JP2009255943A - 縦形製袋充填包装機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 包装袋の横シール部に製品の噛み込みを生じさせず、かつ包装フィルムにガセットを確実に形成することができる縦形製袋充填包装機の提供
【解決手段】 縦形製袋充填包装機は、製袋筒3の下端を角筒状に形成するとともに、筒状の包装フィルムFに対し、その両側部の厚さ方向中央位置をそれぞれ内側に折り込む一対のガセット折り込み部材10を備えている。各ガセット折り込み部材10は、筒状の包装フィルムFに対し、その一側部の厚さ方向中央位置を、上下方向に所定長さにわたって内側へ押し込む中央折り部11と、中央折り部11によって押し込まれる包装フィルムFの側部中央線Fcの上端に任意の仮想点を設定し、この仮想点と製袋筒の下端側面における厚さ方向の両角部とを結ぶ稜線部分を折り込む稜線折り部12と、を備えている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ガセット付きの包装袋を製袋し、その袋内に製品を充填する構成を備えた縦形製袋充填包装機に関する。
図9に示すようなガセット付きの包装袋を形成する縦形製袋充填包装機としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。ガセットとは、周知のとおり、包装袋の両側面に形成した折り込みである。特許文献1の縦形製袋充填包装機は、同文献の第1図(a)に示すように、包材フィルム(1)を筒状に折り上げる円筒(2b)と、包材フィルム(1)の両縁(1a)を縦シールする縦シーラー(3)と、包装筒(5)を下方に繰り出す紙引きベルト(16)と、袋部分の上端と下端をシールする横二条シーラー(6、7)とを備えている。また、この製袋充填包装機は、横二条シーラー(6、7)よりも若干上に中央に向かって近接・隔離自在なガセット爪(14、15)が設けられ、このガセット爪(14、15)に対応する円筒(2b)の下端左右位置には、裏板(12)がそれぞれ二枚垂下してある。
なお、括弧内の符号は、特許文献1に記載された各構成要素を示す符号である。
特許文献1の裏板(12)は張力付与部材であり、包装筒(5)にガセットを折り込むとき、下方へ繰り出される包材フィルム(1)に対して、内側から任意の形状維持力を与えるように機能する。特許文献1の製袋充填包装機は、二枚の裏板(12)の間にガセット爪(14、15)を入り込ませることで、包装袋にガセット(17)を形成している。
特許第2673246号公報
さて、特許文献1の製袋充填包装機では、同文献の第1図(c)に示すように、裏板(12)が包装筒(5)内に垂下した状態で製品を包装袋内へ充填することになる。しかし、例えば、製品が粉状物の場合、裏板(12)が包装筒(5)内に存在したまま製品を充填すると、この裏板(12)に粉状物が付着して残留することがあった。このように、裏板(12)に付着した粉状物(製品)は、包装袋を横シールしたときのタイミングで落下することがあり、この場合、包装袋の横シール部に粉状物が噛み込んでしまい、包装不良が生じることがあった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、筒状の包装フィルムの内側に裏板等の張力付与部材を配置せずに、包装袋へガセットを適正に形成することができる縦形製袋充填包装機の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、帯状の包装フィルムを製袋筒の表面に巻き付け筒状に成形し、更に製袋筒の下方位置で筒状の包装フィルムを横シールして包装袋を形成するとともに、当該包装袋に製品を充填する構成を備えた縦形製袋充填包装機において、
製袋筒の下端を角筒状に形成するとともに、
筒状の包装フィルムに対し、その両側部の厚さ方向中央位置をそれぞれ内側に折り込む一対のガセット折り込み手段を備え、
各ガセット折り込み手段は、
筒状の包装フィルムに対し、その一側部の厚さ方向中央位置を、上下方向に所定長さにわたって内側へ押し込む中央折り部と、
中央折り部によって押し込まれる包装フィルムの側部中央線の上端またはその上方位置に任意の仮想点を設定し、この仮想点と製袋筒の下端側面における厚さ方向の両角部とを結ぶ稜線部分を折り込む稜線折り部と、
を備えたことを特徴とする。
