロットルポジション,吸気管に取り付けられたエアフローメータ148からのエアフローメータ信号,同じく吸気管に取り付けられた温度センサ149からの吸気温,空燃比センサ135aからの空燃比,酸素センサ135bからの酸素信号などが入力ポートを介して入力されている。また、エンジンECU24からは、エンジン22を駆動するための種々の制御信号、例えば、燃料噴射弁126への駆動信号や、スロットルバルブ124のポジションを調節するスロットルモータ136への駆動信号、イグナイタと一体化されたイグニッションコイル138への制御信号、吸気バルブ128の開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構150への制御信号などが出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータを出力する。なお、エンジンECU24は、クランクポジションセンサ140からのクランクポジションに基づいてクランクシャフト26の回転数、即ちエンジン22の回転数Neも演算している。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32にはリングギヤ軸32aを介して減速ギヤ35がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32側に出力する。リングギヤ32に出力された動力は、リングギヤ軸32aからギヤ機構60およびデファレンシャルギヤ62を介して、最終的には車両の駆動輪63a,63bに出力される。
ギヤ機構60には、ファイナルギヤ60aに取り付けられたパーキングギヤ92と、パーキングギヤ92と噛み合ってその回転駆動を停止した状態でロックするパーキングロックポール94と、からなるパーキングロック機構90が取り付けられている。パーキングロックポール94は、他のポジションから駐車ポジション(Pポジション)への操作信号または駐車ポジションから他のポジションへの操作信号を入力したハイブリッド用電子制御ユニット70により図示しないアクチュエータが駆動制御されることによって作動し、パーキングギヤ92との噛合およびその解除によりパーキングロックおよびその解除を行なう。ファイナルギヤ60aは機械的に駆動輪63a,63bに接続されているから、パーキングロック機構90は間接的に駆動輪63a,63bをロックしていることになる。
モータMG1およびモータMG2は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モータMG1,MG2のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1,MG2により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。モータMG1,MG2は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からの信号に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2も演算している。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51からの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。また、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)を演算したり、演算した残容量(SOC)と電池温度Tbとに基づいてバッテリ50を充放電してもよい最大許容電力である入出力制限Win,Woutを演算している。なお、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、電池温度Tbに基づいて入出力制限Win,Woutの基本値を設定し、バッテリ50の残容量(SOC)に基づいて出力制限用補正係数と入力制限用補正係数とを設定し、設定した入出力制限Win,Woutの基本値に補正係数を乗じることにより設定することができる。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。なお、実施例のハイブリッド自動車20では、シフトポジションセンサ82により検出するシフトポジションSPとしては、駐車ポジション(Pポジション)や中立ポジション(Nポジション),ドライブポジション(Dポジション),リバースポジション(Rポジション)などがある。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に、エンジン22の自立運転が要求されたときの動作について説明する。図3は、ハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される自立運転要求時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、エンジン22の自立運転が要求されているときに所定時間毎(例えば数msec毎)に繰り返し実行される。エンジン22の自立運転の要求は、シフトポジションSPが走行ポジション(DポジションやRポジション)の状態ではエンジン22の暖機を行ないながらモータ運転モードで走行するときなどに行なわれ、シフトポジションSPが非走行ポジション(PポジションまたはNポジション)の状態ではエンジン22の暖機を行なうときなどに行なわれる。以下、説明の都合上、シフトポジションSPが非走行ポジションの状態でエンジン22の自立運転が要求されているときについて説明する。なお、シフトポジションSPがPポジションのときには、パーキングロック機構90により駆動輪63a,63bがロックされる。
