JP2009263502A - 粘着シート及びこれを用いた表示装置。 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、表示パネルと保護板との貼合わせ時に空気の巻き込みが少なく且つ表示パネル及び保護板に対して優れた粘着性を有し、更に、高温高湿下の過酷な条件下においても、表示パネル及び保護板との界面において気泡や剥離を生じることがない粘着シートを提供する。
【解決手段】 本発明の粘着シートは、表示装置の表示パネルの表面に保護板を積層一体化するために用いられる粘着シートであって、この粘着シートは、(メタ)アクリル系粘着剤を主成分とし、この(メタ)アクリル系粘着剤は、ゲル分率が50〜90重量%で且つ23℃での貯蔵弾性率が2.0×105Pa以下であることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の粘着シートは、表示装置の表示パネルの表面に保護板を積層一体化するために用いられる粘着シートであって、この粘着シートは、(メタ)アクリル系粘着剤を主成分とし、この(メタ)アクリル系粘着剤は、ゲル分率が50〜90重量%で且つ23℃での貯蔵弾性率が2.0×105Pa以下であることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、表示装置の表示パネルとこの表示パネル上に配設される保護板とを一体化するために用いられる粘着シート及びこれを用いた表示装置に関する。
携帯電話機等のモバイル型電話機端末やPDA(Personal Digital Assistant)端末などの表示装置を有する移動体通信端末では、更なる薄型化、軽量化、低消費電力化、高精細化及び高輝度化などが図られてきている。このような表示装置には、通常、表示パネルを保護するために、表示パネルの外周縁部に形成された枠状の粘着剤層を介して保護板が貼着一体化されている。
上記構造の表示装置では、保護板と表示パネルとの間に粘着剤層に起因する空間部が形成されていることから、表示装置に外力が加えられた場合、空間部の存在によって外力が吸収、緩和され、表示装置の損傷が防止される。
しかしながら、表示パネルと保護板との対向面間には空間部が存在しており、この空間部内に存在する空気が原因となって光散乱などが発生し、表示装置の表示品質を向上させるには限界があり、又、移動通信端末に比較的大きな歪みが生じた場合、保護板に割れが発生するという問題があった。
そこで、上記問題に対して、表示装置の表示品質の更なる向上が可能であって外力に対する耐久性に優れた表示装置として、表示パネルと保護板とを透明両面粘着シートを介して貼り合わせることが提案されている。このような透明両面粘着シートとしては、一般にアクリル系樹脂が用いられており、例えば、特許文献1〜5では、粘着力が改良されたアクリル系透明両面粘着シート又はテープが提案されている。
しかしながら、特許文献1〜5に記載されたアクリル系透明両面粘着シートでは、表示装置が、高温高湿条件下などの過酷な環境下に置かれた場合、表示パネル及び保護板と、粘着シートとの界面において気泡や剥離を生じてしまい、表示装置の視認性が低下するといった問題点を有していた。
本発明は、表示パネルとこの表示パネル上に配設される保護板とを接合するために用いられ、表示パネルと保護板との貼合わせ時に空気の巻き込みが少なく且つ表示パネル及び保護板に対して優れた粘着性を有し、更に、高温高湿下の過酷な条件下においても、表示パネル及び保護板との界面において気泡や剥離を生じることがなく、表示装置の優れた表示品質を長期間に亘って保持することができる粘着シート及びこれを用いた表示装置を提供する。
本発明の粘着シートは、表示装置の表示パネルの表面に保護板を積層一体化するために用いられる粘着シートであって、この粘着シートは、(メタ)アクリル系粘着剤を主成分とし、この(メタ)アクリル系粘着剤は、ゲル分率が50〜90重量%で且つ23℃での貯蔵弾性率が2.0×105Pa以下であることを特徴とする。なお、(メタ)アクリル系粘着剤とは、アクリル系粘着剤又はメタクリル系粘着剤を意味する。
粘着シートは、(メタ)アクリル系粘着剤を主成分とし、(メタ)アクリル系粘着剤を50重量%以上含有していることが好ましい。この(メタ)アクリル系粘着剤のゲル分率は、低いと、凝集力が不充分となって耐熱性が低下し、高温高湿下において、表示パネル又は保護板との界面において気泡が発生し易くなり、高いと、粘着シートが硬くなりすぎて応力分散性が低下し、高温高湿下において表示パネル又は保護板との界面において気泡が発生した際にその圧力を分散させることができず、表示パネル又は保護板と、粘着シートとの間に層間剥離を生じるので、50〜90重量%に限定され、55〜88重量%が好ましい。
