JP2009254777A - 人工血管又は血液通管の接続ユニット及び接続構造 - Google Patents

人工血管又は血液通管の接続ユニット及び接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009254777A
JP2009254777A JP2008186110A JP2008186110A JP2009254777A JP 2009254777 A JP2009254777 A JP 2009254777A JP 2008186110 A JP2008186110 A JP 2008186110A JP 2008186110 A JP2008186110 A JP 2008186110A JP 2009254777 A JP2009254777 A JP 2009254777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood vessel
connection
artificial blood
artificial
connection unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008186110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5288374B2 (ja
Inventor
Nobumasa Katagiri
伸将 片桐
Eisuke Tatsumi
英介 巽
Yoshiyuki Taenaka
義之 妙中
Yasushi Nemoto
泰 根本
Yoshihiro Okamoto
吉弘 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAT CARDIOVASCULAR CT
Bridgestone Corp
Japan National Cardiovascular Center
Original Assignee
NAT CARDIOVASCULAR CT
Bridgestone Corp
Japan National Cardiovascular Center
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAT CARDIOVASCULAR CT, Bridgestone Corp, Japan National Cardiovascular Center filed Critical NAT CARDIOVASCULAR CT
Priority to JP2008186110A priority Critical patent/JP5288374B2/ja
Publication of JP2009254777A publication Critical patent/JP2009254777A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5288374B2 publication Critical patent/JP5288374B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Abstract

