JP2009250044A - ジェットポンプ - Google Patents

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倫生 吉田
Takehito Hattori
勇仁 服部
Kenta Kimura
謙大 木村
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Abstract

【課題】粘性流体の温度が変化しても、最適な吐出性能を発揮することが可能なジェットポンプを提供する。
【解決手段】温度により粘度が変化する粘性流体を噴射可能なノズル部5と、ノズル部5から噴射された粘性流体が通過可能なスロートR2を有するディフューザ部7と、ノズル部5とスロートR2との間の離間距離Lを変更可能な距離変更手段8と、を備え、距離変更手段8は、粘性流体の高温時における離間距離Lに比して、粘性流体の低温時における離間距離Lを長くする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ノズル部から粘性流体を高圧噴射することにより、ディフューザ部のスロート出口から多量の粘性流体を吐出可能なジェットポンプに関するものである。
従来、ジェットポンプではないが、ノズル部と、ノズル部に対向して配置したディフューザ部と、ノズル部とディフューザ部との間に形成された吸気チャンバ部とを備え、ノズル部からディフューザ部に向かって高圧流体を噴出することにより、吸気チャンバ部を負圧にするエジェクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。このエジェクタは、吸気チャンバ部内の圧力により、ノズル部またはディフューザ部が軸方向に移動し、ノズル部とディフューザ部との間隔が変化するように構成されている。具体的に、高圧の駆動流体をノズル部を介して、ディフューザ部へ向かって噴出すると、噴出された高圧流体は吸気チャンバ部を通過して、ディフューザ部から排出流体となって排出される。このとき、吸気チャンバ部は負圧となり、この負圧が真空に近づくにつれて、ノズル部とディフューザ部との間隔が次第に狭くなってゆく。そして、間隔が狭い場合には、排気速度は遅いが最終到達真空度が良好となる一方、間隔が大きい場合には、排気速度は速いが最終到達真空度が悪化する。
特開2005−307813号公報
ところで、ジェットポンプは、ノズル部からディフューザ部に向かって高圧流体を噴出することにより、ディフューザ部の出口から多量の流体を吐出するものである。このとき、一般的にディフューザ部には、中空円柱状のスロートが形成されている。ここで、従来のエジェクタの構成をジェットポンプに適用して考えると、駆動流体の圧力は一定であると共に、吸気チャンバ部に流入する吸入流体(真空吸気)の圧力は一定である。つまり、高圧の駆動流体をノズル部を介して、ディフューザ部へ向かって噴出すると、噴出された高圧流体は吸気チャンバ部を通過することにより、吸気チャンバ部内の吸入流体を引き込み、ディフューザ部から多量の排出流体となって吐出される。この場合、駆動流体の圧力および吸入流体の圧力は共に一定であるため、ノズル部またはディフューザ部が軸方向に移動可能であっても、ノズル部とディフューザ部(スロート)との間隔(離間距離)は変わらない。
ここで、流体として、例えば、温度により粘度が変化するオイル等の粘性流体を用いた場合、粘性流体の低温時において、最適なジェットポンプの吐出性能となるノズル部とスロートとの離間距離は、粘性流体の高温時において、最適なジェットポンプの吐出性能となるノズル部とスロートとの離間距離に比して、長くすればよいことが、実験等により分かった。つまり、粘性流体の低温時において、ジェットポンプから多量の粘性流体を吐出する場合には離間距離を長くし、粘性流体の高温時において、ジェットポンプから多量の粘性流体を吐出する場合には離間距離を短くすればよい。
しかしながら、従来の構成では、駆動流体の圧力および吸入流体の圧力は共に一定であるため、ノズル部とスロートとの離間距離を変えることができず、粘性流体の温度に応じてジェットポンプの吐出性能を最適とすることができない問題があった。
そこで、本発明は、粘性流体の温度が変化しても、最適な吐出性能を発揮することが可能なジェットポンプを提供することを課題とする。
本発明のジェットポンプは、温度により粘度が変化する粘性流体を噴射可能なノズル部と、ノズル部から噴射された粘性流体が通過可能なスロートを有するディフューザ部と、ノズル部とスロートとの間の離間距離を変更可能な距離変更手段と、を備え、距離変更手段は、粘性流体の高温時における離間距離に比して、粘性流体の低温時における離間距離を長くすることを特徴とする。
