JP5300568B2 - 映像処理装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、映像処理装置およびその制御方法に関する。
MPEG2形式で圧縮(符号化)された映像信号では、高域成分を含む動画シーンにおいてフリッカが発生する場合がある。例えば、木の葉などの細かいパターン、つまり高域成分を含む被写体をパンするシーンにおいて、フリッカが発生する場合がある。特に、画面内の高域成分の占める面積が大きい場合には、画面全体でフリッカが発生するため、画質が大きく劣化する。
このフリッカが発生する原因を以下で説明する。フリッカは、高域成分の量がフレーム間で大きく変動する場合に生じる。MPEG2形式で圧縮(符号化)された映像信号は、I,Pピクチャのフレームと、高域成分の量がI,Pピクチャと比較して少ないBピクチャのフレームとを含む。このように高域成分の量が異なるフレームが混在している場合にフリッカが発生し易い。例えば、I,PピクチャからBピクチャへ切り換わる場合に、高域成分の量が大きく変動し易いため、フリッカが発生し易い。更に、符号化時の圧縮率が高い場合ほど、Bピクチャの高域成分は大きく低下するため、フリッカはより発生し易くなる。
ノイズやフリッカを低減するための従来技術は、例えば、特許文献1,2に開示されている。具体的には、特許文献1には、MPEGデコーダから送られる転送レートや動き検出情報に応じてノイズリダクションフィルタ(二次元空間フィルタ)の設定値を変更し、ノイズリダクションを効果的に行う技術が開示されている。特許文献2には、画像中の静止部分、リフレッシュ符号化(フレーム内符号化)により符号化されたフレーム、画像の平坦部に、時間フィルタリングを強くかけることで、ノイズやフリッカを低減する技術が開示されている。
特開平11−046362号公報 特開平9−130648号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示の技術では、二次元的な空間フィルタを使用しているため、時間的に高域成分の量が変動すること(フレーム間で高域成分の量が変動すること)によるフリッカを十分に低減できないという問題がある。また、上述した特許文献2に開示の技術では、画像の静止部分、リフレッシュ符号化したフレーム、画像の平坦部に時間フィルタを強くかけるものであり、時間的な高域成分の量の変動を検出しないため、フリッカを十分に低減できないという問題がある。
さらに、60Hzのインターレース方式の映像信号が入力される場合には、以下のような課題がある。同一座標の映像信号に時間フィルタリングをかけるには、2フィールド(1/30秒)前のフィールドの映像信号と現在のフィールドの映像信号との加重平均を行う必要がある。即ち、1/30秒の間隔を有する2つのフィールド間で時間フィルタリングが行われる。そのため、動きがある部分では二重像が目立つという問題がある。
一方、入力されたインターレース信号(インターレース方式の映像信号)をIP変換などによりプログレッシブ信号(プログレッシブ方式の映像信号)に変換した後、時間フィルタリングをかけることが考えられる。その場合には、1/60秒前のフレームの映像信号と現フレームの映像信号との加重平均を行えばよいため、動きがある部分での二重像は先述のインターレース信号に時間フィルタリングをかける場合よりも目立たない。しかし、そのような方法では、IP変換に用いるフレームメモリとは別のフレームメモリが必要となるため、ハード規模やコストの増大を招くという問題がある。
そこで、本発明は、インターレース方式の映像信号において、フィールド間で高域成分の量が変動することにより生じるフリッカを簡易な構成で効果的に低減するための技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の映像処理装置は、インターレース方式の入力映像信号を補間によりプログレッシブ方式の出力映像信号に変換する映像処理装置であって、フィールド毎に、前記入力映像信号の高域成分の量を算出する算出手段と、フィールド毎に、フィールド間補間により得られる第1の値と、フィールド内補間により得られる第2の値の加重平均を行うことにより、前記補間のための補間画素を生成する生成手段と、フィールド毎に、1つ前のフィールドからの高域成分の変動量に基づいて、前記加重平均の重みを切り換える切換手段と、を有し、前記切換手段は、前記高域成分の変動量が大きい場合に、前記高域成分の変動量が小さい場合よりも前記第1の値の重みが大きくなるように、前記加重平均の重みを切り換えることを特徴とする。

