JP2009263949A - サイドプレートおよび柱と梁との接合構造 - Google Patents

サイドプレートおよび柱と梁との接合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 梁のフランジに取り付けられる際に、溶接の熱影響により変形することがなく、このため柱との取り付け部にねじれ等が発生せず、また、梁との溶接の際に裏当て材を別途必要としないため、溶接作業が容易なサイドプレートおよびこれを用いた柱と梁との接合構造を提供する。
【解決手段】 本体部3の梁との接合部の裏側には、裏当て部5が設けられる。裏当て部5は、本体部3から一部が張り出しており、梁との接合部に沿って設けられる。本体部3の裏面には、裏当て部5をまたぐように、リブ7a、7bが設けられる。リブ7a、7bの端部は、裏当て部5の本体部3から張り出した部位の上面とほぼ同一の面を有する。リブ7a、7bは、梁のフランジ裏面との接合部位となる。なお、リブ7aは、サイドプレート1の柱との接合部(本体部3の長辺側の側面)近傍に設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄骨構造の柱と梁との接合部に用いられ、柱と梁との溶接部の破断等を抑制するサイドプレートおよびこれを用いた柱と梁との接合構造に関するものである。
従来、鉄骨構造の柱と梁との接合部には、サイドプレートと呼ばれる部材が用いられる。図6は、柱と梁とが接合された状態を示す図である。柱33の2辺には、それぞれ梁31が接合されている。梁31は例えばH鋼である。梁31は、フランジ37とウェブ39とから構成され、フランジ37の端部近傍の両側には、それぞれサイドプレート30が接合されている。
柱33の梁31との接合部近傍には、ダイアフラム35が設けられる。梁31及び梁31に設けられたサイドプレート30は、ダイアフラム35を介して柱33と接合される。なお、柱33と梁31との接合は、図6に示すような形態に限られず、柱33の四方に梁31が設けられる場合もある。
柱33と梁31との接合部には、地震等の際には非常に大きな力がかかる。また、柱33と梁31との接合は、通常溶接で行われるため、溶接部が最も力のかかる部位となる。サイドプレート30は、柱33と梁31との接合領域を大きくして、接合部位にかかる力を分散させるとともに、柱33と梁31との接合部にかかる力を梁31へ伝達させて、梁31の変形能を利用することにより、柱33と梁31との破断等を防ぐ部材である。
サイドプレート30は、通常、あらかじめ梁31のフランジ37へ溶接される。図7は、サイドプレート30と梁31との接合部の断面拡大図である。サイドプレート30の梁31との接合部には、両面に開先41a、41bが設けられる。従って、サイドプレート30はフランジ37へ、サイドプレート30の両面から溶接され、溶接部43a、43bが形成される。
このようにして用いられるサイドプレートとしては、梁との溶接面の中央に溶接残しを設けてK開先加工を施し、溶接残しの厚みを梁にかかるモーメントに応じて変化させることを特徴とする水平リブプレートがある(特許文献1)。
また、柱との接合部に向けて幅が拡大するハンチ部を有し、梁のフランジと略同一幅の平行部を有するハンチプレートがある(特許文献2)。
特開2004−44100号公報 特開平11−158999号公報
しかし、特許文献1のような水平リブプレートでは、溶接部位を減らすことはできるが、溶接熱による熱影響で、水平リブプレートの変形が生じ易く、このため、柱との接合部に反りやねじれが発生する恐れがあるという問題がある。
また、特許文献2によるハンチプレートでは、梁側の加工が困難であり、また、特許文献1記載の水平リブプレートと同様に、梁との溶接による熱影響でハンチプレートが変形する恐れがあるという問題がある。
