JP2007110352A - 移動通信システム、ノード装置及びそれらに用いるハンドオーバ方法並びにそのプログラム - Google Patents

移動通信システム、ノード装置及びそれらに用いるハンドオーバ方法並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 パケットの送信順序を保証することが可能な移動通信システムを提供する。
【解決手段】 ソースNB−RNCはハンドオーバの実行を決定すると、ターゲットNB−RNCに移動機のコンテキストを転送し、ターゲットNB−RNCからハンドオーバの準備が完了したことを通知されると、移動機が未受信のパケットをターゲットNB−RNCに転送し、移動機に対して、ターゲットNB−RNCに接続することを指示する。移動機はソースNB−RNCからの指示にしたがってターゲットNB−RNCに接続し、ターゲットNB−RNCへ接続したことを通知する。ターゲットNB−RNCはコアネットワークにパケットの転送先をソースNB−RNCからターゲットNB−RNCに切替えることを指示し、ソースNB−RNCから転送されたパケットの移動機への送信を開始する。
【選択図】 図3

Description

本発明は移動通信システム、ノード装置及びそれらに用いるハンドオーバ方法並びにそのプログラムに関し、特にNode B(基地局)とRNC(Radio Network Controller:無線制御装置)が一体化したノード装置からなるUTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)におけるハンドオーバ方法に関する。
UTRANにおいては、図10に示すように、無線制御装置(RNC)53,54と、基地局(Node B)55〜58とから構成されている。無線制御装置53,54はIuと呼ばれるインタフェースでコアネットワーク(Core Network)3に接続され、Iubと呼ばれるインタフェースで基地局55〜58に接続されている。尚、無線制御装置53,54及び基地局55〜58の両ノードをまとめてRNS(Radio Network Subsystem)と呼ぶ。
移動機(UE:User Equipment)(図示せず)を制御する無線制御装置53,54はSRNC(Serving Radio Network Controller)と呼ばれ、移動機がSRNC以外の無線制御装置とのコネクションも保持している場合には、図11に示すように、Iurと呼ばれるインタフェースでSRNC6からの制御用信号が他の無線制御装置を経由して移動機4に到達する。ここで、他の無線制御装置はDRNC(Drift Radio Network Controller)7と呼ばれる。
現在、3GPP(3rd Generation Partnership Project)の標準化において、UTRANが他の無線通信技術の発展に対して競争力を保つことを目的として、UTRANの発展に関する検討[UTRAN LTE(Long Term Evolution)]が行われている(例えば、非特許文献1〜3参照)。
UTRAN LTEでは、図12に示すように、無線制御装置と基地局とを一体化したNB−RNC81〜84でUTRAN8を構成することが提案されている。このUTRAN LTEでは、コアネットワーク3とNB−RNC81〜84との間のインタフェースをXu、NB−RNC81〜84間のインタフェースをXurと定義している。
無線制御装置と基地局とを一体化することによって、図10に示すUTRAN5と比較して、UTRAN8を構成するノードの数が削減され、ノード数を削減することによって移動機(図示せず)が通信を行うための移動機/NB−RNC81〜84/コアネットワーク3間のコネクションの設定遅延が削減される。これは、図10に示すUTRAN5での無線制御装置53,54/基地局55〜58間のコネクションの設定が、図12に示すUTRAN8では不要になるからである。また、UTRAN8を構成するノードの数が削減されることは、ユーザパケットを処理するノード数が削減されることを意味し、図12に示すUTRAN8では図10に示すUTRAN5に比べてユーザパケットの転送遅延も削減されることになる。
UTRAN LTEでは、UTRAN8の構成の改善に加えて、図12に示すUTRAN8で実現される機能の簡素化も検討されている。例として、移動機が複数のセル(Cell)から電波を受信するソフトハンドオーバを実施せずに、移動機が移動機の位置する1つのセルのみから電波を受信し、移動機がセル間を移動する時には瞬断を伴うハードハンドオーバによって電波を受信するセルを切替えることが考えられている。
UTRAN LTEでは、瞬断を伴うハードハンドオーバによって電波を受信するセルを切替えることが考えられている。移動機がNB−RNC間を移動する場合には、NB−RNCとコアネットワークとの間のコネクションであるXuを切替えるため、移動機が移動前に接続していたNB−RNCが、移動機で未受信のパケットを保持している場合には、それらのパケットを他のNB−RNCへ移動した移動機に転送することができないため、パケットロスが発生してしまう。このようなパケットロスを避けるために、移動機が移動前に接続していたNB−RNCで保持されているパケットを、移動機が移動後に接続したNB−RNCにフォワーディングすることが考えられている。
