JP2009240226A - 健康食品 - Google Patents

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文子 松村
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Abstract

【課題】味噌の効能を利用して、喉等の健康に好ましい健康食品を提供することを目的とする。
【解決手段】松葉とヤマブシタケ抽出エキスを添加された生の味噌に、蓮根の節部を加える。蓮根の節部は、蓮根の節の部分のみを切り取って粉砕したものでよい。松葉は味噌に対して約5質量%、ヤマブシタケ抽出エキスは、味噌に対して約5〜10質量%添加する。蓮根は、松葉とヤマブシタケ抽出エキスが添加された後の味噌に対して、約8質量%加える。さらに、栄養材としてアスパラガス等を加えてもよい。
【選択図】なし

Description

この発明は、味噌を用いた健康食品に関する。
味噌は、日本において古くから調味料として用いられ、主に味噌汁として引用されていた。味噌には、疲労回復、整腸作用、消化促進、胃潰瘍の防止効果、コレステロールの抑制、血圧の低下作用、脳卒中の予防等の効果が期待できると言う報告がある。
味噌の他に、身近な食品に健康増進に効果があるものがあり、例えば松葉、蓮根、ヤマブシタケ等は、健康食品として使用されている。特許文献1に開示されている松葉健康食品は、松葉を洗浄後、瞬間冷凍装置内に入れて瞬間冷凍したものを、粉砕装置または挽き臼装置にかけて顆粒状または粉体状としたものである。この松葉健康食品によれば、野山に野生している安価な松葉を、有効成分を損なうことなく摂取することができる。
特許文献2に開示されているハスの粉砕物または抽出物を含む抗アレルギー剤は、ハスの粉砕物若しくは抽出物、またはこれらの組み合わせを有効成分として含むことにより、花粉症、気管支喘息、アトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギー疾患の改善、治療を可能にする。特許文献3に開示されている味噌ドリンクは、松皮樹液とヤマブシタケ抽出エキスを添加された生の味噌に対して、所定の倍率の水を加えて味噌を溶かし、その液を濾過して形成されたものである。この味噌ドリンクによれば、味噌の消費を促進し健康にも好ましいものである。
実開平5−91382号公報 特開2006−151811号公報 特開2007−124943号公報
上記背景技術の場合、各食品を別個に利用したものであり、混合して摂取することにより総合的に健康増進を図るものではなかった。特に味噌は、人体の老化や病気に関与する活性酸素に対処する抗酸化機能を有するが、近年若年層を中心として味噌の消費が減少している。しかし、味噌は日本の食文化を代表する食品であり、その効用も抗酸化機能のみならず、上述の様々な効果が期待できるものであることから、その利用促進を図ることが、国民の健康な生活に寄与すると言える。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、味噌の消費を促進し、健康にも好ましい健康食品を提供することを目的とする。
本発明は、松葉とヤマブシタケ抽出エキスを添加された生の味噌に、蓮根の節部を加えた健康食品である。蓮根の節部は、蓮根の節の部分のみを切り取って粉砕したものでもよい。前記松葉は前記味噌に対して約5質量%、前記ヤマブシタケ抽出エキスは前記味噌に対して約5〜10質量%が添加され、前記蓮根は前記松葉と前記ヤマブシタケ抽出エキスが添加された後の前記味噌に対して約8質量%が加えられている。
前記健康食品に、栄養材としてアスパラガス等を加えてもよい。例えば、乾燥させて粉砕したアスパラガスの粉末を、前記健康食品に対して約5質量%加える。
また前記健康食品に、しょうがや蜂蜜等の調味料を加えてもよい。例えば、しょうがは粉砕したものを、前記健康食品に対して約3質量%加える。また蜂蜜は前記健康食品に対して約1質量%加える。
本発明の健康食品は、いろいろな効用のある味噌にさらに蓮根の節を加えて、喉の筋肉を柔らかくし、食物の飲み込みを良好にするとともに、異なる機能を有する食品等を添加して、総合的に健康を増進することができる。
