JP2009261327A - 苗移植機 - Google Patents

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JP2009261327A
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seedling
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JP2008115518A
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Shiro Katsuno
勝野  志郎
Masami Muranami
村並  昌実
Hideaki Kurose
英明 黒瀬
Hirotaka Doi
土井  宏貴
Nobuhiro Yamane
暢宏 山根
Yoshihiko Okubo
大久保  嘉彦
Kota Azuma
幸太 東
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】従来の苗取出装置では、苗取出爪が苗の葉部側からポット内に突入するため、苗取出爪の突入時に葉部に接触して葉を傷める問題があり、また、突き刺した苗を葉先側方向に引き抜くようにしているため、苗のすっぽ抜けによる取出しミスが発生し、確実な苗の取出しが行い難い問題があった。
【解決手段】本発明は、側方にスリットを設けた苗トレイのスリットからポット(21)内に突入して苗を取り出す苗取出装置(6)を備え、苗取出装置の苗取出具(6a)は所定の軌跡で作動して苗を取り出して苗植付具(17)へ苗を放出するように構成する。苗放出時は苗取出具が苗分離ガイド体(15)の近くを通過し、苗のみが苗分離ガイド体(15)に当たって案内放出されるよう構成する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、苗トレイに収容されている苗をポットから取り出して圃場に植え付ける苗移植機に関する。
従来は、苗トレイに収容されている苗をポットから取り出す苗取出装置において、苗トレイのポット内の苗に対して、苗取出爪を苗の葉部側から床土部分に突入させて突き刺し、その突き刺した苗を苗取出爪の引っ込み作動でポットから引き出すようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−314106号公報
苗取出爪は苗の葉部側からポット内に突入するため、苗取出爪の突入時に葉部に接触して葉を傷める問題があり、また、突き刺した苗を葉先方向に引き抜くようにしているため、苗のすっぽ抜けによる取出しミスが発生し、確実な苗の取出しが行い難い問題があった。本発明の課題は、かかる問題点を解消することを目的とする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、側方のスリット(22)から苗トレイ(20)のポット(21)内に突入して苗を取り出す苗取出装置(6)を備え、苗取出装置の苗取出具(6a)は所定の軌跡で作動して苗を取り出して苗植付具(17)へ苗を放出するように構成し、苗放出時は苗取出具(6a)が苗分離ガイド体(15)の近くを通過して苗のみが苗分離ガイド体(15)に当たって案内放出される構成とした苗移植機とする。
苗取出具(6a)は、側方のスリット(22)からポット(21)内に突入して苗の床土部分に突き刺し、この突き刺した苗を苗取出具のスリット方向の作動によりポットから押し出すように作用して取り出す。苗放出時は、苗取出具(6a)が苗分離ガイド体(15)の近くを通過し、苗のみが苗分離ガイド体(15)に当たって分離され、分離後の苗は分離ガイド体(15)に沿って略垂直姿勢の状態で案内落下され苗植付具(17)内へ放出される
請求項1に記載の本発明によれば、苗取出し具は、苗トレイの側方に設けたスリットからポット内に突入するものであるため、突入時に苗の葉部に接触して損傷を受けることがなく、しかも、苗取出具はスリット方向に沿って押し出すように作用するため、取出時のすっぽ抜けがなく確実に取り出すことができる。
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1は、野菜などの苗を移植する苗移植機を示すものであり、この車体1の前部に駆動源であるエンジンEを搭載し、車体1の前後には走行車輪2,3を架設し、前記エンジンEの回転動力はミッションケ−ス4内のミッション装置を介して後輪3に伝えるようにしている。左右の前輪2,2及び左右の後輪3,3によって畝Uを跨いだ状態で機体を進行させながら苗トレイ搬送装置5、苗取出装置6、苗植付装置7等によって苗トレイに収容されている苗を畝Uの上面に植え付けていくようになっている。作業者は、機体後方を歩きながら操縦ハンドル8で機体の操向操作が行えるようになっている。