しかしながら、図13に示すように、移動後の移動機4’が接続したNB−RNC82はNB−RNC82とコアネットワーク3とを接続するXu経由でパケットを受信し、それと同時に、移動前の移動機4が接続していたNB−RNC81からフォワーディングされるパケットも受信することになる。移動前の移動機4が接続していたNB−RNC81からフォワーディングされるパケットは、移動前の移動機4が接続していたNB−RNC81とコアネットワーク3とを接続するXuから送信されたパケットであるので、移動後の移動機4’が接続したNB−RNC82がXuから受信するパケットよりも早い順序で移動機4’に送信される必要がある。
現状のUTRANでは、図10に示すIu上を転送されるパケットにシーケンス番号を付与することが可能であり[3GPP TS29.060]、無線制御装置間のハンドオーバが発生した時に、移動機が移動前に接続していた無線制御装置46から移動機が移動後に接続した無線制御装置47にフォワーディングされるパケットと、移動機が移動後に接続した無線制御装置47に接続されるIu上を転送されるパケットが、同時に移動機が移動後に接続した無線制御装置47で受信されたとしても、移動機が移動後に接続した無線制御装置47はIu上を転送されるパケットに付与されているシーケンス番号を参照してパケットの移動機への送信順序を保証することができる。
しかしながら、UTRAN LTEでのコアネットワークは3GPPに特化したUTRANのみを収容するのではなく、無線LAN(Local Area Network)等を収容することも考えられており、Xu上を転送されるパケットが通常のIP(Internet Protocol)パケットになることが想定される。よって、移動機への送信順序を保証するためのシーケンス番号等は付与されていないため、移動機へ送信されるパケットの送信順序を保証するための仕組みが必要となる。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、パケットの送信順序を保証することができる移動通信システム、ノード装置及びそれらに用いるハンドオーバ方法並びにそのプログラムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、サービスの特性に合わせてハンドオーバ処理を最適化することができる移動通信システム、ノード装置及びそれらに用いるハンドオーバ方法を提供することにある。
本発明による移動通信システムは、少なくとも無線制御装置の機能を含むノード装置で構成される移動通信システムであって、
前記ノード装置のハンドオーバにおいて、移動機が移動前に接続していた第1のノード装置から前記移動機が移動後に接続する第2のノード装置に前記移動機が未受信のパケットを転送する時に前記第2のノード装置にて前記第1のノード装置から転送される最終パケットの識別を行い、その識別後に前記第2のノード装置がコアネットワークからのパケットを受信している。
本発明による他の移動通信システムは、上記の動作において、前記移動機が享受しているサービスに要求される品質を前記ノード装置が認識し、そのサービスに要求される品質によって前記ハンドオーバ時に前記第1のノード装置から前記第2のノード装置へのパケット転送を行うことなく前記ハンドオーバを実行している。
本発明によるノード装置は、少なくとも無線制御装置の機能を含むノード装置であって、
ハンドオーバにおいて、移動機が移動前に接続していた他装置から自装置に前記移動機が未受信のパケットを転送する時に前記他装置から転送される最終パケットの識別を行う手段と、その識別後にコアネットワークからのパケットを受信する手段とを備えている。
本発明による他のノード装置は、上記の構成において、前記移動機が享受しているサービスに要求される品質を認識し、そのサービスに要求される品質によって前記ハンドオーバ時に前記他装置から自装置へのパケット転送を行うことなく前記ハンドオーバを実行している。
本発明によるハンドオーバ方法は、少なくとも無線制御装置の機能を含むノード装置で構成される移動通信システムに用いるハンドオーバ方法であって、
前記ノード装置のハンドオーバにおいて、移動機が移動前に接続していた第1のノード装置から前記移動機が移動後に接続する第2のノード装置に前記移動機が未受信のパケットを転送する時に前記第2のノード装置にて前記第1のノード装置から転送される最終パケットの識別を行い、その識別後に前記第2のノード装置がコアネットワークからのパケットを受信している。
本発明による他のハンドオーバ方法は、上記の処理において、前記移動機が享受しているサービスに要求される品質を前記ノード装置が認識し、そのサービスに要求される品質によって前記移動機のハンドオーバ時に前記第1のノード装置から前記第2のノード装置へのパケット転送を行うことなく前記ハンドオーバを実行している。