なお、粘着シートのゲル分率は下記の要領で測定されたものをいう。先ず、粘着シートをAg秤量し、これを23℃の酢酸エチル中に24時間浸漬して不溶解分を200メッシュの金網で濾過し、金網上の残渣を真空乾燥して乾燥残渣の重量を測定し(Bg)、下記式により算出することができる。
ゲル分率(重量%)=(B/A)×100
ゲル分率(重量%)=(B/A)×100
又、粘着シートの23℃における貯蔵弾性率は、高いと、粘着シートの柔軟性が低下して、表示パネルと保護板とを粘着シートを介して一体化する際に空気を巻き込み易くなり、表示パネルの表示性能が低下するので、2.0×105Pa以下に限定され、1.5×105Pa以下が好ましく、低すぎると、粘着シートの取扱性や打ち抜き加工性が低下することがあるので、7.0×104Pa以上が好ましく、8.0×104Pa以上がより好ましい。
なお、粘着シートの23℃における貯蔵弾性率は、下記の要領で測定されたものをいう。動的粘弾性測定装置を用いて−50〜200℃の温度範囲において昇温速度3℃/分、周波数10Hzにて剪断法により動的粘弾性測定を行い、その測定結果に基づいて23℃における貯蔵弾性率を算出することができる。なお、動的粘弾性測定装置は、例えば、IT計測制御株式会社から商品名「DVA−200」にて市販されているものを用いることができる。
上記粘着シートは、(メタ)アクリル系粘着剤を主成分としている。このような(メタ)アクリル系粘着剤としては、特に限定されないが、アルキル(メタ)アクリレートと、多官能(メタ)アクリレートとの共重合体が好ましい。(メタ)アクリレートとは、アクリレート又はメタクリレートを意味する。
アルキル(メタ)アクリレートとしては、特に限定されず、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、i−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、i−オクチル(メタ)アクリレート、n−ノニル(メタ)アクリレート、i−ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、テトラデシル(メタ)アクリレートなどが挙げられ、得られるアクリル系粘着剤のガラス転移温度(Tg)及び粘着力の調整、他の原料樹脂との相溶性の観点から、アルキル基の炭素数が4〜10であるアルキル(メタ)アクリレートが好ましい。なお、アルキル(メタ)アクリレートは、単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
アルキル(メタ)アクリレートのアルキル基の炭素数は、少ないと、アクリル系粘着剤が硬くなりすぎ密着性や粘着力が低下することがあり、多いと、低分子ブリード物により接合信頼性が低下し、或いは、アクリル系粘着剤が硬くなり密着性や粘着力が低下することがあるので、4〜10が好ましく、4〜8がより好ましい。
アクリル系粘着剤を構成している共重合体中におけるアルキル(メタ)アクリレート成分の含有量は、少ないと、アクリル系粘着剤の粘着力が低下し、多いと、相対的に多官能(メタ)アクリレートの含有量が低くなることによって、表示パネル及び保護板に対する粘着シートの密着耐久性が低下することがあるので、75〜99.98重量%が好まく、87〜99.85重量%がより好ましい。
アクリル系粘着剤を構成している共重合体のモノマー成分である多官能(メタ)アクリレートは、一分子中に(メタ)アクリロイル基を二個以上有する化合物をいう。アクリル系粘着剤を構成する共重合体中に多官能(メタ)アクリレート成分を含有することによって、アクリル系粘着剤は、高い架橋構造を形成することができるので、粘着シートは、優れた耐熱性を発揮し、高温高湿度下においても粘着力を確実に維持し優れた耐久性を有する。
多官能(メタ)アクリレートとしては、特に限定されず、例えば、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)クリレート、エトシキ化ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレート、エトシキ化トリメチロールプロパントリアクリレート、プロキシ化トリメチロールプロパントリアクリレート、プロキシ化グリセリルトリアクリレート、ネオペンチルグリコールアジペートジアクリレートの他に、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、液状水素化1,2ポリブタジエンアクリレートなどの重合体などが挙げられ、単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