かかる構成によれば、中央折り部を包装フィルムの一側部の厚さ方向中央位置に押し込むことで生じる側部中央線と角筒状の包装フィルムの外形線とを結ぶ折れ線が、仮想点と製袋筒の両角部とを結ぶ稜線部分となり、均等にガセットを折り込むことができ、綺麗に折り込まれた品質の高い包装袋を形成することができる。
また、この中央折り部及び稜線折り部は、筒状の包装フィルムの外側から内側に折り込むため、包装フィルムの内側に裏板等の張力付与部材を設けずに済み、充填する製品の当該張力付与部材への付着の問題を解消できる。このため、張力付与部材に付着した製品の落下による横シール部への噛み込みがなくなり、製品入りの包装袋を歩留りよく生産することができる。
また、各ガセット折り込み手段は、板金製の部材の側縁又は側面に中央折り部と稜線折り部とが形成してあり、製袋筒の下方へ搬送されてきた筒状の包装フィルムに向かって、両側方から移動してくる構成とすることができる。
このように板金製の部材を用いることで、ガセット折り込み部材を容易に加工することができ、装置の製作コストの低価格化を実現できる。しかも、包装袋の形状に合わせてガセット折り込み部材を容易に加工することができ、各種形状の包装袋へ容易に対応可能となる。
さらに、ガセット折り込み手段は、中央折り部の上端と、稜線折り部の下端とが連結されており、かつ当該連結部は角部のない曲線状に形成されていることが好ましい。このように連結部が曲線状に形成されていることで、ガセット折り込み部材が包装フィルムに当接したときに、連結部を包装フィルムに対し局所的に押し込むことがなく、包装フィルムを傷つけるおそれがなくなる。
また、製品充填時に、包装袋の次サイクルでの被横シール部位に製品が付着することを防止するために、包装フィルムの次サイクルでの被横シール部位がおかれる位置よりも下方に、製品落下口を設けることが好ましい。これにより包装フィルムの横シール時に、製品が横シール部に噛み込むおそれがなくなり、包装袋を歩留りよく形成することができる。
以上、本発明によれば、ガセット折り込み部材を筒状の包装フィルムに押し込むことで、包装フィルムにガセットを形成することができる。したがって、筒状の包装フィルムの内側に裏板等の張力付与部材を配置する必要がなく、その結果、張力付与部材に付着した製品が横シール時に落下してこれを噛み込んでしまう不都合がなく、生産性が向上する。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図8は、本発明の実施形態に係る縦形製袋充填包装機を説明するための図であり、図1は、縦形製袋充填包装機の全体構成を示す斜視図である。また図2は、縦形製袋充填包装機の製袋筒の下端付近を拡大して示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
図1及び図2に示すように、縦形製袋充填包装機は、リール1、フォーマ2、製袋筒3、充填筒4、繰出しベルト5、縦シーラ6、横シーラ7を含む構成である。また本実施形態の縦形製袋充填包装機は、ガセット付きの包装袋を形成するための構成要素として、ガセット折り込み部材(ガセット折り込み手段)10を備えている。
縦形製袋充填包装機は、図1に示すように、帯状の包装フィルムFを巻いたリール1から、搬送ローラ等により包装フィルムFを繰り出し、所定の搬送経路に沿ってフォーマ2に包装フィルムFを搬送する。フォーマ2は、製袋筒3の上方位置に設けてあり、搬送されてきた帯状の包装フィルムFを筒状になるように折り込む。
本実施形態では、製袋筒3は、フォーマ2の内部を上下方向に延びる円筒状の部材であり、下端を角筒形状に形成してある。筒状に折り込まれた包装フィルムFは、フォーマ2から製袋筒3の表面に巻きつけられて下方に搬送される。包装フィルムFは、角筒形状の下端を通過することで、角筒状に成形される。また製袋筒3の内部には、製品を搬送する充填筒4が軸方向に延びている。充填筒4は、包装袋に充填する製品を図示しないホッパーから筒内を通して下方に搬送する構成である。
さらに、製袋筒3の側方には、繰出しベルト5及び縦シーラ6が設けてられている。繰出しベルト5は、駆動源(図示せず)によりベルトを駆動し包装フィルムFを下方に搬送する。一方、縦シーラ6は製袋筒3に巻き付けられた包装フィルムFの両端部を合掌して、その合掌部分を熱シールし筒状の包装フィルムFに成形する。
