JP2009248703A - 電動式ステアリングコラム装置 - Google Patents

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Hiroshi Shibazaki
弘 柴崎
Koji Nagai
宏治 永井
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Abstract

【課題】温度環境に関わらず、信頼性が高く且つ早期摩耗を抑制できる電動式ステアリングコラム装置を提供する。
【解決手段】第1のねじ軸12の熱膨張係数と第1のナット13の本体13aの熱膨張係数とは略等しいので、電動式ステアリングコラム装置を配置する車室内の環境温度が大きく変化した場合にも、両者間での膨張量又は収縮量を略等しくすることができ、ガタの発生や競り合いなどを抑制することができる。更に第1のナット13の内周面には樹脂部材13cが接合されており、樹脂部材13cの雌ねじ溝13hは、第1のねじ軸12の雄ねじ溝12aに螺合するので、螺合する面圧が高い状態で螺合する素材同士を異ならせることにより、部材同士の固着を抑制し、また早期摩耗を抑制できる。
【選択図】図7

Description

本発明は、ステアリングシャフトを、チルト方向及びテレスコ方向に駆動調整する電動式ステアリングコラム装置に関する。
ステアリングコラム装置は、車両の重要安全保安部品であり、衝突時に乗員の安全を確保するために衝突時におけるその挙動を、どのように制御するかが非常に重要である。通常は、ステアリングコラム装置自体に衝撃エネルギー吸収機構を設けるともに、ステアリングホイール内に収納したエアーバッグの支持部材としても重要な役割を担っている。
ところで、運転者の省力化を図るために、電動でステアリングホイールの位置を変更できる電動式ステアリングコラム装置が開発されている。例えば特許文献1の図13に示された電動式ステアリングコラム装置においては、ステアリングコラムの外筒に内筒が摺動自在に嵌合してあり、外筒はチルト中心回りに揺動自在に構成されている。
特開2002−160646号公報 特開平09−60703号公報 実開平03−34971号公報
ところで、電動式ステアリングコラム装置は車室内に配置されるが、この車室内は、真冬の厳寒地では温度が−30℃程度まで低下する場合があり、真夏の炎天下では温度が+80℃程度まで上昇する場合もあるという、極めて過酷な温度環境である。ここで、一般的な電動式ステアリングコラム装置においては、駆動手段としてナットとねじ軸とが螺合してなる送りねじ機構が用いられているが、ねじ軸とナットの熱膨張係数が異なるため、極低温や極高温に曝されたときに、駆動部にガタや競り合い等を発生する恐れがある。これに対し、ねじ軸とナットの熱膨張係数を等しくすべく、両者に同一素材を用いると、強い面圧が生じる箇所で固着が生じたり、早期摩耗が発生するなどの問題がある。
ここで、特許文献2においては、ナット部材の内周に、スクリューシャフトに螺合する樹脂材料からなるメネジ体を形成しており、押圧部材によりメネジ体を付勢することで、スクリューシャフトとメネジ体との間に生じるガタを排除するような技術が開示されている。又、特許文献3には、おねじに螺合する2つのナットを、軸線方向に相対変位させることで、おねじとナットとの間に生じるガタを排除している。しかしながら、特許文献2,3には、極低温や極高温に曝されたときに生じる駆動部のガタや競り合い等を抑制する構成については、開示も示唆もしていない。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、温度環境に関わらず、信頼性が高く且つ早期摩耗を抑制できる電動式ステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
第1の本発明の電動式ステアリングコラム装置は、ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムを、チルト方向又はテレスコ方向に対して位置調整可能に駆動する電動式ステアリングコラム装置において、
モータと、
前記モータにより回転駆動される回転体と、
