JP2009243294A - 自動二輪車用蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸発燃料の吸入を効率良く行うとともに、吸気通路の圧力変動、圧力分布のばらつきを小さくして蒸発燃料を安定して処理する。
【解決手段】エンジン22に接続されたキャブレタ46に燃料を供給する燃料タンク26を備え、この燃料タンク26内に貯留された燃料から蒸発した蒸発燃料を排出管91を介してキャニスタ92に一端蓄え、このキャニスタ92から蒸発燃料をパージ配管98を介してエンジン22の吸気系に吸気負圧を利用して供給するときに、パージ配管98の途中に設けられたパージ制御弁94で蒸発燃料の供給量を制御するようにした自動二輪車用蒸発燃料処理装置50において、パージ配管98を、キャブレタ46に設けられたピストンバルブ122を収納するキャブレタボディ96に接続した。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動二輪車用蒸発燃料処理装置の改良に関するものである。
自動二輪車などエンジンを搭載した車両では、エンジンに供給される燃料を貯える燃料タンク内で燃料が蒸発してガス状の蒸発燃料が出来る。この蒸発燃料は、その成分がHC(ハイドロカーボン)であるため、大気中に排出されないように燃料タンクに接続されたキャニスタ内に一端吸着し、エンジンの吸気系の吸気負圧を利用してエンジン内に吸入させ燃焼させるための蒸発燃料処理装置が採用されている。
このような従来の蒸発燃料処理装置として、内燃機関に設けられた吸気通路にキャニスタを接続することで、キャニスタに蓄えられた蒸発燃料を混合気とともに内燃機関に吸入させるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭61−258963号公報
特許文献1の図を以下で説明する。
内燃機関1に設けられた吸気通路4には気化器7が接続され、この気化器7にエアクリーナ8が接続され、気化器7には供給管10を介して燃料タンク9が接続されている。
燃料が蒸発して出来る蒸発燃料を大気中に排出させないように内燃機関1に吸入させて燃焼させるため、燃料タンク9は、吸気通路4まで、燃料タンク9側から順に、制御弁20が途中に設けられたガス排出管16、キャニスタ17、負圧管19で接続されている。
キャニスタ17を負圧管19を介して直接に吸気通路4に接続すると、吸気通路4内の大きな吸気負圧がキャニスタ17に作用することがあり、大きな吸気負圧で大量の新気をキャニスタ17内に導入してキャニスタ17内の活性炭に吸着されている蒸発燃料を離脱させやすくなるが、多量の蒸発燃料が吸気系に吸入されると、混合気の空燃比が大きく変動してしまい、燃焼が不安定になる。従って、燃焼に影響を与えないように吸気負圧を抑えつつ蒸発燃料を安定に内燃機関1に導入する必要がある。
更に、キャニスタ17、燃料タンク9などの蒸発燃料処理装置に大きな吸気負圧が作用する場合は、吸気負圧に耐え得るように蒸発燃料処理装置の強度を上げなければならない。
本発明の目的は、作用する吸気負圧が抑えられ、且つ蒸発燃料が安定に処理できる自動二輪車用蒸発燃料処理装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、エンジンに接続されたキャブレタに燃料を供給する燃料タンクを備え、この燃料タンク内に貯留された燃料から蒸発した蒸発燃料を排出管を介してキャニスタに一端蓄え、このキャニスタから蒸発燃料をパージ配管を介してエンジンの吸気系に吸気負圧を利用して供給するときに、パージ配管の途中に設けられたパージ制御弁で蒸発燃料の供給量を制御するようにした自動二輪車用蒸発燃料処理装置において、パージ配管を、キャブレタに設けられたピストンバルブを収納するキャブレタボディに接続したことを特徴とする。
作用として、吸気負圧は、エンジンの吸気系からキャブレタボディ内の小空間を介してキャニスタに作用するから、キャニスタに大きな吸気負圧が作用しにくくなる。キャニスタからキャブレタ内の小空間を介してエンジンの吸気系に至る通路の通路抵抗が大きくなり、蒸発燃料は吸気系に少量ずつ徐々に安定に吸入される。
