JP2009260632A - リモートコントロールシステム及びリモートコントロール信号処理方法 - Google Patents

リモートコントロールシステム及びリモートコントロール信号処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操作性のよいリモートコントロールシステムを提供する。
【解決手段】互いに異なるユーザインタフェースを有する、複数のリモートコントロールユニット100のそれぞれに、特定の操作対象機器200を制御するための異なる機能を割り当てることにより、ユーザの操作性を向上させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、リモートコントロールシステム及びリモートコントロール信号処理方法に関し、特に複数のリモートコントロール装置により構成されるリモートコントロールシステム及びそのシステムで用いられるリモートコントロール信号処理方法に関する。
近年、テレビジョン受像機やDVD(Digital Versatile Disc)レコーダ等の記録再生装置においては、チャンネル切り替えや音量調整等の基本的な機能だけでなく、他の様々な機能を有するものが増えている。例えば、デジタルテレビジョン放送を受信可能なテレビジョン受像機には、各放送局を切り替えるための放送局選択機能や、EPG(電子番組表)表示機能等が組み込まれている。従って、このような様々な機能を有する装置を制御するためのリモートコントローラには、各機能に対応した多くのボタンが配置されることになる。
また、家庭で使用される電子機器の数が増えてきていることから、複数の電子機器に対する制御機能を、1台のリモートコントローラ内に持たせることも行われている。このようなリモートコントローラにおいても、様々な電子機器が有する様々な機能を制御する必要があるため、搭載されるボタンの種類や数が必然的に多くなってしまう。
このように、1台のリモートコントローラが多数のボタンを有する場合には、ユーザによる操作性が犠牲になってしまうという問題があった。つまり、ユーザが、自分が行いたい操作を実現するためには、どのボタンを押下すればよいのかが分からなくなってしまったり、誤った操作をしてしまったりする確率が増えてしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、例えば特許文献1には、通常のリモートコントローラとともに、特定の機能のみを割り当てたサブコントローラを設けることにより、ユーザによる操作性を向上させる技術が記載されている。
特開2003−110875号公報
上述した特許文献1に記載の技術を用いて、ユーザがよく用いる機能をサブコントローラに割り当てることで、サブコントローラを用いて行う操作に関しては、操作性が向上するものと考えられる。ところが、サブコントローラによって制御ができない機能に関しては、通常のリモートコントローラを使用する必要がある。例えば、ここで「通常のリモートコントローラ」として使用するリモートコントローラが、多種類かつ多数の操作インタフェースを有するものである場合には、このリモートコントローラを使用する際の操作性は、改善されないという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、操作性のよいリモートコントロールシステムを提供することを目的とする。
本発明は、第1のリモートコントロール装置に、ユーザによるコマンドが入力されるコマンド入力部と、コマンド入力部より入力されたコマンドに基づいて、コマンドの内容に応じた制御コマンドを決定する第1の制御部を備えさせた。さらに、第1の記制御部で決定された制御コマンドを他装置に出力する第1の出力部とを備えさせた。そして、第2のリモートコントロール装置に、ユーザとのインタフェース部分であり、当該装置の操作対象機器が有する複数の機能のうち、いずれか1つの機能を制御するための操作が割り当てられたユーザインタフェース部と、第1のリモートコントロール装置から送信された制御コマンドが入力される入力部とを備えさせた。そして、ユーザインタフェース部を介して入力された操作内容と、入力部を介して入力された前記制御コマンドに基づいて、操作内容と前記制御コマンドに予め対応付けられていた処理を行う第2の制御部を備えた。さらに第2の制御部で行われた処理により、操作対象機器を制御するための機器制御コマンドが生成された場合に、機器制御コマンドを操作対象機器に出力する第2の出力部とを備えさせたものである。
このようにしたことで、複数のリモートコントロール装置によりリモートコントロールシステムを構築する場合には、操作対象機器が有する複数の機能が、各リモートコントロール装置に対して別々に割り振られるようになる。
これにより、リモートコントロール装置と、その装置に割り当てられた機能とが一対一で対応するようになる。
本発明によると、リモートコントロール装置と、その装置に割り当てられた機能とが一対一で対応するため、ユーザは、自分が操作したい機能を有するリモートコントロール装置を、一意に選択することができるようになる。従って、ユーザによる操作間違い等も防ぐこともできるため、ユーザの操作性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。本実施の形態でのリモートコントロールシステムは、複数のリモートコントロールユニットを用いて、1つの操作対象機器を操作するものである。ここでいう操作対象機器とは、テレビジョン受像機や記録再生装置等、リモートコントロール装置による操作が可能な機器を指す。
本例では、単一のユーザインタフェースを有するリモートコントロールユニット(以下、単にユニットとも称する)を複数用いるものであり、それぞれのユーザインタフェースは、互いに異なるものとしてある。図1に、各リモートコントロールユニットの構成例を示してある。
図1において、左上端から右方向に、表示ユニット100a、ボタンユニット100b、上下ボタンユニット100cが示されている。その下段には、左端からテンキーユニット100d、ジョイスティックユニット100e、ダイヤルユニット100fを示してある。
表示ユニット100aは、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成される表示部を有するユニットである。ボタンユニット100bは、ボタンを1つのみ備えたユニットであり、上下ボタンユニット100cは、三角の形状をした上ボタンと、同じく三角の形状をした下ボタンとの2つのボタンを有するユニットである。
テンキーユニット100dは、数字や記号等が記されたテンキーよりなるユニットであり、ジョイスティックユニット100eは、上下左右の任意の方向に倒すことができるレバーを有するユニットである。ダイヤルユニット100fは、時計回りの方向、あるいは反時計回りの方向に回動可能なダイヤルを有するユニットである。なお、以下の説明においては、リモートコントロール100a〜リモートコントロールユニット100fをそれぞれ区別する必要がない場合には、単にリモートコントロールユニット100と称する。
また、リモートコントロールユニット100の種類は、上述した6種類に限定されるものではなく、他のユーザインタフェースを有するユニットを用いてリモートコントロールシステムを構築するようにしてもよい。
ユーザは、このような、それぞれが異なるユーザインタフェースを有するリモートコントロールユニット100の中から、任意のユニット100を取捨選択することにより、リモートコントロールシステムを構築することができる。本例では、図2に示したように、上下ボタンユニット100cと表示ユニット100a、ボタンユニット100bの3つのユニットにより、リモートコントロールシステム1を構築する場合を例に挙げる。
それぞれのリモートコントロールユニット100のユーザインタフェースに割り当てる機能は、必要に応じて変えられるようにしてある。例えば、ボタンユニット100bにおいて、操作対象機器の種類がテレビジョン受像機である場合は、ボタンの押下操作に電源のオン・オフ機能を割り当て、操作対象機器がDVDレコーダである場合には、音量アップの機能を割り当てるといったことができる。それぞれの機能は、その機能を実現させるための制御コマンドと対応させてあり、制御コマンドとユーザインタフェースに対する操作の内容も、予め対応させてある。
