JP2009250859A - 加速度検知装置 - Google Patents

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    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/097Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by vibratory elements

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Abstract

【課題】加速度の検出感度が高く、他軸感度を抑圧した加速度検知装置を得る。
【解決手段】矩形環状の外枠5、外枠の対向する二辺の端辺により両端部を支持された第
1の駆動腕10、一方の端辺により基端部を固定されて他方の端辺に向けて伸びる片持ち
構造の第2の駆動腕11、及び片持ち構造の検出腕12、二辺の端辺の同一面上であって
第1の駆動腕の両端部に相当する部位に夫々形成した凹所15a、15b、並びに一方の
端辺寄りの上下面に対向して形成されたくびれ部16a、16b、を備え、第1の駆動腕
には、両端固定の屈曲振動が励振される励振電極が配設されており、第2の駆動腕には、
一端固定の屈曲振動が励振される励振電極が配設されており、検出腕には、検出腕に一端
固定の屈曲振動が生じたときに屈曲振動により励起される電荷をピックアップする電極が
配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、加速度検知装置に関し、特に加速度検出軸方向の感度を改善すると共に、他
軸方向の感度を抑圧した加速度検知装置に関するものである。
加速度センサは、従来から自動車、航空機、ロッケット、更には各種プラントの異常振
動監視装置等まで広い用途に用いられている。民生機器用加速度センサとしては、加速度
検知機構を半導体プロセス技術により作製したMEMS(Micro Electro Mechanical Sys
tems)センサが良く知られている。
特許文献1には、加速度検出素子が開示されている。図7(a)は、従来の加速度検出
素子81の平面図であり、この加速度検出素子81は、基部82、該基部82の一端縁か
ら並行して突出する一対の駆動振動部83、84、および検出振動部85を備えている。
駆動振動部83、84、検出振動部85は共に細長い屈曲振動アームである。一方の駆動
振動部83の上下面には、一対の溝86a、86b(図示せず)が形成されており、溝8
6a、86bの内および側壁面上には、駆動振動部83を、図5(b)の矢印Aのように
励振するための電極88が設けられている。また一方の駆動振動部83は帯状の本体の先
端側に幅広部96が設けられている。
他方の駆動振動部84は帯状且つ平板状を呈している。駆動振動部84の表面には、駆
動振動部84を図5(b)の矢印Aのように励振するための電極87が設けられている。
また、帯状且つ平板状の検出振動部85の上下面には夫々一対の溝89a、89b(図示
せず)が形成されており、溝89a、89bの内部および側壁面上には、検出振動部85
の矢印C方向への振動を検出可能な電極90が設けられている。
加速度検出素子81は、図5(b)に示すように、各駆動振動部83と84とが矢印A
のように屈曲振動するが、互いに逆相になるように設定されている。そして、各駆動振動
部83、84の自励振時の周波数を共に等しくする。このため中央の検出振動部5の振幅
が、加速度非印加時にはゼロとなる。
加速度検出素子1に、図5(b)に示すように矢印B方向への加速度が印加されると、
各駆動振動部83、84にはX軸方向へ力が加わるので、X軸方向へと向かって延び、各
駆動振動部83、84の振動周波数がいずれも上昇する。駆動振動部83の先端には、質
量の大きい幅広部96が設けられているので、駆動振動部83の周波数変化(増分)は、
