JP2009536487A - 無線ネットワークにおけるハンドオーバの最適化 - Google Patents

無線ネットワークにおけるハンドオーバの最適化 Download PDF

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Abstract

無線ネットワークにおけるハンドオーバ及びレンジングの最適化に関する種々の実施形態が開示される。ある例示的実施形態によると、ハンドオーバのためのレンジング要求(412)等の、ハンドオーバ情報要求を含み得る情報要求が受信される(410)。ハンドオーバ情報要求のためのリソースを、少なくともいくつかの非ハンドオーバ情報要求よりも高い優先度で割当または適用してもよい(430)。更に、移動局における再伝送タイマの第1の値が非ハンドオーバレンジングに使用され、再伝送タイマの第2の値であって第1の値未満である値がハンドオーバレンジングに使用されるように、移動局と基地局とのレンジングが実行されうる(510)。レンジング目的を標示するレンジング目的標示(520)を含むレンジング要求メッセージを受信してもよい。レンジング要求メッセージを処理するためのリソースを、レンジング目的標示に基づく優先度で割り当ててもよい。
【選択図】図4

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2006年5月5日に出願された米国出願第11/429,402号(発明の名称:無線ネットワークにおけるハンドオーバの最適化)に基づく優先権を主張し、また、この米国出願第11/429,402号の開示内容は、参照することによって本明細書に組み込まれる。
背景
無線技術の進化に伴い、セルラネットワークおよびその他の無線ネットワーク等の多種多様の無線ネットワークが導入されている。いくつかの無線ネットワークは、例えば、電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronics Engineers; IEEE)の802.11系の無線LAN(Wireless LAN; WLAN)の業界仕様に基づいている。IEEE 802.16またはWiMax技術仕様等のその他の無線技術が開発中である。IEEE 802.16は、無線都市規模ネットワークのための無線MAN無線インターフェース仕様書を規定している。多くの作業部会がこの技術の向上に取り組んでいる。
多くの無線ネットワークが実行する基本機能は、第1の基地局またはアクセスポイントから第2の基地局への移動局のモビリティ(Mobility;移動機能、移動可能性)である。アクティブモードにおけるモビリティは、典型的にはハンドオーバ(Handover)と呼ばれ、また、アイドルモードにおけるモビリティは、典型的には位置更新(Location Update)と呼ばれる。ハンドオーバにおいては、いくつかのネットワークにおいて、基地局は、移動局と、近隣基地局等のその他の基地局とに関連する信号等の信号を走査するように構成されることができる。例えば、特定の信号条件が満たされる場合に、ハンドオーバが要求されることができる。より具体的に、例えば、移動先基地局における高いチャネル品質に基づき、現在の基地局から移動先基地局へ移動局をハンドオーバするように要求されることができる。位置更新においては、基地局は、その位置識別子(Location Identifier)または位置グループ識別子(Location Group Identifier)をブロードキャストする。移動局は、位置グループ識別子を受信してもよい。移動局が同一の位置グループ識別子を検出する場合、移動局は何も行なわない。同一でない場合は、新しい位置を登録するための信号伝達手順を開始することができる。しかしながら、無線ネットワークがより複雑になるため、ハンドオーバ過程や位置更新はより困難になり得る。
摘要
無線ネットワークにおけるハンドオーバおよびレンジング(Ranging)の最適化に関する種々の実施形態が開示される。
ある例示的実施形態では情報要求が受信されるであろう。この情報要求がハンドオーバ情報要求を含むことを決定してもよい。ハンドオーバ情報要求以外の情報要求に使用される優先度よりも高い優先度でリソースを割り当てる。例えば、少なくともいくつかの非ハンドオーバ情報要求よりも高い優先度で、リソースをハンドオーバ情報要求に割り当てまたは適用してもよい。ある例示的実施形態において、情報要求を受信することは、レンジング要求メッセージ(Ranging Request Message)を受信することであって、レンジング目的標示(Ranging Purpose Indication)に含まれる値が、ハンドオーバのためのレンジング要求メッセージを表すことを含んでもよい。ある例示的実施形態において、前記情報要求を前記受信することは、レンジング要求メッセージを受信することであって、前記情報要求のヘッダに含まれるフィールドが、ハンドオーバレンジング要求メッセージを標示することを含んでもよい。
