JP2009256958A - 粉体散布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粉塵の発生を抑制することができる。
【解決手段】粉体散布装置1は、車両2に安定材Nの収容タンク6を搭載し、その収容タンク6には開閉機構11を備えた排出口6aを設け、その排出口6aから安定材Nを排出して路面Gに散布するものであり、収容タンク6の後端部に設けられ、収容タンク6から排出された安定材Nを受け入れるとともに、下端部が開口した散布口12dを路面Gに近接させたホッパ12と、ホッパ12の下端部内側12cに設けられていて、ホッパ12内の安定材Nを散布口12dから路面Gに散布するためのロータリーフィーダ13と、ホッパ12内の安定材Nの量に連動して、収容タンク6からホッパ12内に供給される安定材Nの量を調整するための供給量調整機構14とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば舗装工事で安定材などの粉体を路面に散布する際に使用される粉体散布装置に関する。
従来、道路の舗装工事に採用される安定処理工法は、路床土にセメントや石灰などの安定材(改良材)を混合して固化させて路盤の強度、耐久性を得て支持力を向上させている。その施工方法としては、例えば特許文献1で開示されているような粉体散布車を使用し、車両を走行させながら一定の撒き厚寸法で安定材を散布し、その散布した安定材をスタビライザなどを使用して土砂と混合して表層地盤改良を行っているのが一般的となっている。
特許文献1は、クローラ方式の走行体を備えた車体上にベルトコンベアを設け、そのベルトコンベア上に下部が開口した粉体タンクを配設し、この粉体タンクの後部とベルトコンベアの後部とにわたって排出ダクトを取り付けた構成であって、車両を走行させながらベルトコンベアから搬送される粉体を排出ダクト内で落下させて路面に散布する構造について開示したものである。
実用新案登録第2557619号公報
しかしながら、従来の安定処理工法では、以下のような問題があった。
すなわち、特許文献1の粉体散布車では、粉体タンク内の粉体をベルトコンベアから排出ダクト内を通過させて路面に直接落下させる構造となっている。つまり、粉体の落下高さは、ベルトコンベアの上方に位置するベルト後端部の位置、つまりクローラ式の走行部と、その上部の車体と、さらにその車体上に架台などを介して載置されたベルトコンベアとのそれぞれの高さ寸法を合わせた高さの位置となる。そのため、ベルトコンベアから排出される粉体が路面に着床する際、或いは着床するまでの間に大量の埃が発生するという問題があった。
なお、特許文献1では、排出ダクト内に粉体を通過させる構造であるが、車両を移動させながら散布する方法であるため、路面上に粉体が撒き出されたその直後に車両は前進してしまい、しかも散布時に発生した埃は散布された粉体の周囲でしばらくの間舞った状態が続くことになり、埃を抑えることができないことから、その点で改良の余地が残されていた。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、粉塵の発生を抑制することができる粉体散布装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る粉体散布装置では、走行車両に粉体の収容タンクを搭載し、収容タンクには開閉機構を備えた排出部を設け、その排出部から粉体を排出して路面に散布する粉体散布装置であって、収容タンクの後端部に設けられ、収容タンクから排出された粉体を受け入れるとともに、下端部が開口した散布口を路面に近接させたホッパと、ホッパの下端部内側に設けられていて、ホッパ内の粉体を散布口から路面に散布するための回転式排出装置と、ホッパ内の粉体量に連動して、収容タンクからホッパ内に供給される粉体量を調整するための供給量調整機構とを備えていることを特徴としている。
本発明では、収容タンク内の粉体をホッパで受けて、走行車両を走行させつつ、ホッパの下端部内側に設けた回転式排出装置を駆動させることで、散布口からホッパ内の粉体が路面に散布される。このときのホッパから散布される粉体の落下高さは、回転式排出装置から排出される高さに一致し、この回転式排出装置が路面に近接するホッパの下端部内側の位置にあり、粉体は回転式排出装置から落下した直後に路面上に撒かれることから、埃が立ちにくく、粉塵の発生を抑えることができる。そして、路面に近い位置で回転式排出装置によって散布するので、落下途中の空中で粉体が飛散して散布量にばらつきが生じるといった不具合がなく、均一な撒き厚寸法を確保することができる。