【課題】接続部に段差が生じて血栓が発生することを防止することができると共に、人工血管や人の指を損傷することを防止することができる接続ユニットと、この接続ユニットに人工血管を接続した人工血管の接続構造を提供する。
【解決手段】カニューレ10の被外嵌部11の外周面は、先端側に向って縮径している。ナット20は雌螺子部22と、押圧部21とを有している。押圧部21の内周面は、先端側に向って縮径している。被外嵌部11に人工血管30の先端部を外嵌させ、次いで、雄螺子部12にナット20を螺合させる。人工血管30のうち被外嵌部11の直近部分が、被外嵌部11の先端11fから突出した押圧部21によって押圧されて縮径する。これにより、人工血管30の内周面30aが被外嵌部11の内周面と略面一状となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、管状の人工血管又は血液通管端部を、継手やカニューレとなる接続部材の管状接続口に対して、ナットを用いて接続するようにした、接続部材及びナットよりなる接続ユニットと、この接続ユニットに人工血管又は血液通管を接続した接続構造に関する。詳しくは、抗血栓性に優れた人工血管又は血液通管の接続ユニット及び接続構造に関する。
心疾患の治療の一つとして、補助人工心臓装置や人工心肺補助装置を用いた慢性的な心機能補助が行われている。慢性的な心機能補助を行う場合、患者の生体血管に縫合された人工血管と装置との接続や、心臓に挿入したカニューレと装置とを柔軟に繋ぐために人工血管によるバイパス回路との接続が必要となる。これらの接続部位において、各種の人工血管接続構造が用いられている。
図4及び図5(a),(b)は、特許文献1(独国特許出願公開第10108813A1号公報)のFig.1〜3に記載された人工血管接続構造を示す図である。この人工血管接続構造では、血液ポンプ105にベント113を介して管体114が接続されている。この管体114の途中部分は大径部となっており、この大径部の外周に雄螺子124が設けられている。管体114の先端部は、先端ほど小径となるテーパ部116となっている。
人工血管112を管体114に接続するには、まず該人工血管112の端部にスリーブ117及びユニオンナット120を外嵌させる。このスリーブ117には、ユニオンナット120の先端の鍔部120aが係合するフランジ129が設けられている。
人工血管112の端部を管体114のテーパ部116に外嵌めした後、ユニオンナット120の雌螺子127を雄螺子124に螺じ込むことにより、人工血管112が管体114に接続される。
この図4,5の人工血管接続構造にあっては、テーパ部116の先端の肉厚が極めて小さくなっている。そのため、管体114の内周面から人工血管104の内周面にかけて、滑らかな面一状となっており、両者の境界に段差は殆どない。従って、この段差に起因した血栓の発生が防止される。
独国特許出願公開第10108813A1号公報
図4,5に示す人工血管接続構造にあっては、テーパ部116の先端が刃物の如く尖鋭になっているため、螺子込む際や、人工血管が柔軟に動く際に人工血管内面に傷を付けたり、操作者の手指が当たると切り傷が生じるおそれがある。
本発明は、人工血管又は血液通管や操作者、術者の手指を損傷することを防止すると共に、人工血管又は血液通管と接続ユニットとの接続部において、内周面に段差が生じて血栓が発生することを防止することができる人工血管又は血液通管の接続ユニットと、この接続ユニットに人工血管又は血液通管を接続した接続構造を提供することを目的とする。
請求項1の人工血管又は血液通管の接続ユニットは、人工血管又は血液通管の先端部を接続部材の管状の接続口に外嵌させ、この人工血管又は血液通管の先端部の外周を包囲体で包囲して該人工血管又は血液通管を該接続部材に接続する用途に用いられる、該接続部材及び包囲体よりなる接続ユニットであって、該包囲体の一部は、該接続口に装着された状態において該接続口の先端よりも前方に延出する延出部となっており、該延出部は、人工血管又は血液通管の内径を該接続口の先端の外径よりも小さくする口径を有することを特徴とする。
請求項2の人工血管又は血液通管の接続ユニットは、請求項1において、前記包囲体と前記接続部材とを係止する係止手段を有することを特徴とするものである。
請求項3の人工血管又は血液通管の接続ユニットは、請求項1において、前記包囲体はナットであることを特徴とするものである。
請求項4の人工血管又は血液通管の接続ユニットは、請求項3において、該接続口は、該人工血管又は血液通管の先端部が外嵌される被外嵌部と、該被外嵌部に同軸状に連なり、外周面に螺子溝が刻設された雄螺子部とを有しており、前記ナットは、内周面に螺子溝が刻設されており、該雄螺子部と螺合する雌螺子部と、該雌螺子部に同軸状に連なる押圧部とを有しており、該押圧部のナット軸心方向の先端側が前記延出部となっていることを特徴とするものである。
請求項5の人工血管又は血液通管の接続ユニットは、請求項4において、前記被外嵌部の外周面及び前記押圧部の内周面は、先端側に向って縮径していることを特徴とするものである。
請求項6の人工血管又は血液通管の接続ユニットは、請求項1ないし5のいずれか1項において、前記接続口の先端の肉厚は10〜300μmであることを特徴とするものである。
請求項7の人工血管又は血液通管の接続ユニットは、請求項1ないし6のいずれか1項において、該接続部材はカニューレであることを特徴とするものである。
請求項8の人工血管又は血液通管の接続ユニットは、請求項1ないし6のいずれか1項において、該接続部材は継手部材であることを特徴とするものである。
請求項9の人工血管又は血液通管の接続ユニットは、請求項1ないし8のいずれか1項において、前記接続部材の接続口の外周面に、前記人工血管又は血液通管を係止するための係止部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項10の人工血管の接続ユニットは、請求項1ないし9のいずれか1項の接続ユニットよりなるものである。
請求項11の人工血管の接続ユニットは、請求項10において、該人工血管が軟質ポーラス樹脂よりなることを特徴とするものである。
請求項12の人工血管の接続ユニットは、請求項11において、該軟質ポーラス樹脂がe−PTFEよりなることを特徴とするものである。
請求項13の血液通管の接続ユニットは、請求項1ないし9のいずれか1項の接続ユニットよりなるものである。
請求項14の血液通管の接続ユニットは、請求項13において、該血液通管が中実樹脂よりなることを特徴とするものである。
請求項15の血液通管の接続ユニットは、請求項13又は14において、前記接続部材が金属よりなることを特徴とするものである。
