JP2009241552A - 不吐出検出方法および不吐出検出装置並びにインクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】不吐出検出対象の選択処理液ノズルにおいて、打滴される処理液の濃度を徐々に濃くまたは薄く一方向に変化させながら処理液を所定ドット数連続して打滴した線状の不吐出検出対象領域が形成され、残りの処理液ノズルにおいては線状の不吐出検出対象領域とは逆方向に処理液の濃度を変化させながら処理液打滴パターンを記録媒体に形成し、対応インクノズルから有色インクを不吐出検出対象領域に向けて吐出して記録媒体に線状の有色インク画像を形成し、この画像を検出センサで読み取り、この画像の濃度および線幅の変化を検出して、選択処理液ノズルの不吐出の有無を検出することにより、上記課題を解決する。
【選択図】図8
Description
また、カラー画像を記録する場合に、高濃度の画像を記録しようとして多量のインクを記録媒体に吐出すると、インクの記録媒体への浸透によっては、フェザリングを生じることがあり、一方、この浸透を抑制しつつ、高濃度の画像を記録しようとすると、異なる色のインク間でにじみを生じることがあり、いずれの場合も、カラー画像を記録する場合の品位を著しく低下させていた。
処理液は、有色インクの色材を凝集定着させる作用を有するので、インクジェット記録装置において、このような処理液を用いる場合には、有色インクを記録媒体に打滴する前に、処理液を記録媒体に打滴し、この処理液上に有色インクを打滴することにより、記録媒体上における有色インクのフェザリングやにじみを防止することができ、高品質な画像を得ることができる。
この際に、処理液を吐出するノズルの中に、処理液を吐出しない処理液ノズル(以下、不吐出処理液ノズルともいう)が存在すると、記録媒体上に、処理液が打滴さていない領域が生じる。
そこで、通常のプリントに先だって、テストプリントを行って不吐出処理液ノズルを検出することが提案されている(特許文献1、2および3参照)。
さらに、特許文献1には、記録媒体上に、処理液を階段状の線を形成するように打滴した後に、この記録媒体全面に、有色インクを打滴(ベタ打滴)して、処理液とインクとが重なった線の濃度、色等を求め、これらを用いて、不吐出ノズルを検出する方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示される方法のうち、処理液および有色インクが重なって定着される線と、有色インクのみの線とを記録媒体上に形成して、不吐出処理液ノズルを検出する方法は、処理液および有色インクを重ねて線を形成する際であっても、有色インクの打滴位置が極めて安定している場合でなければ、処理液に重ならない有色インクが生じ、定着されない可能性が非常に高く、さらに、一方で、有色インクのみを打滴して線を形成しているので、記録媒体上に、ある程度の範囲で、打滴された有色インクが定着されていない領域が生じることになる。
さらに、不吐出処理液ノズルを検出するテストプリントの際に、このように、記録媒体の搬送ローラ等を汚染してしまうと、通常のプリント時において、記録媒体に汚れを付着させてしまうという問題がある。
さらに、本発明の他の目的は、上記目的および他の目的を達成することができる不吐出検出方法を実施し、不吐出検出装置を備えるインクジェット記録装置を提供するものである。
また、本発明によれば、上記効果に加え、有色インクを吐出していない不吐出インクノズルを正確に検出することができる。
また、不吐出処理液ノズルを正確に検出することにより、不吐出処理液ノズル起因の画像欠陥を検出することもできる。
図1は、本発明に係る画像記録装置の構成を表わすブロック図である。
なお、図2は、本発明の検出装置16の構成を示したブロック図である。