制御コマンドと実際の動作(制御内容)との対応は、「制御コマンド・動作対応テーブル」に記載してあり、制御コマンドと操作内容との対応は、第1のテーブルとしての「操作入力・制御コマンド対応テーブル」に登録してある。これらのテーブルの詳細については後述する。
また、ユーザインタフェースに割り当てる機能を、ユーザの視聴形態や操作対象機器に対する制御の種類に応じて、変えることもできるようにしてある。本例では、操作対象機器の種類やユーザの視聴形態の種類、操作対象機器に対する制御の種類等の分類で、複数種類の「モード」を設けてあり、これらの「モード」を切り替えることで、ユーザインタフェースに割り当てる機能を変えられるようにしてある。
操作対象機器の分類に基づくモードとしては「テレビモード」と「DVDモード」とを設けてあり、ユーザの視聴の形態や、操作対象機器に対する制御内容に基づく分類を、「サブモード」として設けてある。「サブモード」としては、「テレビモード」においては「チャンネル切り替えモード」と「ザッピングモード」を、「DVDモード」においては「再生モード」と「チャプタ選択モード」を設けている。なお、モードの種類は、ユーザが自由に設定できるものであり、上述したモードに限定されるものではない。
また、各リモートコントロールユニット100のユーザインタフェース部に割り当てられた機能は、「モード」の変更時だけでなく、ユーザより機能の割り当てを変更する指示を受け付けた場合にも変更できるように構成してある。
このような、モード変更の指示や割り当て機能変更の指示は、音声コマンドによって受け付けるようにしている。音声コマンドによる指示入力を受け付ける場合には、例えば実際にモードの変更を行うための制御コマンド(以下、「モード変更コマンド」と称する)に、「ざ-ぴ-ん-ぐ-も-お-ど」等の音声コマンドを予め対応付けておくようにする。操作入力内容に割り当てられた機能を変更するための制御コマンド(以下、「割り当て機能制御コマンド」と称する)には、例えば「わ-り-あ-て」等の音声コマンドを対応させておく。
「割り当て機能制御コマンド」は、このコマンドを受信したユニット100を、機能の割り当て変更を可能な状態に遷移させるためのコマンドである。実際の割り当て機能変更の処理は、ユーザより、新しい機能を割り当てる対象の操作内容が指定された時点で行う。
新しい機能の指定は、音声コマンドによって行い、機能割り当ての対象となる操作内容の指定は、ユーザインタフェースへの操作入力によって行うようにしている。例えばユーザが、ボタンユニット100bの押下操作に、新たにチャンネル送りの機能を持たせたい場合には、ボタンユニット100bのボタンを押下しながら、「つ-ぎ」と発声する。このときユニット100内では、「つ-ぎ」の音声と予め対応付けられている制御コマンド(この例においてはチャンネル送りを指示する制御コマンド)と、入力された操作内容(ボタン押下操作)とを結びつける処理が行われる。
音声コマンドと制御コマンドとの対応は、第2のテーブルとしての「音声コマンド・制御コマンド対応テーブル」に記憶させておくようにする。実際の音声と音声コマンドとの対応付けの処理の詳細や、「音声コマンド・制御コマンド対応テーブル」の構成の詳細については後述する。
モードの変更の指示を、音声によるコマンドで受け付けるためには、リモートコントロールユニット100内に、音声の入力を受け付ける機能と、受け付けた音声を解析する機能とを持たせておく必要がある。そしてさらに、ユニット100内に、上述した「音声コマンド・制御コマンド対応テーブル」も備えさせておく必要がある。そして本例においては、表示ユニット100aにこの機能を持たせてある。
図3に、図2に示したリモートコントロールシステム1における論理構成図を示してある。表示ユニット100aは、音声入力部101を有しており、ユーザより入力音声コマンドCm0を解析して、解析結果に応じた制御コマンドCm1を生成してボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cに配信する。つまり、ここで配信される制御コマンドCm1は、「音声コマンド・制御コマンド対応テーブル」において、音声コマンドCm0と対応付けられているコマンドということになる。
ボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cは、ユーザより入力された操作の内容や、表示ユニット100aから送信された制御コマンドCm1に応じて、所定の動作を行う。制御コマンドCm1が、操作対象機器200に対して、操作対象機器200の動作を制御する機器制御コマンドCm2の出力を指示するものであった場合には、ボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cは機器制御コマンドCm2を出力する。機器制御コマンドCm2としては、例えば、音量をアップさせるための信号や、電源をオンまたはオフさせるための信号等がある。
なお、図2や図3では、リモートコントロールシステム1を、表示ユニット100aとボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cとで構成した例を示したが、これはシステム構成の一例にすぎない。例えば図2に示したリモートコントロールシステム1から、任意のユニットを取り除いたり新たなユニットを追加することで、リモートコントロールシステム1の構成を変えることができる。
図4に、別の構成によるリモートコントロールシステム1′の構成例を示してある。図4に示したリモートコントロールシステム1′は、図2のリモートコントロールシステム1から上下ボタンユニット100bを除き、新たにテンキーユニット100dとダイヤルユニット100f、ジョイスティックユニット100eを追加して構成したものである。
上述したように、「モード」の設定を変えたり、操作入力の内容に割り当てる機能を変えることができる構成としてあることで、リモートコントロールシステム1が、このように拡張性を有するものとなる。
次に、図5を参照して、本例におけるリモートコントロールシステム1の内部構成例について説明する。図5の上段には、表示ユニット100aの内部構成例を示してある。
表示ユニット100aは、ユーザから発声された音声が入力される音声入力部101と、他のユニット100(本例ではボタンユニット100bと上下ボタンユニット100c)から出力された制御コマンドCm1を受信する、無線信号入力部102とを備える。音声入力部101は、例えばマイクロフォン等で構成され、入力された音声を音声信号に変換して出力する。
なお、本例では、他のユニット100との情報のやり取りを行う媒体として、無線を使用することを想定しているため、表示ユニット100aに無線信号入力部102を備えさせているが、この構成に限定されるものではない。例えば、各ユニット100間を、ケーブル等による有線で接続するようにしてもよく、この場合は、無線信号入力部102の代わりに、有線信号入力部を設けるようにすればよい。
表示ユニット100aは、さらに、記憶部103、制御部104、表示部105、無線信号出力部106を備える。記憶部103は、不揮発性メモリやHDD(Hard Disk Drive)等よりなるデータ格納領域である。記憶部103内には、音声コマンド・制御コマンド対応テーブルTb1と、制御コマンド・動作対応テーブルTb2とが格納されている。
制御部104は、MPU(Micro Processing Unit)等よりなり、表示ユニット100a内の各部の制御を行う。また制御部104は、音声入力部101から入力された音声信号を解析する音声解析部104aを備える。そして制御部104は、音声解析部104aによる解析結果に基づいて、記憶部103内の音声コマンド・制御コマンド対応テーブルTb1から、解析の結果が得られた音声に対応付けられた制御コマンドCm1を読み出し、無線信号出力部106に出力する。
また制御部104では、他ユニット100から出力された制御コマンドCm1を、無線信号入力部102を介して受信した場合には、制御コマンド・動作対応テーブルTb2において、制御コマンドCm1に対応付けられている動作を行う。
表示部105は、LCD等よりなり、設定されたモードの種類に応じて、テレビジョン放送の番組表や、DVDのチャプタインデックス画像等を表示する。無線信号出力部106は、制御部104から出力された制御コマンドCm1を、ボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cの両方に出力する。
図5の下段には、ボタンユニット100bもしくは上下ボタンユニット100cの内部構成例を示してある。ボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cとは、ユーザインタフェースの形状以外は、同一の構成としてあるため、共通のブロック図を参照して説明する。
ボタンユニット100b(上下ボタンユニット100c)は、無線信号入力部111、操作入力部112、記憶部113、制御部114、無線信号出力部115とで構成される。無線信号入力部111は、表示ユニット100aから出力された制御コマンドCm1を受信すると、受信した制御コマンドCm1を制御部114に出力する。
操作入力部112は、ユーザからの操作入力を受け付けるユーザインタフェースであり、ボタンユニット100bにおいてはボタンが該当し、上下ボタンユニット100cにおいては上ボタン及び下ボタンが該当する。
記憶部113には、制御コマンド・動作対応テーブルTb2と、操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3とを記憶させてある。制御部114は、表示ユニット100aから出力された制御コマンドCm1を受信した場合は、制御コマンド・動作対応テーブルTb2において、制御コマンドCm1と予め対応付けられている動作を行う。
また制御部114は、ユーザインタフェース(図示略)を介してユーザから操作入力を受けた場合には、まず操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3より、操作内容と対応付けられている制御コマンドCm1を読み出す。そして、制御コマンド・動作対応テーブルTb2において、読み出した制御コマンドCm1と予め対応付けられている動作を行う。制御コマンドCm1が、機器制御コマンドCm2の生成を指示するコマンドであった場合には、機器制御コマンドCm2を生成する。
無線信号出力部115は、機器制御コマンドCm2を操作対象機器200に出力するとともに、表示装置100aに対して制御コマンドCm1を出力する。
つまり、本例におけるリモートコントロールシステム1においては、表示ユニット100aが、ユーザから入力される音声コマンドを解釈して他のユニット100に伝送する、第1のリモートコントロールユニットとしての役割を果たしている。そして、ボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cとが、第2のリモートコントロールユニットとしての働きをしている。
なお、本例においては、音声を認識させるための機能を表示ユニット100aのみに持たせた構成を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、リモートコントロールシステム1を構成するすべてのユニット100に、音声認識機能を持たせるようにしてもよい。
次に、第1のリモートコントロールユニットとしての表示ユニット100aの構成及び処理の詳細について、図6〜図9を参照して説明する。まず、図6〜図8を参照して表示ユニット100aが有する各テーブルの構成について説明し、次に、図9を参照して表示ユニット100aにおける処理の詳細について説明する。
図6は、表示ユニット100aが有する、音声コマンド・制御コマンド対応テーブルTb1の構成例を示す図である。図6に示した音声コマンド・制御コマンド対応テーブルTb1には、表示ユニット100aにおける動作の内容と音声コマンドCm0と制御コマンドCm1との対応が示されている。動作の内容は、「動作」の項目に記してあり、音声コマンドCm0は「音声コマンド」の項目に、制御コマンドCm1は「制御コマンド」の項目に記してある。
「動作」の項目における「TVモード」、「チャンネル切り替え」、「ザッピング」、「DVDモード」、「再生」、「チャプタ選択」は、「モード」の名称を示しているとともに、モード名として示されたモードへの切り替え動作を意味している。つまり「TVモード」という動作に対応付けられた制御コマンドCm1の「TV_MODE」は、TVモードへの切り替えを行わせるためのコマンド(モード変更コマンド)である。制御コマンドCm1の「TV_MODE」は、音声コマンドの「て-れ-び」に対応付けてある。従って、表示ユニット100aの制御部104は、音声コマンドとして「て-れ-び」が入力された場合には、制御コマンドCm1として「TV_MODE」を読み出す処理を行う。そして読み出した制御コマンドCm1を、他のすべてのユニット100(本例では、ボタンユニット100bと上下ボタンユニット100c)に送信する。
「動作」の項目における「電源オン・オフ」とは、操作対象機器200の電源をオン又はオフする動作を意味する。この動作は、「TOGGLE_POWER」という制御コマンドCm1及び、「で-ん-げ-ん」又は「ぱ-わ-あ」という音声コマンドと対応付けてある。このように、1つの制御コマンドCm1に複数の音声コマンドCm0を対応付けることもできるようにしている。
「動作」の項目における「操作コマンド割り当て」は、操作入力の内容と対応付けられた機能(コマンド)を、変更させる動作を意味する。そしてこの動作は、「COMMAND_ASSIGN」という制御コマンドCm1と、「わ-り-あ-て」という音声コマンドに対応付けられている。つまり、「COMMAND_ASSIGN」という制御コマンドCm1は、上述した「割り当て機能制御コマンド」に該当する。
「動作」の項目における「音量アップ」、「音量ダウン」、「チャンネル送り」、「チャンネル戻し」までの項目は、テレビジョン受像機に対して行われる制御動作に関するものである。これらの動作に対応付けられた、例えば「あ-つ-ぷ」、「だ-う-ん」等の音声コマンドCm0は、機能の割り当てを変更したいタイミングで、ユーザにより発声される。つまり、ユーザが機能の割り当て変更処理を行う際に、実際に割り当てる機能を指定する目的で使用されるコマンドである。
「再生早送り」、「再生巻き戻し」、「チャプタ送り」、「チャプタ戻し」の項目は、DVDレコーダに対して行われる制御動作を示すものであり、これらを呼び出すための音声コマンドCm0も、機能割り当て変更処理時に、実際に割り当てる機能を指定する目的で使用される。
音声コマンドとして、任意の音声を登録する処理は、例えば図7に示したようなGUI(Graphical User Interface)を用いて行うようにする。図7には、表示ユニット100aの表示部106や、操作対象機器200の表示部(図示略)等に表示される画面の例を示してある。図7の左側に示した画面には、ユニット100の設定を行うためのメニューが示されている。
そして、設定の項目として、「操作機器設定」や「音声コマンド登録」がある中で、「音声コマンド登録」がポインタによって選択された状態を示してある。ユーザによって「音声コマンド登録」の選択を確定する操作が行われると、画面は図7の右側に示した画面に遷移する。右側の画面には、「音声コマンド登録」メニューの下の階層のメニューとして、モードの種類が示されている。
この画面において、ユーザはポインタを上下させることにより、これらのモードの中から音声コマンドの登録を行いたいモードを選択することができる。そして、「登録開始」ボタンを押下することで、画面が、音声コマンドの登録を受け付ける画面(図示略)に遷移する。そして、その画面上で、音声コマンドの割り当てを行いたい動作や制御コマンドCm1をユーザが選択し、例えば「音声登録開始」等のボタンを押下することで、実際の登録処理を行えるようにしてある。
次に、図8を参照して、表示ユニット100aが有する、制御コマンド・動作対応テーブルTb2の構成例について説明する。図8に示した制御コマンド・動作対応テーブルTb2は、「制御コマンド」と「動作」の2つの項目よりなる。ここでの制御コマンドとは、制御コマンドCm1を指す。そして、「動作」の項目には、制御コマンドCm1が入力された場合に表示ユニット100a内で実際に行われる動作が記載されている。
制御コマンドの項目に記載された「TOGGLE_POWER」には、表示部105における画面表示を行う状態と画面を非表示にする状態とを、トグル動作により切り替えさせる動作が割り当ててある。「COMMAND_ASSIGN」には、このコマンドに続いて入力される音声を、新たに割り当てる機能を指示するための制御コマンドCm1(割り当てコマンド)として認識させる動作を割り当ててある。
「TV_MODE」には、表示ユニット100aにおいて設定されているモードを、「チャンネル切り替えモード」に遷移させる動作を割り当ててあり、「TV_CHANNEL_MODE」には、表示部105上にテレビジョン放送の番組表を表示させる動作を割り当ててある。「TV_ZAPPING_MODE」は、表示部105上に、その時点でテレビジョン受像機において放映されている番組とは異なる番組(裏番組)を表示させるコマンドである。
ここまでの制御コマンドCm1は、音声コマンドCm0が入力されたタイミングで、音声コマンドCm0に基づいて抽出されるコマンドである。これに対して、他のユニット100から供給される場合もあり、制御コマンド・動作対応テーブルTb2には、他のユニット100から提供される制御コマンドCm1に基づいて行う動作についても、定義をしてある。
「TV_VOLUME_UP/DOWN」,「TV_CHANNEL_PREV/NEXT」,「TV_CHANNEL_ZAPPING」,「DVD_PLAY_PREV/NEXT」,「DVD_CHAPTER_PREV/NEXT」の各コマンドは、他のユニット100から無線信号入力部102を介して入力されるものである。
そして、例えば「TV_VOLUME_UP/DOWN」には、制御コマンドCm1の送信元のユニット100での操作に基づいて変更された音量の、ボリューム値を表示させる動作を割り当ててある。また、「TV_CHANNEL_PREV/NEXT」には、制御コマンドCm1の送信元のユニット100での操作に基づいて選択された局で放映中の番組を、表示部105に表示させる動作を割り当ててある。
次に図9のフローチャートを参照して、表示ユニット100aにおける処理について説明する。表示ユニット100aでは、まず音声入力部101を介して音声コマンドCm0が入力されたか否かを判断する(ステップS1)。音声コマンドCm0の入力を受け付けていない場合には、次に、他のユニット100から出力された制御コマンドCm1を受信したか否かの判断を行う(ステップS2)。制御コマンドCm1を受け付けていない場合には、ここで処理は終了される。制御コマンドCm1を受信した場合には、制御コマンド・動作対応テーブルTb2を読み出して(ステップS3)、制御コマンドCm1に対応付けられている動作を行う(ステップS4)。
ステップS1で、音声コマンドCm0の入力を受け付けたと判断された場合には、次に、音声解析部104aによる音声解析を行う(ステップS5)。そして、解析された音声が、すでに音声コマンドCm0として登録済みのものであるか否かの判断を行い(ステップS6)、音声コマンドCm0として未登録の音声であった場合には、処理は終了となる。
解析された音声が、音声コマンドCm0として登録済みの音声であった場合には、次に、その音声コマンドCm0に対応付けられた制御コマンドCm1が、モード変更コマンドであるか否かの判断を行う(ステップS7)。音声コマンドCm0に対応付けられた制御コマンドCm1が、例えば「TV_MODE」や「DVD_PLAY_MODE」等のモード変更コマンドであった場合には、そのコマンドを他の全ユニット100に出力する処理を行う(ステップS8)。
そして、ステップS3に移動して処理を行う。つまり、制御コマンド・動作対応テーブルTb2を読み出して(ステップS3)、制御コマンドCm1に対応付けられている動作を行う(ステップS4)。制御コマンドCm1が例えば「DVD_MODE」であった場合には、制御コマンド・動作対応テーブルTb2において「DVD_PLAY_MODE」と対応付けられている「DVD字幕情報を表示」の動作を行う。
ステップS7で、音声コマンドCm0に対応付けられた制御コマンドCm1が、モード変更コマンドでないと判断された場合には、制御コマンドCm1は、割り当て機能制御コマンドもしくは、割り当て機能制御コマンドに続いて入力された制御コマンドCm1であることになる。従って、割り当て機能制御コマンド(「COMMAND_ASSIGN」)と制御コマンドCm1とを、他のすべてのユニット100に送信する処理を行う(ステップS9)。
次に、第2のリモートコントロールユニットとしてのボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cの構成及び処理の詳細について、図10〜図19を参照して説明する。まず、図10〜図13を参照して、ボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cのそれぞれが有するテーブルの構成について説明する。そして、図14〜図19を参照して、ボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cにおける処理の詳細について説明する。
図10は、ボタンユニット100bにおける制御コマンド・動作対応テーブルTb2の構成例を示したものであり、図11は、上下ボタンユニット100cにおける制御コマンド・動作対応テーブルTb2の構成例を示したものである。制御コマンド・動作対応テーブルTb2のテーブル構成については、表示ユニット100aにおけるものと同一であるため、説明は省略する。
本例では、ボタンユニット100bは、テレビジョン受像機に対するコマンドの出力経路を有していることを想定しているため、図10に示した制御コマンド・動作対応テーブルTb2には、テレビジョン受像機の制御に関する処理を定義してある。制御コマンドCm1の「TOGGLE_POWER」は、ボタンユニット100bにおいては、テレビジョン受像機の電源をオン・オフさせる動作と対応させてある。「COMMAND_ASSIGN」には、次に入力される制御コマンドCm1により指定される機能を、操作入力部112に対して入力された操作内容と対応付ける動作が割り振られている。
「TV_MODE」には、テレビジョン受像機に対して、映像信号が入力される先をチューナに切り替えるための機器制御コマンドCm2を出力する動作が対応付けてある。また「DVD_MODE」には、テレビジョン受像機に対して、映像信号が入力される先をDVDレコーダに切り替えるための機器制御コマンドCm2を出力する動作が対応付けてある。
「TV_VOLUME_UP/DOWN」には、テレビジョン受像機に対して音量の増減を指示する機器制御コマンドCm2を出力する動作を設定してあり、「TV_CHANNEL_PREV/NEXT」には、チャネルを切り替えさせるための機器制御コマンドCm2を出力する動作を設定してある。また「TV_CHANNEL_ZAPPING」には、チャンネルを、チャンネル番号を大きくする方向に切り替える動作を対応付けてある。
上下ボタンユニット100cは、DVDレコーダに対するコマンドの出力経路を有していることを想定しているため、図11に示した制御コマンド・動作対応テーブルTb2には、DVDレコーダの制御に関する処理を定義してある。
「TOGGLE_POWER」は、上下ボタンユニット100cにおいては、DVDレコーダの電源をオン・オフさせる動作と対応させてある。「COMMAND_ASSIGN」には、ボタンユニット100bにおける動作と同じ動作を割り当ててある。
「DVD_PLAY_MODE」には、DVDレコーダに対して再生開始を指示する制御コマンドCm2を出力する動作を対応付けてあり、「DVD_PLAY_PREV/NEXT」には、早送り又は巻き戻しをさせるための機器制御コマンドCm2を出力する動作を設定してある。また「DVD_CHANNEL_ PREV/NEXT」には、DVDレコーダによって再生するコンテンツにおけるチャプタを、チャプタ番号を増加あるいは減少させる方向に変化させる動作を対応付けてある。
次に、図12と図13を参照して、ボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cにおける、操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3の構成例について説明する。操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3は、操作入力部112に入力される操作内容と制御コマンドCm1との対応を、モードの種類毎に設定したものである。
図12に、ボタンユニット100bにおける操作入力・制御コマンド対応テーブルTb2の構成例を示してある。図12(a)は、テレビモードが選択された場合における、ボタンの押下操作と制御コマンドとの対応情報が示されている。図12(a)に示した設定によれば、テレビモードのサブモードとして、チャンネル切り替えモードが選択された場合には、ボタンの押下操作の受け付け毎に「TOGGLE_POWER」のコマンドが実行されるようになる。また、テレビモードのザッピングモードが選択された場合には、ボタンの押下操作の受け付け毎に、「TV_CHANNEL_ZAPPING」のコマンドが実行されるようになる。
図10に示した制御コマンド・動作対応テーブルTb2によれば、「TOGGLE_POWER」にはテレビジョン受像機の電源をオン・オフするための機器制御コマンドCm2を出力する動作が割り当てられている。従って、チャンネル切り替えモードが選択されている状態で、ユーザによりボタンユニット100bのボタンが押下された場合には、テレビジョン受像機の電源がトグル動作によりオン又はオフされるようになる。
また、「TV_CHANNEL_ZAPPING」には、テレビジョン受像機のチャンネルを、チャンネル番号を増加させる方向で切り替える動作が対応付けられている。このため、ザッピングモードが選択された状態で、ユーザによりボタンユニット100bのボタンが押下された場合には、チャンネルが順に切り替わるようになる。
このように構成した制御コマンド・動作対応テーブルTb2を有するボタンユニット100bにおいて、表示ユニット100aを介して、ユーザからのモード変更の指示を受け付けた場合には、採用するテーブルを切り替える処理が行われる。例えば、ユーザにより、チャプタ選択モードの選択が指示された場合には、制御コマンド・動作対応テーブルTb2として、図12(b)に示したテーブルが選択される。
DVDモード内の各モードに対しても、図12(b)に示したように、操作入力部112に対する操作内容と動作との対応が、それぞれ異なる組み合わせで登録されている。
図13は、上下ボタンユニット100cにおける操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3の構成例を示したものである。図13(a)は、テレビモード選択時に使用されるテーブルの例を示したものであり、図13(b)は、DVDモード選択時に使用されるテーブルの例を示したものである。上下ボタンユニット100cは、上ボタンと下ボタンとの2種類のユーザインタフェースを有しているため、操作入力内容に割り当てる動作も、ボタンの種類毎に設定してある。
図13(b)に示した設定によれば、DVDモードのサブモードとして、チャプタ選択モードが選択された場合は、上ボタンの押下操作に伴って、「DVD_CHAPTER_PREV」の制御コマンドCm1が実行されるようになる。また、下ボタンの押下操作に対しては、「DVD_CHAPTER_NEXT」の制御コマンドCm1が実行されるように設定されている。
図11に示した制御コマンド・動作対応テーブルTb2によれば、「DVD_CHAPTER_PREV」には、DVDレコーダ上で再生するコンテンツのチャプタを、チャプタ番号を大きくする方向に切り替える動作が割り当てられている。従って、DVDモードのチャプタ選択モードが選択された状態で、上下ボタンユニット100cの上ボタンが押下された場合には、その操作に伴って、コンテンツのチャプタが、チャプタ番号が大きくなる方向で順に切り替わるようになる。
「DVD_CHAPTER_NEXT」には、DVDレコーダ上で再生するコンテンツのチャプタを、チャプタ番号を小さくする方向に切り替える動作が割り当てられている。よって、DVDモードのチャプタ選択モードが選択された状態で、上下ボタンユニット100cの下ボタンが押下された場合には、その操作に伴って、コンテンツのチャプタが、チャプタ番号が小さくなる方向で順に切り替わるようになる。
次に、このような制御コマンド・動作対応テーブルTb2と操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3とを有するボタンユニット100b、もしくは上下ボタンユニット100cにおける処理について、図14のフローチャートを参照して説明する。
第2のリモートコントロールユニットとしてのボタンユニット100b、上下ボタンユニット100cにおいては、まず、第1のリモートコントロールユニットとしての表示ユニット100aから、割り当て機能制御コマンドが送信されたか否かの判断を行う(ステップS11)。割り当て機能制御コマンドを受信した場合には、定義済み処理であるコマンド割り当て変更処理を行う(ステップS12)。
割り当て機能制御コマンドを受信していない場合は、定義済み処理であるモード変更処理を行い(ステップS13)、続いて、定義済み処理である機器制御コマンド抽出処理を行う(ステップS14)。そして最後に、機器制御コマンド抽出処理により抽出された機器制御コマンドを送信する(ステップS15)。
まず、定義済み処理としての「モード変更処理」の詳細について、図15を参照して説明する。モード変更処理においては、まず、表示ユニット100aから送信されたモード変更コマンドを受信したか否かの判断を行う(ステップS21)。モード変更コマンドを受信していない場合には、ここで「モード変更処理」は終了となる。モード変更コマンドを受信した場合には、モード変更コマンドの内容に応じて、操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3を切り替える処理を行う(ステップS22)。
モード変更コマンドとは、コマンド名が「MODE」で終わる制御コマンドCm1であり、例えば「TV_MODE」,「DVD_MODE」,「TV_ZAPPING_MODE」等のコマンドがある。表示ユニット100aから、これらのコマンドが入力された場合には、図12や図13に示した操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3として用いるテーブルが、選択されたモード用のテーブルに切り替えられる。例えば、図12(a)に示したテレビモード用のテーブルが選択された状態で、DVDモードへの移行を指示する制御コマンドCm1(DVD_MODE)が入力された場合には、操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3が、図12(b)に示したテーブルに切り替えられる。
このような処理が行われることで、モードの変更処理に伴って、自動的に各ユニット100に割り当てられる機能も変更されるようになる。従って、操作対象機器200の種類を変えたり視聴形態を変える場合に、ユーザが、各ユニット100に割り当てる機能を個別に手動で変える必要が無くなる。
次に、図16を参照して、定義済みの「機器制御コマンド抽出処理」の処理例について説明する。機器制御コマンド抽出処理においては、操作入力部112に入力された操作内容に応じて、操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3から適切な制御コマンドCm1が抽出される(ステップS31)。そして、制御コマンド・動作対応テーブルTb2を読み込む(ステップS32)ことで、制御コマンドCm1と対応付けられた機器制御コマンドCm2が抽出される。
例えば、上下ボタンユニット100cにおいて、図13(b)に示した操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3が適用されており、「チャプタ選択モード」が選択されている状況を想定する。このとき、ユーザより上ボタンが押下されると、ステップS31では、上ボタンの押下操作に対応付けられた「DVD_CHAPTER_PREV」が抽出される。そして、ステップS32の処理によって、制御コマンド・動作対応テーブルTb2(図11参照)から、「DVD_CHAPTER_PREV」に対応付けられた機器制御コマンドCm2が抽出される。
制御コマンド・動作対応テーブルTb2には、制御コマンドCm1の「DVD_CHAPTER_PREV」には、DVDレコーダで再生されるコンテンツのチャプタを進めたり、戻したりするための制御コマンドCm2が対応付けられている。従って、ステップS32では、この制御コマンドCm2が抽出されるようになる。
図14に示したフローチャートによれば、「機器制御コマンド抽出処理」が行われた後は、抽出された機器制御コマンドが送信される(ステップS15)。つまり、操作対象機器200としてのDVDレコーダに、DVDレコーダで再生されるコンテンツのチャプタを進めたり、戻したりするための制御コマンドCm2が送信される。
次に、図17を参照して、定義済み処理である「コマンド割り当て変更処理」の処理例について説明する。コマンド割り当て変更処理において、まずタイマ(図示略)が起動され(ステップS41)、操作入力部112に対する入力操作を受け付けたか否かの判断が行われる(ステップS42)。
操作入力部112に対する入力を受け付けていない場合は、タイマによりカウントされた時間が、予め「待ち受け時間」として設定された時間よりも、短いか否かの判断が行われる(ステップS43)。そして、タイマによるカウント時間が待ち受け時間として設定された時間よりも短い間は、ステップS42に戻って処理が続けられる。タイマによるカウント時間が、待ち受け時間として設定された時間を超えた場合には、処理は終了される。
割り当て機能制御コマンドを受信してから、所定の時間が経過するまでの間に、操作入力部112に対する入力操作を受け付けなかった場合には、機能割り当て変更の対象装置が、自装置ではなかったことになる。すなわち、機能割り当ての変更対象である他の装置に対して、ユーザからの操作入力があったものと考えられる。従って、このような場合には、コマンド割り当て変更処理は終了させるようにしている。
ステップS42にて、操作入力部112に対する操作を受け付けたと判断した場合には、割り当て機能制御コマンドに引き続いて入力された制御コマンドCm1を用いて、操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3を書き換える処理が行われる(ステップS44)。
つまり、表示ユニット100aから出力された割り当て機能制御コマンドを受信してから、所定の時間が経過するまでの間に、操作入力部112に対する入力があった場合には、制御コマンドCm1で指示された機能が、新たな機能として割り当てられる。そして、割り当てられた機能は、割り当ての解除を行う指示がされるか、もしくは新たな機能が割り当てられるまでの間、継続して機能するようになる。
図18に、「コマンド割り当て処理」の前後における、操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3の構成例を示してある。図18に示した操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3は、ボタンユニット100bにおけるものである。図18の上段に示したテーブルにおいては、テレビモードのチャンネル切り替えモードに対応付けられた制御コマンドCm1は「TOGGLE_POWER」であるが、下段のテーブルにおいては「TV_VOLUME_UP/DOWN」となっている。
この変更は、ユーザよりまず「わ-り-あ-て」の発声があり、ボタンユニット100bのボタンを押下操作とともに「あ-つ-ぷ」もしくは「だ-う-ん」の発声が行われたことにより実施されるものである。
「わ-り-あ-て」の音声は、まず音声認識機能を有する表示ユニット100aによって音声コマンドCm0として認識される。そして、音声コマンド・動作コマンド対応テーブルTb1内で、音声コマンドCm0に対応付けられた制御コマンドCm1が抽出され、ボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cに出力される。図6に示した音声コマンド・動作コマンド対応テーブルTb1によれば、「わ-り-あ-て」に対応付けられた制御コマンドCm1は、「COMMAND_ASSIGN」(割り当て機能制御コマンド)となる。従って、制御コマンドCm1として「COMMAND_ASSIGN」が全ユニット100に出力される。
「COMMAND_ASSIGN」を受信したボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cにおいては、図14のフローチャートに示した処理が行われる。ステップS11では、割り当て機能制御コマンドを受信しているため“YES”が選択され、ステップS12のコマンド割り当て処理に進む。コマンド割り当て処理においては、図17に示す処理が行われる。ボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cのそれぞれにおいて、まずタイマが起動され(ステップS41)、操作入力部112に対する操作を受け付けたか否かの判断が行われる(ステップS42)。ボタンユニット100bでは、ボタン押下の操作を受け付けているため、操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3を書き換える処理が行われる(ステップS44)。
つまり、図18に示したように、操作入力・制御コマンド対応テーブルTb3において、モードに対応付けられている制御コマンドCm1を、「あ-つ-ぷ」もしくは「だ-う-ん」の音声コマンドCm0と対応する制御コマンドCm1に書き換える処理が行われる。図6に示した音声コマンド・制御コマンド対応テーブルTb1によれば、「あ-つ-ぷ」には「TV_VOLUME_UP」が、「だ-う-ん」には「TV_VOLUME_DOWN」が対応付けられている。従って、操作入力とともに発声された音声に応じて、新たな機能として「TV_VOLUME_UP」又は「TV_VOLUME_DOWN」が割り当てられるようになる。
上下ボタンユニット100cにおいては、ユーザからの操作入力は行われないため、タイマによるカウント時間が、予め待ち受け時間として設定された所定の時間を超えることになる。よって図17のステップS43では“No”が選択され、上下ボタンユニット100cにおいてはコマンドの割り当てが行われずに、処理が終了となる。
上述した実施の形態によれば、単一のユーザインタフェースを有するリモートコントロールユニットに、例えば「電源のオン・オフ」等の単一の機能が割り当てられるようになる。この場合、ユニットの特性に応じた機能を割り当てるようにすれば、ユーザは、ユニットとそれに割り当てられた機能との対応を適切に把握することができるようになる。
例えば、トグル動作を行わせるのに適したユーザインタフェースを有する、例えばボタンユニット100b等に、「電源のオン・オフ」機能を割り当てておく。このような設定を行っておくことで、ユーザは、実際に電源のオン・オフ操作を行うタイミングで、ボタンユニット100bを直感的に選択することができる。つまり、自分が行いたい操作を実現する手段を、視覚的な情報に基づいて直感的に選択することができるようになる。
また、上述した実施の形態によれば、互いに異なるユーザインタフェースを有する複数のユニット100のそれぞれに、1つの操作対象機器200の制御に関する異なる機能が割り当てられる。従って、操作対象機器200を制御するための機能のうち、任意の機能のみを各ユニット100に割り当てることも可能となる。例えばテレビジョン受像機の電源のオン・オフと、チャンネルの選択しか行わないユーザであれば、電源のオン・オフ機能が割り当てられたユニット100と、チャンネル切り替え機能が割り当てられたユニット100の2つのみでシステムを構成できる。つまり、ユーザのニーズに応じてシステムを柔軟に構築できるようになる。
この場合、各ユニットが物理的に分離しているため、ユーザは自分が必要とするユニットを容易に取捨選択することができる。このため、例えば操作対象機器200において新しい機能が追加された場合にも、その機能を割り当てた新しいユニット100を追加するだけで、新たな機能に対する操作も行えるようになる。つまり、システムが拡張性を有するものとなる。
このとき、新たに追加されたユニット100以外の、既存のユニット100については、設定を何も変更することなく、継続して使用することができる。従って、新たな機能が追加された場合にも、ユーザにおいて、慣れ親しんだ操作で操作対象機器200を制御することができるようになる。
また、各ユニットが物理的に分離しているため、複数のユニットを同時に操作することにより、操作対象機器200に所望の動作をさせることも可能となる。例えば、画面に表示させた映像のズーム率を変更させる機能をボタンユニット100bに割り当てておき、ズーム位置の移動機能をジョイスティックユニット100eに割り当てておくようにする。このように設定することで、ユーザは、左右の手で別のユニット100を操作しながら、ズーム率とズーム位置の操作を同時に行うことができるようになる。
また、上述した実施の形態によれば、各ユニットに割り当てる機能を、操作対象機器200の種類やユーザの視聴形態の種類に応じて設けた「モード」毎に、変えることができる。図19に、表示ユニット100aとボタンユニット100bと上下ボタンユニット100cにより構成されるシステムにおける、モード毎の機能割り当て設定例を示してある。
図19(a)は、「テレビモード」における各ユニット100への機能割り当て例を示したものである。「チャンネル切り替えモード」においては、表示ユニット100aには「番組表の表示」機能が割り当てられ、ボタンユニット100bには「電源のオン・オフ」機能が、上下ボタンユニット100cには「チャンネル切り替え」機能が割り当てられている。また、「ザッピングモード」においては、表示ユニット100aには「裏番組表の表示」機能が割り当てられ、ボタンユニット100bには「チャンネル順送り」機能が、上下ボタンユニット100cには「音量調整」機能が割り当てられている。
図19(b)には、「DVDモード」各ユニット100への機能割り当て例を示してある。「再生モード」においては、表示ユニット100aには「字幕の表示」機能が割り当てられ、ボタンユニット100bには「再生・停止の切り替え」機能が、上下ボタンユニット100cには「早送り・巻き戻し」機能が割り当てられている。また、「チャプタ選択モード」においては、表示ユニット100aには「裏番組表の表示」機能が割り当てられ、ボタンユニット100bには「再生・停止の切り替え」機能が、上下ボタンユニット100cには「チャプタ選択」機能が割り当てられている。
すなわち、操作対象機器200の種類や、ユーザの視聴形態の種類、制御内容の種類に応じてモードを設定でき、それぞれのモード毎に、各ユニット100に割り当てる機能を変えることができる。そして、モードの選択を変えることで、各ユニット100に割り当てられる機能も自動的に切り替わるようになる。これにより、操作対象機器200の種類や視聴の形態に応じた、最適なシステム構成を行うことができるようになる。
また、上述した実施の形態によれば、ユーザは、ユニット100に割り当てた機能を自由に変更することができる。従って、既に構築済みのリモートコントロールシステム1では操作できない機能に対して新たに制御を行いたい場合で、その機能が割り当てられたユニット100が手元にない場合にも、本来のユニット100が有する機能を、手元のユニット100に代替させることができる。
つまり、表示ユニット100aに対して、ユーザからの指示に応じて、図19に示したような表を画面に表示させる機能を持たせるようにしてもよい。このような表示を行えば、各ユニットに割り当てられた機能を容易に確認することができるため、ユーザによる操作間違いも防ぐことができる。
また、上述した実施の形態によれば、モードの切り替えや、ユニット100に対する機能割り当ての変更を、音声で行うことができる。このため、モードが複数存在する場合であっても、その選択をスムーズに行うことができる。
またこの場合、操作対象機器200の制御や設定に関する複数の項目が、多階層に渡って展開されている場合にも、音声により目的とする項目を一回で選択することができる。例えば、「チャプタインデクス画像を表示」という機能が、メニュー階層の深い階層に設定されている場合には、従来であれば、トップの階層から順に階層を辿っていく操作が必要となる。本発明によれば、このような面倒な操作を行うことなく、容易に目的とする機能を選択することができる。
また上述した実施の形態では、音声コマンドCm0を、モードの変更を行う場合と、割り当て機能を変更させる場合のみに用いるようにしてあるが、リモートコントロールユニット100に行わせる通常の動作も、音声コマンドCm0により指示できるように構成してもよい。このような構成とすれば、音声コマンドCm0と操作入力の両方を用いて、操作対象機器200を効率的に操作することができるようになる。
例えばジョイスティックユニット100eに、音声認識機能とズーム中心位置移動機能とを持たせた場合を想定する。このような設定とすることで、ジョイスティックユニット100eの操作によってズームの中心位置を設定しつつ、「ズーム」や「ワイド」等の音声を発声することで、画面上のズーム率も同時に調整することもできるようになる。
なお、上述した実施の形態では、モードの変更や、ユニット100に対する機能割り当て変更の指示を、音声コマンドCm0により行う構成を例に挙げたが、これらの処理を操作入力によって指示する構成に適用してもよい。
本発明の一実施の形態によるリモートコントロールユニットの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態によるシステムの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態によるシステムの構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態によるシステムの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態によるシステムの内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による音声コマンド・制御コマンド対応テーブルの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による音声コマンド登録時のGUIの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による表示ユニットにおける制御コマンド・動作対応テーブルの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による表示ユニットにおける処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるボタンユニットにおける制御コマンド・動作対応テーブルの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による上下ボタンユニットにおける制御コマンド・動作対応テーブルの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態によるボタンユニットにおける操作入力・制御コマンド対応テーブルの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による上下ボタンユニットにおける操作入力・制御コマンド対応テーブルの構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による第2のリモートコントロールユニットにおける処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるモード変更処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態による機器制御コマンド抽出処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるコマンド割り当て変更処理の例を示すフローチャートである。 ボタンユニットにおけるコマンド割り当て変更処理時のテーブルの変更例を示す説明図である。 モードの種類毎の各ユニットへの機能割り当て例を示す説明図であり、(a)はテレビモードにおける例であり、(b)はDVDモードにおける例である。
符号の説明
1…リモートコントロールシステム、100a…表示ユニット、100b…ボタンユニット、100c…上下ボタンユニット、100d…テンキーユニット、100e…ジョイスティックユニット、100f…ダイヤルユニット、101…音声入力部、102…無線信号入力部、103…記憶部、104…制御部、104a…音声解析部、105…表示部、106…無線信号出力部、111…無線信号入力部、112…操作入力部、113…記憶部、114…制御部、115…無線信号出力部、Cm0…音声コマンド、Cm1…制御コマンド、Cm2…機器制御コマンド、Tb1…音声コマンド・制御コマンド対応テーブル、Tb2…制御コマンド・動作対応テーブル、Tb3…操作入力・制御コマンド対応テーブル

Claims (14)

  1. ユーザによるコマンドが入力されるコマンド入力部と、
    前記コマンド入力部より入力されたコマンドに基づいて、前記コマンドの内容に応じた制御コマンドを決定する第1の制御部と、
    前記第1の制御部で決定された制御コマンドを他装置に出力する第1の出力部とを備えた、少なくとも1つの第1のリモートコントロール装置と、
    前記ユーザとのインタフェース部分であり、当該装置の操作対象機器が有する複数の機能のうち、いずれか1つの機能を制御するための操作が割り当てられた第1のユーザインタフェース部と、
    前記第1のリモートコントロール装置から送信された制御コマンドが入力される入力部と、
    前記ユーザインタフェース部を介して入力された操作内容と、前記入力部を介して入力された前記制御コマンドに基づいて、前記操作内容と前記制御コマンドに予め対応付けられていた処理を行う第2の制御部と、
    前記第2の制御部で行われた処理により、前記操作対象機器を制御するための機器制御コマンドが生成された場合に、前記機器制御コマンドを前記操作対象機器に出力する第2の出力部とを備えた少なくとも1つの第2のリモートコントロール装置とを有する
    リモートコントロールシステム。
  2. 当該リモートコントロールシステムを構成する各リモートコントロールにおける前記ユーザインタフェース部は、互いに異なる
    請求項1記載のリモートコントロールシステム。
  3. 前記コマンド入力部に入力されるコマンドは音声コマンドである
    請求項2記載のリモートコントロールシステム。
  4. 前記第2のリモートコントロール装置は、
    ユーザとのインタフェース部分であり、当該装置の操作対象機器が有する複数の機能のうち、いずれか1つの機能を制御するための操作が割り当てられた第2のユーザインタフェース部と、
    前記第2のリモートコントロール装置から送信された制御コマンドが入力される第2の入力部とをさらに備え、
    前記第2の出力部は、前記第2の制御部で行われた処理により、前記操作対象機器を制御するための機器制御コマンドが生成された場合に、前記機器制御コマンドを前記操作対象機器に出力する
    請求項3記載のリモートコントロールシステム。
  5. 前記第1の制御部は、前記コマンド入力部より前記操作内容に割り当てられた機能の変更を指示する音声コマンドを受信した場合には、前記制御コマンドとして、前記操作内容に割り当てられた機能を変更するための機能割り当てコマンドを前記第1の出力部に出力し、
    前記操作内容に対して新たに割り当てる機能として、前記コマンド入力部を介して前記ユーザにより指定された機能を、前記制御コマンドとして前記第1の出力部に出力し、
    前記第1の出力部は、前記機能割り当てコマンドと前記制御コマンドとを、前記第2のリモートコントロール装置に送信する
    請求項4記載のリモートコントロールシステム。
  6. 前記第1及び第2の制御部は、前記第1又は第2の入力部を介して前記機能割り当てコマンドを受信した後に、前記第1又は第2の入力部を介して前記制御コマンドを受信した場合で、前記第1又は第2のユーザインタフェース部を介して前記ユーザからの操作入力を受け付けた場合は、前記操作内容に対して予め対応付けられている前記制御コマンドを、前記新たに入力された前記制御コマンドで上書きする
    請求項5記載のリモートコントロールシステム。
  7. 前記第1及び前記第2のリモートコントロール装置は、前記第1又は前記2のユーザインタフェース部より入力される操作内容と、前記制御コマンドとの対応を記した第1のテーブルを有する
    請求項4記載のリモートコントロールシステム。
  8. 前記第1のリモートコントロール装置は、前記コマンド入力部を介して入力されるコマンドと、前記制御コマンドとの対応を記載した第2のテーブルを有する
    請求項7記載のリモートコントロールシステム。
  9. 前記第1及び前記第2のリモートコントロール装置は、前記操作対象機器の種類と前記操作対象機器に対する制御内容の種類に応じて設定された複数種類のモードを有し、
    前記第1のテーブルの内容は、前記モードの種類毎に異なる
    請求項8記載のリモートコントロールシステム。
  10. 前記第1及び第2の制御部は、前記第1又は第2のユーザインタフェース部を介して操作入力を受け付けた場合に、前記操作入力の内容に応じて、前記特定されたモードの種類と対応付けられた前記制御コマンドを抽出する
    請求項9記載のリモートコントロールシステム。
  11. 前記第1のリモートコントロール装置の制御部は、前記コマンド入力部を介して、前記モードの変更を指示するコマンドを受信した場合には、前記モードを変更するためのモード変更コマンドを前記出力部に出力し、
    前記モード変更コマンドを受信した前記第1又は第2のリモートコントロール装置の制御部は、前記第1のテーブルを前記モード変更コマンドで指定されたモードに対応するテーブルに切り替える
    請求項10記載のリモートコントロールシステム。
  12. 前記コマンド入力部は、前記ユーザが発生した音声が入力される音声入力部であり、
    前記第1のリモートコントロール装置は、前記音声入力部を介して入力された音声を解析する音声解析部を備え、
    前記第1の制御部は、前記音声解析部による解析の結果を基に、前記音声と前記コマンドとの対応付けを行い、前記コマンドに基づいて、前記コマンドと予め対応付けられた制御コマンドを抽出する
    請求項4記載のリモートコントロールシステム。
  13. 前記第2のリモートコントロール装置の前記第2のユーザインタフェース部は、表示部よりなり、前記第1のリモートコントロール装置から出力された前記機器制御コマンドの内容に応じて行われる、前記操作対象機器における動作に関する情報を表示する
    請求項4記載のリモートコントロールシステム。
  14. ユーザによるコマンドを第1のリモートコントロール装置において受け付けるステップと、
    前記入力されたコマンドに基づいて、前記コマンドの内容に応じた制御コマンドを決定するステップと、
    前記決定された制御コマンドを、前記第1のリモートコントロール装置とは異なる第2のリモートコントロール装置に出力するステップと、
    ユーザとのインタフェース部分であり、前記第2のリモートコントロール装置の操作対象機器が有する複数の機能のうち、いずれか1つの機能を制御するための操作が割り当てられたユーザインタフェース部より操作入力を受け付けるステップと、
    前記第1のリモートコントロール装置から送信された制御コマンドを受け付けるステップと、
    前記ユーザインタフェース部より入力された操作内容と、前記第1のリモートコントロール装置から送信された前記制御コマンドに基づいて、前記操作内容と前記制御コマンドに予め対応付けられていた処理を行うステップと、
    前記処理によって、前記操作対象機器を制御するための機器制御コマンドが生成された場合に、前記機器制御コマンドを前記操作対象機器に出力するステップとを有する
    リモートコントロール信号処理方法。
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