また、特許文献1、特許文献2のいずれのプレートであっても、梁との溶接部の溶接面の裏側には、裏当て金等を設ける必要があるが、裏当て金の設置および固定に工数を要するという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、サイドプレートが梁のフランジに取り付けられる際に、溶接の熱影響による変形が抑制され、このため柱との取り付け部にねじれ等が発生せず、また、梁との溶接の際に裏当て材を別途必要としないため、溶接作業が容易なサイドプレートおよびこれを用いた柱と梁との接合構造を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、梁のフランジ部に接合され、前記梁と柱との接合部に設けられるサイドプレートであって、本体部と、前記本体部の第1の側面に沿って設けられ、前記本体部の下面側から前記第1の側面方向に突出して形成された裏当て部と、を具備することを特徴とするサイドプレートである。
前記第1の側面と略垂直に交わる前記本体部の第2の側面は、前記裏当て部の端部よりも張り出しており、前記本体部の下面において、前記第2の側面端部から前記裏当て部にかけて段差が形成されることが望ましい。
前記サイドプレートは、前記裏当て部から突出して形成されたリブを更に具備してもよく、この場合、前記リブは、複数設けられ、前記リブの一つは、前記第2の側面の近傍に設けられることが望ましい。
前記本体部の幅は、前記第2の側面近傍が最も広く、前記第2の側面から離れるにつれて狭くなることが望ましく、また、前記本体部は、前記第1の側面と上面との間と、前記第2の側面と上面との間にそれぞれ開先部を具備してもよい。
第1の発明によれば、サイドプレートの端部に裏当て部が一体に設けられ、裏当て部の反対面側から溶接が行われるため、サイドプレートと梁(フランジ)との溶接の際に、裏当て部が裏当て金の役割を果たし、別途裏当て金を設置する必要がない。
また、裏当て部がサイドプレートと柱との接合面近傍には設けられずに、すなわち、サイドプレートと柱との接合面が裏当て部よりも張り出しており、サイドプレートの本体部下面側に裏当て部による段差が形成されれば、サイドプレートと柱との接合時には、別途裏当て金を段差に挿入することができ、このため、サイドプレートと柱とを容易に溶接することができる。
また、サイドプレートに本体部とフランジ部とに掛け渡されるリブが設けられれば、サイドプレートと梁との溶接の際のサイドプレートの変形を抑えることができ、サイドプレートと柱との溶接部にねじれやそりが生じにくい。リブが、サイドプレートと柱との接合部近傍に設けられれば、サイドプレートの変形抑制の効果は更に高まる。
また、サイドプレートの本体部は、最も力が加わる柱との接合部近傍が最も幅が広く、柱との接合部から離れるにつれて幅が狭くなり、サイドプレートに及ぶ力に応じて効率の良い補強効果を得ることができる。また、溶接部には開先が設けられることで、溶接作業が容易なサイドプレートを得ることができる。
第2の発明は柱と、前記柱に設けられるダイアフラムと、前記柱と、前記ダイアフラムを介して接合される梁と、を具備し、前記梁のフランジ部の両側には、第1の発明にかかるサイドプレートが設けられることを特徴とする柱と梁との接合構造である。
第2の発明によれば、柱(ダイアフラム)と梁との接合部に第1の発明にかかるサイドプレートが用いられ、サイドプレートと柱との接合部には反りなどの変形がないため、柱と梁とを確実に溶接することができる。
本発明によれば、梁のフランジに取り付けられる際に、溶接の熱影響により変形することがなく、このため柱との取り付け部にねじれ等が発生せず、また、梁との溶接の際に裏当て材を別途必要としないため、溶接作業が容易なサイドプレートおよびこれを用いた柱と梁との接合構造を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態にかかるサイドプレート1について説明する。図1は、サイドプレート1を示す斜視図であり、図1(a)はサイドプレートの上面側(表面側)、図1(b)はサイドプレートの下面側(裏面側)から見た図である。
サイドプレート1は主に、本体部3、裏当て部5、リブ7a、7b等から構成される。本体部3は板状部材である。本体部3は略台形形状を有しており、互いに平行な辺の内の長辺側の側面(以後単に「長辺側の側面」と称する)が柱との接合部、互いに平行な辺の短辺側の側面(以後単に「短辺側の側面」と称する)と長辺側の側面とをほぼ垂直につなぐ側面が梁との接合部となる。
