JP2009250504A - 加湿機能付空気清浄機 - Google Patents

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Daichi Kobayashi
大地 小林
Masatake Saoyama
真毅 竿山
Hitoshi Nozu
仁志 野津
Takao Takeyama
隆雄 竹山
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Abstract

【課題】大容量の空気清浄機能と加湿機能を発揮することができ、空気清浄運転と加湿運転の操作性を向上した加湿機能付空気清浄機を提供する。
【解決手段】吸込口1aと吹出口2に連通する空気清浄フィルター3を備えた空気清浄風路4と、空気清浄風路4の途中で分岐する加湿手段16を備えた加湿風路5と、空気清浄風路4と加湿風路5に送風する両吸込送風機6を有し、両吸込送風機6は吸気側に第1吸気口7と第2吸気口8を備え、また吐出側に上吐出口9と下吐出口10を備え、加湿風路5に両吸込型遠心送風機6の下吐出口10よりプラス圧の通気気流を供給するとともに、両吸込型遠心送風機6の第2吸気口8よりマイナス圧で吸引することにより、空気浄化機能と加湿機能の双方を大風量にて実現する加湿機能付空気清浄機を提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気を浄化しながら加湿することのできる加湿機能付空気清浄機に関する。
従来、この種の加湿機能付空気清浄機として、上流側に空気清浄部を設け、下流側に加湿部を設けた加湿機能付空気清浄機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その加湿機能付空気清浄機について図9および図10を参照しながら説明する。
図に示すように、吸気口101と排気口102を設けた本体ケース103内の空気流路104にフィルター105と、フィルター105の下流側に配置される送風手段106と、本体ケース103の下方に配置され、フィルター105により浄化された空気流路104の空気の一部が選択的に取り込まれる加湿流路107と、加湿流路107に配置された加湿手段108と、加湿された空気を外部に吹出す吹出口109を設け、送風手段106のケーシング110の一部は案内板111により形成され、案内板111はリンク112を介して閉鎖する位置または開放する位置との間を移動し、加湿流路107を開閉するように構成されている。
特開2005−61655号公報
このような従来の加湿機能付空気清浄機では、ケーシング110の一部を開放して形成された加湿流路107に加湿手段108が配置されているので、空気清浄部のフィルター105に圧損負荷のかかる送風手段106のケーシング110の一部により加湿流路107が設けられることなり、所定の送風量が得られないため加湿量が少なく、室内を適正な湿度に維持できないという課題がある。
また、加湿運転を行なう場合は、加湿流路107を通して加湿気流が本体ケース103前面より吹き出され、加湿気流が使用者に向けて直接吹き出され、体感温度が下がり快適性を損なうという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、空気清浄機能をオールシーズン利用できるとともに、冬季の乾燥シーズンにおいて大容量の加湿機能を発揮できる構成とすることにより、適正湿度を維持することができ、また加湿気流が使用者の体感温度を下げないようにして、快適性を向上した加湿機能付空気清浄機を提供することを目的とする。
本発明の加湿機能付空気清浄機は、上記目的を達成するために、本体の側面に設けた吸込口と、本体の天面に設けた吹出口と、前記吸込口と吹出口に連通する空気清浄フィルターを備えた空気清浄風路と、この空気清浄風路の途中で分岐する加湿手段を備えた加湿風路と、前記空気清浄風路と前記加湿風路に送風する両吸込送風機を有し、この両吸込送風機は吸気側に第1吸気口と第2吸気口を備えるとともに吐出側に上吐出口と下吐出口を備え、前記空気清浄風路は前記吸込口から空気清浄フィルター、両吸込送風機の第1吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路となし、前記加湿風路は、前記両吸込送風機の下吐出口から加湿手段、第2の吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路としたものである。
