JP5306695B2 - サイドプレートおよび柱と梁との接合構造 - Google Patents

サイドプレートおよび柱と梁との接合構造 Download PDF

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本発明は、鉄骨構造の柱と梁との接合部に用いられ、柱と梁との溶接部の破断等を抑制するサイドプレートおよびこれを用いた柱と梁との接合構造に関するものである。
従来、鉄骨構造の柱と梁との接合部には、サイドプレートと呼ばれる部材が用いられる。図8は、柱と梁とが接合された状態を示す図である。柱43の2辺には、それぞれ梁41が接合されている。梁41は例えばH鋼である。梁41は、フランジ47とウェブ49とから構成され、フランジ47の端部近傍の両側には、それぞれサイドプレート40が接合されている。
柱43の梁41との接合部近傍には、ダイアフラム45が設けられる。梁41及び梁41に設けられたサイドプレート40は、ダイアフラム45を介して柱43と接合される。なお、柱43と梁41との接合は、図8に示すような形態に限られず、柱43の四方に梁41が設けられる場合もある。
柱43と梁41との接合部には、地震等の際には非常に大きな力がかかる。また、柱43と梁41との接合は、通常溶接で行われるため、溶接部が最も力のかかる部位となる。サイドプレート40は、柱43と梁41との接合領域を大きくして、接合部位にかかる力を分散させるとともに、柱43と梁41との接合部にかかる力を梁41へ伝達させて、梁41の変形能を利用することにより、柱43と梁41との破断等を防ぐ部材である。
サイドプレート40は、通常、あらかじめ梁41のフランジ47へ溶接される。図9は、サイドプレート40と梁41との接合部の断面拡大図である。サイドプレート40の梁41との接合部には、両面に開先51a、51bが設けられる。従って、サイドプレート40はフランジ47へ、サイドプレート40の両面から溶接され、溶接部53a、53bが形成される。
このようにして用いられるサイドプレートとしては、梁との溶接面の中央に溶接残しを設けてK開先加工を施し、溶接残しの厚みを梁にかかるモーメントに応じて変化させることを特徴とする水平リブプレートがある(特許文献1)。
また、柱との接合部に向けて幅が拡大するハンチ部を有し、梁のフランジと略同一幅の平行部を有するハンチプレートがある(特許文献2)。
特開2004−44100号公報 特開平11−158999号公報
しかし、特許文献1のような水平リブプレートでは、溶接部位を減らすことはできるが、溶接熱による熱影響で、水平リブプレートの変形が生じ易く、このため、柱との接合部に反りやねじれが発生する恐れがあるという問題がある。
また、特許文献2によるハンチプレートでは、梁側の加工が困難であり、また、特許文献1記載の水平リブプレートと同様に、梁との溶接による熱影響でハンチプレートが変形する恐れがあるという問題がある。
また、特許文献1、特許文献2のいずれのプレートであっても、梁との溶接部には開先が設けられ、梁との溶接は溶け込み溶接が行われるため、溶接熱により変形が生じやすく、このため、溶接部に欠陥等が生じやすいという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、サイドプレートが梁のフランジに取り付けられる際に、溶接の熱影響による変形が抑制され、このため柱との取り付け部にねじれ等が発生せず、また、フランジの厚さが厚い場合でも溶接量が増加することがないため、溶接作業が容易かつ低コストのサイドプレートおよびこれを用いた柱と梁との接合構造を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、梁のフランジ部に接合され、前記梁と柱との接合部に設けられるサイドプレートであって、本体部と、前記本体部の第1の側面に沿って設けられ、前記本体部の厚さよりも厚さが厚い縁部と、を具備し、前記縁部は、前記本体部の上面または下面の一方にのみ突出しており、前記縁部が突出していない側の前記本体部の上面と前記第1の側面との間には第1の開先部が設けられ、前記第1の側面と略垂直に交わる前記本体部の第2の側面は、前記縁部の端部よりも張り出していることを特徴とするサイドプレートである。
前記本体部の幅は、前記第1の側面と略垂直に交わる前記本体部の第2の側面近傍が最も広く、前記第2の側面から離れるにつれて狭くなることが望ましい。また、前記本体部は、前記本体部の上面と前記第2の側面との間に設けられた第2の開先部を具備してもよく、前記第2の側面は、前記縁部の端部よりも張り出しており、前記本体部の下面において、前記第2の側面端部から前記縁部にかけて段差が形成されてもよい。