なお、本発明においては、処理液打滴パターンを設定するために、不吐出検出対象の処理液ノズルを決定する場合には、例えば、全処理液ノズルの中から不吐出検出対象として少なくとも隣接しないように対象処理液ノズルを選択する。
また、処理液吐出ノズルおよびインク吐出ノズルによって形成された処理液不吐出検出パターンから処理液不吐出検出を行う場合には、所定処理液ノズル、例えば、吐出ヘッドの一方の端部にある処理液ノズル、あるいは処理液不吐出検出を行った次の処理液ノズルを対象処理液ノズルとして選択する。なお、選択された対象処理液ノズル(のノズル番号)は、ライン検出部24に送られる。
なお、処理液打滴パターンは、例えば、全処理液ノズルの中から不吐出検出対象として選択された各処理液ノズルにおいて、処理液の濃度を徐々に濃くまたは薄く一方向に変化させながら処理液を所定ドット数連続して打滴した線状の不吐出検出対象領域が形成され、不吐出検出対象として選択されなかった残りの処理液ノズルにおいては、線状の不吐出検出対象領域とは逆方向に処理液の濃度を変化させながら処理液が連続して打滴されるように設定される。
なお、処理液打滴パターンの具体例(図7および図11参照)については、後述する。
なお、テスト画像データ、基準パターンデータ、および処理液パターンデータについては、後に詳述する。
対象処理液ノズルが不吐出処理液ノズルか否かを判断する方法については、後述する。
図3は、本発明の不吐検出方法の一実施例を示すフロー図である。
なお、図示例においては、すでに、テストパターン、例えば、図8に示す処理液不吐出検出パターンが形成されているものとする。
なお、基準パターンデータおよびテスト画像データについては、後に詳述する。
例えば、処理液ノズル、夫々に、SN1番、SN2番、SN3番・・・・と番号が設定されていて、不吐出処理液ノズルを検出する場合に、常に、SN1の処理液ノズルを、対象処理液ノズルとして、検出を開始しているのであれば、ここでは、ノズル設定部18において、対象処理液ノズルの番号を、SN1番に設定する。
対応インクノズルの決定方法には、特に限定は無いが、通常、処理液ノズルおよびインクノズルは、処理液を打滴した位置にインクが打滴されるように吐出ヘッド内に配置されているので、この配置データを用いて、対象処理液ノズルに対応するインクノズルを決定する方法が挙げられる。
なお、テスト画像データからラインデータを検出する方法については、特に限定は無いが、記録媒体に対するインクノズルの書き出し位置の情報等を用いて、検出する方法が挙げられる。
例えば、現在の対象処理液ノズルの番号が、SN1番であれば、次の対象処理液ノズルの番号を、SN2番に設定する。
対象とする処理液ノズルの設定番号を1つ繰り上げた後は、再度、STEP3から処理を繰り返す。
まず、ここでは、対象処理液ノズルが、処理液を吐出しているか否かを判断するために用いる、基準パターンデータおよび測定結果データについて、詳述する。
図5は、基準画像を模式的に表した図であり、図6は、図5に示す基準画像の濃度および線幅の変化を表したグラフである。
なお、図6中の点線は、図5に示す基準画像の矢印方向の濃度の変化を示し、他方、実線は、図5に示す基準画像の矢印方向の線幅の変化を示している。
上述の通り、測定結果データは、テスト画像データからライン画像の画像データ(ラインデータ)を検出し、検出したライン画像の濃度および線幅を測定した結果を表すデータである。
本実施例において、テスト画像データは、対象処理液ノズルのみが打滴する処理液打滴ラインにおいて、処理液の濃度を徐々に濃く一方向に変化させながら処理液を所定ドット数連続して打滴した線状の不吐出検出対象領域を持つ処理液打滴パターンが形成された記録媒体に対し、対象処理液ノズルに対応するインクノズルで、有色インクを打滴して形成したライン画像を含む画像を表すデジタルデータである。