また、他の手段は、両吸込送風機は、両側面に空気清浄風路に対応した第1吸気口と加湿風路に対応した第2吸気口を備え、かつ上吐出口と下吐出口を備えた両吸込ケーシングと、この両吸込ケーシングに収納される両面吸込ファンと、この両面吸込ファンを回転可能に軸支するファンモータからなり、前記両面吸込ファンは、前記第1吸気口と第2吸気口に対応して、回転板の両面にそれぞれ設けた第1翼部と第2翼部からなり、第1翼部の翼長を前記第2翼部の翼長より寸法小としたものである。
また、他の手段は、両面吸込ファンを回転するファンモーターを、空気清浄フィルターに面する第1吸気口側に配置するものである。
また、他の手段は、本体に設けた吸込口から空気清浄フィルターを通過し、加湿手段の直前で加湿風路に合流する補助風路を設けたものである。
また、他の手段は、加湿風路に連通する両吸込型遠心送風機の下吐出口に風量調整ダンパーを開閉可能に設け、この風量調整ダンパーの開閉により、空気清浄運転と加湿運転を切換可能とするとともに、空気清浄気流および加湿気流を1つの吹出口より吹き出すものである。
また、他の手段は、本体に室内の湿度を検出する湿度センサーと、風量調整ダンパーを回動する駆動モータと、前記湿度センサーの検出値に応じて前記駆動モータを制御する制御部を設け、この制御部は前記湿度センサーの検出値がしきい値より低下したとき、前記駆動モータを駆動して加湿風路へ通風するものである。
また、他の手段は、加湿手段は加湿フィルターを回転する回転モータを有し、空気清浄運転時は前記回転モータを停止するものである。
本発明によれば、加湿風路に両吸込型遠心送風機の下吐出口よりプラス圧の通気気流を供給するとともに、両吸込型遠心送風機の第2吸気口よりマイナス圧で吸引することにより、風量を低下させることなく、空気浄化機能と加湿機能の双方を向上できるという効果のある加湿機能付空気清浄機を提供することができる。
また、第2吸気口より吸気される流量を増加させ、空気清浄風路よりも加湿風路に加わる吸引圧力を増加することにより、加湿風路の送風量を確保して加湿能力を維持することができる。
また、空気清浄フィルターから第1吸気口にいたる空間にファンモーターを収納でき、本体の省スペース化が図れるとともに、加湿フィルターの通風量を確保することができる。
また、補助風路からの吸込気流に、下吐出口よりの押込気流が相乗的に作用して、加湿フィルターへの空気抵抗を軽減するとともに、風路長大なる加湿風路の空気抵抗を軽減することができ、加湿量を増加させることができる。
また、両吸込型遠心送風機の下吹出口に風量調整ダンパーを開閉可能に設けることにより、空気清浄運転モードでは、下吹出口が閉じられて空気清浄機能を発揮し、加湿運転モードを設定したときは、下吹出口が開放されて、加湿機能を追加した運転が行なわれる。
また、湿度センサーで検出された室内湿度の応じて、風量調整ダンパーを開閉制御することで、自動的に加湿運転または空気清浄運転に切り換わり、利便性を向上することができる。
また、加湿フィルターの回転を停止させることで、加湿フィルターへの水分付着を抑制するとともに、通風により乾燥をおこなうことにより、加湿フィルターの通気抵抗の増加を抑えることにより、空気清浄運転時の風量を増加することができる。
本発明の請求項1記載の加湿機能付空気清浄機は、本体の側面に設けた吸込口と、本体の天面に設けた吹出口と、前記吸込口と吹出口に連通する空気清浄フィルターを備えた空気清浄風路と、この空気清浄風路の途中で分岐する加湿手段を備えた加湿風路と、前記空気清浄風路と前記加湿風路に送風する両吸込送風機を有し、この両吸込送風機は吸気側に第1吸気口と第2吸気口を備えるとともに吐出側に上吐出口と下吐出口を備え、前記空気清浄風路は前記吸込口から空気清浄フィルター、両吸込送風機の第1吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路となし、前記加湿風路は、前記両吸込送風機の下吐出口から加湿手段、第2の吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路としたものであり、本体の側面に設けた吸込口より吸い込まれた空気は、まず空気清浄風路に設けられた空気清浄フィルターにより浄化され、つぎに両吸込型遠心送風機の第1吸気口より吸気された清浄空気は、上吐出口と下吐出口とに分かれて吐出され、上吐出口より吐出された清浄空気は、本体天面に設けた吹出口より室内に吹き出され、また下吐出口より吐出された清浄空気は加湿風路に入り、加湿手段となる加湿フィルターを通過して両吸込型遠心送風機の第2吸気口より吸引され、吹出口より高湿気流として室内に吹き出されるという作用を有する。