請求項16の血液通管の接続ユニットは、請求項13ないし15のいずれか1項において、前記包囲体が金属又は硬質樹脂よりなることを特徴とするものである。
請求項17の人工血管の接続構造は、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の接続ユニットに人工血管を接続した構造であって、該人工血管のうち前記接続口の直近部分の内周面と、前記接続口の先端部分の内周面との段差が200μm以下であることを特徴とするものである。
請求項18の血液通管の接続構造は、請求項1〜8,13〜16のいずれか1項に記載の接続ユニットに血液通管を接続した構造であって、該血液通管のうち前記接続口の直近部分の内周面と、前記接続口の先端部分の内周面との段差が200μm以下であることを特徴とするものである。
本発明にあっては、接続部材の接続口に人工血管等(人工血管又は血液通管。以下、同様)および包囲体を装着した状態において、該包囲体の先端側の延出部は、該接続口の先端よりも前方に突出している。この人工血管等のうち該被外嵌部の先端の直近部分において、人工血管等の外周面が該延出部によって押圧され、縮径している。このため、人工血管等の内周面と被外嵌部の先端部分の内周面との段差が小さいものになり、この段差に起因した血栓発生が防止される。
なお、この段差を200μm以下とすることにより、血栓発生の防止に有効となると考えられる。
本発明の一態様に係る人工血管等の接続ユニットによると、接続部材の接続口の先端の肉厚が10μm以上であり、該先端が尖鋭になっていないため、該先端によって人工血管等や人の指が損傷することが防止される。
本発明において、包囲体としてはナットが例示され、接続部材としては、カニューレや継手部材が例示される。
本発明では、接続口の外周面に人工血管又は血液通管を係止するための係止部が設けられていることが好ましい。
人工血管としては軟質ポーラス樹脂が好ましく、とりわけe−PTFEよりなるものが特に好ましい。
血液通管としては中実樹脂よりなるものが好ましい。
血液通管用接続ユニットの場合、包囲体は金属又は硬質樹脂よりなることが好ましい。また、この場合、接続部材は金属製であることが好ましい。
以下に図面を参照して、本発明の人工血管等の接続ユニット及び接続構造の実施の形態を詳細に説明する。
[人工血管の接続ユニット及び接続構造]
第1図は実施の形態に係る人工血管の接続ユニット及び接続構造を説明する断面図、第2図(a)は第1図のII部分(接続口付近)の拡大図、第2図(b)はカニューレ先端の肉厚の説明図である。
第1図の人工血管の接続構造は、カニューレ10の一端側を構成する管状の接続口13に対して人工血管30の先端部を外嵌させ、次いで該接続口13に包囲体としてナット20を装着した構成となっている。このカニューレ10及びナット20により人工血管の接続ユニット1が構成されている。
この接続口13は、略筒形状の被外嵌部11と、この被外嵌部11に同軸状に連なり、外周面に雄螺子が刻設された雄螺子部12とからなる。
この被外嵌部11の外周面は、先端11fに向ってテーパ状に縮径している。この被外嵌部11の先端11fの肉厚t(第2図(b))は、10〜300μm、好ましくは10〜200μmとりわけ10〜100μmである。この被外嵌部11の外周面は、螺子溝が刻設されておらず、おおむね平滑面となっているが、表面を粗くする加工を行っても良い。この表面加工は、人工血管の抜け防止のために被外嵌部11の外周面の摩擦抵抗を上げるためものであり、具体的には、エンボスや縞模様、螺旋模様の微少な孔や溝を配置するものである。中でも、エンボスのような点の孔よりも人工血管が抜ける方向とおおむね直交する方向へ線の溝を配置する縞模様、螺旋模様の加工が好ましい。これらの孔または溝の深さであるが、人工血管の装着操作性と抜け防止の摩擦抵抗を両立するために、10〜100μmであることが好ましい。
このような縞模様、螺旋模様の加工方法としては、被外嵌部11の外周面の旋盤加工の際の送りピッチを粗くすることで容易に設けることが可能である。また、エンボス加工の方法とてはサンドブラストなど当業者に周知の方法で行うことが可能である。
本発明においては、人工血管の抜け防止のために、被外嵌部11の外周面に係止部を設けてもよく、例えば係止部として凸条を周設してもよい。具体的には、後述の段差部11bを形成することにより凸条を周設してもよい。
このナット20は、内周面に螺子溝が刻設された雌螺子部22と、該雌螺子部22に同軸状に連なり、内周面に螺子溝が刻設されていない押圧部21とを有している。押圧部21の内周面は平滑である。必要に応じて、押圧部21の内周面にも被外嵌部11の外周面と同様に摩擦抵抗を上げるための表面加工を行っても良い。ただし、押圧部21は接続の際に動く部品であるため、絞め(締め)易さなどを考慮して当業者の判断により適宜行えば良い。
この押圧部21の内周面は、先端21fに向ってテーパ状に縮径している。被外嵌部11の外周面のテーパ角と、押圧部21の内周面のテーパ角は同一であり、好ましくは5〜10°特に7〜8°程度である。
ナット20をカニューレ10に螺合した状態において、この該押圧部21の内周面と該カニューレ10の被外嵌部11の外周面との間には、人工血管30の肉厚よりも若干の隙間が存在するようにこれら内周面及び外周面の寸法が設定されている。この隙間は人工血管30の肉厚の60〜85%特に65〜75%程度が好適である。人工心臓用の人工血管の肉厚は、通常400〜2000μm程度であり、この場合、上記の隙間は好ましくは150〜400μm程度、特に、250〜350μm程度であることが好ましい。
ナット20をカニューレ10に螺合した状態において、該押圧部21の先端は、被外嵌部11の先端11fよりも接続口13の前方に0.5〜2.5mm、好ましくは1.0〜2.0mm突出している。
このように構成された人工血管の接続ユニット1のカニューレ10に対し、人工血管30を接続する際には、ナット20を外した状態のカニューレ10の被外嵌部11に人工血管30の先端部を外嵌させ、次いで、ナット20を人工血管30に外嵌させ、カニューレ10の雄螺子部12にナット20の雌螺子部22を螺じ込む。これにより、人工血管30の先端部が被外嵌部11及び押圧部21によって挟持される。このようにして、人工血管30がカニューレ10にしっかりと接続される。
