JP2009249173A - マグネットコンベア - Google Patents
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Abstract
【課題】異形物品であっても円滑に搬送することができ、設置スペースが小さくて済むマグネットコンベアを提供する。
【解決手段】被搬送物を表面に載せて回転する無端状ベルト12と、無端状ベルト内側且つ搬送方向始端と終端に配置される一対の磁石回転用スプロケット132,133と、ベルト幅方向両端部内側に設けられた一対の磁石回転用チェーン13と、チェーン長さ方向に断続的に取り付けられた磁石131と、被搬送物を供給するフィーダ200とを具備し、無端状ベルトの幅方向両端部に沿って一対のベルト回転用チェーン125が無端状ベルトに取り付けられ、ベルト回転用チェーンは、磁石回転用スプロケット近傍に夫々設けられたベルト回転用スプロケット126に巻き掛けられるとともに、磁石回転用チェーンと同速度で同方向に移動し、フィーダは被搬送物が載置される振動板を備え、振動板は往復に加速度差のある弧振動で振動する。
【選択図】図1
【解決手段】被搬送物を表面に載せて回転する無端状ベルト12と、無端状ベルト内側且つ搬送方向始端と終端に配置される一対の磁石回転用スプロケット132,133と、ベルト幅方向両端部内側に設けられた一対の磁石回転用チェーン13と、チェーン長さ方向に断続的に取り付けられた磁石131と、被搬送物を供給するフィーダ200とを具備し、無端状ベルトの幅方向両端部に沿って一対のベルト回転用チェーン125が無端状ベルトに取り付けられ、ベルト回転用チェーンは、磁石回転用スプロケット近傍に夫々設けられたベルト回転用スプロケット126に巻き掛けられるとともに、磁石回転用チェーンと同速度で同方向に移動し、フィーダは被搬送物が載置される振動板を備え、振動板は往復に加速度差のある弧振動で振動する。
【選択図】図1
Description
本発明はマグネットコンベアに関し、より詳しくは、異形物品であっても円滑に搬送することができるとともに装置を小型化することが可能であるマグネットコンベアに関する。
磁力を利用して被搬送物を搬送するマグネットコンベアは、例えば、プレス装置やせん断装置等の工作機械から排出された金属屑や、釘やねじ等の金属部品を搬送するための装置等として製造現場で幅広く利用されており、その用途に応じて様々な形態のものが存在している。
しかしながら、従来のマグネットコンベアでは、被搬送物が異形物品である場合には、供給ホッパ内において被搬送物同士が絡まり易いために、供給ホッパから搬送面に対して被搬送物を円滑に供給することが困難であるという問題があった。
このような問題点に鑑みて、本願出願人は下記特許文献1において、被搬送物のほぐし装置を備えたマグネットコンべアを提案している。
このマグネットコンベアによれば、ほぐし装置によって被搬送物をほぐしてから搬送面へと供給することができるため、従来のマグネットコンベアに比べて、被搬送物を円滑に供給することが可能となる。
このマグネットコンベアによれば、ほぐし装置によって被搬送物をほぐしてから搬送面へと供給することができるため、従来のマグネットコンベアに比べて、被搬送物を円滑に供給することが可能となる。
しかしながら、特許文献1の開示技術においては、ほぐし装置とは別に、ほぐし装置に設けられた供給ホッパに対して被搬送物を供給するための供給装置を設置する必要があるため、広い設置スペースを必要としていた。
しかも、異形物品の場合、供給装置から供給ホッパへの供給が円滑に行われない場合があるため、折角ほぐし装置を設けても、被搬送物をほぐし装置へと供給する段階で搬送がストップするおそれがあった。また、被搬送物の重量が大きい場合は、絡まった被搬送物の重量が特に大きくなり、従来のマグネットコンベアでは搬送することができないという問題もあった。
しかも、異形物品の場合、供給装置から供給ホッパへの供給が円滑に行われない場合があるため、折角ほぐし装置を設けても、被搬送物をほぐし装置へと供給する段階で搬送がストップするおそれがあった。また、被搬送物の重量が大きい場合は、絡まった被搬送物の重量が特に大きくなり、従来のマグネットコンベアでは搬送することができないという問題もあった。
本発明は上記問題点を解決すべくなされたものであって、重量の大きい異形物品であっても円滑に搬送することが可能であるとともに、設置スペースが小さくて済むマグネットコンベアを提供せんとするものである。
請求項1に係る発明は、前記被搬送物をその表面に載せて回転する無端状ベルトと、該無端状ベルト内側且つ前記被搬送物の搬送方向始端と終端に配置される一対の磁石回転用スプロケットと、これら一対の磁石回転用スプロケットに巻き掛けられ且つ前記ベルト幅方向両端部内側に設けられた一対の磁石回転用チェーンと、該一対の磁石回転用チェーン間に架設されるとともに磁石回転用チェーン長さ方向に断続的に取り付けられた磁石と、前記搬送方向始端部に前記被搬送物を供給するフィーダとを具備し、前記無端状ベルトの幅方向両端部に沿って一対のベルト回転用チェーンが該無端状ベルトに夫々取り付けられ、該一対のベルト回転用チェーンは、前記一対の磁石回転用スプロケット近傍に夫々設けられた複数のベルト回転用スプロケットに巻き掛けられるとともに、前記一対の磁石回転用チェーンと同速度で同方向に移動し、前記フィーダは、前記被搬送物が載置される振動板を備えており、該振動板は往復に加速度差のある弧振動で振動することを特徴とするマグネットコンベアに関する。
