JPH06233252A - 動き検出回路 - Google Patents
動き検出回路Info
- Publication number
- JPH06233252A JPH06233252A JP1717393A JP1717393A JPH06233252A JP H06233252 A JPH06233252 A JP H06233252A JP 1717393 A JP1717393 A JP 1717393A JP 1717393 A JP1717393 A JP 1717393A JP H06233252 A JPH06233252 A JP H06233252A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- absolute value
- output
- signal
- inter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Color Television Systems (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サブサンプルされた画像信号の動き検出の精
度を高めることを目的とする。 【構成】 サブサンプルされた画像信号をフレームメモ
リ1と減算器2よりフレーム間差分信号を形成し、回路
17で折り返し成分を除去し、絶対値を回路4で求め
る。また、フィールドメモリ10と減算器12よりフィ
ールド間差分信号を形成し、その出力を縦エッジで制御
する。そして回路14で折り返しを除去し、絶対値を回
路15で求める。次に混合回路16で絶対値回路4、1
5の出力にそれぞれ重みを付けて加算する。一方、画像
信号のエッジを回路5で検出し、絶対値を回路6で求
め、除算回路7で混合回路16の出力を絶対値回路6の
出力で除算して、動き信号を取り出す。 【効果】 低域に折り返る高域成分を除去でき、広帯域
化によりさらに動き検出の精度を上げることができる
度を高めることを目的とする。 【構成】 サブサンプルされた画像信号をフレームメモ
リ1と減算器2よりフレーム間差分信号を形成し、回路
17で折り返し成分を除去し、絶対値を回路4で求め
る。また、フィールドメモリ10と減算器12よりフィ
ールド間差分信号を形成し、その出力を縦エッジで制御
する。そして回路14で折り返しを除去し、絶対値を回
路15で求める。次に混合回路16で絶対値回路4、1
5の出力にそれぞれ重みを付けて加算する。一方、画像
信号のエッジを回路5で検出し、絶対値を回路6で求
め、除算回路7で混合回路16の出力を絶対値回路6の
出力で除算して、動き信号を取り出す。 【効果】 低域に折り返る高域成分を除去でき、広帯域
化によりさらに動き検出の精度を上げることができる
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サブサンプルされた画
像信号の動き領域を検出する動き検出回路に関するもの
であり、特にハイビジョンを伝送するMUSE(Multipl
e Sub-Nyquist Sampling Encoding:多重サブサンプル
伝送)方式のデコーダで用いられる。
像信号の動き領域を検出する動き検出回路に関するもの
であり、特にハイビジョンを伝送するMUSE(Multipl
e Sub-Nyquist Sampling Encoding:多重サブサンプル
伝送)方式のデコーダで用いられる。
【0002】
【従来の技術】近年、ハイビジョン放送が実用化され、
衛星を使ったMUSE方式による放送が開始された。M
USE方式の詳細については、二宮「MUSE−ハイビ
ジョン伝送方式」電子情報通信学会編に記載されてい
る。
衛星を使ったMUSE方式による放送が開始された。M
USE方式の詳細については、二宮「MUSE−ハイビ
ジョン伝送方式」電子情報通信学会編に記載されてい
る。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の動き検出
回路の例について説明する。従来の動き検出回路として
は、例えば特開平1−91586号公報に示されてい
る。
回路の例について説明する。従来の動き検出回路として
は、例えば特開平1−91586号公報に示されてい
る。
【0004】図2はこの従来の動き検出回路のブロック
図を示すものであり、1はフレームメモリ、2は減算器
であり、フレーム間差分信号を形成する。3は水平方向
LPFであり、サブサンプルされた画像信号の水平方向
の折り返し成分を除去する。4は絶対値回路であり、L
PF3の出力の絶対値を求める。5はエッジ検出回路、
6は絶対値回路であり、画像信号を微分してエッジを検
出してその絶対値を求める。7は除算回路であり、絶対
値回路4、6のそれぞれの出力の除算を行う。
図を示すものであり、1はフレームメモリ、2は減算器
であり、フレーム間差分信号を形成する。3は水平方向
LPFであり、サブサンプルされた画像信号の水平方向
の折り返し成分を除去する。4は絶対値回路であり、L
PF3の出力の絶対値を求める。5はエッジ検出回路、
6は絶対値回路であり、画像信号を微分してエッジを検
出してその絶対値を求める。7は除算回路であり、絶対
値回路4、6のそれぞれの出力の除算を行う。
【0005】以上のように構成された従来の動き検出回
路は、フレーム間差分信号を検出して、その中に含まれ
る折り返し成分を除去し、この信号を検出したエッジ信
号で除算して、動き信号を検出している。
路は、フレーム間差分信号を検出して、その中に含まれ
る折り返し成分を除去し、この信号を検出したエッジ信
号で除算して、動き信号を検出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、画像が動いているにも関わらず、その動
きがフレーム周期で重なったとき、その部分のフレーム
間差分が検出できず、その部分が静止画処理されてしま
うという課題を有していた。
うな構成では、画像が動いているにも関わらず、その動
きがフレーム周期で重なったとき、その部分のフレーム
間差分が検出できず、その部分が静止画処理されてしま