前記回転体の回転に応じて軸線方向に変位することにより、前記ステアリングコラムをチルト方向又はテレスコ方向に駆動する軸線方向変位体と、を有し、
前記回転体の熱膨張係数と前記軸線方向変位体の熱膨張係数とは略等しく、更に前記回転体と前記軸線方向変位体の一方の周面には、樹脂材が接合されており、前記樹脂材は、金属製である他方の周面に形成されたねじ部に螺合するねじ部を有することを特徴とする。
第2の本発明の電動式ステアリングコラム装置は、ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムを、チルト方向及びテレスコ方向に対して位置調整可能に駆動する電動式ステアリングコラム装置において、
車体に対して取り付けられた第1のモータと、
前記第1のモータに連結された第1のねじ軸と、
前記ステアリングコラムに対して一端を枢動可能に連結された第1のリンク部材と、
前記第1のねじ軸に係合し、前記第1のねじ軸の回転運動を前記第1のリンク部材の他端の軸線方向運動に変換する第1のナットと、
車体に対して取り付けられた第2のモータと、
前記第1のねじ軸に並行し、前記第2のモータに連結された第2のねじ軸と、
前記ステアリングコラムに対して一端を枢動可能に連結された第2のリンク部材と、
前記第2のねじ軸に係合し、前記第2のねじ軸の回転運動を前記第2のリンク部材の他端の軸線方向運動に変換する第2のナットと、を有し、
前記第1のリンク部材の他端と前記第2のリンク部材の他端とを連動して移動させることで、前記ステアリングコラムはチルト方向又はテレスコ方向に移動可能となっており、
前記第1のねじ軸と前記第1のナット、及び前記第2のねじ軸と前記第2のナットのうち少なくとも一方の組み合わせにおいて、前記ねじ軸の熱膨張係数と前記ナットの熱膨張係数とは略等しく、更に前記少なくとも一方の組み合わせにおける前記ねじ軸と前記ナットの一方の周面には、樹脂材が接合されており、前記樹脂材は、金属製である他方の周面に形成されたねじ部に螺合するねじ部を有することを特徴とする。
第1の本発明によれば、前記回転体の熱膨張係数と前記軸線方向変位体の熱膨張係数とは略等しいので、前記電動式ステアリングコラム装置を配置する車室内の環境温度が大きく変化した場合にも、両者間での膨張量又は収縮量を略等しくすることができ、ガタの発生や競り合いなどを抑制することができる。更に前記回転体と前記軸線方向変位体の一方の周面には、樹脂材が接合されており、前記樹脂材は、金属製である他方の周面に形成されたねじ部に螺合するねじ部を有するので、面圧が高い状態で螺合する素材同士を異ならせることにより、部材同士の固着を抑制し、また早期摩耗を抑制できる。
第2の本発明によれば、前記第1のねじ軸と前記第1のナット、及び前記第2のねじ軸と前記第2のナットのうち少なくとも一方の組み合わせにおいて、前記ねじ軸の熱膨張係数と前記ナットの熱膨張係数とは略等しいので、前記電動式ステアリングコラム装置を配置する車室内の環境温度が大きく変化した場合にも、両者間での膨張量又は収縮量を略等しくすることができ、ガタの発生や競り合いなどを抑制することができる。更に前記少なくとも一方の組み合わせにおける前記ねじ軸と前記ナットの一方の周面には、樹脂材が接合されており、前記樹脂材は、金属製である他方の周面に形成されたねじ部に螺合するねじ部を有すので、面圧が高い状態で螺合する素材同士を異ならせることにより、部材同士の固着を抑制し、また早期摩耗を抑制できる。
前記第1のリンク部材の他端と前記第2のリンク部材の他端とを異なる方向に移動させることで、前記ステアリングコラムはチルト方向又はテレスコ方向に移動可能となっており、
前記第1のリンク部材の他端と前記第2のリンク部材の他端とを同一方向に移動させることで、前記ステアリングコラムはテレスコ方向又はチルト方向に移動可能となっていると好ましい。
