JP2006168603A - 可動式バンパ装置を備える車両 - Google Patents

可動式バンパ装置を備える車両 Download PDF

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Abstract

【課題】収縮時の伸縮機構を進退方向で小型化したうえで、衝撃吸収ストロークの増加による衝撃吸収能力の向上が可能な可動式バンパ装置を備える車両を提供する。
【解決手段】可動式バンパ装置Bは、通常位置と進出位置との間で進退可能なバンパ1と、衝突時にバンパ1に作用する衝撃を吸収する衝撃吸収装置10とから構成される。衝撃吸収装置10に備えられる駆動機構20は、1対のアーム23,24から構成される伸縮機構22と、両アーム23,24の両基端部23a,24aを移動させる駆動軸26を回転駆動する電動モータ25とを備える。バンパ1が通常位置にあるとき、基端部23aは第1領域R1にある一方で基端部24aは第2領域R2にあり、かつ両先端部23b,24bは中心平面Hと交差する位置にある。両基端部23a,24aが中心平面Hに向けて移動することで、両アーム23,24がバンパ1を通常位置から進出位置に進出させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、可動式バンパ装置を備える車両に関し、詳細には、バンパが障害物に衝突した際にバンパに作用する衝撃を吸収する衝撃吸収装置を備える可動式バンパ装置に関する。
この種の衝撃吸収装置を備える可動式バンパ装置は、例えば特許文献1,2に開示されている。
特許文献1に開示された可変ストロークバンパは、先端がバンパ本体に枢着されたパンタグラフ状の伸縮接続部材と、伸縮接続部材の基端が螺合する右ネジおよび左ネジが形成されたネジ軸とを備える。伸縮接続部材がモータにより回転駆動されるネジ軸の正逆方向での回転に応じて伸縮することで、バンパ本体が車体から突出した第1位置および車体に近接した第2位置との間で選択的に移動する。
特許文献2に開示された可動バンパ装置は、コイルバネによって車体前方に向けて突出付勢されているバンパ本体と、該バンパ本体を引込み状態に保持するロックプレートと、バンパ本体を前後動自在に支持するショックアブソーバとを備える。ロックプレートは、コイルバネが圧縮された状態でバンパ本体が引込み状態に移動した位置において、ショックアブソーバの軸部の細径部に係合して、バンパ本体を引込み状態に保持し、さらに衝突予測手段からの衝突予測信号の出力に応じてバンパ本体の保持状態を解除し、衝突予測信号の消滅に応じてバンパ本体の保持状態に復帰することを可能にする。そして、衝突予測信号の出力時にロックプレートによる保持状態が解除されると、バンパ本体がコイルバネにより突出する。一方、衝突予測信号の消滅時には、バンパ本体を引込み状態に押し戻してロックプレートを細径部に嵌合させることにより、バンパ本体が引込み状態に復帰する。
実開昭59−146251号公報 特開平11−291845号公報
特許文献1の従来技術では、伸縮接続部材は、バンパ本体とネジ軸との間において、1対のリンクの複数組が互いに枢着されて前後方向に直列に配置される構造であるので、衝撃吸収能力を高めるために衝撃吸収ストロークを大きくしようとして、直列に配置される1対のリンクの組数を増加させると、収縮時の伸縮接続部材の前後方向での長さが増加して、車両の全長の増加を招来することになり、また車両の全長の維持もしくは増加の抑制を優先させる場合には車室の広さが犠牲になる。
また、1対の伸縮接続部材がバンパ本体の左右に設けられる場合、左右方向でのバンパ本体の中心に対して左側領域または右側領域のみに、各伸縮接続部材の各組の1対のリンクが配置されるので、1対のリンクを構成する各リンクの長さを大幅に増加させることは困難であり、したがって衝撃吸収ストロークを大幅に増加させることは困難である。さらに、この場合、ネジ軸上には、各伸縮接続部材の1対の基端からなる合計4つの基端が配置されるので、ネジ軸の軸方向でのモータのレイアウトの自由度が小さくなり、モータを配置するためにネジ軸の周辺にある装置がレイアウトの変更を余儀なくされるなど、周辺の装置にレイアウト上の影響を与えることがある。