また、本発明の映像処理装置の制御方法は、インターレース方式の入力映像信号を補間によりプログレッシブ方式の出力映像信号に変換する映像処理装置の制御方法であって、フィールド毎に、前記入力映像信号の高域成分の量を算出する算出ステップと、フィールド毎に、フィールド間補間により得られる第1の値と、フィールド内補間により得られる第2の値の加重平均を行うことにより、前記補間のための補間画素を生成する生成ステップと、フィールド毎に、1つ前のフィールドからの高域成分の変動量に基づいて、前記加重平均の重みを切り換える切換ステップと、を有し、前記切換ステップでは、前記高域成分の変動量が大きい場合に、前記高域成分の変動量が小さい場合よりも前記第1の値の重みが大きくなるように、前記加重平均の重みが切り換えられることを特徴とする。
本発明によれば、インターレース方式の映像信号において、フィールド間で高域成分の量が変動することにより生じるフリッカを簡易な構成で効果的に低減するための技術を提供することができる。
本発明の実施形態に係る映像処理装置の回路構成を示すブロック図である。 高域検出部の詳細を示すブロック図である。 実施例1に係るマイコン部の処理を示すフローチャートである。 IP変換部の詳細を示すブロック図である。 補間画素の生成方法を説明する図である。 実施例2に係るマイコン部の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る映像処理装置およびその制御方法の具体的な実施例について詳しく説明する。本実施形態に係る映像処理装置(およびその制御方法)は、インターレース方式の入力映像信号(入力された映像信号)を補間によりプログレッシブ方式の出力映像信号(出力する映像信号)に変換する。
<実施例1>
まず、本発明の実施例1に係る映像処理装置について説明する。図1は本実施例に係る
映像処理装置の回路構成を示すブロック図である。本実施例に係る映像処理装置はデコード部1、高域検出部2、マイコン部3、IP変換部4を有する。
デコード部1は、入力映像信号(符号化された映像信号)をデコードする。そして、デコードした際に得られる当該入力映像信号の符号化に関する情報(符号化情報A)と、デコードされた入力映像信号(輝度信号(Y信号)と色差信号(U,V信号))を出力する。本実施例では、入力映像信号はMPEG2形式で符号化されているTS(トランスポート・ストリーム)データであるとする。
符号化情報Aはマイコン部3に入力される。符号化情報Aは、例えば、量子化特性値などの(符号化の)圧縮率に関する情報(圧縮率情報)Qを含む。また、符号化情報Aは1フィールドに1回マイコン部3に入力されるものとする。
また、デコード部1から出力されたY,U,V信号の内、Y信号は高域検出部2に入力される。高域検出部2は、フィールド毎に、入力映像信号の高域成分の量を算出する(算出手段)。図2は高域検出部2の詳細を示すブロック図である。高域検出部2はフィルタ21、絶対値算出部22、加算部23を有する。
フィルタ21は、例えば、水平3タップ、垂直3タップの二次元フィルタであり、高域成分を検出するラプラシアンフィルタである。ただし、フィルタ21は、ラプラシアンフィルタに限らず、高域成分を検出するものであればよい。フィルタ21の出力である高域成分のデータ(高域成分データ)は絶対値算出部22に入力される。絶対値算出部22は、フィルタ21の出力の絶対値(高域成分の値)を算出する。絶対値算出部22の出力データは画素ごとの信号である。加算部23は、絶対値算出部22から出力された1フィールド分の高域成分データを累積加算し、高域成分情報Fとして出力する。高域成分情報Fは1フィールドに1回マイコン部3に出力される。高域成分情報Fは、大きいほど、そのフィールドの映像信号に多くの高域成分が含まれていることを意味する。
マイコン部3は、フィールド毎に、切り換えフラグWを決定する。本実施例では、マイコン部3は、フィールド毎に、1つ前のフィールドからの高域成分の変動量と圧縮率情報Qとに基づいて、切り換えフラグWを決定する。そして、切り換えフラグWをIP変換部4に出力する。高域成分の変動量は、注目フィールド(補間の対象となるフィールド)とその1つ前のフィールドの高域成分情報を用いて算出される。
図3は、マイコン部3の処理を示すフローチャートである。まず、マイコン部3は、ステップS31において、圧縮率情報Qとあらかじめ設定された閾値(第2の閾値)Xを比較する。本実施例では、圧縮率が高いほど圧縮率情報Qが大きいものとする。従って、圧縮率情報Qが大きいほど、フリッカが発生しやすい映像信号であると推定できる。圧縮率情報Qが閾値X以下の場合(ステップS31:no)、即ち、フリッカが発生しにくい映像信号であると推定される場合には、マイコン部3は切り換えフラグWを0とする。圧縮率情報Qが閾値Xより大きい場合(ステップS31:yes)、即ち、フリッカが発生しやすい映像信号であると推定される場合には、ステップS32へ進む。
ステップS32では、マイコン部3が、連続する2フィールド間の高域成分情報の差分(注目フィールドとその1つ前のフィールドとの間の高域成分の変動量)ΔFを計算する。そして、差分ΔFとあらかじめ設定された閾値(第1の閾値)X’を比較する。差分ΔFが大きいことは、隣り合う2フィールド間の高域成分の変動量(時間的な高域成分の変動)が大きいこと意味する。そのため、差分ΔFが大きいほど、フリッカが発生しやすいと推定できる。差分ΔFが閾値X’より大きい場合には(ステップS32:yes)、切り換えフラグWを1とし、差分ΔFが閾値X’以下の場合には(ステップS32:no)