別の例示的実施形態では、無線通信のための装置が移動局に設けられるであろう。この装置は、制御器と、制御器に組み合わされるメモリと、制御器に組み合わされる無線送受信機とを備えていてもよい。この装置は、移動局と基地局との間の1つ以上のパラメータを適応させるように基地局とのレンジング(Ranging)を実行してもよく、移動局における再伝送タイマ(Retransmission Timer)の第1の値が非ハンドオーバレンジングに使用され、前記再伝送タイマの第2の値であって前記第1の値未満である値が、ハンドオーバレンジングのために使用される。ある例示的実施形態において、前記再伝送タイマの前記第2の値は、伝送の時間および基地局におけるメッセージの処理時間に基づいて生成される。別の実施形態において、前記再伝送タイマの前記第2の値は、ハンドオーバを表すレンジング要求メッセージを基地局に再伝送する前における、前記基地局からのレンジング応答メッセージ(Ranging Response Message)の受信の欠如を決定するための待機時間を標示する。
さらなる例示的実施形態では、レンジング目的(Ranging Purpose)を標示するレンジング目的標示(Ranging Purpose Indication)を含むレンジング要求メッセージが受信されるであろう。レンジング要求メッセージを処理するためのリソースを、レンジング目的標示に基づく優先度で割り当ててもよい。ある例示的実施形態において、前記レンジング目的標示はハンドオーバを表す。ある例示的実施形態において、前記レンジング目的標示は、例えば、緊急呼または救急隊員からの呼あるいは高優先度のユーザ端末からの様々な呼を表す。
1つ以上の実装に関する詳細について、添付の図面および以下の記載において説明する。その他の特徴については、明細書および図面ならびに請求項により明らかになるだろう。
例示的実施形態に従う無線ネットワークを示すブロック図である。
例示的実施形態に従う例示的な無線ネットワークに関する図である。
例示的実施形態に従う移動局の情報要求の伝送に関する動作を示す図である。
別の例示的実施形態に従う移動局のハンドオーバに関する動作を示すフローチャートである。
例示的実施形態に従う移動局の再伝送タイマに関する動作を示すフローチャートである。
例示的実施形態に従う、基地局のレンジング要求に関する動作を示すフローチャートである。
例示的実施形態に従う無線局に設けられうる装置を示すブロック図である。
詳細な説明
図面を参照するにあたって、図面における同一数字は同一要素を示すことを断っておく。図1は、ある例示的実施形態に従う無線ネットワーク102を示すブロック図である。無線ネットワーク102は、基地局BS1 (104)およびBS2 (106)およびMS110等の1つ以上の移動局等の多数の無線ノードまたは無線局を含んでもよい。無線ネットワーク102において2つの基地局と、1つの移動局しか図示されないが、任意の数の基地局および移動局が設けられてもよい。各基地局104、106は、広域ネットワーク(Wide Area Network; WAN)、インターネット等の固定ネットワーク108に接続されてもよく、また、その他の無線ネットワークにも接続されてもよい。移動局MS110は、基地局104または106と通信してもよい。
ある例示的実施形態によると、移動局MS110は、初めに、例えば基地局BS1 (104)とアソシエーションを行ってもよい。ある例示的実施形態において、移動局MS110は、基地局BS1 (104)に対して移行または移動してもよい。従って、ある時点において、移動局MS110は、アソシエーション中に基地局BS1 (104)の範囲外に移動し得ることから、移動局MS110の移行時に、1つ以上の新しい基地局(例えば、BS2 (106))にハンドオーバする必要があり得る。
本明細書に記載の種々の実施形態は、WLANネットワーク、802.11ネットワーク、WiMAXネットワーク、IEEE802.16型ネットワーク、セルラネットワーク、無線ネットワーク(radio network)、またはその他の無線ネットワーク(wireless network)等の多種多様なネットワークおよび技術に適用可能であってもよい。
図2は、ある例示的実施形態に従う無線ネットワーク環境の図である。移動局または加入者局(Mobile Station; MS/Subscriber Station: SS)を含み得る無線ノード210は、無線リンクを介して無線ノード220に接続されてもよい。一例として、無線ノード210には、携帯電話機、無線携帯情報端末(Personal Digital Assistant; PDA)、またはその他の種類の無線アクセス機器、あるいは移動局を含めることができる。用語の「ノード」は、例えば、加入者局または移動局、アクセスポイントまたは基地局、中継局またはその他の中間無線ノード、あるいはその他の無線コンピュータ機器等の無線局を言い表すことができる。無線ノード220は、例えば、基地局(Base Station; BS)、アクセスポイント(Access Point; AP)、またはその他の無線ノードであってもよい。無線ノード220は、例えば、ネットワーク230等の固定ネットワークに接続されてもよい。ノード210からノード220に流れるフレームまたはデータは、アップリンク(UL)または上流方向と呼んでもよく、一方、ノード220からノード210へ流れるフレームは、例えば、ダウンリンク(DL)または下流方向と呼んでもよい。