請求項2に係る発明は、前記振動板は、遊動自在に回転可能に設けられた複数の振動リンクに可回転に連結支持されていることを特徴とする請求項1記載のマグネットコンベアに関する。
請求項3に係る発明は、前記フィーダは、モータと、該モータに軸着された非線形カムと、一端部に該非線形カムに沿って従動するカムフォロアが設けられ且つ他端部に駆動軸が連結された駆動アームと、一端部が前記駆動軸に連結され且つ他端部に前記振動板が連結された出力アームとを備えていることを特徴とする請求項2記載のマグネットコンベアに関する。
請求項1に係る発明によれば、フィーダにより、被搬送物を振動によってほぐしながら搬送面の始端部へと順次供給することができる。そのため、被搬送物が異形物品であっても、搬送面に対して絡まった状態で供給されることが無くなり、搬送面に沿って円滑に搬送することが可能となる。
また、ほぐし装置と供給装置の両方を設置する必要がないため、装置全体を小型化することができ、設置スペースを削減することが可能となる。
また、供給装置からほぐし装置の供給ホッパへの被搬送物の搬送工程が不要となるため、当該搬送工程における搬送不良が生じることがなく、搬送効率を向上させることが可能となる。
また、ベルトと、磁石が取り付けられたチェーンとが同速度で同方向に移動するため、搬送面との間に摩擦が生じず、被搬送物が重量物であったとしても、被搬送物を途中で落下させることなく確実に上方へと搬送することができる。
更に、フィーダが、被搬送物を載せる振動板を往復に加速度差のある振動で振動させることにより、摩擦力と慣性力を利用して被搬送物を効率良く搬送することができる。更に、振動が、水平方向の振幅が長く、垂直方向の振幅が短い軌跡の弧振動とされていることにより、被搬送物の上下移動を小さくして搬送距離を長くすることができ、加えて前進端付近での傾斜角を大きくとることができる。そのため、被搬送物の鉛直方向の加速度が小さくなり、戻り開始時点での滑りが大きくなって、被搬送物を振動板から離反させ易くなり、搬送効率を高めることができる。また、被搬送物のほぐし効果が高まることにより、被搬送物をより円滑に搬送することが可能となる。
また、ほぐし装置と供給装置の両方を設置する必要がないため、装置全体を小型化することができ、設置スペースを削減することが可能となる。
また、供給装置からほぐし装置の供給ホッパへの被搬送物の搬送工程が不要となるため、当該搬送工程における搬送不良が生じることがなく、搬送効率を向上させることが可能となる。
また、ベルトと、磁石が取り付けられたチェーンとが同速度で同方向に移動するため、搬送面との間に摩擦が生じず、被搬送物が重量物であったとしても、被搬送物を途中で落下させることなく確実に上方へと搬送することができる。
更に、フィーダが、被搬送物を載せる振動板を往復に加速度差のある振動で振動させることにより、摩擦力と慣性力を利用して被搬送物を効率良く搬送することができる。更に、振動が、水平方向の振幅が長く、垂直方向の振幅が短い軌跡の弧振動とされていることにより、被搬送物の上下移動を小さくして搬送距離を長くすることができ、加えて前進端付近での傾斜角を大きくとることができる。そのため、被搬送物の鉛直方向の加速度が小さくなり、戻り開始時点での滑りが大きくなって、被搬送物を振動板から離反させ易くなり、搬送効率を高めることができる。また、被搬送物のほぐし効果が高まることにより、被搬送物をより円滑に搬送することが可能となる。
請求項2に係る発明によれば、振動板が、遊動自在に回転可能に設けられた複数の振動リンクに可回転に連結支持されていることにより、振動板が振動リンクによる懸垂構造で回転可能に支持されることとなって、駆動抵抗が極めて小さくなるとともに、振動板を振動させるための装置を小型化することが可能となる。
請求項3に係る発明によれば、カム駆動により振動板を振動させることができるため、被搬送物の搬送を、振動板の搬送面との静摩擦係数を上限とする定加速度で搬送することが可能となり、搬送効率を高めることができる。
以下、本発明に係るマグネットコンベアの好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係るマグネットコンベアを側面方向からみた図であり、図2は本発明に係るマグネットコンベアを背面方向から見た一部断面図(図1において左側から見た図)である。尚、図1においては、コンベア本体については断面を図示し、図2においては、図を見易くするためにベルトを中途部のみ図示している。
図1は本発明に係るマグネットコンベアを側面方向からみた図であり、図2は本発明に係るマグネットコンベアを背面方向から見た一部断面図(図1において左側から見た図)である。尚、図1においては、コンベア本体については断面を図示し、図2においては、図を見易くするためにベルトを中途部のみ図示している。
本発明に係るマグネットコンベアは、磁石に吸着可能な金属製部品や金属屑等の磁性体を、磁力を利用して搬送面に吸着させて搬送する装置であって、図1、図2は始端から終端へと高位置に搬送する実施の形態を示した図である。本発明に係るマグネットコンベアは、特に異形物品からなる被搬送物を搬送するために好適に利用されるものである。尚、本発明における被搬送物には、全体が磁性体からなるものだけでなく、磁性体を一部に含むものも包含される。