走行部には、機体に対し後輪3,3を上下動させて、機体位置を制御する機体制御機構が設けられている。
後輪3,3の走行伝動ケース9と走行車体との間には、車輪の上げ下げによって機体を昇降する昇降シリンダ11が設けられていて、この昇降シリンダ11を伸縮作動させると、左右の後 輪3,3が同方向に同量だけ機体に対し上下動し、機体が昇降する。
苗トレイ20は、複数の育苗ポット21…を縦横に連設したもので、プラスチックで形成されていて、可撓性を保持する構成になっている。各ポット21…は表面側で連結し裏面は独立した形態となっている。各ポットの側部には、表面側で切抜いたスリット22が設けらている。スリット22部分は、内側に向かって屈曲部22Rが形成されている。根部がその屈曲面に沿って内側に伸びるため、スリットから根がはみ出ずに根鉢ができる。
苗取出装置6は、前後一対の針によって構成する苗取出爪12、長穴13aを有する苗取出アーム13、クランク14等からなる苗取出具6aを備え、この苗取出具6aが姿勢変更しながら楕円状の軌跡Kを描いて作動すると共に、適宜タイミングで苗取出爪12が苗トレイポット21のスリット22から突入してポット内の床土部に突き刺し、突き刺した苗をスリット22に沿って押し出すことにより、苗トレイ搬送装置5からの苗トレイポットから取り出し、苗植付装置7に供給するようになっている。苗の取出位置は、苗トレイ搬送装置5の搬送無端体5aの搬送プーリ5b周りで苗トレイが屈曲した部分で行うようにすれば、各ポット内の苗と苗との葉部の間隔が拡がるため、隣接苗との葉部のからみがなくなり、苗の取出しが容易に行える。
また、苗取出爪12は楕円状の軌跡Kを描いて作動するが、この軌跡の最終行程では苗取出爪12が苗分離ガイド体15間を通過するようにし、苗のみが苗分離ガイ体15に当たって爪との分離が容易に行えるようにしている。そして、分離後の苗は分離ガイド体15に沿って略垂直姿勢の状態で案内落下されるようにして、苗植付装置6への供給を容易にする。
なお、苗分離ガイド体15は、苗取出爪12が通過する程度の隙間を設け、この隙間を苗取出爪が通過するようにすることで、苗との分離を促進し、スクレーパの役目も果たして泥の付着を防ぐことができる。
苗植付装置7は、上下動自在に支持されると共に、内部に苗を収容した状態で下降して圃場に突入し且つ前後に開くことにより、圃場に植付穴を形成すると共に該植付穴に苗を落下放出することにより苗を植え付けるタイプの苗植付具17によって構成されている。
図6に示す実施例では、苗取出爪12が支点Q回りに回動自在に枢着されてあり、トルクスプリング16を介してポット内への突入方向(又は突入後の押出方向含む)に付勢されている。苗を押し過ぎると爪作動方向とは逆方向に逃げるため、押し過ぎによる苗の床土部が潰れることがなくなる。
また、図7及び図8に示す実施例のように、分離ガイド体15の側部に仕切案内板25を設け、この仕切案内板を揺動切替自在に構成することによって、苗の放出落下方向が任意変えられるようにしておくと便利である。図例の仕切案内板25は、上端が軸26回りに揺動自在に枢着され、下端が連結バー27によって連結され、付勢バネ28によって一方向に揺動付勢されている。そして、仕切案内板は苗植付具17に連結されたけん制バー29によってスイングする構成とする。しかして、仕切案内板25が苗植付具17の上下動に連動してスイングすることになるので、苗植付具17上端の苗受入漏斗部18の径が小さくても確実に苗の受け渡しができることになる。
苗移植機の側面図 同上要部の側面図 苗トレイの平面図 苗トレイ要部の拡大平面図 苗トレイ要部の正面図 苗取出装置の要部の側面図 苗取出装置の側面図 同上要部の正面図
符号の説明
6 苗取出装置
6a 苗取出具
7 苗植付装置
12 苗取出爪
15 苗分離ガイド体
17 苗植付具
20 苗トレイ
21 ポット
22 スリット
K 苗取出爪の作動軌跡

Claims (1)

  1. 側方のスリット(22)から苗トレイ(20)のポット(21)内に突入して苗を取り出す苗取出装置(6)を備え、苗取出装置の苗取出具(6a)は所定の軌跡で作動して苗を取り出して苗植付具(17)へ苗を放出するように構成し、苗放出時は苗取出具(6a)が苗分離ガイド体(15)の近くを通過して苗のみが苗分離ガイド体(15)に当たって案内放出される構成とした苗移植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017170612A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 ヤンマー株式会社 移植機

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