この場合、距離変更手段は、ノズル部とスロートとを離れ方向に付勢する付勢部材を有しており、付勢部材は、粘性流体の高温時において、ディフューザ部のスロート出口近傍における高圧となった吐出圧により圧縮される一方、粘性流体の低温時において、ディフューザ部のスロート出口近傍における低圧となった吐出圧により伸張する付勢力を有していることが、好ましい。
一方で、距離変更手段は、ノズル部とスロートとを離れ方向に付勢する付勢部材と、付勢部材の付勢に抗して、ノズル部とスロートとを接近方向に相対的に移動させる接近移動手段と、粘性流体の温度を検出可能な温度検出手段と、温度検出手段による検出結果に基づいて、接近移動手段による移動を制御可能な制御手段と、を有し、制御手段は、温度検出手段により粘性流体が高温であると検出された場合、接近移動手段を制御して、接近方向におけるノズル部とスロートとの接近移動力を大きくすることにより、付勢部材を圧縮して離間距離を短くする一方、温度検出手段により粘性流体が低温であると検出された場合、接近移動手段を制御して、接近移動力を小さくすることにより、付勢部材を伸張させて離間距離を長くしてもよい。
この場合、接近移動手段は、接近移動力を調整可能な油圧系統で構成されており、油圧系統内の油圧を高圧とすることで、接近移動力を大きくする一方、油圧系統内の油圧を低圧とすることで、接近移動力を小さくすることが、好ましい。
他方で、距離変更手段は、ノズル部とスロートとを接近方向に付勢する付勢部材と、付勢部材の付勢に抗して、ノズル部とスロートとを離れ方向に相対的に移動させる離れ移動手段と、粘性流体の温度を検出可能な温度検出手段と、温度検出手段による検出結果に基づいて、接近移動手段による移動を制御可能な制御手段と、を有し、制御手段は、温度検出手段により粘性流体が低温であると検出された場合、離れ移動手段を制御して、離れ方向におけるノズル部とスロートとの離れ移動力を大きくすることにより、付勢部材を圧縮して離間距離を長くする一方、温度検出手段により粘性流体が高温であると検出された場合、離れ移動手段を制御して、離れ移動力を小さくすることにより、付勢部材を伸張させて離間距離を短くしてもよい。
この場合、離れ移動手段は、離れ移動力を調整可能な油圧系統で構成されており、油圧系統内の油圧を高圧とすることで、離れ移動力を大きくする一方、油圧系統内の油圧を低圧とすることで、離れ移動力を小さくすることが、好ましい。
また、この場合、油圧系統はポンプ側油圧系統として、ロックアップ機能付トルクコンバータのロックアップのON/OFFを制御可能なコンバータ側油圧系統と接続されており、コンバータ側油圧系統は、ロックアップ機能付トルクコンバータのロックアップをOFFにするべく、コンバータ側油圧系統に設けられたアクチュエータにより信号圧を出力することで、ポンプ側油圧系統内の油圧を高圧とする一方、ロックアップ機能付トルクコンバータのロックアップをONにするべく、アクチュエータにより信号圧を未出力することで、ポンプ側油圧系統内の油圧を低圧とすることが、好ましい。
また、これらの場合、距離変更手段は、ノズル部に対しスロートを移動させており、付勢部材の付勢により、付勢方向に移動するスロートを移動規制するストッパをさらに備えたことが、好ましい。
本発明に係るジェットポンプは、粘性流体が高温の場合、ノズル部とディフューザ部との離間距離を短くすると共に、粘性流体が低温の場合、ノズル部とディフューザ部との離間距離を長くすることにより、粘性流体の温度に応じて、離間距離を変更することができるため、粘性流体の温度に応じてジェットポンプの吐出性能を最適にすることができるという効果を奏する。
以下、添付した図面を参照して、本発明にかかるジェットポンプについて説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
ここで、図1は、実施例1に係るジェットポンプのオイル低温時における概略断面図であり、図2は、実施例1に係るジェットポンプのオイル高温時における概略断面図である。
先ず、図1および図2を参照して、実施例1にかかるジェットポンプ1について説明する。このジェットポンプ1は、温度により粘度が変化するオイル等の粘性流体を吐出するものであり、例えば、車両に配設されたトランスミッション等にオイルを供給するオイル潤滑装置等に組み込まれている。以下、粘性流体としてオイルを例に説明するが、温度により粘度が変化する粘性流体であればオイルに限定する必要はない。また、このジェットポンプ1は、車両に限らず、他の装置等に使用してもよい。
ジェットポンプ1は、オイルを高圧噴射するノズル部5と、一端をノズル部5に接して配設したボディ部6と、ボディ部6の内部に配設したディフューザ部7と、ノズル部5とディフューザ部7との間に設けられた距離変更部8(距離変更手段)とを備えている。
