JP2009247123A - グロメット - Google Patents

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守彦 豊鷲見
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Abstract

【課題】樹脂インナーを組みつけた二体物グロメットではなく、弾性体のみからなるグロメットにおいて、貫通孔へ装着したグロメットの保持力を高める。
【解決手段】小径筒部と、該小径筒部に連続する拡径筒部を軸線方向に沿って備え、自動車用ワイヤハーネスを貫通させて取り付けた状態で車体の貫通穴に挿入し、車体パネルの貫通孔周縁に密着させて係止するグロメットであって、前記拡径筒部の大径側開口の周縁部は厚肉円環部とし、該厚肉円環部に外周面が開口した前記車体係止凹部を設け、該車体係止凹部の傾斜側壁の先端から前記小径筒部連続側へと外周面が縮径するように傾斜し、前記拡径筒部の傾斜部分の厚さは、前記大径側開口端の内径と同一内径の位置まで厚肉部とされ、該位置から小径筒部との連続部までは薄肉部とされ、前記拡径筒部の厚肉部に、外周面から前記車体係止凹部に向けて軸線方向のスリットを設けている。
【選択図】図1

Description

本発明はグロメットに関し、詳しくは、自動車に配索するワイヤハーネスに組みつけて、車体パネルの貫通穴に装着し、貫通穴の挿通部分におけるワイヤハーネスの保護および防水、防塵を図るものである。
従来、自動車の車体パネルに穿設された貫通孔を通して配索するワイヤハーネスには、貫通孔を挿通する部分にゴムまたはエラストマーからなるグロメットを装着して、ワイヤハーネスの保護と、防塵、防水等を図っている。
従来のグロメット200は、図3(A)に示すように、拡径筒部202の外周面に設けた車体係止凹部203を車体パネルPに係止し、小径筒部201をワイヤハーネスW/Hに固定している。ワイヤハーネスW/HがX方向に引っ張られると、小径筒部201もX方向に引っ張られ、図3(B)に示すように、拡径筒部202の薄肉部202cが撓んだ状態となり、拡径筒部202の厚肉部202aには車体パネルに対して押し付ける方向の力が負荷される。
さらにX方向に小径筒部201が引っ張られると、拡径筒部202の薄肉部202cが直線状となり、図3(C)に示すように、点Qを作用点として拡径筒部202の厚肉部202aに右回転のモーメントがかかる。該モーメントにより、拡径筒部202の外周面に設けた車体係止凹部203の接触面202bが車体パネルPから離れ、グロメット200が車体パネルPから離脱する。
この離脱力に対する保持力を向上させるため、グロメット200のゴム硬度を高くしたり、車体パネルPをグロメット200の車体係止凹部203に深く嵌めるなどの方法がある。しかしながら、いずれの場合も保持力は向上するが、挿入力も大きくなってしまう問題がある。
一方、ワイヤハーネスの保護と、防塵、防水等を図るグロメットで、貫通孔への装着が容易であると共に貫通孔への保持力を損なわないグロメットとして、特開2000−11785号公報において、図4(A)(B)に示すグロメット100が提供されている。
該グロメット100は、車体係止用の環状溝101を構成する係合鍔部102に連続する膨出部103に、その内面側よりグロメットの軸線方向に対して直交方向のスリット104を切り込んでいる。該スリット104を設けることで、グロメット100を車体Qの貫通孔Hに取り付ける際に、スリット104が開いて変形し容易に装着できる一方、装着後はスリット104の内壁面同士が密着して係合鍔部102は容易に変形できないので、スリット103を設けていない従来のグロメットと略同じレベルに貫通孔への保持力を保つことができるとされている。即ち、図4(B)に示すように、グロメット100を装着したワイヤハーネスW/Hが矢印方向X(グロメット100の大径開口側)へ引っ張られた場合に、スリット104が開かずに装着力を保持できるとしている。
しかしながら、図5に示すように、ワイヤハーネスW/Hに矢印方向Xと逆方向のY方向の引っ張り力が作用した時に、図4(B)に示す状態とならず、小径化するように伸びた状態となり、係合鍔部102が貫通孔Hの周縁から離れていき、貫通孔Hに対するグロメット100の保持が出来なくなりやすい問題がある。