図7は、対象処理液ノズルによって形成される処理液打滴ラインのみにおいて、処理液の濃度を徐々に濃く一方向に変化させながら処理液を所定ドット数連続して打滴した線状の不吐出検出対象領域が形成された、3種類(P1、P2、P3)の処理液打滴パターンが形成された記録媒体Aと、27個の処理液ノズル32で構成された処理液吐出ヘッド30とを模式的に表した説明図である。
また、図8は、図7に示す記録媒体A上に、対象処理液ノズルに対応する対応インクノズルで打滴して形成したライン画像を有する処理液不吐出検出パターンが形成された記録媒体Bと、吐出ヘッド38とを模式的に表した説明図である。
なお、図8に示す処理液不吐出検出パターンは、テスト画像データが表す画像の一例を示す図である。
また、ここでは、図7に示す記録媒体Aの図面横方向(以下、行方向という)の幅は、同方向に1列に配置された27個の処理液ノズル32によって打滴された1列の27個の処理液ドッドを並べた長さに一致し、他方、図7に示す記録媒体Aの図面縦方向(以下、列方向という)の長さは、1個の処理液ノズル32によって34回打滴された1行の34個の処理液ドッドを並べた長さに一致するものとする。
すなわち、ここでは、処理液ヘッド30の全27個の処理液ノズルで、34行分、処理液を吐出することにより、処理液で、記録媒体Aの一面を被覆することができるものとする。
なお、ここでも、図8に示すように、インクヘッド36も、図面横方向(行方向)に、1列状に、処理液ヘッド32と同様の大きさのインクノズル34が27個配置されているものとする。
なお、吐出ヘッド38は、処理液ヘッド30とインクヘッド36とで構成される。
ここでは、図8に示す処理液不吐出検出パターン画像のデータから、同図に示すライン画像(L5、L6、L10、L14、L15、L19、L23、L24)を表す画像データのみを検出する。
また、検出される画像のうち、ライン画像(L14)は、処理液が打滴されていない領域にインクを打滴して形成した画像である。
また、測定結果データにおいて、ライン画像(L23)の濃度は、図8中下方向に向かって、すなわち、記録方向に向かって、徐々に薄くなり、さらに、線幅は、同方向に向かって、徐々に大きくなる。
さらに、測定結果データにおいて、ライン画像(L14)の濃度および線幅は、変化することがない。
なお、ここでは、測定結果データとして、上述した図8に示すライン画像の濃度および線幅を測定した結果を表すデータを用いる。
図4は、対象処理液ノズルが、処理液を吐出しているか否かを判断する方法の一実施例を示したフロー図である。
この場合、測定結果データが示すライン画像の濃度および線幅が、所定の方向に変化しているかどうかを確認する方法については、特に限定はないが、選択したライン画像の測定結果データが表すライン画像を記録したインクノズルと対応する対象処理液ノズルが、不吐出検出対象領域に打滴した処理液の濃度に従って、ライン画像の濃度および線幅が変化しているかどうかを確認すればよい。
なお、図5に示すように、この場合の基準画像の濃度は、記録方向に向かって、徐々に濃くなるように、線幅は、記録方向に向かって、徐々に小さくなるように変化する。
具体的には、選択したライン画像データが、上記基準パターンデータと一致しないかどくかを確認すればよい。
なお、図8には示していないが、対応インクノズルによるインク打滴を行っても、対象処理液ノズルによって形成されている線状の不吐出検出対象領域において、ライン画像が検出されない場合には、対応インクノズルがインクを吐出していない不吐出インクノズルであると判断され、処理液ノズルが不吐出か否かは不明、処理液ノズルと対応インクノズルとの対応も不明であると判断される。