また、両吸込送風機は、両側面に空気清浄風路に対応した第1吸気口と加湿風路に対応した第2吸気口を備え、かつ上吐出口と下吐出口を備えた両吸込ケーシングと、この両吸込ケーシングに収納される両面吸込ファンと、この両面吸込ファンを回転可能に軸支するファンモーターからなり、前記両面吸込ファンは、前記第1吸気口と第2吸気口に対応して、回転板の両面にそれぞれ設けた第1翼部と第2翼部からなり、第1翼部の翼長を前記第2翼部の翼長より寸法小としたものであり、両面吸込みファンの第一翼部の翼長を前記第2翼部の翼長より寸法小とすることにより、第2吸気口より吸気される流量を増加させ、空気清浄風路よりも加湿風路に加わる吸引圧力を増加することにより、空気清浄フィルターと加湿フィルターが共存する加湿風路の送風量を確保することができるという作用を有する。
また、両面吸込ファンを回転するファンモーターを、空気清浄フィルターに面する第1吸気口側に配置してなるものであり、両面吸込ファンを回転するファンモーターを、空気清浄フィルターに面する第1吸気口側に配置することにより、空気清浄フィルターから第1吸気口にいたる通気用の空間を活用してファンモーターを収納することが可能となり、本体の省スペース化が図れるとともに、第1吸気口に比べて通風抵抗大なる第2吸気口の吸込み面積を確保することでき、第2吸気口より吸入される流量を増加させることができるという作用を有する。
また、本体に設けた吸込口から空気清浄フィルターを通過し、加湿手段の直前で加湿風路に合流する補助風路を設けたものであり、空気清浄フィルターを通過した清浄空気を、加湿フィルターの直前で加湿風路に合流する補助風路を設けたことにより、補助風路からの加湿フィルターに風が吸い込まれる方向に作用する吸い込み気流に、加湿フィルターに風を押込む方向に作用する下吐出口よりの押し込み気流が相乗的に作用して、加湿フィルターへの通風時の空気抵抗を軽減するとともに、風路長大なる加湿風路の空気抵抗を低減することができ、第2吸気口より吸入される流量を増加させることができ、さらに加湿フィルターを通過する気流の接触面積も増加させることができるという作用を有する。
また、加湿風路に連通する両吸込型遠心送風機の下吐出口に風量調整ダンパーを開閉可能に設け、この風量調整ダンパーの開閉により、空気清浄運転と加湿運転を切換可能とするとともに、空気清浄気流および加湿気流を1つの吹出口より吹き出してなるものであり、空気清浄運転を主機能とした運転モード設定したときは、風量調整ダンパーにより下吹出口を閉じることにより、第1吸気口より吸入された空気はすべて空気清浄風路を通風し、第1吐出口を経て吹出口より吹き出すことにより、通常の空気清浄機能を発揮するとともに、加湿運転モードを設定したときは、風量調整ダンパーが開放されて加湿フィルターに案内され、つぎに両吸込型遠心送風機の第2吸気口より吸入され、第2吐出口より吹出口を通過して室内に加湿気流として吹き出されるという作用を有する。
また、本体に室内の湿度を検出する湿度センサーと、風量調整ダンパーを回動する駆動モータと、前記湿度センサーの検出値に応じて前記駆動モータを制御する制御部を設け、この制御部は前記湿度センサーの検出値がしきい値より低下したとき、前記駆動モータを駆動して風量調整ダンパーを開き、加湿風路への通風してなるものであり、本体に室内の湿度を検出する湿度センサーと、風量調整ダンパーを回動する駆動モータと、湿度センサーの検出値に応じて駆動モータを制御する制御部を設けたことにより、制御部は湿度センサーの検出湿度がしきい値より低下したと判断したときは、駆動モータにより風量調整ダンパーを開いて加湿風路に通風して加湿運転を行い、湿度センサーの検出湿度がしきい値を超えたと判断したときは、駆動モータにより風量調整ダンパーを閉じて加湿風路への通風を停止することで、空気清浄運転を行なうということにより、湿度センサーで検出された室内湿度の応じて、風量調整ダンパーを開閉制御することで、自動的に加湿運転または空気清浄運転に切り換わり、利便性の向上が図れるという作用を有する。