カニューレ10にナット20を螺じ込んだ状態において、ナット20の押圧部21の先端21f側は、第2図(a)の通り、カニューレ10の被外嵌部11の先端11fよりも接続口前方に突出する延出部21eとなっている。このため、人工血管30のうち該被外嵌部先端11fの直近部分において、人工血管30の外周面が該延出部21eによって押圧され、人工血管30が縮径している。その結果、第2図(a)の通り、人工血管30の内周面30aと被外嵌部11の先端11f側の内周面との段差が小さいものになり、この段差に起因した血栓発生が防止される。この段差は好ましくは200μm以下であり、より好ましくは150μm以下、とりわけ好ましくは100μm以下である。
また、本実施の形態に係る人工血管の接続ユニット1によると、カニューレ10の被外嵌部11の先端11fにおける肉厚tが10μm以上であるため、人工血管30や操作者及び術者等の指を損傷することが防止される。
上記の実施の形態では、接続部材としてカニューレ10が用いられているが、接続部材はこれに限定されるものではない。
第3図は、接続部材として継手部材10Aを用いた人工血管の接続ユニット1Aを説明する断面図である。
この継手部材10Aの管状の接続口13は、継手部材10Aの一端側に位置する被外嵌部11と、この被外嵌部11に同軸状に連なり、外周面に雄螺子が刻設された雄螺子部12とからなる。この継手部材10Aには、図示しないバイパス回路が繋がっている。
第3図のその他の構成は第1図〜2のものと同様であり、第3図において第1図〜2と同一符号は第1図〜2と同一部分を示している。
第3図の人工血管の接続ユニット1Aにあっても、第1図〜2の人工血管の接続ユニット1と同様に人工血管を接続することができる。すなわち、この継手部材10Aに対し人工血管30を接続する際には、ナット20を外した状態の被外嵌部11に人工血管30の先端部を外嵌させ、次いで、ナット20を人工血管30に外嵌させ、雄螺子部12にナット20の雌螺子部22を螺じ込む。これにより、人工血管30の先端部が被外嵌部11及び押圧部21によって挟持される。
拡大した図示は省略するが、継手部材10Aにナット20を螺じ込んだ状態において、ナット20の押圧部21の先端21f側は、継手部材10Aの被外嵌部11の先端11fよりも接続口前方に突出する延出部21eとなっている。このため、人工血管30のうち該被外嵌部先端11fの直近部分において、人工血管30の外周面が該延出部21eによって押圧され、人工血管30が縮径している。その結果、上記実施の形態と同様に、人工血管30の内周面と被外嵌部11の先端11f側の内周面との段差が小さいものになり、この段差に起因した血栓発生が防止される。この段差は好ましくは200μm以下であり、より好ましくは150μm以下、とりわけ好ましくは100μm以下である。
また、この実施の形態に係る人工血管の接続ユニット1Aにおいても、継手部材10Aの被外嵌部11の先端11fにおける肉厚が10μm以上であり、人工血管30や、操作者及び術者等の指を損傷することが防止される。
[血液通管の接続ユニット及び接続構造]
第6図は実施の形態に係る血液通管の接続ユニット及び接続構造を説明する断面図であり、前記第2図と同様に接続ユニットの接続口付近の拡大断面を示している。
第6図の血液通管の接続構造は、カニューレ10Bの一端側を構成する管状の被外嵌部11に対して血液通管(図示略)の先端部を外嵌させ、次いで雄螺子部12に包囲体としてナット20Bを装着した構成となっている。このカニューレ10B及びナット20Bにより血液通管の接続ユニットが構成されている。
この被外嵌部11の先端11fの肉厚t(第2図(b)参照)は、10〜300μm、好ましくは10〜200μmとりわけ10〜100μmである。この被外嵌部11の外周面は、先端側の第1テーパ部11aと、該第1テーパ部11aの後端に連なる縮径方向の段差部11bと、該段差部11bに連なる第2テーパ部11cとを有している。各テーパ部11a,11cは、接続口の先端側ほど小径となっている。この段差部11bが血液通管の抜けを防止するための係止部となっている。なお、段差部11bの段差の高さは血液通管の肉厚の10〜200%程度が好適である。段差部11bは、被外嵌部11の外周を周回する凸条を形成している。
ナット20Bをカニューレ10Bに螺合した状態において、ナット20Bの該押圧部21の内周面21aと第1テーパ部11aとの間には、血液通管の肉厚と等しいか又はそれよりも若干小さい隙間が存在するようにこれら内周面及び外周面の寸法が設定されている。この隙間は血液通管の肉厚の40〜100%特に60〜80%程度が好適である。血液通管の肉厚は、通常0.5〜2.0μm程度であり、この場合、上記の隙間は好ましくは0.2〜2.0μm程度、特に、0.3〜1.6μm程度であることが好ましい。
ナット20Bをカニューレ10Bに螺合した状態において、該押圧部21の先端は、被外嵌部11の先端11fよりも前方に0.5〜2.5mm、好ましくは1.0〜2.0mm突出している。
このように構成された血液通管用接続ユニットのカニューレ10Bに対し、血液通管を接続する際には、ナット20Bを外した状態のカニューレ10Bの被外嵌部11に前記第2図の人工血管と同じく血液通管の先端部を外嵌させ、次いで、ナット20Bを前記第2図と同じ要領にて血液通管に外嵌させ、カニューレ10Bの雄螺子部12にナット20Bの雌螺子部22を螺じ込む。これにより、血液通管の先端部が被外嵌部11及び押圧部21によって挟持される。このようにして、血液通管がカニューレ10Bにしっかりと接続される。この場合、被外嵌部11の外周面に段差部11bが設けられ、該外周面が楔形断面形状となっているので、血液通管の抜けが防止される。
この実施の形態でも、カニューレ10Bにナット20Bを螺じ込んだ状態において、ナット20Bの押圧部21の先端側は、第6図の通り、カニューレ10Bの被外嵌部11の先端11fよりも前方に突出している。このため、前記第2図(a)の人工血管30の場合と同様に、血液通管のうち該被外嵌部先端11fの直近部分において、血液通管の外周面がナット20Bによって押圧され、縮径する。その結果、前記第2図の人工血管30と同じく、血液通管の内周面と被外嵌部11の先端側の内周面との段差が小さいものになり、この段差に起因した血栓発生が防止される。この段差は好ましくは200μm以下であり、より好ましくは150μm以下、とりわけ好ましくは100μm以下である。
また、本実施の形態に係る血液通管の接続ユニットにおいても、カニューレ10Bの被外嵌部11の先端11fにおける肉厚tが10μm以上であるため、血液通管や操作者及び術者等の指を損傷することが防止される。
第6図の実施の形態では、接続部材としてカニューレ10Bが用いられているが、接続部材は第7図に示す継手部材10Cであってもよい。
この継手部材10Cは、管状であり、その管軸方向の両端側にそれぞれ被外嵌部11が設けられている。被外嵌部11同士の間に雄螺子部12が設けられている。被外嵌部11の外周面は、第6図の場合と同じく、第1テーパ部11a、段差部11b及び第2テーパ部11cにて構成されている。