柱との接合部近傍(長辺側の側面と本体部3の上面との交差部近傍)には、開先9aが設けられる。また、梁との接合部近傍(短辺側の側面と長辺側の側面とをほぼ垂直につなぐ側面と本体部3の上面との交差部近傍)には、それぞれ開先9bが設けられる。開先9a、9bは柱や梁との溶接の際に溶接金属が溶け込む部位である。なお、本体部3の厚みは、本体部3と接合される後述する梁のフランジの厚さと略同等である。
梁との接合部の裏側には、裏当て部5が設けられる。裏当て部5は板状部材である。裏当て部5は、本体部3の下面側から一部が張り出しており、本体部3の短辺側の側面から長辺側の側面に向かって延伸され、梁との接合部に沿って設けられる。裏当て部5の一方の端部は短辺側の側面と略一致する。一方、裏当て部5の他方の端部は、本体部3の長辺側の側面の手前に位置する。すなわち、本体部3の長辺側の側面は、裏当て部5よりも張り出しており、本体部3の下面側には、裏当て部5により段差8が設けられる。段差8は、後述する裏当て金の挿入部位となる。
本体部3の下面側には、裏当て部5をまたぐように、リブ7a、7bが設けられる。リブ7a、7bは板状部材である。リブ7a、7bの一方の端部は、本体部3の下面側に設けられる。リブ7a、7bの他方の端部は、裏当て部5の本体部3から張り出した部位の上面とほぼ同一の面を有する。裏当て部5をまたいで、リブ7a、7bの裏当て部5の上面と略同一の面は、梁のフランジ裏面との接合部位となる。なお、リブ7aは、サイドプレート1の柱との接合部(本体部3の長辺側)近傍に設けられる。
サイドプレート1は、例えば鋼製であり、本体部3、裏当て部5、リブ7a、7bは別々で構成しても良く、一体であってもよい。別々で構成する場合には、溶接等により各構成部材が接合されれば良く、一体の場合には、鋳造、鍛造、切出し等により製造することができる。
次に、サイドプレート1と梁13との接合構造について説明する。図2は、梁13にサイドプレート1a、1bが接合された状態を示す図である。柱と接合される梁13の端部の両側には、サイドプレート1(1a、1b)が一対設けられる。梁13は例えばH鋼材である。この場合、梁13は、一対のフランジ15が略平行にウェブ17によって接合された形状を有する。なお、サイドプレート1bはサイドプレート1aと左右対称の形状である。従って、以下の説明においては、主にサイドプレート1aについて説明する。
サイドプレート1aは、本体部3と梁13との接合部に設けられた開先9bで、梁13のフランジ15と溶接される。すなわち、開先9bが溶接部11aとなる。同様に、サイドプレート1bはフランジ15の反対側に接合される。サイドプレート1a、1bとで挟まれる梁13の端部には開先9cが設けられる。したがって、開先9aおよび開先9cが柱との溶接部となる。
図3は、図2のA−A線断面図である。サイドプレート1a、1bは梁13のフランジ15の両側に接合される。前述の通り、開先9bはフランジ15と本体部3との溶接部であり、溶接部11aで溶接される。溶接部11aに対してサイドプレート1aの裏面には裏当て部5が設けられる。したがって、サイドプレート1aをフランジ15へ溶接する際には、裏当て部5は溶接の裏当て金の機能を果たし、別途裏当て金などを用いる必要がない。
なお、サイドプレート1は、図示を省略した他方のフランジ15の両側にも同様に接合される。したがって、1本の梁13の柱との接合部には、合計4つのサイドプレート1(1a、1b)が設けられる。
リブ7bは、本体部3の裏面において、フランジ15の裏面に接する。リブ7bとフランジ15との接触部は、図示を省略した溶接部が設けられる。したがって、サイドプレート1aは、開先9bでフランジ15と接合されるとともに、リブ7bによりフランジ15と接合される。なお、リブ7aも同様にフランジ15の裏面に接合される。
サイドプレート1aをフランジ15へ接合する際には、まず、リブ7a、7bがフランジ15の裏面に接合される。なお、リブ7a、7bとフランジ15との接合は、隅肉溶接が施されるが、点溶接であっても良い。