、切り換えフラグWを0とする。
このように本実施例では、圧縮率と、隣り合う2フィールド間の高域成分の変動量から、注目フィールドがフリッカの発生し易いフィールドであるか否かを推定する。また、圧縮率を考慮することにより、隣り合う2フィールド間の高域成分の変動量から推定するのに比べ、より精度よく推定することができる。例えば、隣接する2フィールド間の高域成分の変動量(算出された値)は誤差を含むため、差分ΔFが閾値X’より大きくても、フリッカが発生しないことがある。本実施例では、圧縮率を考慮することにより、そのような注目フィールドに対し適切な処理をする(切り換えフラグWを0にする)ことができる。
上述したように、マイコン部3では、フリッカが発生しやすいと推定される場合には切り換えフラグWを1とし、フリッカが発生しにくいと推定される場合には切り換えフラグWを0とする。そして、切り換えフラグWをIP変換部4に出力する。切り換えフラグWは1フィールドに1回出力される信号である。
なお、本実施例では、切り換えフラグWのとり得る値を0または1としたが、切り換えフラグWのとり得る値は2通りより多くてもよい。そのような場合には、圧縮率とフィールド間の高域成分の変動量に応じて、複数の値から1つを選択すればよい。
IP変換部4は、フィールド毎に、フィールド間補間により得られる第1の値と、フィールド内補間により得られる第2の値の重みを決定し、それらの加重平均を行うことにより、補間のための補間画素を生成する。図4はIP変換部4の詳細を示すブロック図である。IP変換部4は、フレームメモリ41、動き検出部42、フィールド間補間部43、フィールド内補間部44、選択部45、ブレンド部46、スイッチ47を有する。
デコード部1から出力された映像信号(Y,U,V信号)はIP変換部4に入力される。入力されたY,U,V信号はフレームメモリ41に格納されるとともに、動き検出部42に入力される。
動き検出部42は、フレームメモリ41から読み出した2フィールド前の映像信号と、現在のフィールドの映像信号との差分から、それらの映像間の動きの大きさを表す動き情報Mを作成する。本実施例では、2フィールド前の映像信号と現在のフィールドの映像信号との間の差分として、Y、U、V信号のそれぞれの差分を求める。そして、Y信号の差分、U信号の差分、V信号の差分のうち、最も大きい差分から動き情報Mを作成する。動き情報Mは3bit(0〜7)のデータである。また、本実施例では、動き情報Mは、2フィールド前の映像信号と現在のフィールドの映像信号の差分が大きいほど大きくなるような信号であるものとする。そのため、動き情報Mが大きいほど動きが大きいと判断することができる。動き情報Mは画素ごとに作成される信号である。検出された動き情報Mは選択部45へ出力される。
選択部45は、マイコン部3から出力される切り換えフラグWに応じて動き情報Mまたは所定値0を選択し、ブレンド率αとして出力する(本実施例では、選択部45とマイコン部3で切換手段が構成される。)。本実施例での選択部45の動作を式1−1,1−2に示す。ブレンド率αは上述した加重平均の重みを表す(詳細は後述する)。
W=0のとき:α=M (式1−1)
W=1のとき:α=0 (式1−2)
式1−1に示すように、フリッカが発生しにくいと推定されたとき(W=0)は、動き情報Mがブレンド率αとして出力される。一方、式1−2に示すように、フリッカが発生
しやすいと推定されたとき(W=1)は、0がブレンド率αとして出力される。
ブレンド率αは0〜7の3bitの信号である。また、本実施例ではブレンド率αのとり得る値を0またはMの2通りとしたが、ブレンド率のとり得る値は2通りより多くてもよい。そのような場合には、圧縮率とフィールド間の高域成分の変動量に応じて、複数の値から1つを選択すればよい。
フィールド間補間部43は、フレームメモリ41から読み出した2フィールド前の映像信号を用いて1フィールド前の映像信号の第1補間画素値(第1の値)を算出する。即ち、本実施例では、1フィールド前の映像信号を補間の対象とする。そして、フィールド間補間は、補間の対象である注目フィールドの1つ前のフィールドの画素を用いて行われるものとする。また、フィールド内補間部44は、フレームメモリ41から読み出した注目フィールドの映像信号を用いて、当該映像信号の第2補間画素値(第2の値)を算出する。フィールド内補間では、注目フィールド内の上下(または左右)に隣接する2つの画素から、第2の値を算出する。
図5は補間画素の生成方法を説明する図である。図5において、横軸は時間を、縦軸は画面の垂直方向を表している。また、丸は原画画素(入力された映像信号の画素)、四角はIP変換部4で生成する補間画素を表している。符合Fld(i)は時間的に最も新しいフィールド、つまり現在のフィールドを示し、符号Fld(i−1)は1フィールド前のフィールド、Fld(i−2)は2フィールド前のフィールドを示す。隣接するフィールドの間隔は1/60秒であるものとする。以下、補間画素402を生成する場合について説明する。