ノズル部5は、油圧回路10と、油圧回路10の表面に設けられたノズルプレート11とから構成されており、油圧回路10の表面には、駆動油圧供給油路12が溝状に形成されている。そして、ノズルプレート11には、オイルを噴射するための噴射孔13が貫通形成されており、ノズルプレート11は、駆動油圧供給油路12の開口部に噴射孔13を臨ませて配設されている。これにより、駆動油圧供給油路12内が高圧となると、駆動油圧供給油路12内のオイルは、噴射孔13を介してディフューザ部7へ向けて高圧噴射される。
ボディ部6には、ノズル部5から噴射されるオイルの噴射方向に延びる中空円柱状の貫通口16が形成されており、この貫通口16にノズル部5の噴射孔13が臨むように、ボディ部6の一端をノズル部5に接して配設している。このため、貫通口16の軸方向とオイルの噴射方向とは同方向となっている。また、この貫通口16の内周面には、段部が形成されており、具体的に、上記の貫通口16は、噴射方向上流側において太径に形成された太径側貫通口16aと、噴射方向下流側において細径に形成された細径側貫通口16bとにより構成されている。そして、太径側貫通口16aには、ディフューザ部7が軸方向に移動自在に嵌入しており、太径側貫通口16aと細径側貫通口16bとの間の段部が、ディフューザ部7の噴射方向下流側への移動を規制するストッパ18となっている。また、太径側貫通口16aの噴射方向上流側には、太径側貫通口16aに連通する吸入ポート19が形成されており、吸入ポート19は太径側貫通口16aの径方向に延びて形成され、この吸入ポート19を介してオイルが吸入可能となっている。
ディフューザ部7は、上記したように太径側貫通口16aに嵌入されており、軸方向に移動自在となっている。つまり、ディフューザ部7は、その外径が太径側貫通口16aと略同径となる円柱状に形成されており、ディフューザ部7の軸方向における長さは、太径側貫通口16aの軸方向における長さに比して短くなっている。そして、ノズル部5とディフューザ部7との間には、吸入ポート19から吸入されたオイルが貯留するオイル貯留部20が、ノズル部5、ディフューザ部7およびボディ部6により区画されている。
また、ディフューザ部7の軸心には、オイル噴射流路Rが貫通形成されており、オイル噴射流路Rは、噴射方向の上流側から順に、オイル導入流路R1と、スロートR2と、オイル吐出流路R3とで構成されている。オイル導入流路R1は、上流側から下流側に向かって流路が先細りとなるようにロート状に形成され、スロートR2は、上流側から下流側に向かって細径となる中空円柱状に形成され、オイル吐出流路R3は、上流側から下流側に向かって流路が拡開するようにラッパ状に形成されている。
距離変更部8は、ノズル部5とディフューザ部7との間に介設された圧縮バネ25であり、圧縮バネ25は、ノズル部5に対しディフューザ部7を噴射方向下流側へ向けて付勢している。つまり、圧縮バネ25は、ノズル部5に対しディフューザ部7が軸方向に離れるよう(離れ方向)に付勢している。圧縮バネ25は、その一端をノズル部5のノズルプレート11に接して配設され、その他端をディフューザ部7の上流側端面に接して配設されており、離れ方向に付勢されたディフューザ部7は、その下流側端部が上記のストッパ18により移動規制されている(図1参照)。
従って、ノズル部5からオイルが高圧噴射されると、噴射されたオイルは、オイル貯留部20を通過することにより、オイル貯留部20に貯留されたオイルをディフューザ部7へ引き込みながら、ディフューザ部7へ流入する。そして、ディフューザ部7へ流入したオイルは、ディフューザ部7のオイル噴射流路Rを通過することにより、ノズル部5から高圧噴射されたオイルの流量よりも多量のオイルがディフューザ部7の出口から吐出される。
ところで、上記のようなジェットポンプ1において、オイルの低温時におけるノズル部5とスロートR2との離間距離Lは、オイルの高温時における離間距離Lに比して長くすることにより、ジェットポンプ1の吐出性能を、オイルの温度に応じて最適となることが実験等により分かっている。つまり、オイルの低温時において、ジェットポンプ1から多量のオイルを吐出する場合には離間距離Lを長くし、オイルの高温時において、ジェットポンプ1から多量のオイルを吐出する場合には離間距離Lを短くすればよい。また、オイル低温時におけるジェットポンプ1の吐出性能は、オイル高温時におけるジェットポンプ1の吐出性能に比して低下してしまうことも実験等により分かっている。すなわち、オイル低温時においてジェットポンプ1の吐出性能を最適にしても、オイル高温時において最適となるジェットポンプ1の吐出性能のほうが高い。上述したことを踏まえ、実施例1では、上記の圧縮バネ25がディフューザ部7のスロートR2出口近傍における吐出圧により適宜伸縮するように構成されている。以下、具体的に説明する。