上記多官能(メタ)アクリレートが重合体である場合、多官能(メタ)アクリレートの数平均分子量は400以上が好ましく、800以上がより好ましく、1000〜5000が特に好ましい。これは、架橋点間の分子量が増大することにより応力分散性が向上し、アクリル系粘着剤の剥離力が向上するからである。
なお、多官能(メタ)アクリレートの数平均分子量は、GPC(Gel Permeation Chromatography:ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)法によりポリスチレン換算分子量として測定した値を意味し、具体的には、Water社から商品名「2690Separations Model」にて市販されているゲルパーミションクロマトグラフを用い、サンプル流量1ミリリットル/分、カラム温度40℃の条件で示差屈折計を検出器として測定を行うことによって多官能(メタ)アクリレートの数平均分子量を得ることができる。
アクリル系粘着剤を構成する共重合体中における多官能(メタ)アクリレート成分の含有量は、少なくても多くても、アクリル系粘着剤の耐久性や、表示パネル及び保護板への密着性が低下するので、0.02〜5重量%が好ましく、0.05〜3重量%がより好ましく、0.6〜3重量部が特に好ましい。
更に、アクリル系粘着剤を構成する共重合体には、アクリル系粘着剤のガラス転移温度や粘着力などを調整する目的で、アルキル(メタ)アクリレート成分及び多官能(メタ)アクリレート成分以外にモノマー成分として、例えば、スチレン系モノマー、酢酸ビニルなどのカルボン酸ビニルエステル、(メタ)アクリル酸、イタコン酸などのビニル基を含有するカルボン酸、無水マレイン酸などのビニル結合を有するジカルボン酸の無水物、水酸基を有するビニルモノマー、窒素含有ビニルモノマーなどが挙げられ、単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
上記スチレン系モノマーとしては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、o−メチルスチレン、p−メチルスチレンなどが挙げられる。
上記水酸基を有するビニルモノマーとしては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性(メタ)アクリレート、ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
上記窒素含有ビニルモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリロニトリル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルラウリロラクタム、(メタ)アクリロイルモルホリン、(メタ)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノメチル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
これらのモノマー成分のアクリル系粘着剤を構成する共重合体中における含有量は、多いと、得られる粘着シートの柔軟性が低下し、粘着シートの粘着性の低下を引き起こす可能性があるので、20重量%以下が好ましく、0.1〜10重量%がより好ましい。
上記アクリル系粘着剤には、本発明の課題達成を阻害しない限り必要に応じて、熱可塑性樹脂類、熱可塑性エラストマー類、架橋ゴム、オリゴマー類、無機化合物、造核剤、酸化防止剤、老化防止剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、増粘剤、難燃助剤、帯電防止剤、防曇剤、充填剤、軟化剤、可塑剤、着色剤などの従来公知の添加剤が配合されてもよい。
次に、本発明の粘着シートの製造方法について説明する。粘着シートの製造方法としては、特に限定されず、例えば、アルキル(メタ)アクリレート及び多官能(メタ)アクリレート及び光重合開始剤に、必要に応じて、他のモノマー及び添加剤を加えてなり且つ溶剤を含まないモノマー組成物を作製する一方、一面が離型処理された二枚の透明な合成樹脂フィルムを用意し、一方の合成樹脂フィルムの離型処理面にモノマー組成物を汎用の要領で塗工しモノマー層を形成した後、このモノマー層上に他方の合成樹脂フィルム重ね合わせた上で、モノマー層に合成樹脂フィルムを透して紫外線などの光を照射することによってモノマー組成物をラジカル重合させることによって(メタ)アクリル系粘着剤から構成された粘着シートを製造する方法が挙げられる。なお、透明な合成樹脂フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィルムなどが挙げられる。