また、供給量調整機構によりホッパ内の粉体量を管理することができ、例えば粉体量が設定された下限位置より少なくなったときに、設定された上限位置となるように収容タンクからホッパ内に粉体を供給することができる。そのため、ホッパ内に粉体がなくなることを防止でき、常に撒き厚寸法を一定にして散布することができる。また、ホッパ内への粉体の入れ過ぎがなくなるので、ホッパが詰まって回転式排出装置の回転に負荷がかかり、所定の撒き厚寸法を確保できないといった不具合を防ぐことができる。
また、本発明に係る粉体散布装置では、供給量調整機構は、ホッパ内の粉体量を検知するレベルセンサを備え、そのレベルセンサで検知して得られた粉体量情報に基づいて開閉機構を制御する構成であることが好ましい。
本発明では、例えばホッパ内で設定された粉体量の下限位置を検知するレベルセンサと、上限位置を検知するレベルセンサとを設けることで、それぞれのセンサのオンオフ信号から粉体量情報を得て、その粉体量情報に基づいて収容タンクの開閉機構を制御してホッパ内への粉体量を過不足なく供給することができる。
また、本発明に係る粉体散布装置では、収容タンクは、走行車両の後端部を中心にして上下方向に回動することで傾斜可能に設けられていることが好ましい。
本発明では、収容タンク内の粉体が少なくなった場合などで、収容タンクの排出部から粉体が排出されないときや、その排出量が減少したときに、収容タンクを傾斜させることで、収容タンク内の粉体に流動性をもたせて排出させることができる。
また、本発明に係る粉体散布装置では、収容タンクは、粉体排出開始時から設定時間経過後にホッパ内の粉体が設定量に達しないときに、傾斜される構成となっていることが好ましい。
本発明では、収容タンクの傾斜のタイミングを粉体のホッパ内への供給時間で管理し、収容タンクからの粉体排出開始時から所定の設定時間経過後にホッパ内に所定量の粉体が溜まっていない場合に、収容タンクから排出される粉体量が適正量でないものと判定し、収容タンクを傾斜させて粉体を排出させることで、ホッパ内に確実に粉体を供給することができる。
また、本発明に係る粉体散布装置では、収容タンクには、その内部の粉体を積極的に排出部から排出させる排出機構が設けられていることが好ましい。
本発明では、収容タンク内の粉体の自重によって自然排出させる場合と比べて、収容タンク内の残量が減ってきた場合であっても確実にホッパへ粉体を供給することができる。
また、本発明に係る粉体散布装置では、排出機構は、開閉機構に連動して駆動することが好ましい。
本発明では、収容タンクの排出部が開閉機構によって開放された状態のときに排出機構を駆動させて収容タンク内の粉体を排出し、排出部が閉じた状態のときには排出機構を停止させておくことができる。また、例えば排出部の開口の大きさに応じて、排出機構の排出能力を調整することも可能である。
また、本発明に係る粉体散布装置では、排出機構は、収容タンク内の底部に配置されるとともに、排出ゲートがホッパの投入口上に配置されたスクリューフィーダであることが好ましい。
本発明では、スクリューフィーダを回転駆動させて排出ゲートから収容タンク内の粉体を排出し、ホッパ内へ粉体を確実に供給することができる。
また、本発明に係る粉体散布装置では、排出機構は、収容タンクの底面から収容タンク内に圧縮空気を供給し、その圧縮空気と粉体とを混合させる構成であることが好ましい。
本発明では、収容タンク内に供給される圧縮空気と粉体とが混合することで粉体が流動化されるので、排出部からスムーズに粉体を排出させることができる。
また、本発明に係る粉体散布装置では、収容タンクには、一端が収容タンク内に配置されるとともに、他端がホッパの投入口上に配置され、圧縮空気を他端の排出口側に流通させることで粉体を移送する圧送管が設けられていることが好ましい。
本発明では、収容タンク内に圧縮空気を混合させて収容タンク内の粉体に流動性をもたせ、さらに圧縮空気によって排出口側への流れを与えた圧送管によって収容タンク内の粉体を吸い込む機能をもたせてホッパ側へ圧送することができるので、ホッパ内へ粉体を確実に供給することができる。
また、本発明に係る粉体散布装置では、排出部とホッパとの間には、その間の領域を覆う飛散防止カバーが設けられていることが好ましい。
本発明では、収容タンクの排出部からホッパへ粉体を排出する際に生じる埃の飛散を防ぐことができる。
