JP2009239930A - 動画撮影装置、及び、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】音声付きの動画撮影に際して、撮影環境に適した音声録音を容易にすることを目的とする。
【解決手段】予め複数の動画用の録画シーン(a)〜(c)に対応した複数の録音設定情報(ビットレート目標値、サンプリングレート、デジタルフィルタ設定値、ステレオ効果設定値、追従時間設定値、最大増幅度設定値)を記録しておく。音声付きの動画撮影に際してユーザーに所望するいずれかの録画シーン(a)〜(c)を指定させ、指定された録画シーンに対応する録音設定情報に基づき、撮影時の録音を制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、音声付き動画撮影機能を備えた動画撮影装置、及び、プログラムに関するものである。
従来、デジタルカメラにおいては、互いに異なる撮影条件に基づく撮影結果を例示する見本画像を予め多数用意しておき、撮影者に、これから撮影しようとする被写体と同様の撮影シーン、或いは好みに応じた雰囲気の撮影シーンを見本画像を介して選択させ、撮影時には、選択された撮影シーンに対応するシャッタースピードや絞り値、色バランス等の撮影条件を自動的に設定した多様な撮影モードでの撮影動作を行う機能(以下、ベストショット撮影機能と言う。)を備えたものが下記の特許文献1において公知であり、また実用化されている。
特開2002−10133号公報
一方、近年のデジタルカメラには動画撮影機能を備えたものが多く、係るデジタルカメラにおいは、静止画撮影のみならず動画撮影用のベストショット機能を備えていることが好ましい。しかしながら、動画には通常音声の録音も付随して行われるのが一般的であり、その場合には、静止画像用のベストショット機能のように画像の設定のみをシーン選択で行うだけでは、音声付きの動画撮影を行う場合には、映像にふさわしい音声を録音することができないという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、音声付きの動画撮影に際して、撮影環境に適した音声録音を容易にすることを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1の発明にあっては、音声付き動画の撮影記録機能を有する動画撮影装置において、複数の撮影シーンの各々に対応させて撮影条件データを記憶するとともに、各撮影シーンに対応した見本画像データまたは説明文データを記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された複数の見本画像データまたは説明文データを表示するとともに利用者に選択させる選択手段と、前記選択手段により選択された見本画像データまたは説明文データに対応する撮影シーンを特定する撮影シーン特定手段と、前記撮影シーン特定手段により特定された撮影シーンに対応して前記第1の記憶手段に記憶されている撮影条件を設定して前記音声付き動画における動画データの記録を行う動画記録手段と、前記複数の撮影シーンの各々に対応させて録音条件データを記憶する第2の記憶手段と、前記撮影シーン特定手段により特定された撮影シーンに対応して前記第2の記憶手段に記憶されている録音条件を設定して前記音声付き動画における音声データの記録を行う音声記録手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明にあっては、上記請求項1の発明において、前記録音条件には、入力音声に対する最終的な増幅度合による増幅を完了するまでの追従時間が含まれることを特徴とする。
また、請求項3の発明にあっては、上記請求項1の発明において、前記録音条件には、入力音声に含まれる風切り音の除去を目的とするフィルタの使用の有無が含まれることを特徴とする。
また、請求項4の発明にあっては、動画撮影機能と録音機能とを有するデジタルカメラが備えるコンピュータを、予め複数の撮影シーンの各々に対応させて撮影条件データを記憶するとともに、各撮影シーンに対応した見本画像データまたは説明文データを記憶する第1のメモリから、複数の見本画像データまたは説明文データを表示出力して、所望の見本画像データまたは説明文データを利用者に選択させる選択手段、前記選択手段により選択された見本画像データまたは説明文データに対応する撮影シーンを特定する撮影シーン特定手段、前記撮影シーン特定手段により特定された撮影シーンに対応して前記第1のメモリに記憶されている撮影条件を設定して前記音声付き動画における動画データの記録を行う動画記録手段、前記複数の撮影シーンの各々に対応させて録音条件データを記憶する第2のメモリから、前記撮影シーン特定手段により特定された撮影シーンに対応して記憶されている録音条件を設定して前記音声付き動画における音声データの記録を行う音声記録手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、音声付きの動画撮影に際して、撮影環境に適した音声録音が容易になる。