本発明に係るマグネットコンベアは、コンベア本体(100)とフィーダ(200)とから構成されている。
コンベア本体(100)は、被搬送物(11)を表面に載せて搬送する無端状ベルト(12)を備えている。
無端状ベルト(12)は、被搬送物(11)を搬送する搬送面(121)を有し、搬送面(121)は、上昇方向に形成された上昇面(122)と、この上昇面(122)の上端部と連続して形成された搬出面(123)とから構成されている。無端状ベルト(12)のうち、搬送面(121)を構成しているのは、上昇面(122)と搬出面(123)を構成している約半周部分のみである。残りの約半周部分については搬送面を構成していない。
搬送面(121)は、無端状ベルト(12)において、被搬送物(11)が表面に載って搬送される面であって、始端より終端が高位置となるように形成されている。
図2では、搬送面(121)は上昇面(122)の一部のみが示されている。具体的には、上方部分(124)のみが示されており、下方部分は内部の磁石回転用チェーン(13)が見えるように省略されている。また、上方部分(124)において、搬出面(123)付近のベルト回転用チェーン(125)は省略されている。
搬送面(121)は、無端状ベルト(12)において、被搬送物(11)が表面に載って搬送される面であって、始端より終端が高位置となるように形成されている。
図2では、搬送面(121)は上昇面(122)の一部のみが示されている。具体的には、上方部分(124)のみが示されており、下方部分は内部の磁石回転用チェーン(13)が見えるように省略されている。また、上方部分(124)において、搬出面(123)付近のベルト回転用チェーン(125)は省略されている。
ベルト(12)は、無端状としてベルト回転用チェーン(125)と連結することができ、ベルト回転用スプロケット(126)に掛け渡して回転させることが可能な可撓性を有する公知の軟質素材から形成することができ、例えばゴム、布、軟質合成樹脂等から形成される。軟質素材を使用することにより、被搬送物(11)が搬送面に擦れて傷がつくのを防止することができる。
無端状ベルト(12)の回転方向は、表面に載った被搬送物(11)を高位置へと搬送できる方向に設定されており、図示例のコンベアでは、図1中に矢印で示されているように、上昇面(122)においてベルトが上方向に移動するように設定されている。
本発明において上昇面(122)は、マグネットコンベアの設置スペースを減少させる場合は垂直に上昇させた垂直面が好ましく、被搬送物(121)の重量が大きい場合は図1の通り傾斜面とするのが好ましい。また、上昇面(122)は下方に円弧状の湾曲面としたものでもよい。
搬出面(123)は、上昇面(122)を経由して運ばれてきた被搬送物(11)を出口シュート(14)へと搬出する。搬出面(123)において被搬送物(11)は、磁石(131)の磁力によっては固定されておらず、ベルト(12)のみによって搬送されている。上昇面(122)から運ばれてきた被搬送物(11)を確実に出口シュート(14)方向へ搬出するために、搬出面(123)は緩やかに下るように傾斜を設けて形成されるのが好ましい。但し、図示例に必ずしも限定される訳ではなく、例えば、搬出面(123)を水平面としてもよい。
本発明において、ベルト(12)は軟質素材からなる帯状の無端状ベルトであって、図2に示す通り、ベルトの幅方向両端部に沿って一対のベルト回転用チェーン(125)と夫々連結されている。ベルト(12)とベルト回転用チェーン(125)とは、長手方向において所定間隔でプレートによって連結一体化されている。具体的には、プレートの一端部をネジ、ビス等によりベルト回転用チェーン(125)と締結し、プレートの他端部をネジ、ビス等によってベルト(12)と締結することによりベルト(12)とベルト回転用チェーン(125)とが連結一体化されている。
図1では、このベルト回転用チェーン(125)は、マグネットコンベアの上下に設けられた磁石回転用スプロケット(132)(133)と同軸で回転するように夫々設けられたベルト回転用スプロケット(126)と、上下の磁石回転用スプロケット(132)(133)近傍に夫々設けられたベルト回転用スプロケット(126(127)(128))に掛け渡されている。
当該複数のベルト回転用スプロケット(126)は、ベルト(12)の幅方向に並設されて同期して回転する左右一対のスプロケットから構成されており(図2参照)、駆動するベルト回転用スプロケットの回転に伴って一定方向に回転する。図1では、時計周りの方向に回転している。
当該複数のベルト回転用スプロケット(126)は、ベルト(12)の幅方向に並設されて同期して回転する左右一対のスプロケットから構成されており(図2参照)、駆動するベルト回転用スプロケットの回転に伴って一定方向に回転する。図1では、時計周りの方向に回転している。