ある例示的実施形態において、ノード210(例えば、移動局)がある位置から別の位置に移動する場合、ノード210は、ノード220との通信において、例えば、低い信号対雑音比に遭遇する場合があるため、ノードまたは基地局220から、ノード210との通信において高い信号対雑音比を提供する別の基地局またはアクセスポイントへ、ノード210がハンドオーバまたはハンドオフすることを要求することが望ましい状態になることがあり得る。別の例として、ノード210またはノード220は、測定報告を受信してもよく、あるいは、信号対雑音(Signal to Noise; S/N)比、受信信号強度、ビット誤り率、パケット誤り率、あるいはノード210とそれぞれのノード220または基地局との間の信号品質を標示し得るその他のチャネル品質パラメータを受信してもよく、また、受信情報あるいは異なる無線チャネルまたは輸送ネットワーク上のロード等のその他のリソース利用最適化理由に基づいてハンドオーバを要求すべきであるかを決定してもよい。
ハンドオーバプロセスの一部として、ハンドオーバ要求を移動先基地局に提供して、移動局を移動先基地局にハンドオーバするかを決定してもよい。場合によっては移動局が移動先基地局から1つ以上の調整パラメータを取得することから、ハンドオーバが遅延する可能性がある。例えば、移動局は、レンジング要求メッセージ等の情報要求メッセージを移動先基地局に伝送して、タイミング、周波数、および電力に関するパラメータ等の種々の調整パラメータを入手してもよい。このようなレンジング要求およびレンジング応答メッセージの交換は、例えばレンジング(Ranging)と呼ばれてもよく、ハンドオーバプロセスに大幅な遅延をもたらし得る。このようなレンジング遅延(Ranging Delay)またはレンジング待ち時間(Ranging Latency)によって、ノード210の音声送受信が切れてしまうことが起こりうる。これは、典型的には、ネットワークエントリ等のその他の目的のためのレンジング要求メッセージとは違って、ハンドオーバのためのレンジング要求メッセージを局が処理または取り扱わない場合があるためである。
従って、ある例示的実施形態によると、要求がハンドオーバのためのものであることを標示するレンジング要求メッセージ等の情報要求は、ノード210(移動局)からノード220に伝送されて、ノード220または移動先基地局から調整パラメータを要求してもよい。情報要求またはレンジング要求メッセージは、要求がハンドオーバのためのものであることを標示することから、ハンドオーバのための情報要求またはレンジング要求メッセージの処理は、非ハンドオーバ要求メッセージよりも高い処理優先度および高いリソース割当優先度を受けてもよい。ある例示的実施形態において、ハンドオーバのための情報要求は、ハンドオーバ情報要求と呼ばれてもよく、また、ある例示的実施形態において、ハンドオーバのためのレンジング要求メッセージは、例えば、ハンドオーバレンジング要求と呼ばれてもよい。
実施形態によっては、いくつかの優先度の高いレンジング目的が存在し得る。ある例示的実施形態において、レンジング要求メッセージは、ハンドオーバのためのレンジング要求、位置更新のためのレンジング要求、および緊急呼設定(例えば、緊急呼または救急救助隊員の端末からの呼であり得る高優先度のユーザ端末からの呼)のためのレンジング要求、あるいはレンジング要求メッセージが、その他の要求メッセージよりも高い処理優先度および高いリソース割当優先度を受けるようにするその他の高優先度要求の目的等の、レンジング目的を標示するレンジング目的標示を含んでもよい。表1は、レンジング要求メッセージの目的を識別するために、レンジング要求メッセージに含まれ得るレンジング目的標示フィールドのフォーマットを示す。
Figure 2009536487
情報要求メッセージまたはレンジング要求メッセージに応答して、典型的には、基地局またはノード220は、情報応答メッセージまたはレンジング応答メッセージを伝送することによって応答し、調整パラメータを提供することとされてもよい。典型的には、移動局は再伝送タイマ(Retransmission Timer)を保持してもよい。この場合、タイマが切れる前に応答が受信されない場合、移動局またはノード210は、情報要求メッセージまたはレンジング要求メッセージを再伝送してもよい。しかしながら、使用されるハンドオーバの再伝送タイマ値が許容し難い程長くなると、ハンドオーバプロセス中にさらなる待ち時間がもたらされうる。例えば、ノードまたは移動局における再伝送タイマが、例えば、ノード210のリアルタイムアプリケーションが50ms未満のハンドオーバデータ伝送中断を必要とする場合に、全てのレンジング要求に関して200msの初期値が設定されていると、ハンドオーバのためのレンジング要求のノード220への再伝送の必要性を決定するためにノード210が待機する時間は、当該アプリケーションにとって許容できないほど長い時間になりうるわけである。そこで、ある例示的実施形態によると、ノードまたは移動局210におけるハンドオーバ再伝送タイマの値は、非ハンドオーバレンジング要求または情報要求の再伝送タイマの値未満で、情報要求メッセージまたはレンジング要求メッセージの再伝送が行われるように設定されてもよい。例えば、15msまたは20msの再伝送タイマ値をハンドオーバレンジングに使用して、一方、例えば、200msの再伝送タイマ値を非ハンドオーバレンジングに使用してもよい。これらは、単に例示的なタイマ値であって、その他の値を使用してもよい。