本発明による別のハンドオーバ方法は、少なくとも無線制御装置の機能を含むノード装置に用いるハンドオーバ方法であって、前記ノード装置が、ハンドオーバにおいて、移動機が移動前に接続していた他装置から自装置に前記移動機が未受信のパケットを転送する時に前記他装置から転送される最終パケットの識別を行う処理と、その識別後にコアネットワークからのパケットを受信する処理とを実行している。
本発明によるハンドオーバ方法のプログラムは、少なくとも無線制御装置の機能を含むノード装置に用いるハンドオーバ方法のプログラムであって、前記ノード装置のコンピュータに、ハンドオーバにおいて、移動機が移動前に接続していた他装置から自装置に前記移動機が未受信のパケットを転送する時に前記他装置から転送される最終パケットの識別を行う処理と、その識別後にコアネットワークからのパケットを受信する処理とを実行させている。
本発明による他のハンドオーバ方法のプログラムは、少なくとも無線制御装置の機能を含むノード装置に用いるハンドオーバ方法のプログラムであって、前記ノード装置のコンピュータに、ハンドオーバにおいて、移動機が移動後に接続する他装置に対して前記移動機が未受信のパケットを転送する処理と、前記他装置にして最終パケットを転送したことを通知する処理と実行させている。
すなわち、本発明の移動通信システムは、基地局(Node B)と無線制御装置(RNC:Radio Network Controller)とが一体化したノード(以下、NB−RNCとする)から構成されるUTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)において、移動前に移動機(UE:User Equipment)を制御していたNB−RNCが、移動機が未受信のパケットを新たなNB−RNCにフォワーディングし、新たなNB−RNCが未受信のパケットを移動機に送信することで、パケットロスを避けている。
本発明の移動通信システムでは、移動機が移動前に接続していたNB−RNCが保持している移動機で未受信の全てのパケットが、移動機が移動後に接続したNB−RNCにフォワーディングされた後に、移動機が移動後に接続したNB−RNCが自NB−RNCが接続されているインタフェースXu上を転送されるパケットを受信することを保証し、移動機へ転送されるパケットの送信順序を保証することを目的としている。
本発明の移動通信システムでは、上記の目的を達成するため、移動機が移動前に接続していたNB−RNCから、移動機が移動後に接続したNB−RNCにフォワーディングされるパケットに最終のフォワーディングされるパケットであるかを示すフラグを付与している。また、本発明の移動通信システムでは、全てのパケットがフォワーディングされた後に全てのパケットが転送されたことを示す制御パケットを移動機が移動前に接続していたNB−RNCから移動機が移動後に接続したNB−RNCに送信することで、移動機が移動後に接続したNB−RNCにおいて、移動機が移動前に接続していたNB−RNCからフォワーディングされる最終のパケットを受信したことを確認することが可能となり、全てのパケットがフォワーディングされた後に、自NB−RNCが接続されているXu上でのパケットの転送の開始をコアネットワーク(Core Network)に指示している。
これによって、本発明の移動通信システムでは、移動機がNB−RNC間を移動するハンドオーバにおいて、移動機が移動前に接続していたNB−RNCが保持している移動機が未受信のパケットを、移動機が移動後に接続するNB−RNCに転送する時に、NB−RNC間を転送されるパケットを、移動機が移動後に接続するNB−RNCがコアネットワークから受信するパケットよりも優先して移動機に送信することが可能であり、パケットの送信順序が保証される。
また、本発明の移動通信システムでは、パケットフォワーディングの実行の有無を使い分けることで、サービスの特性に合わせてハンドオーバ処理を最適化することが可能となる。
本発明による移動通信システムは、以下に述べるような構成及び動作とすることで、パケットの送信順序を保証することができるという効果が得られる。
また、本発明による他の移動通信システムは、以下に述べるような構成及び動作とすることで、サービスの特性に合わせてハンドオーバ処理を最適化することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による移動通信システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による移動通信システムは基地局(Node B)と無線制御装置(RNC:Radio Network Controller)とが一体化したノード(以下、NB−RNCとする)1,2と、コアネットワーク(Core Network)3とから構成されており、NB−RNC1,2とコアネットワーク3との間はインタフェースXuで接続されている。
NB−RNC1,2各々はパケットフォワーディング部11,21と、パケット送受信制御部12,22と、コンテンツテキスト転送部13,23と、RRC(Radio Resources Control)制御部14,24とから構成されている。尚、Uuは無線区間を示している。