また、貫通孔へのグロメットの保持力を高めるため、ゴムまたはエラストマー等の弾性体からなるグロメットに、樹脂製リングからなる樹脂インナーを組みつけて2体物グロメットとする場合がある。
この二体物グロメットは、弾性体のみからなるグロメットと比較して貫通孔への保持力を高めることができるが、樹脂インナーが必要であるため部品点数が増加し、かつ、組付工程が増加するため、コスト高になる問題がある。
特開2000−11785号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、樹脂インナーを組みつけた二体物グロメットではなく、弾性体のみからなるグロメットにおいて、貫通孔へ装着したグロメットの保持力を高めることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、ゴムまたはエラストマーからなり、小径筒部と、該小径筒部に連続する拡径筒部を軸線方向に沿って備え、これら小径筒部と拡径筒部に自動車用ワイヤハーネスを貫通させて取り付けた状態で車体の貫通穴に挿入し、前記拡径筒部の外周面に設けた車体係止凹部を、車体パネルの貫通孔周縁に密着させて係止するグロメットであって、
前記拡径筒部の大径側開口の周縁部は厚肉円環部とし、該厚肉円環部に外周面が開口した前記車体係止凹部を設け、該車体係止凹部の傾斜側壁の先端から前記小径筒部連続側へと外周面が縮径するように傾斜し、該傾斜部分の厚さは、前記大径側開口端の内径と同一内径の位置まで厚肉部とされ、該位置から小径筒部との連続部までは薄肉部とされ、
前記拡径筒部の厚肉部に、外周面から前記車体係止凹部に向けて軸線方向のスリットを設けていることを特徴とするグロメットを提供している。
前記のように、本発明では、ゴムまたはエラストマー等の弾性体のみからなる一体物のグロメットにおいて、車体パネルの貫通孔に係止するグロメットに設ける車体係止凹部は、貫通孔の周縁の両面に密着する凹部とし、かつ、該車体係止凹部より小径筒部側の拡径筒部の厚肉部に外周面から軸線方向のスリットを設けている。即ち、特許文献1では軸直角方向のスリットを設けているが、本発明では軸線方向のスリットを設け、特許文献1のスリットの方向と90度相違させている。
本発明の軸線方向のスリットを設けると、グロメットを取り付けたワイヤハーネスに引っ張り力が負荷されて、グロメットの拡径筒部の薄肉部の小径筒部側が伸びて小径化しても、軸線方向のスリットにより薄肉部と分断された厚肉部の外周側は変形せず、かつ、この変形しない外周側部は車体係止凹部の傾斜側壁に連続するため、車体係止凹部の傾斜側壁に変形が生じるのを防止、抑制し、車体係止凹部の傾斜側壁は車体パネルの貫通孔の周縁に密着した状態を保持できる。その結果、グロメットの貫通孔への保持力を高めることができる。
前記スリットの形成位置は、前記車体係止凹部の内周より内側位置で、かつ、該拡径筒部の厚肉部と薄肉部との境界位置より外側位置に設けている。
また、前記スリットの深さは、前記厚肉部の内周面に沿った軸線方向の長さの1/20以上で、かつ、前記車体係止凹部の傾斜側壁に近接する位置までの範囲としていることが好ましい。
なお、グロメットの大きさにもよるが、前記スリットはグロメット内周面から径方向に1〜7mm離れた位置に設けるのが好ましい。
上述したように、本発明のグロメットは、拡径筒部の厚肉部分に、グロメットの軸線方向と同一方向のスリットを外周面から所要長さ切り込んでいるだけで、グロメットを車体パネルの貫通孔に装着した状態で、該グロメットを取り付けたワイヤハーネスに引っ張り力が作用しても、貫通孔の周縁に密着する車体係止凹部の側壁に変形が生じるのを防止、抑制することができ、グロメットの保持力を高めることができる。
また、樹脂インナーを必要とする二体物グロメットとではなく、ゴムまたはエラストマーのみからなる一体物のグロメットであるため、コスト高にならない利点がある。
以下、本発明の実施形態を図1および図2を参照して説明する。
グロメット1はゴムで一体成形しており、小径筒部2と、該小径筒部2に連続する拡径筒部3を軸線方向に沿って備えている。
拡径筒部3の大径側開口3aの周縁部は厚肉円環部3bとし、該厚肉円環部3bに外周面が開口した前記車体係止凹部4を設けている。