本発明の粉体散布装置によれば、収容タンクからホッパ内に供給される粉体量が安定するように供給量調整機構により管理しつつ、ホッパの下端部内側で路面に近接する位置に配置された回転式排出装置によって粉体を路面に散布することで、従来のように車体上、或いは車体上の収容タンクに設けた排出口から粉体を落下させて散布する場合と比べて低い位置から粉体を落下させて散布することができることから、散布時における粉塵の発生量を抑制することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態による粉体散布装置について、図1及び図2に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態による安定材散布装置の概要を示す一部破断側面図、図2は図1に示す安定材散布装置を後方から見た図である。
図1及び図2に示す第1の実施の形態による安定材散布装置1(粉体散布装置)は、道路などの舗装工事において、対象地盤が支持力の小さい軟弱地盤である場合に、セメントや石灰などの安定処理材(以下、安定材N(粉体)という)を路面に散布し、その後にスタビライザなどの建設機械を使用して散布した安定材Nと土砂とを混合して地盤に支持力をもたせる安定化処理工法に採用され、そのうち安定材Nの散布に使用される装置である。
安定材散布装置1(1A)は、車両2(走行車両)に安定材Nの収容タンク6を搭載し、その収容タンク6の後端部から安定材Nを排出して路面Gに散布する装置である。
車両2は、車両本体3と、車両本体3の下方に設けたクローラ式の走行部4と、車両本体3の前部に設けられる運転室5と、車両本体3の後部に搭載された収容タンク6とを備えて構成されている。なお、以下の説明では、車両2の前後方向(進行方向)で前方側を「前端」とし、後方側を「後端」として統一して用いる。
収容タンク6は、図示しない供給口より安定材Nが供給され、後端下部の位置に3箇所の排出口6a、6a、6a(排出部)が設けられ、これら排出口6aにより安定材Nを排出できるようになっている。そして、収容タンク6は、後端下部側を中心にして前側を上下方向(矢印E方向)に移動させるようにして回動することで傾斜可能な構造であり、本実施の形態では5度ずつ段階的に傾斜し、最大傾斜角度が25度となっている。
また、安定材散布装置1Aには、収容タンク6の各排出口6aのそれぞれを開閉するための開閉機構11と、収容タンク6の後端部に設けられ、その排出口6aから排出される安定材Nを投入口12aより受け入れるとともに、下端部が開口した散布口12dを路面Gに近接させたホッパ12と、ホッパ12の下端部内側12cに設けられていて、ホッパ12内の安定材Nを散布口12dから路面Gに散布するためのロータリーフィーダ13(回転式排出装置)と、ホッパ12内の粉体量に連動して、収容タンク6からホッパ12内に供給される安定材Nの量を調整するための供給量調整機構14とから概略構成されている。
開閉機構11は、収容タンク6の排出口6aを開閉する開閉ゲート11aと、その開閉ゲート11aにシリンダ先端を固定させた伸縮駆動部11bとからなる。この開閉機構11は、伸縮駆動部11bが後述する駆動制御部17に接続され、この駆動制御部17の制御によりシリンダを伸縮動作させて排出口6aの開口量(すなわち、安定材Nの排出量)が調整されるようになっている。
ホッパ12は、排出口6aから排出される安定材Nを受け入れ可能な位置に投入口12aを配置させ、後述する飛散防止用のカバー体19を介して収容タンク6に固定されている。なお、本実施の形態では、ホッパ12の下端部(散布口12dの位置)は、安定材Nの落下高さを最も低く抑えることが可能であって、路面Gとの間隔が設定された撒き厚寸法となる高さに位置している(図1、2では、見易いように散布された安定材Nとホッパ12の散布口12dとの間に隙間が設けられた図になっている。)。さらに、ホッパ12の具体的な形状は、図2に示すように車両2の後方から見て、投入口12aから散布口12dに向かうにしたがって漸次幅寸法が大きくなる裾広がり状の形状をなし、図1に示す側面視で投入口12aの開口の厚さ方向(前後方向)の寸法が大きくなる形状となっている。なお、ホッパ12の形状、散布口12dの幅寸法などの各部の長さ寸法は、任意に設定することができる。