更に、第2の本発明によれば、例えば前記ステアリングコラムをチルト方向に移動させたいときは、前記第1のモータと前記第2のモータとを駆動して、前記第1のリンク部材の他端と前記第2のリンク部材の他端とを逆方向に移動させればよく、或いは前記ステアリングコラムをテレスコ方向に移動させたいときは、前記第1のモータと前記第2のモータとを駆動して、前記第1のリンク部材の他端と前記第2のリンク部材の他端とを同一方向に移動させればよいので、前記ねじ軸やリンク部材の配置が簡素化され、コンパクトな構成を提供できる。更に本発明によれば、例えばチルト・テレスコ駆動の際、2つのモータを同時に駆動するため、各モータへの負担を軽減でき、モータの小型化も可能となる。なお、本明細書中、「テレスコ方向」とはステアリングシャフトの軸線方向をいい、「チルト方向」とは、それに交差する方向(特に上下方向)をいうものとする。更に、前記第1のリンク部材の他端と前記第2のリンク部材の他端とを、任意パターンの組合せで移動させることにより、所望の方向・速度で、前記ステアリングホイールを移動させることも可能である。又、各種伝達機構を用いて、前記第1のモータと前記第1のねじ軸、及び前記第2のモータと前記第2のねじ軸の角度や位置関係を変え、前記駆動ユニットを最適形状にしたり、周辺自動車部品との配置を最適化することも可能である。
自由状態での前記樹脂材のねじ部のピッチは、それに螺合するねじ部のピッチと異なると、ねじ部同士のガタを排除できる。
以下、本発明の実施の形態に係るチルト・テレスコピック式の電動式ステアリングコラム装置を図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施の形態に係る電動式ステアリングコラム装置の斜視図であり、図2は、本実施の形態に係る電動式ステアリングコラム装置の側面図であり、図3は、本実施の形態に係る電動式ステアリングコラム装置の下面図であり、図4は、本実施の形態に係る電動式ステアリングコラム装置の上面図である。
筒状のコラム本体1は、その下端において軸線方向沿って延在する長孔1a内に挿通されたボルトLBに対して揺動可能に、不図示の車体に固定されたロワーブラケット3を介して不図示の車体に取り付けられるようになっている。駆動ユニットDUの筐体10は、アッパブラケット2を介して不図示の車体に取り付けられるようになっている。図4に示すように、アッパブラケット2は、不図示の車体に固定された離脱プレート4に対して離脱可能に取り付けられている。また図2,3に示すように、アッパブラケット2と筐体10とは、折り曲げられたエネルギ吸収プレート5を介して連結されている。コラム本体1内には、ステアリングホイールSW(図1)と操舵機構(不図示)とを連結するステアリングシャフトSが挿通され、不図示のベアリングにより回転自在に支持されている。
図5は、アッパブラケット2をボルト止め又は溶接で取り付けた状態で示す駆動ユニット部DUの斜視図であり、図6は、アッパブラケット2を取りはずした状態で示す駆動ユニット部DUの斜視図である。図6において、筐体10の一端には、第1のモータ11と第2のモータ21とが固定されている。第1のモータ11の回転軸は、不図示のカップリング(又は減速機構)を介して第1のねじ軸12に連結されており、第2のモータ21の回転軸は、不図示のカップリング(又は減速機構)を介して第2のねじ軸22に連結されている。第1のねじ軸12と第2のねじ軸22とは、互いに平行に延在し、筐体10に対して不図示の軸受により回転自在に支持されている。
第1のねじ軸12には、第1のナット13が螺合している。第1のナット13は、第1のねじ軸12の回転角に応じて軸線方向に移動するようになっている。第1のねじ軸12と第1のナット13とで第1の変換機構(すべりねじ機構)を構成する。
第1のナット13には、2本のアーム片14,15の下端が枢動可能に連結されている。アーム片14,15の上端は、駆動軸30に枢動可能に係合している。アーム片14,15が、第1のリンク部材L1を構成する。
一方、第2のねじ軸22には、第2のナット23が螺合している。第2のナット23は、第2のねじ軸22の回転角に応じて軸線方向に移動するようになっている。第2のねじ軸22と第2のナット23とで第2の変換機構(すべりねじ機構)を構成する。
第2のナット23には、2本のアーム片24,25の下端が枢動可能に連結されている。アーム片24,25の上端は、駆動軸30に枢動可能に係合している。アーム片24,25が、第2のリンク部材L2を構成する。第1のリンク部材L1の両端枢動端間の距離Aは、第2のリンク部材L2の両端枢動端間の距離Aに等しくなっている(図6)。
