JP2009248858A - アクセル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者の意図する適正な加減速操作を確保するアクセル装置を提供する。
【解決手段】ホルダ90は、アクセルペダル2の第1、第2コイルスプリング41、45側の端部に設けられるスプリングロータ70に相対移動可能に当接する。規制手段5は、スプリングロータ70とホルダ90との当接点Pより反回転軸線側で設けられ、スプリングロータ70に対するホルダ90の可動範囲を規制するとともに、第1、第2コイルスプリング41、45の付勢力が印加される作用点Qと回転軸線Oとの間の最短距離を、当接点Pと回転軸線Oとの間の最短距離以上とする。このため、第1、第2コイルスプリング41、45の一方が破損したときの踏力を、他方のコイルスプリングの当接点Pにおける設定踏力以上とすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用のアクセル装置に関する。
従来、車両に搭載され、運転者によるアクセルペダルの踏込量に応じて車両の運転状態を制御するアクセル装置が知られている。このようなアクセル装置では、特許文献1に示すように、運転者により踏込み操作されるアクセルペダルは、支持部材に回転自在に支持され、スプリングによって踏込方向と逆回転方向に付勢されている。運転者がアクセルペダルに踏力を与えるとアクセルペダルは踏込み方向に正回転し、踏力を緩めると踏込み方向と逆方向に回転する。
アクセルペダルの回転角度はセンサによって検出され、この検出された検出信号は、アクセル装置の信号取り出し部から車両のエンジン制御装置(ECU)へ伝送される。
しかし、このようなアクセル装置では、図13に示すように、アクセルペダル102を付勢するスプリング114、115のうち一方のスプリング115が破損すると、アクセルペダルは破損していない他方のスプリング114の付勢力のみによって踏込方向と逆方向へ回転する。このとき、スプリング114の伸縮方向に対してホルダ109が傾くと、ホルダ109とハウジング103の内壁とが摺接し、摩擦力を発生させる。
他方のスプリング114がアクセルペダル102を回転させるトルクに対し、摩擦力が大きくなると、スプリング114は、アクセルペダル102を運転者が踏力を与える前の位置に戻すことができなくなり、運転者の意図しないエンジンの吹き上がりが生じる虞がある。
国際公開第2006/100133号パンフレット
本発明の目的は、運転者の意図する適正な加減速操作を確保するアクセル装置を提供することにある。
請求項1記載の発明によると、運転者により踏込操作されるアクセルペダルは、車体に取付け可能な支持部材に回転自在に支持される。付勢手段は、支持部材に一方の端部が係止され、アクセルペダルの踏込方向とは逆方向にアクセルペダルを付勢する。ホルダは、付勢手段の他方の端部を係止し、アクセルペダルの付勢手段側の端部に設けられるロータに相対運動可能に当接する。規制手段は、ロータとホルダとの当接点を通りアクセルペダルの回転軸線に垂直に交わる直線に対し、垂直かつ当接点を含む仮想平面より反回転軸線側でロータの端部に設けられる。この規制手段は、ロータに対するホルダの可動範囲を規制するとともに、付勢手段の付勢力が印加される作用点と回転軸線との間の最短距離を、当接点と回転軸線との間の最短距離以上とする。このため、付勢手段の伸縮方向に対してロータが傾いたときに付勢手段がアクセルペダルを回転させるトルクを、付勢手段が当接点で付勢力を印加するときのトルク以上に設定することができる。さらに、ホルダと支持部材等との摺接が防止され、ロータが傾いたときの踏力を、破損後の付勢手段の当接点における設定踏力以上とすることができる。この結果、アクセルペダルの戻り力を確保し、運転者の意図する適正な加減速操作を確保することができる。
請求項2記載の発明によると、規制手段は、ホルダが仮想平面より回転軸線側へ傾くとき、作用点と当接点とを同じ位置とするようにホルダを係止する係止部を有する。ホルダは、仮想平面より回転軸線側でロータと当接することを防止される。これにより、付勢手段が破損したとき、破損後の付勢手段がアクセルペダルを回転させるトルクは、この付勢手段が当接点で付勢力を印加するときのトルクと同じとなる。この結果、付勢手段が破損したときの踏力を、破損後の付勢手段の当接点における設定踏力と同じとし、アクセルペダルの戻り力を確保することができる。