本発明に係るマグネットコンベアは、このようにベルト(12)をベルトと一体化したベルト回転用チェーン(125)によって回転させることによって、ベルトとチェーンとの回転誤差による回転速度のずれが生じるのを防止することができ、ベルト(12)に作用する引張力によるベルト(12)の伸びを防止することができ、ベルト(12)の回転と磁石回転用チェーン(13)の回転とのベルト(12)の伸びによる速度のずれの発生を効果的に防止することができる。また、ベルト(12)が幅方向に蛇行するのを防止することができ、被搬送物(11)を確実且つ円滑に搬送することができる。さらに、ベルト(12)をベルト回転用チェーン(125)で回転させることから、ベルト(12)に負荷をかけることができるため、被搬送物(11)の重量が大きい場合であったとしても、被搬送物を確実且つ円滑に搬送することができる。
上昇面(122)の上方部と下方部には、該上昇面(122)の裏面(搬送面と反対側の面)に近接した位置において磁石回転用スプロケット(132)(133)が夫々配設され、上磁石回転用スプロケット(132)から下磁石回転用スプロケット(133)にかけて無端状の磁石回転用チェーン(13)が巻き掛けられている。
上方部及び下方部の磁石回転用スプロケット(132)(133)は、搬送面(121)の幅方向に並設されて同期して回転する左右一対のスプロケットから構成されており(図1、2参照)、これら左右のスプロケットにそれぞれ上記磁石回転用チェーン(13)が巻き掛けられている。
上方部及び下方部の磁石回転用スプロケット(132)(133)は、搬送面(121)の幅方向に並設されて同期して回転する左右一対のスプロケットから構成されており(図1、2参照)、これら左右のスプロケットにそれぞれ上記磁石回転用チェーン(13)が巻き掛けられている。
磁石回転用チェーン(13)は、一対の磁石回転用スプロケット(132)(133)に巻き掛けられ且つ搬送面(121)を形成する無端状ベルト(12)の幅方向両端部内側に位置し、磁石回転用スプロケット(132)(133)の回転に伴って、上昇面(122)の裏面から僅かに離れた近接位置において、該上昇面(122)に沿って平行に下から上へと向かうように移動する。
本発明において、搬送面(121)を形成する無端状ベルト(12)は、上昇面から搬出面へと連続的に移動するが、磁石回転用チェーン(13)は、搬送面(121)を構成する上昇面(122)と搬出面(123)のうち、上昇面(122)の裏面にのみ沿って移動する。
本発明において、搬送面(121)を形成する無端状ベルト(12)は、上昇面から搬出面へと連続的に移動するが、磁石回転用チェーン(13)は、搬送面(121)を構成する上昇面(122)と搬出面(123)のうち、上昇面(122)の裏面にのみ沿って移動する。
磁石回転用チェーン(13)の表面(外側面)には、一対の磁石回転用チェーン間に架設されるとともに磁石回転用チェーン長さ方向に断続的に磁石(131)が取り付けられており、これら磁石(131)は磁石回転用チェーン(13)の回転に伴って上昇面(122)に沿って下から上へと移動する。
磁石(131)が一対の磁石回転用チェーン(13)間に架設されることにより、ベルト(12)の幅方向中心付近にも磁力を作用させて披搬送物(11)を載せることができ、被搬送物を確実且つ円滑に搬送することができる。
磁石回転用チェーン(13)に沿って取り付けられる複数の磁石(131)は、目的とする被搬送物(11)の大きさ、重量に応じて大きさや磁力の強さが適宜選択される。
磁石(131)が一対の磁石回転用チェーン(13)間に架設されることにより、ベルト(12)の幅方向中心付近にも磁力を作用させて披搬送物(11)を載せることができ、被搬送物を確実且つ円滑に搬送することができる。
磁石回転用チェーン(13)に沿って取り付けられる複数の磁石(131)は、目的とする被搬送物(11)の大きさ、重量に応じて大きさや磁力の強さが適宜選択される。
磁石回転用スプロケット(132)(133)及びベルト回転用スプロケット(126)の回転速度及び回転方向は、磁石回転用チェーン(13)と、搬送面(121)を形成するベルト(12)が、同速度で同方向(上昇面(122)において下から上の方向)に移動するように設定されている。
図示例において、この設定は、上昇面(122)の上方位置にある上磁石回転用スプロケット(132)及びその近傍にある上ベルト回転用スプロケット(127)をチェーンで連結し、上磁石回転用スプロケット(132)の軸に連結された1つのモータ(15)を回転駆動させることによってなされている。上磁石回転用スプロケット(132)と同軸上のベルト回転用スプロケット(126)は駆動しない。
磁石回転用チェーン(13)と、搬送面(121)を形成するベルト(12)が、同速度で同方向に移動するように設定されていることによって、搬送面(121)と被搬送物(11)との間に摩擦が生じず、被搬送物(11)が傷付くことを防止することができ、搬送面(121)の表面に沿って搬送されている途中の被搬送物(11)に対して、一定の磁力を確実に作用させることができるようになり、被搬送物(11)を途中で落下させることなく確実に搬送することが可能となる。
図示例において、この設定は、上昇面(122)の上方位置にある上磁石回転用スプロケット(132)及びその近傍にある上ベルト回転用スプロケット(127)をチェーンで連結し、上磁石回転用スプロケット(132)の軸に連結された1つのモータ(15)を回転駆動させることによってなされている。上磁石回転用スプロケット(132)と同軸上のベルト回転用スプロケット(126)は駆動しない。