また、特許文献2の従来技術では、ショックアブソーバにより前後動自在に支持されるバンパ本体はアクチュエータとしてのコイルバネにより駆動されて前方に突出することから、非衝突時にバンパ本体を引込み状態に復帰させるためには、コイルバネの弾性力およびショックアブソーバの抵抗力に抗してバンパ本体を押し戻すことになるので、非衝突時のバンパ本体の迅速な復帰は困難で、また復帰を容易にする点でも改善の余地がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、請求項1〜3記載の発明は、収縮時の伸縮機構を進退方向で小型化したうえで、衝撃吸収ストロークの増加による衝撃吸収能力の向上が可能な可動式バンパ装置を備える車両を提供することを目的とする。そして、請求項2記載の発明は、さらに、バンパの進出および後退を円滑にすると共に、アクチュエータの小型化を図ることを目的とし、請求項3記載の発明は、さらに、電動モータのレイアウトの自由度を大きくすることを目的とする。
請求項1記載の発明は、車体メンバに対して通常位置と前記通常位置よりも前記車体メンバから車両の進行方向に離隔した進出位置との間で進退可能なバンパと、前記バンパを前記進出位置に移動させる駆動機構を備えると共に前記進出位置にある前記バンパが障害物に衝突したときに前記バンパが前記通常位置に向けて後退することにより前記バンパに作用する衝撃を吸収する衝撃吸収装置とから構成される可動式バンパ装置を備える車両において、前記衝撃吸収装置は、前記バンパを進退可能に支持すると共に前記バンパに作用する衝撃を吸収する衝撃吸収部材を備え、前記駆動機構は、第1基端部と前記バンパに結合される第1先端部とを有する第1アームおよび第2基端部とバンパに結合される第2先端部とを有する第2アームから構成される伸縮機構と、前記第1,第2基端部を前記バンパの長手方向に移動させるアクチュエータとを備え、前記長手方向での前記バンパの中央点を通ると共に前記バンパの進退方向に平行な中心平面により二分される空間を第1,第2領域として、前記バンパが前記通常位置にあるとき、前記第1基端部は前記第1領域にある一方で前記第2基端部は前記第2領域にあり、かつ前記第1先端部は前記中心平面と交差する位置または前記第2領域にある一方で前記第2先端部は前記中心平面と交差する位置または前記第1領域にあり、前記アクチュエータが前記第1,第2基端部を前記中心平面に向けて移動させることにより、前記第1,第2アームが前記バンパを前記通常位置から前記進出位置に進出させる車両である。
これによれば、バンパが通常位置にあるとき、第1アームの第1基端部は第1領域ある一方で第1先端部は中心平面と交差する位置または第2領域にあり、第2アームの第2基端部は第2領域ある一方で第2先端部は中心平面と交差する位置または第1領域にあることから、第1,第2先端部が、中心平面と交差する位置を含めて、第1,第2アームが第1,第2領域に跨って配置されるので、アームの基端部および先端部が同じ領域のみ(例えば第1領域のみ、または第2領域のみ)にある場合に比べて、第1,第2アームの長さを長くすることが可能になる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の車両において、前記車体メンバは、前記長手方向に間隔をおいて配置される1対の第1,第2サイドフレームであり、前記バンパが前記通常位置にあるとき、前記第1基端部は前記第1領域において前記中心平面よりも前記第1サイドフレームに近い位置にあり、前記第2基端部は前記第2領域において前記中心平面よりも前記第2サイドフレームに近い位置にあり、前記第1,第2先端部は前記バンパに枢着され、前記第1,第2先端部の回動中心線がほぼ前記中心平面上にあるものである。
