JP2009253950A - 高速ハンドオフ方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】優先度の高い移動局のデータ送信遅延を低減可能な高速ハンドオフ方法を得ること。
【解決手段】本発明にかかる高速ハンドオフ方法は、複数の移動局(2a,2b,2c)が、ハンドオフ状態情報を設定した送信権要求を無線基地局1bに対して送信する要求ステップと、複数の移動局から送信権要求を受信した無線基地局1bが、受信順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する登録ステップと、無線基地局1bが、送信権判定リストに基づき、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、ハンドオフ実行中であることが設定された送信権要求を送信した移動局2aを優先的に選択し、移動局2aに対して送信権指示応答を送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明にかかる高速ハンドオフ方法は、複数の移動局(2a,2b,2c)が、ハンドオフ状態情報を設定した送信権要求を無線基地局1bに対して送信する要求ステップと、複数の移動局から送信権要求を受信した無線基地局1bが、受信順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する登録ステップと、無線基地局1bが、送信権判定リストに基づき、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、ハンドオフ実行中であることが設定された送信権要求を送信した移動局2aを優先的に選択し、移動局2aに対して送信権指示応答を送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、優先度の高い移動局のデータ送信遅延を低減する高速ハンドオフ方法に関する。
従来の移動通信システムにおいて、移動局は、移動により現在送受信中の無線基地局との間の無線受信強度や受信品質が低下した場合、受信品質の良好な隣接無線基地局へ送受信を切り替えるハンドオフを行う。
具体的には、移動局では、たとえば、現在送受信中の基地局との間の受信品質が低下し、隣接無線基地局にハンドオフした方が受信品質が良好になると判断した場合、隣接無線基地局との送受信を開始するため、送信権要求を隣接無線基地局へ送信する。隣接無線基地局は、移動局からの送信権要求を受信し、受信準備ができると、要求を認める受信準備完了の信号を移動局へ送信する。移動局は、この信号を受信してはじめて隣接無線基地局との送受信を開始することができる(下記非特許文献1参照)。
上原政二監修/マルチメディア通信研究会編 「ポイント図解式標準LAN教科書 下巻 改訂三版」アスキー出版局 1998年 246頁 7.8章[2]
しかしながら、上記従来の技術では、無線基地局において複数の移動局からの送信権要求が重複した場合、移動局の個別の事情や優先度を考慮することなく、最初に受信した送信権要求の送信元である移動局に対して受信準備完了の信号を送信していた。そのため、ハンドオフ実行中の移動局やリアルタイム性の高いデータを送信中の移動局が、長時間にわたってハンドオフ先の基地局との送信を開始できず、データ遅延が発生する、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、優先度の高い移動局のデータ送信遅延を低減可能な高速ハンドオフ方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる高速ハンドオフ方法は、複数の移動局が、ハンドオフ実行中であるかどうかを示す情報であるハンドオフ状態情報を設定した送信権要求を、無線基地局に対して送信する要求ステップと、前記複数の移動局から送信権要求を受信した無線基地局が、受信順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する登録ステップと、前記無線基地局が、前記送信権判定リストに基づき、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、ハンドオフ実行中であることが設定された送信権要求を送信した移動局を優先的に選択し、選択した移動局に対して送信権指示応答を送信する送信ステップと、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、ハンドオフを実行中の移動局がハンドオフ先の基地局と遅延なくデータ通信を開始することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる高速ハンドオフ方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる高速ハンドオフ方法を実現可能な無線通信システムの構成例を示す図である。本実施の形態の無線通信システムは、無線基地局1a、無線基地局1b、無線基地局1aとデータ送受信中の移動局2a、無線基地局1bとデータ送受信中の移動局2b,2cから構成されている。