駆動軸30の両端は、図5に示すようにガイド板31に回転可能に取り付けられている。ガイド板31は、コラム本体1の下面に取り付けられている。第1のモータ11と第2のモータ12は、不図示のスイッチを介して電力を供給され、それぞれ独立して回転可能となっている。
図7は、第1のナット13と第1のねじ軸12の一部とを、軸線方向に切断して示す断面図である。図7において、金属製の第1のナット13は、円筒孔13bを有する筐体状の本体13aと、円筒孔13b内に配置された円筒状の樹脂部材13cとからなる。円筒孔13bは、軸線方向両端側に拡径部13d、13dを有し、その間に、それより小径の小径部13eを有する。小径部13eには、間隔をあけて形成された複数のらせん溝13fが形成されている。隣接するらせん溝13f間が凸部となる。尚、らせん溝13fの代わりにセレーション(軸線方向溝)を設けても良い。
樹脂部材13cは、円筒孔13bの拡径部13d、13dに対応したフランジ部13g、13gを有するように、本体13aの内周にインジェクションモールド成形により固着されている。従って、樹脂部材13cのフランジ部13g、13gを除く外周は、本体13aの小径部13eのらせん溝13fに嵌入しており、本体13aと樹脂部材13cは、フランジ部13gと拡径部13dとの係合とも相まって、軸線方向及び回転方向に相対変位することが阻止されている。
樹脂部材13cの内周には、インジェクションモールド成形によりねじ部である雌ねじ溝13hが形成されている。一方、それに対向する第1のねじ軸12の外周には、雌ねじ溝13hに螺合するねじ部である雄ねじ溝12aが形成されている。尚、雌ねじ溝13hをインジェクションモールド成形する場合、実際に使用する第1のねじ軸12を型として用いても良いが、それとは別にマスター型を共通して用いると好ましい。これにより、自由状態における雌ねじ溝13hのピッチは、雄ねじ溝12aのピッチより大きいか、或いは小さくすることができ、ねじ同士の螺合時に所定の予圧を与えることができる。但し、ねじ部の精度が求められる場合には、樹脂部材13cを粗成形した後に、雌ねじ部13hをタップや切削で仕上げ加工すると良い。或いは、インジェクションモールド成形ではなく、雌ねじ部13hを予め成形した上で樹脂部材13cを本体13aに組み付けても良い。金属製の第1のねじ軸12と第1のナット13の本体13aとは、熱膨張係数が略等しい素材より形成されているが、同一素材とすると好ましい。
第1のモータ11から動力を受けて第1のねじ軸12が回転すると、雄ねじ溝12aと雌ねじ溝13hとの間に相対螺動が生じ、これにより第1のねじ軸12の回転運動が、第1のナット13の軸線方向運動に変換されるようになっている。本実施の形態では、第1のねじ軸12が回転体であり、第1のナット13が軸線方向移動体を構成するが、逆でも良い。
ここで、本実施の形態によれば、第1のねじ軸12の熱膨張係数と第1のナット13の本体13aの熱膨張係数とは略等しいので、電動式ステアリングコラム装置を配置する車室内の環境温度が大きく変化した場合にも、両者間での膨張量又は収縮量を略等しくすることができ、ガタの発生や競り合いなどを抑制することができる。更に第1のナット13の内周面には樹脂部材13cが接合されており、樹脂部材13cの雌ねじ溝13hは、第1のねじ軸12の雄ねじ溝12aに螺合するので、螺合する面圧が高い状態で螺合する素材同士を異ならせることにより、部材同士の固着を抑制し、また早期摩耗を抑制できる。尚、以上の構成は、第2のねじ軸22と第2のナット23との関係において同様としてもよい。
図8は、本実施の形態の変形例を示す図7と同様な断面図である。本変形例においては、金属製の第1のナット13’は、内周にねじ部である雌ねじ溝13hを有している。一方、第1のねじ軸12’は、第1のナット13’の熱膨張整数が略等しい金属製の心棒12bと、その周囲に形成された樹脂部材12cとからなる。
心棒12bの外周には、エンボス加工(ローレット目でも良い)を施され、複数の凹凸12d形成されている。樹脂部材12cは、心棒12bの外周にインジェクションモールド成形により固着されている。従って、樹脂部材12cの内周は、心棒12bの凹凸12dに密着しており、心棒12bと樹脂部材12cは、軸線方向及び回転方向に相対変位することが阻止されている。