上記の圧縮バネ25は、ディフューザ部7のスロートR2出口近傍における吐出圧が高くなると、高圧となった吐出圧により圧縮される一方、ディフューザ部7のスロートR2出口近傍における吐出圧が低くなると、伸張するように構成されている。このとき、スロートR2出口近傍における吐出圧は、ジェットポンプ1から吐出されるオイルの吐出量によって変化する。つまり、ジェットポンプ1の下流側には、固定管やオリフィス等が介在するため、ジェットポンプ1から吐出されるオイル吐出量が増加すると、スロートR2出口近傍の吐出圧は、ジェットポンプ1が吐出するオイル吐出量が増加することにより高くなる一方、オイル吐出量が減少することにより吐出圧が低くなる。
つまり、図1に示すように、オイル低温時においてジェットポンプ1から吐出されるオイル吐出量は、オイル高温時においてジェットポンプ1から吐出されるオイル吐出量に比して減少するため、スロートR2出口近傍における吐出圧は低圧となる。これにより、圧縮バネ25は伸張するため、ノズル部5とスロートR2との離間距離Lは長くなり、オイル低温時におけるジェットポンプ1の吐出性能を最適とすることができる。すなわち、オイルの低温時におけるジェットポンプ1の吐出性能を向上させ、オイル吐出量を増加させることができる。
一方、図2に示すように、オイル高温時においてジェットポンプ1から吐出されるオイル吐出量は、オイル低温時においてジェットポンプ1から吐出されるオイル吐出量に比して増加するため、スロートR2出口近傍における吐出圧は高圧となる。これにより、圧縮バネ25は圧縮されるため、ノズル部5とスロートR2との離間距離Lは短くなり、オイル高温時におけるジェットポンプ1の吐出性能を最適とすることができる。すなわち、オイルの高温時におけるジェットポンプ1の吐出性能を向上させ、オイル吐出量を増加させることができる。
以上の構成によれば、ノズル部5とディフューザ部7との間に圧縮バネ25を介設するという簡易な構成により、オイルの温度に応じて最適なジェットポンプ1の吐出性能とすることができる。なお、圧縮バネ25のバネ係数は、実験結果に基づいて、最適なものが設定される。
次に、図3および図4を参照して、実施例2に係るジェットポンプ30について説明する。なお、重複した記載を避けるべく異なる部分についてのみ説明する。図3は、実施例2に係るジェットポンプのオイル低温時における概略断面図であり、図4は、実施例2に係るジェットポンプのオイル高温時における概略断面図である。実施例1のジェットポンプ1では、ノズル部5とディフューザ部7との間に圧縮バネ25を設けたが、実施例2のジェットポンプでは、ノズル部35とディフューザ部37との間に圧縮バネ55を設けると共に、ノズル部35とディフューザ部37とを近づけるように移動させる接近移動機構56を設けている。また、実施例2のジェットポンプ30には、オイルの温度を検出する油温センサ39(温度検出手段)と、油温センサ39による検出結果に基づいて、接近移動機構を制御する油圧制御部68(制御手段)とが設けられており、油圧制御部68は、油温センサ39による検出結果に基づいて、接近移動機構56を制御して、ノズル部35とスロートR2との離間距離Lを調整している。
つまり、実施例2のジェットポンプ30における距離変更部38は、上記の圧縮バネ55、接近移動機構56、油温センサ39および油圧制御部68を備えており、接近移動機構56は、圧縮バネ55の付勢に抗して、ノズル部35に対しディフューザ部37を噴射方向上流側へ移動させることが可能となっている。つまり、接近移動機構56は、ノズル部35に対しディフューザ部37を軸方向に近づけるよう(接近方向)に移動させることが可能となっている。
ここで、実施例2におけるボディ部36について説明する。ボディ部36には、実施例1と同様に、中空円柱状の貫通口46が形成されており、この貫通口46は、噴射方向上流側の太径側貫通口46aと、噴射方向下流側の細径側貫通口46bとにより構成されている。また、太径側貫通口46aと細径側貫通口46bとの間に設けられたストッパ48は、実施例1におけるストッパ18の位置よりも軸方向の上流側に設けられている。
ディフューザ部37は、その外周面に段部50が設けられており、具体的には、ディフューザ部37の上流側半部は太径の円柱状に形成され、下流側半部は細径の円柱状に形成されている。つまり、ディフューザ部37は、その上流側半部が太径側貫通口46aと略同径に形成されると共に、その下流側半部が細径側貫通口46bと略同径に形成されており、ディフューザ部37は、太径側貫通口46aと細径側貫通口46bとに亘って設けられている。このため、実施例1では、ディフューザ部7の下流側端部をストッパ18に突き当てて移動を規制していたが、実施例2では、ディフューザ部37の外周面に形成された段部50をストッパ48に突き当てることで、噴射方向下流側への移動を規制している。
