JP4910579B2 - 画像信号処理装置、画像信号処理方法、およびプログラム - Google Patents

画像信号処理装置、画像信号処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像信号処理装置、画像信号処理方法、およびプログラムに関し、特に、インタレース信号をプログレッシブ信号に変換する場合に用いて好適な画像信号処理装置、画像信号処理方法、およびプログラムに関する。
テレビジョン受像機などのディスプレイに表示させる画像の画質向上(ラインフリッカの除去など)を目的として、インタレース方式の映像信号(以下、インタレース信号と称する)をプログレッシブ方式の映像信号(以下、プログレッシブ信号と称する)に変換するIP変換処理が存在する。またIP変換処理は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどの固定画素ディスプレイにおける必須の技術として普及している。以下、テレビジョン方式としてNTSC(National Television System Committee)方式を例に説明する。
IP変換処理は、IP変換前のインタレース信号の種類に応じてさまざまな方法(2・3プルダウン逆変換、2・2プルダウン逆変換、動き適応型IP変換、動き補償型IP変換など)がある。
例えば、映画を撮影するときなどに用いられるフィルムカメラによって毎秒24枚あるいは30枚撮影された素材を、いわゆるテレシネ装置による3・2プルダウンテレシネ変換または2・2プルダウンテレシネ変換によって毎秒60枚のインタレース信号に変換したものをフィルム素材と称するが、フィルム素材のインタレース信号をIP変換する場合には、2・3プルダウン逆変換、または2・2プルダウン逆変換が適用している。2・3プルダウン逆変換、または2・2プルダウン逆変換によってIP変換された結果であるプログレッシブ信号は、テレシネ変換前のフィルム素材の元画像が再現されたものとなっており、再生したときにラインフリッカが発生しない。
また例えば、ビデオカメラによってインタレース方式で撮影された素材をビデオ素材と称するが、ビデオ素材のインタレース信号をIP変換する場合には、動き適応型IP変換、または動き補償型IP変換が適している。
動き適応型IP変換では、奇数(偶数)フィールドにおいて補間する偶数(奇数)ラインの画素に動きがない(時間的な変化が無い)場合、当該奇数(偶数)フィールドに前後する偶数(奇数)フィールドの偶数(奇数)ラインに実在する画素を用いて補間を行い、奇数(偶数)フィールドにおいて補間する偶数(奇数)ラインの画素に動きがある(時間的な変化がある)場合、当該奇数(偶数)フィールド内の奇数(偶数)ラインに実在する画素を用いて補間を行う。
この動き適応型IP変換により、動きのない静止画像ではラインフリッカが除去され、動きのある画像でも、フィルム素材に適したIP変換を施した場合に比較してラインフリッカが軽減される。
したがって従来においては、IP変換を行う前のインタレース信号がフィルム素材であるかビデオ素材であるかを判定し、この判定結果に基づき、フィルム素材用のIP変換が施されたプログレッシブ信号、またはビデオ素材用のIP変換が施されたプログレッシブ信号のいずれかを出力するようになされていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−96223号公報
ところで、通常のビデオカメラは、ビデオ素材のインタレース信号を出力するが、低コストのビデオカメラの一部には、フィルム素材の特徴(詳細は後述する)を有するインタレース信号を出力するものが存在する。
例えば、通常のビデオカメラは約480本の垂直解像度を有し、そのうちの半分を奇数フィールド、残りの半分を偶数フィールドとして用いているが、低コストのビデオカメラは約240本の垂直解像度だけしか有しておらず、奇数フィールドと偶数フィールドの同一の信号を用いているものがある。
このような低コストのビデオカメラから出力されるインタレース信号は、フィルム素材の特徴を有していると判定されるが、当該インタレース信号にフィルム素材に適したIP変換を施すと、動き適応型IP変換を施す場合に比較して画質が劣化してしまう。
したがって、上述したような低コストのビデオカメラから出力されるフィルム素材の特徴を有するインタレース信号を見分け、当該インタレース信号に対してはビデオ素材に適したIP変換を施すようにする必要がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、インタレース信号に応じて適切なIP変換を選択できるようにするものである。