樹脂部材12cの外周には、インジェクションモールド成形によりねじ部である雄ねじ溝12aが形成されている。一方、それに対向する第1のナット13’の内周には、雄ねじ溝12aに螺合するねじ部である雌ねじ溝13hが形成されている。尚、雄ねじ溝12aをインジェクションモールド成形する場合、実際に使用する第1のナット13’を型として用いても良いが、それとは別にマスター型を共通して用いると好ましい。これにより、自由状態における雄ねじ溝12aのピッチは、雌ねじ溝13hのピッチより大きいか、或いは小さくすることができ、ねじ同士の螺合時に所定の予圧を与えることができる。但し、ねじ部の精度が求められる場合には、樹脂部材12cを粗成形した後に、雄ねじ部12aをタップや切削で仕上げ加工すると良い。或いは、インジェクションモールド成形ではなく、雄ねじ部12aを予め成形した上で樹脂部材12cを心棒12bに組み付けても良い。金属製の心棒12bと第1のナット13’とは、熱膨張係数が略等しい素材より形成されているが、同一素材とすると好ましい。
第1のモータ11から動力を受けて第1のねじ軸12’が回転すると、雄ねじ溝12aと雌ねじ溝13hとの間に相対螺動が生じ、これにより第1のねじ軸12’の回転運動が、第1のナット13’の軸線方向運動に変換されるようになっている。本変形例では、第1のねじ軸12’が回転体であり、第1のナット13’が軸線方向移動体を構成するが、逆でも良い。
ここで、本実施の形態によれば、第1のねじ軸12’の心棒12bの熱膨張係数と第1のナット13’の熱膨張係数とは略等しいので、電動式ステアリングコラム装置を配置する車室内の環境温度が大きく変化した場合にも、両者間での膨張量又は収縮量を略等しくすることができ、ガタの発生や競り合いなどを抑制することができる。更に第1のねじ軸12’の外周面には樹脂部材12cが接合されており、樹脂部材12cの雄ねじ溝12aは、第1のナット13’の雌ねじ溝13hに螺合するので、螺合する面圧が高い状態で螺合する素材同士を異ならせることにより、部材同士の固着を抑制し、また早期摩耗を抑制できる。
図9、10は、本実施の形態にかかる電動式ステアリングコラム装置の側面図であるが、図2に対して簡略化して図示している。ステアリングコラムであるコラム本体1をチルト動作させる場合、運転者のスイッチの操作により、第1のモータ11と第2のモータ12とを逆方向に回転させる。すると、第1のねじ軸12と第2のねじ軸22が、互いに逆方向に回転するため、図9の矢印に示すように、第1のナット13と第2のナット23(図9で不図示)とは、例えば近接する方向に移動する。
かかる場合、第1のナット13と第2のナット23の移動量が等しければ、第1のリンク部材L1と第2のリンク部材L2とが駆動軸30に対して枢動しながら接近しても、駆動軸30はステアリングシャフトSの軸線方向に移動しない。従って、ガイド板31は軸線に直交する方向にのみ押し上げられ、これによりコラム本体1は、ステアリングシャフトSと共にボルトLB回りに揺動することで、上方側へのチルト動作が行われる。尚、明らかであるが、第1のナット13と第2のナット23とが、離れる方向に移動するように、第1のモータ11と第2のモータ12とを回転させれば、下方側へのチルト動作が行われることとなる。
これに対し、コラム本体1をテレスコ動作させる場合、運転者のスイッチの操作により、第1のモータ11と第2のモータ12とを同一方向に回転させる。すると、第1のねじ軸12と第2のねじ軸22が、互いに同一方向に回転するため、図10の矢印に示すように、第1のナット13と第2のナット23(図10で不図示)とは一体で、例えばステアリングホイール側に移動する。
かかる場合、第1のナット13と第2のナット23の移動量が等しければ、第1のリンク部材L1と第2のリンク部材L2とは、その姿勢(傾き)を維持したまま移動するため,駆動軸30に対する相対位置関係は不変であり、従ってガイド板31は押し上げ又は押し下げられることなく軸線方向にのみ移動する。これにより、コラム本体1は、ボルトLBが長孔1aに沿って移動し、それと共にステアリングシャフトSが伸長することで、例えば運転者側(車両後方側)へのテレスコ動作が行われる。尚、明らかであるが、第1のナット13と第2のナット23とが、運転者から遠ざかる方向に移動するように、第1のモータ11と第2のモータ12とを回転させれば、車両前方側へのテレスコ動作が行われることとなる。