第1の発明によれば、梁との接合部に縁部が設けられるため、梁とサイドプレートとの溶接は隅肉溶接を行うことができ、このため、溶け込み溶接のように溶接量が梁のフランジの厚さによって増加することがなく、溶接による熱影響を小さくすることができるため、サイドプレートの熱による変形を抑えることができる。このため、サイドプレートと柱との溶接部にねじれやそりが生じにくい。特に、縁部をサイドプレートの両側に設ければ、サイドプレート変形抑制の効果が更に大きい。
また、縁部がサイドプレートと柱との接合面近傍には設けられずに、すなわち、サイドプレートと柱との接合面が縁部よりも張り出しており、サイドプレートの本体部の下面側に縁部による段差が形成されれば、サイドプレートと柱との接合時には、別途裏当て金を段差に挿入することができ、このため、サイドプレートと柱とを容易に溶接することができる。
また、サイドプレートの本体部は、最も力が加わる柱との接合部近傍が最も幅が広く、柱との接合部から離れるにつれて幅が狭くなり、サイドプレートに及ぶ力に応じて効率の良い補強効果を得ることができる。また、溶接部には開先が設けられることで、溶接作業が容易なサイドプレートを得ることができる。
第2の発明は、柱と、前記柱に設けられるダイアフラムと、前記柱と、前記ダイアフラムを介して接合される梁と、を具備し、前記梁のフランジ部の両側には、第1の発明にかかるサイドプレートが設けられることを特徴とする柱と梁との接合構造である。
第2の発明によれば、柱(ダイアフラム)と梁との接合部に第1の発明にかかるサイドプレートが用いられ、サイドプレートと柱との接合部には反りなどの変形が抑制されるため、柱と梁とを確実に溶接することができる。
本発明によれば、梁のフランジに取り付けられる際に、溶接の熱影響による変形が抑制され、このため柱との取り付け部にねじれ等が発生せず、また、フランジの厚さが厚い場合でも溶接量が増加することがないため、溶接作業が容易かつ低コストのサイドプレートおよびこれを用いた柱と梁との接合構造を提供することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態にかかるサイドプレート1について説明する。図1は、サイドプレート1を示す斜視図であり、図1(a)はサイドプレートの上面側(表面側)、図1(b)はサイドプレートの下面側(裏面側)から見た図である。
サイドプレート1は主に、本体部3、縁部5等から構成される。本体部3は板状部材である。本体部3は略台形形状を有しており、互いに平行な辺の内の長辺側の側面(以後単に「長辺側の側面」と称する)が柱との接合部、互いに平行な辺の短辺側の側面(以後単に「短辺側の側面」と称する)と長辺側の側面とをほぼ垂直につなぐ側面が梁との接合部となる。
柱との接合部近傍(長辺側の側面と本体部3の上面との交差部近傍)には、開先9aが設けられる。開先9aは柱との溶接の際に溶接金属が溶け込む部位である。なお、本体部3の厚みは、本体部3と接合される後述する梁のフランジの厚さと略同等である。
本体部3の梁との接合部(本体部3の短辺側の側面と長辺側の側面とをほぼ垂直につなぐ側面)には、縁部5が設けられる。縁部5は本体部3よりも厚みが厚い。したがって、縁部5は本体部3の上方および下方にそれぞれ突出し、突出部6a、6bが設けられる。突出部6a、6bは本体部3の端部両面に略垂直に設けられる。すなわち、サイドプレート1は、略T字状の断面形状である。
本体部3の表側に設けられる突出部6aは、本体部3の短辺側の側面から長辺側の側面まで延伸されて形成される。突出部6aの開先9a側(本体部3の長辺側の側面側)の端部は、開先9aと同様のテーパ形状である。一方、本体部3の裏面側に設けられる突出部6bは、本体部3の長辺側の側面までは設けられず、本体部3の長辺側の側面の手前までのみ形成される。すなわち、突出部6bは長辺側の側面までは延伸されず、本体部3の長辺側の側面は突出部6bに対して張り出している。このため、本体部3の裏面には、突出部6bによる段差7が形成される。段差7は、後述する裏当て金の挿入部位となる。
なお、サイドプレート1は、例えば鋼製であり、本体部3、縁部5は別々で構成しても良く、一体であってもよい。別々で構成する場合には、溶接等により各構成部材が接合されれば良く、一体の場合には、鋳造、鍛造、切出し等により製造することができる。
次に、サイドプレート1と梁13との接合構造について説明する。図2は、梁13にサイドプレート1a、1bが接合された状態を示す図である。また、図3は、図2のA−A線断面図である。柱と接合される梁13の端部の両側には、サイドプレート1(1a、1b)が一対設けられる。梁13は例えばH鋼材である。したがって、梁13は、一対のフランジ15が略平行にウェブ17によって接合された形状を有する。なお、サイドプレート1bはサイドプレート1aと左右対称の形状である。従って、以下の説明においては、主にサイドプレート1aについて説明する。