本発明に係るデジタルカメラのブロック図である。 動画撮影シーンに対応して用意されている音声設定情報の例を示す図である。 音声設定情報における追従時間設定値を示す図である。 動画撮影用のベストショットモードが選択された時の動画撮影時における制御部の処理手順を示すフローチャートである。 自動録音設定モードが設定された状態の録画モードにおける制御部の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図にしたがって説明する。図1は、本実施の形態におけるデジタルカメラを示すブロック図である。このデジタルカメラは、静止画像、及び動画像の撮影が可能であるとともに、ズーム機能、自動露出(AE)、オートフォーカス(AF)、オートホワイトバランス(AWB)といった一般的な機能に加え、動画撮影用のベストショット機能を備えたものであって、以下の構成を有している。
すなわちデジタルカメラには、レンズブロック1と、ドライバーブロック8、レンズコントロールブロック13、CCD撮像系ブロック15、音声入力ブロック21がそれぞれ設けられている。
レンズブロック1は、主としてズームレンズやフォーカスレンズからなるレンズ群2と、レンズ群2におけるズーム位置及びフォーカス位置を検出するためのズーム用及びフォーカス用の位置検出センサ3a,3b、ズームモータ4及びフォーカスモータ5、図示しない絞りを開閉駆動する絞り用アクチュエータ6、及びメカニカルシャッターを駆動するシャッター用アクチュエータ7から構成されている。ドライバーブロック8は、上記の各モータ4,5及び各アクチュエータ6,7をそれぞれ駆動するためのズーム用(ZOOM)、フォーカス用(Focus)、絞り用(Iris)、シャッター用(Shutter)の各ドライバー9〜12から構成されている。
レンズコントロールブロック13は、前記位置検出センサ3a,3bの位置検出信号を制御部14へ送るとともに、制御部14から送られる制御信号に従い前記ドライバーブロック8の各ドライバー9〜12に対する駆動信号を出力する。
CCD撮像系ブロック15は、撮像手段であるCCD16と、CDS(Correlated Double Sampling)/ADブロック17、タイミングジェネレータ(TG:Timing Generator)18とから構成されている。そして、前記レンズ群2を介してCCD16により撮像された被写体像は、CDS/ADブロック17でデジタル信号に変換された後、カラープロセス部19を経て、JPEG/MPEG部20にて画像圧縮が行われる。
音声入力ブロック21は、MIC27から入力された音声の増幅、及びデジタル信号の変換を行うための入力アンプ22及びADC23と、音声信号にデジタルフィルター処理を施すフィルター部24、デジタルの音声信号のアナログ信号への変換、及び増幅を行いスピーカ28へ出力するためのDAC25及び出力アンプ26から構成されている。音声付きの動画撮影(以下、録画という。)に際して、MIC27に入力した音声は、音声入力ブロック21においてデジタル信号化されデジタルフィルター処理を施されて制御部14へ送られる。なお、図示しないが音声入力ブロック21の各部と、MIC27及びスピーカ28はステレオ音声の記録、再生に対応した構成となっている。
制御部14はデジタルカメラの各部を制御する部分であり、制御部14には、プログラムメモリ31や内蔵メモリ32、さらに音声コーデック用レジスタ33が内蔵されている。制御部14は、上記制御に加え音声入力ブロック21に入出力する音声信号の圧縮、伸張等の各種処理を行う。すなわち録画時においては、音声入力ブロック21から送られた音声信号を処理するとともに圧縮した後、それをJPEG/MPEG部20にて圧縮された動画データ(一連の画像データ)と重畳して、画像記録部35に動画ファイルとして記録させる。なお、音声コーデック用レジスタ33には、制御部14が音声信号の記録処理に際して使用される各種の音声録音制御用の設定パラメータ、例えばビットレート(圧縮率)、サンプリングレート、デジタルフィルタ、ステレオ効果、追従時間、最大増幅度等が記録される。
画像記録部35は、カードインターフェースと、それを介して制御部14に接続される、カメラ本体に着脱自在に装着される不揮発性の各種メモリカードから構成される。