また、加湿手段は加湿フィルターを回転する回転モータを有し、空気清浄運転時は前記回転モータを停止してなるものであり、空気清浄運転時は加湿フィルターを回転させるための回転モータを停止させることで、加湿フィルターに水が供給されないようにして、加湿機能を抑制するとともに、付着した水分を乾燥させて、加湿フィルターの通気抵抗の増加を抑え、空気清浄運転の風量が減少しないようにできるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3に示すように、本体1の側面に吸込口1aを設け、本体1の天面に吹出口2を設け、吸込口1aと吹出口2に連通する空気清浄風路4に空気清浄フィルター3を備えている。加湿手段16を備えた加湿風路5は、空気清浄風路4の途中で分岐して吹出口2に連通している。本体1内には空気清浄風路4と加湿風路5に送風する両吸込送風機6を有し、この両吸込送風機6は吸気側に第1吸気口7と第2吸気口8を備えるとともに、吐出側に上吐出口9と下吐出口10を備えている。
空気清浄風路4は吸込口1aから空気清浄フィルター3、両吸込送風機6の第1吸気口7、上吐出口9および吹出口2の順に通過する風路としている。また、加湿風路5は両吸込送風機6の下吐出口10から加湿手段16、第2の吸気口8、上吐出口9および吹出口2の順に通過する風路としている。
また、両吸込送風機6は両吸込ケーシング11と、両吸込ケーシング11に収納される両面吸込ファン12と、両面吸込ファン12を回転可能に軸支するファンモータ13より構成されている。両吸込ケーシング11は両側面に空気清浄風路4に対応した第1吸気口7と、加湿風路5に対応した第2吸気口8を備え、かつ上吐出口9と下吐出口10を備えている。両面吸込ファン12は、第1吸気口7と第2吸気口8に対応して、回転板12aの両面にそれぞれ設けた第1翼部14と第2翼部15からなり、第1翼部14の翼長を第2翼部15の翼長より寸法小としている。
また、両面吸込ファン12を回転するファンモーター13を、空気清浄フィルター3に面する第1吸気口7側に配置している。
また、本体1に設けた吸込口1aから空気清浄フィルター3を通過し、加湿手段16の直前で加湿風路に合流する補助風路17を設けている。
上記構成により、本体1の側面に設けた吸込口1aより吸い込まれた空気は、まず空気清浄風路4に設けられた空気清浄フィルター3により浄化される。つぎに両吸込型遠心送風機6の第1吸気口7より吸気された清浄空気は、上吐出口9と下吐出口10とに分かれて吐出される。上吐出口9より吐出された清浄空気は、本体1天面に設けた吹出口2より室内に吹き出される。また下吐出口10より吐出された清浄空気は加湿風路5に入り、加湿手段16となる加湿フィルター23を通過して両吸込型遠心送風機6の第2吸気口8より吸引され、吹出口2より高湿気流として室内に吹き出される。
このように空気清浄風路4と加湿風路5を同一機器内に別風路として設け、また加湿風路5に両吸込型遠心送風機6の下吐出口10よりプラス圧の通気気流を供給するとともに、両吸込型遠心送風機6の第2吸気口8よりマイナス圧で吸引することにより、加湿風路5の圧力損失を減少できる風路構成とすることができるので、加湿フィルター23の圧力損失および加湿風路5の圧力損失による本体1の風量を低下させることなく、空気浄化機能と加湿機能の双方を向上させた加湿機機能付空気清浄機が得られる。
また、加湿風風路5の吹出口を本体1天面に設けることで、加湿運転時の使用者に対する吹出風によるドラフト感を低減することができる。
また、両面吸込みファン12の第一翼部14の翼長を第2翼部15の翼長より寸法小とすることにより、第2吸気口8より吸気される流量を増加させ、空気清浄風路よりも加湿風路に加わる吸引圧力を増加することにより、空気清浄フィルター3と加湿フィルター23が共存する加湿風路5の送風量を確保することができ、加湿能力を維持できる。
また、両面吸込ファン12を回転するファンモーター13を、空気清浄フィルター3に面する第1吸気口7側に配置することにより、空気清浄フィルター3から第1吸気口7にいたる通気用の空間を活用してファンモーター13を収納することが可能となり、本体1の省スペース化が図れるとともに、第1吸気口7に比べて通風抵抗大なる第2吸気口8の吸込み面積を確保することでき、第2吸気口8より吸入される流量を増加させ、加湿フィルター23の通風量を確保することができる。