うという課題を有していた。
【0007】本発明は前記課題に鑑み、フレーム間差分
信号と、フィールド間差分信号と、縦線エッジ信号とを
併用して動き検出の精度を向上させた動き検出回路を提
供することを目的とする。
信号と、フィールド間差分信号と、縦線エッジ信号とを
併用して動き検出の精度を向上させた動き検出回路を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、サブサンプル
された画像信号のエッジを検出する検出回路と、前記検
出回路の絶対値を求める第1の絶対値回路と、前記画像
信号のフレーム間差分信号を形成する第1の形成手段
と、前記第1の形成手段の出力より折り返し成分を除去
する第1の除去回路と、前記第1の除去回路の出力の絶
対値を求める第2の絶対値回路と、前記画像信号のフィ
ールド間差分信号を形成する第2の形成手段と、前記第
2の形成手段の出力を前記エッジ検出回路の出力で制御
する制御回路と、前記制御回路の出力より折り返し成分
を除去する第2の除去回路と、前記第2の除去回路の出
力の絶対値を求める第3の絶対値回路と、前記第2、第
3の絶対値回路の出力をそれぞれ重みを付けて足し合わ
せる混合回路と、前記混合回路の出力を前記第1の絶対
値回路の出力で除算して動き信号を取り出す除算回路と
からなる。
された画像信号のエッジを検出する検出回路と、前記検
出回路の絶対値を求める第1の絶対値回路と、前記画像
信号のフレーム間差分信号を形成する第1の形成手段
と、前記第1の形成手段の出力より折り返し成分を除去
する第1の除去回路と、前記第1の除去回路の出力の絶
対値を求める第2の絶対値回路と、前記画像信号のフィ
ールド間差分信号を形成する第2の形成手段と、前記第
2の形成手段の出力を前記エッジ検出回路の出力で制御
する制御回路と、前記制御回路の出力より折り返し成分
を除去する第2の除去回路と、前記第2の除去回路の出
力の絶対値を求める第3の絶対値回路と、前記第2、第
3の絶対値回路の出力をそれぞれ重みを付けて足し合わ
せる混合回路と、前記混合回路の出力を前記第1の絶対
値回路の出力で除算して動き信号を取り出す除算回路と
からなる。
【0009】
【作用】本発明は前記構成により、折返った高域周波数
成分を除去することができ、またフィールド間差分信号
を広帯域化することによりさらに動き検出の精度を向上
させることができる。
成分を除去することができ、またフィールド間差分信号
を広帯域化することによりさらに動き検出の精度を向上
させることができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例における動き検出回
路のブロック図を示す。図1において、5はエッジ検出
回路、4、6、15はそれぞれ絶対値回路、7は除算回
路で従来例と同様である。10、11は各々フィールド
メモリで、これらでフレームメモリを構成する。2は第
1の減算器でメモリ10の入力とメモリ11の出力の減
算をする。12は第2の減算器でメモリ10の入力とメ
モリ10の出力の減算をする。13は制御回路で、エッ
ジ検出回路5の出力で減算器12の出力を制御する。1
4、17はそれぞれ折り返し成分を除去する除去回路で
ある。16は混合回路で、絶対値回路4、15のそれぞ
れの出力を重みを付けて加える。
路のブロック図を示す。図1において、5はエッジ検出
回路、4、6、15はそれぞれ絶対値回路、7は除算回
路で従来例と同様である。10、11は各々フィールド
メモリで、これらでフレームメモリを構成する。2は第
1の減算器でメモリ10の入力とメモリ11の出力の減
算をする。12は第2の減算器でメモリ10の入力とメ
モリ10の出力の減算をする。13は制御回路で、エッ
ジ検出回路5の出力で減算器12の出力を制御する。1
4、17はそれぞれ折り返し成分を除去する除去回路で
ある。16は混合回路で、絶対値回路4、15のそれぞ
れの出力を重みを付けて加える。
【0011】以上のように構成されたこの実施例につい
て、以下その動作を説明する。フィールドメモリ10、
11と減算器2によりフレーム間差分信号を形成する。
また、フィールドメモリ10と減算器12によりフィー
ルド間差分信号を形成する。制御回路13では、検出回
路5で検出した縦エッジ信号により前記フィールド間差
分信号を制御する。具体的には、縦エッジがない場合は
フィールド間差分信号を出力し、エッジがある場合は差
分信号を出力しないようにする。
て、以下その動作を説明する。フィールドメモリ10、
11と減算器2によりフレーム間差分信号を形成する。
また、フィールドメモリ10と減算器12によりフィー
ルド間差分信号を形成する。制御回路13では、検出回
路5で検出した縦エッジ信号により前記フィールド間差
分信号を制御する。具体的には、縦エッジがない場合は
フィールド間差分信号を出力し、エッジがある場合は差
分信号を出力しないようにする。
【0012】折り返し除去回路14では水平方向、およ
び垂直方向の折り返し成分を除去する。具体的な例とし
ては、遮断周波数が4MHzのLPFを通す。
び垂直方向の折り返し成分を除去する。具体的な例とし
ては、遮断周波数が4MHzのLPFを通す。
【0013】その後、絶対値回路15で信号の絶対値を
求める。同様に、前記フレーム間差分信号も折り返し除
去回路17と絶対値回路4で処理する。混合回路16で
は、前記絶対値回路4、15のそれぞれの出力に重みを
付けて加算する。いちばん簡単な例はそれぞれ1対1の
重みで加算する方法である。除算回路7では、前記混合
回路16の出力を検出しエッジ信号で除算し、正規化を
行って動き信号を出力する。
求める。同様に、前記フレーム間差分信号も折り返し除
去回路17と絶対値回路4で処理する。混合回路16で
は、前記絶対値回路4、15のそれぞれの出力に重みを
付けて加算する。いちばん簡単な例はそれぞれ1対1の
重みで加算する方法である。除算回路7では、前記混合
回路16の出力を検出しエッジ信号で除算し、正規化を
行って動き信号を出力する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フレーム間差分信号と、縦エッジで制御されたフィール