更に、明らかであるが、第1のナット13と第2のナット23の移動量や速度を異なるように調整して駆動すれば、任意の方向へのチルト及びテレスコ動作を複合的に行うことができる。また、第1のナット13や第2のナット23の移動量や速度を前記センサにより検出し、その信号をもとにモータへの駆動信号を制御すれば、チルトおよびテレスコの動作もしくは前記複合動作をより安定させることができ望ましい。
次に、衝撃吸収動作について説明する。車両の衝突時に、慣性で前方に移動する運転者の体がステアリングホイールSW(図1)に衝突し、所謂2次衝突が生じた場合、ステアリングホイールSWからの衝撃は、ステアリングシャフトS、コラム本体1,ガイド板31、リンク部材L1,L2、ナット13,23,ねじ軸12,22、筐体10という順序で、アッパブラケット2に伝達される。
アッパブラケット2と離脱プレート4とは、ステアリングシャフトSの軸線方向に所定値以上の力が作用した場合には係脱するようになっているので、衝撃力を受けたアッパブラケット2は、離脱プレート4即ち車体から離脱する。このとき、衝撃吸収装置としてのエネルギ吸収プレート5は、アッパーブラケット2に支持されているため、アッパー側固定ボルト(図示せず)との間で折り曲げ位置が変位し、その際にエネルギを吸収するようになっている。ここで、ロアブラケット3は、車体に固定されたままであるが、コラム本体1は長孔1aに沿って車両前方へ移動が可能であるため、運転者が受ける衝撃を緩和できる。尚、衝撃吸収装置はプレートのみならず、ワイヤー等のエネルギ吸収部材から構成されていても良い。アッパブラケット2の車体への取り付けをより強固にするためには アッパブラケット2とロアブラケット3を結合するか、もしくは筐体10の一部を延長してロアブラケット3と結合するとよい。結合部は衝突時に離脱できるようにしておくことが望ましい。
本実施の形態によれば、コラム本体1をチルト及びテレスコ方向に駆動する装置を駆動ユニットDUとして設けているので、コンパクトな構成を提供できる。又、駆動ユニットDUに平行なねじ軸12,22を設けており、更に第1のリンク部材L1と第2のリンク部材L2の上端における駆動軸30に枢動可能に取り付けられ同一の枢動軸線回りに枢動可能となるようにしたので、チルト・テレスコ動作の作用点が1点に集約され、これをガイド板31を介してコラム本体1に取り付けることで、簡素且つコンパクトな構成を実現できる。ガイド板31無しで、リンクの一端(駆動軸30)を直接コラム本体1に連結しても良い
本実施の形態において、ねじ軸12,22の双方に、回転方向及び回転角度をそれぞれ検出するセンサを設けることができる。例えば、運転者がシートに座り、イグニッションキーを差し込んだ状態で、第1のモータ11と第2のモータ12とを駆動して、ステアリングホイールを最適なチルト・テレスコ位置にしたものとする。ここで、運転者がイグニッションキーを抜き出すと、車両は運転者が降車すると判断し、乗降を妨げないようにステアリングホイールを所定の待機位置へと駆動する。このとき、センサはねじ軸12,22の回転方向及び回転角度を検出して、その値(又はステアリングコラムの位置に対応する換算値でも良い)不揮発性のメモリに記憶する。その後、運転者が再度乗車してイグニッションキーを差し込めば、メモリに記憶された回転方向及び回転角度が読み出され、それに基づいてねじ軸12,22が元の回転位置になるまで第1のモータ11と第2のモータ12とを退避動作時とは逆に駆動する。これにより、ステアリングホイールが元のチルト・テレスコ位置に復帰することとなる。尚、イグニッションキーを差し込むことなくエンジンを始動可能な車両の場合、例えばエンジンスタートボタンをオンしたことに応じて、ステアリングホイールを最適なチルト・テレスコ位置へと変位させ、エンジンスタートボタンをオフしたことに応じて、ステアリングホイールを待機位置へと変位させることもできる。