この製袋筒3の下方には、一対の横シーラ7が包装フィルムFの搬送経路を挟んで対向して設けてある。横シーラ7は、筒状の包装フィルムFを挟み込んで幅方向に熱シール(横シール)して包装袋100を形成する。包装袋100の形成は、まず包装袋100の底部側を横シールし、次に充填筒4から製品を充填して、この充填後に包装袋100を下方に繰り出し上部側を横シールして密封し、横シーラ7内のカッター7aによって切断することで完成する。
ここで、本実施形態の縦形製袋充填包装機は、図9(b)に示すガセット付きの角底袋を形成する装置となっている。縦形製袋充填包装機は、この角底袋を形成するため、一対の横シーラ7の上部に、同じく一対の三角シーラ8を設けている。各三角シーラ8は、他方の三角シーラ8と対向する面に、シール用ヒータ8aが逆ハの字形状に設けられている(図2(a)参照)。各三角シーラ8は、横シーラ7が横シールする際に、ともに移動して包装フィルムFを挟み込み、包装袋100の底部側の横シール部102からガセットが折り込まれている側方まで斜めに熱シールする。これにより包装袋100はガセット101を挟んで逆ハの字形状のシール部(以下、三角シール部103ともいう)が形成された底部となる。この後、包装袋100内に製品を充填すると、包装袋100の底部に製品が溜まっていき、製品の自重によって底部側のガセットを押し広げることになり、包装袋100の底部は三角シール部103に沿って折り込まれて角底が形成される。
なお、本実施形態の縦形製袋充填包装機は、この三角シーラ8を取り外すことで、図9(a)に示すガセット付きの平袋を容易に形成することができる。
図3は、本実施形態に係る縦形製袋充填包装機のガセット折り込み部材を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。
縦形製袋充填包装機のガセット折り込み部材10は、製袋筒3と、横シーラ7及び三角シーラ8との間に一対で設けられている。図3に示すように、本実施形態では二枚の板金製の部材を貼り合わせてガセット折り込み部材10を形成している。二枚の板金製の部材は、ともに中央部分から斜めに屈曲しており、下部を互いに貼り合わせることで上部が離間した状態となっている。このため、ガセット折り込み部材10は側面から見るとちょうどY字状に形成されている。このようにガセット折り込み部材10は、板金製の部材を用いることで、容易に加工することができる。
図2に示すように、ガセット折り込み部材10は、駆動機構(図示せず)に取り付けられ、横シーラ7及び三角シーラ8の移動方向と直交するように往復移動する。縦形製袋充填包装機は、製袋筒3の下方に繰り出されてきた筒状の包装フィルムFに向かって、ガセット折り込み部材10が両側方から移動し、筒状の包装フィルムFの一側部の厚さ方向中央位置を、上下方向に所定長さにわたって内側へ押し込む構成である。
このため、ガセット折り込み部材10の包装フィルムと対向する板金製の部材の側縁には、中央折り部11と稜線折り部12が形成されている。中央折り部11はY字状の下部側にあたり、稜線折り部12はY字状の上部側にあたる。中央折り部11は稜線折り部12よりも包装フィルム方向(前方)に突出しており、稜線折り部12は中央折り部11の上端の連結部13から後方に傾斜している。
なお、中央折り部11と稜線折り部12の連結部13は角部のない曲線状に形成されている。したがってガセット折り込み部材10が包装フィルムFに当接したときに、連結部13を包装フィルムFに対し局所的に押し込むことがなく、包装フィルムFを傷つけるおそれがない。
また、本実施形態の縦形製袋充填包装機は、横シーラ7の下方にもガセット折り込み部材10と連動する折り込み補助部材20が設けられており、製品充填後の包装袋100の両側部の厚さ方向中央位置をそれぞれ内側に折り込む構成となっている。
図4乃至図7は、本実施形態に係る縦形製袋充填包装機において、ガセット付きの包装袋を折り込む動作を模式的に示す斜視図である。
これらの図に示すように、上記の縦形製袋充填包装機は、横シーラ7及び三角シーラ8の駆動と、ガセット折り込み部材10及び折り込み補助部材20の駆動等を制御することで、ガセット付きの包装袋100を形成することができる。以下に、このガセット付きの包装袋を形成する手順について説明する。
図4(a)に示すように、縦形製袋充填包装機は、筒状の包装フィルムFを製袋筒3から下方に繰り出した後、包装フィルムFの両側部に対し、一対のガセット折り込み部材10を内側へ移動させる。ガセット折り込み部材10は、まず中央折り部11が包装フィルムFの両側部の厚さ方向中央位置に当接し、三角シーラ8上方付近の包装フィルムFを内側へ押し込む。さらにガセット折り込み部材10を押し込んでいくと、中央折り部11の上部側にある稜線折り部12が傾斜にそって包装フィルムFを徐々に折り込んでいく。