駆動振動部84の周波数変化(増分)より大きくなる。この結果、各駆動振動部における
各モーメントmα(m;質量、α;加速度)が互いに異なってくるので、検出振動部85
には、図5(b)に矢印Cで示すように、Y軸方向への屈曲振動が発生する。この屈曲振
動Cの振幅は、加速度Bの大きさに対して単調増加し、振幅は検出振動部5の検出電極か
らの出力にほぼ比例するので、加速度Bを求めることができると開示されている。
特開2006−64397公報
しかしながら、特許文献1に開示の加速度検出素子は、振動系のバランスを崩す手段と
して、一方の駆動振動部の質量を大きくすることに依存しているので、形状的に小型化と
感度改善とを両立させることが難しいという問題があった。
また、特許文献1に開示の加速度検出素子は、振動系のバランスを崩す加速度軸は1軸
方向(図7のX軸方向)だけではなく、例えば駆動振動部と直交する方向への加速度を印
加しても、その加速度を検出してしまうという他軸感度の問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、小型、高感度であり、他軸感
度を抑圧した加速度検出素子を提供することにある。
本発明は、上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の
形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本発明に係る加速度検知装置は、外枠と、該外枠の対向する端辺にそれぞ
れ基部を介して両端部を支持された第1の駆動腕、前記端辺のうちの少なくとも一方の端
辺の基部から他方の端辺に向けて伸びる第2の駆動腕、及び前記第1の駆動腕と前記第2
の駆動腕との中間位置であり、前記一方の端面の基部から他方の端辺に向けて伸びる検出
腕、前記第1の駆動腕と前記第2の駆動腕には屈曲振動する為の励振電極を備え、前記検
出腕には、該検出腕に発生する電荷を取り出すための電極を備え、前記第1の駆動腕と前
記第2の駆動腕とで音叉型振動子を構成し、前記検出腕が前記音叉型振動子と共振周波数
が異なる屈曲振動体であり、前記基部における前記第1の駆動腕の延長線上に位置する部
位の厚さの中心位置と前記第1の駆動腕の厚さの中心位置とがずれた構成であることを特
徴とする。
以上のように基部に第1及び第2の駆動腕と、その中間位置に検出腕とを設け、第1及
び第2の駆動腕を共に同じ周波数で且つ、逆相で励振することにより、加速度の非印加時
は検出腕には振動が励起されないが、加速度の印加時には検出腕に屈曲振動が生じ、該振
動により励起された電荷より、加速度の大きさを求めることが可能となる。外枠を用いて
いるので加速度の検出感度が高く、その上他軸感度の抑圧が優れているという利点がある
[適用例2]加速度検知装置は、前記第2の駆動腕の両端部が前記外枠の対向する端辺
にそれぞれ基部を介して支持された構成であり、前記基部における前記第2の駆動腕の延
長線上に位置する部位の厚さの中心位置と前記第2の駆動腕の厚さの中心位置とがずれ、
前記第1の駆動腕の厚さの中心位置と前記第2の駆動腕の厚さの中心位置とがずれた構成
であることを特徴とする適用例1に記載の加速度検知装置。
以上のように第1及び第2の駆動腕の延長線上に位置する部位の厚さの中心位置と、駆
動腕の厚さの中心とをずらすことにより加速度の非印加時には検出腕には振動が励振され
ないが、加速度が印加されると振動系の釣り合いが崩れ、検出腕に振動が励起され、これ
による電荷から加速度の大きさを得ることが可能となる。逆相でバランスを取ることによ
り、加速度印加時の検出感度を高めることができるという効果がある。
[適用例3]加速度検知装置は、前記外枠が、第1のくびれ部と、該第1のくびれ部の
位置から該外枠の開口を前記第1の駆動腕の延長方向と直交する方向に跨いだ位置に第2
のくびれ部、を備えた構成であることを特徴とする適用例1又は2に記載の加速度検出装
置。
以上のように第1及び第2のくびれ部を設けることにより、加速度の検出感度が向上す
るという効果がある。