画像表示部36はビデオエンコーダー、VRAM、液晶モニタ及びその駆動回路等からなり、静止画撮影モードでの撮影待機状態や、録画モードの撮影待機状態及び録画中における被写体のスルー画像や、画像記録部35に記録されている静止画像や動画像を表示する。Keyブロック37は電源キー、記録/再生のモード切替スイッチ、シャッターキー、ズームキー、メニューキー等の各種キーにより構成され、ユーザーによるキー操作に応じた操作信号を制御部14へ送る。ワークメモリ38は、画像データや音声データの圧縮、伸張等の各種のデータ処理に際して使用される揮発性の作業用のメモリである。
前記プログラムメモリ31には、制御部14を本発明の設定手段、制御手段、判定手段、録音制御手段と機能させるための制御プログラムが記憶されている。また、プログラムメモリ31は本発明の制御情報記憶手段であって、プログラムメモリ31には、録画用のベストショット機能を用いた録画に際して使用される録画用のシーンファイルも記憶されている。
図2は、上記録画用のシーンファイル100を示したものである。シーンファイル100は、従来の静止画用のベストショット機能と同様、予め想定される複数種の録画用のベストショットシーン(以下、単にBSシーンと呼ぶ。)毎に用意されている録画条件を示すデータにより構成されている。本実施の形態で用意されているBSシーンとしては、コンサート録画(a)、会議録画(b)、風景録画(c)等であり、各々のシーンファイル100は、録音設定情報101と各種画像設定情報102とシーンID103から構成されている。
録音設定情報101は、前述した音声コーデック用レジスタ33に設定されるパラメータであり、ビットレート目標値、サンプリングレート、デジタルフィルタ設定値、ステレオ効果設定値、追従時間設定値、最大増幅度設定値である。ここでフィルタ設定値は音声(音響)フィルタに関する設定値であり、具体的にはMIC27に入力する低音域の風切り音を低減、若しくは取り除くためのハイパスフィルターである風切音フィルタの使用の有無を示すものである。ステレオ効果設定値はステレオ効果(強調)の使用の有無を示すものである。追従時間設定値は、入力音声の増幅に際して、録音レベルの変化をより自然に行うための設定値であり、具体的には図3に示した、増幅を開始するまでの時間であるホールドタイムT1と、ゲインを目標とするゲインまで漸進的に変化させる時間であるディケイタイムT2との合計時間T3であって、入力音声に対する最終的な増幅度合による増幅を完了するまでの時間である。なお、本実施の形態においてホールドタイムT1とディケイタイムT2との割合は1:1である。
そして、コンサート録画(a)に対応する録音設定情報101にあっては、音楽の録音を重視した設定が記述されている。すなわち音楽の録音では、なるべく高音質で、録音レベルが急に上下したりしないことが望ましい。そのため、特にビットレートが高め、サンプリング周波数が44.1KHz、追従時間設定が長めかつ、最大増幅度設定が低く設定されている。一方、会議録画(b)に対応する録音設定情報101にあっては、なるべく遠くの人の声なども録音できた方が好ましいため、特に追従時間が短く、最大増幅度が高く設定されている。
また、図では省略したが、風景録画(c)に対応する録音設定情報101にあっては、屋外での録音であるのでフィルターがONに設定されており、BSシーンによっては、録音設定情報101の前述した設定項目の一部のみが決められているものもある。一方、前記シーンファイル100における各種画像設定情報(本発明の録画設定情報)102は、画像サイズやフレームレート、フォーカス、シャープネス等の設定値であり、前記シーンID103は、各シーンファイル100が対応するシーンを示すシーン番号である。また、前記プログラムメモリ31は本発明のシーン情報記憶手段であって、前記シーンファイル100とは別に、図示したコンサート録画(a)、会議録画(b)、風景録画(c)といったBSシーン(特定の動画撮影対象)を表わす見本画像、「コンサートを録画します」等のシーン説明、「フォーカスがパンフォーカスに設定されます」等のアドバイス情報等のシーン情報が、前記シーンID103に対応して記憶されている。
なお、以上説明した録画用のシーンファイル100については、プログラムメモリ31以外にも、例えば画像記録部35において撮影した静止画ファイルや動画ファイルを記録する前述した各種メモリカード等の他のメモリに記憶されていても構わない。また、前述した録音設定情報101と各種画像設定情報102は互いに対応付けが行われた状態(例えばシーンID103と一対にした状態)であれば異なる場所に記憶されていても構わない。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラにおける本発明に係る動作を説明する。図4は、録画に際してユーザーによりベストショットモードが選択された時の制御部14の処理手順を示すフローチャートである。
