JP2009239719A - 順次走査変換装置及び順次走査変換方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 水平垂直低域通過フィルタを通した現フィールド信号と水平垂直低域通過フィルタを通した前フィールド信号の差を算出する差分絶対値算出器と、差分絶対値算出器出力の絶対値が大きいほど水平垂直低域通過フィルタを通した前フィールド信号の比重を多くし、絶対値が小さいほど水平低域通過フィルタを通した前フィールド信号の比重を多くする混合比率を決定する手段と、混合比率に基づき水平垂直低域通過フィルタを通した前フィールド信号と水平低域通過フィルタを通した前フィールド信号を混合する重み付き加算器と、加算器出力と水平垂直低域通過フィルタを通した現フィールド信号の差分絶対値をある小領域にて積分する積分器を備えることを特徴とする順次走査変換装置。
【選択図】 図1
Description
後フィールド信号S1をフィールド遅延手段2により1フィールド遅延させた信号を現フィールド信号S2、さらにフィールド遅延手段3により1フィールド遅延させた信号を前フィールド信号S3とする。現フィールド信号S2のライン間に補間ライン信号を生成し、現フィールド信号S2そのものである直接ライン信号とその補間ライン信号を時系列変換手段4により順次走査信号に整列して出力する。動画用補間画素生成手段5は現フィールドS2のフィールド内補間、もしくは現フィールド信号S2および前後のフィールド信号S1,S3から動き補償による動画用補間画素を生成する。静画用補間画素生成手段6は補間画素と空間的に同じ位置の前フィールド信号S3の画素、または後フィールド信号S1の画素、もしくは前フィールド信号S3と後フィールド信号S1の画素の平均を静画用補間画素として出力する。動き検出手段7は前後のフィールド信号S1,S3から、画素毎にフレーム間の差分を求め大きいほど動画判定、小さいほど静画判定とするフレーム間動き検出値MD1を算出する。
補間ライン信号 = MD2 x 動画用補間画素 + (1 - MD2) x 静画用補間画素
ここで、MD2は 0≦MD2≦1 とする。
本発明で解決したい従来の課題を従来例と併せて説明する。
従来例では、フレーム間の動き検出で静止と誤判定して、順次走査変換出力に誤補間ノイズが発生することを防ぐため、フィールド間小領域動き検出手段を利用した動き検出補正手段を備えており、フィールド間小領域動き検出手段出力FLZCVが大きいと判定した場合に、領域内の前記動き検出手段の出力MD1を動画判定寄りに補正して出力MD2を生成することで、誤補間ノイズの発生を防止している。ただし、補間したい画素位置のフィールド間の動きを検出する場合は、インターレース構造のフィールド間では垂直方向の同ライン位置に画素が存在せず、また対ノイズ耐性を高めるためにも、垂直方向低域通過フィルタを通した信号同士の差分HVFLを動き情報として得ることが望ましい。
図5の左側に表すような、信号レベルが垂直方向にピーク・ボトム間である一定の周期を持つ画像が、上方向にスクロールした場合を扱う。画像の左側に表した数字はプログレッシブ画像の上側からインデックスを付けたライン数である。そして、図2の右側は、スクロールの動きが1/60fps毎にプログレッシブ画像のラインで2ラインづつ動くとした際の、後フィールド信号S1、現フィールド信号S2、及び前フィールド信号S3のそれぞれのラインに位置する画素の情報を表している。この動きでは、フレーム間の画素単位動き検出を行うと、後フィールド信号S1、前フィールド信号S3が同じ情報であるために、静止と誤判定して順次走査変換出力に誤補間ノイズの発生を招いてしまう。そこで前フィールド信号S3、現フィールド信号S2によるフィールド間小領域動き検出手段を利用するのだが、前フィールド信号S3でフィルタ処理をする場合、楕円で囲んだ画素を利用して垂直低域通過フィルタを通すと、楕円内に含まれるピークの信号とボトムの信号が平均化され、現フィールド信号S2に存在する中間レベルの画素との差が無くなり、フィールド間で静止と判定してしまい、補正が正しく成されない可能性がある。
Claims (4)
- 画素毎に1フレーム間の動きを検出する動き検出手段と、前フィールド信号または後フィールド信号から静画用補間画素を生成する静画用補間画素生成手段と、現フィールド信号または前フィールド信号または後フィールド信号から動画用補間画素を生成する動画用補間画素生成手段と、現フィールドと前フィールドの間あるいは現フィールドと後フィールドの間の同じ画面位置にある小領域同士の相関を検出するフィールド間小領域動き検出手段と、前記フィールド間小領域動き検出手段出力から動きが大きいと判定した場合に、小領域内の前記動き検出手段の出力を動画判定寄りに補正をする動き検出補正手段を備える動き適応型順次走査変換装置において、