フィールド間補間部43は、フィールドFld(i−2)の原画画素400(フィールドFld(i−1)の補間画素402の位置に対応する原画画素)のY,U,V信号を、第1の値(信号H1)として出力する。一方、フィールド内補間部44は、フィールドFld(i−1)内において互いに隣接する原画画素401,403(補間画素402の位置を挟んで隣接する2画素)のY,U,V信号のそれぞれの平均値を、第2の値(信号H2)として出力する。
ブレンド部46は、選択部45から送られるブレンド率αに応じて、フィールド間補間部43から出力される信号H1とフィールド内補間部44から出力される信号H2の加重平均を行うことにより、補間のための補間画素402を生成する(生成手段)。そして、補間画素のY,U,V信号(信号H)を出力する。具体的にはブレンド部46は式2により信号Hを算出する。
H=((7−α)×H1+α×H2)/7 (式2)
式2に示すように、フリッカが発生しにくいと推定されたとき(W=0のとき;α=Mのとき)は、フィールド間補間により得られた信号H1とフィールド内補間により得られた信号H2を動き情報Mに応じて加重平均する通常の動き適応IP変換処理が行われる。
一方、フリッカが発生しやすいと推定されたとき(W=1のとき;α=0のとき)は、フィールド間補間により得られた信号H1によるIP変換処理が行われる。
即ち、本実施例では、連続する2フィールド間の高域成分の変動量が第1の閾値よりも大きく、且つ、符号化の圧縮率が第2の閾値よりも大きい場合に、第1の値が補間画素の値となるように加重平均の重みが切り換えられる。なお、圧縮率と高域成分の変動量が大きいほど、フリッカは発生し易い。そのため、連続する2フィールド間の高域成分の変動量、及び、符号化の圧縮率が大きいほど、第1の値の重みが大きくなるように、加重平均の重みを切り換えてもよい。
スイッチ47は映像信号の1ラインごとに、原画画素の信号Oと補間画素の信号Hを切り換えて出力する。それにより、インターレース方式の入力映像信号がプログレッシブ方式の出力映像信号となって出力される。
以上述べたように、本実施例に係る映像処理装置(およびその制御方法)によれば、フリッカが発生しやすいと推定される場合(圧縮率と高域成分の変動量が大きい場合)に、IP変換部4においてフィールド間補間の影響が大きくされる。それにより、前後フィールドが混合された映像信号となり、時間的なフィルタリング効果が得られるため、インターレース方式の映像信号において、フィールド間で高域成分の量が変動することにより生じるフリッカを効果的に低減することができる。
また、本実施例に係る映像処理装置によれば、フィールド間補間で注目フィールドとその1/60秒前のフィールド(1つ前のフィールド)の信号が混合される。具体的には、1つ前のフィールドの映像信号に2つ前のフィールドの映像信号が混合される。それにより、二重像を目立ち難くすることができる。また、IP変換時に前後フィールドの混合が行われる。そのため、フレームメモリの増加を抑えることができ、簡易な構成で実現することができる。
なお、IP変換部4の後段に、フィールド間補間により発生するくし状ノイズを抑制する手段(例えば、垂直方向のローパスフィルタ)を設けてもよい。
また、シーンチェンジ(シーンの切り換え)を検出した場合には、切り換えフラグWを0として通常の動き適応処理とするようにしてもよい。シーンチェンジは、例えば、フィールド間の平均輝度レベルの変動などにより検出すればよい。
なお、圧縮率を考慮しなくてもよい。フィールド毎に、1つ前のフィールドからの高域成分の変動量に基づいて、加重平均の重きを切り換えればよい。例えば、連続する2フィールド間の高域成分の変動量が所定の閾値よりも大きい場合に、第1の値が補間画素の値となるように加重平均の重みを切り換えてもよい。連続する2フィールド間の高域成分の変動量が大きいほど、第1の値の重みが大きくなるように、加重平均の重みを切り換えてもよい。そのような構成であっても、インターレース方式の映像信号において、フィールド間で高域成分の量が変動することにより生じるフリッカを効果的に低減することができる。
<実施例2>
次に、本発明の実施例2に係る映像処理装置について説明する。本実施例では、入力映像信号に、互いに異なる符号化方法で符号化された第1フィールドと第2フィールドが含まれているものとする。例えば、入力映像信号がMPEG2形式で符号化されている(I,P,Bピクチャのフィールドを含む)ものとする。そして、本実施例の符号化情報Aには、圧縮率情報Qのほかに、デコード部1から出力されたフィールドの映像信号の種類(Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャ)を表すピクチャ情報Rが含まれているものとする。なお、本実施例ではI,Pピクチャのフィールドを第1フィールドとし、Bピクチャのフィールドを第2フィールドとする。マイコン部3以外の処理については、実施例1と同様のため、説明を省略する。