本発明の一側面である画像信号処理装置は、インタレース信号をプログレッシブ信号に変換する画像信号処理装置において、2・2プルダウン逆変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換する第1の変換手段と、動き適応型IP変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換する第2の変換手段と、インタレース信号による連続した2枚のフィールド画像の相関値Sを演算し、前記相関値Sに基づき、前記2枚のフィールド画像が、垂直方向の画素数が前記フィールド画像と等しい1枚のフレーム画像から生成されたものであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果が肯定である場合、前記第2の変換手段による変換結果を選択し、前記判定手段による判定結果が否定である場合、前記第1の変換手段による変換結果を選択する選択手段とを含む。
前記判定手段は、前記2枚のフィールド画像の相関値Sを次式に基づいて演算するようにすることができる。
ただし、xは画素の水平座標、yは画素の垂直座標、y−1はyより1つ下のラインの垂直座標、y+1はyより1つ上のラインの垂直座標、f1は一方のフィールド画像の括弧内座標の画素値、f2は他方のフィールド画像の括弧内座標の画素値、Σは総和を示す
p=Σ|f1(x,y)−f2(x,y−1)|
q=Σ|f1(x,y)−f2(x,y+1)|
S=p/q (p>qの場合)
S=q/p (q≧pの場合)
前記判定手段は、前記相関値Sと所定の閾値を比較して、前記2枚のフィールド画像が、垂直方向の画素数が前記フィールド画像と等しい1枚のフレーム画像から生成されたものであるか否かを判定するようにすることができる。
前記第2の変換手段は、前記動き適応型IP変換の代わりに、画像間の動きベクトルに基づいて画素を補間する動き補償型IP変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換するようにすることができる。
本発明の一側面である画像信号処理方法は、インタレース信号をプログレッシブ信号に変換する画像信号処理装置の画像信号処理方法において、2・2プルダウン逆変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換することにより、第1の変換結果を生成し、動き適応型IP変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換することにより、第2の変換結果を生成し、インタレース信号による連続した2枚のフィールド画像の相関値Sを演算し、前記相関値Sに基づき、前記2枚のフィールド画像が、垂直方向の画素数が前記フィールド画像と等しい1枚のフレーム画像から生成されたものであるか否かを判定し、この判定結果が肯定である場合、前記第2の変換結果を選択し、この前記判定結果が否定である場合、前記第1の変換結果を選択するステップを含む。
本発明の一側面であるプログラムは、インタレース信号をプログレッシブ信号に変換するためのプログラムであって、2・2プルダウン逆変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換することにより、第1の変換結果を生成し、動き適応型IP変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換することにより、第2の変換結果を生成し、インタレース信号による連続した2枚のフィールド画像の相関値Sを演算し、前記相関値Sに基づき、前記2枚のフィールド画像が、垂直方向の画素数が前記フィールド画像と等しい1枚のフレーム画像から生成されたものであるか否かを判定し、この判定結果が肯定である場合、前記第2の変換結果を選択し、この判定結果が否定である場合、この前記第1の変換結果を選択するステップを含む処理をコンピュータに実行させる。
本発明の一側面においては、2・2プルダウン逆変換によってンタレース信号がプログレッシブ信号に変換されることにより、第1の変換結果が生成され、動き適応型IP変換によって前記インタレース信号が前記プログレッシブ信号に変換されることにより、第2の変換結果が生成される。そして、インタレース信号による連続した2枚のフィールド画像の相関値Sが演算され、前記相関値Sに基づき、前記2枚のフィールド画像が、垂直方向の画素数が前記フィールド画像と等しい1枚のフレーム画像から生成されたものであるか否かが判定され、この判定結果が肯定である場合、前記第2の変換結果が選択され、この判定結果が否定である場合、前記第1の変換結果が選択される。
以上のように、本発明の一側面によれば、インタレース信号に応じて適切なIP変換を選択することが可能となる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である画像処理装置の構成例を示している。この画像処理装置1は、インタレース信号をプログレッシブ信号に変換して表示するものであり、例えばテレビジョン受像機などに内蔵されている。以下、インタレースの信号の画像をフィールド画像、プログレッシブ信号の画像をフレーム画像と称する。