車体係止凹部4の溝底面4aを挟む開口側の側壁4bと傾斜側壁4cの幅は車体パネルPの板厚tと略同等とし、車体パネルPに設けた貫通孔Hの周縁の両面に両側壁4bと4cとが密着するように設定している。前記傾斜側壁4cは厚肉円環部3bと拡径筒部3の傾斜壁部分3cとの境界部分に位置し、傾斜側壁4cの先端は拡径筒部3の傾斜壁部分3cに連続している。
前記拡径筒部3の傾斜壁部分3cは小径筒部2との連続側へと外周面が縮径するように傾斜している。該傾斜壁部分3cの厚さは、大径側開口3aの内径Wと同一内径の位置Q1まで厚肉部3dとし、該位置Q1から小径筒部2との連続点Q2までは薄肉部3eとしている。前記厚肉部3dはQ1に向けて厚さは漸次薄くなっている。
前記拡径筒部3の厚肉部3dに、外周面から車体係止凹部4に向けて軸線方向のスリット5を設けている。
スリット5の形成位置は、車体係止凹部4の溝底面4aで規定する内周より内側位置で、かつ、前記厚肉部3dと薄肉部3eとの境界位置である前記位置Q1より外側位置に設けている。また、スリット5の深さは、厚肉部3dの内周面に沿った軸線方向の長さの1/20以上で厚肉部3dの側縁位置までとしており、本実施形態では、厚肉部3dの軸方向の長さd1を10mmとすると、スリット5の深さd0を5mmとしている。また、グロメット内周面からのスリットまでの径方向の距離δLを2mmとしている。
次に、前記拡径筒部3にスリット5を設けると、グロメット1の保持力が向上する理論を図2を参照して説明する。
具体的には、スリット5の入っていないグロメット10とスリット5の入っているグロメット1における厚肉部3dの保持力を比較して説明する。
まず、図2(A)に示すように、スリット5の入っていないグロメット1を考える。該グロメット1を断面三角形状と仮定する。連続点Q2をワイヤハーネスW/Hとの固定点とし、ワイヤハーネスW/Hの移動に伴って変形するのは薄肉部3eのみとする。
ワイヤハーネスW/HにX方向に引っ張る力が働くと(矢印)、薄肉部3eの連続点Q2は薄肉部3eが撓んだ状態でワイヤハーネスW/Hと共にX方向に移動していく。
薄肉部3eがワイヤハーネスW/Hに追従して位置Q1で折れ曲がり直線状となる位置をQ3とすると、薄肉部3eの連続点Q2が位置Q3に到達するまでは、薄肉部3eの撓みにより位置Q1に上方へ力が加わり、厚肉部3dは車体パネルPに密着している。連続点Q2が位置Q3よりX方向へ移動すると、薄肉部3eがワイヤハーネスW/Hから受ける力f1によって位置Q1に下方向きの力が加わり始め、厚肉部3dの車体パネルPへの密着力が弱くなっていく。
即ち、薄肉部3eの連続点Q2が位置Q3に来たときに厚肉部3dの位置Q1に負荷される力を考えることで、グロメット1の保持力を評価する。
以下、薄肉部3eの連続点Q2が位置Q3まで移動した際の厚肉部3dの車体パネルPからの保持力を検討する。
前記薄肉部3eがワイヤハーネスW/Hから受ける力をf1としたときの、位置Q1に負荷される下向きの力F1は次式1で表される。
(式1)
F1=f1×sinθ1=f1×W/L
式1で、WはワイヤハーネスW/Hから位置Q1までの径方向の距離、Lは薄肉部3eの長さ、θ1はワイヤハーネスW/Hと薄肉部3eとのなす角度とする。
さらに、グロメット1内周面と車体パネルPの小径筒部2側の側面との交点をQ4とする。位置Q4が車体パネル先端に近いと仮定すると、位置Q4を支点として力F1が位置Q1に与えるモーメントをM1とすると、式1からM1は次式2で表される。
(式2)
M1=d1×F1=d1×f1×W/L
式2で、d1は車体パネルPからQ1までの軸線方向の距離とする。
次に、図2(B)に示すように、本発明のスリット5を備えているグロメット1について考える。
スリット5のX方向側端部位置をQ0とする。ワイヤハーネスW/HにX方向に力が働くと(矢印)、薄肉部3eの連続点Q2は薄肉部3eが撓んだ状態でワイヤハーネスW/Hと共にX方向に移動していき、スリット5が開いていく。スリット5が開いた状態で薄肉部3eおよびスリット下部5aが直線状となる位置をQ5とする。連続点Q2が位置Q5に到達するまでは、薄肉部3eおよびスリット下部5aの撓みにより位置Q0に上方へ力が加わっている状態となる。
連続点Q2が位置Q5よりX方向へ移動すると、薄肉部3eがワイヤハーネスW/Hから受ける力によって位置Q0に下方向きの力が加わり始める。このため、スリットがない場合と同様に、薄肉部3eの連続点Q2が位置Q5に来たときに位置Q0に負荷される力を考える。