RRC制御部14,24は、移動機(図示せず)のハンドオーバの制御を行い、パケット送受信制御部12,22に対して、Uuへのパケットの送信を開始するタイミング、停止するタイミングの指示を行う。また、RRC制御部14,24は、自NB−RNC1,2に移動前の移動機が接続していれば、コンテキスト転送部13,23に対して、移動機が移動後に接続するNB−RNC2,1へ移動機のコンテキストを転送する指示を行う。
さらに、RRC制御部14,24は、パケットフォワーディング部11,21に対して、パケット送受信制御部12,22を介してパケットを移動機が移動後に接続するNB−RNC2,1へ転送する指示を行う。ここで、移動機のコンテキストとは、移動機が通信を行うために必要な情報であり、具体的には、Uu区間を転送されるパケットを秘匿するための秘匿情報等である。
パケット送受信制御部12,22は、RRC制御部14,24からの指示にしたがってパケットの送信を行う。また、パケット送受信制御部12,22は、自NB−RNC1,2に移動前の移動機が接続していれば、パケットフォワーディング部11,21に対し、移動機で未受信のパケットを、移動機が移動後に接続するNB−RNC2,1へ転送することを指示する。
さらに、パケット送信制御部12,22は、自NB−RNC1,2に移動機が移動後に接続する場合、パケットフォワーディング部11,21から受信されかつ移動機が移動前に接続していたNB−RNC2,1において移動機が未受信の全てのパケットを受信した後、コアネットワーク3に自NB−RNC1,2へのパケットの転送の開始の指示を行う。
パケットフォワーディング部11,21は、パケットの転送及び受信を行う。また、パケットフォワーディング部11,21は、自NB−RNC1,2に移動前の移動機が接続していれば、パケット送受信制御部12,22からの指示にしたがって、移動機で未受信のパケットを、移動機が移動後に接続するNB−RNC2,1へ転送する。
さらに、パケットフォワーディング部11,21は、自NB−RNC1,2に移動機が移動後に接続する場合、パケット送受信制御部12,22へ受信したパケットを転送する。尚、コンテキスト転送部13,23は、パケットの送受信に必要な移動機の情報の転送及び受信を行う。
図2は本発明の一実施例で用いるパケットのフォーマットを示す図である。図2において、パケットAはヘッダ情報A1と、判定フラグA2と、実データA3とから構成されている。
本発明の一実施例による移動通信システムでは、上記の目的を達成するため、移動機が移動前に接続していたNB−RNC1,2から、移動機が移動後に接続したNB−RNC2,1にフォワーディングされるパケットAに、最終のフォワーディングされるパケットであるかを示す判定フラグA2を付与している。
尚、本発明の一実施例による移動通信システムでは、判定フラグA2を付与せずに、全てのパケットがフォワーディングされた後に全てのパケットが転送されたことを示す制御パケットを、移動機が移動前に接続していたNB−RNC1,2から移動機が移動後に接続したNB−RNC2,1に送信するようにしてもよい。
これによって、移動機が移動後に接続したNB−RNC2,1では、移動機が移動前に接続していたNB−RNC1,2からフォワーディングされる最終のパケットを受信したことを確認することができ、全てのパケットがフォワーディングされた後に、自NB−RNC2,1が接続されているインタフェースXu上でのパケットの転送の開始をコアネットワーク3に指示する。
図3は本発明の一実施例による移動通信システムの動作を示すシーケンスチャートであり、図4は図3に示すターゲット(Target)NB−RNCの動作を示すフローチャートであり、図5〜図9は本発明の一実施例による移動機へのパケットの送信順序を示す図である。これら図1〜図9を参照して本発明の一実施例による移動通信システムの動作について説明する。
尚、図3において、ソース(Source)NB−RNCは移動機4が移動前に接続しているNB−RNC1を示し、ターゲットNB−RNCは移動機4が移動後に接続するNB−RNC2を示している。また、図4に示す処理はターゲットNB−RNC2のコンピュータ(CPU:中央処理装置)(図示せず)がプログラムを実行することでも実現可能である。さらに、図5〜図9においては、コアネットワーク3からソースNB−RNC1に移動機4へのパケット「1」〜「7」が転送され、コアネットワーク3からターゲットNB−RNC2に移動機4へのパケット「8」〜が転送されるものとする。
コアネットワーク3はソースNB−RNC1へのパケットの転送を継続して行う(図3のa1参照)。ソースNB−RNC1のパケット送受信制御部12はコアネットワーク3からパケットを受信すると、移動機4へのパケットの転送を継続して行う(図3のa2参照)。