請求項2に係る発明は、キャブレタボディの内壁に突出する凸部と、この凸部にスライド自在に嵌合させるためにピストンバルブの軸方向に設けられたスリットとを備え、パージ配管を、キャブレタボディのスリットに臨む位置に接続したことを特徴とする。
作用として、ピストンバルブのスリットで小空間が形成され、この小空間に臨む位置にパージ配管を接続することで、蒸発燃料が小空間を通ってスムーズに流れる。スリットの幅を適宜選択・変更すれば、小空間の容積を変化させることによって、又はキャブレタボディの側面に設けられたパージ孔の径を適宜選択・変更することによっても、蒸発燃料の流量を変更することが可能になる。
請求項1に係る発明では、パージ配管を、キャブレタに設けられたピストンバルブを収納するキャブレタボディに接続したので、キャブレタボディとピストンバルブとの間に出来る小空間によって、キャニスタに作用する吸気負圧の影響を緩和することができ、また、ピストンバルブの開度によって発生する吸入負圧をコントロールして、吸気系に蒸発燃料を少量ずつ徐々に安定して吸入させることができる。
請求項2に係る発明では、キャブレタボディの内壁に突出する凸部と、この凸部にスライド自在に嵌合させるためにピストンバルブの軸方向に設けられたスリットとを備え、パージ配管を、キャブレタボディのスリットに臨む位置に接続したので、スリット内の所定の大きさの小空間にパージ配管を連通させることができ、蒸発燃料をスリットを介してスムーズに流すことができるとともに、スリットの幅を調整する、又はパージ孔径を調整して蒸発燃料の流量を調整することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る蒸発燃料処理装置を備えた自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、骨格となる車体フレーム11が、前端に設けられたヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後方斜め下方に延びるメインフレーム13と、このメインフレーム13の後端に取付けられたピボットプレート14と、メインフレーム13の途中から後方斜め上方に延びる左右一対のシートレール16,17(手前側の符号16のみ示す。)と、メインフレーム13の後端及びシートレール16,17のそれぞれを連結する左右一対のサブフレーム18,19(手前側の符号18のみ示す。)とから構成され、ヘッドパイプ12にフロントフォーク21が操舵自在に取付けられ、メインフレーム13及びピボットプレート14にエンジン22が取付けられ、ピボットプレート14にピボット軸23を介してスイング自在にスイングアーム24が取付けられ、シートレール16,17に燃料タンク26が取付けられている。
フロントフォーク21は、その上部を構成するステアリングステム31にバーハンドル32が取付けられ、下端に前輪33が取付けられている。
エンジン22は、後部に一体的に変速機34が設けられて前後に長くほぼ水平に配置され、クランクケース36にシリンダブロック37が取付けられ、このシリンダブロック37にシリンダヘッド38が取付けられた駆動源である。
シリンダヘッド38の上部には吸気装置41が取付けられ、シリンダヘッド38の下部には排気装置42が取付けられている。
吸気装置41は、シリンダヘッド38に吸気管44を介して接続されたキャブレタ46と、このキャブレタ46にコネクティングチューブ(不図示)を介して接続されたエアクリーナ47とからなり、キャブレタ46に後で詳述する蒸発燃料処理装置50が接続されている。
排気装置42は、シリンダヘッド38に取付けられた排気管51と、この排気管51の後端に接続されたマフラ52とからなる。
変速機34は、クランクケース36の側面から出力軸54が突出し、この出力軸54にドライブスプロケット56が取付けられている。
スイングアーム24は、後端に後輪58が取付けられている。
後輪58には一体的にドリブンスプロケット61が設けられ、ドライブスプロケット56とドリブンスプロケット61とにチェーン62が掛けられている。