図6は本実施例に係るマイコン部3の処理を示すフローチャートである。ステップS31,S32の処理は、実施例1で説明した処理(図3のステップS31,S32の処理)と同様のため、説明を省略する。本実施例のマイコン部3は、ステップS33の処理を更に行う。
ステップS33では、マイコン部3が、フィールド毎に、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じているか否か(高域検出部2で生成された高域成分情報Fとピクチャ情報Rの相関が高いか否か)を判断する(判断手段)。マイコン部3は、注目フィールドよりも前であり、且つ、当該注目フィールドに最も近い、当該注目フィールドと符号化方法が異なる参照フィールドを検出する。そして、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じている(相関が高い)と判断した場合には(ステップS33:yes)、切り換えフラグWを1とする。符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じていない(相関が低い)と判断した場合には(ステップS33:no)、切り換えフラグWを0とする。以下、当該判断の方法の具体例について説明する。
最後に入力されたIピクチャまたはPピクチャの高域成分情報FをF1とし、最後に検入力されたBピクチャの高域成分情報をF2とする。
そして、注目フィールドがBピクチャであった場合に、当該注目フィールドの高域成分情報Fが以下の式3を満たせば、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じていると判断する。
F<F1 (式3)
また、注目フィールドがIピクチャまたはPピクチャであった場合に、当該注目フィールドの高域成分情報Fが以下の式4を満たせば、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じていると判断する。
F>F2 (式4)
フリッカは、符号化方法の変更(I,PピクチャからBピクチャへの切り換わり、BピクチャからI,Pピクチャへの切り換わり)に起因する高域成分の量の変動が生じる場合に生じ易い。一方、隣接する2フィールド間の高域成分の変動量(算出された値)は誤差を含むため、圧縮率や隣接する2フィールド間の高域成分の変動量が大きくても、フリッカは発生しないことがある。本実施例では、高域成分に変動量が第1の閾値よりも大きく、符号化の圧縮率が第2の閾値よりも大きく、且つ、符号化の変更に起因する高域成分の変動が生じていると判断された場合に、第1の値が補間画素の値となるように、加重平均の重みが切り換えられる。それにより、実施例1に比べ、フリッカが発生し易いか否かをより精度よく推定することができる。
以上述べたように、本実施例に係る映像処理装置(およびその制御方法)によれば、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じているか否かが考慮される。それにより、フィールド間で高域成分の量が変動することにより生じるフリッカをより効果的に低減することができる。
なお、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じているか否かの判断は、マイコン部以外の機能によってなされてもよい。当該判断を行う判断部を別に設けてもよい。
なお、符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量が大きいほど、フリッカは発生し易い。そこで、1つ前のフィールドからの高域成分の変動量、符号化の圧縮率、及び、符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量が大きいほど、第1の値の重みが大きくなるように、加重平均の重みを切り換えてもよい。符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量は、注目フィールドと参照フィールドの間の高域成分の変動量である。符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量は、マイコン部3によって算出されてもよいし、上述した他の機能によって算出されてもよい(第2の算出手段)。符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量を算出する算出部を別に設けてもよい。
なお、連続する2フィールド間の高域成分の変動量が第1の閾値よりも大きく、且つ、