図3は、ある例示的実施形態に従う移動局の情報要求の伝送に関する動作を示す図300である。図3に示される例において、移動局302は、第1またはサービス提供中基地局(サービングBS)304ならびに第2または移動先基地局(ターゲットBS)306と通信状態にあってもよい。初めに、移動局302は、サービス提供中基地局304のみとアソシエーションされている。
図3に示されるように、移動局302、サービス提供中基地局304、および移動先基地局306の全ては、走査手順を実行することによって、移動局302、サービス提供中基地局304、移動先基地局306、およびその他のネットワークノード間の信号伝達に関する情報を入手してもよい。例えば、この情報は、信号強度情報および信号対雑音比情報を含んでもよい。
メッセージ(例えば、移動局ハンドオーバ要求メッセージ(MOB_MSHO-REQ)308)を、移動局302からサービス提供中基地局304に送信してもよい。移動局ハンドオーバ要求メッセージ308は、移動先基地局306にハンドオーバされる移動局302を識別する識別子を含んでもよい。この識別子は、移動局を識別するMS(移動局)識別子または移動局302の1つまたは複数の接続識別子(Connection Identifier; CID)等の、任意の種類の識別子であってもよい。識別子(例えば、移動局302のCID)は、サービス提供中基地局304に関連付けられてもよく、あるいはサービス提供中基地局304との通信のために使用されてもよい。すなわち、例えば、基地局とアソシエーションされる移動局毎に、基地局によって割り当てられる1つ以上の固有のCIDが存在してもよい。この識別子は、例えば、IEEE802.16、802.11、またはその他の無線仕様または技術に準拠して、移動局との媒体アクセス制御(Media Access Control; MAC)通信に使用されるような接続識別子(Connection Identifier; CID)であってもよい。サービス提供中基地局304自体がハンドオーバを開始してもよいため、移動局ハンドオーバ要求メッセージ(MOB_MSHO-REQ)308は任意であってもよい。
サービス提供中基地局304から移動先基地局306への移動局302のハンドオーバを開始する決定が行なわれてもよい。この決定は、例えば、信号対雑音比、受信信号強度、またはその他のチャネル品質パラメータなどの受信チャネル品質情報、あるいは例えば移動局302、サービス提供中基地局304、および移動先基地局306、あるいはその他の近隣基地局間の走査信号から入手された受信測定報告に基づいて行なわれる。この測定報告は、移動局302、サービス提供中基地局304、および移動先基地局306間の信号品質に関する信号対雑音比またはその他の情報等の情報を含んでもよい。走査は、例えば、移動局302によって実行されてもよく、また、サービス提供中基地局304は、トリガメッセージを移動局302に送信すること(図示せず)によってハンドオーバ要求を発生させ、移動局302のハンドオーバを開始してもよい。
移動局302のハンドオーバを開始するこのような決定は、例えば、移動局302がサービス提供中基地局304の範囲から移動先基地局306の範囲に移動することによって発生してもよい。サービス提供中基地局304または移動局302は、サービス提供中基地局304の近隣の基地局等のその他のいくつかの基地局の信号データに関する測定報告を分析し、ハンドオーバを要求するべきか否かならびに移動先基地局306が移動局302と通信する新しいまたは移動先基地局になる最適な候補であってもよいか否かをその測定報告に基づいて決定してもよい。従って、サービス提供中基地局304または移動局302によって行なわれるハンドオーバを要求する決定は、サービス提供中基地局304が生成する測定報告またはその他のソースから受信する測定報告に基づいてもよく、あるいは受信信号対雑音(S/N)比、受信信号強度、または移動局302とそれぞれの基地局との間の信号品質を標示し得るその他の任意のチャネル品質パラメータに基づいてもよい。
さらに、サービス提供中基地局304は、移動先基地局306を含むその他の基地局のグループが、移動局302のハンドオーバを受けるのに優れた候補であり得ることを決定してもよく、また、サービス提供中基地局304は、例えば移動先基地局306の利用可能性に基づいて移動先基地局306がハンドオーバに適切な選択であることを決定してもよい。
移動局ハンドオーバ要求メッセージ308がサービス提供中基地局304に送信された後、あるいは移動局302のハンドオーバを実行する決定がサービス提供中基地局304において行なわれた後、サービス提供中基地局304は、ハンドオーバ要求メッセージ310を移動先基地局306に送信してもよい。ハンドオーバ要求メッセージ310は、移動先基地局306がリソースを確保し、かつサービス提供中基地局304から移動先基地局306への移動局302のハンドオーバを受け入れるための要求としての役割を果たしてもよい。