これによれば、第1,第2アームは、平面視で長手方向でのバンパの中央部の1箇所に、アクチュエータの駆動力のうちの進退方向での分力であって、バンパを進退方向に移動させる作用力を作用させるので、例えば長手方向に離隔した2箇所でバンパに前記作用力を作用させるものに比べて、前記作用力の不均衡が生じることがない。また、第1,第2アームの長さを極力長くしながら、バンパの進退方向に直交する平面に対する第1,第2アームの傾斜角を大きくすることができるので、第1,第2アームを介して伝達される前記作用力を大きくすることができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の車両において、前記アクチュエータは、電動モータと、前記第1,第2サイドフレームに回転可能に支持されて前記電動モータにより回転駆動される1つの駆動軸と、前記駆動軸に形成された第1,第2ネジ部にそれぞれ螺合して前記駆動軸の回転により前記長手方向に移動すると共に前記第1,第2基端部がそれぞれ枢着される第1,第2移動体とを備え、前記電動モータは、前記長手方向で前記第1,第2移動体の間に配置されるものである。
これによれば、バンパが通常位置にあるとき、駆動軸に支持される第1,第2移動体は、それぞれ第1,第2サイドフレームの近くに位置することから、長手方向で比較的離れて配置されることになるので、第1,第2移動体の間に配置される電動モータのレイアウトの自由度が大きくなる。
請求項1記載の発明によれば、次の効果が奏される。すなわち、第1,第2アームの長さを長くすることが可能になるので、収縮時の伸縮機構が進退方向で小型化されたうえで、ひいては車室の広さが確保されると共に車両の全長の増加が防止または抑制されたうえで、衝撃吸収ストロークの増加による衝撃吸収能力の向上が可能な可動式バンパ装置を備える自動車が得られる。
請求項2記載の発明によれば、引用された請求項記載の発明の効果に加えて、次の効果が奏される。すなわち、アクチュエータがバンパに作用させる前記作用力の不均衡が生じることがないので、バンパを進退方向に円滑に移動させることができる。また、第1,第2アームを介して伝達される前記作用力を大きくすることができるので、アクチュエータの駆動力を小さくすることができ、アクチュエータを小型化できる。
請求項3記載の発明によれば、引用された請求項記載の発明の効果に加えて、次の効果が奏される。すなわち、電動モータのレイアウトの自由度が大きくなるので、電動モータを配置することにより駆動軸の周辺にある装置のレイアウトに及ぼす影響を小さくすることができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図3を参照して説明する。
まず、図1,図2を参照すると、本発明が適用された車両である自動車Vには、乗員の居住空間である車室の前方に駆動輪としての前輪Wを駆動するエンジンが収納されるエンジンルームEが形成される。自動車Vは、車体の構成要素である車体メンバであってエンジンルームEに配置されると共に前後方向に延びる左右1対の第1,第2サイドフレームM1,M2と、両サイドフレームM1,M2に支持される可動式バンパ装置としてのフロント側のバンパ装置Bとを備える。
バンパ装置Bは、各サイドフレームM1,M2に対して通常位置(図1,図2に実線で示される。)と通常位置よりも各サイドフレームM1,M2から自動車Vの進行方向としての前進方向に離隔した進出位置(図1,図2に二点鎖線で示される。)との間で進退可能なバンパ1と、自動車Vと障害物との衝突が予知されたときにバンパ1を通常位置から進出位置に移動させる駆動機構20を備えると共に進出位置にあるバンパ1が障害物に衝突したときにバンパ1が通常位置に向けて後退することによりバンパ1に作用する衝撃を吸収する衝撃吸収装置10とから構成される。
バンパ1は、バンパフェース2と、バンパフェース2が固定されるバンパビーム3と、前後方向でバンパフェース2とバンパビーム3との間に配置されてバンパフェース2に作用する衝撃を吸収する発泡樹脂製のバンパアブソーバ4とを備える。