画像処理装置1は、フロント映像信号処理部11、IP変換部12、ディスプレイ駆動部13、およびディスプレイ14から構成される。
フロント映像信号処理部11は、入力されるインタレース方式の映像信号にADコンバート処理やクロマデコード処理などを行ってインタレース信号を生成し、IP変換部12に出力する。IP変換部12は、入力されるインタレース信号をプログレッシブ信号に変換してディスプレイ駆動部13に出力する。ディスプレイ駆動部13は、スケーラと称する画素数変換回路やパネルドライバなどを有し、IP変換部12から入力されるプログレッシブ信号に対してディスプレイ14に適した処理を施し、ディスプレイ14に出力する。ディスプレイ14は、ディスプレイ駆動部13の出力に対応する映像を表示する。
図2は、IP変換部12の構成例を示している。
IP変換部12は、2・3プルダウン逆変換部21、2・2プルダウン逆変換部22、動き適応型IP変換部23、3・2シーケンス検出部24、2・2シーケンス検出部25、元画像240P検出部26、およびプログレッシブ信号選択部27から構成される。
2・3プルダウン逆変換部21は、前段から入力されるインタレース信号を、3・2シーケンス検出部24からの通知に基づき、2・3プルダウン逆変換(フィルム素材の元画像から3・2プルダウンテレシネ変換によって生成されたインタレース信号に対して最適なIP変換)によってプログレッシブ信号に変換し、プログレッシブ信号選択部27に出力する。
2・2プルダウン逆変換部22は、前段から入力されるインタレース信号を、2・2シーケンス検出部25からの通知に基づき、2・2プルダウン逆変換(フィルム素材の元画像から2・2プルダウンテレシネ変換によって生成されたインタレース信号に対して最適なIP変換)によってプログレッシブ信号に変換し、プログレッシブ信号選択部27に出力する。
具体的には、図3Bおよび図3Cに示すように、連続したフィールド画像A1とA2に基づき、2枚連続してプログレッシブのフレーム画像Aが生成され、同様に、連続したフィールド画像B1とB2に基づき、2枚連続してフレーム画像Bが生成され、連続したフィールド画像C1とC2に基づき、2枚連続してフレーム画像Cが生成される。なお、連続した2枚のフィールド画像の組み合わせについては、2・2シーケンス検出部25からの通知に従うものとする。
動き適応型IP変換部23は、前段から入力されるインタレース信号を、動き適応型IP変換(ビデオ素材のインタレース信号に対して最適なIP変換)によってプログレッシブ信号に変換し、プログレッシブ信号選択部27に出力する。
具体的には、図4に示すように、プログレッシブのフレーム画像F’を時間的に前記前後するインタレースのフィールド画像E,F,Gに基づいて生成し、同様に、プログレッシブのフレーム画像G’を時間的に前記前後するインタレースのフィールド画像F,G,Hに基づいて生成する。より具体的には、図5に示すように、生成されるフレーム画像(例えば、F’)の画素Pに動きが無い場合(時間的に変化が無い場合)、時間的に前後するフィールド画像に実在する画素(いまの場合、フィールド画像Eの画素P1とGの画素P2)を用いて補間を行い、画素Pに動きがある場合(時間的に変化がある場合)、対応するフィールド画像内に実在する画素(いまの場合、フィールド画像Fの画素P3とP4)を用いて補間を行う。
図2に戻る。3・2シーケンス検出部24は、前段から入力されるインタレース信号が、元画像から3・2プルダウンテレシネ変換によって生成されたインタレース信号の特徴を有しているか否かを判定し、当該特徴を有していると判定した場合、3・2シーケンス検出信号をプログレッシブ信号選択部27に出力する。また、3・2シーケンス検出部24は、入力されるインタレース信号に相当する連続したフィールド画像のうち、どのフィールド画像を組み合わせてフレーム画像を生成するかを2・3プルダウン逆変換部21に通知する。
2・2シーケンス検出部25は、前段から入力されるインタレース信号が、毎秒30フレームで撮影された元画像から2・2プルダウンテレシネ変換によって生成されたインタレース信号の特徴を有しているか否かを判定し、当該特徴を有していると判定した場合、2・2シーケンス検出信号をプログレッシブ信号選択部27に出力する。また、2・2シーケンス検出部25は、入力されるインタレース信号に相当する連続したフィールド画像のうち、どの2枚を組み合わせてフレーム画像を生成するかを2・2プルダウン逆変換部22および元画像240P検出部26に通知する。
ここで、2・2シーケンス検出部25による、前段から入力されるインタレース信号が上記特徴を有しているか否かの判定方法の一例について説明する。
