JP2009257144A - キャニスタ配置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャニスタに対する路面干渉を回避することができると共にキャニスタの整備性を向上させる。
【解決手段】リヤサスペンションメンバ6の車両最下端部であるロアリンク16とラゲッジフロア13の車両最下端部である底部13bとを結ぶ線Aよりも車両上方位置に、キャニスタ14を配置すると共に、このキャニスタ14をリヤサスペンションメンバ6と重ならないようにリヤクロスメンバ下面5aに固定した。これにより、路面とキャニスタ14との干渉を抑制し、キャニスタ14の取付け作業及び取り外し作業を容易なものとすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、キャニスタ配置構造に関し、詳細には、路面干渉解消技術及び整備性向上技術に関する。
例えば、特許文献1には、車体両側のリヤサイドメンバ間を連結するリヤクロスメンバと、このリヤクロスメンバの真下に車幅方向へ懸架されたリヤサブフレームとの間であって、該リヤクロスメンバの下面にキャニスタを固定させた技術が開示されている。
かかる特許文献1に記載の技術では、キャニスタの真下にリヤサブフレームが配置されているので、車両下部が路面(縁石など)に干渉する際、キャニスタよりも先にリヤサブフレームが路面と干渉するので、該キャニスタに対する路面干渉を回避することができる。
特開平8−142693号公報
しかし、特許文献1の技術では、路面干渉からキャニスタを保護することはできるが、キャニスタの真下にリヤサブフレームが配置されているため、前記キャニスタの取付け作業及び取り外し作業が面倒で整備性の面で問題が残る。
そこで、本発明は、キャニスタに対する路面干渉を回避することができると共にキャニスタの整備性を向上させることのできるキャニスタ配置構造を提供することを目的とする。
本発明のキャニスタ配置構造では、リヤサスペンションメンバの車両最下端部とラゲッジフロアの車両最下端部とを結ぶ線よりも車両上方位置に、キャニスタを配置する。また、キャニスタを、リヤサスペンションメンバと重ならないようにリヤクロスメンバ下面に固定する。
本発明のキャニスタ配置構造によれば、キャニスタをリヤサスペンションメンバの車両最下端部とラゲッジフロアの車両最下端部とを結ぶ線よりも車両上方位置に配置しているので、キャニスタよりも先に縁石等がリヤサスペンションメンバまたはラゲッジフロアの何れか或いはその両方の車両最下端部に衝突することになり、当該キャニスタを路面干渉から保護することができる。
また、本発明によれば、リヤサスペンションメンバと重ならないようにリヤクロスメンバ下面にキャニスタを固定しているので、キャニスタの取付け作業及び取り外し作業時にリヤサスペンションメンバが邪魔にならないので、キャニスタの整備作業性を向上させることができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1はキャニスタが配置された部位を示す車両の底面図、図2はキャニスタが配置された部位を示す車両の断面図、図3は車両後退時に縁石とラゲッジフロアが干渉する様子を車両下部から見たときの底面図、図4は車両後退時に縁石とラゲッジフロアとが干渉する様子を車両側方から見たときの断面図、図5は車両後退時に斜めに縁石とラゲッジフロアとが干渉する様子を車両下部から見たときの底面図、図6は車両後退時に斜めに縁石とラゲッジフロアとが干渉する様子を車両側方から見たときの断面図である。
図1中、矢印Xは車両前後方向を示し、矢印Yは車幅方向を示す。図2中、矢印Zは車両高さ方向を示す。
燃料タンク1は、車両前後方向(X方向)に延在して車幅方向(Y方向)両端に配置された一対のリヤサイドメンバ2、3間であって、これらリヤサイドメンバ2、3を車幅方向に連結する前リヤクロスメンバ4及び後リヤクロスメンバ5の車両前方に配置されている。
リヤサスペンションメンバ6は、左右前側脚部7、8をそれぞれ対応するリヤサイドメンバ2、3にボルト及びナット等による締結手段で固定されると共に、左右後側脚部9、10を後リヤクロスメンバ5に同じくボルト及びナット等による締結手段で固定されている。
リヤサスペンションメンバ6には、リヤサスペンションによって後輪11、12が懸架されている。この実施形態では、前記後輪11、12は、前リヤクロスメンバ4と後リヤクロスメンバ5の間に配置されている。
ラゲッジフロア13は、後リヤクロスメンバ5の車両後方に設けられ、車両下方へ膨出して形成されている。このラゲッジフロア13は、リヤサスペンションメンバ6の左右にそれぞれ車両後方へ延在して形成された後側脚部9、10間の距離よりもその前面部13aの車幅方向距離が幅広くされている。また、ラゲッジフロア13の前面部13aは、前記した左右後側脚部9、10に近接した位置とされている。