移動機4の移動に伴うハンドオーバは、ソースNB−RNC1のRRC制御部14がハンドオーバの実行を決定することで開始される(図3のa3参照)。一般的に、ソースNB−RNC1のRRC制御部14でのハンドオーバの実行の決定は、移動機4から報告される各セルの電波環境を基に行われ、移動機4が存在するセルよりも電波環境の良いセルが検出された時にハンドオーバが実行される。また、ソースNB−RNC1のRRC制御部14は各セルを管理しているNB−RNCに関する情報を保持しているので、ターゲットNB−RNC2を特定することができる。
ソースNB−RNC1のRRC制御部14がコンテキスト転送部13に移動機4のコンテキストの転送を指示すると、コンテキスト転送部13はターゲットNB−RNC2のコンテキスト転送部23に移動機4のコンテキストを転送する(Context Transfer)(図3のa4参照)。
ターゲットNB−RNC2のコンテキスト転送部23はソースNB−RNC1側から移動機4のコンテキストを受信すると(図4ステップS1)、その旨をRRC制御部24に通知する。RRC制御部24はハンドオーバの準備を行い(図4ステップS2)、そのハンドオーバの準備が完了すると(図4ステップS3)、コンテキスト転送部23にソースNB−RNC1側のコンテキスト転送部13にコンテキスト転送応答の送信を指示し、ソースNB−RNC1にハンドオーバの準備が完了したことを通知する(図4ステップS4)。
コンテキスト転送部23はソースNB−RNC1側のコンテキスト転送部13にコンテキスト転送応答を送信する(Context Transfer Response)(図3のa5参照)。ソースNB−RNC1側のコンテキスト転送部13はRRC制御部14にコンテキスト転送応答の受信(ターゲットNB−RNC2側でハンドオーバの準備が完了したこと)を通知する。
ここまでの状態では、コアネットワーク3からソースNB−RNC1にパケット「1」〜「5」が転送されている場合、パケット「1」,「2」は移動機4に送信されているが、パケット「3」〜「5」は移動機4に未送信である(図5参照)。
ソースNB−RNC1はターゲットNB−RNC2でハンドオーバの準備が完了したことを確認後、移動機4に送信済みであるが、移動機4からのACK(ACKnowledgement)が未受信のパケット及び移動機4に未送信のパケットをターゲットNB−RNC2に転送する。つまり、ソースNB−RNC1側のパケット送受信制御部12はパケットフォワーディング部11にターゲットNB−RNC2へのパケットの転送を指示し、パケットフォワーディング部11からターゲットNB−RNC2のパケットフォワーディング部21に上記のパケットを転送する(Packet Forwarding)(図3のa6参照)。
ターゲットNB−RNC2側のパケットフォワーディング部21はソースNB−RNC1から受信したパケットをパケット送受信制御部22に転送する(図4ステップS5)。尚、ソースNB−RNC1からターゲットNB−RNC2へ転送すべきパケットが存在しない場合には、上記の処理は実行されない。
ソースNB−RNC1側のRRC制御部14は移動機4に対して、ターゲットNB−RNC2に接続することを指示する(Handover Command)(図3のa7参照)。移動機4はソースNB−RNC1側からの指示に基づいてターゲットNB−RNC2に接続するので、ソースNB−RNC1側のRRC制御部14はパケット送受信制御部12にパケット送信の停止を指示し、移動機4へのパケット転送を停止する(図3のa8参照)。
ここまでの状態では、コアネットワーク3からソースNB−RNC1にパケット「1」〜「6」が転送されている場合、ソースNB−RNC1はパケット「1」〜「3」を移動機4に送信し、移動機4からパケット「1」,「2」のACKを受信しているが、パケット「3」のACKが未受信のため、移動機4からのACKが未受信のパケット「3」と、移動機4に未送信のパケット「4」,「5」とをターゲットNB−RNC2に転送している(図6参照)。
移動機4はソースNB−RNC1からの指示にしたがってターゲットB−RNC2に接続し、移動機4がターゲットNB−RNC2へ接続したことをターゲットNB−RNC2へ通知する(Handover Complete)(図3のa9参照)。この時、移動機4はターゲットNB−RNC2のRRC制御部24へ移動機4が受信済みの最終パケットに関する情報を通知する。
ターゲットNB−RNC2のRRC制御部24は移動機4の接続が通知されると(図4ステップS6)、パスの切替えをパケット送受信制御部22に指示し、パケット送受信制御部22はコアネットワーク3にパケットの転送先のNB−RNCをソースNB−RNC1からターゲットNB−RNC2に切替えることを指示する(Binding Update)(図3のa10参照)(図4ステップS7)(図7参照)。コアネットワーク3はターゲットNB−RNC2からの指示に基づいて、ソースNB−RNC1へのパケット転送を停止する(図3のa12参照)。
ここまでの状態では、コアネットワーク3からソースNB−RNC1に最終のパケット「7」が転送されており、ソースNB−RNC1は移動機4へのパケットの送信を停止し、移動機4に未送信のパケット「6」をターゲットNB−RNC2に転送している。ここで、ターゲットNB−RNC2ではパケット「3」〜「5」を保持している(図7参照)。