収納空間としてのエンジンルームEに収納される衝撃吸収装置10は、バンパ1を通常位置および進出位置の間で進出および後退させる駆動機構20と、バンパ1を進退可能に支持すると共に衝突時にバンパ1に作用する衝撃を吸収する衝撃吸収部材30と、衝撃吸収部材30をバンパ1に作用する衝撃を吸収することが可能なロック状態にするロック機構40と、バンパ1と障害物との衝突および非衝突を予知する衝突予知手段51と、衝撃吸収部材30のロック状態を検出するロック状態検出手段54と、バンパ1の通常位置および進出位置を検出するリミットスイッチなどで構成される位置検出手段55と、衝突予知手段51、ロック状態検出手段54および位置検出手段55などからの信号に基づいて駆動機構20およびロック機構40を制御する制御装置としての電子制御装置(以下、「ECU」という。)50とを備える。
駆動機構20は、バンパ1を進退方向(この実施形態では前後方向に一致する。)に移動させるためのアクチュエータ21と、バンパ1およびアクチュエータ21に結合されると共にアクチュエータ21により駆動されて進退方向に伸縮する伸縮機構22とを備える。通常位置と進出位置と間の進退方向での距離であるバンパ1の衝撃吸収ストロークSを設定する伸縮機構22は、アクチュエータ21に結合される第1基端部23aおよびバンパ1に結合される第1先端部23bを有する第1アーム23と、アクチュエータ21に結合される第2基端部24aおよびバンパ1に結合される第2先端部24bを有する第2アーム24とから構成され、バンパビーム3および衝撃吸収部材30の下方に配置される。
アクチュエータ21は、ECU50により制御される駆動源としての電動モータ25と、電動モータ25の駆動力を伸縮機構22に伝達する伝達部材とを備える。バンパ1の長手方向でのバンパ1の中央点を通ると共に進退方向に平行な中心平面Hにより二分される空間を第1,第2領域R1,R2とするとき、正回転および逆回転可能な電動モータ25は、長手方向で両サイドフレームM1,M2の間であって、後述する1対の移動体27,28の間に、かつ第1領域R1に配置されて、ステーM4を介して車体に固定される。ここで、長手方向は、平面視で進退方向に直交する方向でもあり、この実施形態では左右方向に一致する。
バンパビーム3および衝撃吸収部材30の下方に配置される前記伝達部材は、伝動機構としての歯車対からなる歯車機構(図示されず)を介して電動モータ25により回転駆動される駆動部材としての1つの駆動軸26と、駆動軸26に支持されると共に駆動軸26により駆動されて長手方向に往復運動する1対の第1,第2移動体27,28とを有する。そして、上下方向に平行な回転中心線を有する回転軸(図示されず)を備える電動モータ25が、駆動軸26に近接した状態で配置されることにより、電動モータ25が前後方向でコンパクトに配置される。
長手方向に間隔をおいて配置された両サイドフレームM1,M2の間に配置されると共に長手方向に平行に延びる駆動軸26は、その両端部26a,26bにおいて両サイドフレームM1,M2にそれぞれ固定される軸受部としての1対のブラケットM3に回転可能に支持されることで、該ブラケットM3を介して両サイドフレームM1,M2に回転可能に支持される。駆動軸26において、両移動体27,28の移動範囲には、雄ネジからなる1対の第1,第2ネジ部26c,26dが、両端部26a,26bのブラケットM3の近傍から中心平面Hに向かって形成されている。両ネジ部26c,26dは、いずれも同一規格の台形ネジで、ネジの進み方向が互いに逆方向である。また、両移動体27,28には、それぞれ、両ネジ部26c,26dに螺合する雌ネジからなるネジ部が形成されている。
アーム23の基端部23aは移動体27に枢着され、先端部23bはバンパ1に設けられる連結部としてのステー3aに枢着され、アーム24の基端部24aは第2移動体28に枢着され、先端部24bはステー3aに枢着される。長手方向でのバンパ1の中央部でもあるバンパビーム3の中央部3cに固定されるステー3aに対する両先端部23b,24bの回動中心線L1,L2は、バンパ1が通常位置および進出位置の間で移動するとき常にほぼ中心平面H上に位置する。それゆえ、平面視で、両アーム23,24は、中心平面Hに対してほぼ対称に配置されて、V字状のリンク機構を構成する。そして、電動モータ25の駆動力に基づいて各アーム23,24に作用する駆動力のうちの進退方向での分力であって、バンパ1を進退方向に移動させる作用力は、平面視でバンパ1の中央部3cの1箇所においてバンパ1に作用する。