以下、薄肉部3eの連続点Q2が位置Q5に来たときのグロメット1の保持力を検討する。
ワイヤハーネスW/HがX方向に移動し、連続点Q2が位置Q5まで引っ張られたときに、薄肉部3eがワイヤハーネスW/Hから受ける力をf0とすると、位置Q0に負荷される下向きの力F0は次式3で表される。
(式3)
F0=f0×sinθ0=f0×(W+δL)/(L+d0)
式3で、θ0は薄肉部3eの連続点Q2が位置Q5に来たときのワイヤハーネスW/Hと薄肉部3eとのなす角度とする。
位置Q4を支点としてF0が位置Q0に与えるモーメントをM0とすると、位置Q4から位置Q0の距離をd1―d0とすれば、式3よりM0は次式4で表される。
(式4)
M0=(d1―d0)×F0
=(d1―d0)×f0×(W+δL)/(L+d0)
前記厚肉部3dが車体パネルから離脱するときには、ある特定のモーメントM以上のモーメントが点Q4に負荷されると離脱する。よって、M=M1=M0とすると前記(式2)および(式4)から次式5のようになる。
(式5)
d1×f1×W/L=(d1−d0)×f0×(W+δL)/(L+d0)
式5において、WがδLより十分大きいとし、δL≪Wとすると次式6のように表される。
(式6)
d1×f1×W/L=(d1−d0)×f0×W/(L+d0)
よって、(式6)を変形することで、f0とf1の比は次式7で表される。
(式7)
f0/f1=(d1/(d1−d0))×((L+d0)/L)
式7に示すように、スリット5の長さd0が大きくなると、f0/f1が大きくなる。
即ち、d0に応じてグロメットの保持力が増加する。例えば、d0=d1のとき、f0/f1=∞となり、モーメントによりグロメット1が変形し、車体パネルPから離脱することはない。
前記構成とすると、拡径筒部3の厚肉部分3dに、グロメット1の軸線方向と同一方向のスリット5を外周面から所要長さ切り込んでいるだけで、グロメット1を車体パネルPの貫通孔Hに装着した状態で、該グロメット1を取り付けたワイヤハーネスW/Hに引っ張り力が作用しても、貫通孔Hの周縁に密着する車体係止凹部4の傾斜側壁4cに変形が生じるのを防止、抑制することができ、グロメットの保持力を高めることができる。
また、樹脂インナーを必要とする二体物グロメットとではなく、ゴムまたはエラストマーのみからなる一体物のグロメットであるため、コスト高にならない利点がある。
本発明のグロメットの断面図を示す。 グロメットの保持力について説明する模式図であり、(A)はスリットがないグロメットの図、(B)はスリットを設けたグロメットの図である。 (A)〜(C)は従来例を示す図である。 (A)(B)は他の従来例を示す図である。 他の従来例を示す図である。
符号の説明
1 グロメット
2 小径筒部
3 拡径筒部
3a 大径側開口
3b 厚肉円環部
3d 厚肉部
3e 薄肉部
4 車体係止凹部
4c 傾斜側壁
5 スリット
W/H 自動車用ワイヤハーネス
H 貫通穴
P 車体パネル

Claims (2)

  1. ゴムまたはエラストマーからなり、小径筒部と、該小径筒部に連続する拡径筒部を軸線方向に沿って備え、これら小径筒部と拡径筒部に自動車用ワイヤハーネスを貫通させて取り付けた状態で車体の貫通穴に挿入し、前記拡径筒部の外周面に設けた車体係止凹部を、車体パネルの貫通孔周縁に密着させて係止するグロメットであって、
    前記拡径筒部の大径側開口の周縁部は厚肉円環部とし、該厚肉円環部に外周面が開口した前記車体係止凹部を設け、該車体係止凹部の傾斜側壁の先端から前記小径筒部連続側へと外周面が縮径するように傾斜し、
    前記拡径筒部の傾斜部分の厚さは、前記大径側開口端の内径と同一内径の位置まで厚肉部とされ、該位置から小径筒部との連続部までは薄肉部とされ、
    前記拡径筒部の厚肉部に、外周面から前記車体係止凹部に向けて軸線方向のスリットを設けていることを特徴とするグロメット。
  2. 前記スリットの形成位置は、前記車体係止凹部の内周より内側位置で、かつ、該拡径筒部の厚肉部と薄肉部との境界位置より外側位置にあり、
    前記スリットの深さは、前記厚肉部の内周面に沿った軸線方向の長さの1/20以上でかつ、前記車体係止凹部の傾斜側壁に近接する位置までの範囲としている請求項1に記載のグロメット。
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