自立運転要求時制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、シフトポジションSPを入力すると共に(ステップS100)、入力したシフトポジションSPを調べる(ステップS110)。そして、シフトポジションSPがNポジションのときには、駆動軸としてのリングギヤ軸32aにトルクが出力されないようにするために、インバータ41,42のゲート遮断を指示するゲート遮断指令をモータECU40に送信し(ステップS120)、吸気バルブ128の目標開閉タイミングVT*にタイミングVT1を設定すると共に(ステップS130)、エンジン22の自立運転を指示する自立運転指令と目標開閉タイミングVT*とをエンジンECU24に送信し(ステップS160)、自立運転要求時制御ルーチンを終了する。ゲート遮断指令を受信したモータECU40は、インバータ41,42をゲート遮断する。また、自立運転指令と目標開閉タイミングVT*とを受信したエンジンECU24は、吸気バルブ128の開閉タイミングVTが目標開閉タイミングVT*となるよう可変バルブタイミング機構150を制御する開閉タイミング制御や、吸入空気量制御,燃料噴射制御,点火制御などを行なう。なお、吸入空気量制御,燃料噴射制御,点火制御などについては本発明の中核をなさないため、詳細な説明は省略する。ここで、タイミングVT1は、車両の仕様などを考慮して実験などにより定めることができる。このタイミングVT1について、詳細は後述する。
一方、ステップS110でシフトポジションSPがPポジションのときには、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定すると共にモータMG2のトルク指令Tm2*に所定トルクT1を設定してこれらをモータECU40に送信すると共に(ステップS140)、吸気バルブ128の目標開閉タイミングVT*にタイミングVT1とは異なるタイミングVT2を設定し(ステップS150)、自立運転指令と目標開閉タイミングVT*とをエンジンECU24に送信し(ステップS160)、自立運転要求時制御ルーチンを終了する。トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、トルク指令Tm1*でモータMG1が駆動されると共にトルク指令Tm2*でモータMG2が駆動されるようインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。ここで、所定トルクT1は、エンジン22を運転する際に減速ギヤ35や動力分配統合機構30,ギヤ機構60などのギヤのガタを詰めてこれらのギヤでガタ打ちが生じるのを抑制するためにモータMG2から出力すべきトルクとして定められ、車両の仕様などを考慮して実験などにより定めることができる。また、タイミングVT2は、車両の仕様などを考慮して実験などにより定めることができる。前述のタイミングVT1とタイミングVT2とは、実施例では、吸気バルブ128の開閉タイミングと車両に生じる振動との関係を実験などにより定めてこの振動が比較的小さくなる範囲内の吸気バルブ128の開閉タイミングを設定するものとした。吸気バルブ128の開閉タイミングと車両に生じる振動との関係の一例を図4に示す。図4の例では、車両に生じる振動が比較的小さくなる吸気バルブ128の開閉タイミングは、シフトポジションSPがPポジションのときにNポジションのときに比して遅いタイミングとなる。このようにシフトポジションSPによって同一の吸気バルブ128の開閉タイミングに対する車両に生じる振動の程度が異なるのは、シフトポジションSPがNポジションのときにはインバータ41,42がゲート遮断され、シフトポジションSPがPポジションのときにはモータMG2から駆動軸としてのリングギヤ軸32aにトルクが出力されるため、シフトポジションSPがNポジションかPポジションかによって駆動軸としてのリングギヤ軸32aやギヤ機構60を含む系の共振の様子が異なる、という理由に基づく。実施例では、このことを考慮して、シフトポジションSPがNポジションのときには、Pポジションのときに比して車両に生じる振動が小さくなる範囲R1内でタイミングVT1を設定し、シフトポジションSPがPポジションのときには、Nポジションのときに比して車両に生じる振動が小さくなる範囲R2(範囲R1より遅いタイミングの範囲)内でタイミングVT2を設定するものとした。このように、シフトポジションSPに応じてより適正なタイミングで吸気バルブ128を開閉することにより、車両に生じる振動をより低減することができ、運転者に違和感を与えるのをより抑制することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、シフトポジションSPがNポジションの状態でエンジン22を自立運転する際にはインバータ41,42をゲート遮断すると共にタイミングVT1での吸気バルブ128の開閉を伴ってエンジン22を自立運転し、シフトポジションSPがPポジションの状態でエンジン22を自立運転する際にはモータMG2からギヤのガタを詰めるためのトルクT1を出力すると共にタイミングVT1とは異なるタイミングVT2での吸気バルブ128の開閉を伴ってエンジン22を自立運転するから、シフトポジションSPに応じて車両に生じる振動をより低減することができ、運転者に違和感を与えるのをより抑制することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、シフトポジションSPが非走行ポジション(NポジションやRポジション)の状態でエンジン22を自立運転する際の動作について説明したが、シフトポジションSPが走行ポジション(DポジションやRポジション)の状態でエンジン22を自立運転する際には、エンジン22の自立運転しながらモータ運転モードで走行で走行するために、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定してモータMG1を制御すると共に駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクTr*に基づいてモータMG2のトルク指令Tm2*を設定してモータMG2を制御し、吸気バルブ128の目標開閉タイミングVT*にタイミングVT3を設定してこの目標開閉タイミングVT*を用いてエンジン22を制御すればよい。ここで、タイミングVT3は、車両に生じる振動が比較的小さくなる範囲内で定めることができ、車両の仕様や走行状態などを考慮して実験などにより定めることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、吸気バルブ128の開閉タイミングだけを変更可能な可変バルブタイミング機構150を用いるものとしたが、これに代えて、排気バルブ131の開閉タイミングだけを変更可能な可変バルブタイミング機構を用いるものとしてもよいし、吸気バルブ128および排気バルブ131の開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構を用いるものとしてもよい。