光重合開始剤としては、特に限定されず、例えば、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル(2−ヒドロキシー2−プロピル)ケトン(メルク社製 商品名「ダロキュアー2959」などのケトン系光重合開始剤、α−ヒドロキシ−α、α’−ジメチル−アセトフェノン(メルク社製 商品名「ダロキュア1173」)、メトキシアセトフェン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェン(チバガイギー社製 商品名「イルガキュア651」)、2−ヒドロキシー2−シクロヘキシルアセトフェノン(チバガイギー社製 商品名「イルガキュア184」)などのアセトフェノン系光重合開始剤、ベンジルジメチルケタールなどのケタール系光重合開始剤、ハロゲン化ケトン、アシルホスフィノキシド、アシルホスフォナートなどが挙げられる。
光重合開始剤の添加量の上限は、モノマー組成物中におけるモノマー全量100重量部に対して5重量部が好ましく、1重量部がより好ましい。一方、光重合開始剤の添加量の下限は、モノマー組成物中におけるモノマー全量100重量部に対して0.01重量部が好ましく、0.03重量部がより好ましく、0.1重量部が特に好ましい。
これは、光重合開始剤の添加量が少ないと、モノマー組成物中のモノマーの重合が不完全となり、得られるアクリル系粘着剤の凝集力低下が原因となって必要な物性を得ることができないことがあるからである。
一方、光重合開始剤の添加量が多いと、紫外線などの光照射時にラジカル発生量が多くなり、アクリル系粘着剤の数平均分子量やゲル分率が低下し、高温時に、表示パネル又は保護板と、粘着シートとの界面において、気泡や剥離が多く発生することがあるからである。
光照射に用いられるランプ類としては、特に限定されず、例えば、波長400nm以下に発光分布を有するものが挙げられる。具体的には、低圧水銀ランプ、中圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、ケミカルランプ、ブラックライトランプ、マイクロウエーブ励起水銀ランプ、メタルハライドランプなどが挙げられ、ケミカルランプは、光重合開始剤の活性波長領域の光を効率よく発光すると共に、光重合開始剤を除くモノマー混合物中の光吸収が少なくて済むことから、モノマー層の内部にまで光が充分に到達しモノマー組成物を効果的に重合させることができるので好ましい。
モノマー層への光照射強度は、重合によって得られる重合体の重合度を左右する因子であり、目的製品の性能毎に適宜制御されるものである。光重合開始剤としてアセトフェノン系光重合開始剤を用いた場合、光重合開始剤の光分解に有効な波長領域(光重合開始剤によって異なるが、通常365nm〜420nm)の光強度は、0.1〜100mW/cm2が好ましい。
上述のようにして得られた粘着シートの400〜800nmの領域における全光線透過率が85%以上であることが好ましく、90%以上であることが好ましい。なお、粘着シートの全光線透過率は、JIS K 7105に準拠して積分球式光線透過率装置を用いて測定されたものをいう。
又、粘着シートのヘイズは、2.0%以下が好ましい。なお、粘着シートのヘイズは、JIS K 7105に準拠して積分球式光線透過率装置を用いて測定されたものをいう。
次に、本発明の粘着シートを用いた表示装置Aについて説明する。粘着シートは、表示装置の表示パネルの表面に保護板を積層一体化するために用いられる。先ず、表示装置Aのバックライト筐体1は、図1に示したように、合成樹脂製の矩形枠状に形成され、上端部には表示パネル2を載置するための平面矩形枠状のパネル配設用段部11がバックライト筐体1の上端面に開口した状態に形成されていると共に、下端部には反射板3を配設するための反射板配設用段部12が下端面に開口した状態に平面矩形枠状に形成されている。
そして、バックライト筐体1のパネル配設用段部11上には、バックライト筐体1の上端開口部よりも僅かに小さい大きさの平面矩形状の表示パネル2が配設されていると共に、バックライト筐体1内には、導光板4、拡散シート5、及び、輝度を向上させるための一枚或いは複数枚のプリズムシート6、6・・・などの光学フィルムが複数枚、互いに積層された状態で配設され、表示パネル2とこれに対向する光学フィルム6とバックライト筐体1とが枠状の両面粘着テープ7を用いて一体化されて表示装置Aが構成されている。なお、バックライト筐体1の反射板配設用段部12には反射板3が配設一体化されていると共に、バックライト筐体1内にはLED(図示せず)が光源として配設されている。