なお、図8に示すライン画像L23のようなライン画像が検出された場合には、SN24番目の不吐出検出対象処理液ノズル32による線状の不吐出検出対象領域が形成された処理液打滴パターンを再度生成し、対応インクノズル34のノズル番号をIN23に変えて、あるいは、逆に、対応インクノズル34のノズル番号をIN23にしたまま、対象処理液ノズル32のノズル番号をSN24に変えて、処理液不吐出検出パターンを作製し、対象処理液ノズル32とが対応インクノズル34が対応するノズル番号の組合せを求め、新たな対応付けを行うこともできる。
さらに、上記実施例においては、不吐出処理液ノズルを検出する際に用いるライン画像のうち、処理液とインクとが重なっていない部分が非常に小さいため、すなわち、インクが、記録媒体上において、処理液と重ならないことにより、定着不良を引き起こす可能性のある領域が非常に小さいため、記録媒体上の不定着インクが、記録媒体を搬送する手段に付着(転写)して、搬送手段を汚染することが殆どなく、不吐出処理液ノズルを検出することができる。
なお、ここでは、上記実施例と異なる部分を重点的に説明し、上記実施例と同様のものや処理については、説明を簡潔にするため、省略する。
図9は、不吐出処理液ノズルを検出するための本発明の不吐出検出方法の別の実施例を示すフロー図である。
なお、基準パターンデータは、上記実施例に用いてものと同様のものを用いればよく、テスト画像データについては、後に詳述する。
対応インクノズルの決定方法には、特に限定は無いが、処理液ノズルとインクノズルとの配置データを用いて、複数の対応インクノズルおよび周辺インクノズルを決定する方法が一例として挙げられる。
なお、対象処理液ノズルが、処理液を吐出しているか否かを判断する方法については、後に詳述する。
上述の通り、本実施例において、処理液を吐出しているか否かを判断するためには、測定結果データおよび基準パターンデータを用いる。
そのため、ここでは、まず、図11および図12を用いて、テスト画像データの説明を行う。
図11は、所定の領域を除いた特定のパターン状に処理液を打滴した記録媒体Cと、27個の処理液ノズルで構成された処理液ヘッド30とを模式的に表した図である。
なお、図11に示す記録媒体Cは、図7に示す記録媒体Aと異なり、同じ処理液打滴パターンが複数回、図示例では5回繰り返し形成されている点で異なるが、図11に示す記録媒体Cに形成されている処理液打滴パターンは、図7に示す記録媒体Aに示す処理液打滴パターンP1と同様のパターンであり、不吐出検出対象領域が6ドッドからだけであるので(図7の例では、10ドット)、詳細な説明は省略する。
なお、吐出ヘッド38は、処理液ヘッド30とインクヘッド36とで構成される。
ここでも、処理液ヘッド30は、図7に示す処理液ヘッド30と同様の構成を有するものとする。
さらに、ブラックのノズル列40のインクノズル34の番号は、図面左から、BK1番、BK2番、・・・・BK27番とし、シアンのノズル列42のインクノズル34の番号は、図面左から、C1番、C2番、・・・・C27番、マゼンダのノズル列44の番号は、図面左から、M1番、M2番、・・・・M27番とし、イエローのノズル列46の番号は、図面左から、Y1番、Y2番、・・・・Y27番とする。
ここでは、図12に示す記録媒体Aを表すテスト画像データから、図12に示すライン画像L(C5,M5,BK5,Y5,BK6,C14,M14,BK14,Y14,BK15,C23,M23,BK23,Y23,BK24)を表す画像データを検出する。
また、検出されたライン画像データが表すライン画像のうち、ライン画像L(Y5,BK6,Y23,BK24)は、不吐出検出対象領域における処理液の濃度の変化に従って、記録方向に向かって、画像の濃度が徐々に濃くなり、かつ、画像の線幅が徐々に小さくなる画像である。
さらに、ライン画像L(M5)は、インクノズル34(M5)がインクを打滴せずに記録したものである。
他方、ライン画像L(C5,BK5,C14,M14,BK15,BK23,Y23,BK24)の測定結果データは、記録媒体における記録方向に向かって、画像の濃度を表す値が徐々に小さくなり、かつ、画像の線幅を表す値が徐々に大きくなる。