次いで、開先9bとフランジ15とをつき合わせて溶接部11aで溶接される。溶接の際、本体部3は溶接の熱の影響を受け、本体部3が上方へ反るような変形や、本体部3がフランジ15に対してねじれようするが、リブ7a、7bがフランジ15に接合されているため、本体部3の変形が抑制される。なお、梁13へのサイドプレート1の接合は、予め工場等で行われても良く、または、柱との接合現場で行われても良い。
次に、梁13と柱19との接合構造について説明する。図4は、柱19に梁13が接合された状態を示す図である。柱19は角形の中空部材である。柱19と梁13との接合部にはダイアフラム21が設けられる。ダイアフラム21は中空部材である角形鋼管の剛性を高めるために設けられるものであり、ダイアフラム21と柱19とは溶接接合される。梁13a、13bは、柱19の両側にダイアフラム21を介して接合される。なお、柱19への梁13の接合は、図4に示すような2方向のみに限られず、例えば、柱19の各面に4本の梁13を接合しても良く、1方向のみであっても良い。
予めサイドプレート1a、1bが設けられた梁13aは、柱19の所定の位置に設けられたダイアフラム21とつき合わされ、開先9a、9cの溶接部11bにて溶接される。なお、前述の通り、図示を省略した梁13aの反対側のフランジ15においても同様にサイドプレート1a、1bが設けられており、同様にダイアフラム21を介して柱19と接合される。
サイドプレート1aの本体部3は、略台形形状であり、柱19との接合部の幅が最も広く、柱19から離れるにつれて幅が狭くなる。柱19との接合部近傍は、最も大きな力がかかるため、より広い溶接面積を得て力を分散させるとともに、地震時等において、梁13へ大きな力が作用した場合に、梁13の変形によって、力を吸収し、梁13と柱19との接合部の破断等を抑えるためである。
次に、サイドプレート1が設けられた梁13を柱19へ接合する方法について説明する。図5は、梁13aと柱19との接合方法を示す側面図である。梁13aを柱19へ接合する際には、まず、図5(a)に示すように、開先9a(9c)とダイアフラム21とを突合せる。この際、開先9aの下方には、裏当て部5は設けられていないため、本体部3の裏面には段差8が形成される。また、段差8に該当する部位のウェブ17には予め切り欠き23が設けられる。
次いで、図5(b)に示すように、開先9aの裏面の段差8および切り欠き23に裏当て金25を挿入する。裏当て金25は溶接金属の抜け落ちや底部の溶け込み不足を防止するために設けられるものであり、溶接部位の裏側に仮付けする小金属片である。裏当て金25を固定後、開先9a側から溶接部11bにて溶接し、梁13およびサイドプレート1が柱19(ダイアフラム21)へ接合される。溶接後、裏当て金25が撤去される。
以上説明したように、本実施の形態にかかるサイドプレート1によれば、梁13と柱19との接合部にサイドプレート1が設けられるため、サイドプレート1により、梁13と柱19とが確実に接合される。また、サイドプレート1の梁13との接合部に沿って裏当て部5が設けられ、裏当て部5の反対面側に設けられた開先9bにおいて溶接が行われるため、サイドプレート1と梁13(フランジ15)との溶接の際に、裏当て部5が、溶接の際に使用される裏当て金の役割を果たし、別途裏当て金を設置する必要がない。
また、サイドプレート1の本体部3とフランジ部15とに掛け渡されるリブ7a、7bが設けられるため、サイドプレート1と梁13との溶接の際のサイドプレート1の変形を抑えることができ、サイドプレート1と柱19との溶接部にねじれやそりが生じにくい。このため、梁13(サイドプレート1)と柱19との接合が容易である。
特に、リブ7aが、サイドプレート1と柱19との接合部近傍に設けられるため、サイドプレート1と柱19との接合部近傍の変形を効率よく抑制することができる。また、リブ7a、7bによる変形防止効果により、サイドプレート1は片側からの溶接でも変形量が少なく、このため、溶接作業は、一方向からのみ行えば良いことから、溶接作業に優れる。
