JP2009245985A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング速度を緩和することができ、外部装置の誤動作を誘発することがない半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置1は、第1の導電型を有する一対の第1の半導体領域(202)及び第2の半導体領域207Mと、第2の導電型を有する第3の半導体領域204Mと、ゲート絶縁膜205Mと、ゲート電極206Mとを有するトランジスタ(3)と、トランジスタ3の第2の半導体領域207Mに電気的に接続される第1の電極203Cと、ゲート電極206Mに電気的に接続される第2の電極206Cと、第1の電極203Cと第2の電極206Cとの間に配設される誘電体205Cとを有するコンデンサ4とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置に関し、特にトランジスタを搭載する電力用半導体装置に関する。
パワーMOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)が組み込まれた電力用半導体装置が知られている。パワートランジスタは、ドレイン領域及びソース領域と、ドレイン領域とソース領域との間のボディ領域と、ボディ領域上のゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上のゲート電極とを備えている。
パワーMOSFETにおいては一般的にスイッチング速度の高速化が要求されている。スイッチング速度の高速化にはパワーMOSFETに付加される寄生容量を極力減少する手法が採用されている。
なお、パワーMOSFETが組み込まれた半導体装置に関しては、例えば下記特許文献1に記載されている。
WO 2005/018001A1号公報
しかしながら、前述の電力用半導体装置においては、以下の点について配慮がなされていなかった。電力用半導体装置のパワーMOSFETは例えば制御用モノリシックIC(MIC)に接続され、この制御用モノリシックICによってパワーMOSFETのオン、オフ制御が行われている。制御用モノリシックICの動作速度に対してパワーMOSFETのスイッチング速度が速いので、制御用モノリシックICに誤動作が生じる可能性があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものである。従って、本発明は、スイッチング速度を緩和することができ、外部装置の誤動作を誘発することがない半導体装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の実施の形態に係る特徴は、半導体装置において、第1の導電型を有する一対の第1の半導体領域及び第2の半導体領域と、第1の半導体領域と第2の半導体領域との間に配設され、第1の導電型とは逆の第2の導電型を有する第3の半導体領域と、第3の半導体領域上のゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上のゲート電極と、を有するトランジスタ部と、トランジスタ部の第2の半導体領域に電気的に接続される第1の電極と、ゲート電極に電気的に接続された第2の電極と、第1の電極と第2の電極との間に配設された誘電体と、を有するコンデンサ部とを備える。
実施の形態の特徴に係る半導体装置において、トランジスタ部及びコンデンサ部は同一基板に配設され、コンデンサ部は基板主面の中央部に配設され、トランジスタ部は基板主面のコンデンサ部の外周囲の周辺部に配設されることが好ましい。
また、実施の形態の特徴に係る半導体装置において、第1の電極は第2の導電型の第4の半導体領域により構成され、第2の電極はゲート電極と同一の導電体により構成され、誘電体はゲート絶縁膜と同一の絶縁膜により構成されていることが好ましい。
また、実施の形態の特徴に係る半導体装置において、コンデンサ部の第2の電極上に、層間絶縁膜を介在し、トランジスタ部の第3の半導体領域とコンデンサ部の第1の電極との間を電気的に接続する導体を更に備えることが好ましい。
また、実施の形態の特徴に係る半導体装置において、コンデンサ部の領域において誘電体には一定間隔において複数のコンタクト開口が配設され、導体はコンタクト開口を通して第2の電極に電気的に接続されていることが好ましい。
また、実施の形態の特徴に係る半導体装置において、コンタクト開口の平面形状は一方向に細長いスリットパターン又はドットパターンであることが好ましい。
更に、実施の形態の特徴に係る半導体装置において、第4の半導体領域においてコンタクト開口を通して導体が接続される一部分の領域の不純物密度がその他の部分の不純物密度に対して高く設定されていることが好ましい。