符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じていると判断された場合に、第1の値が補間画素の値となるように、加重平均の重みを切り換えてもよい。1つ前のフィールドからの高域成分の変動量、及び、符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量が大きいほど、第1の値の重みが大きくなるように、加重平均の重みを切り換えてもよい。そのような構成であっても、インターレース方式の映像信号において、フィールド間で高域成分の量が変動することにより生じるフリッカを効果的に低減することができる。
以上述べたように、本実施形態に係る映像処理装置(およびその制御方法)によれば、フィールド毎に、1つ前のフィールドからの高域成分の変動量に基づいて、加重平均の重みが切り換えられる。それにより、インターレース方式の映像信号において、フィールド間で高域成分の量が変動することにより生じるフリッカを効果的に低減することができる。また、IP変換時に前後フィールドの混合を行うことにより、フレームメモリの増加を抑えることができ、簡易な構成で実現することができる。
2 高域検出部
3 マイコン部
45 選択部
46 ブレンド部

Claims (18)

  1. インターレース方式の入力映像信号を補間によりプログレッシブ方式の出力映像信号に変換する映像処理装置であって、
    フィールド毎に、前記入力映像信号の高域成分の量を算出する算出手段と、
    フィールド毎に、フィールド間補間により得られる第1の値と、フィールド内補間により得られる第2の値の加重平均を行うことにより、前記補間のための補間画素を生成する生成手段と、
    フィールド毎に、1つ前のフィールドからの高域成分の変動量に基づいて、前記加重平均の重みを切り換える切換手段と、
    を有し、
    前記切換手段は、前記高域成分の変動量が大きい場合に、前記高域成分の変動量が小さい場合よりも前記第1の値の重みが大きくなるように、前記加重平均の重みを切り換えることを特徴とする映像処理装置。
  2. 前記切換手段は、前記高域成分の変動量が所定の閾値よりも大きい場合に、前記第1の値が前記補間画素の値となるように、前記加重平均の重みを切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  3. 前記入力映像信号は符号化されており、
    前記切換手段は、前記高域成分の変動量が第1の閾値よりも大きく、且つ、前記符号化の圧縮率が第2の閾値よりも大きい場合に、前記第1の値が前記補間画素の値となるように、前記加重平均の重みを切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  4. 前記入力映像信号は、互いに異なる符号化方法で符号化された第1フィールドと第2フィールドを含み、
    フィールド毎に、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じているか否かを判断する判断手段を更に有し、
    前記切換手段は、前記高域成分の変動量が第1の閾値よりも大きく、且つ、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じていると判断された場合に、前記第1の値が
    前記補間画素の値となるように、前記加重平均の重みを切り換え、
    前記判断手段は、
    注目フィールドよりも前であり、且つ、当該注目フィールドに最も近い、当該注目フィールドと符号化方法が異なる参照フィールドを検出し、
    前記注目フィールドと前記参照フィールドの高域成分の量を比較することにより、
    符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じているか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  5. 前記入力映像信号は、互いに異なる符号化方法で符号化された第1フィールドと第2フィールドを含み、
    フィールド毎に、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じているか否かを判断する判断手段を更に有し、
    前記切換手段は、前記高域成分の変動量が第1の閾値よりも大きく、前記符号化の圧縮率が第2の閾値よりも大きく、且つ、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じていると判断された場合に、前記第1の値が前記補間画素の値となるように、前記加重平均の重みを切り換え、
    前記判断手段は、
    注目フィールドよりも前であり、且つ、当該注目フィールドに最も近い、当該注目フィールドと符号化方法が異なる参照フィールドを検出し、
    前記注目フィールドと前記参照フィールドの高域成分の量を比較することにより、