請求項3記載の発明によると、規制手段は、ホルダが仮想平面より反回転軸線側へ傾くとき、ホルダと当接する当接部を有する。ホルダと当接部とが仮想平面より反回転軸線側で当接することで、作用点と回転軸線との間の最短距離は、当接点と回転軸線との間の最短距離より大きくなる。このため、付勢手段がアクセルペダルを回転させるトルクは、付勢手段が当接点で付勢力を印加するときのトルクより大きくなる。この結果、付勢手段が破損したときの踏力を、破損後の付勢手段の当接点における設定踏力より大きくすることができる。
請求項4記載の発明によると、規制手段は、ホルダが前記ロータから移動するとき、ホルダの外周側でロータからホルダが脱落することを防止するストッパ部を有する。このため、ホルダと支持部材等との間で摩擦力の発生することが防止される。これにより、付勢手段が破損したときの踏力が、破損後の付勢手段の当接点における設定踏力より小さくなることを防止することができる。
請求項5記載の発明によると、当接部は、ホルダの反付勢手段側に皿状に形成される。このため、当接部は、仮想平面より反回転軸線側のいずれの位置においてもホルダと当接可能となる。これにより、当接部から反付勢手段側へホルダが突出することなく、当接部の反ホルダ側の面と支持部材との距離を小さくすることができる。
請求項6記載の発明によると、ストッパ部は、仮想平面の反回転軸線側でロータと支持部材との間に連続して形成される。このため、ストッパ部は、仮想平面より反回転軸線側のいずれの位置においてもホルダがロータから脱落することを防止できる。これにより、ストッパ部から反回転軸線側へホルダが突出することなく、ストッパ部と支持部材との距離を小さくすることができる。
請求項7記載の発明によると、規制手段は、付勢手段の一部が破損したとき、ロータに対するホルダの可動範囲を規制する。これにより、付勢手段の一部が破損したときのアクセルペダルの戻り力を確保し、運転者の意図する適正な加減速操作を確保することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるアクセル装置を図1〜図9に示す。アクセル装置1は車両に搭載され、運転者によるアクセルペダル2の踏込量に応じて車両の運転状態を制御する。本実施形態のアクセル装置1はアクセルバイワイヤ方式を採用しており、アクセルペダル2は車両のスロットル装置に機械的に連結されていない。その代わり、アクセル装置1は、アクセルペダル2の回転角度を車両のエンジン制御装置(ECU)に伝達し、その回転角度に基づいてECUがスロットル装置を制御する。
アクセル装置1の基本的構成を図2および図3に基づき説明する。
支持部材としてのハウジング3は樹脂で箱形に形成され、底板11、底板11に向き合う天板12、底板11および天板12に対して垂直に互いに向き合う二つの側板13、14から構成される。底板11はボルト等により車体に固定される。
側板13は、軸受孔131およびセンサ支持孔132を有する。軸受孔131とセンサ支持孔132とは連通し、側板13の内壁から外壁へ通じる。軸受孔131およびセンサ支持孔132は、略円筒状に形成される。軸受孔131の内径は、センサ支持孔132の内径よりも小さい。このため、軸受孔131とセンサ支持孔132との間には段差部133が形成される。センサ支持孔132は、回転角センサ30を収容する。回転角センサ30は、段差部133とカバー15とに挟まれ、センサ支持孔132からの脱落が防止される。側板13の外壁には、回転角センサ30に電気接続される図示しないターミナルを埋設したコネクタ16が設けられる。
側板14は、略円筒状の軸受孔141を有する。軸受孔141および軸受孔131の中心軸線はアクセルペダル2の回転軸線Oと同一である。