図1は、本発明にかかる高速ハンドオフ方法を実現可能な無線通信システムの構成例を示す図である。本実施の形態の無線通信システムは、無線基地局1a、無線基地局1b、無線基地局1aとデータ送受信中の移動局2a、無線基地局1bとデータ送受信中の移動局2b,2cから構成されている。
本実施の形態では、送信権要求の信号にハンドオフ中かどうかを示す情報(ハンドオフ状態情報:Handoff)を含ませる。たとえば、移動局では、ハンドオフが必要であると判断してハンドオフ先の基地局に対して送信権要求を送信する場合、ハンドオフ状態情報を「ハンドオフ中」に設定して送信する。一方で、無線基地局では、複数の移動局からの送信権要求が衝突した場合、「ハンドオフ中」に設定されている送信権要求を送信した移動局に優先的に送信権指示応答の信号を送信する。
つづいて、本実施の形態の高速ハンドオフ方法について説明する。たとえば、移動局2aは、無線基地局1aと通信を行っている状態で、移動等により受信信号強度や受信品質が低下し、受信信号強度や受信品質がより良好な隣接無線基地局1bにハンドオフを行うことを判断した場合、ハンドオフ状態情報を「ハンドオフ中」に設定した送信権要求10aを無線基地局1bに送信する。
図2は、送信権要求のフレーム構成例を示す図である。“Frame Control”はメッセージ種別を、Handoffはハンドオフ状態情報(1のときに「ハンドオフ中」、0のとき「ハンドオフ未実行」を示す)を、RAは宛先となる無線基地局のアドレスを、TAは送信権要求を送信した移動局のアドレスを、それぞれ表している。
ここで、無線基地局1bが上記移動局2aからの送信権要求10aと同時に移動局2b,2cからも送信権要求10b,10cを受信した場合、無線基地局1bでは、受信した順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する。
図3は、送信権判定リストを示す図であり、ここでは、移動局2a,2b,2cから送信権要求を受信した場合の送信権判定リストが示されている。TAは送信権要求を送信した移動局のアドレス(たとえば、移動局2aのアドレス:2a_adr)である。Handoffはハンドオフ状態情報であり、“1”のとき「ハンドオフ中」であることを示す。無線基地局は、送信権要求を受信した順にその内容を送信権判定リストに登録する。
その後、無線基地局1bは、所定のタイミングで送信権判定リストを参照し、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、優先的に送信権指示応答を送信する移動局を選択する。図3では、1番目に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2bであり、2番目に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2cであり、最後に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2aである場合の例が記載されている。本実施の形態では、移動局2b、2cが送信した送信権要求10b,10cにはHandoffとして“1:「ハンドオフ中」”が設定されていないので、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”が設定されている送信権要求10aを送信した移動局2aを、優先的に送信権指示応答を送信する移動局として選択する。すなわち、本実施の形態では、「ハンドオフ中」に設定された送信権要求10aを送信した移動局2aに対して、優先的に送信権指示応答12を送信する。
図4は、送信権指示応答のフレーム構成例を示す図である。“Frame Control”はメッセージ種別を、RAは送信を許可する移動局のアドレスを、それぞれ表している。
上記の一連の動作により、無線基地局1bから送信権指示応答12を受信した移動局2aは、受信品質等が良好な無線基地局1bとの間でハンドオフを完了し、遅延なくデータ送信を開始する。
以上説明したように、本実施の形態では、ハンドオフを実行中の移動局が、ハンドオフ先の無線基地局に対して「ハンドオフ中」であることを設定した送信権要求を送信することとした。一方、無線基地局では、複数の移動局から送信権要求を重複して受信した場合、「ハンドオフ中」であることが設定された送信権要求を送信した移動局に対して、優先的に送信権指示応答を送信することとした。これにより、ハンドオフを実行中の移動局は、ハンドオフ先の基地局と遅延なくデータ送信を開始することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、移動局がハンドオフ状態情報に基づき通信開始の優先権を判断していた。本実施の形態では、さらに、送信するデータのリアルタイム性も考慮して、通信開始の優先権を判断する場合について説明する。なお、無線通信システムの構成については、前述した実施の形態1の図1と同様である。ここでは、前述した実施の形態1と異なる動作について説明する。