本発明によれば、スイッチング速度を緩和することができ、外部装置の誤動作を誘発することがない半導体装置を提供することである。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なる。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
また、以下に示す実施の形態はこの発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
本発明の一実施の形態は、パワーMOSFETを搭載した電力用半導体装置に本発明を適用した例を説明するものである。
[半導体装置に組み込まれた半導体素子の回路構成]
図2に示すように、本実施の形態に係る半導体装置1はパワーMISFET(metal insulator field effect transistor)3及びコンデンサ42を備えている。ここで、MISFETとは、ゲート絶縁膜に絶縁体が使用されているトランジスタを意味し、MOSFET(metal oxide field effect transistor)を含む意味において使用されている。このパワーMISFET3のドレイン領域はドレイン端子D(201)に電気的に接続され、ソース領域はソース端子S(211S)に電気的に接続され、ゲート電極はゲート端子(211G1、211G2)に電気的に接続されている。コンデンサ42の一方の第1の電極(203C)はパワーMISFET3のソース領域及びソース端子Sに電気的に接続され、他方の第2の電極(206C)はパワーMISFET3のゲート電極及びゲート端子Gに電気的に接続される。すなわち、コンデンサ42はパワーMISFET3のソース領域とゲート電極との間に電気的に並列に挿入されている。
パワーMISFET3のソース領域とゲート電極と間にはパワーMISFET3自体を形成することによって生じる寄生コンデンサ5が存在する。本実施の形態に係るコンデンサ42は、パワーMISFET3のスイッチング動作において、充電時の立ち上がり並びに放電時の立ち上がりをなだらかにし、オン動作速度並びにオフ動作速度を緩やかにする。本実施の形態において、コンデンサ42はコンデンサ4及び41により構成されている。コンデンサ4の容量値は100 pF−200pFに設定されている。半導体装置1にはコンデンサ42及び寄生コンデンサ5が付加されており、コンデンサ4、41及び寄生コンデンサ5の合計の容量値は本実施の形態において例えば400 pFに設定されている。
[半導体素子の平面レイアウト]
図1に示すように、本実施の形態に係る半導体装置1にはパワーMISFET3が配設されたセル領域(活性領域又はトランジスタ部)30と、コンデンサ4が配設されたコンデンサ領域(コンデンサ部)40とを搭載した半導体チップ(半導体素子)2が組み込まれている。
半導体チップ2は、本実施の形態において、図1中、横方向に長く、縦方向に短い長方形の平面形状により構成されている。すなわち、半導体チップ2において、上方の第1の辺21及び第1の辺21に対向する下方の第2の辺22は長辺であり、左方の第3の辺23及び第3の辺23に対向する右方の第4の辺24は短辺である。
コンデンサ領域40は半導体チップ2の表面の中央部分に配設されている。このコンデンサ領域40は、図1中、横方向に長く、縦方向に短い長方形の平面形状により構成されている。すなわち、コンデンサ領域40は、半導体チップ2の第1の辺21及び第2の辺22に平行な長辺を有し、半導体チップ2の第3の辺23及び第4の辺24に平行な短辺を有する。コンデンサ領域40は、半導体チップ2の第3の辺23側の中央に設けられたゲート用外部端子211G1から第4の辺24側の中央に設けられたソース用外部端子211Sに渡って、半導体チップ2の中央部分に配設されている。
セル領域30はコンデンサ領域40が設けられていないコンデンサ領域40の外周囲の周辺部に配設されている。詳細には、セル領域30はコンデンサ領域40の図1中上側(コンデンサ領域40の上辺と半導体チップ2の第1の辺21との間)及び下側(コンデンサ領域40の下辺と半導体チップ2の第2の辺22との間)に配設されている。
半導体チップ2においては、第3の辺23の中央部とコンデンサ領域40との間に第1のゲート用外部端子(ゲート端子D)211G1が配設されている。また、半導体チップ2においては、第1の辺21と第3の辺23とが交差する角部分に第2のゲート用外部端子(ゲート端子D)211G2が配設されている。第1のゲート用外部端子211G1及び第2のゲート用外部端子211G2は、セル領域30に配設されたパワーMOSFET3のゲート電極(206M)に電気的に接続されるとともに、コンデンサ領域40に配設された第2の電極(206C)に電気的に接続される。