更に、表示装置Aの表示パネル2の表面には保護板8が粘着シート9を介して積層一体化されている。なお、保護板8は、表示パネル2を視認できるように、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、アクリル樹脂などの透明な合成樹脂板から構成されている。
しかるに、粘着シート9を構成するアクリル系粘着剤は、その23℃における貯蔵弾性率が2.0×105Pa以下に限定されて柔軟である。従って、粘着シート9は、表示パネル2や保護板8の表面に、空気を巻き込むことなく隙間なく完全に密着一体化し、表示パネル2及び保護板8と、粘着シート9との界面に空気溜まりが発生することなく、表示パネル2と保護板8とが粘着シート9を介して強固に積層一体化されている。
そして、粘着シート9を構成するアクリル系粘着剤は、モノマー成分として多官能(メタ)アクリレートを含有しており、適度に架橋されていることから耐熱性にも優れており、高温高湿度下といった過酷な環境下においても、優れた粘着力を発揮し、表示パネル2及び保護板8とを強固に一体化する。
なお、上記では、表示パネル2に対向する光学フィルムがプリズムシート6であるとして説明したが、表示パネル2に対向する光学フィルムは必ずしもプリズムシートである必要はなく、他の光学フィルムであってもよい。又、上記では、表示装置Aが液晶表示装置である場合を説明したが、有機EL(electroluminescence)パネルを用いた表示装置であってもよい。なお、有機ELパネルを用いた場合は光源が不要となる。
上記のようにして構成された表示装置Aは、保護板8と表示パネル2とが粘着シート9を介して積層一体化されており、保護板8と表示パネル2との間には空気層は存在しておらず、空気層での光の屈折による表示品質の低下を防止することができ、よって、表示装置Aは優れた表示性能を発揮する。
そして、保護板8に不測に大きな押圧力などの応力が加わった場合にあっても、保護板8は全面的に粘着シート9によって受止され、粘着シート9によって応力が吸収、緩和されることから、保護板8が不測に破壊されるような事態も概ね防止することができる。
本発明の粘着シートは、表示装置の表示パネルの表面に保護板を積層一体化するために用いられる粘着シートであって、この粘着シートは、(メタ)アクリル系粘着剤を主成分とし、この(メタ)アクリル系粘着剤は、ゲル分率が50〜90重量%で且つ23℃での貯蔵弾性率が2.0×105Pa以下であることを特徴とするので、表示パネルと保護板とをこれらとの界面において空気溜まりを発生させることなく強固に積層一体化させることができる。
そして、本発明の粘着シートを構成するアクリル系粘着剤が、モノマー成分として多官能(メタ)アクリレート成分を含んでいることから、粘着シートは優れた耐熱性を有しており、高温高湿度下においても優れた粘着性を維持し、よって、粘着シートは、いかなる状況下においても表示パネルと保護板とをこれらとの界面において気泡の発生や剥離を生じさせることなく長期間に亘って強固に積層一体化することができ、表示装置の表示性能を長期間に亘って安定したものとすることができる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本実施例に何ら限定されるものでない。
(実施例1〜6、比較例1〜4)
2−エチルヘキシルアクリレート、n−ブチルアクリレート、エチルアクリレート、ドデシルアクリレート、液状水素化1,2ポリブタジエンアクリレート(日本曹達社製 商品名「TEAI−1000」、数平均分子量:2250)、エトキシ化トリメチロールプロパントリアクリレート(日本化薬社製 商品名「SR502」、分子量:692)、ヘキサンジオールジアクリレート(日本化薬社製、分子量:226)、アクリル酸、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェン(チバガイギー社製、商品名「イルガキュア651」)及び増粘剤として親水性シリカ(日本アエロジル社製 商品名「アエロジルA−200」)を表1に示した所定量(単位は全て「重量部」)づつディゾルバーにて均一に混合した後、窒素パージすることにより溶存酸素が除去されたモノマー組成物を作製した。