[適用例4]加速度検知装置は、前記対向する二辺の端辺の内縁部には夫々突起状の前
記基部が設けられており、前記第1及び第2の駆動腕の両端部は夫々前記各基部に一体化
され、前記検出腕の基端部は前記一方の基部と一体化され、前記基部の一方の面上に第1
及び第2の凹所を備え、前記基部の他方の面上に第3及び第4の凹所を備えていることを
特徴とする適用例1乃至3に記載の加速度検知装置。
以上のように、外枠の夫々の基部間に第1及び第3の駆動腕を、一方の基部に検出腕を
設け、第1の駆動腕の夫々の基端部の部位で、且つ一方の面に凹所を、第2の駆動腕の夫
々の基端部の部位で、且つ他方の面に凹所を設け、それらの凹所を点対称とし、第1及び
第3の駆動腕を逆相で励振させるので、加速度の非印加時には検出腕に振動は生じないが
、加速度の印加時には第1及び第2の駆動腕の共振周波数の変化が互いに逆となるので、
振動系の均衡を効率よく崩すことが可能となるという効果がある。しかも加速度の検出感
度を高めることができる利点がある。
[適用例5]加速度検知装置は、前記第1及び第2の駆動腕に配設した励振電極は、該
第1及び第2の駆動腕が励振される振動モードが共に屈曲振動であって、位相が互いに逆
相となるように構成されていることを特徴とする適用例1乃至4に記載の加速度検知装置
以上のように第1及び第2の駆動腕が互いに逆相で励振されるので、加速度の非印加時
には検出腕には振動が励振されないが、加速度が印加されると振動系の釣り合いが崩れ、
検出腕に振動が励起され、この振動から励起される電荷を利用して加速度の大きさを得る
ことが可能となる。また、加速度印加時に第1及び第2の駆動腕の周波数変化は逆となる
ので、加速度の向きを判定できるという利点もある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1の実
施の形態に係る加速度検知装置1の構成を示す概略斜視図である。
加速度検知装置1は、圧電基板としての輪郭振動体1aと、輪郭振動体1a上に形成し
た電極1bと、を備えている。
輪郭振動体1aは、矩形環状の外枠5と、第1及び第2の駆動腕10、11と、検出腕
12と、を備えている。矩形環状の外枠5は、2つの長辺5a、5bと、2つの短辺5c
、5dとからなる。
輪郭振動体1aは、矩形環状の外枠5の対向する二辺の短辺(端辺)5c、5dにより
両端部を支持され且つ外枠5の長辺(端辺)5a、5bと平行に伸びる第1の駆動腕10
と、一方の端辺5cの内縁に設けた突起状の基部6aにより基端部11aを固定され且つ
他方の短辺5dに向けて長辺5a、5bと平行に伸びる片持ち構造の第2の駆動腕11と
、を備えている。更に、輪郭振動体1aは、基部6aに基端部12aを固定され、且つ他
方の短辺5d(端辺)に向けて、長辺5a、5bと平行に伸びる片持ち構造の検出腕12
と、を備えている。また、輪郭振動体1aは、二辺の短辺5c、5dの同一面上であって
第1の駆動腕10の両端部に相当する部位(基部6a、6b)に夫々形成した凹所15a
、15bと、外枠5を構成する対向する二辺(長辺)5a、5bの上下面であって一方の
短辺5c寄りの部位に対向して形成したくびれ部16a、16bと、を備えている。そし
て、検出腕12は第1及び第2の駆動腕10、11の中間位置に配置されている。
即ち、一方の短辺5cの内縁に一体化された突起状の一方の基部6aは、その一面に凹
所15aを備え、第1及び第2の駆動腕10、11の基端部10a、11aと、検出腕1
2の基端部12aとが基部6aに対して一体化されている。また、他方の短辺5dの内縁
には他方の基部6bが一体的に設けられ、基部6bの一面(凹所15aと同一面)には凹
所15bが形成され、基部6bには第1駆動腕10の他方の基端部10bが一体化されて
いる。つまり、2つの凹所15aと15bとは、各基部6a、6bの同一面上に、外枠5
の長手方向に対して対称に配置されている。
なお、くびれ部16a、16bの断面形状は、加速度検知装置1に応力が印加されたと