実施の形態1では、移動局がハンドオフ状態情報に基づき通信開始の優先権を判断していた。本実施の形態では、さらに、送信するデータのリアルタイム性も考慮して、通信開始の優先権を判断する場合について説明する。なお、無線通信システムの構成については、前述した実施の形態1の図1と同様である。ここでは、前述した実施の形態1と異なる動作について説明する。
本実施の形態では、前述したハンドオフ状態情報を含ませた送信権要求の信号に、さらに、送信しようとするデータがリアルタイム性の高いデータか否かを示す情報である送信データ特性情報(data type)を含ませる。たとえば、移動局では、ハンドオフが必要であると判断してハンドオフ先の基地局に対して送信権要求を送信する場合、ハンドオフ状態情報を「ハンドオフ中」に設定し、さらに、リアルタイム性の高いデータを送信中の場合はデータ特性情報を「リアルタイム性:高」に設定して、送信権要求を送信する。一方で、無線基地局では、複数の移動局からの送信権要求が衝突した場合、「ハンドオフ中」かつ「リアルタイム性:高」に設定されている送信権要求を送信した移動局に優先的に送信権指示応答の信号を送信する。
つづいて、本実施の形態の高速ハンドオフ方法について説明する。たとえば、移動局2aは、無線基地局1aとの間でリアルタイム性の高いデータの送受信を行っている状態で、移動等により受信信号強度や受信品質が低下し、受信信号強度や受信品質がより良好な隣接無線基地局1bにハンドオフを行うことを判断した場合、ハンドオフ状態情報を「ハンドオフ中」に設定し、さらに、データ特性情報を「リアルタイム性:高」に設定した送信権要求10aを無線基地局1bに送信する。
図5は、送信権要求のフレーム構成例を示す図である。“data type”はデータ特性情報(1のときに「リアルタイム性:高」、0のときに「リアルタイム性:低」を示す)を表している。
ここで、無線基地局1bが上記移動局2aからの送信権要求10aと同時に移動局2b,2cからも送信権要求10b,10cを受信した場合、無線基地局1bでは、受信した順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する。図6は、送信権判定リストを示す図であり、ここでは、移動局2a,2b,2cから送信権要求を受信した場合の送信権判定リストが示されている。“data type”はデータ特性情報であり、“1”のとき「リアルタイム性:高」であることを示す。
その後、無線基地局1bは、所定のタイミングで送信権判定リストを参照し、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、優先的に送信権指示応答を送信する移動局を選択する。図6では、1番目に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2bであり、2番目に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2cであり、最後に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2aである場合の例が記載されている。また、移動局2bが送信した送信権要求10bには、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”が設定されているが、“data type”として“1:「リアルタイム性:高」”が設定されていない。また、移動局2cが送信した送信権要求10cには、“data type”として“1:「リアルタイム性:高」”が設定されているが、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”が設定されていない。また、移動局2aが送信した送信権要求10aには、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”、“data type”として“1:「リアルタイム性:高」”が、それぞれ設定されている。
したがって、本実施の形態では、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”,“data type”として“1:「リアルタイム性:高」”がそれぞれ設定されている送信権要求10aを送信した移動局2aを、優先的に送信権指示応答を送信する移動局として選択する。すなわち、本実施の形態では、ハンドオフ実行中かつリアルタイム性の高いデータを送信中であることが設定された送信権要求10aを送信した移動局2aに対して、優先的に送信権指示応答12を送信する。
以上説明したように、本実施の形態では、移動局が、ハンドオフ先の無線基地局に対してハンドオフ状態情報およびデータ特性情報を設定した送信権要求を送信することとした。一方、無線基地局では、複数の移動局から送信権要求を重複して受信した場合、「ハンドオフ中」,「リアルタイム性:高」であることが設定された送信権要求を送信した移動局に対して、優先的に送信権指示応答を送信することとした。これにより、ハンドオフ実行中かつリアルタイム性の高いデータを送信中の移動局は、ハンドオフ先の基地局と遅延なく通信を開始することができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、前述した実施の形態2と異なる処理で、データのリアルタイム性を考慮して通信開始の優先権を判断する場合について説明する。なお、無線通信システムの構成については、前述した実施の形態1の図1と同様である。ここでは、前述した実施の形態1と異なる動作について説明する。