ここで、回動中心線L1,L2がほぼ中心平面H上に位置するとは、回動中心線L1,L2が中心平面H上に位置する場合を含むと共に、回動中心線L1,L2が中心平面H上にあるときと比較して両アーム23,24がバンパ1に前記作用力を作用させることによる作用効果で有意の差が生じない範囲で回動中心線L1,L2が中心平面Hからずれている場合を含むことを意味する。また、回動中心線L1,L2がほぼ中心平面H上に位置することで、各アーム23,24が第1,第2領域R1,R2に跨って配置される。
バンパ1が通常位置にあるとき、基端部23aは第1領域R1において端部26aにある一方で基端部24aは第2領域R2において端部26bにあり、かつ両先端部23b,24bは中心平面Hと交差する位置にある。さらに、バンパ1が通常位置と進出位置との間で進退方向に移動するとき、基端部23aは第1領域R1において中心平面HよりもサイドフレームM1に近い位置にあり、基端部24aは第2領域R2において中心平面HよりもサイドフレームM2に近い位置にある。
そして、正回転する電動モータ25により駆動される駆動軸26が正回転すると、両移動体27,28と共にそれぞれ両基端部23a,24aが長手方向で中心平面Hに向けて移動し、両アーム23,24により形成されるV字の開き角αが次第に小さくなると共に伸縮機構22が進退方向に伸張し、バンパ1が通常位置から進出位置に向かって進出する。このとき、平面視で、バンパ1の進退方向に直交する平面と各アーム23,24とに挟まれた鋭角である傾斜角θは、次第に大きくなる。
また、バンパ1が進出位置にあるとき、逆回転する電動モータ25により駆動軸26が逆回転すると、両移動体27,28と共にそれぞれ両基端部23a,24aが長手方向で中心平面Hから離れる方向に移動し、開き角αが次第に大きくなると共に伸縮機構22が進退方向に収縮し、バンパ1が進出位置から通常位置に向かって後退する。このとき、傾斜角θは次第に小さくなる。
各サイドフレームM1,M2に沿って配置される左右1対の衝撃吸収部材30は同一構造であるので、以下、図1,図2を参照しつつ、主に図3を参照して、右側の衝撃吸収部材30について説明する。なお、左側の衝撃吸収部材30に関連する部材については括弧内に符号を記す。衝撃吸収部材30は、バンパ1を支持すべくバンパビーム3に固定される支持部としてのロッド31から構成される。
先端部31aでバンパビーム3に固定されるロッド31は、サイドフレームM2(M1)の内部空間に収納されてサイドフレームM2(M1)に沿って配置されて、進退方向に往復運動するバンパ1に追従してサイドフレームM2(M1)に進退方向に往復運動可能に支持される。
ロック機構40は、バンパ1が進出位置にあるとき、サイドフレームM2(M1)の先端寄りでロッド31をロックすることによりロッド31の後退を阻止するロック部材41と、ロック部材41をロック位置およびロック解除位置に移動させるアクチュエータ21としてのソレノイド42と、サイドフレームM2(M1)に一体に固定されるストッパ43とを備える。係合部31bおよびストッパ43に係合可能な形状を有するロック部材41はECU50により制御されるソレノイド42により駆動される。
バンパ1が通常位置にあるとき、図3に実線で示されるように、ロッド31は後退した位置にあり、ロック機構40は、ロック部材41が係合部31bおよびストッパ43と係合しないロック解除位置にあるため、衝撃吸収部材30はロック解除状態にある。バンパ1が進出位置にあるとき、図3に二点鎖線で示されるように、バンパ1の移動に従動するロッド31は突出した位置にあり、ロック機構40は、ロック部材41が係合部31bおよびストッパ43と係合するロック位置にあるため、衝撃吸収部材30はロック状態にある。