きに、くびれ部16a、16bを支点として容易に撓む形状が好ましく、図示のように矩
形状、半円状、双曲線状、楔状等がある。
図2(a)は輪郭振動体に形成された電極の平面図、(b)は夫々の部位における電極
断面図であり、ある瞬間に発生する各電極の電荷の符号を示している。第1及び第2の駆
動腕10、11には、夫々励振電極20(20a〜20d)〜22(22a〜22d)、
及び23(23a〜23d)が配設され、第1の駆動腕10は両端固定の屈曲振動が、第
2の駆動腕11は一端固定の屈曲振動が、励振されるように構成されている。また、検出
腕12は、検出腕12に一端固定の屈曲振動が生じたときに、屈曲振動により励起される
電荷をピックアップする電極24(24a〜24d)が配設されている。
第1の駆動腕10上には、一方の基端部10aより他方の基端部10bに向かって、励
振電極20(20a〜20d)、21(21a〜21d)、22(22a〜22d)が順
次配設され、各電極20a〜22dは、駆動腕10上に設けたリード電極(配線電極)に
より接続されている。リード電極による接続方法は、図2(b)の第1の駆動腕10に示
す電荷の符号を基に、正(+)符号同士、負(−)同士を接続するようにして、2端子構
成とする。この2端子に交流電圧を印加すると両端固定の屈曲振動が励振される。
第2の駆動腕11上には、励振電極23(23a〜23d)が配設され、各電極23a
〜23dは駆動腕11上に設けたリード電極により接続されている。リード電極による接
続方法は、図2(b)の第2の駆動腕11に示す電荷の符号を基に、正(+)符号同士、
負(−)同士を接続するようにして、2端子構成とする。この2端子に交流電圧を印加す
ると一端固定の屈曲振動が励振される。
なお、第1及び第2の駆動腕10、11から伸びるリード電極は、正(+)符号同士、
負(−)同士を接続して、基部6a上に設けた端子電極26a、26bに接続される。
また、検出腕12上には電極24(24a〜24d)が配設され、各電極24a〜24
dは検出腕12上に設けたリード電極により接続されている。リード電極による接続方法
は、図2(b)の検出腕12に示す電荷の符号により、正(+)符号同士、負(−)同士
を接続するようにして、2端子構成とする。検出腕12に一端固定の屈曲振動が励起され
、屈曲振動により励起される電荷をピックアップするように電極24a〜24dを配設す
る。
次に、加速度検知装置1に対して図1に示ように厚み方向(Z軸方向)の加速度αが印
加される場合を考える。加速度αが印加される前は、第1及び第2の駆動腕10、11の
励振電極から伸びるリード電極は、図示しない発振回路に夫々接続され、夫々同じ周波数
f0で発振(自励振)している。第1の駆動腕10の電極20a〜20dと、第2の駆動
腕11の電極23a〜23dとは、夫々の対応する電極に異符号の電圧加わるように配線
されているので、第1の駆動腕10の基部6a寄りの部分の屈曲振動と、第2の駆動腕1
1の屈曲振動とは逆相となる。つまり、第1の駆動腕10の基部6a寄りの部分が+X軸
方向に振れると、第2の駆動腕11は−X軸方向に振れる。このように同じ周波数で、且
つ互いに逆相で振動するので、基部6aに広がる振動による歪は、検出腕12の中央のか
ら伸びる中心線に対して対称に分布し、振動系、つまり第1及び第2の駆動腕10、11
、検出腕12、基部6aを含む領域は、振動の釣り合いがとれているので、検出腕12に
は振動が励起されない。
加速度αが加速度検出軸方向(図1では+Z軸方向)に印加されると、加速度検知装置
1の自由端5dを重り部とし、外枠5がくびれ部16a、16bを支点として−Z軸方向
に撓む(屈曲する)。第1の駆動腕10の両端の基部6a、6bには一方の面(図1では
上面)のみに凹所15a、15bを形成しているので、加速度αにより−Z軸方向に慣性
力が働くと、凹所15a、15bが挟む第1の駆動腕10には圧縮応力が作用し、第1の
駆動腕10の共振周波数は減少する。逆に加速度αが−Z軸方向に印加される、つまり+