磁石回転用チェーン(13)と、搬送面(121)を形成するベルト(12)が、同速度で同方向に移動するように設定されていることによって、搬送面(121)と被搬送物(11)との間に摩擦が生じず、被搬送物(11)が傷付くことを防止することができ、搬送面(121)の表面に沿って搬送されている途中の被搬送物(11)に対して、一定の磁力を確実に作用させることができるようになり、被搬送物(11)を途中で落下させることなく確実に搬送することが可能となる。
フィーダ(200)は、コンベア本体(100)の搬送面(121)の始端部に被搬送物(11)を供給するものであり、搬送面(121)の始端部と隣接するように設置されている。
以下、フィーダ(200)の駆動原理について説明する。
以下、フィーダ(200)の駆動原理について説明する。
図3はフィーダ(200)の基本構成を示す図である。
フィーダ(200)は、ベース(2)に可回転に設けた複数(図では3つ)の振動リンク(3)に、振動板(4)を回転可能に連結支持した構造を有している。
設置面に水平に支持されたベース(2)には振動装置(5)が設置されており、この振動装置(5)により振動板(4)を往復に加速度差のある弧振動で振動させる。また、振動板(4)は、コイルばね(6)により被搬送物の搬送方向に付勢されており、その上部には、後述するように、被搬送物を収容するためのホッパが固定される。
フィーダ(200)は、ベース(2)に可回転に設けた複数(図では3つ)の振動リンク(3)に、振動板(4)を回転可能に連結支持した構造を有している。
設置面に水平に支持されたベース(2)には振動装置(5)が設置されており、この振動装置(5)により振動板(4)を往復に加速度差のある弧振動で振動させる。また、振動板(4)は、コイルばね(6)により被搬送物の搬送方向に付勢されており、その上部には、後述するように、被搬送物を収容するためのホッパが固定される。
振動板(4)は、図4に示すように、固定ピン(31)で可回転に設けた振動リンク(3)に、振動ピン(32)により回転可能に連結支持されている。
図中のハッチングを施した振動リンク(3)の位置が自然に収束する位置であり、例えば図の点線で示す範囲にて円弧振動させる。
図中のハッチングを施した振動リンク(3)の位置が自然に収束する位置であり、例えば図の点線で示す範囲にて円弧振動させる。
この場合の円弧振動の軌跡を図5に示す。
振動板(4)を円弧振動させることにより、垂直方向の振幅(V)に対して水平方向の振幅(H)を大きくすることができ、しかも前進端での傾斜角度が大きくなる。これにより、被搬送物の上下移動を少なくして搬送距離を長くすることができる。また、前進端での被搬送物の鉛直方向の加速度を小さくして、被搬送物を振動板(4)から離反させ易くすることができ、搬送効率を高めることが可能となる。
振動板(4)を円弧振動させることにより、垂直方向の振幅(V)に対して水平方向の振幅(H)を大きくすることができ、しかも前進端での傾斜角度が大きくなる。これにより、被搬送物の上下移動を少なくして搬送距離を長くすることができる。また、前進端での被搬送物の鉛直方向の加速度を小さくして、被搬送物を振動板(4)から離反させ易くすることができ、搬送効率を高めることが可能となる。
尚、本発明において、振動板(4)を円弧振動などの弧振動させる範囲は、基本的に最下端の鉛直付近から水平付近の範囲であり、振動板が斜め前方に向かって上昇する過程に前進端を設ける。
振動装置(5)は、図6に示す非線形カム(51)によりカムフォロア(52)を往復振動させる構造である。
図1に示すフィーダ(200)では、振動板(4)をコイルばね(6)により搬送方向に付勢しており、連結ロッド(30)を介して振動板(4)に連結されたカムフォロア(52)で復帰させる。
これにより、振動の往復に加速度差を生じさせて被搬送物の搬送を行うことができる。
つまり、コイルばね(6)により被搬送物との間に滑りを生じさせることなく振動板(4)を搬送方向に送り、非線形カム(51)により振動板(4)を大きな加速度で後退させることで、被搬送物との間に滑りを生じさせる振動が得られる。
図1に示すフィーダ(200)では、振動板(4)をコイルばね(6)により搬送方向に付勢しており、連結ロッド(30)を介して振動板(4)に連結されたカムフォロア(52)で復帰させる。
これにより、振動の往復に加速度差を生じさせて被搬送物の搬送を行うことができる。
つまり、コイルばね(6)により被搬送物との間に滑りを生じさせることなく振動板(4)を搬送方向に送り、非線形カム(51)により振動板(4)を大きな加速度で後退させることで、被搬送物との間に滑りを生じさせる振動が得られる。
本発明において、振動板(4)は、必ずしも平行移動させる必要はなく、図7(a)に示すように各振動リンク(3)の固定ピン(31)と振動ピン(32)の長さ(r<R)を変えたり、図7(b)に示すように振動リンク(3)の角度を変えて振動板(4)と連結してもよい。
また、振動リンク(3)の固定ピン(31)は定位置で回転させるだけでなく、図8に示すように回転に伴って転動させるように支持することもできる。このようにすれば、振動板(4)に楕円軌跡の弧振動を行わせることができ、円弧振動よりも水平方向の振幅(H)の割合を高くすることができる。