また、空気清浄フィルター3を通過した清浄空気を、加湿フィルター23の直前で加湿風路5に合流する補助風路17を設けたことにより、補助風路17からの加湿フィルター23に風が吸い込まれる方向の吸い込み気流に、加湿フィルター23に風を押込む方向に作用する下吐出口10よりの押し込み気流が相乗的に作用して、加湿フィルター23への通風時の空気抵抗を軽減するとともに、風路長大なる加湿風路5の空気抵抗を軽減することができ、第2吸気口8より吸入される流量を増加させることができ、また加湿フィルター23を通過する気流の接触面積も増加させることができるので、加湿風路5への通風量を増やして加湿量を増加させることができる。
さらに、空気清浄運転時には、補助風路17から空気清浄フィルター3を通過した清浄空気は、後述するように加湿フィルター23は回転停止しているので、加湿フィルター23を通過するときに乾燥するとともに、両吸込型遠心送風機6の第2吸気口8より吸引されて、吹出口2より室内に吹き出されるので、両吸込型遠心送風機6の第1吸気口7より吸引されて吹き出される空気清浄気流と合流して、大風量の空気清浄運転を行なうことができる。
(実施の形態2)
図1、図2、図6および図7に示すように、加湿風路5に連通する両吸込型遠心送風機6の下吐出口10に風量調整ダンパー18を開閉可能に設け、この風量調整ダンパー18の開閉により、空気清浄運転と加湿運転を切換可能とするとともに、空気清浄気流および加湿気流を1つの吹出口2より吹き出している。
また、本体1に室内の湿度を検出する湿度センサー19と、風量調整ダンパー18を回動する駆動モータ20と、湿度センサー19の検出値に応じて駆動モータ20を制御する制御部21を設け、この制御部21は湿度センサー19の検出値がしきい値より低下したとき、駆動モータ20を駆動して加湿風路5へ通風している。
上記構成により、加湿風路5に連通する両吸込型遠心送風機6の下吹出口10に風量調整ダンパー18を開閉可能に設けることにより、空気清浄運転を主機能とした運転モードに設定したときは、風量調整ダンパー18により下吹出口10を閉じることにより、第1吸気口7より吸入された空気はすべて空気清浄風路4を通風し、第1吐出口7を経て吹出口2より吹き出すことにより、通常の空気清浄機能を発揮する。
つぎに加湿運転モードを設定したときは、風量調整ダンパー18が開放されて、加湿風路5に案内されるので、清浄空気に加湿機能を加えた運転が行なわれる。すなわち、風量調整ダンパー18により下吹出口10から吐出された清浄空気は、加湿フィルター23を通過するときに加湿され、さらに両吸込型遠心送風機6の第2吸気口8より吸入され、第2吐出口8より吹出口2を通過して室内に加湿気流として吹き出される。
また、本体1に室内の湿度を検出する湿度センサー19と、風量調整ダンパー18を回動する駆動モータ20と、湿度センサー19の検出値に応じて駆動モータ20を制御する制御部21を設けたことにより、制御部21は湿度センサー19の検出湿度がしきい値より低下したと判断したときは、駆動モータ20により風量調整ダンパー18を開いて加湿風路5に通風して加湿運転を行う。また、湿度センサー19の検出湿度がしきい値を超えたと判断したときは、駆動モータ20により風量調整ダンパー18を閉じて加湿風路5への通風を停止することで、空気清浄運転を行なう。
このように、湿度センサー19で検出された室内湿度に応じて、風量調整ダンパー18を開閉制御することで、自動的に加湿運転または空気清浄運転に切り換わり、利便性の向上が図れるとともに、いずれの運転においても、本体1天面に設けた吹出口より上方に吹き出すので、使用者にドラフト感を与えることなく快適性を保つことができる。
(実施の形態3)
図7および図8に示すように、加湿手段16は加湿フィルター23を回転する回転モータ22を有し、制御部21は空気清浄運転時には回転モータ22を停止する構成としている。
上記構成により、加湿手段16は、加湿フィルター23を回転させるための回転モータ22により回転制御を行い、空気清浄運転時は回転モータ22を停止させることで、加湿フィルター23に水が供給されないように抑制することができる。すなわち、加湿フィルター23を回転させることで、貯水部24に貯えられた水が加湿フィルター23に付着して給水されるので、通風により加湿するものであるが、空気清浄運転時には加湿フィルター23の回転を停止して、それ以上給水されないようにするとともに、付着した水分を乾燥させて、加湿フィルター23の通気抵抗の増加を抑え、両吸込型遠心送風機6の風量が減少しないようにして、空気清浄風量を確保できるものである。