図1〜図3に示すように、アクセルペダル2は、ペダルアーム50、操作部40、ペダルロータ60および軸部材80から構成される。ペダルアーム50、操作部40およびペダルロータ60は、樹脂により一体に形成される。ペダルアーム50の回転軸と反対側の端部に、運転者が踏力により踏込操作する操作部40が設けられる。
ペダルロータ60は、ペダルロータ60を回転軸線O方向の一端から他端に通じる大径孔61を有する。大径孔61は、略円筒状に形成される。
軸部材80は、樹脂により略円柱状に形成され、ペダルロータ60の大径孔61に挿通される。軸部材80は、一方の端部81が軸受孔131に、他方の端部82が軸受孔141に摺接する。軸部材80の外周壁には、溝83が形成される。ペダルロータ60には、大径孔61の径内方向へ突出する突起64が設けられる。突起64は、軸部材80の溝83に係合する。これにより、ペダルロータ60は、ハウジング3に対し回転軸線Oを中心として軸部材80とともに回転自在に支持される。
軸部材80の端部81は略円筒状に形成され、回転角センサ30側に開口する。互いに極性の異なる磁石部84、85が、端部81の内周壁の回転軸線Oを挟む周方向の二箇所に埋設される。二つの磁石部84、85が形成する磁界の向きは、軸部材80の回転角度に応じて変化する。回転角センサ30は、軸部材80側へ突出する円筒部31の先端にホール素子または磁気抵抗素子等を備え、磁石部84、85の形成する磁界を検出する。回転角センサ30は、図示しないターミナルに電気的に接続されたECUへ検出信号を出力する。この検出信号は、軸部材80の回転角度すなわちアクセルペダル2の回転角度を表す。
ロータとしてのスプリングロータ70は、円環状の回転部71と突出部74とから構成される。回転部71と突出部74とは、樹脂により一体に形成される。回転部71は、回転部71の回転軸線O方向の一端から他端へ通じる回転孔72を有する。回転部71は、回転孔72と大径孔61とを同軸にし、ペダルロータ60と回転軸方向で当接する。スプリングロータ70は、回転孔72に軸部材80が挿通され、回転軸線Oの周りに回転可能である。
回転部71のペダルロータ60側の外壁には、複数のはす歯73が設けられる。複数のはす歯73は、回転軸線Oの周りに等間隔に配列される。ペダルロータ60の回転部71側の壁面には、複数のはす歯65が設けられる。複数のはす歯65は回転軸線Oの周りに等間隔に配列し、回転軸線O方向で向き合うはす歯73のいずれかと噛み合う。この噛み合いにより、ペダルロータ60とスプリングロータ70とは一緒に回転する。回転部71の側板14側の壁面と側板14の回転部71側の壁面との間にはフリクションワッシャ32が介装される。フリクションワッシャ32は、側板14に回転不能に固定され、回転部71と摺接して摩擦力を発生する。また、ペダルロータ60の側板13側には、溝66が形成され、この溝66に円環状のフリクションリング67が圧入される。フリクションリング67は、側板13と摺接して摩擦力を発生する。
突出部74は、回転部71の外周縁部から径方向へ突出して設けられる。突出部74は、天板12側に曲面形状の凸状面75を形成する。
ホルダ90は、樹脂により略円盤状に形成される。ホルダ90は、突出部74側で凸状面75の曲率半径より大きい曲率半径で形成される曲面形状の凹状面91を形成する。凹状面91とスプリングロータ70の凸状面75とは、当接点Pで相対運動可能に当接する。
ホルダ90は、天板12側の面で天板12側へ球状に突出する球状突起92を設け、この球状突起92の外周側に環状の係止面94、95を形成する。ハウジング3は、天板12の内壁面でホルダ90側へ球状に突出する球状突起121を設け、この球状突起121の外周側に環状の係止面123、124を形成する。
付勢部材4は、第1コイルスプリング41および第2コイルスプリング45から構成される。第1コイルスプリング41は、一端部42が天板12の係止面123に係止され、他端部43がホルダ90の係止面94に係止される。第2コイルスプリング45は、その内径を第1コイルスプリング41の外径よりも小さく形成され、第1コイルスプリング41の内周側に設けられる。第2コイルスプリング45は、一端部46が天板12の係止面124に係止され、他端部47がホルダ90の係止面95に係止される。