図4(b)に示すように、ガセット折り込み部材10の移動が完了した位置では、中央折り部11が包装フィルムFの両側部を最も押し込んだ状態となる。したがって、ガセット折り込み部材10の移動量を調整することで、包装袋100に形成するガセット101の折り込み量を変えることができる。
また、ガセット折り込み部材10の移動が完了した位置では、中央折り部11を包装フィルムFの一側部の厚さ方向中央位置に押し込むことで生じる側部中央線Fcと角筒状の包装フィルムFの外形線とを結ぶ折れ線が、仮想点と製袋筒3の両角部とを結ぶ稜線部分Feとなり、均等にガセット101を折り込むことができる。このようにしてガセット折り込み部材10がガセット101を折り込むことで、綺麗に折り込まれた品質の高い包装袋100を形成することができる。
縦形製袋充填包装機は、上記のようにガセット折り込み部材10を押し込んだ状態にて、横シーラ7及び三角シーラ8を筒状の包装フィルムFに向かって移動させ、この包装フィルムFを挟み込んで熱シールする(図5(a)参照)。これにより筒状の包装フィルムFは、底部側の横シール部102及び三角シール部103が形成されるともに、上部側が開口した包装袋100となる(図5(b)参照)。
図6(a)に示すように、熱シール後、縦形製袋充填包装機はガセット折り込み部材10と、横シーラ7及び三角シーラ8とを元の位置に戻し、上部側が開口した包装袋100に製品の充填を開始する。三角シール部103が形成された包装袋100は、製品が充填されていくと、製品の自重によって、包装袋100の側部と三角シール部103が交わる角部を押し広げることになり、角底の包装袋を形成する(図6(b)参照)。
ここで、本実施形態の縦形製袋充填包装機は、図2(b)に示すように、製品充填時に、包装フィルムFの次サイクルでの被横シール部位102aがおかれる位置よりも下方に、充填筒4の吐出口(製品落下口)4aを設けた構成となっている。このように構成することで、製品充填時に、包装袋100の次サイクルでの被横シール部位102aに製品が付着することを防止することができる。よって、包装フィルムFの横シール時に、製品が横シール部に噛み込むおそれがなくなり、包装袋100を歩留りよく形成することができる。
なお図2中では、被横シール部位102aのおかれる位置が、製袋筒3の下端開口部よりも上方にあるが、この位置は充填筒4の吐出口4aよりも上方であれば製袋筒3の下端開口部より下方であっても構わない。ただし、製袋筒3によって直接製品を搬送する構成(すなわち充填筒4を備えていない)の縦形製袋充填包装機は、製袋筒3の下端開口部が製品落下口となるため、被横シール部位102aがおかれる位置よりも下方に、製袋筒3の下端開口部が延出している必要がある。
図6(b)に示すように、縦形製袋充填包装機は、製品の充填後、包装フィルムFを下方に繰り出して、横シーラ7の下方に包装袋100を移動させる。そして図7(a)に示すように、包装袋100の両側部に対し、一対の折り込み補助部材20を内側へ移動させる。包装袋100は、上部側の両側部に折り込み補助部材20が押し込まれることで、この上部側にガセット101が確実に形成されることになる。
その後、図7(b)に示すように、縦形製袋充填包装機は、横シーラ7を再移動して包装袋100の上部側の横シール部102を挟み込んで熱シールし、横シーラ7に付設したカッター7aにより熱シールのほぼ中央を切断する。これにより製品が充填されたガセット付きの角底袋が完成する。
以上のように、本実施形態のガセット折り込み部材10は、中央折り部11及び稜線折り部12が筒状の包装フィルムFを外側から内側に押し込むことで、ガセット101を包装袋100に確実に形成することができる。したがって、縦形製袋充填包装機は、特許文献1に示されるように内側に裏板等の張力付与部材を設けずにすみ、充填する製品の付着をなくすことができる。このため、付着物による横シール部102の噛み込みがなくなり、包装袋100を歩留りよく形成することができる。