ターゲットNB−RNC2側のパケット送受信制御部12は、Source NB−RNCから転送されてきたパケット(ソースNB−RNC1からターゲットNB−RNC2へ転送すべきパケット)の移動機4への送信を開始する(図3のa11参照)(図4ステップS8)。この場合、ソースNB−RNC1からターゲットNB−RNC2へ転送すべきパケットが存在しなければ、上記の処理は実行されない。
ソースNB−RNC1側のパケット送受信制御部12はパケットフォワーディング部13にパケットの転送を指示すると、パケットフォワーディング部13はターゲットNB−RNC2側のパケットフォワーディング部23に最終パケットの転送を行う(図3のa13参照)。ソースNB−RNC1からターゲットNB−RNC2に転送すべきパケットが存在しない場合、ソースNB−RNC1は図2に示す判定フラグA2のみを含むパケット、または全てのパケットが転送されたことを示す制御パケットをターゲットNB−RNC2へ送信する。ターゲットNB−RNC2側のパケットフォワーディング部23はパケット送受信制御部22にパケットの転送の終了を示すパケットを転送する。
この時、ソースNB−RNC1側のパケット送受信制御部12及びパケットフォワーディング部13はターゲットNB−RNC2へのパケット転送を停止する(図3のa14参照)。ソースNB−RNC1からターゲットNB−RNC2へ転送すべきパケットが存在しない場合には、この処理は実行されない。
ここまでの状態では、コアネットワーク3からソースNB−RNC1へのパケットの送信が停止されており、ソースNB−RNC1は移動機4に未送信のパケット「7」(最終の転送パケット)をターゲットNB−RNC2に転送している。ターゲットNB−RNC2は移動機4に未送信のパケット「4」を移動機4に転送し、移動機4からのACKが未受信のパケット「3」は移動機4からの接続通知(Handover Complete)にて移動機4が受信したことを認識されるので、ターゲットNB−RNC2にて廃棄される(図8参照)。
ターゲットNB−RNC2側のパケット送受信制御部22は、ソースNB−RNC1から転送されてきたパケットによって、ソースNB−RNC1からターゲットNB−RNC2へと転送される最終のパケットを受信したことを確認すると(図4ステップS9)、コアネットワーク3にターゲットNB−RNC2へのパケットの送信の開始を指示する(Start Packet Transfer)(図3のa15参照)(図4ステップS10)。
コアネットワーク3はターゲットNB−RNC2からの指示に応答して、ターゲットNB−RNC2へのパケット転送を開始する(図3のa16参照)。ターゲットNB−RNC2側のパケット送受信制御部24はコアネットワーク3からのパケットを受信すると、ソースNB−RNC1からの最終のパケットを移動機4に転送した後に、それに継続してコアネットワーク3からのパケットの転送を行う(図3のa17参照)。
ここまでの状態では、コアネットワーク3からターゲットNB−RNC2へのパケット「8」の送信が開始され、ターゲットNB−RNC2はコアネットワーク3からのパケット「8」よりも、移動機4に未送信のパケット「5」〜「7」を優先して移動機4に送信する(図9参照)。
上述した処理は、移動機4で未受信のパケットをソースNB−RNC1からターゲットNB−RNC2へ転送し、ターゲットNB−RNC2から移動機4に送信する手順を示しているが、多少のパケットロスが許容されるようなサービスに対するハンドオーバでは、図3の処理における、「パケットフォワーディング(Packet Forwarding)」(図3のa6)、「パケット転送」(図3のa11)、「最終パケットの転送」(図3のa13)、「ターゲットNB−RNC2へのパケット転送の停止」(図3のa14)、「パケット転送開始(Start Packet Transfer)」(図3のa15)の手順を実行する必要はない。
また、ソースNB−RNC1からターゲットNB−RNC2へのパケット転送の実行の有無を使い分ける場合には、「コンテキスト転送応答(Context Transfer Response)」(図3のa5)でターゲットNB−RNC2がソースNB−RNC1にパケットフォワーディングの実行の有無の指示を行う。この時に、ソースNB−RNC1が「コンテキスト転送(Context Transfer)」(図3のa4)でパケットフォワーディングの実行が要求されるサービスを指定する方式(ソースNB−RNC1が主導の方式)と、ソースNB−RNC1が「コンテキスト転送(Context Transfer)」(図3のa4)でサービスに要求される品質をターゲットNB−RNC2に通知してターゲットNB−RNC2がパケットフォワーディングの対象となるサービスを指定する方式(ターゲットNB−RNC2が主導の方式)とが考えられる。しかしながら、最終的には、ターゲットNB−RNC2が、負荷状況やサービスポリシーを考慮してパケットフォワーディングの対象となるサービスを決定することになる。