図9は上記した駆動原理を利用したフィーダ(200)の一例の全体構成を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)はB部矢視図である。尚、(b)図において、振動装置(5)はA部矢視図で示されている。
フィーダ(200)は、被搬送物が供給されるホッパ(20)を有している。
ホッパ(20)は、振動装置(5)の駆動に伴って振動する振動板(4)の上部に固定されており、開放された先端部が搬送面(121)の始端部に指向している。
フィーダ(200)は、被搬送物が供給されるホッパ(20)を有している。
ホッパ(20)は、振動装置(5)の駆動に伴って振動する振動板(4)の上部に固定されており、開放された先端部が搬送面(121)の始端部に指向している。
図10は振動装置(5)を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はA−A線断面図である。
振動装置(5)は、非線形カム(51)と、カムフォロア(52)と、モータ(53)と、駆動アーム(54)と、駆動軸(55)と、出力アーム(56)と、本体フレーム(57)を備えている。
尚、図8及び図9において、搬送方向は図3乃至図6とは逆方向になる。
振動装置(5)は、非線形カム(51)と、カムフォロア(52)と、モータ(53)と、駆動アーム(54)と、駆動軸(55)と、出力アーム(56)と、本体フレーム(57)を備えている。
尚、図8及び図9において、搬送方向は図3乃至図6とは逆方向になる。
非線形カム(51)は、モータ(53)の出力軸に連結された板状カムであって、回転中心を挟んだ一方側が膨らみ、他方側が凹んだ形状を呈している。換言すれば、回転中心からの距離が、回転中心を挟んだ一方側において長く、他方側において短くなっている。
カムフォロア(52)は、ベアリング等から形成された円筒状の部材であって、非線形カム(51)の左右いずれか一方側(図示例では右側)の表面(外周面)に当接しており、非線形カム(51)の回転に伴って従動する。
カムフォロア(52)は、ベアリング等から形成された円筒状の部材であって、非線形カム(51)の左右いずれか一方側(図示例では右側)の表面(外周面)に当接しており、非線形カム(51)の回転に伴って従動する。
駆動アーム(54)は、一端部にカムフォロア(52)が回動可能に枢着され、他端部に駆動軸(55)が連結固定されている。
駆動軸(55)は、両端部が本体フレーム(57)に固定されたベアリング(58)により回動可能に支承されている。
出力アーム(56)は、一端部が駆動軸(55)に連結固定され、他端部には後述する連結ロッド(30)を介して振動板(4)が連結されている。
駆動軸(55)は、両端部が本体フレーム(57)に固定されたベアリング(58)により回動可能に支承されている。
出力アーム(56)は、一端部が駆動軸(55)に連結固定され、他端部には後述する連結ロッド(30)を介して振動板(4)が連結されている。
駆動アーム(54)と出力アーム(56)は、互いに一定の角度を維持するように駆動軸(55)に対して固定されている。尚、図6では、これらのアームが一体的に図示されている。
出力アーム(56)の他端部(上端部)には、図9(b)に示すように、連結ロッド(30)が連結されている。
連結ロッド(30)は、振動板(4)の下面に対して平行に配置されており、その中途部が出力アームの他端部に連結されている。また、その基端部は振動板(4)の下面から下方に延出された軸保持部(40)に挿通固定され、先端部は振動板(4)と本体フレーム(57)とを連結するブラケットに固定されている。
連結ロッド(30)は、振動板(4)の下面に対して平行に配置されており、その中途部が出力アームの他端部に連結されている。また、その基端部は振動板(4)の下面から下方に延出された軸保持部(40)に挿通固定され、先端部は振動板(4)と本体フレーム(57)とを連結するブラケットに固定されている。
ブラケットは、振動板(4)に固定された上ブラケット(41)と、本体フレーム(57)を介してベース(2)に固定された下ブラケット(42)からなる。
上ブラケット(41)及び下ブラケット(42)は、図4に示したように、固定ピン(31)及び振動ピン(32)を介して連結されており、上述した振動リンク(3)を構成している。つまり、振動板(4)は、固定ピン(31)で可回転に設けた振動リンク(3)に、振動ピン(32)により回転可能に連結支持されている。
上ブラケット(41)及び下ブラケット(42)は、図4に示したように、固定ピン(31)及び振動ピン(32)を介して連結されており、上述した振動リンク(3)を構成している。つまり、振動板(4)は、固定ピン(31)で可回転に設けた振動リンク(3)に、振動ピン(32)により回転可能に連結支持されている。
振動板(4)と本体フレーム(57)との間には、コイルばね(43)が介装されている。
コイルばね(43)は、振動板(4)の下面において、連結ロッド(30)と平行に配置されており、振動板(4)を一方側(搬送方向)に引っ張るように付勢している。
振動板(4)が引っ張られる方向(バネの付勢方向)は、駆動アーム(54)に設けられたカムフォロア(52)が非線形カム(51)の外周面に当接する側の方向(図示例では右側)である。これによって、カムフォロア(52)は常に非線形カム(51)の外周面に当接する方向に付勢されることとなる。