更に、半導体チップ2においては、第4の辺24の中央部とコンデンサ領域40との間にソース用外部端子(ソース端子S)211Sが配設されている。ソース用外部端子211Sは、セル領域30に配設されたパワーMISFET3のソース領域(第2の半導体領域207M及び第3の半導体領域204M)に電気的に接続されるとともに、コンデンサ領域40の第1の電極(203C)に電気的に接続されている。なお、ドレイン端子Dは本実施の形態において半導体チップ2の裏面(n型シリコン単結晶基板の裏面)である。
半導体チップ2の最外周側、すなわちセル領域30の外周側であって第1の辺21、第2の辺22、第3の辺23及び第4の辺24に沿った周辺領域にはフィールドリミッティングリング(FLR:field limiting ring)215が配設されている。このフィールドリミッティングリング215はパワーMISFET3の耐圧を高める機能を備えている。
[半導体素子のデバイス構造]
図3に示すように、本実施の形態に係る半導体装置1の半導体チップ2は基板201を主体に構成されている。基板201には本実施の形態において第1の導電型のシリコン単結晶基板を実用的に使用することができる。基板201の主面上には第1の導電型の第1の半導体領域202が配設されている。ここで、基板201の主面とは、パワーMISFET3のゲート絶縁膜(205M)やゲート電極(206M)が成膜される側の基板201の表面(図3中、上側表面)であって、パワーMISFET3が作り込まれる主要な表面という意味において使用される。また、第1の導電型とは本実施の形態においてn型であり、後述する第2の導電型とはp型である。第1の半導体領域202は、基板201の主面上にエピタキシャル成長法を用いてシリコン単結晶層を成長させ、このシリコン単結晶層の全面に注入法若しくは拡散法を用いてn型不純物を導入することにより形成されている。第1の半導体領域202は例えば 1 x 1014 atoms/cm3 − 3 x 1014 atoms/cm3の不純物密度に設定されている。基板201及び第1の半導体領域202はパワーMISFET3の第1の半導体領域(ドレイン領域)として使用されている。
パワーMISFET3は、図3に示すように、セル領域30に第1の導電型を有する一対の第1の半導体領域(半導体領域202)及び第2の半導体領域207Mと、第1の半導体領域と第2の半導体領域207Mとの間に配設され第1の導電型とは逆の第2の導電型を有する第3の半導体領域204Mと、第3の半導体領域204M上のゲート絶縁膜205Mと、ゲート絶縁膜205M上のゲート電極206Mとを備えている。第2の半導体領域207Mは、第3の半導体領域204Mの主面部に配設され、n型ソース領域として使用される。第2の半導体領域207Mは例えば 1 x 1019 atoms/cm3 − 3 x 1019 atoms/cm3の不純物密度に設定されている。第3の半導体領域204Mは、半導体領域202の主面部に配設され、p型ボディ領域として使用される。第3の半導体領域204Mは例えば 1 x 1017 atoms/cm3 − 5 x 1017 atoms/cm3の不純物密度に設定されている。
ゲート絶縁膜205Mには本実施の形態において熱酸化法により成膜されたシリコン酸化膜が使用されている。このシリコン酸化膜は、例えば80 nm−120 nmの膜厚を有し、好ましくは100 nmの膜厚を有する。また、ゲート絶縁膜205Mには、シリコン窒化膜の単層膜若しくはシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層膜を使用することができる。また、ゲート絶縁膜205MにはCVD法により成膜されたシリコン酸化膜、シリコン窒化膜若しくはそれらの積層膜を使用することができる。
ゲート電極206Mには例えばCVD法を用いて成膜されたシリコン多結晶膜を実用的に使用することができる。このシリコン多結晶膜には抵抗値を低減する例えばn型不純物が注入若しくは拡散により導入されている。
パワーMISFET3においては、図1に示す半導体チップ2の下側において図5に示すようにゲート電極206Mが延在し、このゲート電極206Mは図1に示すコンデンサ領域40から第4の辺24に向かって図5に示すように一定間隔において離間して配列されている。パワーMISFET3の第2の半導体領域(ソース領域)207M及び第3の半導体領域(p型ボディ領域)204Mは左右方向に隣接するゲート電極206M間においてゲート電極206Mの延在方向と同一方向に延在し、ゲート電極206Mの配列間隔に一致して左右方向に一定間隔において配列されている。すなわち、パワーMISFET3は、平面ストライプ形状において複数配列され、セル領域30を構築している。なお、セル領域30において、パワーMISFET3の平面形状は必ずしもこのような形状に限定されるものではない。また、図1に示す半導体チップ2の上側、左側、右側でも同様にコンデンサ領域40から半導体チップ2の各辺に向かってゲート電極206Mが配設されている。