以下、この発明の実施の形態を詳細に説明する。この実施形態の健康食品は、松葉とヤマブシタケ抽出エキスを添加された生の味噌に、蓮根の節部を加え、ここにビタミンを多く含む栄養剤と調味料を加えたものである。
次にこの実施形態の健康食品の製造方法について説明する。まず、味噌に松葉を約5質量%と、ヤマブシタケ抽出エキスを約5質量%〜10質量%添加して撹拌し、所定時間、放置時間は例えば30分放置する。その後この味噌に、蓮根の節部を約8質量%、アスパラガスを約5質量%、しょうがを約3質量%、蜂蜜を約1質量%を添加し、撹拌する。そして、ペースト状に練る工程または顆粒状に乾燥させる工程を経て製品とする。ここで松葉と蓮根、しょうがは、生の材料を適当な大きさに粉砕したものでもよい。ヤマブシタケ抽出エキスは、水溶液でもよい。アスパラガスは乾燥して粉末にしたものを使用してもよい。味噌は、発芽玄米を使用したものでもよい。
次に、各材料について説明する。まず松葉について説明する。松葉は松の木の葉部分を収集し洗浄したものである。松葉には不飽和脂肪酸のテルペン類、カテキン、クロロフィル(葉緑素)、フラボノイドの一種であるケルセチン、ビタミンA・C・K、カルシウム・鉄分・カリウム・マグネシウム・リン等のミネラルが多く含まれている。また、スレオニン・バリン・ロイシン・チロジン等のアミノ酸が含まれている。これにより、抗ガン作用、高血圧・動脈硬化の予防、老化防止、冷え性改善などいろいろな効果がある。特にテルペン類は、血管をきれいにして柔らかくし、血管を広げる作用があるとされ、脳の血流が良くなり欠陥性痴呆症などにも良いとされている。ビタミンCとケルセチンには特に抗酸化作用があり、動脈硬化を防ぎ、血液をさらさらにするため、心筋梗塞、脳卒中の予防に効果的である。
次に、ヤマブジタケについて説明する。ヤマブシタケは山伏が着る篠懸衣の胸につける飾りに似ているところからこの名で呼ばれている。ヤマブシタケは、サンゴハリタケ科のキノコで、学術名はHericium Erinaceumという。ヤマブシタケの子実体、つまり本体は中央から先端部分が針状になっている。このヤマブシタケには、ヘテロβ−D−グルカンが大量に含まれている。ヘテロβ−D−グルカンとは、キシロース・マンノース、ガラクトースなどの、ヤマブシタケ特有の糖残基が結合している多糖類のことで、これに対して、グルコースだけが結合しているものを、ホモβ−D−グルカンという。
さらに、ヤマブシタケは5種類もの活性多糖を含んでおり、なかでもガラクトキシログルカンとマンノグルコキシランの二つはヤマブシタケに特有の活性多糖である。またヤマブシタケは、アルツハイマー型痴呆症との関連で注目されているヘリセノンという物質を含んでいる。また、ヤマブシタケは、体内の活性酸素のコントロールに関係するSDO様数値が高い。ヤマブシタケは、抗酸化作用が高いという特徴を持っており、活性酸素に起因する様々な障害を予防する。なおヤマブシタケ注出エキスの製造方法は、ヤマブシタケを水煮して水分を1/3〜1/4に煮詰めて成るものである。
次に、蓮根について説明する。蓮根の主な栄養分は糖質(デンプン)で、体内でエネルギーとなって体を温めものである。蓮根はビタミンCが多く含まれ、疲労回復、美肌効果、風邪の予防、発がん物質の抑制などの効果が期待されている。不溶性の食物繊維が豊富で、便通を良くするほかに腸内の発がん性物質を排出して大腸ガンの予防、動脈硬化や高血圧予防効果を期待することができる。また、貧血にきく成分で塩分の取りすぎに良いとされるカリウム、その他の栄養素を多く含んでいる。野菜としては珍しく肝臓の働きを助けるビタミンB12も含んでいる。これは鉄分の吸収を助ける働きをする。このほかにも造血ビタミンと呼ばれているビタミンB6も含まれているので貧血の予防を期待することができる。
蓮根は切ったときに糸が引くが、これは糖タンパク質ムチンであり、胃壁を保護し、タンパク質や脂肪の消化を促進し、滋養強壮効果もある成分として知られている。蓮根の切り口の変色は、ポリフェノールの一種のタンニンが含まれているからである。タンニンは消炎、収れん作用(血管や組織を収縮させること)が働き、風邪や喘息の症状に有効であり、咳や痰を止めのどの調子を整える薬効があることが知られている。また、のどの筋肉を柔らかくして高齢者などが食事を飲み込みやすくすることができる。この収れん作用が胃腸の潰瘍の再発を防ぐ。また、蓮根には止血作用もあるといわれ、鼻血や内出血の防止、潰瘍の傷の治りにも効果がある。下痢止めの効果があるといわれ、この点も胃腸の潰瘍の防止につながる。なお、蓮根の節部分にはその他の部分に比べて栄養が高く、節部分のみを添加することで効率よく栄養を添加することができる。