第1コイルスプリング41および第2コイルスプリング45は、ホルダ90の天板12側の面と天板12の内壁面との間に圧縮収容され、踏込方向に回転したペダルアーム50およびスプリングロータ70を、ホルダ90を介して踏込方向とは反対方向へ付勢する。
スプリングロータ70は、回転軸線Oを中心に円弧運動をする。このとき、ホルダ90は、スプリングロータ70と当接点Pで相対運動可能に当接するので、第1、第2コイルスプリング41、45は直線的な伸縮運動をする。
規制手段5は、図4および図6に示すように、係止部51、当接部55、56、57およびストッパ部52、53、54から構成され、スプリングロータ70の突出部74と一体で形成される。規制手段5は、当接点Pを通り回転軸線Oに垂直に交差する直線に対し、垂直かつ当接点Pを含む仮想平面Rより反回転軸線側に設けられる。
当接部55、56は、突出部74から仮想平面Rに沿って回転軸線Oと平行に延びる。ストッパ部52、54は、それぞれ当接部55、56の反突出部側の端部から第1、第2コイルスプリング41、45の方向へ延びる。
当接部57は、当接点Pを通り回転軸線Oに垂直に交差する直線と平行に突出部74から反回転軸線側へ延びる。ストッパ部53は、当接部57の反回転軸線側の端部から第1、第2コイルスプリング41、45の方向へ延びる。係止部51は、ストッパ部53の反当接部57側の端部から回転軸線O側へ延びて爪状に形成される。
ホルダ90の底部96と当接部55、56、57との間、ホルダ90の側部98とストッパ部52、53、54との間、およびホルダ90の開口端99と係止部51との間は、所定の隙間を有する。これらの所定の隙間は、第1コイルスプリング41および第2コイルスプリング45のいずれもが破損していないアクセル装置1の通常使用時において、ホルダ90がスプリングロータ70に対して相対運動するとき、ホルダ90と、当接部55、56、57、ストッパ部52、53、54および係止部51とが当接しない大きさである。
ホルダ90の凹部97と突出部74の陥凹部76とは所定の隙間を有し、アクセル装置1の通常使用において当接しない。
第1コイルスプリング41および第2コイルスプリング45のいずれか一方が破損し、ホルダ90が仮想平面Rより反回転軸線側へ傾くとき、ホルダ90の底部96と、当接部55、56、57のいずれかとが当接する。一方、ホルダ90が仮想平面Rより回転軸線O側へ傾くとき、ホルダ90の開口端99と係止部51とが当接する。このため、ホルダ90の凹部97と突出部74の陥凹部76との当接が防止される。ストッパ部52、53、54は、スプリングロータ70からホルダ90が脱落することを防止する。
規制手段5は、第1、第2コイルスプリング41、45のいずれか一方が破損したとき、スプリングロータ70に対するホルダ90の可動範囲を規制するとともに、ホルダ90と仮想平面Rより反回転軸線側で当接することができる。
次にアクセル装置1の一般作動を図2、図3および図6に基づき説明する。
アクセルペダル2を運転者が踏込む前、アクセルペダル2は、第1、第2コイルスプリング41、45によって踏込方向とは逆方向に付勢され、当接部68と天板12に形成されたストッパ125とが当接する。
運転者がアクセルペダル2に踏力を与え、アクセルペダルがX方向に回転を始めると、はす歯65とはす歯73とが噛み合いペダルロータ60とスプリングロータ70とが一緒に回転する。回転角センサ30は、ペダルロータ60と一体で回転する軸部材80の回転角度を磁石部84、85の形成磁界に基づいて検出する。回転角センサ30によって検出された検出信号は、ECUへ伝送される。
運転者がアクセルペダル2をX方向に回転させ、アクセルペダル2の回転角度が大きくなるに従い、第1、第2コイルスプリング41、45は圧縮され、アクセルペダル2に与える付勢力Fspを大きくする。このとき、踏力Fとスプリングの付勢力Fspとは、F=Fsp×L/Lpの関係であるので、第1、第2コイルスプリング41、45の付勢力Fspに比例して踏力Fが大きくなる。このため、アクセルペダル2の回転角度が大きくなるに従い、踏力Fは大きくなる。ここで、Lpは踏力Fの印加点と回転軸線Oとの最短距離を表し、Lは当接点Pと回転軸線Oとの最短距離を表している。