前記フィールド間小領域動き検出手段にて、現フィールド信号を処理する水平垂直低域通過フィルタと、前フィールド信号を処理する水平垂直低域通過フィルタと、前フィールド信号を処理する水平低域通過フィルタと、前記水平垂直低域通過フィルタを通した現フィールド信号と前記水平垂直低域通過フィルタを通した前フィールド信号の差を算出する差分絶対値算出器と、差分絶対値算出器出力の絶対値が大きいほど前記水平垂直低域通過フィルタを通した前フィールド信号の比重を多くし、絶対値が小さいほど前記水平低域通過フィルタを通した前フィールド信号の比重を多くする混合比率を決定する手段と、前記混合比率に基づき前記水平垂直低域通過フィルタを通した前フィールド信号と前記水平低域通過フィルタを通した前フィールド信号を混合する重み付き加算器と、前記加算器出力と前記水平垂直低域通過フィルタを通した現フィールド信号の差分絶対値をある小領域にて積分する積分器を備えることを特徴とする順次走査変換装置。 - 前記フィールド間小領域動き検出手段に加えてさらに、前フィールドと後フィールドの間の、同じ画面位置にある小領域同士の相関を検出するフレーム間小領域動き検出手段を備え、前記フレーム間小領域動き検出手段出力の動きが大きいと判定した小領域内はフィールド間小領域動きの比重を高くし、前記フレーム間小領域動き検出手段出力の動きが小さいと判定した小領域内はフィールド間小領域動きの比重を低くする、動き検出補正の制御手段を備えることを特徴とする請求項1記載の順次走査変換装置。
- 画素毎に1フレーム間の動きを検出する動き検出手段と、前フィールド信号または後フィールド信号から静画用補間画素を生成する静画用補間画素生成手段と、現フィールド信号または前フィールド信号または後フィールド信号から動画用補間画素を生成する動画用補間画素生成手段と、現フィールドと前フィールドの間あるいは現フィールドと後フィールドの間の同じ画面位置にある小領域同士の相関を検出するフィールド間小領域動き検出手段と、前記フィールド間小領域動き検出手段出力から動きが大きいと判定した場合に、小領域内の前記動き検出手段の出力を動画判定寄りに補正をする動き検出補正手段を備える動き適応型順次走査変換装置における順次走査変換方法であって、
前記フィールド間小領域動き検出手段にて、現フィールド信号を処理する水平垂直低域通過フィルタと、前フィールド信号を処理する水平垂直低域通過フィルタと、前フィールド信号を処理する水平低域通過フィルタと、前記水平垂直低域通過フィルタを通した現フィールド信号と前記水平垂直低域通過フィルタを通した前フィールド信号の差を算出する差分絶対値算出器とを用い、
差分絶対値算出器出力の絶対値が大きいほど前記水平垂直低域通過フィルタを通した前フィールド信号の比重を多くし、絶対値が小さいほど前記水平低域通過フィルタを通した前フィールド信号の比重を多くする混合比率を決定し、
前記混合比率に基づき前記水平垂直低域通過フィルタを通した前フィールド信号と前記水平低域通過フィルタを通した前フィールド信号を混合する重み付き加算を行い、この加算結果と前記水平垂直低域通過フィルタを通した現フィールド信号の差分絶対値をある小領域にて積分することを特徴とする順次走査変換方法。 - 前記フィールド間小領域動き検出手段に加えてさらに、前フィールドと後フィールドの間の、同じ画面位置にある小領域同士の相関を検出するフレーム間小領域動き検出手段を用い、
前記フレーム間小領域動き検出手段出力の動きが大きいと判定した小領域内はフィールド間小領域動きの比重を高くし、前記フレーム間小領域動き検出手段出力の動きが小さいと判定した小領域内はフィールド間小領域動きの比重を低くする、動き検出補正の制御を行うことを特徴とする請求項3記載の順次走査変換方法。
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JP2008084414A JP2009239719A (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 順次走査変換装置及び順次走査変換方法 |
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Family Applications (1)
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JP2008084414A Ceased JP2009239719A (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 順次走査変換装置及び順次走査変換方法 |
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JP (1) | JP2009239719A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62145983A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-30 | Toshiba Corp | 動き検出回路 |
JPH06233252A (ja) * | 1993-02-04 | 1994-08-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 動き検出回路 |
JPH06292149A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-18 | Canon Inc | 動き検出装置 |
JPH06311485A (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-04 | Ikegami Tsushinki Co Ltd | フィールド間の動き検出装置 |
-
2008
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Patent Citations (4)
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