2−エチルヘキシルアクリレート、n−ブチルアクリレート、エチルアクリレート、ドデシルアクリレート、液状水素化1,2ポリブタジエンアクリレート(日本曹達社製 商品名「TEAI−1000」、数平均分子量:2250)、エトキシ化トリメチロールプロパントリアクリレート(日本化薬社製 商品名「SR502」、分子量:692)、ヘキサンジオールジアクリレート(日本化薬社製、分子量:226)、アクリル酸、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェン(チバガイギー社製、商品名「イルガキュア651」)及び増粘剤として親水性シリカ(日本アエロジル社製 商品名「アエロジルA−200」)を表1に示した所定量(単位は全て「重量部」)づつディゾルバーにて均一に混合した後、窒素パージすることにより溶存酸素が除去されたモノマー組成物を作製した。
次に、一面が離型処理された二枚の厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを用意し、一方のポリエチレンテレフタレートフィルムの離型処理面にモノマー組成物をドクターブレードを用いて塗工しモノマー層を形成した後、このモノマー層上に他方のポリエチレンテレフタレートフィルムを重ね合わせた。なお、一対のポリエチレンテレフタレートフィルムの対向面間には厚さ0.3mmのスペーサー部材を介在させてモノマー層の厚みが0.3mmとなるように維持した。
しかる後、ケミカルランプを用いてモノマー層にポリエチレンテレフタレートフィルムを透して紫外線照射強度が3mW/cm2となるように紫外線を5分間に亘って照射することによってモノマー組成物をラジカル重合させた。
更に、残存モノマーの低減を目的として、高圧水銀ランプを用いてモノマー層にポリエチレンテレフタレートフィルムを透して紫外線照射強度が20mW/cm2となるように紫外線を5分間に亘って照射することによってモノマー組成物をラジカル重合させて、厚みが0.3mmの粘着シートを得た。
得られた粘着シートのゲル分率及び貯蔵弾性率を上述した要領で、400〜800nmの領域における全光線透過率、ヘイズ、空気巻き込み性、耐熱性及び剥離力を下記に示した要領で測定し、その結果を表1に示した。
(全光線透過率及びヘイズ)
粘着シートの400〜800nmの領域における全光線透過率及びヘイズをJIS K 7105に準拠して積分球式光線透過率装置を用いて測定した。但し、粘着シートは、単体では非常に軟らかかったので、粘着シートの両面にポリエチレンテレフタレートフィルムを貼付した状態で測定し、ポリエチレンテレフタレートフィルムにエタノールを挟み込んだものを基準値とした。なお、ヘイズ値(%)は下記式に基づいて算出した。
ヘイズ値(%)=(Hd/Ht)×100
Hd:拡散透過率(%)
Ht:全光線透過率(%)
粘着シートの400〜800nmの領域における全光線透過率及びヘイズをJIS K 7105に準拠して積分球式光線透過率装置を用いて測定した。但し、粘着シートは、単体では非常に軟らかかったので、粘着シートの両面にポリエチレンテレフタレートフィルムを貼付した状態で測定し、ポリエチレンテレフタレートフィルムにエタノールを挟み込んだものを基準値とした。なお、ヘイズ値(%)は下記式に基づいて算出した。
ヘイズ値(%)=(Hd/Ht)×100
Hd:拡散透過率(%)
Ht:全光線透過率(%)
(空気巻き込み性)
粘着シートから縦40×横50mmの平面長方形状の試験片を切り出し、この試験片をガラス板上にゴムローラを用いて貼着させた。次に、試験片上に厚さ0.5mmのアクリル板を重ね合わせた上で0.5kgのゴムローラを一往復させることによって、アクリル板とガラス板とが試験片を介して積層一体化してなる積層シートを作製した。
粘着シートから縦40×横50mmの平面長方形状の試験片を切り出し、この試験片をガラス板上にゴムローラを用いて貼着させた。次に、試験片上に厚さ0.5mmのアクリル板を重ね合わせた上で0.5kgのゴムローラを一往復させることによって、アクリル板とガラス板とが試験片を介して積層一体化してなる積層シートを作製した。
この作製直後の積層シートにおいて、ガラス板及びアクリル板と、粘着シートとの界面に巻き込まれた気泡の総数を目視にて数えた。次に、ゴムローラの重さを2kg及び5kgとしたこと以外は上述と同様の要領を行い、ガラス板及びアクリル板と、粘着シートとの界面に巻き込まれた気泡の総数を目視にて数えた。
(耐熱性)
粘着シートから縦40×横50mmの平面長方形状の試験片を切り出し、この試験片をガラス板上にゴムローラを用いて貼着させた。次に、試験片上に厚さ0.5mmのアクリル板を重ね合わせた上で2.0kgのゴムローラを一往復させることによって、アクリル板とガラス板とが試験片を介して積層一体化してなる積層シートを作製した。