踏力Fおよび付勢力Fspによって、ペダルロータ60のはす歯65とスプリングロータ70のはす歯73との間で互いを回転軸線O方向へ引き離す方向のスラスト力が発生する。このスラスト力により、ペダルロータ60のフリクションリング67と側板13との間に摩擦力f1が発生し、スプリングロータ70とフリクションワッシャ32との間に摩擦力f2が発生する。このため、アクセルペダル2の回転角度が大きくなるに従い、摩擦力f1、f2が大きくなる。この摩擦力f1、f2は、アクセルペダル2の回転運動の抵抗として働くので、運転者がアクセルペダル2をX方向に回転させるとき、踏力Fを増加させる。
運転者がアクセルペダル2をX方向にさらに回転させると、当接部69と底板11に形成されたストッパ111とが当接する。これにより、アクセルペダル2の回転が制限される。
一方、運転者がアクセルペダル2をY方向に回転させるとき、アクセルペダル2の回転運動の抵抗として働く摩擦力f1、f2が、踏力Fを減少させる。
このように、アクセル装置1は、アクセルペダル2の回転角度で大きさを変える摩擦力f1、f2により、アクセルペダル2のX方向への回転時の踏力FとY方向への回転時の踏力Fとの大きさを変えることで、所定のヒステリシス特性を備える。このため、アクセル装置1は、良好な操作フィーリングを得られる。
次に、アクセル装置1の第1、第2コイルスプリング41、45の一部が破損したときの作動を図7〜図9に基づき説明する。
本実施形態では、第1コイルスプリング41が破損したときの作動を例にして説明する。
第1コイルスプリング41が破損し、ホルダ90が図7の方向100へ傾くとき、図8に示すように、ストッパ部53は、ホルダ90がスプリングロータ70から脱落することを防止する。そして、ホルダ90の底部96と当接部57とが当接する。
このとき、破損していない第2コイルスプリング45がホルダ90を経由してスプリングロータ70に付勢力Fspを印加する作用点Qは、当接点Pと当接点P1との中間位置となる。したがって、作用点Qと回転軸線Oとの間の最短距離L1は、当接点Pと回転軸線Oとの間の最短距離Lより大きくなる。この結果、第1コイルスプリング41が破損したときの踏力F(F=Fsp×L1/Lp)は、破損していない第2コイルスプリング45が当接点Pで付勢力Fspを印加するときのトルクに基づき設定される設定踏力(F=Fsp×L/Lp)より大きくなる。
ホルダ90が図7の方向100−200の間へ傾くとき、ストッパ部53、54は、ホルダ90がスプリングロータ70から脱落することを防止する。そして、ホルダ90の底部96と当接部57、56とが当接する。一方、ホルダ90が図7の方向100−300の間へ傾くとき、ストッパ部53、55は、ホルダ90がスプリングロータ70から脱落することを防止する。そして、ホルダ90の底部96と当接部57、55とが当接する。このとき、ホルダ90が図7の100方向へ傾くときと同様、作用点Qは当接点Pと当接点P1との中間位置となり、作用点Qと回転軸線Oとの間の最短距離L1は、当接点Pと回転軸線Oとの間の最短距離Lより大きくなる。この結果、第1コイルスプリング41が破損したときの踏力Fは、破損していない第2コイルスプリング45のみの付勢力Fspによる設定踏力より大きくなる。
ホルダ90が図7の方向200へ傾くとき、ストッパ部54は、ホルダ90がスプリングロータ70から脱落することを防止し、ホルダ90の底部96と当接部56とが当接する。一方、ホルダ90が図7の方向300の間へ傾くとき、ストッパ部55は、ホルダ90がスプリングロータ70から脱落することを防止し、ホルダ90の底部96と当接部55とが当接する。このとき、作用点Qと回転軸線Oとの間の最短距離は、当接点Pと回転軸線Oとの間の最短距離Lと同じとなる。この結果、第1コイルスプリング41が破損したときの踏力Fは、破損していない第2コイルスプリング45のみの付勢力Fspによる設定踏力と同じとなる。
ホルダ90が図7の方向200−400−300の間へ傾くとき、図9に示すように、係止部51がホルダ90の開口端99を係止する。このため、ホルダ90の凹部97と凹陥部76とは当接しない。