2・2プルダウンテレシネ変換では、例えば図3Aに示す毎秒30フレームで撮影された元画像Aに基づいて図3Bに示すフィールド画像A1とA2が生成される。同様に、元画像Bに基づいてフィールド画像B1とB2が生成され、元画像Cに基づいてフィールド画像C1とC2が生成される。したがって、隣り合う2枚のフィールド画像の差分を演算して比較した場合、フィールド画像A1とA2の差分、フィールド画像B1とB2の差分、およびフィールド画像C1とC2の差分は小さく、フィールド画像A2とB1の差分、フィールド画像B2とC1の差分は大きくなる。
このように、隣り合う2枚のフィールド画像の差分の大きさが大小交互に変化するとき、前段から入力されたインタレース信号が、毎秒30フレームで撮影された元画像から2・2プルダウンテレシネ変換によって生成されたインタレース信号の特徴を有していると判定し、2・2シーケンス検出信号をプログレッシブ信号選択部27に出力する。
図2に戻る。元画像240P検出部26は、前段から入力されるインタレース信号が、垂直解像度が240本である1枚の元画像(以下、240P元画像と称する)から2枚のフィールド画像が生成されたものの特徴を有しているか否かを判定し、当該特徴を有していると判定した場合、元画像240P検出信号をプログレッシブ信号選択部27に出力する。
プログレッシブ信号選択部27は、3・2シーケンス検出信号、2・2シーケンス検出信号、または元画像240P検出信号に基づき、2・3プルダウン逆変換部21からのプログレッシブ信号、2・2プルダウン逆変換部22からのプログレッシブ信号、または動き適応型IP変換部23からのプログレッシブ信号のいずれかを後段に出力する。
具体的には、3・2シーケンス検出信号が入力されたとき、2・3プルダウン逆変換部21からのプログレッシブ信号を後段に出力し、2・2シーケンス検出信号が入力され、元画像240P検出信号が入力されないとき、2・2プルダウン逆変換部22からのプログレッシブ信号を後段に出力し、3・2シーケンス検出信号、および2・2シーケンス検出信号が入力されないとき、あるいは、2・2シーケンス検出信号および元画像240P検出信号が入力されたとき、動き適応型IP変換部23からのプログレッシブ信号を後段に出力する。
図6は、元画像240P検出部26の構成例を示している。元画像240P検出部26には、奇数フィールドおよび偶数フィールドからなる1つのフレームの全ラインのうち、奇数フィールドには奇数ライン、偶数フィールドには偶数ラインの信号を有するインタレース信号が入力される。そして、この元画像240P検出部26は、そのインタレース信号を1フィールド周期だけ遅延させるフィールドメモリ31および32、フィールドメモリ31から出力されるフィールド画像(以下、現フィールド画像と称する)とフィールドメモリ32から出力されるフィールド画像(以下、前フィールド画像と称する)の差分を演算するフィールド差分a演算部33およびフィールド差分b演算部34、並びに、元画像240P検出部26の前段から入力されるフィールド画像(以下、次フィールド画像と称する)と現フィールド画像の差分を演算するフィールド差分c演算部35およびフィールド差分d演算部36から構成される。
フィールドメモリ31および32は、前段から1フィールド画像分のインタレース信号が入力される毎、前段から入力された1フィールド画像分のインタレース信号を保持するとともに、それまで保持していた1フィールド画像分のインタレース信号を後段に出力する。
フィールド差分a演算部33乃至フィールド差分d演算部36は、現フィールド画像が奇数フィールドであるか偶数フィールドであるかによってその動作を変える。
図7に示すように、現フィールド画像が奇数フィールドである場合、フィールド差分a演算部33は、前フィールド画像の垂直方向の第2m(m=0,1,2,・・・)ラインと現フィールド画像の第2m+1ラインとの水平方向の座標が等しい画素同士の差分の絶対値の総和aを演算して判定部37に出力する。この総和aは、フィールドメモリ31またはフィールドメモリ32に保持されたフィールド内の水平方向および垂直方向の画素の総数に対応する。フィールド差分b演算部34は、前フィールド画像の垂直方向の第2n(n=1,2,3,・・・)ラインと現フィールド画像の第2n−1ラインとの水平方向の座標が等しい画素同士の差分の絶対値の総和bを演算して判定部37に出力する。フィールド差分c演算部35は、次フィールド画像の垂直方向の第2mラインと現フィールド画像の第2m+1ラインとの水平方向の座標が等しい画素同士の差分の絶対値の総和cを演算して判定部37に出力する。フィールド差分d演算部36は、次フィールド画像の垂直方向の第2nラインと現フィールド画像の第2n−1ラインとの水平方向の座標が等しい画素同士の差分の絶対値の総和dを演算して判定部37に出力する。