Z軸方向に慣性力が働くと、凹所15a、15bが挟む第1の駆動腕10には伸長応力(
引張り応力)が作用し、第1の駆動腕10の共振周波数は増大する。
一方、加速度αによる外枠5の撓み(屈曲)は、第2の駆動腕11には影響を及ぼさな
いので、第2の駆動腕11の周波数は変わらない。その結果、第1の駆動腕10の振動に
よる歪分布と、第2の駆動腕11の振動による歪分布とは、前記中心線に対し、対称性が
崩れる。つまり、振動系の釣り合いが崩れるので、歪が検出腕12にも広がり、一端固定
の屈曲振動が励起されることになる。この一端固定の屈曲振動の振幅は、印加される加速
度の大きさに対して単調増加し、検出腕12に励起される電荷は屈曲振動の振幅に比例す
る。従って、電極にピックアップされる電荷量により印加された加速度の大きさを求める
ことができる。
2つの凹所15a、15bは、基部6a、6bの一方の面にのみ設けてあるので、加速
度αの印加方向により凹所15a、15bが挟む第1の駆動腕10に加わる応力は、圧縮
応力、又は伸長(引張り)応力となり、第1の駆動腕10の共振周波数が異なることにな
る。即ち、加速度αが印加される前の周波数f0に対し、第1の駆動腕10に加わる伸長
応力によりf0+Δf、圧縮応力によりf0−Δfとなる。第2の駆動腕11の共振周波
数は加速度αにより変化せず、ほぼf0を維持する。そのため、加速度の印加方向により
、検出腕12に励振される振動の周波数は、検出腕12の形状寸法が決まるが、第1の駆
動腕10との位相差により、加速度の方向を検出することができる。
図3は、第2の実施の形態の加速度検知装置2の構成を示す概略斜視図である。第1の
実施例の加速度検知装置1と同じ部材には同一符号を付して説明する。
加速度検知装置2は、圧電基板としての輪郭振動体2aと、輪郭振動体2a上に形成し
た電極2bと、を備えている。輪郭振動体2aは、矩形環状の外枠5と、第1及び第2の
駆動腕10、13と、検出腕12と、を備えている。矩形環状の外枠5は、2つの長辺(
端辺)5a、5bと、2つの短辺(端辺)5c、5dとからなる。
輪郭振動体2aは、矩形環状の外枠5の対向する二辺の短辺(端辺)5c、5dにより
両端部を支持され、且つ長辺5a、5b方向と平行に伸びる第1及び第3の駆動腕10、
13と、一方の短辺5cにより基端部12aを固定され、且つ他方の端辺5dに向けて長
辺5a、5bと平行に伸びる片持ち構造の検出腕12と、を備えている。
一方の短辺5cの内縁には設けられた突起状の基部6aは、一方の面(表面側)に第1
の凹所15’aを、他方の面(裏面側)に第3の凹所16aを備えている。また、他方の
短辺5dの内縁に一体化した基部6bは、一方の面(表面側)に第2の凹所15’bを、
他方の面(裏面側)に第4の凹所16bを、備えている。第3及び第4の凹所16a、1
6bは、第1及び第2の凹所15’a、15’bと夫々点対称に配置されている。
即ち、一方の基部6aは、第1及び第3の駆動腕10、13の一方の基端部10a、1
3aを一体的に支持すると共に、検出腕12の基端部12aを一体的に支持している。他
方の基部6bは、第1及び第3の駆動腕10、13の他方の基端部10a、13aを一体
的に支持している。
第1及び第2の凹所15’a、15’bは各基部6a、6bの表面側であって、第1の
駆動腕10の両端部に相当する部位に夫々形成され、第3及び第4の凹所16a、16b
は各基部6a、6bの裏面側であって、第3の駆動腕13の両端部に相当する部位に夫々
形成されている。
また、外枠5を構成する対向する二辺5a、5bの上下面であって一方の短辺5c寄り
の上下面に対向した部位にはくびれ部16a、16bを備えている。そして、検出腕12
は第1及び第3の駆動腕10、13の中間位置に配置されている。
なお、くびれ部16a、16bの断面形状は、加速度検知装置1のくびれ部と同様に矩
形状、半円状、双曲線状、楔状とにすると撓み易い。
図4(a)は輪郭振動体に形成された電極2bの平面図、(b)は夫々の部位における
