JP2009260172A - 基板露光装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フォトマスクとガラス基板との間に所定の微小間隔をあけて、パターンを形成する基板露光装置であって、マスクの撓み補正機構として、両側2辺を保持するマスクホルダと、マスクの両側の縁部を上方から押圧する2本の撓み補正バーを有し、前記撓み補正バーが、支柱部分と、その周囲に配置される複数の円筒状の荷重部分とからなり、支柱部分の外周面は雄ネジに、荷重部分の内周面は雌ネジ加工されていて、加重部分を回転させることで、荷重部分の位置を任意に調整することができ、荷重部分は外径の異なる複数種類が用意されて、荷重箇所ごとに任意の径を選択できる。
【選択図】図3
Description
で押圧する基板露光装置が用いられるようになっている。
前記マスクホルダは前記フォトマスクの両側2辺を保持し、フォトマスクの自重による撓みを軽減するため、前記マスクホルダに保持されるフォトマスクの両側の2辺の縁部を各々上方から押圧する2本の撓み補正バーを有し、前記撓み補正バーは、円柱状の支柱部分と、前記支柱部分が挿入される中空部を有する複数の円筒状の荷重部分とからなり、前記荷重部分の位置は支柱部分に沿って移動可能としたことを特徴とする基板露光装置である。
図3に示す。図3(a)は、撓み補正バー3の全体の概略図、図3(b)は、撓み補正バー3の両端部の荷重部40の概略図、図3(c)は、撓み補正バー3の中間領域の荷重部分40の概略図である。ここで図3に示す撓み補正バー3では、支柱部50の両端部及び両端部に挟まれた領域に各々接触荷重部40を配置している。本実施例では、撓み補正を行う撓み補正バー3の有効部分の長さを820mmとしている。フォトマスクの自重による撓みを、押し圧を掛けて補正するため、フォトマスクの両側2辺の端部に各々接触する荷重部分40は長さ40mmとした。また、荷重部分40は外径11.0mmと外径11.5mmの2種類を用意しており、図3(b)は、支柱部50の両端部に外径11.5mmの荷重部分40を配置した例を、図3(c)は、支柱部50の中間領域に外径11.0mmと外径11.5mmの荷重部分40とを適宜配置した例を示している。
スクの種類によらず、フォトマスクの自重によるフォトマスクの撓みを補正し、フォトマスクを平坦に保持することが可能になる。ちなみに、図1の例では、撓み補正バー3の中央部領域に、端部領域より外径の大きい荷重部40を配置した例を、示している。
基本的な露光条件として、以下の条件を設定した。
フォトマスク : ギャップ測定用マスク、寸法680×880mm
測定基板 : 素カラス、寸法680×880mm、厚み0.6mm
設定露光ギャップ : 100μm
次いで、被露光基板と接触し、フォトマスクの撓みを補正する撓み補正バーの構成を、図4(a)(条件1)、(b)(条件2)、(c)(条件3)に示すように、下記したように設定した。なお、撓み補正バーを構成する荷重部を下記のように設定した以外は、前述した図1に示す構造の基板露光装置とした。
(条件1)
本発明の基板露光装置との比較のため、撓み補正バーを構成し、フォトマスクの両長辺に各々接触する各荷重部(図4(a)中の、1辺側、及び他辺側)を、従来と同じに,端から端まで同一径とした丸棒状(直径11.0mmのUPE製)とた。
(条件2)
フォトマスクの両長辺の端部に各々接触させる撓み補正バーを、支柱部と荷重部とで構成した。また、荷重部は全て、長さを40mmで、外径を11.0mmとした。荷重部は900mm長の支柱部の両端を含め7箇所に配置した。
(条件3)
フォトマスクの両長辺の端部に各々接触させる撓み補正バーを、支柱部と荷重部とで構成した。荷重部は、長さを40mmとし、900mm長の支柱部の両端を含め7箇所に配置した。但し、(条件3)においては、被露光基板の1辺側(図4(c)に示す、1辺側)と接する撓み補正バーの中央領域の3箇所の荷重部分(図4(c)の、破線による円内の荷重部分)の外径を11.05mmとし、当該1辺のその他の部位、及び、他方の辺(図4(c)に示す、他方の辺側)と接する荷重部分の外径を11.0mmとした。
上記設定した評価条件にて、マスクの両辺(1辺側及び他方の辺側)の縁部と撓み補正バーとの間に感圧紙をセットし、フォトマスクに掛かる圧力分布を、感圧紙の濃度の濃い、薄いで確認した。なお、使用した感圧紙は、富士プレスケール極低圧用(富士フィルム(株)製、圧力範囲:0.2〜0.6MPa)であり、図5にその結果の写真を示す。図5中、濃度の濃い領域が荷重の強い領域で0.6MPa以上、濃度の薄い領域が荷重の弱い領域で0.2〜0.6MPa、押された跡の無い領域は、0.2MPa未満で荷重されていない領域を示す。
次に、上記(条件1)から(条件3)の撓み補正バーでフォトマスクに押し圧を加えた状態で、対向する被露光基板とフォトマスクとの距離(ギャップ)の測定を行った。なお、ギャップの測定は、フォトマスク内の25箇所のポイントにおいて行ったもので、図6に、ギャップの実測データを示す。
4、30・・・荷重部 5・・・ガラス基板 6・・・露光ステージ
40・・・荷重部分 50・・・支柱部分 51・・・両端部
52・・・座金 53・・・ナット 10・・・保持用フレーム
Claims (3)
- 感光膜を形成した被露光基板を上面に保持する露光ステージと、前記被露光基板の上方からパターン露光を行うため平面視矩形状のフォトマスクを前記被露光基板に対向させて前記被露光基板の上面に保持するマスクホルダとを備え、前記フォトマスクと被露光基板との間に所定の微小間隔をあけて、前記フォトマスク上方から光を照射して前記被露光基板にパターン露光を行う基板露光装置であって、
前記マスクホルダは前記フォトマスクの両側2辺を保持し、フォトマスクの自重による撓みを軽減するため、前記マスクホルダに保持されるフォトマスクの両側の2辺の縁部を各々上方から押圧する撓み補正バーを有し、
前記撓み補正バーは、円柱状の支柱部分と、前記支柱部分が挿入される中空部を有する複数の円筒状の荷重部分とからなり、前記荷重部分の位置は支柱部分に沿って移動可能としたことを特徴とする基板露光装置。 - 前記荷重部分は外径の異なる複数種類が用意されており、外径の異なる荷重部分を支柱部分に混在して配置することを特徴とする請求項1に記載の基板露光装置。
- 前記荷重部分の中空部と前記支柱部分の外周とが螺合配置されており、前記荷重部分または前記支柱部分の少なくとも一方を回転させることにより、荷重部分の位置を支柱部分に沿って移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の基板露光装置。
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