なお、ホッパ12は、特に図示しないが、車両本体3などから固定部材によって支持することができる。カバー体19は、収容タンク6の排出口6aから排出される安定材Nの通路を覆うようにして、一端が収容タンク6に固定されるとともに、他端がホッパ12の投入口12aに固定されている。カバー体19は、伸縮且つ湾曲自在な蛇腹状の部材から形成され、収容タンク6の傾斜位置に合わせて変形可能であり、排出口6aからホッパ12へ安定材Nを排出する際に生じる埃の飛散を防ぐようになっている。
ロータリーフィーダ13は、回転軸まわりに複数の羽根板によって区画された収容部を有する公知の構造をなし、その回転軸をホッパ12の下端部内側12cで車両2の幅方向(図2の左右方向、或いは車両2の進行方向(前後方向)に直交する方向)に沿って配置させて、回転軸を中心に回転自在に設けられている。このようにホッパ12内に設けられるロータリーフィーダ13は、上方に位置する収容部に安定材Nが供給され、その収容部が回転によって下方に移動したときに収容部内の安定材Nが下方に落下する構造となっている。ロータリーフィーダ13は、その回転速度を変化させることで安定材Nの散布量を調整できるようになっている。
また、ホッパ12内には、収容タンク6から供給される安定材Nを、ホッパ12の幅方向(車両2の前後方向に直交する方向)に均一な量で供給できるように案内する複数の案内板20、20、…が配置されている。これにより、幅方向に延在するロータリーフィーダ13に対して、その軸方向に均一な量で安定材Nを供給することができ、路面Gに散布される安定材Nの撒き厚寸法を一定にすることができる。
供給量調整機構14は、ホッパ12内の安定材Nの量を検知するレベルセンサ15(15A、15B)と、そのレベルセンサ15A、15Bで検知して得られた粉体量情報Tを後述する駆動制御部17およびタンク傾斜制御部18へ向けて出力する出力部16と、その粉体量情報Tに基づいて開閉機構11を制御するための駆動制御部17と、出力部16の情報に基づいて収容タンク6の傾斜角度を制御するためのタンク傾斜制御部18とからなる。
図1に示すように、レベルセンサ15は、ホッパ12内の安定材Nの上限位置を検知する上部レベルセンサ15Aと、同じく下限位置を検知する下部レベルセンサ15Bとからなる。上部レベルセンサ15Aはホッパ12の投入口12aより下方の所定位置に配置され、下部レベルセンサ15Bはロータリーフィーダ13より上方位置に配置されている。なお、本実施の形態では、図2に示すように、排出口6a、6a、6aが車両2の幅方向に3箇所配置されているので、それぞれの排出口6aの位置に対応するように、上下一対のレベルセンサ15A、15Bの組み合わせが幅方向に所定間隔をもって3組配置されている。そして、出力部16もまた、前記3組のレベルセンサ15のそれぞれに対応して3つ設けられている。
レベルセンサ15は、その検知範囲に安定材Nが存在していて安定材Nを検知しているときにはオン信号を出力部16へ発信し続け、安定材Nを検知していないときには、オフ信号を出力部16へ発信し続けるようになっている。
供給量調整機構14は、それぞれのレベルセンサ15A、15Bのオンオフ信号から粉体量情報Tを得て、その粉体量情報Tに基づいて収容タンク6の開閉機構11を制御して開閉ゲート11aを開閉してホッパ12内へ安定材Nを過不足なく供給できるように構成されている。
駆動制御部17は、出力部16よりレベルセンサ15で検知したホッパ12内の粉体量情報Tを受けたときに、各伸縮駆動部11bのそれぞれのシリンダを伸縮駆動させ、開閉ゲート11aの開閉を制御する。つまり、駆動制御部17は、ホッパ12内の安定材Nの量が下限位置より減少した状態を示すレベルセンサ15の信号を出力部16より受信したときに、開閉ゲート11aを開いて収容タンク6からホッパ12へ安定材Nを排出させる制御を行い、一方、ホッパ12内に安定材Nが上限位置まで溜まった状態を示す信号を出力部16より受信したときに、開閉ゲート11aを閉じて安定材Nの排出を停止させる制御を行うものである。
タンク傾斜制御部18は、出力部16に接続されており、収容タンク6から排出する安定材Nの排出開始時から、所定の設定時間経過後にホッパ12内に所定量の安定材Nが溜まっていない場合(つまり、上部レベルセンサ15Aがオン信号にならない場合)には、収容タンク6から排出される安定材Nの量が適正量でないものと判定し、収容タンク6を傾斜させるように傾斜駆動装置(図示省略)を制御するように構成されている。そして、収容タンク6の傾斜によって収容タンク6から安定材Nを排出させることで、ホッパ12内に確実に安定材Nを供給することができる。なお、このときの収容タンク6の傾斜制御は、収容タンク6を5度ずつ段階的に傾斜させる方法とされる。ここで、図1では、タンク傾斜制御部18が運転室5内に設けられているが、この設置位置に限定されることはない。