    符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じているか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  6. 前記切換手段は、前記高域成分の変動量が大きいほど、前記第1の値の重みが大きくなるように、前記加重平均の重みを切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  7. 前記入力映像信号は符号化されており、
    前記切換手段は、前記高域成分の変動量、及び、前記符号化の圧縮率が大きいほど、前記第1の値の重みが大きくなるように、前記加重平均の重みを切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  8. 前記入力映像信号は、互いに異なる符号化方法で符号化された第1フィールドと第2フィールドを含み、
    フィールド毎に、符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量を算出する第2の算出手段を更に有し、
    前記切換手段は、フィールド毎に、前記1つ前のフィールドからの高域成分の変動量、及び、前記符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量が大きいほど、前記第1の値の重みが大きくなるように、前記加重平均の重みを切り換え、
    前記第2の算出手段は、
    注目フィールドよりも前であり、且つ、当該注目フィールドに最も近い、当該注目フィールドと符号化方法が異なる参照フィールドを検出し、
    前記注目フィールドと前記参照フィールドの間の高域成分の変動量を、
    前記符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量として算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  9. 前記入力映像信号は、互いに異なる符号化方法で符号化された第1フィールドと第2フィールドを含み、
    フィールド毎に、符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量を算出する第2の算出手段を更に有し、
    前記切換手段は、フィールド毎に、前記1つ前のフィールドからの高域成分の変動量、前記符号化の圧縮率、及び、前記符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量が大きいほど、前記第1の値の重みが大きくなるように、前記加重平均の重みを切り換え、
    前記第2の算出手段は、
    注目フィールドよりも前であり、且つ、当該注目フィールドに最も近い、当該注目フィールドと符号化方法が異なる参照フィールドを検出し、
    前記注目フィールドと前記参照フィールドの間の高域成分の変動量を、
    前記符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量として算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  10. インターレース方式の入力映像信号を補間によりプログレッシブ方式の出力映像信号に変換する映像処理装置の制御方法であって、
    フィールド毎に、前記入力映像信号の高域成分の量を算出する算出ステップと、
    フィールド毎に、フィールド間補間により得られる第1の値と、フィールド内補間により得られる第2の値の加重平均を行うことにより、前記補間のための補間画素を生成する生成ステップと、
    フィールド毎に、1つ前のフィールドからの高域成分の変動量に基づいて、前記加重平均の重みを切り換える切換ステップと、
    を有し、
    前記切換ステップでは、前記高域成分の変動量が大きい場合に、前記高域成分の変動量が小さい場合よりも前記第1の値の重みが大きくなるように、前記加重平均の重みが切り換えられる
    ことを特徴とする映像処理装置の制御方法。
  11. 前記切換ステップでは、前記高域成分の変動量が所定の閾値よりも大きい場合に、前記第1の値が前記補間画素の値となるように、前記加重平均の重みが切り換えられる
    ことを特徴とする請求項10に記載の映像処理装置の制御方法。
  12. 前記入力映像信号は符号化されており、
    前記切換ステップでは、前記高域成分の変動量が第1の閾値よりも大きく、且つ、前記符号化の圧縮率が第2の閾値よりも大きい場合に、前記第1の値が前記補間画素の値となるように、前記加重平均の重みが切り換えられる
    ことを特徴とする請求項10に記載の映像処理装置の制御方法。
  13. 前記入力映像信号は、互いに異なる符号化方法で符号化された第1フィールドと第2フィールドを含み、
    フィールド毎に、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じているか否かを判断する判断ステップを更に有し、