このとき、係止部51の当接点P2には、ホルダ90の傾きを係止する力が作用している。当接点P2には、当接点Pを中心とした周方向において、第2コイルスプリング45が付勢力Fspをスプリングロータ70に印加する向きと反対向きの力が作用している。このため、第2コイルスプリング45がスプリングロータ70に付勢力Fspを印加する作用点Qは当接点Pと同じ位置となる。したがって、作用点Qと回転軸線Oとの間の最短距離L2は、当接点Pと回転軸線Oとの間の最短距離Lと同じとなる。この結果、第1コイルスプリング41が破損したときの踏力F(F=Fsp×L2/Lp)は、破損していない第2コイルスプリング45が当接点Pで付勢力Fspを印加するときのトルクに基づき設定される設定踏力(F=Fsp×L/Lp)と同じとなる。
本実施形態によるアクセル装置1のヒステリシス特性を図10に示す。
点線iは、第1、第2コイルスプリング41、45のいずれもが破損していないときのヒステリシス特性を表す。
一点鎖線iiは、ホルダ90が方向100または方向200−100−300の間へ傾くときのヒステリシス特性を表す。このとき、L<L1であるので、第1コイルスプリング41が破損したときのヒステリシス特性iiは、第2コイルスプリング45の付勢力Fspによる設定ヒステリシス特性より踏力の大きいものとなる。
実線iiiは、ホルダ90が方向200、方向300または方向200−400−300の間へ傾くときのヒステリシス特性を表す。このとき、L=L2であるので、第1コイルスプリング41が破損したときのヒステリシス特性iiiは、第2コイルスプリング45のみの付勢力Fspによる設定ヒステリシス特性と同じものとなる。
これに対し、従来のアクセル装置101では、図13に示すように、スプリング115が破損するとき、ホルダ109とハウジング103の内壁とが摺接して摩擦力が発生する。
この従来のアクセル装置101のヒステリシス特性を図14に示す。実線vは、破損していないスプリング114のみの付勢力による設定ヒステリシス特性を示す。二点鎖線ivは、スプリング115が破損し、ホルダ109とハウジング103とが摺接したときのヒステリシス特性を示す。
従来のアクセル装置101では、破損していない他方のスプリング114がアクセルペダル102を逆方向に回転させるトルクに対し、ホルダ109とハウジング103とが摺接することにより生じる摩擦力が大きくなると、アクセルペダル102の回転角度が角度Sのときに踏力Fが0となる。この場合、アクセルペダル102の戻り不良となり、運転者の意図しないエンジンの吹き上がりが生じる。
第1実施形態によるアクセル装置1では、第1コイルスプリング41が破損したとき、ストッパ部52、53、54がホルダ90がスプリングロータ70から脱落してハウジング3の内壁18と摺接することを防止する。このため、ハウジング3の内壁18、19とロータ90との間で摩擦力が発生することを防止することができる。
当接部55、56、57とロータ90の底部96とは、仮想平面Rの反回転軸線側で当接する。このため、破損していない第2コイルスプリング45がアクセルペダル2をY方向に回転させるトルクは、この第2コイルスプリング45が当接点Pで付勢力Fspをスプリングロータ70に印加するときのトルク以上のものとなる。
係止部51は、ホルダ90とスプリングロータ70とが仮想平面より回転軸線O側で当接することを防止する。このため、作用点Qと回転軸線Oとの間の最短距離を、当接点Pと回転軸線Oとの間の最短距離L以上とすることができる。これにより、第2コイルスプリング45がアクセルペダル2をY方向に回転させるトルクの減少を防止することができる。