さらに、パケットフォワーディングを実行する時、ターゲットNB−RNC2は「アップデート(Binding Update)」(図3のa10)でコアネットワーク3にパケットの送信先をターゲットNB−RNC2へ切替えることを指示する際に、「パケット転送開始(Start Packet Transfer)」(図3のa15)を待ってパケットの送信を行うことを指示している。
パケットフォワーディングが実行されない時には、「アップデート(Binding Update)」(図3のa10)の受信をトリガに、コアネットワーク3がパケットを転送するNB−RNCを切替えて、移動機4が新たに接続したNB−RNCへのパケットの転送を開始する。尚、パケットフォワーディングが実行されないことは、上記の判定フラグA2のみを含むパケット、または全てのパケットが転送されたことを示す制御パケットをターゲットNB−RNC2へ送信する方法にてターゲットNB−RNC2へ通知することが可能である。上記の処理を行うことで、通信の特性に合わせてパケットフォワーディングの実行の有無を使い分けることが可能となる。
このように、本実施例では、移動機4がNB−RNC1,2間を移動することによるハンドオーバにおいて、移動機4が移動前に接続していたNB−RNC1が保持している移動機4で未受信のパケットを、移動機4が移動後に接続するNB−RNC2に転送する時に、NB−RNC1,2間を転送されるパケットを移動機4が移動後に接続するNB−RNC2がコアネットワーク3から受信するパケットよりも優先して移動機4に送信することができるので、パケットの送信順序を保証することができる。また、本実施例では、パケットフォワーディングの実行の有無を使い分けることで、サービスの特性に合わせてハンドオーバ処理を最適化することができる。
本発明の一実施例による移動通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例で用いるパケットのフォーマットを示す図である。 本発明の一実施例による移動通信システムの動作を示すシーケンスチャートである。 図3に示すターゲットNB−RNCの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施例による移動機へのパケットの送信順序を示す図である。 本発明の一実施例による移動機へのパケットの送信順序を示す図である。 本発明の一実施例による移動機へのパケットの送信順序を示す図である。 本発明の一実施例による移動機へのパケットの送信順序を示す図である。 本発明の一実施例による移動機へのパケットの送信順序を示す図である。 UTRANの構成を示す図である。 DRNCを介したUEの制御を示す図である。 RNCとNode Bとが一体化したUTRANの構成を示す図である。 パケットフォワーディングの問題点を示す図である。
符号の説明
1,2 ノード(NB−RNC)
3 コアネットワーク
4 移動機
11,21 パケットフォワーディング部
12,22 パケット送信制御部
13,23 コンテンツテキスト転送部
14,24 RRC制御部
A パケット
A1 ヘッダ情報
A2 判定フラグ
A3 実データ

Claims (21)

  1. 少なくとも無線制御装置の機能を含むノード装置で構成される移動通信システムであって、
    前記ノード装置のハンドオーバにおいて、移動機が移動前に接続していた第1のノード装置から前記移動機が移動後に接続する第2のノード装置に前記移動機が未受信のパケットを転送する時に前記第2のノード装置にて前記第1のノード装置から転送される最終パケットの識別を行い、その識別後に前記第2のノード装置がコアネットワークからのパケットを受信することを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記第2のノード装置が、前記コアネットワークに対して前記第1のノード装置から転送される全てのパケットを受信するまで前記コアネットワークに対して自装置へのパケット転送を停止させることを特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  3. 前記第2のノード装置が、前記第1のノード装置から転送される全てのパケットを受信した後に前記コアネットワークに対して自装置へのパケットの転送を許可することを特徴とする請求項1または請求項2記載の移動通信システム。
  4. 前記移動機が享受しているサービスに要求される品質を前記ノード装置が認識し、そのサービスに要求される品質によって前記ハンドオーバ時に前記第1のノード装置から前記第2のノード装置へのパケット転送を行うことなく前記ハンドオーバを実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の移動通信システム。
  5. 前記第2のノード装置が、前記移動機からのハンドオーバの完了の通知を受信した後に前記移動機へのパケット転送を開始することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の移動通信システム。