サイドプレート1aは、梁13との接合部に設けられた突出部6a、6bで、梁13のフランジ15と溶接される。すなわち、突出部6a、6bの外側が溶接部11a、11bとなる。サイドプレート1aをフランジ15につき合わせると、フランジ15の面と突出部6a、6bとの角度は略垂直となる。溶接部11a、11bは、突出部6a、6bとフランジ15との間に施される隅肉溶接により溶接される。同様に、サイドプレート1bはフランジ15の反対側に接合される。サイドプレート1a、1bとで挟まれる梁13の端部には開先9bが設けられる。したがって、開先9aおよび開先9bが柱との溶接部となる。
サイドプレート1は、図示を省略した、他方のフランジ15の両側にも同様に接合される。したがって、1本の梁13の柱との接合部には、合計4つのサイドプレート1(1a、1b)が設けられる。なお、梁13へのサイドプレート1の接合は、予め工場等で行われても良く、または、柱との接合現場で行われても良い。
次に、梁13と柱19との接合構造について説明する。図4は、柱19に梁13が接合された状態を示す図である。柱19は角形の中空部材である。柱19と梁13との接合部にはダイアフラム21が設けられる。ダイアフラム21は中空部材である角形鋼管の剛性を高めるために設けられるものであり、ダイアフラム21と柱19とは溶接接合される。梁13a、13bは、柱19の両側にダイアフラム21を介して接合される。なお、柱19への梁13の接合は、図4に示すような2方向のみに限られず、例えば、柱19の各面に4本の梁13を接合しても良く、1方向のみであっても良い。
予めサイドプレート1a、1bが設けられた梁13aは、柱19の所定の位置に設けられたダイアフラム21とつき合わされ、開先9a、9bの溶接部11cにて溶接される。なお、前述の通り、図示を省略した梁13aの反対側のフランジ15においても同様にサイドプレート1a、1bが設けられており、同様にダイアフラム21を介して柱19と接合される。
前述の通り、サイドプレート1aの本体部3は、略台形形状であり、柱19との接合部の幅が最も広く、柱19から離れるにつれて幅が狭くなる。柱19との接合部近傍は、最も大きな力がかかるため、より広い溶接面積を得て力を分散させるとともに、地震時等において、梁13へ大きな力が作用した場合に、梁13の変形によって、力を吸収し、梁13と柱19との接合部の破断等を抑えるためである。
次に、サイドプレート1が設けられた梁13を柱19へ接合する方法について説明する。図5は、梁13aと柱19との接合方法を示す側面図である。梁13aを柱19へ接合する際には、まず、図5(a)に示すように、開先9a(9b)とダイアフラム21とを突合せる。この際、開先9aの裏側には、突出部5bは設けられていないため、本体部3の裏面には段差7が形成される。また、段差7に該当する部位のウェブ17には予め切り欠き23が設けられる。
次いで、図5(b)に示すように、開先9aの裏面の段差7および切り欠き23に溶接用の裏当て金25を挿入する。裏当て金25は溶接金属の抜け落ちや底部の溶け込み不足を防止するために設けられるものであり、溶接部位の裏側に仮付けする小金属片である。裏当て金25を固定後、開先9a側から溶接部11cにて溶接し、梁13およびサイドプレート1が柱19(ダイアフラム21)へ接合される。溶接後、裏当て金25が撤去される。
以上説明したように、本実施の形態にかかるサイドプレート1によれば、梁13と柱19との接合部にサイドプレート1が設けられるため、サイドプレート1により、梁13と柱19とが確実に接合される。また、サイドプレート1の梁13との接合部に沿って縁部5(突出部6a、6b)が設けられ、突出部6a、6bとフランジ15とが隅肉溶接で溶接されるため、フランジ15の厚みによらず一定の溶接量でサイドプレート1と梁13とを接合することができ、フランジ15が厚い場合であっても溶接量が増加せず、溶接工数およびコストを削減することができる。
また、突出部6a、6bとフランジ15とが隅肉溶接で溶接されるため、溶け込み溶接と比較して、溶接時の熱の影響を少なくすることができる。このため、サイドプレート1と梁13との溶接の際のサイドプレート1の変形を抑えることができ、サイドプレート1と柱19との溶接部にねじれやそりが生じにくい。このため、梁13(サイドプレート1)と柱19との接合が容易である。特に、サイドプレート1の両面においてフランジ15と溶接部11a、11bで溶接されるため、片側からの溶接と比較して変形量を抑制することができる。
また、突出部6bはサイドプレート1と柱19との接合部近傍には設けられずに、サイドプレート1の本体部3には突出部6bによる段差7が形成し、さらに、段差7に該当する部位のウェブ17に切り欠き23が設けられるため、サイドプレート1が設けられた梁13と柱19とを接合する際に、段差7および切り欠き23に裏当て金25を挿入することができる。このため、サイドプレート1と柱19とを容易に溶接することができる。