スイングアーム24の後端と、シートレール16,17にそれぞれ設けられたブラケット64,66(手前側の符号64のみ示す。)とにはリヤクッションユニット67,67(手前側の符号67のみ示す。)が渡されて取付けられている。
ここで、符号71はハンドルカバー、72はフロントカバー、73はフロントフェンダ、74はレッグシールド、76はシート、77はボディカバー、78はテールランプ、81はリヤフェンダ、82はメインスタンドである。
図2は本発明に係る自動二輪車の要部側面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表している。)であり、燃料タンク26とキャブレタ46との間に、燃料タンク26内の燃料が蒸発して出来た蒸発燃料を吸気装置41のキャブレタ46に吸入させる蒸発燃料処理装置50が設けられたことを示している。
蒸発燃料処理装置50は、燃料タンク26内に存在する蒸発燃料の成分であるHC(炭化水素)をエンジンの吸気負圧により吸気系に混合気とともに吸入して燃焼させるシステムであり、燃料タンク26の上部に設けられたタンク側バルブ(不図示)に一端が接続された蒸発燃料の排出管91と、この排出管91の他端に接続されたキャニスタ92と、このキャニスタ92に一端が接続された第1パージ配管93と、この第1パージ配管93の他端に接続されたパージ制御弁94と、このパージ制御弁94に一端が接続されるとともに他端がキャブレタ46、詳しくは、キャブレタ46を構成するキャブレタボディ96の側面に接続された第2パージ配管97とからなる。
上記したタンク側バルブは、吸入口が燃料タンク26内の気相に開口し、吐出口が排出管91に接続されたものであり、燃料タンク26の内圧が所定値以上で開弁し、蒸発燃料がキャニスタ92に送られる。
キャニスタ92は、内部に活性炭が充填された容器であり、メインフレーム13の後部の上方であってシートレール16,17(手前側の符号16のみ示す。)及び燃料タンク26の下方の空間103、即ちメインフレーム13とシートレール16,17との間の空間103に配置され、また、メインフレーム13とシートレール16,17との接合部104の後方(直後)に配置されている。なお、102はエンジン22のクランク軸である。
メインフレーム13の後部であってキャニスタ92の後方には、バッテリ(不図示)を収容するバッテリケース(不図示)が設けられ、このバッテリケースに設けられたキャニスタ取付部にキャニスタ92が取付けられている。
図中の符号105はキャニスタ92内と外部とを連通させるためにキャニスタ92から下方に延び、下端が大気に開放された外部連通管であり、キャニスタ92で浄化された後の空気を外部に排出させる部分である。
符号106はキャニスタ92内に新気を導入する新気導入管であり、一端が燃料タンク26の下方で大気に開放され、他端がキャニスタ92に接続されている。
キャニスタ92内に流入した蒸発燃料は、活性炭に一旦吸着される。そして、吸気系の吸気負圧がキャニスタ92に作用したときに、新気導入管106でキャニスタ92内に導入された新気により、蒸発燃料は、活性炭から離脱してキャブレタ46内へ吸入される。
パージ制御弁94は、一度に多量の蒸発燃料がキャブレタ46内に吸入されて混合気の空燃比が大きく変動するのを防ぐために蒸発燃料の吸入量を制御する一方向弁であり、メインフレーム13の下部に図示せぬブラケットを介して取付けられ、エンジン22の上方であってクランクケース36の上部に取付けられたスタータモータ107の後方に配置され、且つメインフレーム13の下方に配置され、キャニスタ92の前方に配置され、所定値以上の負圧が作用したときにキャニスタ92からキャブレタ46への蒸発燃料の流れを許容し、キャブレタ46からキャニスタ92へのガスの流れを阻止する。
上記の第1バージ配管93及び第2パージ配管97は、パージ配管98を構成する部品であり、上記したパージ制御弁94は、パージ配管98の途中に設けられている。
図3は本発明に係る自動二輪車の要部を示す平面図であり、第1パージ配管93、パージ制御弁94、第2パージ配管97が平面視でS字形状、即ち、パージ配管98及びパージ制御弁94がS字形状を成すように配置され、蒸発燃料処理装置50の全体としては、スムーズに蛇行した形状を成すため、蒸発燃料をスムーズに流すことができる。