そして、バンパ1が進出位置にあり、衝撃吸収部材30がロック状態のときに、障害物にバンパ1が衝突すると、各アーム23,24が変形して衝撃吸収ストロークS(図1参照)の範囲で伸縮機構22により衝撃が吸収される。同時に、衝撃吸収部材30であるロッド31は、ロック部材41によりロックされて、該ロッド31が座屈することにより、バンパ1に作用する衝撃が吸収される。
ECU50、衝突予知手段51および各検出手段52〜55が模式的に記載されている図2を参照すると、衝突予知手段51は、自動車Vの車速を検出する車速検出手段52と、自動車Vと障害物との間の距離を検出する距離検出手段としてのレーダ53と、車速検出手段52により検出された車速およびレーダ53により検出された距離に基づいて自動車Vが障害物に衝突するか否かを予知するECU50とにより構成される。
ロック状態検出手段54は、ロック機構40の作動状態、例えばソレノイド42を駆動する電流を検出することにより、ロック機構40がロック位置にあって、衝撃吸収部材30がロック状態にあること、および、ロック機構40がロック解除位置にあって、衝撃吸収部材30がロック解除状態にあることを検出する。
図2参照して、ECU50により実行される駆動機構20およびロック機構40の制御を説明する。
バンパ1が通常位置にあるとき、自動車Vが障害物と衝突する可能性がないときは衝突予知手段51から非衝突信号が出力され、バンパ1は通常位置にある。衝突予知手段51により衝突が予知されて衝突信号が出力されると、電動モータ25を正回転して、伸縮機構22が伸張してバンパ1を通常位置から進出位置に向かって移動させる。そして、バンパ1が進出位置にあることが位置検出手段55により検出されると、電動モータ25を停止した後、ロック機構40のソレノイド42によりロック機構40をロック位置にして衝撃吸収部材30をロック状態にする。
なお、衝突が回避された場合は、電動モータ25を逆回転させて、バンパ1を通常位置に向けて後退させる。例えば、バンパ1が進出位置にあり、衝突予知手段51から非衝突信号が出力されると、ロック状態検出手段54により衝撃吸収部材30がロック状態にあることが検出されているので、ソレノイド42を作動させてロック機構40をロック解除位置にし、衝撃吸収部材30をロック解除状態にした後、電動モータ25を逆回転する。これにより、バンパ1が通常位置に向かって後退する。
次に、前述のように構成された実施形態の作用および効果について説明する。
衝撃吸収装置10の駆動機構20は、移動体27に枢着される基端部23aとバンパ1に枢着される先端部23bとを有するアーム23および移動体28に枢着される基端部24aとバンパ1に枢着される先端部24bとを有するアーム24から構成される伸縮機構22を備え、バンパ1が通常位置にあるとき、基端部23aは第1領域R1にある一方で基端部24aは第2領域R2にあり、かつ両先端部23b,24bは中心平面Hと交差する位置にあることにより、両先端部23b,24bが、中心平面Hと交差する位置を含めて、各アーム23,24が第1,第2領域R1,R2に跨って配置されることから、アームの基端部および先端部が同じ領域のみ(例えば第1領域R1のみ、または第2領域R2のみ)にある場合に比べて、各アーム23,24の長さを長くすることが可能になるので、収縮時の伸縮機構22が進退方向で小型化されたうえで、ひいては車室の広さが確保されると共に自動車Vの全長の増加が防止または抑制されたうえで、衝撃吸収ストロークSの増加による衝撃吸収能力の向上が可能なバンパ装置Bを備える自動車Vが得られる。
バンパ1が通常位置にあるとき、基端部23aは第1領域R1において中心平面HよりもサイドフレームM1に近い位置にあり、基端部24aは第2領域R2において中心平面HよりもサイドフレームM2に近い位置にあり、両先端部23b,24bはバンパ1に枢着され、両先端部23b,24bの回動中心線L1,L2がほぼ中心平面H上にあることにより、両アーム23,24は、平面視で長手方向でのバンパ1の中央部3cの1箇所に前記作用力を作用させるので、例えば長手方向に離隔した2箇所でバンパ1に前記作用力を作用させるものに比べて、前記作用力の不均衡が生じることがないので、バンパ1を進退方向に円滑に移動させることができる。また、各アーム23,24の長さを極力長くしながら、バンパ1の進退方向に直交する平面に対する各アーム23,24の傾斜角θを大きくすることができるので、両アーム23,24を介して伝達される前記作用力を大きくすることができるので、電動モータ25の駆動力を小さくすることができ、電動モータ25を小型化できる。