また、ライン画像L(M5)の測定結果データにおいては、ライン画像の濃度および線幅を表す値を得ることができない。
図10は、対象処理液ノズルが、処理液を吐出しているか否かを判断する方法の別の実施例を示したフロー図である。
この場合、選択した測定結果データの中に、濃度および線幅の値の変化が、基準パターンデータの線幅の値の変化と一致するかどうかを確認すればよい。
この場合、本来であれば、対象処理液ノズル32が処理液を打滴した位置にインクを打滴しないはずのインクノズルのライン画像の測定結果データ、すなわち、周辺インクノズルのライン画像の測定結果データが表す画像の濃度および線幅の値の変化が、基準パターンデータが表す画像の濃度および線幅の値の変化と一致するかどうかを確認すればよい。
なお、確認方法は、上述の通りである。
その結果、他に、選択していないライン画像の測定結果データがあることを確認した。
なお、確認方法は、上述の通りである。
この場合は、選択した全ての測定結果データが表すライン画像の濃度および線幅の変化が、基準パターンデータが表す画像の濃度および線幅の変化と反するライン画像の測定結果データがあれば、確認することができる。
その結果、他に、選択していないライン画像の測定結果データはないので、対象処理液ノズルが処理液を吐出しているかどうかの判断を終了する。
さらに、上記実施例においては、不吐出処理液ノズルおよびインク不吐出ノズルを検出することに加え、インクノズルのインクの着弾位置に応じて、新たに対象処理液ノズルに対応づけるインクノズルを決定し、これらを対応づけることを同時に行うことができる。
以上、本発明の不吐出検出方法および不吐出検出装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
12 画像記録部
14 画像読取装置
16 不吐出検出装置
18 ノズル設定部
19 打滴パターン設定部
20 吐出制御部
22 データ取得部
24 ライン検出部
26 ライン測定部
28 判断部
29 記憶部
30 処理液ヘッド
32 処理液吐出ノズル
34 インク吐出ノズル
36 インクヘッド
38 吐出ヘッド
40 ブラックのノズル列
42 シアンのノズル列
44 マゼンダのノズル列
46 イエローのノズル列
Claims (16)
- 処理液ノズルおよびインクノズルからそれぞれ透明な処理液および有色インクを記録媒体上に像様に重ねて打適し、前記有色インクを定着して記録するインクジェット記録方法における不吐出検出方法であって、
全処理液ノズルの中から不吐出検出対象として少なくとも隣接しないように選択された処理液ノズルの各々において、打滴される前記処理液の濃度を徐々に濃くまたは薄く一方向に変化させながら前記処理液を所定ドッド数連続して打滴した線状の不吐出検出対象領域が形成され、前記不吐出検出対象として選択されなかった残りの処理液ノズルにおいては、前記線状の不吐出検出対象領域とは逆方向に前記処理液の濃度を変化させながら前記処理液が連続して打滴されるように、処理液打滴パターンを設定し、
設定された処理液打滴パターンに応じて前記処理液を前記処理液ノズルから記録媒体上に吐出して前記記録媒体に前記処理液打滴パターンを形成し、
前記不吐出検出対象として選択された処理液ノズルと対応するとして設定された各インクノズルから前記有色インクを、前記記録媒体に形成された前記処理液打滴パターン上に吐出して前記記録媒体に線状の有色インク画像を記録して、前記記録媒体に処理液不吐出検出パターンを形成し、
前記記録媒体に形成された前記処理液不吐出検出パターンを検出センサで読み取り、 前記検出センサで読み取られた前記処理液不吐出検出パターン中の前記線状の有色インク画像を検出し、