コイルばね(43)は、振動板(4)の下面において、連結ロッド(30)と平行に配置されており、振動板(4)を一方側(搬送方向)に引っ張るように付勢している。
振動板(4)が引っ張られる方向(バネの付勢方向)は、駆動アーム(54)に設けられたカムフォロア(52)が非線形カム(51)の外周面に当接する側の方向(図示例では右側)である。これによって、カムフォロア(52)は常に非線形カム(51)の外周面に当接する方向に付勢されることとなる。
モータ(53)の駆動に伴う非線形カム(51)の回転に伴って、駆動アーム(54)の下端部に取り付けられたカムフォロア(52)が左に移動すると、出力アーム(56)は駆動軸(55)を中心として右方向に移動し、逆にカムフォロア(52)が右に移動すると、出力アーム(56)は駆動軸(55)を中心として左方向に移動する(図10(b)参照)。
これにより、出力アーム(56)の他端部は、駆動軸(55)を中心として往復運動し、これに伴って振動板(4)は振動リンク(3)を介して往復に加速度差がついた非線形の円弧振動を行う。
これにより、出力アーム(56)の他端部は、駆動軸(55)を中心として往復運動し、これに伴って振動板(4)は振動リンク(3)を介して往復に加速度差がついた非線形の円弧振動を行う。
被搬送物の搬送は、振動板の上面との静摩擦係数を上限とする定加速度で搬送するのが理想的であることから、振動板の振動は、上述したようにカム駆動による振動が好ましい。カム駆動による振動としては、カムとバネなどの弾性体との組み合わせや溝カム等を用いることができる。
但し、本発明では、振動装置(5)として必ずしも上述したようなカム駆動による振動装置を用いずともよく、電磁石、圧電素子、エアシリンダ等を利用した振動装置を用いてもよい。
但し、本発明では、振動装置(5)として必ずしも上述したようなカム駆動による振動装置を用いずともよく、電磁石、圧電素子、エアシリンダ等を利用した振動装置を用いてもよい。
本発明では、振動板に、水平方向の振幅が長く、垂直方向の振幅が短い軌跡の弧振動をさせることにより、前進端付近での傾斜角を大きくとることができる。従って、振動板の前進端における被搬送物の鉛直方向の加速度が小さくなり、戻り開始時点での滑りが大きくなる。そのため、振動装置(5)として、電磁石、圧電素子、エアシリンダ等を利用した場合でも効率良く駆動させることができる。
以下、本発明に係るマグネットコンベアの作用について説明する。
被搬送物(11)は、フィーダ(200)のホッパ(20)に供給される。
フィーダ(200)のモータ(53)が駆動されると、上述したように、振動板(4)は振動リンク(3)を介して往復に加速度差がついた非線形の円弧振動を行う。
被搬送物(11)は、フィーダ(200)のホッパ(20)に供給される。
フィーダ(200)のモータ(53)が駆動されると、上述したように、振動板(4)は振動リンク(3)を介して往復に加速度差がついた非線形の円弧振動を行う。
振動板(4)が非線形の円弧振動を行うことにより、ホッパ(20)内に収容された被搬送物は、重量が大きく絡み易い異形物品であっても、前後方向だけでなく上下方向にも振動し且つ往復に加速度差がついた非線形の円弧振動を受けることで十分にほぐされ、開放された先端部からコンベア本体(100)の搬送面(121)の入口ホッパ(16)へと円滑に供給される。
搬送面(121)の始端部へと供給された被搬送物(11)は、入口ホッパー(16)に投入された後、磁石(131)の磁力によって上昇面(122)の表面に載って搬送される。このとき、磁力によって吸着しきれない被搬送物(11)は上昇面(122)を上昇しきれずに落下するので、仮にフィーダ(200)により十分にほぐされていない被搬送物(11)があったとしてもこれを確実にほぐしながら搬送することが可能となる。
被搬送物(11)は、上昇面(122)を磁石(131)の磁力によって上昇した後、搬出面(123)に載り出口シュート(14)へと運ばれ、出口シュート(14)に沿って所定位置に落下して次工程へと送られる。
以上説明したように、本発明に係るマグネットコンベアは、フィーダ(200)とコンベア本体(100)の両方においてほぐし作用が発揮されるため、絡まり易い異形物品であっても円滑に搬送することが可能となる。
しかも、フィーダ(200)はほぐし機能と供給機能の両方を有しているため、ほぐし装置と供給装置の両方を設置する必要が無く、設置スペースを削減することが可能となる。
更には、フィーダ(200)においては、被搬送物に非線形の弧振動を加えることができるため、供給機能とほぐし機能をバランス良く確実に発揮することが可能となる。
加えて、コンベア本体(100)のベルトと、磁石が取り付けられたチェーンとが同速度で同方向に移動するため、搬送面との間に摩擦が生じず、被搬送物となる異形部材が重量物であったとしても、被搬送物を途中で落下させることなく確実に上方へと搬送することができる。
しかも、フィーダ(200)はほぐし機能と供給機能の両方を有しているため、ほぐし装置と供給装置の両方を設置する必要が無く、設置スペースを削減することが可能となる。
更には、フィーダ(200)においては、被搬送物に非線形の弧振動を加えることができるため、供給機能とほぐし機能をバランス良く確実に発揮することが可能となる。