次に、アスパラガスについて説明する。アスパラガスには、ビタミンA、カロテン、タンパク質、糖質、カルシウム、リンなどを比較的多く含んでおり、また、胃の働き・肝機能・腎機能を改善し疲労の回復に役に立つアスパラギン酸(必須アミノ酸の一種)も含んでいる。ビタミン類が豊富であり、多種類の栄養の補給を行うことができる。穂先に含まれているルチンは、毛細血管を丈夫にしてくれる働きがあり、動脈硬化や高血圧の予防に良いとされている。漢方では、滋養強壮、美肌、水分調整をすることで知られている。
また、しょうがはここでは味を調える目的で使用されるが、漢方薬に多く使用され、万病予防、血行促進などの効果が期待される。しょうがの辛味はジンゲロンであり、血行促進と整腸効果があり、利尿、冷え性にも効くとされている。また強い殺菌作用も知られており、食あたりを防ぐ。
蜂蜜もここでは調味料として使用されるが、ブドウ糖、オリゴ糖などの糖分、ビタミンB1、B2、葉酸などのビタミン類、カルシウム、鉄分などのミネラル分が豊富に含まれている。特に蜂蜜に含まれているブドウ糖は、他の糖分に比べると非常に即効性のあるエネルギー源で、疲労回復に効果がある。蜂蜜に含まれるオリゴ糖は、善玉菌の繁殖を促進することで、整腸効果を促進、免疫力アップの促進に役に立つ。それにより便秘解消や、生活習慣病予防に効果がある。ビタミンB1、B2は糖質をエネルギーに変える働きがあり、疲労回復や肥満防止に効果があり、また血糖値、コレステロール値などを低下する役割もあり、高血圧・動脈硬化など生活習慣病予防となる。蜂蜜は、砂糖のように体内のカルシウムを損なわずに吸収される。
この実施形態の健康食品は、味噌が有する栄養的な効果に加えて、蓮根や松葉等の機能性食品による効果を得ることができ、手軽に栄養価が高くて健康増進に効果がある食品を摂取することができる。喉がつまりやすい高齢者でも、蓮根の機能で喉の筋肉を整えることができ、食事等を飲みこみ易くすることができる。
なお、この発明に用いる味噌は、発芽玄米の味噌や、通常の白味噌や赤味噌、またはミックス味噌でも良く、適宜選択可能である。その他、添加する材料は、目的とする機能に合わせて変更可能である。健康食品の形態は、錠剤やぺースト状、顆粒状等、どのようなものでもよい。この健康食品の使用方法は自由であり、味噌汁や味噌煮などの料理に通常の味噌と同様に使用してもよく、その他に例えば水に溶かした後にろ過処理をして飲料としても良い。

Claims (4)

  1. 松葉とヤマブシタケ抽出エキスを添加された生の味噌に、蓮根の節部を加えたことを特徴とする健康食品。
  2. 前記松葉は前記味噌に対して5質量%、前記ヤマブシタケ抽出エキスは前記味噌に対して5〜10質量%が添加され、前記蓮根は前記松葉と前記ヤマブシタケ抽出エキスが添加された後の前記味噌に対して8質量%が加えられていることを特徴とする請求項1記載の健康食品。
  3. 前記健康食品にビタミンを多く含む野菜を加えたことを特徴とする請求項1記載の健康食品。
  4. 前記健康食品にしょうがを加えたことを特徴とする請求項1記載の健康食品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012077004A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Tokyo Institute Of Technology インスリン分泌促進剤、これを主成分又は添加した糖尿病予防・改善剤及び同食品
JP2013145204A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Lion Corp メタボリックシンドロームの判定方法
WO2024101208A1 (ja) * 2022-11-07 2024-05-16 サントリーホールディングス株式会社 ケルセチン又はその配糖体を含有する脳血流の低下抑制又は改善用組成物

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