本実施の形態では、前述した実施の形態2と異なる処理で、データのリアルタイム性を考慮して通信開始の優先権を判断する場合について説明する。なお、無線通信システムの構成については、前述した実施の形態1の図1と同様である。ここでは、前述した実施の形態1と異なる動作について説明する。
本実施の形態では、前述したハンドオフ状態情報を含ませた送信権要求の信号に、さらに、送信しようとするデータがリアルタイム性の高いデータか否かを示す情報として送信期限時間情報(limit time)を含ませる。たとえば、移動局では、ハンドオフが必要であると判断してハンドオフ先の基地局に対して送信権要求を送信する場合、ハンドオフ状態情報を「ハンドオフ中」に設定し、さらに、送信期限時間情報を設定して、送信権要求を送信する。一方で、無線基地局では、複数の移動局からの送信権要求が衝突した場合、「ハンドオフ中」かつ最も短い送信期限時間が設定されている送信権要求を送信した移動局に優先的に送信権指示応答の信号を送信する。
つづいて、本実施の形態の高速ハンドオフ方法について説明する。たとえば、移動局2aは、無線基地局1aとの間で通信を行っている状態で、移動等により受信信号強度や受信品質が低下し、受信信号強度や受信品質がより良好な隣接無線基地局1bにハンドオフを行うことを判断した場合、ハンドオフ状態情報を「ハンドオフ中」に設定し、さらに、送信期限時間情報を「X」に設定した送信権要求10aを無線基地局1bに送信する。図7は、送信権要求のフレーム構成例を示す図である。“limit time”は送信期限時間を表している。
ここで、無線基地局1bが上記移動局2aからの送信権要求10aと同時に移動局2b,2cからも送信権要求10b,10cを受信した場合、無線基地局1bでは、受信した順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する。図8は、送信権判定リストを示す図であり、ここでは、移動局2a,2b,2cから送信権要求を受信した場合の送信権判定リストが示されている。“limit time”は送信期限時間であり、「X<Y<Z」であることを示す。
その後、無線基地局1bは、所定のタイミングで送信権判定リストを参照し、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、優先的に送信権指示応答を送信する移動局を選択する。図8では、1番目に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2bであり、2番目に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2cであり、最後に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2aである場合の例が記載されている。また、移動局2bが送信した送信権要求10bには、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”が設定され、“limit time”として「Y」が設定されている。また、移動局2cが送信した送信権要求10cには、Handoffとして“0:「ハンドオフ未実行」”が設定され、“limit time”として「Z」が設定されている。また、移動局2aが送信した送信権要求10aには、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”が設定され、“limit time”として「X」が設定されている。
したがって、本実施の形態では、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”が設定され、“limit time”として最も時間の短い「X」が設定されている送信権要求10aを送信した移動局2aを、優先的に送信権指示応答を送信する移動局として選択する。すなわち、本実施の形態では、ハンドオフ実行中かつリアルタイム性の最も高いデータを送信中であることが設定された送信権要求10aを送信した移動局2aに対して、優先的に送信権指示応答12を送信する。
以上説明したように、本実施の形態では、移動局が、ハンドオフ先の無線基地局に対してハンドオフ状態情報および送信期限時間情報を設定した送信権要求を送信することとした。一方、無線基地局では、複数の移動局から送信権要求を重複して受信した場合、「ハンドオフ中」が設定され、送信期限時間として最も短い時間が設定された送信権要求を送信した移動局に対して、優先的に送信権指示応答を送信することとした。これにより、ハンドオフ実行中かつリアルタイム性の最も高いデータを送信中の移動局は、ハンドオフ先の基地局と遅延なく通信を開始することができる。
実施の形態4.