電動モータ25は、長手方向で両移動体27,28の間に配置されることにより、バンパ1が通常位置にあるとき、駆動軸26に支持される両移動体27,28は、それぞれ両サイドフレームM1,M2の近くに位置することから、長手方向で比較的離れて配置されることになるので、両移動体27,28の間に配置される電動モータ25のレイアウトの自由度が大きくなる。この結果、電動モータ25を配置することにより駆動軸26の周辺にある装置のレイアウトに及ぼす影響を小さくすることができる。
衝撃吸収装置10は、バンパ1を進退方向に移動させる駆動機構20と、バンパ1を支持する衝撃吸収部材30と、衝撃吸収部材30をロック状態にするロック機構40と、衝突予知手段51と、ロック状態検出手段54と、駆動機構20およびロック機構40を制御するECU50とを備え、ECU50は、衝突予知手段51により自動車Vと障害物との衝突が予知されたときに、電動モータ25を駆動してバンパ1を進出位置に進出させると共にロック機構40を作動させて衝撃吸収部材30をロック状態にし、ロック状態検出手段54によりロック状態が検出され、かつ衝突予知手段51により自動車Vと障害物との非衝突が予知されたときに、ロック機構40によるロック状態を解除した後に電動モータ25を駆動してバンパ1を通常位置に後退させる。これによれば、バンパ1を駆動する駆動機構20とバンパ1を支持する衝撃吸収部材30とが別個とされたうえで、非衝突時にバンパ1が進出位置から通常位置に後退するときには、衝撃吸収部材30ではバンパ1に作用する衝撃を吸収することが可能なロック状態が解除されているため、バンパ1は衝撃吸収部材30による移動抵抗を殆どまたは受けない状態で、電動モータ25により駆動されて後退する。この結果、非衝突時には、バンパ1は衝撃吸収部材30による移動抵抗を殆ど受けない状態で電動モータ25により駆動されて後退するので、バンパ1を通常位置に迅速にかつ容易に復帰させることができる。しかも、後退するときにバンパ1は衝撃吸収部材30による移動抵抗を殆ど受けることがないことから、バンパ1を後退させるために各アーム23,24の剛性を高める必要がないので、各アーム23,24を軽量化することができて、その分、両アーム23,24からなる伸縮機構22を迅速に進出または後退させることが可能になり、また電動モータ25の駆動力も小さくすることができて、電動モータ25が小型化される。
以下、前述した実施形態の一部の構成を変更した実施形態について、変更した構成に関して説明する。
伸縮機構22において、バンパ1が通常位置にあるとき、アーム23の基端部23aが第1領域R1にあると共に先端部23bが第2領域R2にあり、アーム24の基端部24aが第2領域R2にあると共に先端部24bが第1領域R1にあるように、各アーム23,24が第1,第2領域R1,R2に跨って配置されてもよい。
例えば、バンパ1が通常位置にあるとき、アーム23の基端部23aが、第1領域R1で第1実施形態と同様の位置にあると共に先端部23bが中心平面Hと交差しない位置で第2領域R2にあり、アーム24の基端部24aが第2領域R2で第1実施形態と同様の位置にあると共に先端部24bが中心平面Hと交差しない位置で第1領域R1にあるように、各アーム23,24が第1,第2領域R1,R2に跨って配置される。
このような場合には、第1実施形態に比べて、各アーム23,24の長さをより長くすることが可能になるので、収縮時の伸縮機構22が一層小型化され、しかも移動体27,28の長手方向でのより小さい移動量で、衝撃吸収ストロークSを従来技術よりも増加させることができる。