次に、本第1の実施の形態の安定材散布装置1の作用について、図面を用いて具体的に説明する。
図1および図2に示すように、本安定材散布装置1Aでは、収容タンク6内の安定材Nをホッパ12で受けて、車両2を走行させつつ、ホッパ12の下端部内側12cに設けたロータリーフィーダ13を回転駆動させることで、散布口12dからホッパ12内の安定材Nが路面Gに散布されることになる。このときのホッパ12から散布される安定材Nの落下高さは、ロータリーフィーダ13から排出される高さに一致し、そのロータリーフィーダ13が路面Gに近接するホッパ12の下端部内側12cの位置であり、安定材Nはロータリーフィーダ13から落下した直後に路面G上に撒かれることから、埃が立ちにくく、粉塵の発生を抑えることができる。
また、路面Gに近い位置でロータリーフィーダ13によって散布するので、落下途中の空中で安定材Nが飛散して散布量にばらつきが生じるといった不具合がなく、均一な撒き厚寸法を確保することができる。
そして、本安定材散布装置1Aでは、供給量調整機構14を設けることによりホッパ12内の安定材Nを管理することができ、その安定材Nの量が設定された下限位置より少なくなったときに、設定された上限位置となるように収容タンク6から安定材Nを供給することができる。そのため、ホッパ12内に安定材Nがなくなることを防止でき、常に撒き厚寸法を一定にして散布することができる。また、ホッパ12内への安定材Nの入れ過ぎがなくなるので、ホッパ12が詰まってロータリーフィーダ13の回転に負荷がかかり、所定の撒き厚寸法を確保できないといった不具合を防ぐことができる。
また、収容タンク6内の安定材Nが少なくなった場合などで、収容タンク6の排出口6aから安定材Nが排出されないときや、その排出量が減少したときに、タンク傾斜制御部18によって収容タンク6を傾斜させることで、収容タンク6内の安定材Nに流動性をもたせて排出させることができる。
上述のように本第1の実施の形態による粉体散布装置では、収容タンク6からホッパ12内に供給される安定材Nの量が安定するように供給量調整機構14により管理しつつ、ホッパ12の下端部内側12cで路面Gに近接する位置に配置されたロータリーフィーダ13によって安定材Nを路面Gに散布することで、従来のように車体上、或いは車体上の収容タンクに設けた排出口から粉体を落下させて散布する場合と比べて低い位置から安定材Nを落下させて散布することができることから、散布時における粉塵の発生量を抑制することができる。
次に、他の実施の形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1の実施の形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1の実施の形態と異なる構成について説明する。
図3は第2の実施の形態による安定材散布装置の概要を示す一部破断側面図、図4は図3に示す安定材散布装置を後方から見た図である。
図3および図4に示すように、第2の実施の形態による安定材散布装置1(1B)は、収容タンク6の底部にスクリューフィーダ21(排出機構)を備え、そのスクリューフィーダ21によって収容タンク6内の安定材Nをホッパ12内へ供給する構造となっている。つまり、収容タンク6の底部の後端側に底部開口6bが形成され、その底部開口6bに取込口を連通させるとともに、回転軸方向を車両2前後方向に向けて配置させたスクリューフィーダ21、21、…が車両2の幅方向に沿って複数配列されている。スクリューフィーダ21の後端部(排出側端部)には、その下面側に開閉可能な排出ゲート22(開閉機構)が設けられている。その排出ゲート22の位置は、ホッパ12の投入口12aの直上となる位置で、カバー体19の内側となるように設けられている。
そして、本第2の実施の形態の収容タンク6も第1の実施の形態と同様に、例えば5度ずつ段階的に傾斜可能に設けられている。
ここで、ホッパ12、ロータリーフィーダ13、及び供給量調整機構14の構成、機能は、上述した第1の実施の形態と同様であるので、これらの詳しい説明については省略する。