図8に示すように、現フィールド画像が偶数フィールドである場合、フィールド差分a演算部33は、前フィールド画像の垂直方向の第2m+1(m=0,1,2,・・・)ラインと現フィールド画像の第2mラインとの水平方向の座標が等しい画素同士の差分の絶対値の総和aを演算して判定部37に出力する。フィールド差分b演算部34は、前フィールド画像の垂直方向の第2n−1(n=1,2,3,・・・)ラインと現フィールド画像の第2nラインとの水平方向の座標が等しい画素同士の差分の絶対値の総和bを演算して判定部37に出力する。フィールド差分c演算部35は、次フィールド画像の垂直方向の第2m+1ラインと現フィールド画像の第2mラインとの水平方向の座標が等しい画素同士の差分の絶対値の総和cを演算して判定部37に出力する。フィールド差分d演算部36は、次フィールド画像の垂直方向の第2n−1ラインと現フィールド画像の第2nラインとの水平方向の座標が等しい画素同士の差分の絶対値の総和dを演算して判定部37に出力する。
判定部37は、2・2シーケンス検出部25からの通知(どの2枚を組み合わせてフレーム画像を生成するかの通知)が前フィールド画像と現フィールド画像の組み合わせてある場合、演算結果a,bに基づいて、前段から入力されるインタレース信号が、1枚の240P元画像から2枚のフィールド画像が生成されたものの特徴を有しているか否かを判定する。
また、判定部37は、2・2シーケンス検出部25からの通知が現フィールド画像と次フィールド画像の組み合わせてある場合、演算結果c,dに基づいて、前段から入力されるインタレース信号が、1枚の240P元画像から2枚のフィールド画像が生成されたものの特徴を有しているか否かを判定する。
具体的には、以下の考えに基づいて判定する。元画像240P検出部26に入力されるインタレース信号が、1枚の240P元画像から2枚のフィールド画像が生成されたものである場合、前フィールド画像と現フィールド画像の組み合わせ、または、現フィールド画像と次フィールド画像の組み合わせが1枚の240P元画像から生成されているはずである。
そして、1枚の240P元画像から生成された連続する2枚のフィールド画像は、一方
のフィールド画像の偶数2Xラインと、他方の奇数((2X+1)または(2X−1))ラインとの水平方向の座標が等しい画素は同じ値であるので、演算される2種類の差分の絶対値の総和は一方が極めて小さい値となり、1枚の240P元画像から2枚のフィールド画像が生成される過程などにおいてノイズが発生していなければ、その値は0となる。したがって、2種類の差分の絶対値の総和のうち、その大きい方の値を小さい方の値で割った商は1よりも明らかに大きな値となる。
ところで、1枚の240P元画像から生成されたものではない連続する2枚のフィールド画像では、上述した2種類の差分の絶対値の総和を演算した場合、ほぼ同様の値が得られることを確認済みである。したがって、2種類の差分の絶対値の総和のうち、その大きい方の値を小さい方の値で割った商は1に近い値となる。
そこで、2・2シーケンス検出部25からの通知が前フィールド画像と現フィールド画像の組み合わせてある場合、演算結果a,bを比較し、その大きい方の値を小さい方の値で割った商を演算して、この商が1よりも大きな所定の閾値α(例えば、α=2.5,5.0など)より大きいとき、前段から入力されるインタレース信号が、1枚の240P元画像から2枚のフィールド画像が生成されたものの特徴を有していると判定する。
また、2・2シーケンス検出部25からの通知が現フィールド画像と次フィールド画像の組み合わせてある場合、演算結果c,dを比較し、その大きい方の値を小さい方の値で割った商を演算して、この商が1よりも大きな所定の閾値αより大きいとき、前段から入力されるインタレース信号が、1枚の240P元画像から2枚のフィールド画像が生成されたものの特徴を有していると判定する。
なお、上述した商は、前段から入力されるインタレース信号がビデオ素材であるのか、フィルム素材であるのかを判別する場合にも用いることができる。したがって、前段から入力されるインタレース信号がビデオ素材からフィルム素材に切り替わったり、あるいは逆に切り替わったりしたことを判別する場合に用いることができる。
以上の説明をまとめると、図6に示された元画像240P検出部26の判定部37は、次式(1)に従ってインタレース信号の2つの連続するフィールド画像の相関値Sの算術演算を行うことになる。
p=Σ|f1(x,y)−f2(x,y−1)|
q=Σ|f1(x,y)−f2(x,y+1)|
S=p/q (p>qの場合)
S=q/p (q≧pの場合) ・・・(1)
ただし、xは画素の水平座標、yは画素の垂直座標、y−1はyより1つ下のラインの垂直座標、y+1はyより1つ上のラインの垂直座標を、2つの連続するフィールド画像のうち、f1は一方のフィールド画像の括弧内座標の画素値、f2は他方のフィールド画像の括弧内座標の画素値を、Σは総和を示す。そして、上記1対pおよびqの値は、この実施形態における1対の総和aおよびbの値、または、1対の総和cおよびdの値に対応する。