図11は、変形例にかかる電動式ステアリングコラム装置の主要部断面図である。上述した実施の形態では、コラム本体1を一体物としているが、図11に示す変形例では、アウターコラム1Aに摺動可能にインナーコラム1Bが嵌合されてコラム本体1を構成している。ステアリングシャフトSは、インナーコラム1Bに対して軸受BRGにより回転自在に支持されたアッパ側シャフトS1と、ロア側シャフトS2とを、セレーション結合等により相対回転不能且つ軸線方向相対移動可能に連結してなる。インナーコラム1Bの外周に、ガイド板31を取り付け、このガイド板31に駆動ユニットDU(図5,6参照)を取り付けることで、上述した実施の形態と同様の機能をもたせることが可能である。
図12〜14は、別な変形例にかかる電動式ステアリングコラム装置を示す図である。図12に示す本変形例においては、駆動軸30の両端が、筐体10の両側壁に形成された矩形状の開口10a内に配置されており、更に駆動軸30の両端外周には、ゴムや樹脂からなる筒状の緩衝部材32を取り付けると好ましい。それ以外の構成については、上述した実施の形態と同様である。緩衝部材32の代わりに近接スイッチ(不図示)を設け、近接スイッチがオンすることに応じてモータを停止させると更に好ましい。
例えば、第1のモータ11と第2のモータ12とを同一方向に回転させると、駆動軸30は図13の左右方向(ここでは右方)に変位するが、緩衝部材32が筐体10の開口10aの右縁に衝接することで、それ以上の変位を制限するようになっている。即ち、開口10aがストッパとして機能し、テレスコ方向の変位制限を行うことができる。このとき、緩衝部材32がゴム又は樹脂から形成されているので、開口10aに衝接しても打音が小さく衝撃力を低減できる。一方、第1のモータ11と第2のモータ12とを逆方向に回転させると、駆動軸30は図13の上下方向に変位するが、緩衝部材32が筐体10の開口10aの上下縁に衝接することで、それ以上の変位を制限するようになっている。即ち、開口10aがストッパとして機能し、チルト方向の変位制限を行うことができる。
電動式ステアリングコラム装置の初期原点設定時や、その後原点設定が必要になった場合における限定設定手順について説明する。図14は、ステアリングホイールを原点に変位させた状態を示している。図14に示す状態では、チルト位置が最も上方であり、テレスコ位置が最も引込まれた位置である。駆動方法としては、まず、第1のモータ11と第2のモータ12とを逆方向に回転させ、チルト方向にアップさせて開口10aの上縁に当接させてチルト駆動を停止し、次に第1のモータ11と第2のモータ12とを同一方向に回転させ、テレスコ方向に引込みを行って開口10aの左縁に当接させテレスコ駆動を停止し、原点位置への移動を行うことができる。
以上、実施の形態を参照して本発明を詳細に説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきでなく、その趣旨を損ねない範囲で適宜変更、改良可能であることはもちろんである。例えば、駆動ユニットDUは、コラム本体1の下側に配置されているが、コラム本体1の上側に配置されてもかまわない。又、両ねじ軸の螺旋溝巻き方向を逆にすれば、モータの回転方向を同一方向とすることでテレスコ駆動を実現し、逆方向とすることでチルト駆動を実現できる。更に、すべりねじ機構の代わりにボールねじ機構を用いることもできる。
本実施の形態に係る電動式ステアリングコラム装置の斜視図である。 本実施の形態に係る電動式ステアリングコラム装置の側面図である。 本実施の形態に係る電動式ステアリングコラム装置の下面図である。 本実施の形態に係る電動式ステアリングコラム装置の上面図である。 アッパブラケット2をボルト止め又は溶接で取り付けた状態で示す駆動ユニット部DUの斜視図である。 アッパブラケット2を取りはずした状態で示す駆動ユニット部DUの斜視図である。 第1のナット13と第1のねじ軸12の一部とを、軸線方向に切断して示す断面図である。 本実施の形態の変形例を示す図7と同様な断面図である。 本実施の形態にかかる電動式ステアリングコラム装置の側面図であり、チルト時の状態を示している。 本実施の形態にかかる電動式ステアリングコラム装置の側面図であり、テレスコ時の状態を示している。 変形例にかかる電動式ステアリングコラム装置の主要部断面図である。 別な変形例にかかる電動式ステアリングコラム装置を示す斜視図である。 別な変形例にかかる電動式ステアリングコラム装置を示す側面図である。 別な変形例にかかる電動式ステアリングコラム装置を示す側面図である。
符号の説明