係るモードが設定されると、制御部14は、まず従来の静止画用のベストショット機能と同様、前述したBSシーンを示す見本画像やシーン説明等からなる選択画面を画像表示部36の液晶モニタに表示させ、これから撮影しようとするシーンに合致、または類似するBSシーンをユーザーに決定(指定)させる(ステップSA1)。引き続き、決定されたBSシーンに対応するシーンファイル100をプログラムメモリから読み込み(ステップSA2)、そこに記述されている画像制御用の設定、すなわち画像サイズやフレームレート、フォーカス、シャープネス等の設定を行う(ステップSA3)。これにより、ユーザーに指定されたBSシーンによって示される撮影環境での使用が想定された撮影モードに移行する。しかる後、シーンファイル100に前述した音声録音制御用のパラメータが何も含まれていなければ(ステップSA4でNO)、そのまま録画待機状態となり、前述した音声制御用のパラメータが含まれている場合には(ステップSA4でYES)、そこに記述されている音声録音制御用の設定、すなわち音声コーデック用レジスタ33にBSシーンに対応する音声パラメータを設定した後(ステップSA5)、録画待機状態に移行する。
したがって、ユーザーが例えばコンサート等の様子を撮影(録画)する場合には、BSシーンとしてコンサート録画(a)を選択することにより、高音質でかつ音量が急に上下するようなことのない、より適切な録音状態の音声付きの動画像を撮影して記録することができる。また、会議等の様子を撮影(録画)する場合には、BSシーンとして会議録画(b)を選択することにより、撮影者からの距離に関係なく遠くの人の発言であっても聞きやすい、より適切な録音状態の音声付きの動画像を撮影して記録することができる。つまり録画環境に適した音声録音をすることが可能となる。同時に、様々な音声制御用のパラメータの設定をBSシーンを選択するだけで行えるため、それらの設定内容を、例えばパラメータ毎にユーザーに設定、又は選択させる場合のような煩雑さがなく、かつ誰もが容易に設定することができる。
一方、図5は、前記デジタルカメラにおいて、ベストショットモードとは別に予め用意されている自動録音設定モードが設定された状態の録画モードにおける制御部14の処理手順を示すフローチャートである。
係る場合、制御部14は録画モードの設定に伴い、CCD16による撮像を開始して、スルー画像表示用の画像データを取得するとともに(ステップSB1)、AE処理によって、撮像された画像データに基づき被写体等の撮影環境における明るさを判定する(ステップSB2)。ここで、撮影環境が所定の基準よりも明るい環境下であると判定したときには(ステップSB3でYES)、撮影場所が室内であるとものとして、風切音フィルタを使用する旨の音声録音制御用の設定を行った後、つまり音声コーデック用レジスタ33にフィルタ設定値として「ON」を設定した後(ステップSB4)、録画待機状態に移行する。
一方、撮影環境が所定の基準よりも暗い環境下であると判定したときには(ステップSB3でNO)、さらにAWB処理によって、撮像された画像データに基づき光源の種別を判定する(ステップSB5)。そして、判定した光源種別が太陽光でなければ(ステップSB6でNO)、係る場合も撮影場所が室内であるとものとして前述したステップSB4へ進みフィルタ設定値として「ON」を設定する。逆に、光源種別が太陽光であったときには(ステップSB6でYES)、撮影場所が屋外であるとものとして、風切音フィルタを使用しない旨の音声録音制御用の設定を行った後、つまり音声コーデック用レジスタ33にフィルタ設定値として「OFF」を設定した後(ステップSB7)、録画待機状態に移行する。
以上のように自動録音設定モードが設定されているときには、撮影場所が室内であるか、屋外であるかの違いによって風切音フィルターの使用の要否を自動的に設定される。したがって、屋外での録画である場合には、自動的に耳障りな風きり音を録音しないようにするとともに、室内での録画である場合には、自動的に音楽濱奏などにふさわしい低音を活かした録音が可能になる。つまり録画環境に適した音声録音をすることが可能となる。
なお、以上説明した本実施の形態においては、ユーザーによりベストショットモードでの録画に際しては、指定されたBSシーンに応じて音声録音制御用の設定だけでなく画像制御用の設定も行うようにしたが、音声録音制御用の設定のみを行う構成としてもよい。また、本実施の形態に示した音声録音制御用の設定項目や、具体的な設定値については適宜増減や変更が可能である。
また、本実施の形態とは別に、予め用意されているBSシーンに応じてた録音設定情報101を変更するためのモードを設けてもよい。その場合には、例えば指定されたBSシーンに対応する録音設定情報101を画像表示部36の液晶モニタ上に一覧表示させ、キー操作によって設定項目毎に設定値の変更を行わせるとともに、変更後の録音設定情報101を更新したり、新たなBSシーンに対応するデータとして別途記憶させたりすればよい。但し、その場合、更新後の録音設定情報101等は、画像記録部35において撮影した静止画ファイルや動画ファイルを記録する前述した各種メモリカード等に記録することとなる。