キャニスタ92は、その長手方向が車幅方向に延びるように配置され、また、ピボット軸23よりも前方に配置され、更に、燃料タンク26の前部の下方に配置されている。なお、92bは第1パージ配管93が接続されたキャニスタ92の吐出口、92dは新気導入管106が接続された新気吸入口である。
パージ制御弁94は、その長手方向が車幅方向に延びるように配置され、また、スタータモータ107の後方に配置されている。なお、94aは第1パージ配管93が接続されたパージ制御弁94の吸入口、94bは第2パージ配管97が接続された吐出口である。
図4は本発明に係る蒸発燃料処理装置を示す背面図であり、排出管91の下端がキャニスタ92の吸入口92aに接続され、キャニスタ92の吐出口92bに第1パージ配管93が接続され、第1パージ配管93の前端にパージ制御弁94の吸入口94aが接続され、パージ制御弁94の吐出口94bに第2パージ配管97が接続され、第2パージ配管97の前端がキャブレタボディ96の側面に設けられた吸入管96aに接続されている。
また、キャニスタ92の一端に設けられた外部連通口92cに外気連通管105が接続され、キャニスタ92の一端に設けられた新気吸入口92dに新気導入管106が接続されている。
キャブレタ46は、そのキャブレタボディ96に、内部にピストンバルブ(不図示)が上下にスライドする筒部96bと、吸気管44(図1参照)に接続するためのフランジ部96cとを備え、筒部96bに車幅方向、詳しくは車体左方に突出する吸入管96aを備える。なお、96d,96dはキャブレタ46を吸気管44に接続するボルトを通すためにフランジ部96cに開けられたボルト挿通穴である。
図5は本発明に係るキャブレタの断面図であり、キャブレタ46は、上部を構成するキャブレタボディ96と、このキャブレタボディ96の下部に取付けられたロアボディ121と、キャブレタボディ96内に上下移動自在に配置された有底筒状のピストンバルブ122と、このピストンバルブ122を下降させる方向に付勢するスプリング123と、キャブレタボディ96の筒部96bの上部を塞ぐとともにケーブル124の端部を支持するケーブル支持部126とからなる可変ベンチュリ型のものである。なお、125はキャブレタボディ96とロアボディ121との間をシールするOリングである。
キャブレタボディ96は、筒部96bと、この筒部96bの下部に一体に設けることでフロート室125の上部を形成するフロート室上部96fとからなり、筒部96bは、左側面に、前述の吸入管96aが設けられるとともに、ピストンバルブ122の回り止めをする2本の回り止めピン127,128が取付けられ、右側面にピストンバルブ122の下限位置を調整するバルブ位置調整ピン131がねじ込まれている。
フロート室上部96fは、ロアボディ121とでフロート室125を形成し、内部に燃料タンク26(図1参照)から供給される燃料が溜められる。
フロート室上部96fの天井の中央からは下方に筒状部96gが突出している。
ピストンバルブ122は、固定部材133が固定された底部122aと、凸部を形成する回り止めピン127,128にガイドされるスリット122b(クロスハッチングを施した部分である。)が軸方向に形成された筒状の側壁122cと、キャブレタボディ96に形成された主空気通路96k(エアクリーナ側とエンジン側とを連通させる、いわゆる、メインボアである。)の断面積を変化させる、即ち、スロットル開度を変化させるために下端部に形成された凹形状の通路部122dとからなる。
固定部材133は、下部に下方に延びるジェットニードル134が取付けられ、上部にケーブル124の先端が取付けられている。
スリット122bは、吸入管96a内に開けられた吸入通路96jの端部に連通するパージ孔96hが臨んでいる部分である。
主空気通路96kに適正な量の燃料を噴射して必要な濃さの混合気を得るための燃料供給部140は、キャブレタボディ96の筒状部96gに挿入された筒状のニードルジェットホルダー141と、このニードルジェットホルダー141を下から支持するようにして筒状部96gの下端部にねじ結合されたジェット支持部材142と、このジェット支持部材142にねじ結合されたメインジェット143と、ニードルジェットホルダー141内に挿入されたジェットニードル134とからなる。