検出された前記線状の有色インク画像の濃度および線幅を測定し、
測定された前記線状の有色インク画像の濃度および線幅の変化を検出して、前記不吐出検出対象として選択された処理液ノズルの不吐出の有無を判断し、不吐出処理液ノズルを検出することを特徴とする不吐出検出方法。 - 前記処理液の濃度は、処理液ノズルから1つの処理液ドッドに打滴される前記処理液の液量、前記1つの処理液ドッドのサイズ、前記1つの処理液ドッドを形成する所定液量の小滴の密度、および、前記1つの処理液ドッドへの前記処理液の吐出率の少なくとも1つを制御することにより制御され、前記濃度の濃淡は、前記処理液の液量の多少、前記サイズの大小、前記密度の大小、または、吐出率の大小に対応するものである請求項1に記載の不吐出検出方法。
- 前記全処理液ノズルが前記不吐出検出対象として選択されるように、前記全処理液ノズルの中から複数の異なる処理液ノズルの組合せが選択され、これらの複数の異なる処理液ノズルの組合せにそれぞれ対応する複数の前記処理液打滴パターンが連続して組み合せられる請求項1または2に記載の不吐出検出方法。
- 前記処理液ノズルの不吐出の有無の検出は、前記線状の不吐出検出対象領域に対応して形成された前記線状の有色インク画像の濃度が不変であり、かつ、前記線状の有色インク画像の線幅が不変である場合に、当該線状の不吐出検出対象領域に対応する前記処理液ノズルを不吐出処理液ノズルとして検出することである請求項1〜3のいずれかに記載の不吐出検出方法。
- さらに、前記検出センサで読み取られた前記線状の有色インク画像の濃度および線幅の変化を検出して、前記不吐出検出対象として選択された前記処理液ノズルと、この処理液ノズルに対応するとして設定された前記インクノズルとの位置ずれを検出する請求項1〜4のいずれかに記載の不吐出検出方法。
- 前記処理液ノズルとこれに対応するとして設定された前記インクノズルとの位置ずれの検出は、前記線状の不吐出検出対象領域に対応する前記線状の有色インク画像の濃度の変化が、前記線状の不吐出検出対象領域における前記処理液の濃度の変化が逆であり、前記線状の有色インク画像の線幅の変化が、前記線状の不吐出検出対象領域における前記処理液の濃度の濃くなる方向に太くなる場合に、当該線状の不吐出検出対象領域を形成した前記処理液ノズルに対応するとして設定された前記インクノズルは、前記処理液ノズルと異なる処理液ノズルによって前記処理液が連続して打滴された、当該線状の不吐出検出対象領域以外の処理液打滴領域に前記有色インクを打滴したことを検出することである請求項5に記載の不吐出検出方法。
- 前記処理液ノズルとこれに対応する前記インクノズルとの位置ずれが検出された時、前記処理液ノズルに対応するとして設定された前記インクノズルの周辺のインクノズルから吐出された前記有色インクによって形成された前記線状の有色インク画像の濃度および線幅の変化が検出され、その濃度の変化が、前記線状の不吐出検出対象領域における前記処理液の濃度の変化と同じであり、前記線状の有色インク画像の線幅の変化が、前記線状の不吐出検出対象領域における前記処理液の濃度の濃くなる方向に細くなる場合に、当該線状の不吐出検出対象領域を形成した前記処理液ノズル対応するインクノズルとして前記周辺のインクノズルを設定する請求項5または6に記載の不吐出検出方法。
- さらに、前記検出センサで読み取られた前記線状の有色インク画像の濃度および線幅の変化を検出して、前記インクノズルの不吐出の有無を検出する請求項1〜7のいずれかに記載の不吐出検出方法。
- 前記線状の不吐出検出対象領域に対応する前記線状の有色インク画像が形成されていない場合に、当該線状の不吐出検出対象領域に対応する前記処理液ノズルに対応する前記インクノズルを不吐出インクノズルとして検出するものである請求項8に記載の不吐出検出方法。