移動先基地局306が要求を受け入れ、ハンドオーバに対処するリソースを確保すると、移動先基地局306は、移動局302をハンドオーバする要求の受け入れとして、ハンドオーバ応答メッセージ314をサービス提供中基地局304に送信してもよい。次に、サービス提供中基地局304は、移動基地局ハンドオーバ応答(MOB_BSHO-RSP)メッセージ312を移動局302に送信してもよく、このメッセージ312は、移動局302をサービス提供中基地局304に関連付ける識別子を含む。移動局302は、ハンドオーバに関する移動局302による確認を示すべく、移動局ハンドオーバ標示(MOB_HO-IND)メッセージ316を、サービス提供中基地局304に送信することによって応答してもよい。次に、サービス提供中基地局304は、ハンドオーバ確認メッセージ318を移動先基地局306に送信し、移動局302がハンドオーバを確認したことを移動先基地局306に報告してもよい。移動局ハンドオーバ標示メッセージ316をサービス提供中基地局304に送信した後、移動局302は、サービス提供中基地局304から分離されて、移動先基地局306とのネットワーク再エントリを開始してもよい。
移動先基地局306は、移動先基地局306の搬送周波数、ダウンリンクチャネル記述子(Downlink Channel Descriptor; DCD)、アップリンクチャネル記述子(Uplink Channel Descriptor; UCD)、およびダウンリンクマップ(Downlink Map; DL-MAP)等の、ダウンリンクおよびアップリンク伝送パラメータを含み得る同期メッセージ322を移動局302に送信してもよい。移動先基地局306との同期後、移動局302は、移動局302の伝送間隔を示す情報を含むアップリンクマップ(Uplink Map; UL-MAP)を受信してもよい。移動先基地局306が、例えばバックボーンを介してサービス提供中基地局304からハンドオーバ通知を先に受信している場合、移動先基地局306は、非競合ベースの初期レンジング機会(non-contention-based initial ranging opportunity)を移動局302に割り当ててもよい。しかしながら、競合ベースのレンジング(contention-based ranging)が用いられる場合、移動局302とサービス提供中基地局304との間のレンジングを実行する際に競合待ち時間(contention latency)が存在し、許容し難いデータ伝送中断時間が発生し得る。
次に、移動局302および移動先基地局306は、移動先基地局306からのタイミング、周波数、および電力に関する調整パラメータを移動局302に提供するために、ハンドオーバレンジングを実行してもよい。従って、移動局302は、ハンドオーバのためのレンジング要求(RNG-REQ)メッセージ324を移動先基地局306に送信してもよい。一側面によると、ハンドオーバのためのレンジング要求メッセージ324は、情報要求を含んでもよく、この場合、情報要求のヘッダは、ハンドオーバレンジング要求メッセージを標示することによって、移動先基地局306が、ハンドオーバレンジングのためのレンジング要求の目的を、情報要求を完全に処理するように復号すること無く認識できるようにしている。従って、移動先基地局306は、高い処理優先度を情報要求メッセージに与えることにより、ハンドオーバを表すレンジング要求メッセージ324の全処理時間を減らすことができる。従って、移動局302のための移動先基地局306における処理優先度およびリソース割当優先度は、レンジング要求メッセージ324の移動先基地局306による受信および識別に基づいてもよい。同様に、リソースは、ハンドオーバレンジングのために、サービス提供中基地局において優先順位を付けられてもよい。
別の側面によると、ハンドオーバのためのレンジング要求メッセージ324は、例えば、受信されたレンジング要求メッセージ324の復号後に移動先基地局306によって受信されるレンジングコードまたはレンジング目的標示(Ranging Purpose Identification; RPI)フィールドを含んでもよい。例えば、レンジング目的標示に含まれる所定のビットは、ハンドオーバのためのレンジング要求を標示するように設定されて、レンジング要求メッセージに含まれるその他の情報要素と組み合せて、例えば、移動局302が移動先基地局306へのハンドオーバを試行していることあるいはアイドルモードからの移動先基地局306へのネットワーク再エントリを試行していることをビットの設定が標示するようにする。別のビットは、例えば、アイドルモードにおける位置更新のための移動局の動作のような、位置更新要求のためのレンジング要求を標示するように設定されてもよい。レンジング目的標示の別のビットは、移動局302と移動先基地局306との間の緊急呼設定のためのレンジング要求を標示するように設定されてもよい。これらは、レンジング目的標示フィールドの例のいくつかにすぎない。緊急呼のための高優先度ハンドオーバは、緊急呼、例えば、被災地の緊急管理チームから呼等の災害高優先度のユーザ端末からの呼を含んでもよい。これにより、例えば、このような高優先度のユーザ端末による高優先度ハンドオーバおよびネットワークアクセスが提供され得る。
一例として、移動先基地局306が、レンジング要求メッセージ324の目的をレンジング目的標示から認識すると、移動先基地局306は、優先順序付け処理を行い、例えば、緊急呼のためのレンジング要求を、アイドルモードにおける位置更新よりも高い優先度で処理され得るハンドオーバレンジング要求よりも高い優先度で処理するようにしてもよい。その他の種類のレンジング要求メッセージの目的は、低優先度で処理されてもよく、また、通常の初期ネットワークエントリレンジング要求メッセージは、ある例示的実施形態に従い、例えば、最低優先度で処理されてもよい。従って、移動局302のための移動先基地局306における処理優先度およびリソース割当優先度は、レンジング要求メッセージ324に含まれるレンジング目的標示(Ranging Purpose Identification; RPI)フィールドによって標示されるレンジング目的に基づいてもよい。