ニードルジェットホルダー141は、筒状部96gに形成された中空部96nの上端部に配置されるとともに一部が主空気通路96kに突出したアッパニードルジェット146と、このアッパニードルジェット146にジェット支持部材142で下から押し付けられたロアニードルジェット147とからなる。
ニードルジェットホルダー141は、ジェットニードル134とで燃料が通過する燃料通路を形成し、ピストンバルブ122と共に上下動することで、テーパ状のジェットニードル134とニードルジェットホルダー141との間の燃料通路の断面積が変化し、通過する燃料流量が変化する。
メインジェット143は、燃料流量を規制するオリフィスを備えた部品である。
フロート室125内の燃料は、メインジェット143、ニードルジェットホルダー141とジェットニードル134との間の燃料通路を通り、アッパニードルジェット146の上部開口とジェットニードル134との間から主空気通路96k内に噴出する。
また、キャブレタボディ96の筒部96bに設けられた吸入管96aはキャニスタ92(図2参照)側に接続されているため、キャブレタ46の主空気通路96k内が負圧になると、キャニスタ92内に吸着されていた蒸発燃料は、パージ配管98(図3参照)を通り、吸入管96aからスリット122b内の小空間に流入し、この小空間から主空気通路96k内に吸入され、混合気と共にエンジンの燃焼室に至り、燃焼する。
ケーブル支持部126は、キャブレタボディ96の筒部96bの上端にねじ結合されたキャップ部材151と、このキャップ部材151に下端が取付けられた管状部材152とからなり、環状部材152の上端にケーブル124、詳しくは、ケーブル124を構成するアウタケーブル153の端部が挿入されている。
図中の符号155はキャップ部材151と管状部材152とに亘って被せられたゴム製の第1カバー部材、符号156は管状部材152とアウタケーブル153とに亘って被せられたゴム製の第2カバー部材であり、第1カバー部材155及び第2カバー部材156は共に筒部96b内及び管状部材152内に土埃、雨水等が侵入しないようにシールしている。
ケーブル124は、上記のアウタケーブル153と、このアウタケーブル153内に移動自在に挿入されたインナワイヤ158とからなり、インナワイヤ158の一端は固定部材133に連結され、インナワイヤ158の他端は、バーハンドル32(図1参照)に設けられたスロットルグリップに接続されている。
図6は図5の6−6線断面図であり、キャブレタボディ96の筒部96bにピストンバルブ122が移動自在に収納され、このピストンバルブ122の側壁122cにスリット122bが形成され、このスリット122bにパージ孔96hが臨んでいる。
スリット122b内は小空間であり、このような小空間を介してキャニスタ92(図2参照)が吸気系(図5に示されたキャブレタ46の主空気通路96k)に接続されることで、キャニスタ92から吸気系に至る経路の通気抵抗が大きくなり、従来のようにキャニスタを直接に吸気管に接続するのに比べて、キャニスタ92に大きな吸気負圧が作用しにくくなり、また、主空気通路96k内に一度に多量の蒸発燃料が流入しなくなって主空気通路96k内の圧力変動や圧力分布のばらつきが小さくなり、キャニスタ92から蒸発燃料を吸気系へ安定して供給することができる。
また、例えば、キャニスタから吸気系までの間に通気抵抗を大きくするオリフィス等を特別に設けることも考えられるが、本発明では、筒部96bに対するピストンバルブ122の回り止めのためのスリット122bを蒸発燃料の通路として利用することで、上記のオリフィス等を特別に設ける必要がなく、コストアップを抑えることができる。
更に、スリット122bの幅を適宜選択・変更することで、スリット122bの断面積、即ち、スリット122b内の小空間の容積を変更する、又はキャブレタボディ96の側面に設けられたパージ孔96hの径を適宜選択・変更することによっても、蒸発燃料の流量を調整することができる。