セル領域30上及びコンデンサ領域40上を含む半導体チップ2上の全面において層間絶縁膜210が配設されている。層間絶縁膜210には例えば燐シリケートガラス(PSG)膜を実用的に使用することができる。パワーMISFET3の第2の半導体領域207M上及び第3の半導体領域204M上において、層間絶縁膜210にはコンタクト開口210MHが配設されている。層間絶縁膜210上には電極(導電体又は導体)211が配設され、この電極211は層間絶縁膜210に配設されたコンタクト開口210MHを通してパワーMISFET3の第2の半導体領域207M及び第3の半導体領域204Mに電気的に接続されている。電極211は本実施の形態においてソース電極(又はソース配線)である。電極211には、例えばアロイスパイク耐性を有するシリコン(Si)、マイグレーション耐性を有する銅(Cu)の少なくともいずれか一方がアルミニウム(Al)に添加されたAl合金(例えば、Al−Si、Al−Cu、Al−Cu−Si等。)を実用的に使用することができる。
コンデンサ4は、図3及び図4に示すように、パワーMISFET3の第2の半導体領域207Mに電気的に接続される第1の電極203Cと、ゲート電極206Mに電気的に接続される第2の電極206Cと、第1の電極203Cと第2の電極206Cとの間に配設される誘電体205Cとで構成されている。すなわち、コンデンサ4は、第1の半導体領域202に対しpn接合分離された第2の導電型の半導体領域からなる第1の電極203Cと、この第1の電極203C上の誘電体205Cと、この誘電体205C上の第2の電極206Cとをそれぞれ順次積層したMIS(metal insulator semiconductor)型により構成されている。ここで、パワーMISFET3と同様に、MIS型はMOS型を含む意味において使用されている。
第1の電極203Cは、パワーMISFET3の第3の半導体領域204Mと同様に、半導体領域202の主面部上のコンデンサ領域40に配設されている。第1の電極203Cは、第3の半導体領域204Mに対して半導体装置1の製造プロセスにおいては別の製造工程において形成されているが、同様の不純物密度において構成してもよい。すなわち、第1の電極203Cは、p型半導体領域により構成され、例えば 1 x 1017 atoms/cm3 − 3 x 1017 atoms/cm3の不純物密度に設定されている。
誘電体205Mは、第1の電極203C上に配設され、半導体装置1の製造プロセスにおいてパワーMISFET3のゲート絶縁膜205Mと同一製造工程により形成されている。本実施の形態において、パワーMISFET3のゲート絶縁膜205Mは例えばシリコン酸化膜により形成されているので、誘電体205Mは同様に例えばシリコン酸化膜により形成されている。
第2の電極206Cは、半導体装置1の製造プロセスにおいてパワーMISFET3のゲート電極206Mと同一製造工程により形成されている。本実施の形態において、パワーMISFET3のゲート電極206Mは誘電体205M上に例えばシリコン多結晶膜により形成されているので、第2の電極206Cは同様に例えばシリコン多結晶膜により形成されている。
コンデンサ領域40は、前述のように半導体チップ2の中央部に比較的大きな占有面積において配設されている。このコンデンサ領域40において、第2の電極206C上には層間絶縁膜210を介在して電極(導電体)211が配設されている。このコンデンサ領域40において、電極211は、中央部分に設けたコンデンサ領域40を挟むように両側に有するセル領域30を電気的に接続し、コンデンサ4の第1の電極203CとパワーMISFET3の第2の半導体領域205Mとの間を電気的に接続するとともに、図2に示すように、コンデンサ4に電気的に直列に接続され、コンデンサ4とソース端子Sとの間に電気的に直列に接続されるコンデンサ41を構成する。つまり、このコンデンサ41は、第2の電極206Cを第1の電極とし、層間絶縁膜211を誘電体とし、電極211を第2の電極として構成されている。更に、第1の電極203Cと第1の半導体領域202とはpn接合を有し、ドレイン端子Dがソース端子Sよりも電位が高いとき、逆バイアスとなる。逆に、レイン端子Dがソース端子Sよりも電位が低いとき、順バイアスとなる。層間絶縁膜210の膜厚はパワーMISFET3のゲート絶縁膜205Mの膜厚に比べてかなり厚いので、コンデンサ4、コンデンサ41のそれぞれの素子サイズ(平面面積)が同等の場合、コンデンサ41の容量値はコンデンサ4の容量値に比べて小さい。