- 前記設定された処理液打滴パターンに応じて、前記処理液を前記処理液ノズルから前記記録媒体上に吐出することが繰り返され、同一の前記処理液打滴パターンが、前記記録媒体に繰り返し形成され、
前記不吐出検出対象として選択された処理液ノズルと対応するとして、それぞれ異なる色の有色インクを吐出する複数種のインクノズルが設定され、設定された複数種のインクノズルおよび周辺の1種のインクノズルの中から少なくとも1種のインクノズルから対応する前記有色インクを選択し、選択された処理液ノズルと対応して前記記録媒体に繰り返し形成された1つの前記処理液打滴パターンの前記線状の不吐出検出対象領域に向けて吐出して前記記録媒体に線状の有色インク画像を形成することを、前記インクノズルの種類および前記有色インクの色の種類を対応する色に変えて繰り返し、色の異なる複数種の前記線状の有色インク画像を前記記録媒体に記録して、前記記録媒体に処理液不吐出検出パターンを形成し、
前記記録媒体に形成された前記処理液不吐出検出パターンを前記検出センサで読取り、
前記検出センサで読み取られた前記処理液不吐出検出パターン中の前記複数種の線状の有色インク画像を検出し、
検出された前記複数種の線状の有色インク画像の濃度および線幅を測定し、
測定された前記複数種の線状の有色インク画像の濃度および線幅の変化を検出して、前記不吐出検出対象として選択された処理液ノズルの不吐出の有無を判断し、不吐出処理液ノズルを検出する請求項1〜9に記載の不吐出検出方法。 - 前記複数種の線状の有色インク画像のうち、前記処理液ノズルとこれに対応するとして設定された前記インクノズルとの位置ずれが検出され、前記インクノズルの前記周辺のインクノズルから前記インクノズルと同じ色の前記有色インクを吐出することにより形成された前記線状の有色インク画像があり、この線状の有色インク画像の前記濃度および前記線幅の変化が検出され、その濃度の変化が、前記線状の不吐出検出対象領域における前記処理液の濃度の変化と同じであり、前記線状の有色インク画像の線幅の変化が、前記線状の不吐出検出対象領域における前記処理液の濃度の濃くなる方向に細くなる場合に、当該線状の不吐出検出対象領域を形成した前記処理液ノズル対応するインクノズルとして前記周辺のインクノズルを設定する請求項10に記載の不吐出検出方法。
- インクジェットヘッドの処理液ノズルおよびインクノズルからそれぞれ透明な処理液および有色インクを像様に重ねて打適し、前記有色インクを定着して記録するインクジェット記録装置に用いられる不吐出検出装置であって、
全処理液ノズルの中から少なくとも隣接しないように不吐出検出対象とする処理液ノズルを選択するノズル設定部と、
前記不吐出検出対象として選択された前記処理液ノズルの各々において、前記処理液の濃度を徐々に濃くまたは薄く変化させながら前記処理液を所定ドッド数連続して打滴した線状の不吐出検出対象領域が形成され、前記不吐出検出対象として選択されなかった残りの処理液ノズルにおいては、前記線状の不吐出検出対象領域とは逆に前記処理液の濃度を変化させながら前記処理液が連続して打滴されるように、処理液打滴パターンを設定する処理液打滴パターン設定部と、
設定された処理液打滴パターンに応じて前記処理液を前記処理液ノズルから記録媒体上に吐出して前記記録媒体に前記処理液打滴パターンを形成するように、前記処理液ノズルの吐出制御を行うとともに、前記不吐出検出対象として選択された処理液ノズルと対応するとして設定された各インクノズルから前記有色インクを、前記記録媒体に形成された前記処理液打滴パターン上に吐出して前記記録媒体に線状の有色インク画像を記録して、前記記録媒体に処理液不吐出検出パターンを形成するように、前記インクノズルの吐出制御を行う吐出制御部と、
前記記録媒体に形成された前記処理液不吐出検出パターンを検出センサで読み取り、読み取られた前記処理液不吐出検出パターン中の前記線状の有色インク画像の画像データを取得するデータ取得部と、