図7は本発明に係るピストンバルブの斜視図であり、ピストンバルブ122は、円筒状の側壁122cに軸方向にスリット122bが形成された部品であり、このスリット122bが蒸発燃料の通る通路として利用されている。
即ち、スリット122bは、本来は、キャブレタボディ96(図5参照)側に対して回り止めされる部分であるが、スリット122bの下端側が主空気通路96k(図5参照)に連通するため、スリット122bの上端側のキャブレタボディ96にキャニスタ92側から延びるパージ配管98(図2参照)を接続することで、蒸発燃料通路を兼ねている。
スリット122bは、幅が狭く、且つ長い通路であるため、通気抵抗が大きく、吸気負圧を低下させるには都合がよい。
図8(a)〜(e)は本発明に係るピストンバルブの説明図である。
(a)はピストンバルブ122の側面図であり、図の奥側にスリット122bが配置されている。
ピストンバルブ122は、下端に備える通路部122dの前部に傾斜部122fが形成され、この傾斜部122fによって、主空気通路96k(図5参照)内の空気流に対する抵抗を減らす役目をしている。なお、122gはピストンバルブ122の右側部下部に形成された下部スリットである。
(b)は(a)のb矢視図であり、ピストンバルブ122の側壁122c、詳しくは、側壁122cの左側部にスリット幅Wのスリット122bが形成されたことを示している。
(c)は(a)のc矢視図であり、ピストンバルブ122の下部中央にジェットニードル134(図5参照)が嵌合される嵌合穴122jが開けられている。
(d)は(b)のd−d線断面図であり、ピストンバルブ122の側壁122cの内側であってピストンバルブ122の高さの中央よりも下側寄りに中間壁122mが側壁122cと一体に形成され、この中間壁122mに嵌合穴122jが形成されている。
(e)は(b)のe−e線断面図であり、スリット122b(クロスハッチングが施された部分である。)がピストンバルブ122の高さの全体に亘って形成されている。
図9(a)〜(c)は本発明に係るパージ制御弁を示す断面図である。
(a)において、パージ制御弁94は、ガスの流れを一方向にだけ許容する一方向弁(いわゆる、ワンウェイバルブである。)であり、樹脂製の第1部材94Aと樹脂製の第2部材94Bとが接合され、内側に樹脂製の弁体161と圧縮コイルばね162とが収納されるもので、弁本体94dと、この弁本体94dから車幅方向(図の上下方向)に延びる吸入口94a及び吐出口94bとが設けられた部品である。
吸入口94a及び吐出口94bは、自動二輪車10(図1参照)にバージ制御弁94を取付けた場合には、車幅方向(図の上下方向)に延びる。
弁本体94aは、箱形のケース部94eと、このケース部94e内に収納された弁としての弁体161と、この弁体161が通路を閉じる方向に付勢する圧縮コイルばね162とからなる。
ケース部94eは、弁体161を収納する弁収納室94cに、弁体161が当接自在にされた弁シート94fと、圧縮コイルばね162の一端を位置決めする凹部94gとが形成された部分である。
弁収納室94cは、弁シート94fよりも吸入口94a側に形成された第1室94jと、この第1室94jよりも大きく形成されるとともに弁シート94fよりも吐出口94b側に形成された第2室94kとからなる。なお、94mは吐出口94bから第2室94k内に突出する突出部、複数の94nは突出部94mの側面に形成された通気穴である。
弁体161は、第1室94j内に挿入された小径部161aと、第2室94k内に配置された大径部161bと、圧縮コイルばね162の他端を位置決めする凸部161cとが一体成形された部品である。
(b)は(a)のb−b線断面図であり、ケース部94eを構成する小径筒部94pの内面に複数の内突起94qが一体に形成され、この内突起94qで弁体161の小径部161aがスライド自在に支持されたことを示している。なお、166は小径筒部94pの内面と小径部161aの外面とで囲まれた第1空間である。
(c)は(a)のc−c線断面図であり、弁体161の大径部161bに複数の外突起161eが一体に形成され、これらの外突起161eが、ケース部94eを構成する大径筒部94rの内面にスライド自在に支持されたことを示している。なお、167は大径筒部94rの内面と大径部161bの外面とで囲まれた第2空間である。