次に、IP変換部12の動作について、図9のフローチャートを参照して説明する。IP変換部12には上段からインタレース信号が入力され、2・3プルダウン逆変換部21乃至元画像240P検出部26に供給される。そして、以下に説明するステップS1乃至S6の処理が平行して実行される。
すなわち、ステップS1において、2・3プルダウン逆変換部21が、上段から入力されたインタレース信号をプログレッシブ信号に変換してプログレッシブ信号選択部27に出力する。ステップS2において、2・2プルダウン逆変換部22が、上段から入力されたインタレース信号をプログレッシブ信号に変換してプログレッシブ信号選択部27に出力する。ステップS3において、動き適応型IP変換部23が、上段から入力されたインタレース信号をプログレッシブ信号に変換してプログレッシブ信号選択部27に出力する。
ステップS4において、3・2シーケンス検出部24が、上段から入力されたインタレース信号が3・2プルダウンテレシネ変換によって生成されたインタレース信号の特徴を有しているか否かを判定する。そして、当該特徴を有していると判定した場合、3・2シーケンス検出信号をプログレッシブ信号選択部27に出力する。ステップS5において、2・2シーケンス検出部25が、上段から入力されたインタレース信号が2・2プルダウンテレシネ変換によって生成されたインタレース信号の特徴を有しているか否かを判定する。そして、当該特徴を有していると判定した場合、2・2シーケンス検出信号をプログレッシブ信号選択部27に出力する。ステップS6において、元画像240P検出部26が、前段から入力されたインタレース信号が、240P元画像から2枚のフィールド画像が生成されたものの特徴を有しているか否かを判定する。そして、当該特徴を有していると判定した場合、元画像240P検出信号をプログレッシブ信号選択部27に出力する。
ステップS7において、プログレッシブ信号選択部27は、3・2シーケンス検出信号が入力されているか否かを判定し、入力されていると判定した場合、ステップS8に進み、2・3プルダウン逆変換部21から入力されたプログレッシブ信号を後段に出力する。ステップS7において、3・2シーケンス検出信号が入力されていないと判定された場合、処理はステップS9に進む。
ステップS9において、プログレッシブ信号選択部27は、2・2シーケンス検出信号が入力されているか否かを判定し、入力されていると判定した場合、ステップS10に進み、元画像240P検出信号が入力されているか否かを判定する。そして、元画像240P検出信号が入力されていると判定した場合、ステップS11に進み、2・2プルダウン逆変換部22から入力されたプログレッシブ信号を後段に出力する。
なお、ステップS9において、2・2シーケンス検出信号が入力されていないと判定された場合、またはステップS10において、元画像240P検出信号が入力されていないと判定された場合、処理はステップS11に進む。そして、ステップS12において、プログレッシブ信号選択部27は、動き適用型IP変換部23から入力されたプログレッシブ信号を後段に出力する。以上で、IP変換部12の動作説明を終了する。
以上説明したように、IP変換部12によれば、240P元画像から生成されたインタレース信号が入力された場合、2・2シーケンス検出信号を発生するものの、元画像240P検出信号も発生するので、比較的画質の劣る2・2プルダウン逆変換部22から入力されたプログレッシブ信号ではなく、動き適用型IP変換によって生成されたプログレッシブ信号が後段に出力される。
なお、ステップS6の処理によって元画像240P検出信号が出力された段階で、2・3プルダウン逆変換部21、および2・2プルダウン逆変換部22の動作を停止するようにしてもかまわない。
また、本実施の形態においては、NTSC方式の480Iを例に説明したが、本発明は、PAL(Phase Alternation by Line)方式の576I、ハイビジョン方式の1080Iにも適用することが可能である。
本発明は、2・2プルダウンテレシネ変換によって生成されたフィルム素材のインタレース信号が多く放送されている欧州においてより効果を期待できる。欧州では、30フレーム/秒ではなく25フレーム/秒の信号が元画像として使われる。
なお、動き適用型IP変換部23の代わりに、画像間の動きベクトルを検出し、その動きベクトルに基づいて画素を補間する動き補償型(ベクトル検出型とも称する)IP変換部を用いてもかまわない。動き補償型IP変換部を用いれば、動き適用型IP変換部23を用いたときに比較して、画像の動きに対応してより適切に補間されたプログレッシブ信号を生成することができる。