電極断面図であり、ある瞬間に発生する各電極の電荷の符号を示している。
輪郭振動体2aの第1及び第3の駆動腕10、13上には、夫々図4に示すような励振
電極20(20a〜20d)〜22(22a〜22d)及び27(27a〜27d)〜2
9(29a〜29d)が長手方向に沿って順次配設され、第1及び第3の駆動腕10、1
3に、両端固定の屈曲振動が励振されるように構成されている。また、検出腕12には検
出腕12に一端固定の屈曲振動が生じたときに、屈曲振動により励起される電荷をピック
アップする電極24(24a〜24d)が配設されている。
第1及び第3の駆動腕10、13、検出腕12の各電極の接続方法については、図2で
説明したので省略するが、第1及び第3の駆動腕10、13は互いに逆相で振動するよう
に構成されている。
加速度検知装置2に厚み方向(Z軸方向)の加速度αが印加される場合を考える。加速
度αが印加される前は、第1及び第3の駆動腕10、13の励振電極から伸びるリード電
極は、図示しない発振回路に夫々接続され、夫々同じ周波数f0で発振(自励振)してい
る。第1の駆動腕10の電極20〜22と、第3の駆動腕13の電極27〜29とは、夫
々の対応する電極に異符号の電圧が加わるように配線されているので、第1及び第3の駆
動腕10、13は、互いに逆相の屈曲振動、つまり双音叉振動子と同じ振動モードが励振
される。このように同じ周波数で、且つ互いに逆相で振動するので、第1及び第3の駆動
腕10、13の振動による基部6aに広がる歪は、検出腕12の中央のから伸びる中心線
に対して対称に分布し、振動系、つまり第1及び第3の駆動腕10、11、検出腕12、
基部6aを含む領域は、振動の釣り合いがとれ、検出腕12には振動が励起されない。
加速度αが加速度検知装置2の加速度検出軸方向(図3では+Z軸方向)に印加される
と、自由端5dを重り部とし、外枠5がくびれ部16a、16bを支点として−Z軸方向
に屈曲する。両基部6a、6bの上面であって、第1の駆動腕10の基端部10a、10
bの部位に第1及び第2の凹所15’a、15’bが形成されているので、加速度αによ
り−Z軸方向に慣性力が働くと、第1及び第2の凹所15’a、15’bが挟む第1の駆
動腕10には圧縮応力が作用し、第1の駆動腕10の共振周波数は減少する。逆に加速度
αが−Z軸方向に印加される、つまり+Z軸方向に慣性力が働くと、第1及び第2の凹所
15’a、15’bが挟む第1の駆動腕10には伸長応力(引張り応力)が作用し、第1
の駆動腕10の共振周波数は増大する。
一方、両基部6a、6bの裏面上であって、第3の駆動腕13の基端部13a、13b
の部位に第3及び第の4の凹所16a、16b(図示せず)が形成されているので、加速
度αにより−Z軸方向に慣性力が働くと、第3及び第の4の凹所16a、16bが挟む第
3の駆動腕13には伸長応力(引張り応力)が作用し、第3の駆動腕13の共振周波数は
増大する。逆に加速度αが−Z軸方向に印加される、つまり+Z軸方向に慣性力が働くと
、第3及び第の4の凹所16a、16bが挟む第3の駆動腕13には圧縮応力が作用し、
第3の駆動腕10の共振周波数は減少する。
加速度αの印加により第1及び第3の駆動腕10、13の共振周波数は互いに逆方向に
変化するので、第1の駆動腕10の振動による基部6a上の歪分布と、第3の駆動腕13
の振動による基部6a上の歪分布とは、検出腕12の中心線の延長上に対し対称性が崩れ
る。つまり、振動系の釣り合いが崩れるので、歪が検出腕12にも広がり、一端固定の屈
曲振動が励起されることになる。この一端固定の屈曲振動の振幅は、印加される加速度の
大きさに対して単調増加し、検出腕12に励起される電荷は屈曲振動の振幅に比例する。
従って、電極にピックアップされる電荷量により印加された加速度の大きさを求めること
ができる。第1の実施例の加速度検知装置1に比べ、本実施例は第1及び第3の駆動腕1
0、13が互いに逆相で振動しているので、加速度の印加により振動系の釣り合いが崩れ
易くなり、その分加速度の検出感度が改善される。