第7図のその他の構成は第6図と同様であり、第6図と同一符号は同一部分を示している。
第7図の血液通管の接続ユニットにあっては、各被外嵌部11に対し第6図と同様にして血液通管を接続することができる。すなわち、この継手部材10Cに対し血液通管を接続する際には、ナット20Bを外した状態の被外嵌部11に血液通管の先端部を外嵌させ、次いで、ナット20Bを血液通管に外嵌させ、雄螺子部12にナット20Bの雌螺子部22を螺じ込む。これにより、血液通管30の先端部が被外嵌部11及び押圧部21によって挟持される。
この継手部材10Cの各被外嵌部11,11に血液通管を接続することにより、該継手部材10Cを介して血液通管同士を接続することができる。
なお、この継手部材10Cは段差部11bよりなる係止部を備えており、血液通管の接続に用いられるものであるが、第8図に示す継手部材10Dのように各被外嵌部11の外周面をそれぞれ段差部のないテーパ面11d,11eにて構成した場合には、この継手部材10Dによって人工血管同士を接続することができる。
第9図の通り、管軸方向の一半側(図の下側)を第7図のように段差部付きのテーパ面とし、他半側(図の上側)を第8図のように段差部のないテーパ面にて構成した継手部材10Eとしてもよい。この継手部材10Eは、該一半側に血液通管を接続し、該他半側に人工血管を接続するように用いられる。
これらの継手部材10C,10D,10Eに於いても、血液通管又は人工血管の内周面と被外嵌部11の先端11f側の内周面との段差が小さいものになり、この段差に起因した血栓発生が防止される。
また、これらの本実施の形態においても、継手部材10C,10D,10Eの被外嵌部11の先端11fにおける肉厚が10μm以上であり、血液通管又は人工血管や、操作者及び術者等の指を損傷することが防止される。
なお、第6,7,9図の実施の形態においては、1つの接続口に段差部11bが1個だけ設けられているが、2個以上の段差部が設けられてもよい。段差部11bとテーパ面11aとの交差角度は図示のものよりも大きい鈍角であってもよい。
次に、本発明の接続ユニットの構成方法の好適な材料等について説明する。
人工血管の構成材料としては、柔軟な多孔性の樹脂製のものが使用可能で、例えばポリエステル、ポリウレタン、ポリプロピレン、シリコン樹脂、フッ素樹脂のメンブラン、織布、不織布から構成されるもので、特に、e−PTFE(延伸多孔質PTFE)が好適である。接続ユニットが人工血管用の場合、包囲体(ナット)及び継手部材(カニューレ)の構成材料はポリカーボネート、ポリウレタン、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ウレア樹脂、PTFE樹脂などの硬質樹脂が好適である。
血液通管の構成材料としては、可撓性のある中実性(緻密質すなわち気孔を有しない非多孔性)の樹脂製のものが使用可能で、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、シリコン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド、ポリカーボネートなどの樹脂からなるチューブ、特に、ポリ塩化ビニルチューブ、ポリウレタン製チューブが好適である。ポリ塩化ビニル製チューブまたはポリウレタン製チューブの血液通管は、人工心臓、補助人工心臓、人工肺、経皮経管的心肺機能補助装置などの血液循環回路で使用されるものであり、中実性で外径8mm〜20mm径で、肉厚は0.5mm〜2.0mmのものである。e−PTFE製の人工血管と比較すると硬く、潰れないという特徴がある。
接続ユニットが血液通管用の場合、包囲体(ナット等)としてはチタン、SUS、パラジウム合金などの金属のほか、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、フッ素樹脂、芳香族ポリアミドなどの硬質樹脂が好適である。また、接続部材(カニューレ又は継手部材)の構成材料としては上記の金属が好適であるが、上記の硬質樹脂であってもよい。
なお、血液通管が上記のように硬質樹脂よりなる場合、人工血管に比べて非圧縮性であるので、前記第7,8図のように楔形断面形状等の係止部を被外嵌部に設けて抜け止めを図るのが好適である。血液通管が塩化ビニル製チューブまたはポリウレタン製チューブの場合は、0.1mm〜0.2mm程度しか潰すことができない。血液通管は、e−PTFE製人工血管のように切れ易くない。そのため係止部材できつく締めることができる。きつく締める必要があるので、接続部材と係止部材の材質は、強度のある金属製であることが好ましい。
本発明の接続ユニットによる人工血管又は血液通管を用いた生体心臓及び人工心臓との接続例を次に説明する。
生体心臓に対しては人工血管の一端を縫合により接続する。なお、生体心臓に第1図のカニューレ10の刺入端を刺入し、カニューレ10の接続口13側に人工血管を第1図の如く接続してもよい。この人工血管の他端を第9図の継手部材10Eの段差部がない方の接続口に接続する。この継手部材10Eの段差部11b付きの接続口に対し血液通管の一端を接続する。この血液通管の他端を第6図の継手部材10Bの先端に接続する。この継手部材10Bの他端を人工心臓から突出した金属管又は接続口に接続する。
人工心臓の代わりに人工肺、心肺機能補助循環装置などのすべての血液循環装置に対しても同様に接続することができる。
上記の各実施の形態では、包囲体として雌螺子部22を有したナットが用いられているが、雌螺子を有しない環状ないし筒状の部材を用いてもよい。このような雌螺子を有しない包囲体をカニューレ、継手部材等の接続部材に係止させるための係止手段としては、爪による係止、凹凸による係止、接着剤による接着、熱融着などが例示される。
実施の形態に係る人工血管の接続構造1を説明する断面図である。 (a)図は第1図のII部分の拡大図、(b)図はカニューレ先端の拡大断面図である。 継手部材への人工血管の接続構造を説明する断面図である。 従来例に係る人工血管接続構造を示す断面図である。 図4の分解構造を示す断面図である。 血液通管用接続ユニットの断面図である。 血液通管用接続ユニットの断面図である。 人工血管用接続ユニットの断面図である。 人工血管及び血液通管用接続ユニットの断面図である。
符号の説明
1,1A 接続ユニット
10,10B カニューレ
10A,10C,10D 継手部材
11 被外嵌部
11f 被外嵌部の先端
12 雄螺子部
13 接続口
20 包囲体としてのナット
21 押圧部
21e 延出部
22 雌螺子部
30 人工血管