レンジング要求メッセージ324の処理後、移動先基地局306は、レンジング応答メッセージ(RNG-RSP)326を送信してもよく、このメッセージは、移動局302への識別を検証するチャレンジ(Challenge)を含んでもよい。レンジング応答メッセージ326は、レンジング要求メッセージ324を移動先基地局306が受信したことを移動局302に少なくとも報告してもよい。従って、移動局302は、レンジング要求メッセージ324を再伝送する必要がない。また、レンジング応答メッセージ326は、1つ以上の調整パラメータをも含むことができる。
別の側面では、ハンドオーバレンジングのための再伝送タイマ328は、移動局302において設定されてもよく、また、ハンドオーバレンジングのための再伝送タイマ値は、例えば、非ハンドオーバレンジングのための再伝送タイマ値未満であってもよい。ある例示的実施形態において、情報要求またはハンドオーバのためのレンジング要求メッセージ324は、非ハンドオーバレンジングの再伝送タイマ値未満であり得る再伝送タイマ値が切れた後に再伝送されてもよい。すなわち、移動局302は、レンジング要求メッセージ324を移動先基地局306に再伝送すべきであると決定する前の既定の待機時間に、レンジング応答メッセージを受信するように待機してもよい。
一例として、200msの初期待機時間は、いくつかのリアルタイムアプリケーションには長過ぎる場合があり、例えば、ハンドオーバデータ伝送中断時間は、例えば50ms未満であることが必要とされうる。ゆえに、一ある例示的実施形態によると、移動局302の再伝送タイマ328は、移動先基地局306における情報要求またはレンジング要求メッセージ324の推定処理時間と、情報要求またはレンジング要求メッセージ324ならびにレンジング応答メッセージ326に関連し得る任意の伝送遅延とに基づいて設定されてもよい。さらに、情報要求またはレンジング要求メッセージを、移動先基地局306がメッセージ全体を処理する必要無く認識して高優先度処理が行なわれる場合、移動先基地局306における処理時間は短縮され得る。
例えば、移動先基地局306における処理時間が5msであるように決定され、時分割二重(Time Division Duplex; TDD)フレーム長がUL対DLの比率が1:2である5msである場合、移動局302における再伝送タイマ328は、ハンドオーバレンジングについて10msから15msの間の値に設定されてもよく、これは、例えば、初期再伝送タイマ値の200msよりも大幅に低くなり得る。ある例示的実施形態によれば、ハンドオーバレンジングについて低い再伝送タイマ値を使用することによって、処理時間が短縮され、また、ハンドオーバ処理のレンジングの待ち時間が減少し得る。
移動局302がレンジング応答メッセージ326を受信すると、暗号化キーが更新されてもよく、また、通常の伝送トラフィックが、移動局302と移動先基地局306との間で再スタートされてもよい。
図4は、別の例示的実施形態に従う、移動局のハンドオーバに関する動作を示すフローチャート400である。410において、移動先基地局等の無線ノードは、移動局(例えば、MS110)から移動先基地局(例えば、BS2 (106))への情報要求を受信してもよい。要求は、ハンドオーバ要求メッセージを表すレンジング目的標示を含み得るレンジング要求メッセージ(例えば、レンジング要求メッセージ324)を含んでもよい。あるいは、情報要求のヘッダに含まれるフィールドは、ハンドオーバレンジング要求メッセージを示してもよい。
420において、無線ノードは、情報要求がハンドオーバ情報要求を含むことを決定してもよい。例えば、無線ノードは、ハンドオーバレンジング要求メッセージを標示する情報要求のヘッダに含まれるフィールドを情報要求が含むことを決定してもよく、あるいは無線ノードは、レンジング目的標示に含まれる値が、ハンドオーバ情報要求メッセージを標示することを決定してもよい。
430において、無線ノードは、ハンドオーバ情報要求以外の情報要求に使用される優先度よりも高い優先度でリソースを割り当ててもよい。440において、無線ノードは、ハンドオーバ情報要求以外の情報要求に使用される優先度よりも高い優先度でハンドオーバ情報要求を処理してもよい。450において、無線ノードは、ハンドオーバ情報要求に応答して、チャレンジ(Challenge)を含むレンジング応答メッセージを送信してもよい。例えば、移動先基地局306は、前述のように、レンジング応答メッセージ326を移動局302に送信してもよい。