ド間差分信号とを用いることにより、高域周波数成分の
折り返しをなくすことができ、フィールド間差分信号の
帯域を広帯域化すればより動き検出の精度を向上するこ
とができ、その実用的効果は極めて大きい。
フレーム間差分信号と、縦エッジで制御されたフィール
ド間差分信号とを用いることにより、高域周波数成分の
折り返しをなくすことができ、フィールド間差分信号の
帯域を広帯域化すればより動き検出の精度を向上するこ
とができ、その実用的効果は極めて大きい。
【図1】本発明の一実施例における動き検出回路のブロ
ック図
ック図
【図2】従来の動き検出回路のブロック図
2 減算器 4 絶対値回路 5 エッジ検出回路 6 絶対値回路 7 除算回路 10 フィールドメモリ 11 フィールドメモリ 12 減算器 13 制御回路 14 折り返し除去回路 15 絶対値回路 16 混合回路 17 折り返し除去回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寒川 賢太 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 サブサンプルされた画像信号のエッジを
検出する検出回路と、前記検出回路の絶対値を求める第
1の絶対値回路と、前記画像信号のフレーム間差分信号
を形成する第1の形成手段と、前記第1の形成手段の出
力より折り返し成分を除去する第1の除去回路と、前記
第1の除去回路の出力の絶対値を求める第2の絶対値回
路と、前記画像信号のフィールド間差分信号を形成する
第2の形成手段と、前記第2の形成手段の出力を前記エ
ッジ検出回路の出力で制御する制御回路と、前記制御回
路の出力より折り返し成分を除去する第2の除去回路
と、前記第2の除去回路の出力の絶対値を求める第3の
絶対値回路と、前記第2、第3の絶対値回路の出力をそ
れぞれ重みを付けて足し合わせる混合回路と、前記混合
回路の出力を前記第1の絶対値回路の出力で除算して動
き信号を取り出す除算回路とを備えたことを特徴とする
動き検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1717393A JPH06233252A (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 動き検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1717393A JPH06233252A (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 動き検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06233252A true JPH06233252A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11936570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1717393A Pending JPH06233252A (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 動き検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06233252A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008160773A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Toshiba Corp | 順次走査変換装置及び順次走査変換方法 |
JP2008252594A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Toshiba Corp | 順次走査変換装置及び順次走査変換方法 |
JP2009239719A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Toshiba Corp | 順次走査変換装置及び順次走査変換方法 |
JP2010093578A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Canon Inc | 映像処理装置およびその方法 |
-
1993
- 1993-02-04 JP JP1717393A patent/JPH06233252A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008160773A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Toshiba Corp | 順次走査変換装置及び順次走査変換方法 |
US8345156B2 (en) | 2006-12-26 | 2013-01-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Progressive scanning conversion apparatus and progressive scanning conversion method |
JP2008252594A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Toshiba Corp | 順次走査変換装置及び順次走査変換方法 |
JP2009239719A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Toshiba Corp | 順次走査変換装置及び順次走査変換方法 |
JP2010093578A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Canon Inc | 映像処理装置およびその方法 |
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