1 コラム本体
1A アウターコラム
1B インナーコラム
1a 長孔
2 アッパブラケット
3 ロワーブラケット
4 離脱プレート
5 エネルギ吸収プレート
10 筐体
11 第1のモータ
12、12’ 第1のねじ軸
12a 雄ねじ溝
12b 心棒
12c 樹脂部材
12d 凹凸
13、13’第1のナット
13a 本体
13b 円筒孔
13c 樹脂部材
13d 拡径部
13e 小径部
13f 螺旋溝
13g フランジ部
13h 雌ねじ溝
14,15 アーム片
21 第2のモータ
22 第2のねじ軸
23 第2のナット
24,25 アーム片
30 駆動軸
31 ガイド板
BRG 軸受
L1 第1のリンク部材
L2 第2のリンク部材
DU 駆動ユニット
LB ボルト
S ステアリングシャフト
S1 アッパ側シャフト
S2 ロア側シャフト
SW ステアリングホイール

Claims (4)

  1. ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムを、チルト方向又はテレスコ方向に対して位置調整可能に駆動する電動式ステアリングコラム装置において、
    モータと、
    前記モータにより回転駆動される回転体と、
    前記回転体の回転に応じて軸線方向に変位することにより、前記ステアリングコラムをチルト方向又はテレスコ方向に駆動する軸線方向変位体と、を有し、
    前記回転体の熱膨張係数と前記軸線方向変位体の熱膨張係数とは略等しく、更に前記回転体と前記軸線方向変位体の一方の周面には、樹脂材が接合されており、前記樹脂材は、金属製である他方の周面に形成されたねじ部に螺合するねじ部を有することを特徴とする電動式ステアリングコラム装置。
  2. ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムを、チルト方向及びテレスコ方向に対して位置調整可能に駆動する電動式ステアリングコラム装置において、
    車体に対して取り付けられた第1のモータと、
    前記第1のモータに連結された第1のねじ軸と、
    前記ステアリングコラムに対して一端を枢動可能に連結された第1のリンク部材と、
    前記第1のねじ軸に係合し、前記第1のねじ軸の回転運動を前記第1のリンク部材の他端の軸線方向運動に変換する第1のナットと、
    車体に対して取り付けられた第2のモータと、
    前記第1のねじ軸に並行し、前記第2のモータに連結された第2のねじ軸と、
    前記ステアリングコラムに対して一端を枢動可能に連結された第2のリンク部材と、
    前記第2のねじ軸に係合し、前記第2のねじ軸の回転運動を前記第2のリンク部材の他端の軸線方向運動に変換する第2のナットと、を有し、
    前記第1のリンク部材の他端と前記第2のリンク部材の他端とを連動して移動させることで、前記ステアリングコラムはチルト方向又はテレスコ方向に移動可能となっており、
    前記第1のねじ軸と前記第1のナット、及び前記第2のねじ軸と前記第2のナットのうち少なくとも一方の組み合わせにおいて、前記ねじ軸の熱膨張係数と前記ナットの熱膨張係数とは略等しく、更に前記少なくとも一方の組み合わせにおける前記ねじ軸と前記ナットの一方の周面には、樹脂材が接合されており、前記樹脂材は、金属製である他方の周面に形成されたねじ部に螺合するねじ部を有することを特徴とする電動式ステアリングコラム装置。
  3. 前記第1のリンク部材の他端と前記第2のリンク部材の他端とを異なる方向に移動させることで、前記ステアリングコラムはチルト方向又はテレスコ方向に移動可能となっており、
    前記第1のリンク部材の他端と前記第2のリンク部材の他端とを同一方向に移動させることで、前記ステアリングコラムはテレスコ方向又はチルト方向に移動可能となっていることを特徴とする請求項2に記載の電動式ステアリングコラム装置。
  4. 自由状態での前記樹脂材のねじ部のピッチは、それに螺合するねじ部のピッチと異なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電動式ステアリングコラム装置。
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