JP2009261418A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりもさらに演出効果を高めることができる遊技機を提供する。
【解決手段】筐体2の前面扉2aの両端には、固定発光部6A,6A、可動発光部7A,7A、固定低輝度発光部8,8が設けられている。可動発光部7Aは、固定発光部6Aの背面に隠れる位置と、固定発光部6Aから上方へ突出する位置とに動作する機構を備えている。通常時の遊技条件下においては、可動発光部7Aが固定発光部6Aの背面に位置して、固定発光部6Aおよび固定低輝度発光部8が発光する。また、大当たり時の遊技条件下においては、可動発光部7Aが固定発光部6Aの上部に突出して、固定低輝度発光部8が可動発光部7Aによって覆われて、固定発光部6Aおよび可動発光部7Aが発光する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技条件に応じて演出を変化させる遊技機に関する。
従来、スロットマシンなどの遊技機では、大当たり(ビックボーナスなど)時に筐体に設けられた所定のランプを発光させて筐体をより明るく光らせることにより、大当たり(ボーナス)時においてそうでないとき(通常時)よりも演出効果を高めることが一般的に行われている。また、演出効果を高める手段として、リールや操作部材などを除くスロットマシンの前面の領域に多数の発光ダイオード(LED)を配置して、大当たり時に最も発光面積が大きくなるようにしたものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−65946号公報(請求項1、図1)
ところで、近年、高輝度なLEDの低価格化が進んでおり、単に発光面積を大きくして大当たり時に明るく発光させるだけでは、他の機種との差別化が難しくなっており、演出効果としては不十分であるという問題がある。また、LEDを多数配置して発光領域を広げる手段では、電力消費が大きくなるという問題がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、従来よりもさらに演出効果を高めることができる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、筐体の前面に取り付けられ、所定の遊技条件下で発光する発光装置を備えた遊技機であって、前記発光装置は、前記筐体の上下方向の略中央部より下側、かつ、前記筐体の両端部に沿って設けられた第1の発光部と、前記第1の発光部の前面または背面に重ねられた状態と、前記第1の発光部から上方に突出した状態との間でスライド可能に支持された第2の発光部と、を備え、通常時の遊技条件下において、前記第1の発光部と前記第2の発光部とが重ねられた状態で、2つの発光部のうち、少なくとも前面側に位置する発光部が発光し、演出時の遊技条件下において、前記第2の発光部は、前記第1の発光部から突出した状態で、前記第1の発光部とともに発光するように構成したことを特徴とする。
これによれば、可動する第2の発光部を設けて、演出時の遊技条件下(例えば、大当たり時)における発光面積を広げることにより、演出効果を従来よりも高めることが可能になる。
また、前記第1の発光部の上方には、前記2つの発光部よりも輝度の低い第3の発光部が設けられ、前記通常時の遊技条件下において、前記第3の発光部は、前記2つの発光部のうち、少なくとも前面側に位置する発光部とともに発光し、前記演出時の遊技条件下において、前記第3の発光部は、前記第2の発光部によって覆われるように構成したことを特徴とする。
これによれば、第3の発光部を第2の発光部よりも輝度を低くすることにより、通常時の遊技条件下における消費電力を低減できる。
また本発明は、筐体の前面に取り付けられ、所定の遊技条件下で発光する発光装置を備えた遊技機であって、前記発光装置は、前記筐体の上下方向の略中央部より下側、かつ、前記筐体の両端部に沿って設けられた第1の発光部と、前記筐体の上下方向の略中央部より上方、かつ、前記筐体の両端部に沿って設けられるとともに、上下方向を回動軸として自転可能に支持された第2の発光部と、を備え、前記第2の発光部は、発光体を備えた発光面を有し、通常時の遊技条件下において、前記第2の発光部は、前記発光面を背面側に位置した状態にあり、演出時の遊技条件下において、前記第2の発光部は、前記回動軸まわりに回動されて前記発光面が前面側に位置した状態で発光するように構成したことを特徴とする。