検出された前記線状の有色インク画像の濃度および線幅を測定する測定部と、
測定された前記線状の有色インク画像の濃度および線幅の変化を検出して、前記不吐出検出対象として選択された処理液ノズルの不吐出の有無を判断し、不吐出処理液ノズルを検出する検出部とを有することを特徴とする不吐出検出装置。 - 前記検出部は、前記線状の不吐出検出対象領域に対応して形成された前記線状の有色インク画像の濃度が不変であり、かつ、前記線状の有色インク画像の線幅が不変である場合に、当該線状の不吐出検出対象領域に対応する前記処理液ノズルを不吐出処理液ノズルとして検出する請求項12に記載の不吐出検出装置。
- 前記吐出制御部は、前記処理液打滴パターン設定部によって設定された処理液打滴パターンに応じて、前記処理液を前記処理液ノズルから前記記録媒体上に吐出することを繰り返し、同一の前記処理液打滴パターンを、前記記録媒体に繰り返し形成すると共に、前記不吐出検出対象として選択された処理液ノズルと対応するとして、それぞれ異なる色の有色インクを吐出する複数種のインクノズルが設定され、設定された複数種のインクノズルおよび周辺の1種のインクノズルの中から少なくとも1種のインクノズルから対応する前記有色インクを選択し、選択された処理液ノズルと対応して前記記録媒体に繰り返し形成された1つの前記処理液打滴パターンの前記線状の不吐出検出対象領域に向けて吐出して前記記録媒体に線状の有色インク画像を形成することを、前記インクノズルの種類および前記有色インクの色の種類を対応する色に変えて繰り返し、色の異なる複数種の前記線状の有色インク画像を前記記録媒体に記録して、前記記録媒体に処理液不吐出検出パターンを形成するように、前記処理液ノズルおよび前記設定された複数種のインクノズルおよび前記周辺の1種のインクノズルを制御するものであり、
前記データ取得部は、前記記録媒体に形成された前記処理液不吐出検出パターンを前記検出センサで読み取り、読み取られた前記処理液不吐出検出パターン中の前記複数種の線状の有色インク画像の画像データを取得するものであり、
前記測定部は、前記複数種の線状の有色インク画像の濃度および線幅を測定するものであり、
前記検出部は、前記測定部で測定された前記複数種の線状の有色インク画像の濃度および線幅の変化を検出して、前記不吐出検出対象として選択された処理液ノズルの不吐出の有無を判断し、不吐出処理液ノズルを検出する請求項12または13に記載の不吐出検出装置。 - 前記検出部は、さらに、前記複数種の線状の有色インク画像のうち、前記処理液ノズルとこれに対応するとして設定された前記インクノズルとの位置ずれを検出し、前記インクノズルの前記周辺のインクノズルから前記インクノズルと同じ色の前記有色インクを吐出することにより形成された前記線状の有色インク画像があり、この線状の有色インク画像の前記濃度および前記線幅の変化を検出し、その濃度の変化が、前記線状の不吐出検出対象領域における前記処理液の濃度の変化と同じであり、前記線状の有色インク画像の線幅の変化が、前記線状の不吐出検出対象領域における前記処理液の濃度の濃くなる方向に細くなる場合に、当該線状の不吐出検出対象領域を形成した前記処理液ノズル対応するインクノズルとして前記周辺のインクノズルを設定する請求項14に記載の不吐出検出装置。
- 透明な処理液および有色インクを記録媒体上にそれぞれ像様に重ねて打適する処理液ノズルおよびインクノズルを備えるインクジェットヘッドと、
前記記録媒体上にそれぞれ像様に打適された有色インクを定着する定着手段と、
前記記録媒体と前記インクジェットヘッドとを相対的に移動する移動手段と、
請求項12〜15のいずれかに記載の不吐出検出装置とを有することを特徴とするインクジェット記録装置。
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