本実施の形態では、さらに送信データ量を考慮して通信開始の優先権を判断する場合について説明する。ここでは、一例として、送信データ量が最も小さい移動局の送信を優先的に開始する場合について説明する。なお、無線通信システムの構成については、前述した実施の形態1の図1と同様である。ここでは、前述した実施の形態1と異なる動作について説明する。
本実施の形態では、さらに送信データ量を考慮して通信開始の優先権を判断する場合について説明する。ここでは、一例として、送信データ量が最も小さい移動局の送信を優先的に開始する場合について説明する。なお、無線通信システムの構成については、前述した実施の形態1の図1と同様である。ここでは、前述した実施の形態1と異なる動作について説明する。
本実施の形態では、前述したハンドオフ状態情報を含ませた送信権要求の信号に、さらに、送信データ量情報(data size)を含ませる。たとえば、移動局では、ハンドオフが必要であると判断してハンドオフ先の基地局に対して送信権要求を送信する場合、ハンドオフ状態情報を「ハンドオフ中」に設定し、さらに、送信データ量情報を設定して、送信権要求を送信する。一方で、無線基地局では、複数の移動局からの送信権要求が衝突した場合、「ハンドオフ中」かつ最も小さい送信データ量が設定されている送信権要求を送信した移動局に優先的に送信権指示応答の信号を送信する。
つづいて、本実施の形態の高速ハンドオフ方法について説明する。たとえば、移動局2aは、無線基地局1aとの間で通信を行っている状態で、移動等により受信信号強度や受信品質が低下し、受信信号強度や受信品質がより良好な隣接無線基地局1bにハンドオフを行うことを判断した場合、ハンドオフ状態情報を「ハンドオフ中」に設定し、さらに、送信データ量情報を「X」に設定した送信権要求10aを無線基地局1bに送信する。図9は、送信権要求のフレーム構成例を示す図である。“data size”は送信データ量を表している。
ここで、無線基地局1bが上記移動局2aからの送信権要求10aと同時に移動局2b,2cからも送信権要求10b,10cを受信した場合、無線基地局1bでは、受信した順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する。図10は、送信権判定リストを示す図であり、ここでは、移動局2a,2b,2cから送信権要求を受信した場合の送信権判定リストが示されている。“data size”は送信データ量であり、「X<Y<Z」であることを示す。
その後、無線基地局1bは、所定のタイミングで送信権判定リストを参照し、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、優先的に送信権指示応答を送信する移動局を選択する。図10では、1番目に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2bであり、2番目に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2cであり、最後に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2aである場合の例が記載されている。また、移動局2bが送信した送信権要求10bには、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”が設定され、“data size”として「Y」が設定されている。また、移動局2cが送信した送信権要求10cには、Handoffとして“0:「ハンドオフ未実行」”が設定され、“data size”として「Z」が設定されている。また、移動局2aが送信した送信権要求10aには、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”が設定され、“data size”として「X」が設定されている。
したがって、本実施の形態では、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”が設定され、“data size”として最もデータ量の小さい「X」が設定されている送信権要求10aを送信した移動局2aを、優先的に送信権指示応答を送信する移動局として選択する。すなわち、本実施の形態では、ハンドオフ実行中かつ送信データ量の最も小さいデータを送信中であることが設定された送信権要求10aを送信した移動局2aに対して、優先的に送信権指示応答12を送信する。
以上説明したように、本実施の形態では、移動局が、ハンドオフ先の無線基地局に対してハンドオフ状態情報および送信データ量情報を設定した送信権要求を送信することとした。一方、無線基地局では、複数の移動局から送信権要求を重複して受信した場合、「ハンドオフ中」が設定され、最も小さい送信データ量が設定された送信権要求を送信した移動局に対して、優先的に送信権指示応答を送信することとした。これにより、ハンドオフ実行中かつ最も少ないデータを送信中の移動局は、ハンドオフ先の基地局と遅延なく通信を開始することができる。
なお、本実施の形態では、一例として、最少のデータを送信する移動局に対して優先的に送信権指示応答を送信することとしたが、これに限らず、最大のデータを送信する移動局に対して優先的に送信権指示応答を送信することとしてもよい。この場合、ハンドオフ実行中かつ最大のデータを送信中の移動局が、ハンドオフ先の基地局と遅延なく通信を開始することができる。
実施の形態5.