なお、供給量調整機構14の駆動制御部17は、出力部16から出力される粉体量情報Tの信号に基づいてスクリューフィーダ21の排出ゲート22を開閉制御するものである。そして、スクリューフィーダ21の回転は排出ゲート22に連動し、排出ゲート22が開いた状態のときに回転して収容タンク6内の安定材Nがホッパ12に供給され、排出ゲート22が閉じた状態のときに回転を停止させるようになっている。なお、スクリューフィーダ21の回転速度は、一定、或いは排出ゲート22の開き量に応じて可変するような構成であってもかまわない。
また、収容タンク6の傾斜制御に関しては、第1の実施の形態と同様にタンク傾斜制御部18において安定材Nのホッパ12内への供給時間で管理され、スクリューフィーダ21を回転させ、安定材Nの排出開始時から一定時間後に第1レベルセンサ15Aがオン信号にならない場合は、収容タンク6から排出される安定材Nの量が適正量でないものと判定され、収容タンク6を傾斜させるように制御される構成となっている。
本第2の実施の形態では、スクリューフィーダ21を回転駆動させてその排出ゲート22から収容タンク6内の安定材Nを排出し、ホッパ12内へ安定材Nを確実に供給することができるので、上述した第1の実施の形態と同様の作用、効果を奏し、安定材Nの散布時における粉塵の発生量を抑制することができる。
また、図5は第3の実施の形態による安定材散布装置の概要を示す一部破断側面図、図6は図5に示す安定材散布装置を後方から見た図である。
図5および図6に示すように、第3の実施の形態による安定材散布装置1(1C)は、
上述した第1の実施の形態の安定材散布装置1Aの収容タンク6(図1参照)の底面6c側にキャンバス23を敷設し、タンク底面6cから圧縮空気29を収容タンク6内に供給して、内部の安定材Nに流動性をもたせる排出機構を備えた構造となっている。
ここで、ホッパ12、ロータリーフィーダ13、及び供給量調整機構14の構成、機能は、上述した第1の実施の形態と同様であるので、これらの詳しい説明については省略する。
具体的に安定材散布装置1Cは、収容タンク6の底面6cにおいて前方側から後方側の排出口6aに向けて低くなる傾斜面を有しており、その底面6c全面にわたって所定間隔を空けた状態でキャンバス23を敷設させた構成をなしている。つまり、底面6cとキャンバス23との間には、一様な厚さ寸法をなす空気層28が形成されている。キャンバス23には、布目を有する周知の布材を使用することができる。収容タンク6内の安定材Nは、キャンバス23上に載った状態で収容されている。そして、第3の実施の形態では、収容タンク6に傾斜機能を設けていない構造であり、供給量調整機構14をなす第1及び第2の実施の形態で設けたタンク傾斜制御部18(図1及び図3参照)を省略した形態となっている。
そして、収容タンク6の底面6cには複数の噴出口24、24、…が設けられ、それら噴出口24はエアコンプレッサ26に接続されたエア供給管25に電磁弁27を介して接続されている。また、収容タンク6の排出口6aを開閉する開閉ゲート11aは、出力部16の出力信号(粉体量情報T)に基づいて駆動制御部17によって開閉動作が制御される。そして、収容タンク6内への圧縮空気29の噴出、すなわちエアコンプレッサ26の駆動は、開閉ゲート11aに連動する構成となっている。
つまり、安定材散布装置1Cでは、エア供給管25を介して噴出口24、24、…から圧縮空気29を噴出させることで、空気層28に圧縮空気29が溜まり、さらに空気層28に溜まった圧縮空気29がキャンバス23の布目から噴出することになる。これにより、収容タンク6内の安定材Nと圧縮空気29とが混合して流動性が大きくなり、しかも収容タンク6の底面6cが排出口6aに向けて低くなって流れやすくなる傾斜面が形成されているため、排出口6aを開放させると同時に、その排出口6aからホッパ12内に安定材Nをスムーズに排出させることができる。
本第3の実施の形態では、収容タンク6内に噴出される圧縮空気29は、収容タンク6内全域にわたって流れることから、安定材Nが収容タンク6内で部分的に滞留することがなく、上述した第1及び第2の実施の形態のように収容タンク6を傾斜させずに確実に内部の安定材Nを排出させることができ、安定材Nの散布時における粉塵の発生量を抑制することができる。
また、図7は第4の実施の形態による安定材散布装置の概要を示す一部破断側面図、図8は図7に示す安定材散布装置を後方から見た図である。
図7および図8に示すように、第4の実施の形態による安定材散布装置1(1D)は、上述した第3の実施の形態を変形させた形態であり、収納タンク6には排出口6a(図5参照)がなく、その代わりに圧送管30(30A、30B)を収容タンク6に備えた構造となっている。具体的には、収容タンク6の底面6cの形状は、前後方向で中間部6dが最も低くなるような傾斜面が形成されている。そして、この底面6c上に間隔をもってキャンバス23が敷設され、底面6cとキャンバス23との間には空気層28が形成された状態となっている。