また、前述した自動録音設定モードでは、スルー画像用の画像に含まれる画像情報が被写体等の明るさ、及び光源種別であって、それを用いて撮影環境である撮影場所が室内か屋内かの別を判定することによって、風切音フィルタの使用の有無を自動設定する構成としたが、スルー画像用の画像に含まれる画像情報を用いて撮影場所以外の他の撮影環境を判定してもよい。また、その結果に応じて風切音フィルタの使用の有無以外の、音声録音制御用の制御を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では、動画用のベストショットモードと自動録音設定モードとの双方が設けられているデジタルカメラについて説明したが、いずれか一方のモードのみを設けるようにしてもよい。また、音声信号の圧縮、伸張等の各種処理の全てを制御部14が行うものについて説明したが、制御部14には、図4及び図5に示した処理のみを行わせ、それ以外の音声処理を行う音声処理部等を別途設けるようにしてもよい。
さらに、本発明を音声付きの動画撮影機能を備えた一般的なデジタルカメラに適用した場合について説明したが、これ以外にも本発明は、例えば携帯電話機等の他の機器に内蔵されている他のデジタルカメラに等にも適用することができる。
14 制御部
15 CCD撮像系ブロック
16 CCD
20 JPEG/MPEG部
21 音声入力ブロック
27 MIC
28 スピーカ
31 プログラムメモリ
32 内蔵メモリ
33 音声コーデック用レジスタ
27 MIC
33 音声コーデック用レジスタ
100 シーンファイル
101 録音設定情報
T1 ホールドタイム
T2 ディケイタイム
T3 合計時間(追従時間)

Claims (4)

  1. 音声付き動画の撮影記録機能を有する動画撮影装置において、
    複数の撮影シーンの各々に対応させて撮影条件データを記憶するとともに、各撮影シーンに対応した見本画像データまたは説明文データを記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された複数の見本画像データまたは説明文データを表示するとともに利用者に選択させる選択手段と、
    前記選択手段により選択された見本画像データまたは説明文データに対応する撮影シーンを特定する撮影シーン特定手段と、
    前記撮影シーン特定手段により特定された撮影シーンに対応して前記第1の記憶手段に記憶されている撮影条件を設定して前記音声付き動画における動画データの記録を行う動画記録手段と、
    前記複数の撮影シーンの各々に対応させて録音条件データを記憶する第2の記憶手段と、
    前記撮影シーン特定手段により特定された撮影シーンに対応して前記第2の記憶手段に記憶されている録音条件を設定して前記音声付き動画における音声データの記録を行う音声記録手段と、
    を備えたことを特徴とする動画撮影装置。
  2. 前記録音条件には、入力音声に対する最終的な増幅度合による増幅を完了するまでの追従時間が含まれることを特徴とする請求項1記載の動画撮影装置。
  3. 前記録音条件には、入力音声に含まれる風切り音の除去を目的とするフィルタの使用の有無が含まれることを特徴とする請求項1項記載の動画撮影装置。
  4. 動画撮影機能と録音機能とを有するデジタルカメラが備えるコンピュータを、
    予め複数の撮影シーンの各々に対応させて撮影条件データを記憶するとともに、各撮影シーンに対応した見本画像データまたは説明文データを記憶する第1のメモリから、複数の見本画像データまたは説明文データを表示出力して、所望の見本画像データまたは説明文データを利用者に選択させる選択手段、
    前記選択手段により選択された見本画像データまたは説明文データに対応する撮影シーンを特定する撮影シーン特定手段、
    前記撮影シーン特定手段により特定された撮影シーンに対応して前記第1のメモリに記憶されている撮影条件を設定して前記音声付き動画における動画データの記録を行う動画記録手段、
    前記複数の撮影シーンの各々に対応させて録音条件データを記憶する第2のメモリから、前記撮影シーン特定手段により特定された撮影シーンに対応して記憶されている録音条件を設定して前記音声付き動画における音声データの記録を行う音声記録手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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