本実施の形態では、さらに現在通信中の無線基地局との間で得られる受信信号強度を考慮して、通信開始の優先権を判断する場合について説明する。なお、無線通信システムの構成については、前述した実施の形態1の図1と同様である。ここでは、前述した実施の形態1と異なる動作について説明する。
本実施の形態では、さらに現在通信中の無線基地局との間で得られる受信信号強度を考慮して、通信開始の優先権を判断する場合について説明する。なお、無線通信システムの構成については、前述した実施の形態1の図1と同様である。ここでは、前述した実施の形態1と異なる動作について説明する。
本実施の形態では、前述したハンドオフ状態情報を含ませた送信権要求の信号に、さらに、現在通信中の無線基地局との間で得られる受信信号強度情報(signal strength)を含ませる。たとえば、移動局では、ハンドオフが必要であると判断してハンドオフ先の基地局に対して送信権要求を送信する場合、ハンドオフ状態情報を「ハンドオフ中」に設定し、さらに、上記受信信号強度情報を設定して、送信権要求を送信する。一方で、無線基地局では、複数の移動局からの送信権要求が衝突した場合、「ハンドオフ中」かつ最も弱い受信信号強度が設定されている送信権要求を送信した移動局に優先的に送信権指示応答の信号を送信する。
つづいて、本実施の形態の高速ハンドオフ方法について説明する。たとえば、移動局2aは、無線基地局1aとの間で通信を行っている状態で、移動等により受信信号強度や受信品質が低下し、受信信号強度や受信品質がより良好な隣接無線基地局1bにハンドオフを行うことを判断した場合、ハンドオフ状態情報を「ハンドオフ中」に設定し、さらに、受信信号強度情報を無線基地局1aとの間で得られた「X」に設定した送信権要求10aを、無線基地局1bに送信する。図11は、送信権要求のフレーム構成例を示す図である。“signal strength”は通信中の無線基地局との間で得られる受信信号強度を表している。
ここで、無線基地局1bが上記移動局2aからの送信権要求10aと同時に移動局2b,2cからも送信権要求10b,10cを受信した場合、無線基地局1bでは、受信した順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する。図12は、送信権判定リストを示す図であり、ここでは、移動局2a,2b,2cから送信権要求を受信した場合の送信権判定リストが示されている。“signal strength”は受信信号強度情報であり、「X<Y<Z」であることを示す。
その後、無線基地局1bは、所定のタイミングで送信権判定リストを参照し、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、優先的に送信権指示応答を送信する移動局を選択する。図12では、1番目に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2bであり、2番目に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2cであり、最後に受信した送信権要求の送信元移動局が移動局2aである場合の例が記載されている。また、移動局2bが送信した送信権要求10bには、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”が設定され、“signal strength”として「Y」が設定されている。また、移動局2cが送信した送信権要求10cには、Handoffとして“0:「ハンドオフ未実行」”が設定され、“signal strength”として「Z」が設定されている。また、移動局2aが送信した送信権要求10aには、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”が設定され、“signal strength”として「X」が設定されている。
したがって、本実施の形態では、Handoffとして“1:「ハンドオフ中」”が設定され、“signal strength”として最も受信信号強度の弱い「X」が設定されている送信権要求10aを送信した移動局2aを、優先的に送信権指示応答を送信する移動局として選択する。すなわち、本実施の形態では、ハンドオフ実行中かつ受信信号強度の最も弱いデータを送信中であることが設定された送信権要求10aを送信した移動局2aに対して、優先的に送信権指示応答12を送信する。
以上説明したように、本実施の形態では、移動局が、ハンドオフ先の無線基地局に対してハンドオフ状態情報および受信信号強度情報を設定した送信権要求を送信することとした。一方、無線基地局では、複数の移動局から送信権要求を重複して受信した場合、「ハンドオフ中」が設定され、最も弱い受信信号強度が設定された送信権要求を送信した移動局に対して、優先的に送信権指示応答を送信することとした。これにより、ハンドオフ実行中かつ最も弱い受信信号強度でデータ通信中の移動局は、ハンドオフ先の基地局と遅延なく通信を開始することができる。
以上のように、本発明にかかる高速ハンドオフ方法は、移動体通信システムに有用であり、特に、優先度の高い移動局のデータ送信遅延を低減する場合に適している。
1a,1b 無線基地局
2a,2b,2c 移動局
10a,10b,10c 送信権要求
12 送信権指示応答
2a,2b,2c 移動局
10a,10b,10c 送信権要求
12 送信権指示応答
Claims (6)
- 複数の移動局が、ハンドオフ実行中であるかどうかを示す情報であるハンドオフ状態情報を設定した送信権要求を、無線基地局に対して送信する要求ステップと、
前記複数の移動局から送信権要求を受信した無線基地局が、受信順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する登録ステップと、