  6. 前記ノード装置は、基地局と前記無線制御装置とを一体化して構成されたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の移動通信システム。
  7. 少なくとも無線制御装置の機能を含むノード装置であって、
    ハンドオーバにおいて、移動機が移動前に接続していた他装置から自装置に前記移動機が未受信のパケットを転送する時に前記他装置から転送される最終パケットの識別を行う手段と、その識別後にコアネットワークからのパケットを受信する手段とを有することを特徴とするノード装置。
  8. 前記コアネットワークに対して前記第1のノード装置から転送される全てのパケットを受信するまで前記コアネットワークに対して自装置へのパケット転送を停止させることを特徴とする請求項7記載のノード装置。
  9. 前記他装置から転送される全てのパケットを受信した後に前記コアネットワークに対して自装置へのパケットの転送を許可することを特徴とする請求項7または請求項8記載のノード装置。
  10. 前記移動機が享受しているサービスに要求される品質を認識し、そのサービスに要求される品質によって前記ハンドオーバ時に前記他装置から自装置へのパケット転送を行うことなく前記ハンドオーバを実行することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか記載のノード装置。
  11. 前記移動機からのハンドオーバの完了の通知を受信した後に前記移動機へのパケット転送を開始することを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか記載のノード装置。
  12. 基地局と前記無線制御装置とを一体化して構成されたことを特徴とする請求項7から請求項11のいずれか記載のノード装置。
  13. 少なくとも無線制御装置の機能を含むノード装置で構成される移動通信システムに用いるハンドオーバ方法であって、
    前記ノード装置のハンドオーバにおいて、移動機が移動前に接続していた第1のノード装置から前記移動機が移動後に接続する第2のノード装置に前記移動機が未受信のパケットを転送する時に前記第2のノード装置にて前記第1のノード装置から転送される最終パケットの識別を行い、その識別後に前記第2のノード装置がコアネットワークからのパケットを受信することを特徴とするハンドオーバ方法。
  14. 前記第2のノード装置が、前記コアネットワークに対して前記第1のノード装置から転送される全てのパケットを受信するまで前記コアネットワークに対して自装置へのパケット転送を停止させることを特徴とする請求項13記載のハンドオーバ方法。
  15. 前記第2のノード装置が、前記第1のノード装置から転送される全てのパケットを受信した後に前記コアネットワークに対して自装置へのパケットの転送を許可することを特徴とする請求項13または請求項14記載のハンドオーバ方法。
  16. 前記移動機が享受しているサービスに要求される品質を前記ノード装置が認識し、そのサービスに要求される品質によって前記移動機のハンドオーバ時に前記第1のノード装置から前記第2のノード装置へのパケット転送を行うことなく前記ハンドオーバを実行することを特徴とする請求項13から請求項15のいずれか記載のハンドオーバ方法。
  17. 前記第2のノード装置が、前記移動機からのハンドオーバの完了の通知を受信した後に前記移動機へのパケット転送を開始することことを特徴とする請求項13から請求項16のいずれか記載のハンドオーバ方法。
  18. 前記ノード装置が、基地局と前記無線制御装置とを一体化して構成されたことを特徴とする請求項13から請求項17のいずれか記載のハンドオーバ方法。
  19. 少なくとも無線制御装置の機能を含むノード装置に用いるハンドオーバ方法であって、前記ノード装置が、ハンドオーバにおいて、移動機が移動前に接続していた他装置から自装置に前記移動機が未受信のパケットを転送する時に前記他装置から転送される最終パケットの識別を行う処理と、その識別後にコアネットワークからのパケットを受信する処理とを実行することを特徴とするハンドオーバ方法。
  20. 少なくとも無線制御装置の機能を含むノード装置に用いるハンドオーバ方法のプログラムであって、前記ノード装置のコンピュータに、ハンドオーバにおいて、移動機が移動前に接続していた他装置から自装置に前記移動機が未受信のパケットを転送する時に前記他装置から転送される最終パケットの識別を行う処理と、その識別後にコアネットワークからのパケットを受信する処理とを実行させるためのプログラム。
  21. 少なくとも無線制御装置の機能を含むノード装置に用いるハンドオーバ方法のプログラムであって、前記ノード装置のコンピュータに、ハンドオーバにおいて、移動機が移動後に接続する他装置に対して前記移動機が未受信のパケットを転送する処理と、前記他装置にして最終パケットを転送したことを通知する処理と実行させるためのプログラム。
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