Claims (18)

  1. 人工血管又は血液通管の先端部を接続部材の管状の接続口に外嵌させ、この人工血管又は血液通管の先端部の外周を包囲体で包囲して該人工血管又は血液通管を該接続部材に接続する用途に用いられる、該接続部材及び包囲体よりなる接続ユニットであって、
    該包囲体の一部は、該接続口に装着された状態において該接続口の先端よりも前方に延出する延出部となっており、
    該延出部は、人工血管又は血液通管の内径を該接続口の先端の外径よりも小さくする口径を有することを特徴とする人工血管又は血液通管の接続ユニット。
  2. 請求項1において、前記包囲体と前記接続部材とを係止する係止手段を有することを特徴とする人工血管又は血液通管の接続ユニット。
  3. 請求項1において、前記包囲体はナットであることを特徴とする人工血管又は血液通管の接続ユニット。
  4. 請求項3において、該接続口は、該人工血管又は血液通管の先端部が外嵌される被外嵌部と、該被外嵌部に同軸状に連なり、外周面に螺子溝が刻設された雄螺子部とを有しており、
    前記ナットは、内周面に螺子溝が刻設されており、該雄螺子部と螺合する雌螺子部と、該雌螺子部に同軸状に連なる押圧部とを有しており、
    該押圧部のナット軸心方向の先端側が前記延出部となっていることを特徴とする人工血管又は血液通管の接続ユニット。
  5. 請求項4において、前記被外嵌部の外周面及び前記押圧部の内周面は、先端側に向って縮径していることを特徴とする人工血管又は血液通管の接続ユニット。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、前記接続口の先端の肉厚は10〜300μmであることを特徴とする人工血管又は血液通管の接続ユニット。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項において、該接続部材はカニューレであることを特徴とする人工血管又は血液通管の接続ユニット。
  8. 請求項1ないし6のいずれか1項において、該接続部材は継手部材であることを特徴とする人工血管又は血液通管の接続ユニット。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項において、前記接続部材の接続口の外周面に、前記人工血管又は血液通管を係止するための係止部が設けられていることを特徴とする人工血管又は血液通管の接続ユニット。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項の接続ユニットよりなる人工血管の接続ユニット。
  11. 請求項10において、該人工血管が軟質ポーラス樹脂よりなることを特徴とする人工血管の接続ユニット。
  12. 請求項11において、該軟質ポーラス樹脂がe−PTFEよりなることを特徴とする人工血管の接続ユニット。
  13. 請求項1ないし9のいずれか1項の接続ユニットよりなる、血液通管の接続ユニット。
  14. 請求項13において、該血液通管が中実樹脂よりなることを特徴とする血液通管の接続ユニット。
  15. 請求項13又は14において、前記接続部材が金属よりなることを特徴とする血液通管の接続ユニット。
  16. 請求項13ないし15のいずれか1項において、前記包囲体が金属又は硬質樹脂よりなることを特徴とする血液通管の接続ユニット。
  17. 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の接続ユニットに人工血管を接続した構造であって、
    該人工血管のうち前記接続口の直近部分の内周面と、前記接続口の先端部分の内周面との段差が200μm以下であることを特徴とする人工血管の接続構造。
  18. 請求項1〜8,13〜16のいずれか1項に記載の接続ユニットに血液通管を接続した構造であって、
    該血液通管のうち前記接続口の直近部分の内周面と、前記接続口の先端部分の内周面との段差が200μm以下であることを特徴とする血液通管の接続構造。
JP2008186110A 2007-07-19 2008-07-17 人工血管又は血液通管の接続ユニット及び接続構造 Expired - Fee Related JP5288374B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008186110A JP5288374B2 (ja) 2007-07-19 2008-07-17 人工血管又は血液通管の接続ユニット及び接続構造