次に、第2の実施の形態にかかるサイドプレート30について説明する。なお、以下の実施の形態において、図1に示すサイドプレート1と同一の機能を果たす構成要素には、図1と同一番号を付し、重複した説明を避ける。図6は、サイドプレート30を示す図である。
サイドプレート30は、サイドプレート1と略同様の構造であるが、サイドプレート30は突出部6aを有しない。すなわち、本体部3よりも厚さが厚い縁部5は本体部3に対して、下方のみに突出し突出部6bを形成する。また、サイドプレート30の、サイドプレート1の突出部6aに該当する部位には開先9cが設けられる。すなわち、縁部5の上面には開先9cが設けられる。開先9cは、梁との接合部となる。
図7は、サイドプレート30と梁13との接合状態を示す断面図である。柱と接合される梁13の両側には、サイドプレート30(30a、30b)が一対設けられる。なお、サイドプレート30bはサイドプレート30aと左右対称の形状である。従って、以下の説明においては、主にサイドプレート30aについて説明する。
サイドプレート30aの表側に設けられた開先9cは、フランジ15との溶接部11dとなる。したがって、サイドプレート30aの表側は通常の溶け込み溶接が行われる。一方、サイドプレート30aの裏側には突出部6bが形成される。突出部6bは、梁13のフランジ15と溶接部11bで溶接される。すなわち、突出部6bの外側は、溶接部11bで隅肉溶接によりフランジ15と溶接される。
第2の実施の形態にかかるサイドプレート30によれば、第1の実施の形態にかかるサイドプレート1と同様の効果を得ることができる。また、突出部6bが片方のみであるため、サイドプレート30を接合した状態であっても、フランジ15の表側には突出部がなく、フラットにすることができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
サイドプレート1の構成を示す斜視図で、(a)は表側を示す図、(b)は裏側を示す図。 サイドプレート1a、1bが梁13へ接合された状態を示す平面図。 図2のA−A線断面図。 サイドプレート1a、1bが設けられた梁13a、13bが、柱19へ接合された状態を示す図。 サイドプレート1a、1bが設けられた梁13aを柱19へ接合する方法を示す図で、(a)は梁13をダイアフラム21へ付き合わせた状態を示す図、(b)は段差7および切り欠き23へ裏当て金25を挿入した状態を示す図。 サイドプレート30を示す斜視図。 サイドプレート30a、30bが梁13へ接合された状態を示す断面図。 従来のサイドプレート40が設けられた梁41と柱43との接合状態を示す図。 サイドプレート40とフランジ47との接合部を示す拡大図。
符号の説明
1、30………サイドプレート
3………本体部
5………縁部
6a、6b………突出部
7………段差
9a、9b………開先
11a、11b、11c………溶接部
13………梁
15……フランジ
17………ウェブ
19………柱
21………ダイアフラム
23………切り欠き
25………裏当て金
40………サイドプレート
41………梁
43………柱
45………ダイアフラム
47………フランジ
49………ウェブ
51a、51b………開先
53a、53b………溶接部

Claims (4)

  1. 梁のフランジ部に接合され、前記梁と柱との接合部に設けられるサイドプレートであって、
    本体部と、
    前記本体部の第1の側面に沿って設けられ、前記本体部の厚さよりも厚さが厚い縁部と、
    を具備し、
    前記縁部は、前記本体部の上面または下面の一方にのみ突出しており、
    前記縁部が突出していない側の前記本体部の上面と前記第1の側面との間には第1の開先部が設けられ、
    前記第1の側面と略垂直に交わる前記本体部の第2の側面は、前記縁部の端部よりも張り出していることを特徴とするサイドプレート。
  2. 前記本体部の幅は、
    前記第2の側面近傍が最も広く、前記第2の側面から離れるにつれて狭くなることを特徴とする請求項記載のサイドプレート。
  3. 前記本体部の下面において、前記第2の側面端部から前記縁部にかけて段差が形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサイドプレート。
  4. 柱と、
    前記柱に設けられるダイアフラムと、
    前記柱と、前記ダイアフラムを介して接合される梁と、
    を具備し、
    前記梁のフランジ部の両側には、請求項1から請求項のいずれかに記載のサイドプレートが設けられることを特徴とする柱と梁との接合構造。
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