このため、アクセル装置1は、第1コイルスプリング41が破損したときの踏力F(F=Fsp×L2/Lp)を、破損していない第2コイルスプリング45が当接点Pで付勢力Fspを印加するときのトルクに基づき設定される設定踏力(F=Fsp×L/Lp)以上とすることができる。このため、第1コイルスプリング41が破損したときのヒステリシス特性を、第2コイルスプリング45のみの付勢力Fspによる設定ヒステリシス特性の踏力以上のものとすることができる。この結果、アクセルペダル2の戻り力を確保し、運転者の意図する適正な加減速操作を確保することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるアクセル装置を図11〜図12に示す。第1実施形態と実質的に同一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、規制手段6は、係止部511、当接部551、561、571、591およびストッパ部521、531、541、581から構成される。規制手段6は、当接点Pを通り回転軸線Oに垂直に交差する直線に対し、垂直かつ当接点Pを含む仮想平面Rより反回転軸線側に設けられる。
当接部551、561は、突出部74から仮想平面Rに沿って回転軸線Oと平行に延びる。当接部571は、当接点Pを通り回転軸線Oに垂直に交差する直線と平行に突出部74から反回転軸線側へ延びる。当接部591は、当接部551、571、561を接続し、ホルダ90の底部96側を囲む皿状に形成される。
ストッパ部521、531、541は、それぞれ当接部551、571、561の反突出部74側の端部から第1、第2コイルスプリング41、45の方向へ延びる。ストッパ部581は、ストッパ部551、571、561を接続し、ホルダ90の側部98と、ハウジング3の内壁18、19との間に連続して形成される。
当接部551、571、561、591およびストッパ部521、531、541、581は、ホルダ90の底部96側および側部98側を囲む扇状に形成される。係止部511は、ストッパ部531の反当接部571側の端部から回転軸線O側へ延びる。
ホルダ90の底部96と当接部551、561、571、591との間、ホルダ90の側部98とストッパ部521、531、541、581との間、およびホルダ90の開口端99と係止部511との間は、所定の隙間を有する。これらの所定の隙間は、第1、第2コイルスプリング41、45のいずれも破損していないアクセル装置2の通常使用時において、ホルダ90がスプリングロータ70に対して相対運動するとき、ホルダ90と、当接部551、561、571、591、ストッパ部521、531、541、581および係止部511とが当接しない大きさである。
次に、アクセル装置2の第1、第2コイルスプリング41、45の一部が破損したときの作動を説明する。本実施形態においても、第1コイルスプリング41が破損したときの作動を例にして説明する。
第1コイルスプリング41が破損し、ホルダ90が図12の方向200−100−300へ傾くとき、ストッパ部521、531、541、581は、ホルダ90がスプリングロータ70から脱落することを防止する。そして、ホルダ90の底部96と当接部551、561、571、591のいずれかとが当接する。ホルダ90は、ストッパ部521、531、541、581および当接部551、561、571、591からハウジング3側へ突出しない。このとき、第2コイルスプリング45の付勢力Fspが印加される作用点と回転軸線Oとの最短距離は、当接点Pと回転軸線Oとの最短距離より大きくなる。
ホルダ90が図12の方向200−400−300の間へ傾くとき、係止部511がホルダ90の開口端99を係止する。このため、ホルダ90の凹部97と凹陥部76とは当接しない。作用点と回転軸線Oとの最短距離は、当接点Pと回転軸線Oとの最短距離と同じとなる。
第2実施形態によるアクセル装置2においても、第1コイルスプリング41が破損したときの踏力F(F=Fsp×L2/Lp)を、破損していない第2コイルスプリング45が当接点Pで付勢力Fspを印加するときのトルクに基づき設定される設定踏力(F=Fsp×L/Lp)以上とすることができる。このため、アクセルペダルの戻り力を確保し、運転者の意図する適正な加減速操作を確保することができる。
(他の実施形態)
上述した複数の実施形態では第1コイルスプリングが破損した場合を例として説明をした。これに対し、第2コイルスプリングが破損した場合にも、本発明は同様の作用効果を奏する。
上述した複数の実施形態では、2本のコイルスプリングを備えるアクセル装置について説明した。これに対し、本発明は、1本若しくは2本以上のコイルスプリングを備えるアクセル装置に適用可能である。