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007188467 2007-07-19
JP2007188467 2007-07-19
JP2008071744 2008-03-19
JP2008071744 2008-03-19
JP2008186110A JP5288374B2 (ja) 2007-07-19 2008-07-17 人工血管又は血液通管の接続ユニット及び接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009254777A true JP2009254777A (ja) 2009-11-05
JP5288374B2 JP5288374B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=41382976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008186110A Expired - Fee Related JP5288374B2 (ja) 2007-07-19 2008-07-17 人工血管又は血液通管の接続ユニット及び接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5288374B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105813603A (zh) * 2013-12-27 2016-07-27 株式会社太阳医疗技术研究所 人工血管连接件及人工血管单元
WO2016194895A1 (ja) * 2015-06-02 2016-12-08 株式会社Adeka 生体由来組織のシート、該シートから得られる管状構造体及び該管状構造体からなる人工血管
CN110215396A (zh) * 2019-07-09 2019-09-10 河北晟泰生物科技有限公司 血液或氧气进出管与血液容器膜体的垂直连接装置
CN113008509A (zh) * 2019-12-20 2021-06-22 天津大学 一种血管加载装置
CN117298440A (zh) * 2023-11-28 2023-12-29 苏州同心医疗科技股份有限公司 血泵出口连接结构

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6383493A (ja) * 1986-06-30 1988-04-14 シンコ−電器株式会社 プラスチツク製継手のシ−ル機構
JPH03126463A (ja) * 1989-10-12 1991-05-29 Toyobo Co Ltd 人工心臓用コネクター
DE10108813A1 (de) * 2001-02-16 2002-09-05 Berlin Heart Ag Kanülenverbinder zur Kopplung eines Blutpumpenausganges mit einer Auslaßkanüle
DE20307410U1 (de) * 2002-06-24 2003-07-31 Berlin Heart Ag Vorrichtung zum Verbinden von einer aus flexiblen Material bestehenden Kanüle mit einem Rohr
JP2005124859A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 San Medical Gijutsu Kenkyusho:Kk 人工血管システム、接続補助具及び血液ポンプシステム
WO2005049129A1 (ja) * 2003-11-20 2005-06-02 Jms Co., Ltd. コネクタ及び接続構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6383493A (ja) * 1986-06-30 1988-04-14 シンコ−電器株式会社 プラスチツク製継手のシ−ル機構
JPH03126463A (ja) * 1989-10-12 1991-05-29 Toyobo Co Ltd 人工心臓用コネクター
DE10108813A1 (de) * 2001-02-16 2002-09-05 Berlin Heart Ag Kanülenverbinder zur Kopplung eines Blutpumpenausganges mit einer Auslaßkanüle
DE20307410U1 (de) * 2002-06-24 2003-07-31 Berlin Heart Ag Vorrichtung zum Verbinden von einer aus flexiblen Material bestehenden Kanüle mit einem Rohr
JP2005124859A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 San Medical Gijutsu Kenkyusho:Kk 人工血管システム、接続補助具及び血液ポンプシステム
WO2005049129A1 (ja) * 2003-11-20 2005-06-02 Jms Co., Ltd. コネクタ及び接続構造

