JP2009262809A - ランフラットタイヤ - Google Patents
ランフラットタイヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009262809A JP2009262809A JP2008115703A JP2008115703A JP2009262809A JP 2009262809 A JP2009262809 A JP 2009262809A JP 2008115703 A JP2008115703 A JP 2008115703A JP 2008115703 A JP2008115703 A JP 2008115703A JP 2009262809 A JP2009262809 A JP 2009262809A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing rubber
- tire
- rubber layer
- vehicle
- reinforcing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
【解決手段】サイドウォール部2に配設された補強ゴム領域9in及び9outを備え、ダブルビード構造を車両外側のみに採用したランフラットタイヤにおいて、車両外側の補強ゴム領域9outは、タイヤ最内面側に配設され、ゴム硬度が30〜45°である第1補強ゴム層91と、第1補強ゴム層91のタイヤ外面側に配設され、ゴム硬度が46〜65°である第2補強ゴム層92と、第2補強ゴム層92のタイヤ外面側に配設され、ゴム硬度が66〜100°である第3補強ゴム層93とを備える。
【選択図】 図1
Description
ドラム径1.7m、キャンバー角0°のドラムを用いて走行試験を行った。走行条件は、空気圧=0kPa、速度=80km/h、荷重=5423Nとし、タイヤには245/40ZR18を使用した。評価は、サイドウォール部上方領域にクラック等に起因する破壊を生じるまでの走行距離を測定し、これを指数評価することにより行った。従来例のタイヤを100とし、指数が小さい程、ランフラット耐久性能が劣っていることを示す。
タイヤに245/40ZR18を使用した実車(国産車、2名乗車)により、良路および悪路における官能評価を行った。従来例を基準として、ポイントがプラスであれば従来例よりも乗り心地が良好であることを示す。
図1に示すような構造を有し、第1補強ゴム層91(ゴム硬度45°)、第2補強ゴム層92(ゴム硬度55°)及び第3補強ゴム層93(ゴム硬度70°)を備える車両外側の補強ゴム領域9out、並びに第4補強ゴム層94(ゴム硬度40°)、第5補強ゴム層95(ゴム硬度50°)及び第6補強ゴム層96(ゴム硬度66°)を備える車両内側の補強ゴム領域9inをサイドウォール部に配設したテストタイヤを作製した。なお、タイヤ幅方向にて車両外側の補強ゴム領域9outの断面三日月形状の厚みが最大になる位置における、第1補強ゴム層91、第2補強ゴム層92及び第3補強ゴム層93のタイヤ幅方向厚みを略等しく設定し(各補強ゴム層の体積分率を略等しく設定し)、かつタイヤ幅方向にて車両内側の補強ゴム領域9inの断面三日月形状の厚みが最大になる位置における、第4補強ゴム層94、第5補強ゴム層95及び第6補強ゴム層96のタイヤ幅方向厚みについても略等しく設定した(各補強ゴム層の体積分率を略等しく設定した)。結果を表1に示す。
図1に示すようなタイヤ構造において、車両外側の補強ゴム領域9out及び車両内側の補強ゴム領域9inを、共にゴム硬度が66°である単一のゴムで構成したこと以外は、実施例1と同様の構成を備えるテストタイヤを作製した。結果を表1に示す。
図1に示すようなタイヤ構造において、第1補強ゴム層91(ゴム硬度66°)、第2補強ゴム層92(ゴム硬度66°)及び第3補強ゴム層93(ゴム硬度45°)を備える車両外側の補強ゴム領域9out、並びに第4補強ゴム層94(ゴム硬度66°)、第5補強ゴム層95(ゴム硬度66°)及び第6補強ゴム層96(ゴム硬度45°)を備える車両内側の補強ゴム領域9inとしたこと以外は、実施例1と同様の構成を備えるテストタイヤを作製した(比較例1)。また、図1に示すようなタイヤ構造において、第1補強ゴム層91(ゴム硬度66°)、第2補強ゴム層92(ゴム硬度50°)及び第3補強ゴム層93(ゴム硬度40°)を備える車両外側の補強ゴム領域9out、並びに第4補強ゴム層94(ゴム硬度70°)、第5補強ゴム層95(ゴム硬度55°)及び第6補強ゴム層96(ゴム硬度45°)を備える車両内側の補強ゴム領域9inとしたこと以外は、実施例1と同様の構成を備えるテストタイヤを作製した(比較例2)。さらに、図1に示すようなタイヤ構造において、第1補強ゴム層91(ゴム硬度45°)、第2補強ゴム層92(ゴム硬度66°)及び第3補強ゴム層93(ゴム硬度66°)を備える車両外側の補強ゴム領域9out、並びに第4補強ゴム層94(ゴム硬度45°)、第5補強ゴム層95(ゴム硬度66°)及び第6補強ゴム層96(ゴム硬度66°)を備える車両内側の補強ゴム領域9inとしたこと以外は、実施例1と同様の構成を備えるテストタイヤを作製した(比較例3)。結果を表1に示す。
2: サイドウォール部
3: ショルダー部
4: トレッド部
9in、9out: 補強ゴム領域
91: 第1補強ゴム層
92: 第2補強ゴム層
93: 第3補強ゴム層
94: 第4補強ゴム層
95: 第5補強ゴム層
96: 第6補強ゴム層
Claims (3)
- 環状の第1ビードを有する一対のビード部と、前記ビード部から各々タイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、前記サイドウォール部に配設された補強ゴム領域と、前記サイドウォール部の各々の外周側端同士をショルダー部を介して連ねるトレッド部とを備えるランフラットタイヤにおいて、
車両外側の前記ビード部のタイヤ幅方向外側に膨出し、規定リム装着時にリムフランジの外周側湾曲面に対向する内周側面を有する環状膨出部と、前記環状膨出部に配設された環状の第2ビードとを備えると共に、
車両外側の前記補強ゴム領域は、タイヤ最内面側に配設され、ゴム硬度が30〜45°である第1補強ゴム層と、
前記第1補強ゴム層のタイヤ外面側に配設され、ゴム硬度が46〜65°である第2補強ゴム層と、
前記第2補強ゴム層のタイヤ外面側に配設され、ゴム硬度が66〜100°である第3補強ゴム層とを備えることを特徴とするランフラットタイヤ。 - 車両内側の前記補強ゴム領域は、車両外側の前記補強ゴム領域よりもゴム硬度が同等かそれ以下である請求項1記載のランフラットタイヤ。