ここで、太径側貫通口46aの下流側における内周面には、環状となる環状溝58が形成されると共に、この環状溝58に連通する油圧ポート59が径方向に延びて形成されている。つまり、接近移動機構56は、環状溝58および油圧ポート59からなる制御油路60と、この制御油路60内の油圧を変更可能な油圧装置61とから構成された油圧系統65を備えており、油圧装置61により制御油路60内の油圧を変化させることで、ディフューザ部37を移動させている。具体的に、油圧装置61により制御油路60内を高圧とすることで、接近移動機構56は、圧縮バネ55の付勢力に抗して、ディフューザ部37を軸方向上流側に移動可能な(大きな)接近移動力とすることができる。これにより、圧縮バネ55は圧縮されるため、ノズル部35とスロートR2との離間距離Lは短くなる。一方で、接近移動機構56は、油圧装置61により制御油路60内を低圧とすることで、接近移動力を小さくする。これにより、圧縮バネ55は伸張するため、ノズル部35とスロートR2との離間距離Lは長くなる。
このとき、油圧装置61は、油圧制御部68により油圧が制御されており、油圧制御部68は、油温センサ39の検出結果に基づいて、制御油路60内の油圧を調整している。これにより、油温センサ39により検出したオイルの油温が低い場合、制御油路60内の油圧が高圧となるように油圧装置61を制御することで、接近移動力を大きくする。一方で、油温センサ39により検出したオイルの油温が高い場合、制御油路60内の油圧が低圧となるように油圧装置61を制御することで、接近移動力を小さくする。
これにより、オイル低温時において、ノズル部35とスロートR2との離間距離Lを長くすることができるため、オイル低温時におけるジェットポンプ30の吐出性能を最適とすることができる。すなわち、オイルの低温時におけるジェットポンプ30の吐出性能を向上させ、オイル吐出量を増加させることができる。また、オイル高温時において、ノズル部35とスロートR2との離間距離Lを短くすることができるため、オイル高温時におけるジェットポンプ30の吐出性能を最適とすることができる。すなわち、オイルの高温時におけるジェットポンプ30の吐出性能を向上させ、オイル吐出量を増加させることができる。
以上の構成によれば、ノズル部35とスロートR2との離間距離Lを、温度に応じて接近移動機構56により積極的に変更することができる。このため、油圧装置61の油圧を適宜変更することにより、離間距離Lを所望の長さとすることができるため、離間距離Lを確実に調整することができる。また、オイルの温度に応じて最適なジェットポンプ30の吐出性能とすることができる。
なお、実施例2では、ディフューザ部37が軸方向に移動可能となっており、接近移動機構56は、ノズル部35に対しディフューザ部37を移動させる構成としたが、これに限らず、ノズル部35が軸方向に移動可能となっており、接近移動機構56は、ディフューザ部37に対しノズル部35を移動させる構成としてもよい。また、ノズル部35およびディフューザ部37を軸方向に移動可能に構成し、接近移動機構56は、ノズル部35およびディフューザ部37を相互に移動させる構成としてもよい。さらに、接近移動機構を油圧系統により構成したが、これに限定する必要はなく、例えば、モータ等を駆動源としてディフューザ部37を移動させる構成としてもよい。
次に、図5および図6を参照して、実施例3に係るジェットポンプ70について説明する。なお、この場合も、重複した記載を避けるべく異なる部分についてのみ説明する。図5は、実施例3に係るジェットポンプのオイル低温時における概略断面図であり、図6は、実施例3に係るジェットポンプのオイル高温時における概略断面図である。実施例2のジェットポンプ30では、ノズル部35とディフューザ部37との間に圧縮バネ55を設けると共に、ノズル部35とディフューザ部37とを近づけるように移動させる接近移動機構56を設けたが、実施例3のジェットポンプには、ディフューザ部77の下流側に圧縮バネ95を設けると共に、ノズル部75とディフューザ部77とを離れるように移動させる離れ移動機構96を設けている。また、実施例3のジェットポンプ70も、実施例2と同様に、オイルの温度を検出する油温センサ79および油圧制御部108が設けられている。