(a)において、圧縮コイルばね162は、弁体161を弁シート94fに所定の荷重で押し付けるように弾性力が設定された部品であり、図では圧縮コイルばね162が弁体161を弁シート96fに押し付けて閉弁した状態にある。
吸入口94aから吐出口94bへの方向に蒸発燃料を含むガスが流れる際の圧力による荷重が圧縮コイルばね162の設定荷重を超えると、弁体161が弁シート94fから離れる、即ち、弁が開き、(a)〜(c)において、第1空間166と第2空間167とが連通する、即ち、第2空間167と吐出口94bとは通気穴94nを介して連通しているから、吸入口94aと吐出口94bとが連通する。
吸気系(キャブレタ46)のガスが吐出口94bから吸入口94aへ流れることは常に阻止される。
弁体161は、弁収納室94c内をパージ制御弁94の長手方向(図の上下方向)に移動して開弁又は閉弁するが、パージ制御弁94の長手方向が車幅方向に延びるように配置されているので、例えば、自動二輪車が、発進、停止あるいは走行中に前後方向に振動したり、路面の凹凸によって上下方向に振動しても、その振動が弁体161に作用して弁体161を移動させるというような影響が無いため、常に安定して蒸発燃料の処理を行うことができる。
以上に述べた蒸発燃料処理装置50の作用を次に説明する。
図10(a),(b)は本発明に係る蒸発燃料処理装置の作用を示す作用図である。
(a)において、燃料タンク26内の燃料の蒸発が盛んになり、燃料タンク26内の圧力が高くなると、蒸発燃料は、矢印(実線)で示すように燃料タンク26から排出管91を通ってキャニスタ92に至り、キャニスタ92内の活性炭に吸着される。このとき、パージ制御弁94は閉じている。
このとき、蒸発燃料が除かれた空気は、矢印(破線)で示すように外部連通管105から外部に排出される。
(b)において、キャブレタ46の主空気通路内の吸気負圧が所定の圧力になると、パージ制御弁94が白抜き矢印で示すように開き、矢印(破線)で示すように新気導入管106からキャニスタ92内に新気が導入されることにより、キャニスタ92内の活性炭に吸着されていた蒸発燃料は、キャニスタ92内に取り入れられた空気によって活性炭から離脱し、空気と共に、矢印(実線)で示すように、第1パージ配管93、パージ制御弁94及び第2パージ配管97を通ってキャブレタ46の主空気通路に吸入される。
以上の図2、図5に示したように、本発明は、エンジン22に接続されたキャブレタ46に燃料を供給する燃料タンク26を備え、この燃料タンク26内に貯留された燃料から蒸発した蒸発燃料を排出管91を介してキャニスタ92に一端蓄え、このキャニスタ92から蒸発燃料をパージ配管98を介してエンジン22の吸気系に吸気負圧を利用して供給するときに、パージ配管98の途中に設けられたパージ制御弁94で蒸発燃料の供給量を制御するようにした自動二輪車10(図1参照)用の蒸発燃料処理装置50において、パージ配管98を、キャブレタ46に設けられたピストンバルブ122を収納するキャブレタボディ96に接続したので、キャブレタボディ96とピストンバルブ122との間に出来る小空間によって、キャニスタ92に作用する吸気負圧の影響を緩和することができ、また、ピストンバルブの開度によって発生する吸入負圧をコントロールして、吸気系に蒸発燃料を少量ずつ徐々に安定して吸入させることができる。
また本発明は、キャブレタボディ96の内壁に突出する凸部としての回り止めピン127,128と、この回り止めピン127,128にスライド自在に嵌合させるためにピストンバルブ122の軸方向に設けられたスリット122bとを備え、パージ配管98を、キャブレタボディ96のスリット122bに臨む位置に接続したので、スリット122b内の所定の大きさの小空間にパージ配管98を連通させることができ、蒸発燃料をスリット122bを介してスムーズに流すことができるとともに、スリット122bの幅を調整する、又はパージ孔径を調整して蒸発燃料の流量を調整することができる。