    前記切換ステップでは、前記高域成分の変動量が第1の閾値よりも大きく、且つ、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じていると判断された場合に、前記第1の値が前記補間画素の値となるように、前記加重平均の重みが切り換えられ、
    前記判断ステップでは、
    注目フィールドよりも前であり、且つ、当該注目フィールドに最も近い、当該注目フィールドと符号化方法が異なる参照フィールドが検出され、
    前記注目フィールドと前記参照フィールドの高域成分の量を比較することにより、
    符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じているか否かが判断される
    ことを特徴とする請求項10に記載の映像処理装置の制御方法。
  14. 前記入力映像信号は、互いに異なる符号化方法で符号化された第1フィールドと第2フィールドを含み、
    フィールド毎に、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じているか否かを判断する判断ステップを更に有し、
    前記切換ステップでは、前記高域成分の変動量が第1の閾値よりも大きく、前記符号化の圧縮率が第2の閾値よりも大きく、且つ、符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じていると判断された場合に、前記第1の値が前記補間画素の値となるように、前記加重平均の重みが切り換えられ、
    前記判断ステップでは、
    注目フィールドよりも前であり、且つ、当該注目フィールドに最も近い、当該注目フィールドと符号化方法が異なる参照フィールドが検出され、
    前記注目フィールドと前記参照フィールドの高域成分の量を比較することにより、
    符号化方法の変更に起因する高域成分の量の変動が生じているか否かが判断される
    ことを特徴とする請求項10に記載の映像処理装置の制御方法。
  15. 前記切換ステップでは、前記高域成分の変動量が大きいほど、前記第1の値の重みが大きくなるように、前記加重平均の重みが切り換えられる
    ことを特徴とする請求項10に記載の映像処理装置の制御方法。
  16. 前記入力映像信号は符号化されており、
    前記切換ステップでは、前記高域成分の変動量、及び、前記符号化の圧縮率が大きいほど、前記第1の値の重みが大きくなるように、前記加重平均の重みが切り換えられる
    ことを特徴とする請求項10に記載の映像処理装置の制御方法。
  17. 前記入力映像信号は、互いに異なる符号化方法で符号化された第1フィールドと第2フィールドを含み、
    フィールド毎に、符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量を算出する第2の算出ステップを更に有し、
    前記切換ステップでは、フィールド毎に、前記1つ前のフィールドからの高域成分の変動量、及び、前記符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量が大きいほど、前記第1の値の重みが大きくなるように、前記加重平均の重みが切り換えられ、
    前記第2の算出ステップでは、
    注目フィールドよりも前であり、且つ、当該注目フィールドに最も近い、当該注目フィールドと符号化方法が異なる参照フィールドが検出され、
    前記注目フィールドと前記参照フィールドの間の高域成分の変動量が、
    前記符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量として算出される
    ことを特徴とする請求項10に記載の映像処理装置の制御方法。
  18. 前記入力映像信号は、互いに異なる符号化方法で符号化された第1フィールドと第2フィールドを含み、
    フィールド毎に、符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量を算出する第2の算出ステップを更に有し、
    前記切換ステップでは、フィールド毎に、前記1つ前のフィールドからの高域成分の変動量、前記符号化の圧縮率、及び、前記符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量が大きいほど、前記第1の値の重みが大きくなるように、前記加重平均の重みが切り換えられ、
    前記第2の算出ステップでは、
    注目フィールドよりも前であり、且つ、当該注目フィールドに最も近い、当該注目フィールドと符号化方法が異なる参照フィールドが検出され、
    前記注目フィールドと前記参照フィールドの間の高域成分の変動量が、
    前記符号化方法の変更に起因した高域成分の変動量として算出される
    ことを特徴とする請求項10に記載の映像処理装置の制御方法。
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