つまり、実施例3のジェットポンプ70における距離変更部78は、上記の圧縮バネ95、離れ移動機構96、油温センサ79および油圧制御部108を備えており、離れ移動機構96は、圧縮バネ95の付勢に抗して、ノズル部75に対しディフューザ部77を噴射方向下流側へ移動させることが可能となっている。つまり、離れ移動機構96は、ノズル部75に対しディフューザ部77を軸方向に離れるよう(離れ方向)に移動させることが可能となっている。
ここで、実施例3におけるボディ部76について説明する。ボディ部76には、中空円柱状の貫通口86が形成されており、この貫通口86の内周面には、段部が形成されている。具体的には、噴射方向上流側において細径に形成された細径側貫通口86aと、噴射方向下流側において太径に形成された太径側貫通口86bとにより構成されている。そして、細径側貫通口86aと太径側貫通口86bとの間の段部が、ディフューザ部77の噴射方向上流側への移動を規制するストッパ88となっている。また、太径側貫通口86bの下流側の内周面には、圧縮バネ95の下流側端部が接する環状の止め栓89が設けられている。
ディフューザ部77は、その外周面に段部90が設けられており、具体的には、ディフューザ部77の上流側半部は細径の円柱状に形成され、下流側半部は太径の円柱状に形成されている。つまり、ディフューザ部77は、その上流側半部が細径側貫通口86aと略同径に形成されると共に、その下流側半部が太径側貫通口86bと略同径に形成されており、ディフューザ部77は、細径側貫通口86aと太径側貫通口86bとに亘って設けられている。このため、ディフューザ部77は、外周面に形成された段部90を、ストッパ88に突き当てることで、噴射方向上流側への移動を規制している。また、圧縮バネ95は、その上流側端部をディフューザ部77の下流側端面に接して配設され、その下流側端部を止め栓89に接して配設されている。
ここで、太径側貫通口86bの上流側における内周面には、環状となる環状溝98が形成されると共に、この環状溝98に連通する油圧ポート99が径方向に延びて形成されている。つまり、離れ移動機構96は、環状溝98および油圧ポート99からなる制御油路100と、この制御油路100内の油圧を変更可能な油圧装置101とから構成された油圧系統105を備えており、油圧装置101により制御油路100内の油圧を変化させることで、ディフューザ部77を移動させている。具体的に、離れ移動機構96は、油圧装置101により制御油路100内を高圧とすることで、圧縮バネ95の付勢力に抗して、ディフューザ部77を軸方向下流側に移動可能な(大きな)離れ移動力とすることができる。これにより、圧縮バネ95は圧縮されるため、ノズル部75とスロートR2との離間距離Lは長くなる。一方で、離れ移動機構96は、油圧装置101により制御油路100内を低圧とすることで、離れ移動力は小さくなる。これにより、圧縮バネ95は伸張するため、ノズル部75とスロートR2との離間距離Lは短くなる。
このとき、油圧装置101は、油圧制御部108により油圧が制御されており、油圧制御部108は、油温センサ79の検出結果に基づいて、制御油路100内の油圧を調整している。これにより、油温センサ79により検出したオイルの油温が低い場合、制御油路100内の油圧が高圧となるように油圧装置101を制御することで、離れ移動力を大きくする。一方で、油温センサ79により検出したオイルの油温が高い場合、制御油路100内の油圧が低圧となるように油圧装置101を制御することで、離れ移動力を小さくする。
これにより、オイル低温時において、ノズル部75とスロートR2との離間距離Lを長くすることができるため、オイル低温時におけるジェットポンプ70の吐出性能を最適とすることができる。すなわち、オイルの低温時におけるジェットポンプ70の吐出性能を向上させ、オイル吐出量を増加させることができる。また、オイル高温時において、ノズル部75とスロートR2との離間距離Lを短くすることができるため、オイル高温時におけるジェットポンプ70の吐出性能を最適とすることができる。すなわち、オイルの高温時におけるジェットポンプ70の吐出性能を向上させ、オイル吐出量を増加させることができる。
以上の構成によれば、ノズル部75とスロートR2との離間距離Lを、温度に応じて離れ移動機構96により積極的に変更することができる。このため、油圧装置101の油圧を適宜変更することにより、離間距離Lを所望の長さとすることができるため、離間距離Lを確実に調整することができる。また、オイルの温度に応じて最適なジェットポンプ70の吐出性能とすることができる。