図5は、ある例示的実施形態に従う、移動局の再伝送タイマ(例えば、再伝送タイマ328)に関する動作を示すフローチャート500である。510において、装置(例えば、移動局302)は、移動局と基地局との間の1つ以上のパラメータを適応させるように、基地局(例えば、移動先基地局306)とのレンジングを実行してもよい。移動局における再伝送タイマの第1の値を、非ハンドオーバレンジングに使用してもよく、また、再伝送タイマの第2の値であって、上記第1の値未満である値を、ハンドオーバレンジングに使用してもよい。520において、再伝送タイマの第2の値は、レンジング要求メッセージ(例えば、レンジング要求メッセージ324)を再伝送する前における、基地局からのレンジング応答メッセージ(例えば、レンジング応答メッセージ326)の受信の欠落を決定するための待機時間を示してもよい。ある例示的実施形態において、値は、ハンドオーバレンジング要求メッセージを標示し得るレンジング要求メッセージに含まれるレンジング目標標示に含まれてもよい。前述のように、再伝送タイマの第2の値は、例えば、伝送時間および基地局におけるメッセージの処理時間に基づいて生成されてもよい。
図6は、ある例示的実施形態に従う、基地局のレンジング要求の動作を示すフローチャート600である。610において、ネットワークノード(例えば、移動先基地局306)は、レンジング目的を示すレンジング目的標示(Ranging Purpose Identification; RPI)を含み得るレンジング要求メッセージ(例えば、レンジング要求メッセージ324)を受信してもよい。612において、任意により、レンジング目的標示はハンドオーバを標示してもよい。614において、任意により、レンジング目的標示は緊急呼を標示してもよい。
620において、ネットワークノードまたは移動先基地局は、レンジング目的標示に基づく優先度で、レンジング要求メッセージを処理するためのリソースを割り当ててもよい。例えば、レンジング目的標示がハンドオーバを示す場合、レンジング要求メッセージは、他の低優先度のレンジング目的よりも高い優先度で処理されてもよい。別の例として、緊急呼を示すレンジング目的標示を含むレンジング要求メッセージは、その他のレンジング要求メッセージよりも高い優先度で処理されてもよい。
630において、ネットワークノードは、前述のように、レンジング応答メッセージ(例えば、レンジング応答メッセージ326)を移動局302に送信してもよい。
図7は、ある例示的実施形態に従う無線局に設けられ得る装置700を示すブロック図である。無線局は、例えば、信号を送受信するための無線送受信機702と、局の動作制御ならびに命令またはソフトウェアの実行のための制御器704と、データや命令を格納するためのメモリ706とを備えてもよい。制御器704は、上述の種々のタスクおよび機能を実行するために、プログラム可能であってもよく、かつソフトウェアあるいはメモリまたはその他のコンピュータ媒体に格納されるその他の命令を実行可能であってもよい。さらに、制御器またはプロセッサによる実行時に、上述の機能またはタスクのうちの1つ以上を制御器704に実行させるようにするような、格納された命令を含む記録媒体が設けられてもよい。
本明細書に記載の種々の技術の実装は、デジタル電子回路において、あるいはコンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはその組み合わせにおいて実装されてもよい。実装は、コンピュータプログラム製品、つまり、機械可読記憶デバイスまたは伝播信号等の情報担体において有形に具現化されるコンピュータプログラムのように実装されて、プログラム可能プロセッサ、コンピュータ、または多数のコンピュータ等のデータ処理装置により実行され、またはそのデータ処理装置の動作を制御してもよい。上述のようなコンピュータプログラム等のコンピュータプログラムは、コンパイラ型またはインタープリタ型言語を含む任意の形式のプログラミング言語で書き込み可能であり、また、スタンドアロンプログラムとして、あるいはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、またはコンピュータ環境における使用に適したその他のユニットとして含む任意の形式でも構成可能である。コンピュータプログラムは、1つのサイトにおいてあるいは多数のサイト間に分配されて、1つのコンピュータまたは多数のコンピュータ上で実行されるように構成可能であり、また、通信ネットワークによって相互接続されるように構成可能である。
方法の各ステップは、1つ以上のプログラム可能なプロセッサによって実行されてもよい。このプログラム可能なプロセッサは、入力データで動作し、かつ出力を生成することによって機能を実行するように、コンピュータプログラムを実行する。また、方法の各ステップは、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array; FPGA)または特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit; ASIC)等の専用論理回路として実行されてもよく、また、装置は、その専用論理回路として実装されてもよい。
説明された実装に関する一定の特徴について本明細書に説明されたが、多くの修正、代替、変更、およびその同等物が当業者によって考察されるだろう。ゆえに、様々な実施形態の根本的な思想の範囲内にあるこのような修正および変更の全てを、添付の請求項が包含することを意図していることを理解されたい。

Claims (20)

  1. 情報要求を受信すること(410)と、
    前記情報要求がハンドオーバ情報要求を含むことを決定すること(420)と、