このように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用が可能である。
本発明の第1実施形態によるアクセル装置の側面図。 本発明の第1実施形態によるアクセル装置の図3 II−II線断面図。 本発明の第1実施形態によるアクセル装置の断面図。 本発明の第1実施形態によるアクセル装置の要部を示す側面図。 本発明の第1実施形態によるアクセル装置の図4 V方の断面図。 本発明の第1実施形態によるアクセル装置の作動を示す模式図。 本発明の第1実施形態によるアクセル装置の図4 VII方向の底面図。 本発明の第1実施形態によるアクセル装置の作動を示す側面図。 本発明の第1実施形態によるアクセル装置の作動を示す側面図。 本発明の第1実施形態によるアクセル装置の特性図。 本発明の第2実施形態によるアクセル装置の要部を示す側面図。 本発明の第2実施形態によるアクセル装置の図10 XII方向の底面図。 従来のアクセル装置の作動を示す模式図。 従来のアクセル装置の特性図。
符号の説明
1:アクセル装置、2:アクセルペダル、3:ハウジング(支持部材)、4:付勢手段、5:規制手段、11:底板、12:天板、13、14:側板、16:コネクタ、32:フリクションワッシャ、40:操作部、41:第1コイルスプリング(付勢手段)、45:第2コイルスプリング(付勢手段)、50:ペダルアーム、51:係止部(規制手段)、52、53、54:ストッパ部(規制手段)、55、56、57:当接部(規制手段)、60:ペダルロータ、67:フリクションリング、70:スプリングロータ(ロータ)、71:回転部、74:突出部、75:凸状面、76:凹陥部、90:ホルダ、96:底部、97:凹部、98:側部、99:開口端

Claims (7)

  1. 車体に取付け可能な支持部材と、
    前記支持部材に回転自在に支持され、運転者により踏込操作されるアクセルペダルと、
    前記支持部材に一方の端部を係止され、前記アクセルペダルの踏込方向とは逆方向に前記アクセルペダルを付勢する付勢手段と、
    前記アクセルペダルの前記付勢手段側の端部に設けられるロータと、
    前記付勢手段の他方の端部を係止し、前記ロータに相対運動可能に当接するホルダと、
    前記ロータと前記ホルダとの当接点を通り前記アクセルペダルの回転軸線に垂直に交わる直線に対し、垂直かつ前記当接点を含む仮想平面より反回転軸線側で前記ロータの端部に設けられ、前記ロータに対する前記ホルダの可動範囲を規制するとともに、前記付勢手段の付勢力が印加される作用点と回転軸線との間の最短距離を前記当接点と回転軸線との間の最短距離以上とする規制手段と、
    を備えることを特徴とするアクセル装置。
  2. 前記規制手段は、前記ホルダが前記仮想平面より回転軸線側へ傾くとき、前記作用点を前記当接点と同じ位置にするよう前記ホルダを係止する係止部を設けることを特徴とする請求項1記載のアクセル装置。
  3. 前記規制手段は、前記ホルダが前記仮想平面より反回転軸線側へ傾くとき、前記ホルダと当接する当接部を設けることを特徴とする請求項1または2記載のアクセル装置。
  4. 前記規制手段は、前記ホルダが前記ロータから移動するとき、前記ホルダの外周側で前記ロータから前記ホルダが脱落することを防止するストッパ部を設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載のアクセル装置。
  5. 前記当接部は、前記ホルダの反付勢手段側に皿状に形成されること特徴とする請求項3または4記載のアクセル装置。
  6. 前記ストッパ部は、前記仮想平面の反回転軸線側で前記ロータと前記支持部材との間に連続して形成されること特徴とする請求項4または5記載のアクセル装置。
  7. 前記規制手段は、前記付勢手段の一部が破損したとき、前記ロータに対する前記ホルダの可動範囲を規制することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載のアクセル装置。
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