ここで、図7を参照して、実施例3の変形例に係るジェットポンプ70ついて説明する。図7は、実施例3の変形例に係るジェットポンプの概略断面図である。このジェットポンプ70は、ロックアップ機能付トルクコンバータ110を搭載した自動変速機にオイルを吐出するように構成されている。このとき、ジェットポンプ70の油圧系統105(ポンプ側油圧系統:以下、第1油圧系統105という)は、トルクコンバータ110の油圧系統(コンバータ側油圧系統:以下、第2油圧系統111という)に接続されており、第2油圧系統111は、トルクコンバータ110のロックアップのON/OFFを切り替えるための油圧信号を出力する。そして、第1油圧系統105と第2油圧系統111とが接続されることにより、第2油圧系統111において出力される油圧信号を利用して、離れ移動機構96によりノズル部75とディフューザ部77との離接を行っている。
つまり、第2油圧系統111は、油圧装置113と、油圧装置113からトルクコンバータ110へ至る第2制御油路114と、トルクコンバータ110のロックアップのON/OFFを行うための油圧信号を出力するソレノイド115と、を有している。一方、第1油圧系統105は、その制御油路100(以下、第1制御油路100という)が、第2制御油路114に接続されている。このため、第2油圧系統111の油圧装置113は、第1油圧系統105の油圧装置101を兼ねており、また、ソレノイド115による油圧信号は、第2制御油路114を介して、第1制御油路100に出力される。
このとき、ソレノイド115は、油圧制御部108により制御されており、油圧制御部108は、油温センサ79の検出結果に基づいて、ソレノイド115による油圧信号の出力を制御している。これにより、油温センサ79により検出されたオイルの温度がある既定の温度より低温である場合、油圧制御部108はソレノイド115を制御して、前記トルクコンバータ110をロックアップOFFに切り替えるために油圧信号を出力する。油圧信号が出力されると、トルクコンバータ110のロックアップがOFFになると共に、第1制御油路105内が高圧となる。これにより、離れ移動機構96は、圧縮バネ95の付勢力に抗して、ディフューザ部77を軸方向下流側に移動可能な離れ移動力とすることができる。これにより、圧縮バネ95は圧縮されるため、ノズル部75とスロートR2との離間距離Lは長くなる。
一方で、油温センサ79により検出されたオイルの温度が高温である場合、油圧制御部108はソレノイド115を制御して、前記トルクコンバータ110を積極的にロックアップONに切り替えようとするために油圧信号を出力しない。油圧信号が出力されないと、トルクコンバータ110のロックアップがONになると共に、第1制御油路105内が低圧となる。これにより、離れ移動機構96は、離れ移動力が小さくなり、圧縮バネ95は伸張するため、ノズル部75とスロートR2との離間距離Lは短くなる。
以上の構成によれば、ロックアップ機能付トルクコンバータ110に設けられた第2油圧系統111から出力される油圧信号を利用して、離れ移動機構96を作動させることができる。このため、離れ移動機構96を作動させるための独立した油圧系統を設ける必要がないため、構成の単純化を図ることができると共に、構成部品の共有化に伴う製造コストの抑制を図ることができる。
以上のように、本発明は、ノズル部とディフューザ部とを備えたジェットポンプに有用であり、特に、ノズル部とスロートとの離間距離を調整する場合に適している。
実施例1に係るジェットポンプのオイル低温時における概略断面図である。 実施例1に係るジェットポンプのオイル高温時における概略断面図である。 実施例2に係るジェットポンプのオイル低温時における概略断面図である。 実施例2に係るジェットポンプのオイル高温時における概略断面図である。 実施例3に係るジェットポンプのオイル低温時における概略断面図である。 実施例3に係るジェットポンプのオイル高温時における概略断面図である。 実施例3の変形例に係るジェットポンプの概略断面図である。
符号の説明
1 ジェットポンプ(実施例1)
5 ノズル部
6 ボディ部
7 ディフューザ部
8 距離変更部
20 オイル貯留部
25 圧縮バネ
30 ジェットポンプ(実施例2)
35 ノズル部
36 ボディ部
37 ディフューザ部
38 距離変更部
39 油温センサ
55 圧縮バネ
56 接近移動機構
60 制御油路
61 油圧装置
65 油圧系統
70 ジェットポンプ(実施例3)
75 ノズル部
76 ボディ部
77 ディフューザ部
78 距離変更部
79 油温センサ
95 圧縮バネ
96 離れ移動機構
100 制御油路(第1制御油路)
101 油圧装置
105 油圧系統(第1油圧系統)
110 トルクコンバータ
111 第2油圧系統
113 油圧装置
114 第2制御油路
115 ソレノイド
L 離間距離
R オイル噴射流路
R2 スロート

Claims (8)

  1. 温度により粘度が変化する粘性流体を噴射可能なノズル部と、
    前記ノズル部から噴射された前記粘性流体が通過可能なスロートを有するディフューザ部と、