このように、空気清浄運転時は加湿フィルター23の回転を停止させることで、加湿フィルター23への水分付着を抑制するとともに、通風による加湿フィルター23の乾燥をおこなうことにより、通気抵抗をさらに抑えることができ、空気清浄運転時の風量を増加することができるものである。
本発明の実施の形態1、2の加湿機能付空気清浄機の風量調整ダンパー閉時の側断面図 同加湿機能付空気清浄機の風量調整ダンパーが開の状態を示す側断面図 同加湿機能付空気清浄機の平面断面図 同加湿機能付空気清浄機の外観斜視図 (イ)同加湿機能付空気清浄機の両面吸込みファンの斜視図、(ロ)同加湿機能付空気清浄機の両面吸込みファンの平面図、(ハ)同加湿機能付空気清浄機の両面吸込みファンの側面図 同加湿機能付空気清浄機の分解斜視図 同加湿機能付空気清浄機の制御ブロック回路図 同加湿機能付空気清浄機の斜め背面側からの外観斜視図 従来の加湿機能付空気清浄機の側断面図 同加湿機能付空気清浄機の正面断面図
符号の説明
1 本体
1a 吸込口
2 吹出口
3 空気清浄フィルター
4 空気清浄風路
5 加湿風路
6 両吸込送風機
7 第1吸気口
8 第2吸気口
9 上吐出口
10 下吐出口
11 両吸込ケーシング
12 両面吸込ファン
12a 回転板
13 ファンモーター
14 第1翼部
15 第2翼部
16 加湿手段
17 補助風路
18 風量調整ダンパー
19 湿度センサー
20 駆動モータ
21 制御部
22 回転モータ
23 加湿フィルター
24 貯水部

Claims (7)

  1. 本体の側面に設けた吸込口と、本体の天面に設けた吹出口と、前記吸込口と吹出口に連通する空気清浄フィルターを備えた空気清浄風路と、この空気清浄風路の途中で分岐する加湿手段を備えた加湿風路と、前記空気清浄風路と前記加湿風路に送風する両吸込送風機を有し、この両吸込送風機は吸気側に第1吸気口と第2吸気口を備えるとともに吐出側に上吐出口と下吐出口を備え、前記空気清浄風路は前記吸込口から空気清浄フィルター、両吸込送風機の第1吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路となし、前記加湿風路は、前記両吸込送風機の下吐出口から加湿手段、第2の吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路とした加湿機能付空気清浄機。
  2. 両吸込送風機は、両側面に空気清浄風路に対応した第1吸気口と加湿風路に対応した第2吸気口を備え、かつ上吐出口と下吐出口を備えた両吸込ケーシングと、この両吸込ケーシングに収納される両面吸込ファンと、この両面吸込ファンを回転可能に軸支するファンモータからなり、前記両面吸込ファンは、前記第1吸気口と第2吸気口に対応して、回転板の両面にそれぞれ設けた第1翼部と第2翼部からなり、第1翼部の翼長を前記第2翼部の翼長より寸法小とした請求項1記載の加湿機能付空気清浄機。
  3. 両面吸込ファンを回転するファンモーターを、空気清浄フィルターに面する第1吸気口側に配置してなる請求項2記載の加湿機能付空気清浄機。
  4. 本体に設けた吸込口から空気清浄フィルターを通過し、加湿手段の直前で加湿風路に合流する補助風路を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の加湿機能付空気清浄機。
  5. 加湿風路に連通する両吸込型遠心送風機の下吐出口に風量調整ダンパーを開閉可能に設け、この風量調整ダンパーの開閉により、空気清浄運転と加湿運転を切換可能とするとともに、空気清浄気流および加湿気流を1つの吹出口より吹き出してなる請求項1記載の加湿機能付空気清浄機。
  6. 本体に室内の湿度を検出する湿度センサーと、風量調整ダンパーを回動する駆動モータと、前記湿度センサーの検出値に応じて前記駆動モータを制御する制御部を設け、この制御部は前記湿度センサーの検出値がしきい値より低下したとき、前記駆動モータを駆動して加湿風路へ通風してなる請求項5記載の加湿機能付空気清浄機。
  7. 加湿手段は加湿フィルターを回転する回転モータを有し、空気清浄運転時は前記回転モータを停止してなる請求項1〜6のいずれかに記載の加湿機能付空気清浄機。
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