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105813603A (zh) * 2013-12-27 2016-07-27 株式会社太阳医疗技术研究所 人工血管连接件及人工血管单元
WO2016194895A1 (ja) * 2015-06-02 2016-12-08 株式会社Adeka 生体由来組織のシート、該シートから得られる管状構造体及び該管状構造体からなる人工血管
CN107708612A (zh) * 2015-06-02 2018-02-16 株式会社Adeka 源自生物体的组织的片材、由该片材得到的管状结构体以及包含该管状结构体的人工血管
JPWO2016194895A1 (ja) * 2015-06-02 2018-03-22 株式会社Adeka 生体由来組織のシート、該シートから得られる管状構造体及び該管状構造体からなる人工血管
JP2020185432A (ja) * 2015-06-02 2020-11-19 株式会社Adeka 生体由来組織のシート、該シートから得られる管状構造体及び該管状構造体からなる人工血管
JP7026175B2 (ja) 2015-06-02 2022-02-25 株式会社Adeka 生体由来組織のシート、該シートから得られる管状構造体及び該管状構造体からなる人工血管
CN110215396A (zh) * 2019-07-09 2019-09-10 河北晟泰生物科技有限公司 血液或氧气进出管与血液容器膜体的垂直连接装置
CN113008509A (zh) * 2019-12-20 2021-06-22 天津大学 一种血管加载装置
CN117298440A (zh) * 2023-11-28 2023-12-29 苏州同心医疗科技股份有限公司 血泵出口连接结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP5288374B2 (ja) 2013-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5288374B2 (ja) 人工血管又は血液通管の接続ユニット及び接続構造
US6508781B1 (en) Ultrasonic ablation catheter transmission wire connector assembly
US11712259B2 (en) Linearly actuatable catheters, systems, and methods
JP3456241B2 (ja) ロック型接続具
GB1580557A (en) Connector for attachment of blood tubing to external arteriovenous shunts and fistulas
WO2017175531A1 (ja) 経皮カテーテルおよび経皮カテーテル用チューブの製造方法
US11849993B2 (en) Electrosurgical device with vacuum port having multiple swivel connections
US11260159B2 (en) Percutaneous catheter and percutaneous catheter assembly
WO2018051926A1 (ja) カテーテル
JP2020089501A (ja) 経皮カテーテル
WO2019104662A1 (zh) 具备可视功能的医用水刀
JP2009233007A (ja) 留置針
EP3278747A1 (en) Laparoscopic instrument with recessed seal
JP2004160214A (ja) 血液浄化装置用継手
WO2017175530A1 (ja) 経皮カテーテル
US20080177251A1 (en) Suction Structure Used For Surgial Operation
CN113543733B (zh) 超声外科冲洗套管及相关组件
JP5893286B2 (ja) ロック式接続具
JP6730430B2 (ja) 経皮カテーテル組立体、経皮カテーテル、およびダイレーター
JP2006280668A (ja) 吸引カテーテルおよびその製造方法
JP6182579B2 (ja) ロック式接続具
JP2006340957A (ja) 医療用具用継手及び医療用器具
JPH0252667A (ja) コネクター及びこれを備えた血液回路装置
WO2021172155A1 (ja) 経皮カテーテル
US20240180401A1 (en) Multi-endoscope platform coupling

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100421

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100916

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110715

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110715

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110818

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130325

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130528

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees