JP3456241B2 - ロック型接続具 - Google Patents
ロック型接続具Info
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- JP3456241B2 JP3456241B2 JP32119893A JP32119893A JP3456241B2 JP 3456241 B2 JP3456241 B2 JP 3456241B2 JP 32119893 A JP32119893 A JP 32119893A JP 32119893 A JP32119893 A JP 32119893A JP 3456241 B2 JP3456241 B2 JP 3456241B2
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- Japan
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- lock nut
- connector
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/10—Tube connectors; Tube couplings
- A61M39/1011—Locking means for securing connection; Additional tamper safeties
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、接続具および接続具セ
ット、特に医療用接続具および医療用接続具セットに関
する。
ット、特に医療用接続具および医療用接続具セットに関
する。
【０００２】
【従来技術】生体に薬液等を輸注したり、輸血を実施す
る場合、また手術等で血液体外循環を行う場合、導管
（ライン）に他の器具を接続して使用する機会はきわめ
て多い。輸液の長時間の静脈確保のためには、通常使用
される静脈針を翼状針に付け替える必要があり、また輸
液セットのチュ−ブ長さが不足した場合は、延長チュ−
ブを接続しなくてはならない。さらに他の薬液を混注す
る必要がある場合には、チュ−ブに三方活栓を結合した
ラインを構成しなくてはならない。これらの目的のた
め、一般的には接続具（コネクタ−）には２種類のタイ
プがあり、１つの種類のものは、スリップ型と呼ばれる
テ−パ−のついた雄、雌のコネクタ−であり、嵌合のみ
により結合が行われるものである。別の種類のものは、
ロック型と呼ばれるネジ接続部を持つ雄、雌のコネクタ
−であり、コネクタ−同士を嵌合させた後、雄コネクタ
−に嵌装しているロックナット部分を雄コネクタ−縁部
に螺合させることによってロックされるものである。し
かしながら、同じ接続部位において、ロックナット型コ
ネクタ−機能とスリップ型コネクタ−機能の使い分けを
必要とする場合が少なくないが、従来はこのような機能
を十分に満足するコネクタ−は知られていなかったの
で、このような機能を要求される場合であっても、やむ
をえず前記両型のうちの１種類のコネクタ−を選択して
使用していたが、種々の問題を生じてきた。たとえば、
ロック型コネクタ−を他の医療用具と接続する場合に
は、螺合すべき部材の規格によって医療用具の結合部が
形状的及び／又は材質的に規定され、選択できる医療用
具の種類が限定されるという欠点がある。また、結合し
た医療用具の付け替えの必要性が予測される場合、特に
短時間のうちに付け替えの必要性が予測される場合、ス
タッフに付け替えのために不必要な時間と手間をかけさ
せるだけではなく、緊急時には速やかに医療用具の付け
替えを要求されるが、このような要求に対処することが
できない。一方、スリップ型コネクタ−を他の医療用具
と接続する場合には、該コネクタ−の結合力は弱いた
め、たとえば、接続部の確実な結合を要求される場合、
あるいは長時間の結合を必要とする医療用途には不向き
であり、あえて使用しても結合力が不十分なために起因
して、離脱、漏液等の恐れがあった。
る場合、また手術等で血液体外循環を行う場合、導管
（ライン）に他の器具を接続して使用する機会はきわめ
て多い。輸液の長時間の静脈確保のためには、通常使用
される静脈針を翼状針に付け替える必要があり、また輸
液セットのチュ−ブ長さが不足した場合は、延長チュ−
ブを接続しなくてはならない。さらに他の薬液を混注す
る必要がある場合には、チュ−ブに三方活栓を結合した
ラインを構成しなくてはならない。これらの目的のた
め、一般的には接続具（コネクタ−）には２種類のタイ
プがあり、１つの種類のものは、スリップ型と呼ばれる
テ−パ−のついた雄、雌のコネクタ−であり、嵌合のみ
により結合が行われるものである。別の種類のものは、
ロック型と呼ばれるネジ接続部を持つ雄、雌のコネクタ
−であり、コネクタ−同士を嵌合させた後、雄コネクタ
−に嵌装しているロックナット部分を雄コネクタ−縁部
に螺合させることによってロックされるものである。し
かしながら、同じ接続部位において、ロックナット型コ
ネクタ−機能とスリップ型コネクタ−機能の使い分けを
必要とする場合が少なくないが、従来はこのような機能
を十分に満足するコネクタ−は知られていなかったの
で、このような機能を要求される場合であっても、やむ
をえず前記両型のうちの１種類のコネクタ−を選択して
使用していたが、種々の問題を生じてきた。たとえば、
ロック型コネクタ−を他の医療用具と接続する場合に
は、螺合すべき部材の規格によって医療用具の結合部が
形状的及び／又は材質的に規定され、選択できる医療用
具の種類が限定されるという欠点がある。また、結合し
た医療用具の付け替えの必要性が予測される場合、特に
短時間のうちに付け替えの必要性が予測される場合、ス
タッフに付け替えのために不必要な時間と手間をかけさ
せるだけではなく、緊急時には速やかに医療用具の付け
替えを要求されるが、このような要求に対処することが
できない。一方、スリップ型コネクタ−を他の医療用具
と接続する場合には、該コネクタ−の結合力は弱いた
め、たとえば、接続部の確実な結合を要求される場合、
あるいは長時間の結合を必要とする医療用途には不向き
であり、あえて使用しても結合力が不十分なために起因
して、離脱、漏液等の恐れがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、結合
すべき医療用具の種類などにより、スリップ型の接続機
能が必要な場合はスリップ型コネクタ−として機能し、
またロック型の接続機能が必要な場合はロック型コネク
タ−として機能する接続具、とくに医療用接続具を提供
することにある。
すべき医療用具の種類などにより、スリップ型の接続機
能が必要な場合はスリップ型コネクタ−として機能し、
またロック型の接続機能が必要な場合はロック型コネク
タ−として機能する接続具、とくに医療用接続具を提供
することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、基端側および
基端側前方の外周面状にロックナット脱着防止部（以
下、前者の脱着防止部を第一脱着防止部、後者の脱着防
止部を第二脱着防止部と云う）を有する雄ルア−部分
と、ロックナット部分が前記雄ルア−部分に嵌装されて
いるロック型接続具において、前記ロックナット部分
を、雄ルア−部分の基端側より脱離が可能な構造なもの
とすることにより前記従来技術の課題を解決した。ロッ
クナット部分が雄ルア−部分の基端側より脱離が可能で
あるロックナット部分の構造としては、例えばロックナ
ット部分の後方部分に雄ルア−部分の第一脱着防止部が
嵌入でき、かつスライドにより雄ルアー部分から脱離が
可能な溝状部を設けたものが挙げられる。前記雄ルア−
部分のロックナット脱着防止部すなわち第一脱着防止部
および第二脱着防止部としては、突起部例えば軸方向に
平行なリブ状の突起物が挙げられる。前記のようなロッ
ク型接続具は、そのロックナット部分の内側に嵌入が可
能で、かつロック型接続具の雄ルア−部分がその先端側
より嵌入が可能な雌コネクタ−、すなわち、前記ロック
型接続具とスリップ型の接続およびロック型の接続が可
能な雌コネクターと接続して用いることができる。した
がって、前記ロック型接続具の雄ルア−部分は、雌コネ
クタ−に容易に嵌入することができるように、その先端
がテ−パ状のものが好ましい。また、第一脱着防止部と
第二脱着防止部の距離は、ロックナット部分の遊びが実
質的に存在しない距離であることが好ましい。このよう
な距離を採用することにより、ロックナット部分のネジ
溝部を係合した雌コネクタ−の突起部分から解放するた
め回転させると同時に雄ルア−部分と雌コネクタ−のス
リップ型の接続も容易に解除することが出来る。さら
に、ロック型接続具のロックナット部分として、先頭部
分の内側にネジ溝部を設けたものを使用し、雌コネクタ
−としては、前記ロックナット部分のネジ溝部に係合可
能な突起部をその外周面状に有したものを使用して、ロ
ック型接続具と雌コネクタ−をネジ接合することにより
両者を強固に接合することができる。本発明の接続具の
雄ルアー部分基端部に付設された第一脱着防止部をロッ
クナット部分の溝状部と適合させた時、雄ルアー部分に
嵌装していたロックナット部分を該ルアー部分の基端側
にスライドして脱離することが可能となり、またロック
ナット部分の溝状部と雄ルアー部分基端部の第一脱着防
止部を適合させることにより、脱離したロックナット部
分を雄ルアーに再び嵌装することもできる。このように
本発明の接続具は、必要に応じて雄ルアー部分とロック
ナット部分との脱離が可能となり、その結果該接続具を
スリップ型コネクターにも、ロック型コネクターにも使
い分けすることが可能となる。本発明のロック型接続具
としては、雄ルアー部分基端部の後方部分に任意の長さ
の柔軟なチュ−ブ、例えば軟質樹脂のチュ−ブを接合
し、該チューブの末端部分に前記雌コネクタ−を接合し
たチュ−ブ結合ロック型接続具も本発明の好ましい態様
である。このようなチュ−ブ結合ロック型接続具は、コ
ネクター同士を接合するに際し、スリップ型およびロッ
ク型接続を使い分けて複数本のチュ−ブを簡単に結合す
ることが出来る。さらに前記チュ−ブ結合ロック型接続
具の雌コネクタ−には、ロック型接続具の雄ルアー部分
より脱離したロックナット部分の脱離を防止する構造を
設けて、該ロックナット部分のチュ−ブおよび雌コネク
タ−からの脱離を防止することが出来る。 このロック
ナット部分の脱離防止は、例えば前記雌コネクタ−にリ
ブ状の突起物を設けるか、あるいは前記雌コネクタ−の
後方部分をロックナット部分を嵌合係止できる構造とす
ること、例えば雌コネクタ−の後方部分に溝を形成する
ことにより行うことが出来る。前記のようにロックナッ
ト部分を雌コネクター嵌合係止させることにより、脱離
したロックナット部分が紛失したりすることがなく、ま
たスリップ型接続を行う場合に邪魔にならない。前記の
ようなロック型接続具および該ロック型接続具と雌コネ
クターよりなる接続具セットは、特に医療用として有用
であり、たとえば輸液セットと延長チュ−ブ、輸液セッ
トと三方活栓、輸液セットと翼状針等の接続等に使用で
きるが、医療用に限定されるものではない。
基端側前方の外周面状にロックナット脱着防止部（以
下、前者の脱着防止部を第一脱着防止部、後者の脱着防
止部を第二脱着防止部と云う）を有する雄ルア−部分
と、ロックナット部分が前記雄ルア−部分に嵌装されて
いるロック型接続具において、前記ロックナット部分
を、雄ルア−部分の基端側より脱離が可能な構造なもの
とすることにより前記従来技術の課題を解決した。ロッ
クナット部分が雄ルア−部分の基端側より脱離が可能で
あるロックナット部分の構造としては、例えばロックナ
ット部分の後方部分に雄ルア−部分の第一脱着防止部が
嵌入でき、かつスライドにより雄ルアー部分から脱離が
可能な溝状部を設けたものが挙げられる。前記雄ルア−
部分のロックナット脱着防止部すなわち第一脱着防止部
および第二脱着防止部としては、突起部例えば軸方向に
平行なリブ状の突起物が挙げられる。前記のようなロッ
ク型接続具は、そのロックナット部分の内側に嵌入が可
能で、かつロック型接続具の雄ルア−部分がその先端側
より嵌入が可能な雌コネクタ−、すなわち、前記ロック
型接続具とスリップ型の接続およびロック型の接続が可
能な雌コネクターと接続して用いることができる。した
がって、前記ロック型接続具の雄ルア−部分は、雌コネ
クタ−に容易に嵌入することができるように、その先端
がテ−パ状のものが好ましい。また、第一脱着防止部と
第二脱着防止部の距離は、ロックナット部分の遊びが実
質的に存在しない距離であることが好ましい。このよう
な距離を採用することにより、ロックナット部分のネジ
溝部を係合した雌コネクタ−の突起部分から解放するた
め回転させると同時に雄ルア−部分と雌コネクタ−のス
リップ型の接続も容易に解除することが出来る。さら
に、ロック型接続具のロックナット部分として、先頭部
分の内側にネジ溝部を設けたものを使用し、雌コネクタ
−としては、前記ロックナット部分のネジ溝部に係合可
能な突起部をその外周面状に有したものを使用して、ロ
ック型接続具と雌コネクタ−をネジ接合することにより
両者を強固に接合することができる。本発明の接続具の
雄ルアー部分基端部に付設された第一脱着防止部をロッ
クナット部分の溝状部と適合させた時、雄ルアー部分に
嵌装していたロックナット部分を該ルアー部分の基端側
にスライドして脱離することが可能となり、またロック
ナット部分の溝状部と雄ルアー部分基端部の第一脱着防
止部を適合させることにより、脱離したロックナット部
分を雄ルアーに再び嵌装することもできる。このように
本発明の接続具は、必要に応じて雄ルアー部分とロック
ナット部分との脱離が可能となり、その結果該接続具を
スリップ型コネクターにも、ロック型コネクターにも使
い分けすることが可能となる。本発明のロック型接続具
としては、雄ルアー部分基端部の後方部分に任意の長さ
の柔軟なチュ−ブ、例えば軟質樹脂のチュ−ブを接合
し、該チューブの末端部分に前記雌コネクタ−を接合し
たチュ−ブ結合ロック型接続具も本発明の好ましい態様
である。このようなチュ−ブ結合ロック型接続具は、コ
ネクター同士を接合するに際し、スリップ型およびロッ
ク型接続を使い分けて複数本のチュ−ブを簡単に結合す
ることが出来る。さらに前記チュ−ブ結合ロック型接続
具の雌コネクタ−には、ロック型接続具の雄ルアー部分
より脱離したロックナット部分の脱離を防止する構造を
設けて、該ロックナット部分のチュ−ブおよび雌コネク
タ−からの脱離を防止することが出来る。 このロック
ナット部分の脱離防止は、例えば前記雌コネクタ−にリ
ブ状の突起物を設けるか、あるいは前記雌コネクタ−の
後方部分をロックナット部分を嵌合係止できる構造とす
ること、例えば雌コネクタ−の後方部分に溝を形成する
ことにより行うことが出来る。前記のようにロックナッ
ト部分を雌コネクター嵌合係止させることにより、脱離
したロックナット部分が紛失したりすることがなく、ま
たスリップ型接続を行う場合に邪魔にならない。前記の
ようなロック型接続具および該ロック型接続具と雌コネ
クターよりなる接続具セットは、特に医療用として有用
であり、たとえば輸液セットと延長チュ−ブ、輸液セッ
トと三方活栓、輸液セットと翼状針等の接続等に使用で
きるが、医療用に限定されるものではない。
【０００５】次に本発明の具体的な構成を実施例に基づ
いて説明するが、本発明は以下の実施例のものに限定さ
れない。
いて説明するが、本発明は以下の実施例のものに限定さ
れない。
【実施例】図１には、本発明のロック型接続具の１実施
例を示す。図１には雄ルアー部分５に嵌装したロックナ
ット部分３と、雄ルアー部分５が図示されている。該雄
ルアー５の基端側８には、液流と平行に上下に数箇所の
第一脱着部に相当するリブ１が付設されており、またロ
ックナット部分３の雄ルアー部分の基端側８との接触部
近傍に前記リブ１に対応する数箇所の溝状部２が形成さ
れている。図２にロックナット部分３の後方部分の軸方
向からの断面図を示す。前記雄ルアー部分５の中央部先
端寄りには第二脱着防止部に相当する別のリブ４が付設
され、ロックナット部分の雄ルアー部分先端側からの脱
落を防止している。このロック型接続具は、図４に示す
ような雌コネクター９、たとえば医療用具の雌コネクタ
ーと接合される。該結合は、ロックナット部分３の先頭
部の内側のネジ溝部７と雌コネクター９の前記ネジ溝部
に係合可能な突起部１０とを係合して行われるが、この
ネジ係合が不適合の場合または両者の形状、大きさ等が
接合に不適合な場合、或は一時的な結合で十分な場合
は、ロックナット部分３を雄ルアー部分５の基端側８に
スライドし脱離させ、雄ルアー部分５と雌コネクターの
接続を単なるスリップ型接合のみとして使用する。脱離
ロックナット部分３は、図３に示すようにロック型接続
具の後方部分に接合した接合軟質樹脂のチュ−ブの末端
部に接合している雌コネクター９の方向に移動させ、該
雌コネクター９と嵌合係止させる。また確実な接続、或
は長時間に瓦る結合が必要な場合はロックナット部分３
を雄ルアー部分５に嵌装したまま、雄ルアー部分５と雌
コネクター９を嵌合した後、ロックナット部分３のネジ
溝部２を雌コネクター９の縁部に設けた突起部１０と螺
合させて雄コネクターと雌コネクターとの接続をより確
実なものとすることができる。図４は本発明のロック型
接続具をロック型コネクターとして接続したものであ
り、該コネクターの雄ルアー部分５を雌コネクター９に
嵌合した後にロックナット部分３を雌コネクター９の突
起部１０と螺合させて接続した図である。図５は本発明
のロック型接続部材をスリップ型接続として接続したも
のであり、ロックナット部分３を、該ロックナットの溝
状部２と雄ルアー部分５のリブ１と適合させて、雄ルア
ー基端側にスライドし、脱離させた後、雄コネクターと
雌コネクターを嵌合させた図である。
例を示す。図１には雄ルアー部分５に嵌装したロックナ
ット部分３と、雄ルアー部分５が図示されている。該雄
ルアー５の基端側８には、液流と平行に上下に数箇所の
第一脱着部に相当するリブ１が付設されており、またロ
ックナット部分３の雄ルアー部分の基端側８との接触部
近傍に前記リブ１に対応する数箇所の溝状部２が形成さ
れている。図２にロックナット部分３の後方部分の軸方
向からの断面図を示す。前記雄ルアー部分５の中央部先
端寄りには第二脱着防止部に相当する別のリブ４が付設
され、ロックナット部分の雄ルアー部分先端側からの脱
落を防止している。このロック型接続具は、図４に示す
ような雌コネクター９、たとえば医療用具の雌コネクタ
ーと接合される。該結合は、ロックナット部分３の先頭
部の内側のネジ溝部７と雌コネクター９の前記ネジ溝部
に係合可能な突起部１０とを係合して行われるが、この
ネジ係合が不適合の場合または両者の形状、大きさ等が
接合に不適合な場合、或は一時的な結合で十分な場合
は、ロックナット部分３を雄ルアー部分５の基端側８に
スライドし脱離させ、雄ルアー部分５と雌コネクターの
接続を単なるスリップ型接合のみとして使用する。脱離
ロックナット部分３は、図３に示すようにロック型接続
具の後方部分に接合した接合軟質樹脂のチュ−ブの末端
部に接合している雌コネクター９の方向に移動させ、該
雌コネクター９と嵌合係止させる。また確実な接続、或
は長時間に瓦る結合が必要な場合はロックナット部分３
を雄ルアー部分５に嵌装したまま、雄ルアー部分５と雌
コネクター９を嵌合した後、ロックナット部分３のネジ
溝部２を雌コネクター９の縁部に設けた突起部１０と螺
合させて雄コネクターと雌コネクターとの接続をより確
実なものとすることができる。図４は本発明のロック型
接続具をロック型コネクターとして接続したものであ
り、該コネクターの雄ルアー部分５を雌コネクター９に
嵌合した後にロックナット部分３を雌コネクター９の突
起部１０と螺合させて接続した図である。図５は本発明
のロック型接続部材をスリップ型接続として接続したも
のであり、ロックナット部分３を、該ロックナットの溝
状部２と雄ルアー部分５のリブ１と適合させて、雄ルア
ー基端側にスライドし、脱離させた後、雄コネクターと
雌コネクターを嵌合させた図である。
【０００６】
【発明の効果】本発明のロック型接続部材は、ひとつの
接続部材で螺合によるロック型接続と嵌合のみによるス
リップ型接続の２通りの方法で使用することが可能とな
る。また、本発明のロック型接続部材は、ロック型接続
を解除すると、スリップ型接続も同時に、かつ容易に解
除する事が出来る。
接続部材で螺合によるロック型接続と嵌合のみによるス
リップ型接続の２通りの方法で使用することが可能とな
る。また、本発明のロック型接続部材は、ロック型接続
を解除すると、スリップ型接続も同時に、かつ容易に解
除する事が出来る。
【図１】本発明のロック型接続具の１態様の断面図であ
る。
る。
【図２】本発明のロック型接続具のロックナット部分３
の後方部分の軸方向からの断面図である。
の後方部分の軸方向からの断面図である。
【図３】本発明のロック型接続具から脱離させたロック
ナット部分３をロック型接続具の後方部分に接合した接
合軟質樹脂のチュ−ブの末端部に接合している雌コネク
ター９の方向に移動させた状態を示す図である。
ナット部分３をロック型接続具の後方部分に接合した接
合軟質樹脂のチュ−ブの末端部に接合している雌コネク
ター９の方向に移動させた状態を示す図である。
【図４】本発明のロック型接続具をロック型コネクター
として雌コネクターと接続した状態を示す部分断面図で
ある。
として雌コネクターと接続した状態を示す部分断面図で
ある。
【図５】本発明のロック型接続具をスリップ型コネクタ
ーとして雌コネクターと接続した状態を示す断面図であ
る。
ーとして雌コネクターと接続した状態を示す断面図であ
る。
１ ロックナット脱着防止部（第一脱着防止部）
２ 溝部
３ ロックナット部分
４ ロックナット脱着防止部（第二脱着防止部）
５ 雄ルアー部分
６ 雄ルアー部分先端側
７ 溝状部
８ 雄ルアー部分基端側
９ 雌コネクター
１０ ロックナット部分のネジ溝部に係合可能な突起部
１１ 軟質樹脂チューブ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 中野 仁美
広島県広島市中区加古町12番17号 株式
会社日本メディカル・サプライ内
(56)参考文献 特開 昭58−105760（ＪＰ，Ａ)
実開 昭62−197347（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭62−116740（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭59−87840（ＪＰ，Ｕ)
実開 平２−32852（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61M 39/02
Claims (2)
- 【請求項１】 雄ルアー部分と、該雄ルアー部分に嵌装
されるロックナット部分と、前記雄ルアー部分が嵌入さ
れる雌コネクターとを有するロック型接続具において、
前記雄ルアー部分の外周面上に基端側および基端側前方
の外周面状にロックナット脱着防止部（以下、前者の脱
着防止部を第一脱着防止部、後者の脱着防止部を第二脱
着防止部と云う）を有し、前記第一脱着防止部が軸方向
に平行な複数のリブ状の突起物であり、前記両脱着防止
部の距離がロックナット部分の移動の遊びが実質的に存
在しない距離であり、前記ロックナット部分が内側にネ
ジ溝部を有し、後方部分に前記第一脱着防止部が嵌入で
き、かつスライドにより雄ルアー部分から該ロックナッ
ト部分が脱離可能な溝状部を有することを特徴とするロ
ック型接続具。 - 【請求項２】 雄ルアー部分より脱離したロックナット
部分の脱着防止部を雌コネクターに設けたことを特徴と
する請求項１に記載のロック型接続具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32119893A JP3456241B2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | ロック型接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32119893A JP3456241B2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | ロック型接続具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07148271A JPH07148271A (ja) | 1995-06-13 |
| JP3456241B2 true JP3456241B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=18129890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32119893A Expired - Fee Related JP3456241B2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | ロック型接続具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3456241B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005099791A1 (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Jms Co., Ltd. | 接続具付きシリンジ、およびシリンジに用いる接続具、並びにシリンジ |
| WO2010029853A1 (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-18 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 接続部材及び経腸栄養投与セット並びに経腸栄養延長チューブ |
| WO2011122296A1 (ja) | 2010-03-30 | 2011-10-06 | テルモ株式会社 | コネクタおよびコネクタ組立体 |
| WO2012002316A1 (ja) | 2010-06-30 | 2012-01-05 | テルモ株式会社 | コネクタおよびコネクタ組立体 |
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