コンデンサ領域40において、誘電体205Cにはコンタクト開口205CHが配設されている。このコンタクト開口205CHに重複する領域においては、このコンタクト開口205CHの開口サイズよりも大きい開口サイズを有し、第2の電極206Cに形成されたコンタクト開口206CHが配設されている。そして、コンタクト開口205CH及び206CHに重複する領域において、層間絶縁膜210には第1の電極203Cと層間絶縁膜210上の電極211との間を電気的に接続するコンタクト開口210CHが配設されている。このコンタクト開口210CH(及びコンタクト開口205CH及び206CH)は、図1及び図5に示すように、半導体チップ2のコンデンサ領域40において第1の辺21からそれに対向する第2の辺22に向かって細長いスリット状の平面形状(スリットパターン)を有する。このコンタクト開口210CHは第3の辺23からそれに対向する第4の辺24に向かって一定間隔において複数配列されている。すなわち、コンタクト開口210CHの平面形状は梯子形状である。なお、コンタクト開口210CHの平面形状は、必ずしもスリット形状に限定されるものではなく、例えば正方形、長方形、円形、楕円形、五角形以上の多角形を有するいずれかの平面形状であってもよい。この場合には、コンタクト開口210CHは横方向及び縦方向に複数配列されるドットパターンである。
コンタクト開口210CHが一定間隔において複数配列されることにより、コンデンサ4の容量値を稼ぐための占有面積を拡大しつつ、コンデンサ4の第1の電極203Cと電極211との間のコンタクト面積を均一な分布において確保することができ、双方の間の電流の流れ及びコンデンサ領域40における電位分布を良好にし、電流密度の集中を防止することができる。更に、半導体チップ2の中央部にコンデンサ4により構築されたらコンデンサ領域40を備え、半導体チップ2の周辺部にパワーMISFET3により構築されたセル領域30を備えているので、最も温度が上昇しやすい半導体チップ2の中央部におけるオン動作中の熱の発生を抑制することができる。
コンデンサ4の第1の電極(p型半導体領域)203Cにおいて、コンタクト開口210CHを通して電極211が接続された領域203C1は、それ以外の領域に比べて不純物密度を高く設定している。この第1の電極203Cの領域203C1にはコンタクト開口210CHを通してp型不純物が追加して導入されており、第1の電極203Cと電極211との間のコンタクト抵抗(オーミック抵抗)を減少することができる。この領域203C1は例えば 1 x 1017 atoms/cm3 − 3 x 1017 atoms/cm3の不純物密度に設定されている。
ゲート用外部端子211G1、211G2及びソース用外部端子211Sのボンディング領域を除き、セル領域30上及びコンデンサ領域40上を含む半導体チップ2の主面上には保護膜212が配設されている。保護膜212は例えば燐シリケートガラス膜、樹脂膜等により構成されている。
このように構成される本実施の形態に係る半導体装置1においては、パワーMISFET3の第2の半導体領域207Mとゲート電極206Mとの間にコンデンサ4を挿入したので、スイッチング速度を緩和することができ、外部装置の誤動作を誘発することを防止することができる。
更に、コンデンサ4においては、第2の電極206CがパワーMISFET3のゲート電極206Mを利用して構成され、誘電体205Cがゲート絶縁膜205Mを利用して構成されているので、簡易に構築することができる。
更に、半導体チップ2の中央部にコンデンサ領域40を配設し、半導体チップ2の周辺部にセル領域30を配設しているので、最も温度が上昇する半導体チップ2の中央部のオン動作による熱の発生を防止することができる。
更に、コンデンサ領域40においては、コンデンサ4の第1の電極203Cとその上層に配設された電極211との間が複数のコンタクト開口210CHを通して電気的に接続されているので、電流密度の集中を防止することができる。また、コンデンサ4の第1の電極203Cの電極211との接続部分の領域203C1の不純物密度が高く設定されているので、第1の電極203Cと電極211とのコンタクト抵抗を減少することができる。
[半導体素子の製造方法]
次に、前述の本実施の形態に係る半導体装置1の製造方法を、図4乃至図11を用いて説明する。