第1及び第2の凹所15’a、15’bは、基部6a、6bの表面であって基端部10
a、10bの部位に、第3及び第4の凹所16a、16bは、基部6a、6bの裏面であ
って基端部13a、13bの部位に設けられ、且つ点対称に配置されている。そのため、
加速度αの印加方向により第1及び第3の駆動腕には互いに異なる応力(圧縮応力、又は
伸長応力)が加わり、周波数の偏移は互いに異なる。この結果、加速度の印加方向により
、検出腕12に励起される振動は検出腕12の形状寸法に依存するが、検出腕12と、駆
動腕10、13との位相差は、加速度方向に依存する。つまり、検出腕12の電荷量によ
り加速度の大きさが求められ、その位相により加速度の方向を検出することができる。
なお、第1及び第2の実施例の加速度検知装置1、2は、外枠5があるのでX、Y軸方
向の変形は極めて小さくなる。つまり、X及びY軸方向の加速度に対す感度(他軸感度)
は、極めて小さいという特徴がある。
圧電基板を用いて加速度検知装置1、2の構成を説明してきたが、圧電材料としては水
晶、タンタル酸リチーム、ニオブ酸リチーム、ランガサイト等ある。
また、第1、第2及び第3の駆動腕の断面形状は矩形状のみではなく、励振効率を上げ
るために、音叉振動子で用いられているH字形状としてもよい。
また、輪郭振動体1a、2aを金属材料、ガラス材等で形成し、圧電セラミック材を貼
り付けて、加速度検知装置を形成してもよい。
以上のように本発明によれば、基部6a、6bに第1及び第2の駆動腕10、112を
設け、且つその中間位置に検出腕12を設け、第1及び第2の駆動腕を共に同じ周波数で
且つ、逆相で励振することにより、加速度の非印加時は検出腕には振動が励起されないが
、加速度の印加時には検出腕に屈曲振動が生じ、該振動により励起された電荷より、加速
度の大きさを求めることが可能となる。外枠5を用いているので加速度の検出感度が高く
、その上他軸感度の抑圧が優れているという利点がある。
また、第1及び第2の駆動腕10、11と、検出腕12とが基部6a、6bに一体化さ
れており、且つ第1の駆動腕の両基端部には夫々凹所15a、15bが形成されているの
で、加速度検知装置に加速度が印加されると、第1の駆動腕に圧縮応力、又は伸長応力(
引張り応力)が効率よく加わるので、加速度検知装置の検出感度を高めるという効果があ
る。
また、第1及び第2の駆動腕10、11が互いに逆相で励振されるので、加速度の非印
加時には検出腕には振動が励振されないが、加速度が印加されると振動系の釣り合いが崩
れ、検出腕に振動が励起され、これによる電荷から加速度の大きさを得ることが可能とな
る。逆相でバランスを取ることにより、加速度印加時の検出感度を高めることができると
いう効果がある。
また、外枠5の夫々の基部6a、6b間に第1及び第3の駆動腕10、13を両持ち支
持し、一方の基部6aに検出腕12を片持ち支持し、第1の駆動腕の夫々の基端部の部位
であって、且つ一方の面に凹所を、第3の駆動腕の夫々の基端部の部位であって、且つ他
方の面に凹所を設け、それらの凹所を点対称とし、第1及び第3の駆動腕を逆相で励振さ
せるので、加速度の非印加時には検出腕に振動は生じないが、加速度の印加時には第1及
び第3の駆動腕の共振周波数の変化が互いに逆となるので、振動系の均衡を効率よく崩す
ことが可能となるという効果がある。しかも加速度の検出感度を高めることができる利点
がある。
また、に第1及び第3の駆動腕10、13の両端部が夫々の基部6a、6bに両持ち支
持され、検出腕12の基端部が一方の基部6aに一体化されて片持ち支持されており、第
1の駆動腕の両基端部の一方の面には夫々凹所が形成され、第3の駆動腕の両基端部の他
方の面には夫々凹所が形成されているので、加速度が印加されると第1及び第3の駆動腕
には互いに逆の応力が加わるので、振動系を効率よく崩すので加速度検知装置の検出感度
を高めるとことができるという効果がある。
また、第1及び第3の駆動腕が互いに逆相で励振されるので、加速度の非印加時には検