これによれば、可動する第2発光部を設けて、演出時の遊技条件下(例えば、大当たり時)における発光面積を広げることにより、演出効果を従来よりもさらに高めることが可能になる。
また、前記第2の発光部は、前記発光面よりも輝度の低い低輝度発光面を前記発光面の背面側に備え、前記通常時の遊技条件下において、前記低輝度発光面は低輝度で発光するように構成したことを特徴とする。
これによれば、発光面よりも輝度の低い低輝度発光面を備えることにより、通常時の遊技条件下における消費電力を低減できる。
本発明によれば、従来よりもさらに演出効果を高めることができる遊技機を提供できる。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態のスロットマシンを示す正面図であり、(a)は通常時の遊技条件下、(b)は大当たり時の遊技条件下、図2は図1(b)のA−A断面図、図3は可動発光部のスライド機構を示す概略図、図4は第1実施形態のスロットマシンのブロック図、図5は第1実施形態のスロットマシンを側面から見たときの発光パターンを示す模式図であり、(a)は通常時の遊技条件下、(b)は大当たり時の遊技条件下である。なお、本実施形態では、パチスロ(回胴式遊技機)を例に挙げて説明するが、パチンコに適用してもよい。
図1(a)および(b)に示すように、第1実施形態のスロットマシン1Aは、筐体2、リール3、操作部4、画像表示部5、固定発光部6A,6A、可動発光部7A,7A(図1(b)参照)、固定低輝度発光部8,8などを含んで構成されている。
筐体2は、上下、左右および背面が板材によって囲まれたボックス状に形成され、開放した前面に前面扉2aが蝶番(図示せず)を介して開閉可能に支持されるように構成されている。また、筐体2の内部には、リール3、ホッパ装置(図示せず)、メイン制御基板20(図4参照)などが収容されている。また、前面扉2aには、リール表示窓3a、操作部4、画像表示部5、固定発光部6A,6A、可動発光部7A,7A、固定低輝度発光部8,8、サブ制御基板21(図4参照)、セレクタ(図示せず)などが設けられている。
リール3は、左リール、中リール、右リールが左右方向に並んで配置され、それぞれのリールの周囲に役(ビッグボーナス、レギュラーボーナス、子役など)を構成するための図柄を配置したテープが貼られ、図示しないリールモータの駆動力によって回転するようになっている。
操作部4は、ベットボタン4a、スタートレバー4b、ストップボタン4cなどで構成されている。ベットボタン4aは、1ゲームに賭けるメダルの枚数を設定する(リール3の有効ラインの本数を設定する)ボタン型のスイッチである。スタートレバー4bは、傾倒操作されることによってゲームが開始されるスイッチである。ストップボタン4cは、3つのボタン型のスイッチにより構成され、各リールに対応して設けられている。
画像表示部5は、液晶パネル、ドット(発光体をマトリクス状に配置し、その明滅により文字や絵を表現するもの)などで構成され、リール3の上部に設置されている。この画像表示部5には、例えば、大当たりに相当する図柄が揃ったときに所定の画像が表示され、遊技者に大当たりしていることを通知するように構成されている。なお、画像表示部5には、例えば、内部抽選によって大当たりに当選していることを告知する画像(いわゆる告知ランプに相当するもの)を表示するようにしてもよい。
固定発光部6Aは、上下方向に所定の幅で細長い形状を呈し、前面扉2aの左右両端部に沿って、上下方向の略中央部より下側に位置するように設けられている。また、固定発光部6Aは、レンズ体6aを有し、このレンズ体6aの内部に発光ダイオード(LED)、電球などの発光体6bが組み込まれて構成されている。
可動発光部7Aは、上下方向に所定の幅で細長い形状を呈し、前面扉2aの左右両端部に沿って設けられ、固定発光部6Aの背面に隠れる位置(図1(a))と、固定発光部6Aの上方に突出した位置(図1(b)とにスライド可能に構成されている。この可動発光部7Aも、レンズ体7aを有し、このレンズ体7aの内部に発光ダイオード、電球などの発光体7bが組み込まれて構成されている。また、可動発光部7Aは、固定発光部6Aとほぼ同じ長さになるように形成されている。
図1(a)に示すように、固定低輝度発光部8は、前面扉2aの両端部の上部寄りに設けられている。この固定低輝度発光部8は、固定発光部6Aおよび可動発光部7Aよりも輝度が低いもの(消費電力が低いもの)で形成されている。なお、固定低輝度発光部8は、スライドレール2a1の一部にレンズ体8aが形成され、レンズ体8aの内部に低輝度の発光体8bが組み込まれて構成されている。
図2に示すように、固定発光部6Aは、断面コ字形を呈し、前面扉2aの前面に固定されている。また、可動発光部7Aは、断面略C字形を呈し、前面扉2aと固定発光部6Aとで囲まれる空間内に位置するように配置されている。なお、前面扉2aの左右方向の両端部には、上端から下端に渡って断面T字型のスライドレール2a1が突出して形成され、このスライドレール2a1に可動発光部7Aがスライド可能に支持されている。これにより、可動発光部7Aは、その全体が固定発光部6Aの背面に位置して、遊技者が正面から見たときに、固定発光部6Aによって背面に隠れるようになっている(図1(a)参照)。
なお、第1実施形態では、発光体6bおよび発光体7bが上下方向に沿って4個設けられているが、これに限定されるものではなく、3個以下であっても、5個以上であってもよい。また、固定低輝度発光部8についても、その個数については本実施形態に限定されるものではない。
図3に示すように、前面扉2aの裏側(内部)には、左右方向の両端部の上部にプーリ11a,11bが設けられている。プーリ11a,11bは、左右方向に延びる連結軸12に固定され、連結軸12の回転によってプーリ11a,11bが共に同方向に回転するようになっている。また、連結軸12には歯車13が固定され、この歯車13が駆動モータM1の出力軸に固定されたピニオン歯車14と噛合している。また、プーリ11a,11bには、所定の長さの線材(紐など)15の一端が固定され、他端が可動発光部7Aの上部に固定されている。
これにより、駆動モータM1が回転することによって、その駆動力がピニオン歯車14から歯車13に伝達されて、連結軸12を回転させることによってプーリ11a,11bが互いに同方向へ回転する。そして、線材15がプーリ11a,11bに巻き取られることにより、可動発光部7Aがスライドレール2a1に支持されながら、固定発光部6Aの背面から上方へスライドして突出する。そして、可動発光部7Aの上端面が筐体2の上端面と一致したところで、駆動モータM1が停止する(図1(b)参照)。また、駆動モータM1が前記とは逆方向に回転され、プーリ11a,11bが前記とは逆方向に回転することにより、可動発光部7Aがスライドレール2a1に支持されながら、固定発光部6A,6Aの背面に隠れる位置まで下降する。
なお、図3は、図1(a)に示す状態から図1(b)に示す状態に至る途中の状態を図示している。また、可動発光部7Aを吊っている線材15は、前面扉2aとスライドレール2a1との間に位置(図2のP点)して、遊技者からは線材15が視認できないようになっている。また、可動発光部7Aを動作させる機構は、吊り上げ式のものに限定されず、ラックとピニオンを用いた機構、リニアモータを用いた機構などであってもよい。
図4に示すように、第1実施形態のスロットマシン1Aは、メイン制御基板20、サブ制御基板21を備え、メイン制御基板20がリール3や操作部4(4a〜4c)と電気的に接続されている。また、メイン制御基板20は、サブ制御基板21と接続され、サブ制御基板21は、画像表示部5、固定発光部6A、可動発光部7A、固定低輝度発光部8、駆動モータM1と電気的に接続されている。
また、図示していないが、メイン制御基板20およびサブ制御基板21は、それぞれCPU(Central Processing Unit)、ROM、RAM、乱数発生器、インターフェース回路などを含んで構成されている。
次に、第1実施形態のスロットマシン1Aの動作について図1、図4および図5を参照して説明する。まず、図1(a)および図5(a)に示すように、通常時の遊技条件下では、可動発光部7Aが下降して、固定発光部6Aの背面に隠れる位置にある。なお、通常時の遊技条件下とは、例えば、大当たりに相当する図柄が揃ってボーナスゲームに突入している状態以外の状態を意味している。また、大当たりとは、いわゆるビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)と称されるような図柄が揃ってボーナスゲームに突入している状態をいう。
通常時の遊技条件下では、メイン制御基板20は、遊技者のストップボタン4cの操作によって停止されたリール3の位置を図示しない位置センサによって検出し、大当たりでない旨の信号をサブ制御基板21に送る。サブ制御基板21は、可動発光部7Aと固定発光部6Aとが重なった状態において、固定発光部6Aおよび固定低輝度発光部8を発光するように制御する(図5(a)参照)。
図1(b)および図5(b)に示すように、大当たり時(演出時)の遊技条件下では、可動発光部7Aが図3に示す駆動機構によって上昇して、固定発光部6Aの上方に突出した位置までスライド移動される。この場合、メイン制御基板20は、遊技者のストップボタン4cの操作によって停止されたリール3の位置が大当たりに相当する図柄であると判断し、大当たりである旨の信号をサブ制御基板21に送る。サブ制御基板21は、駆動モータM1を駆動して、可動発光部7Aを上昇させる。さらに、可動発光部7Aが上昇した後、サブ制御基板21は、固定発光部6Aを発光させたまま、固定低輝度発光部8は消灯して、可動発光部7Aを発光させる制御を行う(図5(b)参照)。
このように、第1実施形態のスロットマシン1Aによれば、可動発光部7Aを設けることにより、従来のように可動するランプを備えていないスロットマシンと比べて演出効果を高めることができ、従来の機種との差別化を図ることが可能になる。しかも、可動発光部7Aを設けたことにより、大当たりしたときに発光面積を拡大できるので、大当たりでないときと比べて効果的な演出を行うことが可能になる。なお、本実施形態における演出効果とは、より派手な演出(視覚に訴える演出)効果を意味している。また、第1実施形態によれば、固定低輝度発光部8を設けたことにより、通常時の遊技条件下における演出効果を損なうことなく省電力化を図ることが可能になる。
また、第1実施形態によれば、可動発光部7Aの動作範囲が、筐体2の外周面から突出しないように構成されているので、台の上方に設置スペースを確保できない状況であっても、確実に設置することができる。
なお、第1実施形態では、通常時の遊技条件下において可動発光部7Aが固定発光部6Aの背面に位置するように構成したが、図6に示すように、可動発光部7Aが固定発光部6Aの前面側に位置するように構成してもよい。この実施形態の場合には、図6(a)に示す通常時の遊技条件下において、可動発光部7Aおよび固定低輝度発光部8が発光し、大当たり時(演出時)の遊技条件下において、固定低輝度発光部8が消灯し、固定発光部6Aとともに可動発光部7Aが発光するように制御される。
また、図7に示すように、(a)に示す通常時の遊技条件下の状態と、(b)に示す大当たり時の遊技条件下の状態に加えて、(c)に示す小当たり時の遊技条件の設定を追加するようにしてもよい。すなわち、ビッグボーナス(BB)を大当たりとし、レギュラーボーナス(RB)を小当たりとして両者を差別化して、(c)に示す小当たり時に、可動発光部7Aを、図7(a)の状態と図7(b)の状態との中間の状態まで上昇させて、固定発光部6Aから突出した部分の可動発光部7Aを、固定発光部6Aおよび固定低輝度発光部8とともに発光させるようにしてもよい。これにより、外部からでも、ビッグボーナスに入賞しているのか、レギュラーボーナスに入賞しているのかを容易に判断することができる。
また、演出時の遊技条件として、大当たりに相当する図柄が揃った場合に可動発光部7Aを動作させるものに限定されず、スロットマシン1Aの内部抽選においてボーナスに当選したときに、可動発光部7Aを図1(b)および図5(b)の位置まで上昇させて、遊技者に当選している旨を告知するようにしてもよい。
また、図8に示すように、左側の可動発光部7Aと右側の可動発光部7Aとを独立して駆動できる機構にして、例えば、内部抽選によってボーナス(BB,RB)に当選している場合に片側の可動発光部7Aのみを上昇させ、ボーナスに相当する図柄が揃った(入賞した)ときに残りの(右側の)可動発光部7Aを上昇させるように制御してもよい。さらに、この場合、左右の可動発光部7A,7Aの動作を画像表示部5に表示される演出と同期させるようにしてもよい。
また、ストップボタン4cの操作に応じて、つまり、3つのストップボタンのうちの最初に押された場合を第1停止、2番目に押された場合を第2停止、3番目に押された場合を第3停止として、第1停止、第2停止、第3停止に応じて、可動発光部7Aの上昇位置を段階的に変えるように制御してもよい。
また、可動発光部7Aを単にスライドさせながら上昇させる機構に限定されるものではなく、スパイラル状に回転しながら上昇させる機構を備えたものであってもよい。
(第2実施形態)
図9は第2実施形態のスロットマシンを示す概略斜視図、図10は第2実施形態のスロットマシンを側面から見たときの発光パターンを示す模式図であり、(a)は通常時の遊技条件下、(b)は大当たり時の遊技条件下である。なお、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図9に示すように、第2実施形態のスロットマシン1Bは、固定発光部6B,6B、可動発光部7B,7Bを備えている。
固定発光部6Bは、上下方向に所定の幅で細長い形状を呈し、前面扉2aの左右の両端部に沿って、上下方向の略中央部より下側に位置するように設けられている。また、固定発光部6Bは、第1実施形態と同様に、レンズ体6aを有し、このレンズ体6aの内部に発光ダイオード(LED)、電球などの発光体6bが組み込まれて構成されている。
可動発光部7Bは、円柱状のレンズ体7cを有し、上面および下面に回動軸7dが突出して形成されている。また、可動発光部7Bには、LEDなどで形成された発光体7bおよび低輝度の発光体7eが内蔵されている。一方の発光体7bは、所定の面である発光面S1に向けて発光するように配置され、もう一方の低輝度の発光体7eは、発光面S1とは反対(背面)側の低輝度発光面S2に向けて発光するように配置されている。なお、可動発光部7Bの断面形状は、円柱に限定されるものではなく、四角柱状、多角柱状など他の形状であってもよい。
また、可動発光部7Bは、前面扉2aの前面に形成された凹部2b内に収容されて、凹部2b内において自転可能に支持されるように構成されている。この凹部2bは、前記固定発光部6Bの上方において、上下方向に細長く形成され、内部に前記回動軸7d,7dが軸支される軸受部2b1(下側のみ図示)が形成されている。また、回動軸7dには、前面扉2aの裏側に固定された駆動モータM2の動力が伝達され、発光面S1と低輝度発光面S2とが選択的に正面(遊技者側)を向くように駆動モータM2が正逆両方向に駆動されるようになっている。また、発光体7bおよび低輝度の発光体7eは、回動軸7d内を介してサブ制御基板21(図4参照)と接続され、発光が制御されるようになっている。
図10(a)に示すように、通常時の遊技条件下では、サブ制御基板21の制御によって、駆動モータM1が駆動されて可動発光部7Bの低輝度発光面S2が正面に向けられた状態において、低輝度の発光体7eが固定発光部6Bの発光体6bとともに発光する。
また、メイン制御基板20は、遊技者のストップボタン4cの操作によって停止されたリール3の位置を適宜検出し、大当たりに相当する図柄が揃ったと判断した場合には、大当たりである旨の信号をサブ制御基板21に送る。この場合、サブ制御基板21は、駆動モータM2を駆動して、可動発光部7Bを回動させて、図10(b)に示すように、発光面S1を正面に向けて、可動発光部7Bが固定発光部6Bとともに発光するように制御する。なお、低輝度の発光体7eは消灯させておく。
このように、第2実施形態のスロットマシン1Bによれば、可動発光部7Bを設けることにより、可動するランプが設けられていないような従来のスロットマシンとの差別化を図ることが可能になる。しかも、大当たりしたときに発光面積を拡大できるので、大当たりでないときと比べて演出効果を高めることが可能になる。また、通常時の遊技条件下において低輝度の発光体7eを発光させることにより、通常時の遊技条件下における演出効果を損なうことなく省電力化を図ることが可能になる。
第1実施形態のスロットマシンを示す正面図であり、(a)は通常時の遊技条件下、(b)は大当たり時の遊技条件下である。 図1(b)のA−A断面図である。 可動発光部のスライド機構を示す概略図である。 第1実施形態のスロットマシンのブロック図である。 第1実施形態のスロットマシンを側面から見たときの発光パターンを示す模式図であり、(a)は通常時の遊技条件下、(b)は大当たり時の遊技条件下である。 可動発光部の配置の変形例を示す模式図であり、(a)は通常時の遊技条件下における発光パターン、(b)は大当たり時の遊技条件下における発光パターンである。 発光パターンの変形例を示し、(a)は通常時の遊技条件下、(b)は大当たり時の遊技条件下、(c)は小当たり時の遊技条件下である。 可動発光部の動作パターンを示す変形例である。 第2実施形態のスロットマシンを示す概略斜視図である。 第2実施形態のスロットマシンを側面から見たときの発光パターンを示す模式図であり、(a)は通常時の遊技条件下、(b)は大当たり時の遊技条件下である。
符号の説明
1A,1B スロットマシン(遊技機)
2 筐体
2a 前面扉
2a1 スライドレール
3 リール
4 操作部
4a ベットボタン
4b スタートレバー
4c ストップボタン
5 画像表示部
6A,6B 固定発光部(第1の発光部)
7A,7B 可動発光部(第2の発光部)
6a,7a,8a レンズ体
6b,7b 発光体
7d 回動軸
8 固定低輝度発光部(第3の発光部)
8b 低輝度の発光体
11a,11b プーリ
12 連結軸
13 歯車
14 ピニオン歯車
15 線材
M1,M2 駆動モータ
S1 発光面
S2 低輝度発光面

Claims (4)

  1. 筐体の前面に取り付けられ、所定の遊技条件下で発光する発光装置を備えた遊技機であって、
    前記発光装置は、
    前記筐体の上下方向の略中央部より下側、かつ、前記筐体の両端部に沿って設けられた第1の発光部と、
    前記第1の発光部の前面または背面に重ねられた状態と、前記第1の発光部から上方に突出した状態との間でスライド可能に支持された第2の発光部と、を備え、
    通常時の遊技条件下において、前記第1の発光部と前記第2の発光部とが重ねられた状態で、2つの発光部のうち、少なくとも前面側に位置する発光部が発光し、
    演出時の遊技条件下において、前記第2の発光部は、前記第1の発光部から突出した状態で、前記第1の発光部とともに発光するように構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1の発光部の上方には、前記2つの発光部よりも輝度の低い第3の発光部が設けられ、
    前記通常時の遊技条件下において、前記第3の発光部は、前記2つの発光部のうち、少なくとも前面側に位置する発光部とともに発光し、
    前記演出時の遊技条件下において、前記第3の発光部は、前記第2の発光部によって覆われるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 筐体の前面に取り付けられ、所定の遊技条件下で発光する発光装置を備えた遊技機であって、
    前記発光装置は、
    前記筐体の上下方向の略中央部より下側、かつ、前記筐体の両端部に沿って設けられた第1の発光部と、
    前記筐体の上下方向の略中央部より上方、かつ、前記筐体の両端部に沿って設けられるとともに、上下方向を回動軸として自転可能に支持された第2の発光部と、を備え、
    前記第2の発光部は、発光体を備えた発光面を有し、
    通常時の遊技条件下において、前記第2の発光部は、前記発光面を背面側に位置した状態にあり、
    演出時の遊技条件下において、前記第2の発光部は、前記回動軸まわりに回動されて前記発光面が前面側に位置した状態で発光するように構成したことを特徴とする遊技機。
  4. 前記第2の発光部は、前記発光面よりも輝度の低い低輝度発光面を前記発光面の背面側に備え、
    前記通常時の遊技条件下において、前記低輝度発光面は低輝度で発光するように構成したことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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