加えて、コンベア本体(100)のベルトと、磁石が取り付けられたチェーンとが同速度で同方向に移動するため、搬送面との間に摩擦が生じず、被搬送物となる異形部材が重量物であったとしても、被搬送物を途中で落下させることなく確実に上方へと搬送することができる。
本発明は、磁性体からなる物品、特に異形物品を確実にほぐしながら次工程へと搬送するための搬送コンベアとして利用される。
100 コンベア本体
11 被搬送物
12 ベルト
125 ベルト回転用チェーン
126 ベルト回転用スプロケット
13 磁石回転用チェーン
131 磁石
132 上磁石回転用スプロケット
133 下磁石回転用スプロケット
200 フィーダ
4 振動板
5 振動装置
51 非線形カム
52 カムフォロア
53 モータ
54 駆動アーム
55 駆動軸
56 出力アーム
57 本体フレーム
11 被搬送物
12 ベルト
125 ベルト回転用チェーン
126 ベルト回転用スプロケット
13 磁石回転用チェーン
131 磁石
132 上磁石回転用スプロケット
133 下磁石回転用スプロケット
200 フィーダ
4 振動板
5 振動装置
51 非線形カム
52 カムフォロア
53 モータ
54 駆動アーム
55 駆動軸
56 出力アーム
57 本体フレーム
Claims (3)
- 被搬送物をその表面に載せて回転する無端状ベルトと、該無端状ベルト内側且つ前記被搬送物の搬送方向始端と終端に配置される一対の磁石回転用スプロケットと、これら一対の磁石回転用スプロケットに巻き掛けられ且つ前記ベルト幅方向両端部内側に設けられた一対の磁石回転用チェーンと、該一対の磁石回転用チェーン間に架設されるとともに磁石回転用チェーン長さ方向に断続的に取り付けられた磁石と、前記搬送方向始端部に前記被搬送物を供給するフィーダとを具備し、
前記無端状ベルトの幅方向両端部に沿って一対のベルト回転用チェーンが該無端状ベルトに夫々取り付けられ、該一対のベルト回転用チェーンは、前記一対の磁石回転用スプロケット近傍に夫々設けられた複数のベルト回転用スプロケットに巻き掛けられるとともに、前記一対の磁石回転用チェーンと同速度で同方向に移動し、
前記フィーダは、前記被搬送物が載置される振動板を備えており、該振動板は往復に加速度差のある弧振動で振動することを特徴とするマグネットコンベア。 - 前記振動板は、遊動自在に回転可能に設けられた複数の振動リンクに可回転に連結支持されていることを特徴とする請求項1記載のマグネットコンベア。
- 前記フィーダは、モータと、該モータに軸着された非線形カムと、一端部に該非線形カムに沿って従動するカムフォロアが設けられ且つ他端部に駆動軸が連結された駆動アームと、一端部が前記駆動軸に連結され且つ他端部に前記振動板が連結された出力アームとを備えていることを特徴とする請求項2記載のマグネットコンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008102926A JP2009249173A (ja) | 2008-04-10 | 2008-04-10 | マグネットコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008102926A JP2009249173A (ja) | 2008-04-10 | 2008-04-10 | マグネットコンベア |
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JP2009249173A true JP2009249173A (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=41310224
Family Applications (1)
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Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011157175A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Nanbu Seisakusho:Kk | コンベア装置及びワーク搬送装置 |
CN108726138A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-11-02 | 嘉兴恒瑞金属表面处理有限公司 | 一种转动上料装置 |
CN113291767A (zh) * | 2020-02-21 | 2021-08-24 | 丰田自动车株式会社 | 螺栓供给装置 |
CN114056845A (zh) * | 2021-10-04 | 2022-02-18 | 湖南丰源环保设备科技有限公司 | 一种麻将凉席竹片检测排料系统 |
CN114589414A (zh) * | 2022-02-24 | 2022-06-07 | 李顺 | 一种管道铺设用具有碎屑收集能力的自动切割装置 |
-
2008
- 2008-04-10 JP JP2008102926A patent/JP2009249173A/ja active Pending
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