これらの場合、シフトポジションSPがPポジションのときにNポジションのときに比して排気バルブ131の開閉タイミングが早くなるように可変バルブタイミング機構を制御するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、減速ギヤ35を介して駆動軸としてのリングギヤ軸32aにモータMG2を取り付けるものとしたが、リングギヤ軸32aにモータMG2を直接取り付けるものとしてもよいし、減速ギヤ35に代えて2段変速や3段変速,4段変速などの変速機を介してリングギヤ軸32aにモータMG2を取り付けるものとしても構わない。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の動力を動力分配統合機構30を介して駆動輪63a,63bに接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力するものとしたが、図5の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、エンジン22のクランクシャフト26に接続されたインナーロータ232と駆動輪63a,63bに動力を出力する駆動軸に接続されたアウターロータ234とを有し、エンジン22の動力の一部を駆動軸に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機230を備えるものとしてもよい。
実施例では、ハイブリッド自動車20について説明したが、吸気バルブや排気バルブの開閉タイミングを変更可能で車軸に連結された駆動軸に動力を出力可能な内燃機関と、駆動軸に動力を出力可能な電動機と、電動機を駆動する駆動回路と、を備えるハイブリッド自動車であれば如何なるものに適用するものとしてもよい。
また、こうした自動車に適用するものに限定されるものではなく、列車など自動車以外の車両の形態としても構わない。さらに、こうした車両の制御方法の形態としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG2が「電動機」に相当し、可変バルブタイミング機構150が「開閉タイミング変更手段」に相当し、シフトポジションSPがNポジションの状態でエンジン22を自立運転する際には、インバータ41,42がゲート遮断されるようゲート遮断指令をモータECU40に送信すると共に目標開閉タイミングVT*にタイミングVT1を設定して自立運転指令と共にエンジンECU24に送信し、シフトポジションSPがPポジションの状態でエンジン22を自立運転する際には、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定すると共にモータMG2からギヤのガタを詰めるためのトルクT1が出力されるようモータMG2のトルク指令Tm2*を設定してトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信しさらに目標開閉タイミングVT*にタイミングVT1とは異なるタイミングVT2を設定して自立運転指令と共にエンジンECU24に送信する図3の自立運転要求時制御ルーチンを実行するハイブリッド用電子制御ユニット70と、ゲート遮断指令を受信したときにはインバータ41,42をゲート遮断し、トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したときにはトルク指令Tm1*,Tm2*に基づいてインバータ41,42を制御するモータECU40と、自立運転指令と目標開閉タイミングVT*とに基づいて目標開閉タイミングVT*での吸気バルブ128の開閉を伴ってエンジン22が自立運転されるよう開閉タイミング制御や、吸入空気量制御,燃料噴射制御,点火制御などを行なうエンジンECU24と、が「制御手段」に相当する。また、パーキングロック機構90が「ロック手段」に相当し、インバータ42が「駆動回路」に相当する。さらに、モータMG1と動力分配統合機構30とを組み合わせたものや、対ロータ電動機230が「電力動力入出力手段」に相当し、モータMG1が「発電機」に相当し、動力分配統合機構30が「3軸式動力入出力手段」に相当する。
ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、車軸に連結された駆動軸に動力を出力可能なものであれば水素エンジンなど如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。「電動機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG2に限定されるものではなく、誘導電動機など、駆動軸に動力を入出力可能なものであれば如何なるタイプの電動機であっても構わない。「開閉タイミング変更手段」としては、可変バルブタイミング機構150に限定されるものではなく、吸気バルブや排気バルブの開閉タイミングを変更可能なものであれば如何なるものとしても構わない。「制御手段」としては、ハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジンECU24とモータECU40とからなる組み合わせに限定されるものではなく単一の電子制御ユニットにより構成されるなどとしてもよい。また、「制御手段」としては、シフトポジションSPがNポジションの状態でエンジン22を自立運転する際にはインバータ41,42をゲート遮断すると共にタイミングVT1での吸気バルブ128の開閉を伴ってエンジン22を自立運転し、シフトポジションSPがPポジションの状態でエンジン22を自立運転する際にはモータMG2からギヤのガタを詰めるためのトルクT1を出力すると共にタイミングVT1とは異なるタイミングVT2での吸気バルブ128の開閉を伴ってエンジン22を自立運転するものに限定されるものではなく、内燃機関を自立運転する際、シフトポジションが駐車ポジションのときには、シフトポジションがニュートラルポジションのときとは異なるタイミングで吸気バルブ及び/又は排気バルブが開閉されながら内燃機関が自立運転されるよう開閉タイミング変更手段と内燃機関とを制御するものであれば如何なるものとしても構わない。「ロック手段」としては、パーキングロック機構90に限定されるものではなく、シフトポジションが駐車ポジションのときに駆動軸をロックするものであれば如何なるものとしても構わない。