- 車両内側の前記補強ゴム領域は、タイヤ最内面側に配設され、ゴム硬度が30〜45°である第4補強ゴム層と、
前記第4補強ゴム層のタイヤ外面側に配設され、ゴム硬度が46〜65°である第5補強ゴム層と、
前記第5補強ゴム層のタイヤ外面側に配設され、ゴム硬度が66〜100°である第6補強ゴム層とを備える請求項1又は2記載のランフラットタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008115703A JP2009262809A (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | ランフラットタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008115703A JP2009262809A (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | ランフラットタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009262809A true JP2009262809A (ja) | 2009-11-12 |
Family
ID=41389216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008115703A Pending JP2009262809A (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | ランフラットタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009262809A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62279107A (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-04 | Bridgestone Corp | 空気入り安全タイヤ |
JP2003500281A (ja) * | 1999-05-27 | 2003-01-07 | ミシュラン ルシェルシェ エ テクニク ソシエテ アノニム | カーカスの通過経路を最適化したランフラットタイヤ |
JP2006218889A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | ランフラットタイヤ |
-
2008
- 2008-04-25 JP JP2008115703A patent/JP2009262809A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62279107A (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-04 | Bridgestone Corp | 空気入り安全タイヤ |
JP2003500281A (ja) * | 1999-05-27 | 2003-01-07 | ミシュラン ルシェルシェ エ テクニク ソシエテ アノニム | カーカスの通過経路を最適化したランフラットタイヤ |
JP2006218889A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | ランフラットタイヤ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4457388B2 (ja) | ランフラットタイヤ | |
JP5835171B2 (ja) | ランフラットタイヤ | |
EP2905151B1 (en) | Pneumatic tire | |
JP4957833B2 (ja) | ランフラットタイヤ | |
JP2012116212A (ja) | ランフラットタイヤ | |
JP5450515B2 (ja) | 不整地用モーターサイクルタイヤ | |
JP5099199B2 (ja) | ランフラットタイヤ | |
JP2006347200A (ja) | 乗用車用空気入りタイヤ | |
JP5493590B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP2006199053A (ja) | 空気入りタイヤ及びその装着方法 | |
JP2006282161A (ja) | ランフラットタイヤ | |
JP4653556B2 (ja) | ランフラットタイヤ及びそれを用いた車両 | |
JP2010163108A (ja) | 空気入りランフラットタイヤ | |
JP4710479B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2005297752A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2005007962A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP4502333B2 (ja) | ランフラットタイヤ | |
JP2007030719A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP4916783B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2003326924A (ja) | ランフラットタイヤ | |
JP4507736B2 (ja) | ランフラットタイヤ | |
JP2009262809A (ja) | ランフラットタイヤ | |
JP2006192957A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP4544636B2 (ja) | ランフラットタイヤ | |
JP4399848B2 (ja) | ランフラットタイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120615 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121002 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121127 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130423 |