    ハンドオーバ情報要求以外の情報要求に使用される優先度よりも高い優先度でリソースを割り当てること(430)と、
    を含む、方法。
  2. 前記情報要求を前記受信することは、
    レンジング要求メッセージを受信することであって、レンジング目的標示に含まれる値が、ハンドオーバのためのレンジング要求メッセージを表すこと(412)を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記情報要求を受信することは、前記情報要求を受信することであって、前記情報要求のヘッダに含まれるフィールドが、ハンドオーバレンジング要求メッセージを標示すること(414)を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記情報要求を前記受信することは、前記情報要求を受信することであって、前記ヘッダに含まれる前記フィールドは、ハンドオーバレンジング要求メッセージを標示する接続識別子を含むことを含む、請求項3に記載の方法。
  5. ハンドオーバ情報要求以外の情報要求に使用される優先度よりも高い優先度で、前記ハンドオーバ情報要求を処理すること(440)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ハンドオーバ情報要求に応答して、チャレンジを含むレンジング応答メッセージを送信すること(450)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 無線通信のために移動局に設けられる装置であって、
    制御器(704)と、
    前記制御器に組み合わされるメモリ(706)と、
    前記制御器に組み合わされる無線送受信機(702)と、
    を備え、さらに、前記移動局と前記基地局との間の1つ以上のパラメータを適応させるように基地局とのレンジングを実行するように構成され、ここで前記移動局における再伝送タイマの第1の値は非ハンドオーバレンジングに使用され、前記再伝送タイマの第2の値であって前記第1の値未満である値がハンドオーバレンジングのために使用される(510)、装置。
  8. 前記再伝送タイマの前記第2の値は、伝送の時間および前記基地局におけるメッセージの処理時間に基づいて生成される、請求項7に記載の装置。
  9. 前記再伝送タイマは、メッセージを前記基地局に再伝送する前における、前記基地局からの応答の受信の欠落を決定するための待機時間を標示する(520)、請求項7に記載の装置。
  10. 前記再伝送タイマの前記第2の値は、ハンドオーバを表すレンジング要求メッセージを前記基地局に再伝送する前における、前記基地局からのレンジング応答メッセージの受信の欠落を決定するための待機時間を標示する(520)、請求項7に記載の装置。
  11. 前記再伝送タイマの前記第2の値は、レンジング要求メッセージを再伝送する前における、前記基地局からのレンジング応答メッセージの受信の欠落を決定するための待機時間を標示し、前記レンジング要求メッセージに含まれるレンジング目的標示に含まれる値は、ハンドオーバレンジング要求メッセージを表す(520)、請求項7に記載の装置。
  12. 前記再伝送タイマの前記第2の値は、レンジング要求メッセージを再伝送する前における、前記基地局からのレンジング応答メッセージの受信の欠落を決定するための待機時間を標示し、前記情報要求のヘッダに含まれるフィールドは、ハンドオーバレンジング要求メッセージを標示する(520)、請求項7に記載の装置。
  13. 前記ヘッダに含まれる前記フィールドは、ハンドオーバレンジング要求メッセージを標示する接続識別子を含む、請求項12に記載の装置。
  14. 無線ネットワークにおいて、
    レンジング目的を表すレンジング目的標示を含むレンジング要求メッセージを受信すること(610)と、
    前記レンジング目的標示に基づく優先度で、前記レンジング要求メッセージを処理するためのリソースを割り当てること(620)と、
    を含む、方法。
  15. 前記レンジング目的標示がハンドオーバを表す(612)、請求項14に記載の方法。
  16. 前記ハンドオーバを表す前記レンジング目的標示を含む前記レンジング要求メッセージは、位置更新要求を表すその他のレンジング目的標示を含むその他のレンジング要求メッセージよりも高い優先度で処理される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記レンジング目的標示は、緊急呼(614)または高優先度のユーザ端末からの任意の呼を表す、請求項14に記載の方法。
  18. 前記緊急呼を表す前記レンジング目的標示を含む前記レンジング要求メッセージは、その他のレンジング要求メッセージよりも高い優先度で処理される、請求項17に記載の方法。
  19. 前記レンジング目的標示に基づく優先度で前記レンジング要求メッセージを処理することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  20. 前記レンジング要求メッセージを前記受信することに応答して、レンジング応答メッセージを送信すること(630)をさらに含む、請求項14に記載の方法。
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