各基端部23a,24aは、各移動体27,28が支持される別個の駆動軸26により長手方向に移動させられてもよい。
可動式バンパ装置は、バンパが自動車の後方への進行方向(後進方向)に進出可能なリヤ側のバンパ装置であってもよい。
本発明の第1実施形態を示し、本発明が適用された車両のフロント側のバンパ装置の要部平面図である。 図1のバンパ装置の要部側面図であり、バンパについては中心平面での断面図である。 (A)は、図1のIIIa−IIIa線断面図であり、(B)は、(A)のb−b線断面図である。
符号の説明
1…バンパ、2…バンパフェース、3…バンパビーム、4…バンパアブソーバ、10…衝撃吸収装置、20…駆動機構、21…アクチュエータ、22…伸縮機構、23,24…アーム、23a,24a…基端部、23b,24b…先端部、25…電動モータ、26…駆動軸、30…衝撃吸収部材、31…ロッド、40…ロック機構、41…ロック部材、42…ソレノイド、43…ストッパ、50…ECU、51…衝突予知手段、52…車速検出手段、53…レーダ、54…ロック状態検出手段、55…位置検出手段、
V…自動車、W…前輪、E…エンジンルーム、M1,M2…サイドフレーム、M3…ブラケット、M4…ステー、B…バンパ装置、S…衝撃吸収ストローク、H…中心平面、R1,R2…領域、L1,L2…回動中心線、α…開き角、θ…傾斜角。

Claims (3)

  1. 車体メンバに対して通常位置と前記通常位置よりも前記車体メンバから車両の進行方向に離隔した進出位置との間で進退可能なバンパと、前記バンパを前記進出位置に移動させる駆動機構を備えると共に前記進出位置にある前記バンパが障害物に衝突したときに前記バンパが前記通常位置に向けて後退することにより前記バンパに作用する衝撃を吸収する衝撃吸収装置とから構成される可動式バンパ装置を備える車両において、
    前記衝撃吸収装置は、前記バンパを進退可能に支持すると共に前記バンパに作用する衝撃を吸収する衝撃吸収部材を備え、前記駆動機構は、第1基端部と前記バンパに結合される第1先端部とを有する第1アームおよび第2基端部とバンパに結合される第2先端部とを有する第2アームから構成される伸縮機構と、前記第1,第2基端部を前記バンパの長手方向に移動させるアクチュエータとを備え、前記長手方向での前記バンパの中央点を通ると共に前記バンパの進退方向に平行な中心平面により二分される空間を第1,第2領域として、前記バンパが前記通常位置にあるとき、前記第1基端部は前記第1領域にある一方で前記第2基端部は前記第2領域にあり、かつ前記第1先端部は前記中心平面と交差する位置または前記第2領域にある一方で前記第2先端部は前記中心平面と交差する位置または前記第1領域にあり、前記アクチュエータが前記第1,第2基端部を前記中心平面に向けて移動させることにより、前記第1,第2アームが前記バンパを前記通常位置から前記進出位置に進出させることを特徴とする車両。
  2. 前記車体メンバは、前記長手方向に間隔をおいて配置される1対の第1,第2サイドフレームであり、前記バンパが前記通常位置にあるとき、前記第1基端部は前記第1領域において前記中心平面よりも前記第1サイドフレームに近い位置にあり、前記第2基端部は前記第2領域において前記中心平面よりも前記第2サイドフレームに近い位置にあり、前記第1,第2先端部は前記バンパに枢着され、前記第1,第2先端部の回動中心線がほぼ前記中心平面上にあることを特徴とする請求項1記載の車両。
  3. 前記アクチュエータは、電動モータと、前記第1,第2サイドフレームに回転可能に支持されて前記電動モータにより回転駆動される1つの駆動軸と、前記駆動軸に形成された第1,第2ネジ部にそれぞれ螺合して前記駆動軸の回転により前記長手方向に移動すると共に前記第1,第2基端部がそれぞれ枢着される第1,第2移動体とを備え、前記電動モータは、前記長手方向で前記第1,第2移動体の間に配置されることを特徴とする請求項2記載の車両。


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