「駆動回路」としては、インバータ42に限定されるものではなく、複数のスイッチング素子のスイッチングにより電動機を駆動するものであれば如何なるものとしても構わない。「電力動力入出力手段」としては、モータMG1と動力分配統合機構30とを組み合わせたものや対ロータ電動機230に限定されるされるものではなく、車軸に連結された駆動軸に接続されると共に駆動軸とは独立に回転可能に内燃機関の出力軸に接続され、電力と動力の入出力を伴って駆動軸と出力軸とに動力を入出力可能なものであれば如何なるものとしても構わない。「発電機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG1に限定されるものではなく、誘導電動機など、動力を入出力可能なものであれば如何なるタイプの発電機としても構わない。「3軸式動力入出力手段」としては、上述の動力分配統合機構30に限定されるものではなく、ダブルピニオン式の遊星歯車機構を用いるものや複数の遊星歯車機構を組み合わせて4以上の軸に接続されるものやデファレンシャルギヤのように遊星歯車とは異なる作動作用を有するものなど、駆動軸と出力軸と発電機の回転軸との3軸に接続され3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力するものであれば如何なるものとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 エンジン22の構成の概略を示す構成図である。 ハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される自立運転要求時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 吸気バルブ128の開閉タイミングと車両に生じる振動との関係の一例を示す説明図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,220 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、24a CPU、24b ROM、24c RAM、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、35 減速ギヤ、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 ギヤ機構、60a ファイナルギヤ、62 デファレンシャルギヤ、63a,63b 駆動輪、64a,64b 車輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、90 パーキングロック機構、92 パーキングギヤ、94 パーキングロックポール、122 エアクリーナ、124 スロットルバルブ、126 燃料噴射弁、128 吸気バルブ、130 点火プラグ、131 排気バルブ、132 ピストン、134 浄化装置、135a 空燃比センサ、135b 酸素センサ、136,スロットルモータ、138 イグニッションコイル、140 クランクポジションセンサ、142 水温センサ、143 圧力センサ、144 カムポジションセンサ、146 スロットルバルブポジションセンサ、148 エアフローメータ、149 温度センサ、150 可変バルブタイミング機構、230 対ロータ電動機、232 インナーロータ、234 アウターロータ、MG1,MG2 モータ。

Claims (6)

  1. 車軸に連結された駆動軸に動力を出力可能な内燃機関と、前記駆動軸に動力を出力可能な電動機と、を備える車両であって、
    吸気バルブおよび/または排気バルブの開閉タイミングを変更可能な開閉タイミング変更手段と、
    前記内燃機関を自立運転する際、シフトポジションが駐車ポジションのときには、前記シフトポジションがニュートラルポジションのときとは異なるタイミングで前記吸気バルブおよび/または前記排気バルブが開閉されながら前記内燃機関が自立運転されるよう前記開閉タイミング変更手段と該内燃機関とを制御する制御手段と、
    を備える車両。
  2. 前記制御手段は、前記内燃機関を自立運転する際、前記シフトポジションが前記駐車ポジションのときには、前記シフトポジションが前記ニュートラルポジションのときに比して遅いタイミングで前記吸気バルブが開閉される及び/又は早いタイミングで前記排気バルブが開閉されるよう前記開閉タイミング変更手段を制御する手段である請求項1記載の車両。
  3. 請求項1または2記載の車両であって、
    前記シフトポジションが前記駐車ポジションのときに前記駆動軸をロックするロック手段と、
    複数のスイッチング素子のスイッチングにより前記電動機を駆動する駆動回路と、
    を備え、
    前記制御手段は、少なくとも前記シフトポジションが前記ニュートラルポジションのときには前記駆動回路がゲート遮断されるよう該駆動回路を制御し、前記シフトポジションが前記駐車ポジションのときには前記電動機からトルクが出力されるよう前記駆動回路を制御する手段である、
    車両。
  4. 前記駆動軸に接続されると共に該駆動軸とは独立に回転可能に前記内燃機関の出力軸に接続され、電力と動力の入出力を伴って前記駆動軸と前記出力軸とに動力を入出力可能な電力動力入出力手段を備える請求項1ないし3のいずれか1つの請求項に記載の車両。
  5. 前記電力動力入出力手段は、動力を入出力する発電機と、前記駆動軸と前記出力軸と前記発電機の回転軸との3軸に接続され該3軸のうちのいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、を備える手段である請求項4記載の車両。
  6. 車軸に連結された駆動軸に動力を出力可能な内燃機関と、前記駆動軸に動力を出力可能な電動機と、吸気バルブおよび/または排気バルブの開閉タイミングを変更可能な開閉タイミング変更手段と、を備える車両の制御方法であって、
    前記内燃機関を自立運転する際、シフトポジションが駐車ポジションのときには、前記シフトポジションがニュートラルポジションのときとは異なるタイミングで前記吸気バルブおよび/または前記排気バルブが開閉されながら前記内燃機関が自立運転されるよう前記開閉タイミング変更手段と該内燃機関とを制御する、
    ことを特徴とする車両の制御方法。
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