    前記ノズル部と前記スロートとの間の離間距離を変更可能な距離変更手段と、を備え、
    前記距離変更手段は、前記粘性流体の高温時における前記離間距離に比して、前記粘性流体の低温時における前記離間距離を長くすることを特徴とするジェットポンプ。
  2. 前記距離変更手段は、前記ノズル部と前記スロートとを離れ方向に付勢する付勢部材を有しており、
    前記付勢部材は、
    前記粘性流体の高温時において、前記ディフューザ部の前記スロート出口近傍における高圧となった吐出圧により圧縮される一方、前記粘性流体の低温時において、前記ディフューザ部の前記スロート出口近傍における低圧となった吐出圧により伸張する付勢力を有していることを特徴とする請求項1に記載のジェットポンプ。
  3. 前記距離変更手段は、
    前記ノズル部と前記スロートとを離れ方向に付勢する付勢部材と、
    前記付勢部材の付勢に抗して、前記ノズル部と前記スロートとを接近方向に相対的に移動させる接近移動手段と、
    前記粘性流体の温度を検出可能な温度検出手段と、
    前記温度検出手段による検出結果に基づいて、前記接近移動手段による移動を制御可能な制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記温度検出手段により前記粘性流体が高温であると検出された場合、前記接近移動手段を制御して、接近方向における前記ノズル部と前記スロートとの接近移動力を大きくすることにより、前記付勢部材を圧縮して前記離間距離を短くする一方、前記温度検出手段により前記粘性流体が低温であると検出された場合、前記接近移動手段を制御して、前記接近移動力を小さくすることにより、前記付勢部材を伸張させて前記離間距離を長くすることを特徴とする請求項1に記載のジェットポンプ。
  4. 前記接近移動手段は、前記接近移動力を調整可能な油圧系統で構成されており、前記油圧系統内の油圧を高圧とすることで、前記接近移動力を大きくする一方、前記油圧系統内の油圧を低圧とすることで、前記接近移動力を小さくすることを特徴とする請求項3に記載のジェットポンプ。
  5. 前記距離変更手段は、
    前記ノズル部と前記スロートとを接近方向に付勢する付勢部材と、
    前記付勢部材の付勢に抗して、前記ノズル部と前記スロートとを離れ方向に相対的に移動させる離れ移動手段と、
    前記粘性流体の温度を検出可能な温度検出手段と、
    前記温度検出手段による検出結果に基づいて、前記接近移動手段による移動を制御可能な制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記温度検出手段により前記粘性流体が低温であると検出された場合、前記離れ移動手段を制御して、離れ方向における前記ノズル部と前記スロートとの離れ移動力を大きくすることにより、前記付勢部材を圧縮して前記離間距離を長くする一方、前記温度検出手段により前記粘性流体が高温であると検出された場合、前記離れ移動手段を制御して、前記離れ移動力を小さくすることにより、前記付勢部材を伸張させて前記離間距離を短くすることを特徴とする請求項1に記載のジェットポンプ。
  6. 前記離れ移動手段は、前記離れ移動力を調整可能な油圧系統で構成されており、前記油圧系統内の油圧を高圧とすることで、前記離れ移動力を大きくする一方、前記油圧系統内の油圧を低圧とすることで、前記離れ移動力を小さくすることを特徴とする請求項5に記載のジェットポンプ。
  7. 前記油圧系統はポンプ側油圧系統として、ロックアップ機能付トルクコンバータのロックアップのON/OFFを制御可能なコンバータ側油圧系統と接続されており、
    前記コンバータ側油圧系統は、
    前記ロックアップ機能付トルクコンバータのロックアップをOFFにするべく、前記コンバータ側油圧系統に設けられたアクチュエータにより信号圧を出力することで、前記ポンプ側油圧系統内の油圧を高圧とする一方、
    前記ロックアップ機能付トルクコンバータのロックアップをONにするべく、前記アクチュエータにより信号圧を未出力することで、前記ポンプ側油圧系統内の油圧を低圧とすることを特徴とする請求項6に記載のジェットポンプ。
  8. 前記距離変更手段は、前記ノズル部に対し前記スロートを移動させており、前記付勢部材の付勢により、付勢方向に移動する前記スロートを移動規制するストッパをさらに備えたことを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1項に記載のジェットポンプ。
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