なお、本明細書において、プログラムに基づいて実行されるステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用した画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 図1のIP変換部の構成例を示すブロック図である。 2・2プルダウンテレシネ変換および2・2プルダウン逆変換を説明する図である。 動き適応型IP変換を説明する図である。 動き適応型IP変換を説明する図である。 図2の元画像240P検出部の構成例を示すブロック図である。 元画像240P検出部の動作を説明する図である。 元画像240P検出部の動作を説明する図である。 IP変換部の動作を説明するフローチャートである。

Claims (6)

  1. インタレース信号をプログレッシブ信号に変換する画像信号処理装置において、
    2・2プルダウン逆変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換する第1の変換手段と、
    動き適応型IP変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換する第2の変換手段と、
    インタレース信号による連続した2枚のフィールド画像の相関値Sを演算し、前記相関値Sに基づき、前記2枚のフィールド画像が、垂直方向の画素数が前記フィールド画像と等しい1枚のフレーム画像から生成されたものであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果が肯定である場合、前記第2の変換手段による変換結果を選択し、前記判定手段による判定結果が否定である場合、前記第1の変換手段による変換結果を選択する選択手段と
    を含む画像信号処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記2枚のフィールド画像の相関値Sを次式に基づいて演算する
    ただし、xは画素の水平座標、yは画素の垂直座標、y−1はyより1つ下のラインの垂直座標、y+1はyより1つ上のラインの垂直座標、f1は一方のフィールド画像の括弧内座標の画素値、f2は他方のフィールド画像の括弧内座標の画素値、Σは総和を示す
    p=Σ|f1(x,y)−f2(x,y−1)|
    q=Σ|f1(x,y)−f2(x,y+1)|
    S=p/q (p>qの場合)
    S=q/p (q≧pの場合)
    請求項1に記載の画像信号処理装置。
  3. 前記判定手段は、前記相関値Sと所定の閾値を比較して、前記2枚のフィールド画像が、垂直方向の画素数が前記フィールド画像と等しい1枚のフレーム画像から生成されたものであるか否かを判定する
    請求項2に記載の画像信号処理装置。
  4. 前記第2の変換手段は、前記動き適応型IP変換の代わりに、画像間の動きベクトルに基づいて画素を補間する動き補償型IP変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換する
    請求項1に記載の画像信号処理装置。
  5. インタレース信号をプログレッシブ信号に変換する画像信号処理装置の画像信号処理方法において、
    2・2プルダウン逆変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換することにより、第1の変換結果を生成し、
    動き適応型IP変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換することにより、第2の変換結果を生成し、
    インタレース信号による連続した2枚のフィールド画像の相関値Sを演算し、前記相関値Sに基づき、前記2枚のフィールド画像が、垂直方向の画素数が前記フィールド画像と等しい1枚のフレーム画像から生成されたものであるか否かを判定し、
    この判定結果が肯定である場合、前記第2の変換結果を選択し、この判定結果が否定である場合、前記第1の変換結果を選択する
    ステップを含む画像信号処理方法。
  6. インタレース信号をプログレッシブ信号に変換するためのプログラムであって、
    2・2プルダウン逆変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換することにより、第1の変換結果を生成し、
    動き適応型IP変換によって前記インタレース信号を前記プログレッシブ信号に変換することにより、第2の変換結果を生成し、
    インタレース信号による連続した2枚のフィールド画像の相関値Sを演算し、前記相関値Sに基づき、前記2枚のフィールド画像が、垂直方向の画素数が前記フィールド画像と等しい1枚のフレーム画像から生成されたものであるか否かを判定し、
    この判定結果が肯定である場合、前記第2の変換結果を選択し、この判定結果が否定である場合、前記第1の変換結果を選択する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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