JP2009263683A5 - - Google Patents

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図1には、本発明に係る溶射装置におけるワイヤ送給機構の実施形態の一例を示している。溶射装置Bは、回転駆動モータM3、昇降駆動モータM4、回転体51、溶射ノズル52、支持体53、軸受け54、駆動ベルト55、および、ガイドレール56を備えており、回転体51内に一対のワイヤ送給機構Aを内蔵している。ワイヤ送給機構Aは、ワイヤリール10、送給ローラ20、ガイド機構30、ガイドレール40、弾性部材41、ポテンショメータ42、制御手段43、ガイド部材44、および、モータM1,M2を備えており、ワイヤリール10に巻き取られたワイヤ11を送り出す装置である。なお、図1においては、回転体51の内部を表示している。図2には図1のII-II線における断面図を示している。このワイヤ送給機構Aによって送給されるワイヤ11は、図3に示すように、溶射装置Bの溶射ノズル52からシリンダブロック60のシリンダボア61の内面へ溶射される。
ガイド機構30は、図1および図2に示すように、支持部材31に設けた2つの支軸34にそれぞれ回転可能に支持された2つのガイドローラ32,33を備えている。ガイド機構30は、ガイドローラ32,33の外周どうしの間に、ワイヤリール10から上方に繰り出されたループを描いて筒状のガイド部材44に至る間のワイヤ11を挟んでガイドするように構成されている。より詳しくは、2つの支軸34は、ワイヤリール10の軸心12と平行関係を有しており、ワイヤリール10の上方において、2つのガイドローラ32,33は、ワイヤ11をワイヤリール10の半径方向の内外方向から挟んでいる。支持部材31はまた、ワイヤリール10のほぼ半径方向に延びるガイドレール40上に摺動可能に支持されている。図に示す実施形態では、ガイドレール40は、ワイヤリール10の上方において、上下方向に延びるように配置されている。支持部材31は、弾性部材41により、常時、ワイヤリール10の半径方向外方(図1の上方)に向けて、弾性的にひっぱられている。ガイドローラ32,33の外周には溝32a,33aが形成されており、ワイヤ11はこの溝32a,33に嵌まった状態でガイドローラ32,33間に挟まれるので、ワイヤ11はこのガイドローラ32,33の間から脱落しにくくなっている。これにより、ワイヤリール10から送給ローラ20に至る間のワイヤ11は、ワイヤリール10から送給ローラ20までの経路長が長くなる方向に弾性的に引っ張られることになる。
ポテンショメータ42は、本発明における検知手段であり、ガイド機構30の図1における上下方向における位置を検知するために、支持部材31にその一端が取り付けられている。このポテンショメータ42で検知したガイド機構30の位置情報は制御手段43に伝達される。なお、ガイド機構30の位置は、所定の位置を基準位置とし、その基準位置からの移動量として検知される。
このような構成の溶射装置Bにおけるワイヤ送給機構Aによれば、ワイヤ11は、ワイヤリール10から送給ローラ20へ直線的に移動するのではなく、ガイド機構30を経由して移動し、常に緩やかな円弧を描くようにたるみを保持している。このようなワイヤ11のたるみ量に応じて、ガイド機構30の上下位置が変動する。ガイド機構30を上方に向けて引っ張る弾性部材41が所定の弾性伸長状態にあるときのガイド機構30の位置を基準位置とし、この基準位置に対するガイド機構30の移動状態に応じて、ワイヤリール10の回転が制御される。
上記のようにワイヤ11の送給が継続すると、ワイヤ11のたるみが減少し、ガイド機構30が弾性部材41の弾力に抗して下方に移動する。そして、ガイド機構30の位置が上記基準位置より下方に移動したことがポテンショメータ42により検知されると、ワイヤ11のたるみ量を増加させるように、制御手段43はモータM1を制御してワイヤリール10をワイヤ11の繰り出し方向に回転させ、必要に応じてその回転速度を増速させる。すなわち、ガイド機構30の基準位置から下方への移動量に比例して、ワイヤリール11の回転を増速させる。このようにすることにより、迅速にガイド機構30を基準位置に戻し、ワイヤ11のたるみ量を適正な量に戻すことができる。そうして、ガイド機構30が基準位置に戻ったことが検知されると、制御手段43はモータM1を制御し、ワイヤリール10の回転を所定のように減速させるか、もしくは、停止させる。そして、さらに送給ローラ20によるワイヤ11の送給が継続してガイド機構30が基準位置より下方に移動すると、制御手段43は、上記の制御を繰り返す。
本発明に係る溶射装置におけるワイヤ送給機構の一例を示す図である。 図1のII-II線に沿う断面図である。 図1の溶射装置が使用されるシリンダブロックを示す斜視図である。 本発明に係る張力付与手段の別の実施例を示す図である。 従来のワイヤ送給装置の平面図である。
A ワイヤ送給機構
B 溶射装置
M1,M2 モータ(駆動機構)
M3 回転駆動モータ
M4 昇降駆動モータ
10 ワイヤリール
11 ワイヤ
12 軸心
13 駆動ベルト
20 送給ローラ
30 ガイド機構
31 支持部材
32,33 ガイドローラ
32a,33
34 支軸
40 ガイドレール
41 弾性部材
42 ポテンショメータ
43 制御手段
44 ガイド部材
51 回転体
52 溶射ノズル
53 支持体
54 軸受け
55 駆動ベルト
56 ガイドレール
57a,57b チップ
58 エアー噴出部
60 シリンダブロック
61 シリンダボア
70 滑車
71 おもり
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