粘着シートから縦40×横50mmの平面長方形状の試験片を切り出し、この試験片をガラス板上にゴムローラを用いて貼着させた。次に、試験片上に厚さ0.5mmのアクリル板を重ね合わせた上で2.0kgのゴムローラを一往復させることによって、アクリル板とガラス板とが試験片を介して積層一体化してなる積層シートを作製した。
この積層シートを23℃で24時間に亘って養生させた上で、積層シートをギアオーブンにて80℃で3時間に亘って加熱処理した後、ガラス板及びアクリル板と、粘着シートとの界面に巻き込まれた気泡の総数を目視にて数えた。
(剥離力)
粘着シートの一面に厚さが25μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを積層一体化させた後、粘着シートを幅10mmの短冊状に裁断して短冊状物を作製した。アクリル樹脂板を用意し、このアクリル樹脂板上に短冊状物をその粘着シートがアクリル樹脂板に対向した状態に重ね合わせた上で、2kgのゴムローラを1往復させて、ポリエチレンテレフタレートフィルムとアクリル樹脂板とを粘着シートを介して積層一体化させ、23℃にて24時間に亘って放置した。しかる後、短冊状物をアクリル樹脂板から剥離する際の剥離力をJIS Z 0237に準拠して23℃の雰囲気下、剥離速度50mm/分の条件下で180°方向のピール試験を行って測定した。
粘着シートの一面に厚さが25μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを積層一体化させた後、粘着シートを幅10mmの短冊状に裁断して短冊状物を作製した。アクリル樹脂板を用意し、このアクリル樹脂板上に短冊状物をその粘着シートがアクリル樹脂板に対向した状態に重ね合わせた上で、2kgのゴムローラを1往復させて、ポリエチレンテレフタレートフィルムとアクリル樹脂板とを粘着シートを介して積層一体化させ、23℃にて24時間に亘って放置した。しかる後、短冊状物をアクリル樹脂板から剥離する際の剥離力をJIS Z 0237に準拠して23℃の雰囲気下、剥離速度50mm/分の条件下で180°方向のピール試験を行って測定した。
1 バックライト筐体
2 表示パネル
3 反射板
4 導光板
5 拡散シート
6 プリズムシート
7 両面粘着テープ
8 保護板
9 粘着シート
A 表示装置
2 表示パネル
3 反射板
4 導光板
5 拡散シート
6 プリズムシート
7 両面粘着テープ
8 保護板
9 粘着シート
A 表示装置
Claims (6)
- 表示装置の表示パネルの表面に保護板を積層一体化するために用いられる粘着シートであって、この粘着シートは、(メタ)アクリル系粘着剤を主成分とし、この(メタ)アクリル系粘着剤は、ゲル分率が50〜90重量%で且つ23℃での貯蔵弾性率が2.0×105Pa以下であることを特徴とする粘着シート。
- 粘着シートは、400〜800nmの領域における全光線透過率が85%以上で且つヘイズが2.0%以下であることを特徴とする請求項1に記載の粘着シート。
- (メタ)アクリル系粘着剤が、アルキル(メタ)アクリレートと、多官能(メタ)アクリレートとの共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の粘着シート。
- アルキル(メタ)アクリレートのアルキル基の炭素数が4〜10であることを特徴とする請求項3に記載の粘着シート。
- 多官能(メタ)アクリレートが重合体であって、この多官能(メタ)アクリレートの数平均分子量が400以上であることを特徴とする請求項3に記載の粘着シート。
- 表示パネルの表面に請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の粘着シートを介して保護板を積層一体化していることを特徴とする表示装置。
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---|---|---|---|
JP2008114851A JP2009263502A (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 粘着シート及びこれを用いた表示装置。 |
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- 2008-04-25 JP JP2008114851A patent/JP2009263502A/ja active Pending
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