出腕には振動が励振されないが、加速度が印加されると振動系の釣り合いが崩れ、検出腕
に振動が励起され、この振動から励起される電荷を利用して加速度の大きさを得ることが
可能となる。また、加速度印加時に第1及び第3の駆動腕の周波数変化は逆となるので、
加速度の向きを判定できるという利点もある。
本発明の第1の実施例の加速度検知装置の構造を示した概略斜視図。 (a)は加速度検知装置の電極の平面図、(b)はその断面図。 本発明の第2の実施例の加速度検知装置の構造を示した概略斜視図。 (a)は加速度検知装置の電極の平面図、(b)はその断面図。 (a)は従来の加速度検出素子の構成を示す平面図、(b)は加速度を印加したときの振動姿態。
符号の説明
1、2…加速度検知装置、1a、2a…輪郭振動体、1b、2b…電極、5…外枠、5
a、5b、5c、5d…外枠の各辺、6a、6b…基部、10…第1の駆動腕、11…第
2の駆動腕、12…検出腕、13…第3の駆動腕、15a、15b…凹所、15’a…第
1の凹所、15’b…第2の凹所、16a…第3の凹所、16b…第4の凹所、16a、
16b…くびれ部、20a〜20d、21a〜21d、22a〜22d、23a〜23d
、24a〜24d、27a〜27d、28a〜28d、29a〜29d…電極

Claims (5)

  1. 外枠と、該外枠の対向する端辺にそれぞれ基部を介して両端部を支持された第1の駆動
    腕、前記端辺のうちの少なくとも一方の端辺の基部から他方の端辺に向けて伸びる第2の
    駆動腕、及び前記第1の駆動腕と前記第2の駆動腕との中間位置であり、前記一方の端面
    の基部から他方の端辺に向けて伸びる検出腕、前記第1の駆動腕と前記第2の駆動腕には
    屈曲振動する為の励振電極を備え、
    前記検出腕には、該検出腕に発生する電荷を取り出すための電極を備え、
    前記第1の駆動腕と前記第2の駆動腕とで音叉型振動子を構成し、
    前記検出腕が前記音叉型振動子と共振周波数が異なる屈曲振動体であり、
    前記基部における前記第1の駆動腕の延長線上に位置する部位の厚さの中心位置と前記
    第1の駆動腕の厚さの中心位置とがずれた構成であることを特徴とする加速度検知装置。
  2. 前記第2の駆動腕の両端部が前記外枠の対向する端辺にそれぞれ基部を介して支持され
    た構成であり、前記基部における前記第2の駆動腕の延長線上に位置する部位の厚さの中
    心位置と前記第2の駆動腕の厚さの中心位置とがずれ、
    前記第1の駆動腕の厚さの中心位置と前記第2の駆動腕の厚さの中心位置とがずれた構
    成であることを特徴とする請求項1に記載の加速度検知装置。
  3. 前記外枠が、第1のくびれ部と、該第1のくびれ部の位置から該外枠の開口を前記第1
    の駆動腕の延長方向と直交する方向に跨いだ位置に第2のくびれ部、を備えた構成である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加速度検出装置。
  4. 前記対向する二辺の端辺の内縁部には夫々突起状の前記基部が設けられており、前記第
    1及び第3の駆動腕の両端部は夫々前記各基部に一体化され、前記検出腕の基端部は前記
    一方の基部と一体化され、
    前記基部の一方の面上に第1及び第2の凹所を備え、前記基部の他方の面上に第3及び
    第4の凹所を備えていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の加速度検知装置。
  5. 前記第1及び第2の駆動腕に配設した励振電極は、該第1及び第2の駆動腕が励振され
    る振動モードが共に屈曲振動であって、位相が互いに逆相となるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至4に記載の加速度検知装置。
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