圧送管30(30A、30B)は、収容タンク6の左右両側に設けられており、それぞれ一端(吸込口30a)が収容タンク6内に配置されるとともに、他端(排出口30b)が収容タンク6の外方でホッパ12の投入口12a上に位置するように配置されている。ここで、圧送管30の排出口30bは、本発明の排出部に相当する。そして、圧送管30の中間部(エア供給口30c)から圧縮空気を送り込み、その圧縮空気を排出口30bへ向けて流通させる構成となっている。
また、圧送管30のエア供給口30cより下流側(排出口30b側)には、駆動制御部17によって制御され、圧送管30内の流路を開閉する開閉バルブ31(開閉機構)が設けられている。この開閉バルブ31は、出力部16の出力信号(粉体量情報T)に基づいて駆動制御部17によって開閉動作が制御される。そして、収容タンク6内への圧縮空気29の噴出、すなわちエアコンプレッサ26の駆動は、開閉バルブ31に連動する構成となっている。
そして、本第4の実施の形態におけるエアコンプレッサ26に接続されたエア供給管25は、上述した第3の実施の形態と同様に収容タンク6の下面6cの噴出口24へ繋がる第1供給管25aと、圧送管30のエア供給口30cへ延びる第2供給管25bとに分岐した構成となっている。
本第4の実施の形態では、収容タンク6内に圧縮空気を混合させて収容タンク6内の安定材Nに流動性をもたせる作用に加えて、さらに圧縮空気によって排出部側への流れを与えた圧送管30によって収容タンク6内の安定材Nを吸い込む機能をもたせてホッパ12側へ圧送することができるので、ホッパ12内へ安定材Nを確実に供給することができ、上述した第1乃至第3の実施の形態と同様に、安定材Nの散布時における粉塵の発生量を抑制することができる。
以上、本発明による粉体散布装置の第1〜第4の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本第1〜第4の実施の形態では粉体としてセメントや石灰などの安定材Nとしているが、この材料に限定されることはなく、例えば、フライアッシュやベントナイトなどの粉体を使用するも可能である。さらに、粉体散布装置の適用対象として、本実施の形態では舗装工事で安定材処理工法としているが、これに限定されることはない。
また、本実施の形態ではホッパ12の下端部(散布口12d)の位置を、路面Gとの間隔が設定撒き厚寸法となる高さとしているが、この高さの位置に限定されることはない。要は、その散布口12dやロータリーフィーダ13が路面Gに近接している位置であればよいのである。
そして、車両本体3に固定されているホッパ12は、例えば本安定材散布装置1自体を運搬するために運搬用車両に積み込む際、つまり安定材散布装置1をスロープを登って運搬用車両の荷台に移動させる際に、ホッパ12の下端部が路面に接触しないように上下方向に移動可能な機構を設けておくとよい。例えば、ホッパ12と車両本体3との間に平行リンク機構を介装させておくことで、上述したようなホッパ12と路面とが接触するような場合に、ホッパ12を散布時の高さより上方位置に移動させることが可能となる。
また、本実施の形態ではレベルセンサ15をホッパ12の上下二箇所に設けた構成としているが、これに制限されることはなく、例えばホッパ12内に溜められる安定材Nの量の下限位置のみにレベルセンサ15を設け、下限の信号が検知された場合に一定時間、収容タンク6から安定材Nをホッパ12内に供給するような制御方法としてもかまわない。
さらに、収容タンク6の形状、容量、車両本体3上の高さなどは、任意に設定することができる。そして、ホッパ12もまた収容タンク6の排出部の位置などに合わせた形状、寸法とすることができる。
なお、本実施の形態ではホッパ12の下端部内側12cに備える回転式排出装置として、ロータリーフィーダ13を採用しているが、他に例えばスクリュー式の排出機構などを使用してもよい。このスクリュー式の排出機構の一例として、ホッパの下端部内側にその幅方向に沿って延びるケーシングと、このケーシング内に回転軸を配置し、その回転軸方向に配列させた一対のスクリューフィーダとを備えた構造のものを適用できる、ケーシングには、上部中央に粉体を供給するための開口部が設けられ、側面にケーシングの軸方向に延びる散布口が形成されている。つまり、ホッパ内の粉体は開口部からケーシング内の軸方向中央部に供給され、その粉体は一対のスクリューフィーダによって軸方向中央部から両端側へ移動してケーシング内全体にわたって均一な量で広がり、散布口から粉体をオーバーフローさせて路面に散布する構造である。