図8は、本発明に係るガセット折り込み部材の変形例を示す展開図である。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例や応用例をもって構成することもできる。例えば、本実施形態では、ガセット折り込み部材10の中央折り部11の上端と稜線折り部12の下端を連結部13で連結する構成としたが、図8(a)に示すように、中央折り部11と稜線折り部12は連結していなくてもよい。このように連結部13がなくても、中央折り部11が包装フィルムFの厚さ方向中央位置の下部側を押し込んだ際に、中央折り部11の上方位置に仮想点を設定することができ、稜線折り部12はこの仮想点と製袋筒3の下端側面における厚さ方向の両角部とを結ぶ稜線部分Feを支持することができる。
なお、ガセット折り込み部材10は、図8(b)に示すように、稜線折り部12を平面としてもよい。このように稜線折り部12を平面としても、その縁部によって包装フィルムFの稜線部分Feを支持することが可能である。
本実施形態に係る縦形製袋充填包装機の全体構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る縦形製袋充填包装機の製袋筒の下端付近を拡大して示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本実施形態に係る縦形製袋充填包装機のガセット折り込み部材を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本実施形態に係る縦形製袋充填包装機においてガセット付きの包装袋を折り込む動作を模式的に示す斜視図である。 本実施形態に係る縦形製袋充填包装機においてガセット付きの包装袋を折り込む動作を模式的に示す斜視図である。 本実施形態に係る縦形製袋充填包装機においてガセット付きの包装袋を折り込む動作を模式的に示す斜視図である。 本実施形態に係る縦形製袋充填包装機においてガセット付きの包装袋を折り込む動作を模式的に示す斜視図である。 本発明に係るガセット折り込み部材の変形例を示す展開図である。 本発明に係るガセット付きの包装袋を模式的に示す斜視図であり、(a)はガセット付き平袋、(b)ガセット付き角底袋である。
符号の説明
1:リール、2:フォーマ、3:製袋筒、4:充填筒、4a:吐出口、5:繰出しベルト、6:縦シーラ、7:横シーラ、7a:カッター、8:三角シーラ、8a:シール用ヒータ、
10:ガセット折り込み部材、11:中央折り部、12:稜線折り部、13:連結部、
20:折り込み補助部材、
100:包装袋、101:ガセット、102:横シール部、102a:被横シール部位、103:三角シール部、
F:包装フィルム、Fc:側部中央線、Fe:稜線部分

Claims (4)

  1. 帯状の包装フィルムを製袋筒の表面に巻き付け筒状に成形し、更に前記製袋筒の下方位置で筒状の包装フィルムを横シールして包装袋を形成するとともに、当該包装袋に製品を充填する構成を備えた縦形製袋充填包装機において、
    前記製袋筒の下端を角筒状に形成するとともに、
    前記筒状の包装フィルムに対し、その両側部の厚さ方向中央位置をそれぞれ内側に折り込む一対のガセット折り込み手段を備え、
    前記各ガセット折り込み手段は、
    前記筒状の包装フィルムに対し、その一側部の厚さ方向中央位置を、上下方向に所定長さにわたって内側へ押し込む中央折り部と、
    前記中央折り部によって押し込まれる包装フィルムの側部中央線の上端またはその上方位置に任意の仮想点を設定し、この仮想点と前記製袋筒の下端側面における厚さ方向の両角部とを結ぶ稜線部分を折り込む稜線折り部と、
    を備えたことを特徴とする縦形製袋充填包装機。
  2. 前記各ガセット折り込み手段は、板金製の部材の側縁又は側面に前記中央折り部と稜線折り部とが形成してあり、前記製袋筒の下方へ搬送されてきた筒状の包装フィルムに向かって、両側方から移動してくる構成であることを特徴とする請求項1の縦形製袋充填包装機。
  3. 前記ガセット折り込み手段は、
    前記中央折り部の上端と、前記稜線折り部の下端とが連結されており、かつ当該連結部は角部のない曲線状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2の縦形製袋充填包装機。
  4. 製品充填時に、包装フィルムの次サイクルでの被横シール部位がおかれる位置よりも下方に、製品落下口を設けたことを特徴とする縦形製袋充填包装機。
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