まず、最初に、n型シリコン単結晶基板からなる基板201が準備される(図6参照。)。この基板201の主面上又は主面部に半導体領域202が形成される(図6参照。)。セル領域30において、半導体領域202はパワーMISFET3の第1の半導体領域(n型ドレイン領域)として使用される。
図6に示すように、半導体領域201の主面上に、セル領域30においてゲート絶縁膜205Mが形成され、コンデンサ領域40において誘電体205Cが形成される。ここでは、ゲート絶縁膜205M、誘電体205Cのそれぞれは同一製造工程により同一製造条件において形成される。
図7に示すように、コンデンサ領域40において、半導体領域202の主面部にコンデンサ4の第1の電極203Cが形成される。ここでは、図示しないが、第1の電極203Cは、例えば、少なくともセル領域30を覆う、フォトリソグラフィ技術を用いて形成されたフォトマスクを耐イオン注入マスクとして使用し、p型不純物をイオン注入法により注入し、この工程の後にp型不純物を活性化することにより形成される。
図8に示すように、セル領域30においてゲート絶縁膜205M上にゲート電極206Mが形成されるとともに、コンデンサ領域40において誘電体205C上に第2の電極206Cが形成される。ゲート電極206M、第2の電極206Cのそれぞれは同一製造工程により同一製造条件において形成される。コンデンサ領域40において、第2の電極206Cが形成されると、第1の電極203C、誘電体205C及び第2の電極206Cを備えたコンデンサ4をほぼ完成させることができる。
図9に示すように、セル領域30において半導体領域202の主面部に第3の半導体領域(p型ボディ領域)204Mが形成される。ここでは、図示しないが、第3の半導体領域203Cは、例えば、少なくともコンデンサ領域40を覆う、フォトリソグラフィ技術を用いて形成されたフォトマスク及びゲート電極206Mを耐イオン注入マスクとして使用し、p型不純物をイオン注入法により注入し、この工程の後にp型不純物を活性化することにより形成される。
引き続き、図10に示すように、セル領域30において第3の半導体領域203Mの主面部に第2の半導体領域(ソース領域)207Mが形成される。ここでは、図示しないが、第2の半導体領域207Mは、第3の半導体領域204Mと同様のフォトマスク及びゲート電極206Mを耐イオン注入マスクとして使用し、n型不純物をイオン注入法により注入し、この工程の後にn型不純物を活性化することにより形成される。セル領域30において、この第2の半導体領域207Mが形成されると、第1の半導体領域(半導体領域202)、第2の半導体領域207M、第3の半導体領域204M、ゲート絶縁膜205M及びゲート電極206Mを備えたパワーMISFET3をほぼ完成させることができる。
次に、セル領域30においてゲート電極206M上及びコンデンサ領域40において第2の電極206C上を覆う層間絶縁膜210が形成される(図3及び図4参照。)。引き続き、セル領域30において層間絶縁膜210にコンタクト開口210MHが形成されるとともに、コンデンサ領域40において層間絶縁膜210にコンタクト開口210CHが形成される。
図11に示すように、少なくとも層間絶縁膜210のコンタクト開口210CHを通してコンデンサ4の第1の電極203Cの主面部にp型不純物が導入され、このp型不純物を活性化することにより第1の電極203Cに不純物密度の高い領域203C1が形成される。
この後、層間絶縁膜210上に、セル領域30においてコンタクト開口210MHを通してパワーMISFET3の第2の半導体領域207M及び第3の半導体領域204Mに電気的に接続される電極211が形成される(図3及び図4参照。)。更に、同一製造工程において、層間絶縁膜210上に、コンデンサ領域40においてコンタクト開口210CHを通してコンデンサ4の第1の電極203Cに電気的に接続される電極211が形成される。
最後に、電極211上に保護膜212が形成される。この保護膜212が形成されると、本実施の形態に係る半導体装置1の半導体チップ2を完成させることができる。
このような本実施の形態に係る半導体装置1の製造方法においては、コンデンサ4の第2の電極206Cを形成する工程がパワーMISFET3のゲート電極206Mを形成する工程と同一製造工程において形成され、コンデンサ4の誘電体205Cを形成する工程がパワーMISFET3のゲート絶縁膜205Mを形成する工程と同一製造工程において形成される。従って、コンデンサ4を形成する工程の大半がパワーMISFET3を形成する工程において兼用することができるので、半導体装置1の製造工程数を削減することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明を一実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものでない。本発明は様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術に適用することができる。例えば、前述の実施の形態は半導体チップ2にパワーMISFETを搭載した例を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、IGBT及びコンデンサが搭載された半導体チップを組み込む半導体装置に適用することができる。