図11は本発明に係る蒸発燃料処理装置の別実施形態を示す自動二輪車の要部平面図であり、燃料タンク26とキャブレタ46との間に、燃料タンク26内の燃料が蒸発して出来た蒸発燃料を吸気装置41のキャブレタ46内に吸入させる蒸発燃料処理装置170が設けられたことを示している。
図2に示した実施形態と同一構成については同一符号を付け、詳細説明は省略する。
蒸発燃料処理装置170は、図3に示された蒸発燃料処理装置50に対してパージ制御弁94の位置を異ならせたものであり、排出管91と、キャニスタ92と、このキャニスタ92に一端が接続された第1パージ配管173と、この第1パージ配管173の他端に接続されたパージ制御弁94と、このパージ制御弁94に一端が接続されるとともに他端がキャブレタ46、詳しくは、キャブレタ46を構成するキャブレタボディ96の側面に接続された第2パージ配管177とからなる。
パージ制御弁94は、キャブレタ46とスタータモータ107との間に配置され、且つ車幅の中央を前後に延びる車体中心線180上に位置する。
このように、パージ制御弁94をキャブレタ46とスタータモータ107との間に配置することで、第1パージ配管173の長さを短くすることができる。従って、パージ制御弁94が閉じているときに、キャブレタ46側から液滴状、あるいは液状の燃料が第1パージ配管173内に入り込んで溜まっても、溜まる燃料量を少なくすることができる。
従って、パージ制御弁94が開いたときに、蒸発燃料と共に第1パージ配管173内の燃料が主空気通路96k(図5参照)内に流れ込む量を少なくすることができ、主空気通路96k内の混合気の空燃比に及ぼす影響を抑えることができる。
上記の第1バージ配管173及び第2パージ配管177は、パージ配管178を構成する部品であり、上記したパージ制御弁94は、パージ配管178の途中に設けられている。
尚、本実施形態では、図9(a)に示したように、パージ制御弁94の弁本体94d、吸入口94a及び吐出口94bを一体に成形したが、これに限らず、弁本体94d、吸入口94a及び吐出口94bを別体にしてもよい。
本発明の蒸発燃料処理装置は、自動二輪車に好適である。
本発明に係る蒸発燃料処理装置を備えた自動二輪車の側面図である。 本発明に係る自動二輪車の要部側面図である。 本発明に係る自動二輪車の要部を示す平面図である。 本発明に係る蒸発燃料処理装置を示す背面図である。 本発明に係るキャブレタの断面図である。 図5の6−6線断面図である。 本発明に係るピストンバルブの斜視図である。 本発明に係るピストンバルブの説明図である。 本発明に係るパージ制御弁を示す断面図である。 本発明に係る蒸発燃料処理装置の作用を示す作用図である。 本発明に係る蒸発燃料処理装置の別実施形態を示す自動二輪車の要部平面図である。
符号の説明
10…自動二輪車、22…エンジン、26…燃料タンク、46…キャブレタ、50…蒸発燃料処理装置、91…排出管、92…キャニスタ、94…パージ制御弁、96…キャブレタボディ、98…パージ配管、122…ピストンバルブ、122b…スリット、127,128…凸部(回り止めピン)。

Claims (2)

  1. エンジンに接続されたキャブレタに燃料を供給する燃料タンクを備え、この燃料タンク内に貯留された燃料から蒸発した蒸発燃料を排出管を介してキャニスタに一端蓄え、このキャニスタから前記蒸発燃料をパージ配管を介して前記エンジンの吸気系に吸気負圧を利用して供給するときに、前記パージ配管の途中に設けられたパージ制御弁で前記蒸発燃料の供給量を制御するようにした自動二輪車用蒸発燃料処理装置において、
    前記パージ配管を、前記キャブレタに設けられたピストンバルブを収納するキャブレタボディに接続したことを特徴とする自動二輪車用蒸発燃料処理装置。
  2. 前記キャブレタボディの内壁に突出する凸部と、この凸部にスライド自在に嵌合させるために前記ピストンバルブの軸方向に設けられたスリットとを備え、前記パージ配管を、前記キャブレタボディの前記スリットに臨む位置に接続したことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用蒸発燃料処理装置。
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