また、裏当て部5はサイドプレート1と柱19との接合部近傍には設けられずに、サイドプレート1の本体部3には裏当て部5による段差8が形成し、さらに、段差8に該当する部位のウェブ17に切り欠き23が設けられるため、梁13(サイドプレート1)と柱19とを接合する際に、段差8および切り欠き23に裏当て金25を挿入することができる。このため、サイドプレート1と柱19とを容易に溶接することができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、サイドプレート1は、リブ7a、7bが設けられるが、リブの個数は、これに限られず、一つのみであってもよく、さらに多くのリブを設けることもできる。
サイドプレート1の構成を示す斜視図で、(a)は表側を示す図、(b)は裏側を示す図。 サイドプレート1a、1bが梁13へ接合された状態を示す平面図。 図2のA−A線断面図。 サイドプレート1a、1bが設けられた梁13a、13bが柱19へ接合された状態を示す図。 サイドプレート1a、1bが設けられた梁13aを柱19へ接合する方法を示す図で、(a)は梁13をダイアフラム21へ付き合わせた状態を示す図、(b)は段差8および切り欠き23へ裏当て金25を挿入した状態を示す図。 従来のサイドプレート30が設けられた梁31と柱33との接合状態を示す図。 サイドプレート30とフランジ37との接合部を示す拡大図。
符号の説明
1………サイドプレート
3………本体部
5………裏当て部
7a、7b………リブ
8………段差
9a、9b、9c………開先
11a、11b………溶接部
13………梁
15……フランジ
17………ウェブ
19………柱
21………ダイアフラム
23………切り欠き
25………裏当て金
30………サイドプレート
31………梁
33………柱
35………ダイアフラム
37………フランジ
39………ウェブ
41a、41b………開先
43a、43b………溶接部

Claims (7)

  1. 梁のフランジ部に接合され、前記梁と柱との接合部に設けられるサイドプレートであって、
    本体部と、
    前記本体部の第1の側面に沿って設けられ、前記本体部の下面側から前記第1の側面方向に突出して形成された裏当て部と、
    を具備することを特徴とするサイドプレート。
  2. 前記第1の側面と略垂直に交わる前記本体部の第2の側面は、前記裏当て部の端部よりも張り出しており、
    前記本体部の下面において、前記第2の側面端部から前記裏当て部にかけて段差が形成されることを特徴とする請求項1記載のサイドプレート。
  3. 前記サイドプレートは、
    前記裏当て部から突出して形成されたリブを更に具備することを特徴とする請求項1または請求項2記載のサイドプレート。
  4. 前記リブは、複数設けられ、
    前記リブの一つは、前記第2の側面の近傍に設けられることを特徴とする請求項3記載のサイドプレート。
  5. 前記本体部の幅は、
    前記第2の側面近傍が最も広く、前記第2の側面から離れるにつれて狭くなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のサイドプレート。
  6. 前記本体部は、
    前記第1の側面と上面との間と、前記第2の側面と上面との間にそれぞれ開先部を具備することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のサイドプレート。
  7. 柱と、
    前記柱に設けられるダイアフラムと、
    前記柱と、前記ダイアフラムを介して接合される梁と、
    を具備し、
    前記梁のフランジ部の両側には、請求項1から請求項6のいずれかに記載のサイドプレートが設けられることを特徴とする柱と梁との接合構造。
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JPS61277731A (ja) * 1985-06-03 1986-12-08 住友金属工業株式会社 角形鋼管柱とはりの接合金具
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