本発明の一実施の形態に係る半導体装置の平面図である。 図1に示す半導体装置の回路構成図である。 図1に示す半導体装置の要部断面図(図1に示すF3−F3切断線で切った断面図)である。 図1に示す半導体装置の要部断面図(図1に示すF4−F4切断線で切った断面図)である。 本実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する第1の工程断面図である。 第2の工程断面図である。 第3の工程断面図である。 第4の工程断面図である。 第5の工程断面図である。 第6の工程断面図である。 第7の工程断面図である。
符号の説明
1…半導体装置
2…半導体チップ
21…第1の辺
22…第2の辺
23…第3の辺
24…第4の辺
3…パワーMISFET
30…セル領域
4、41、42…コンデンサ
40…コンデンサ領域
201…基板
202…半導体領域(第1の半導体領域)
203C…第1の電極
203C1…領域
204M…第3の半導体領域
205M…ゲート絶縁膜
205C…誘電体
206M…ゲート電極
206C…第2の電極
207M…第2の半導体領域
210…層間絶縁膜
205CH、206CH、210MH、210CH…コンタクト開口
211…電極
211G1、211G2…ゲート用外部端子
211S…ソース用外部端子
212…保護膜

Claims (7)

  1. 第1の導電型を有する一対の第1の半導体領域及び第2の半導体領域と、
    前記第1の半導体領域と前記第2の半導体領域との間に配設され、前記第1の導電型とは逆の第2の導電型を有する第3の半導体領域と、
    前記第3の半導体領域上のゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上のゲート電極と、を有するトランジスタ部と、
    前記トランジスタ部の前記第2の半導体領域に電気的に接続される第1の電極と、
    前記ゲート電極に電気的に接続された第2の電極と、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に配設された誘電体と、を有するコンデンサ部と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記トランジスタ部及び前記コンデンサ部は同一基板に配設され、前記コンデンサ部は前記基板主面の中央部に配設され、前記トランジスタ部は基板主面の前記コンデンサ部の外周囲の周辺部に配設されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1の電極は前記第2の導電型の第4の半導体領域により構成され、前記第2の電極は前記ゲート電極と同一の導電体により構成され、前記誘電体は前記ゲート絶縁膜と同一の絶縁膜により構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記コンデンサ部の前記第2の電極上に、層間絶縁膜を介在し、前記トランジスタ部の前記第3の半導体領域と前記コンデンサ部の前記第1の電極との間を電気的に接続する導体を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記コンデンサ部の領域において前記誘電体には一定間隔において複数のコンタクト開口が配設され、前記導体は前記コンタクト開口を通して前記第2の電極に電気的に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記コンタクト開口の平面形状は一方向に細長いスリットパターン又はドットパターンであることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記第4の半導体領域において前記コンタクト開口を通して前記導体が接続される一部分の領域の不純物密度がその他の部分の不純物密度に対して高く設定されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の半導体装置。
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