前記無線基地局が、前記送信権判定リストに基づき、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、ハンドオフ実行中であることが設定された送信権要求を送信した移動局を優先的に選択し、選択した移動局に対して送信権指示応答を送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする高速ハンドオフ方法。 - 複数の移動局が、ハンドオフ実行中であるかどうかを示す情報であるハンドオフ状態情報、および送信しようとするデータがリアルタイム性の高いデータか低いデータかを示す情報である送信データ特性情報、を設定した送信権要求を、無線基地局に対して送信する要求ステップと、
前記複数の移動局から送信権要求を受信した無線基地局が、受信順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する登録ステップと、
前記無線基地局が、前記送信権判定リストに基づき、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、ハンドオフ実行中であることが設定されかつリアルタイム性が高いことが設定された送信権要求を送信した移動局を優先的に選択し、選択した移動局に対して送信権指示応答を送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする高速ハンドオフ方法。 - 複数の移動局が、ハンドオフ実行中であるかどうかを示す情報であるハンドオフ状態情報、および送信しようとするデータの送信期限時間を示す情報である送信期限時間情報、を設定した送信権要求を、無線基地局に対して送信する要求ステップと、
前記複数の移動局から送信権要求を受信した無線基地局が、受信順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する登録ステップと、
前記無線基地局が、前記送信権判定リストに基づき、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、ハンドオフ実行中であることが設定されかつ最も短い送信期限時間が設定された送信権要求を送信した移動局を優先的に選択し、選択した移動局に対して送信権指示応答を送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする高速ハンドオフ方法。 - 複数の移動局が、ハンドオフ実行中であるかどうかを示す情報であるハンドオフ状態情報、および送信しようとするデータの送信データ量を示す情報である送信データ量情報、を設定した送信権要求を、無線基地局に対して送信する要求ステップと、
前記複数の移動局から送信権要求を受信した無線基地局が、受信順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する登録ステップと、
前記無線基地局が、前記送信権判定リストに基づき、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、ハンドオフ実行中であることが設定されかつ最小の送信データ量が設定された送信権要求を送信した移動局を優先的に選択し、選択した移動局に対して送信権指示応答を送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする高速ハンドオフ方法。 - 複数の移動局が、ハンドオフ実行中であるかどうかを示す情報であるハンドオフ状態情報、および送信しようとするデータの送信データ量を示す情報である送信データ量情報、を設定した送信権要求を、無線基地局に対して送信する要求ステップと、
前記複数の移動局から送信権要求を受信した無線基地局が、受信順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する登録ステップと、
前記無線基地局が、前記送信権判定リストに基づき、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、ハンドオフ実行中であることが設定されかつ最大の送信データ量が設定された送信権要求を送信した移動局を優先的に選択し、選択した移動局に対して送信権指示応答を送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする高速ハンドオフ方法。 - 複数の移動局が、ハンドオフ実行中であるかどうかを示す情報であるハンドオフ状態情報、および通信中の無線基地局との間で得られる受信信号強度情報、を設定した送信権要求を、所望の無線基地局に対して送信する要求ステップと、
前記複数の移動局から送信権要求を受信した無線基地局が、受信順に送信権要求の内容を送信権判定リストに登録する登録ステップと、
前記無線基地局が、前記送信権判定リストに基づき、送信権要求を送信した複数の移動局の中から、ハンドオフ実行中であることが設定されかつ最も弱い受信信号強度が設定された送信権要求を送信した移動局を優先的に選択し、選択した移動局に対して送信権指示応答を送信する送信ステップと、
を含むことを特徴とする高速ハンドオフ方法。
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---|---|---|---|
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2008
- 2008-04-11 JP JP2008103383A patent/JP2009253950A/ja active Pending
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