キャニスタ14は、燃料タンク1とラゲッジフロア13間に配置され、前記後リヤクロスメンバ5の下面5aに固定されている。キャニスタ14は、燃料タンク1内で蒸発した蒸発燃料(ベーパ燃料)を回収し、ベーパ燃料が大気中に放出されることを防止する。かかるキャニスタ14は、左右の後側脚部9、10間であってリヤサスペンションメンバ6とラゲッジフロア13とで囲まれる空間部15に設けられている。
前記キャニスタ14は、リヤサスペンションメンバ6の車両最下端部であるロアリンク16とラゲッジフロア13の車両最下端部である底部13bとを結ぶ線Aよりも車両上方位置に配置されている。また、キャニスタ14は、リヤサスペンションメンバ6と車両高さ方向で重ならないようにリヤクロスメンバ下面5aに固定されている。つまり、キャニスタ14の下には、リヤサスペンションメンバ6はもちろんのことその他の部品が重なって配置されておらず、車両下方から車体底部を見たとき、つまり、車両下面視でキャニスタ14が見えるようになっている。
また、キャニスタ14は、路面干渉の観点から横置きが好ましいが、ラゲッジフロア13の容積を狭めることになるため、本実施形態では車両高さ方向に向けて縦置きとされている。キャニスタ14を縦置きにすることで、ラゲッジフロア13の前面部13aを車両前方へ延ばすことができ、当該ラゲッジフロア13の容積を拡大することができる。
以上のような位置関係にキャニスタ14を配置した場合において、図3及び図4に示すように、歩道と車道を仕切る縁石17に対して車両が平行に後退した場合、キャニスタ14の底面14aよりラゲッジフロア13の底部13bの方が車両下方位置にあるため、縁石17はキャニスタ14と干渉することなくラゲッジフロア13の底部に接触する。縁石17とラゲッジフロア13との接触状態を、B1、B2、B3の順で示す。
ラゲッジフロア13の底部が縁石17に接触した場合、異音を検知して車両を停止するか、或いは引き続き縁石17と干渉しても縁石17で車両が持ち上げられる。そのため、キャニスタ14は、縁石17と干渉するのを防止できる。車両がこの状態から更に後退した場合、縁石17がラゲッジフロア13のみならずロアリンク16にも接触するため、縁石17とキャニスタ14との間に空間が形成され、当該キャニスタ14が保護される。
また、リヤサスペンションメンバ6の車両最下端部をロアリンク16としたので、縁石17と衝突しても高剛性とされるロアリンク16は損傷し難い。
また、図5及び図6に示すように、C1、C2、C3の順で斜めに縁石17を後退して降りる場合、一方の後輪が脱輪した際、キャニスタ14よりも先にラゲッジフロア13の底部13bとロアリンク16が縁石17と干渉する。したがって、この場合でもキャニスタ14と縁石17との干渉を防止することができ、当該キャニスタ14を保護することができる。
図1はキャニスタが配置された部位を示す車両の底面図である。 図2はキャニスタが配置された部位を示す車両の断面図である。 図3は車両後退時に縁石とラゲッジフロアが干渉する様子を車両下部から見たときの底面図を示す。 図4は車両後退時に縁石とラゲッジフロアとが干渉する様子を車両側方から見たときの断面図である。 図5は車両後退時に斜めに縁石とラゲッジフロアとが干渉する様子を車両下部から見たときの底面図である。 図6は車両後退時に斜めに縁石とラゲッジフロアとが干渉する様子を車両側方から見たときの断面図である。
符号の説明
1…燃料タンク
2、3…リヤサイドメンバ
4…前リヤクロスメンバ
5…後リヤクロスメンバ
6…リヤサスペンションメンバ
7、8…左右前側脚部
9、10…左右後側脚部
11、12…後輪
13…ラゲッジフロア
14…キャニスタ
15…空間部

Claims (2)

  1. リヤサスペンションメンバの車両後方に車両下部へ膨出するラゲッジフロアが設けられ、このラゲッジフロアとリヤサスペンションメンバ間にキャニスタが配置されたキャニスタ配置構造であって、
    前記リヤサスペンションメンバの下端部と前記ラゲッジフロアの下端部とを結ぶ線よりも上方位置に、前記キャニスタを配置すると共に、このキャニスタを車両下面視でリヤサスペンションメンバと重ならないようにリヤクロスメンバ下面に固定した
    ことを特徴とするキャニスタ配置構造。
  2. 請求項1に記載のキャニスタ配置構造であって、
    前記リヤサスペンションメンバの車両最下端部は、ロアリンクである
    ことを特徴とするキャニスタ配置構造。
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