本発明の第1の実施の形態による安定材散布装置の概要を示す一部破断側面図である。 図1に示す安定材散布装置を後方から見た図である。 本発明の第2の実施の形態による安定材散布装置の概要を示す一部破断側面図である。 図3に示す安定材散布装置を後方から見た図である。 本発明の第3の実施の形態による安定材散布装置の概要を示す一部破断側面図である。 図5に示す安定材散布装置を後方から見た図である。 本発明の第4の実施の形態による安定材散布装置の概要を示す一部破断側面図である。 図7に示す安定材散布装置を後方から見た図である。
符号の説明
1 安定材散布装置(粉体散布装置)
2 車両
6 収容タンク
6a 排出口
6c 底面
11 開閉機構
11a 開閉ゲート
12 ホッパ
12a 投入口
12c 下端部内側
12d 散布口
13 ロータリーフィーダ(回転式排出装置)
14 供給量調整機構
15、15A、15B レベルセンサ
16 出力部
17 駆動制御部
18 タンク傾斜制御部
19 カバー体(飛散防止カバー)
21 スクリューフィーダ(排出機構)
22 排出ゲート(開閉機構)
23 キャンバス
24 噴出口
25 エア供給管
29 圧縮空気
30 圧送管
30b 排出口(排出部)
31 開閉バルブ(開閉機構)
G 路面

Claims (10)

  1. 走行車両に粉体の収容タンクを搭載し、前記収容タンクには開閉機構を備えた排出部を設け、その排出部から粉体を排出して路面に散布する粉体散布装置であって、
    前記収容タンクの後端部に設けられ、前記収容タンクから排出された前記粉体を受け入れるとともに、下端部が開口した散布口を前記路面に近接させたホッパと、
    前記ホッパの下端部内側に設けられていて、前記ホッパ内の粉体を前記散布口から前記路面に散布するための回転式排出装置と、
    前記ホッパ内の粉体量に連動して、前記収容タンクから前記ホッパ内に供給される粉体量を調整するための供給量調整機構と、
    を備えていることを特徴とする粉体散布装置。
  2. 前記供給量調整機構は、前記ホッパ内の粉体量を検知するレベルセンサを備え、そのレベルセンサで検知して得られた粉体量情報に基づいて前記開閉機構を制御する構成であることを特徴とする請求項1に記載の粉体散布装置。
  3. 前記収容タンクは、前記走行車両の後端部を中心にして上下方向に回動することで傾斜可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の粉体散布装置。
  4. 前記収容タンクは、粉体排出開始時から設定時間経過後に前記ホッパ内の粉体が設定量に達しないときに、傾斜される構成となっていることを特徴とする請求項3に記載の粉体散布装置。
  5. 前記収容タンクには、その内部の粉体を積極的に前記排出部から排出させる排出機構が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の粉体散布装置。
  6. 前記排出機構は、前記開閉機構に連動して駆動することを特徴とする請求項5に記載の粉体散布装置。
  7. 前記排出機構は、前記収容タンク内の底部に配置されるとともに、排出ゲートが前記ホッパの投入口上に配置されたスクリューフィーダであることを特徴とする請求項5又は6に記載の粉体散布装置。
  8. 前記排出機構は、前記収容タンクの底面から該収容タンク内に圧縮空気を供給し、その圧縮空気と粉体とを混合させる構成であることを特徴とする請求項5又は6に記載の粉体散布装置。
  9. 前記収容タンクには、一端が前記収容タンク内に配置されるとともに、他端が前記ホッパの投入口上に配置され、前記圧縮空気を前記他端の排出口側に流通させることで前記粉体を移送する圧送管が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の粉体散布装置。
  10. 前記排出部と前記ホッパとの間には、その間の領域を覆う飛散防止カバーが設けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の粉体散布装置。
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