JP2009239536A - ブレ補正機構および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブル基板が接続された基板素子の移動に際して素子基板にかかる負荷の軽減および負荷の安定化を図るとともに、ブレ補正機構の小型化を図ること。
【解決手段】撮像素子107が設けられた基板104を支持するとともに光軸方向に直交する平面内において変位可能なブレ補正部材102、103と、配線方向における一端としての接続部108a、109aが基板104に接続されるとともに配線方向における被固定部108b、109bが基板104を間にしてブレ補正部材102、103とは反対側に設けられた固定部において固定されたフレキシブル基板108、109と、を備え、フレキシブル基板108、109は、接続部108a、109aと被固定部108b、109bとの間における少なくとも2箇所において伸長方向が反転するように湾曲されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、光軸に直交する平面内で撮像素子を移動させることによって手ブレなどの振動による撮像画像の画質低下を低減するブレ補正機構および当該ブレ補正機構を備えた撮像装置に関する。
従来、撮像素子または当該撮像素子が設けられた基板の少なくとも一方(以下「素子基板」という)を光軸方向に直交する平面内において変位させることによって、手ブレなどの振動に起因する画質低下を低減するようにしたブレ補正機構を備えた撮像装置があった。素子基板には、素子基板に対して駆動信号を入力したり、素子基板からの出力信号を伝送したりするフレキシブル基板が接続されている。
このような撮像装置においては、素子基板が変位することに起因して生じたフレキシブル基板のねじれが素子基板の変位にかかる負荷を増大させる原因の一つとなる。この対策として、フレキシブル基板の取り付けや取り回しにかかる各種の従来技術があった。
従来技術としては、たとえばフレキシブル基板を比較的大きな曲率で曲げて、たわみやすい方向と、それと直交するたわみ難い方向の性質を利用して、ブレ補正部材を回転せずに平行移動するように支持するための支持部材の一部としてフレキシブル基板を用いるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
また、光軸方向を曲げの軸とする大きなRで曲げたフレキシブル基板で補正部材を接続し、小さな負荷で補正部材を移動できるようにした技術(たとえば、下記特許文献2を参照。)や、接続するフレキシブル基板を光軸に平行な軸で曲げて、ブレ補正部材と接続する例(たとえば、下記特許文献3を参照。)などの従来技術があった。
また、従来、フレキシブル基板をS字状に曲げた実施例(たとえば、下記特許文献4を参照。)、接続するフレキシブル基板の途中にひねり部を設ける、屈曲部を設ける、折りたたむなどの変形部を持たせた例(たとえば、下記特許文献5を参照。)、フレキシブル基板をU字やオメガ型などの形状にたわませておく実施例(たとえば、下記特許文献6を参照。)などの従来技術があった。
また、従来、補正部材に接続されるフレキシブル基板の弾性力を低減するために、位置検出センサの方式を変えて補正部材に接続する信号線を減じて銅箔パターンの数を減らすようにした技術(たとえば、下記特許文献7を参照。)や、フレキシブル基板の弾性成分(反力)をあらかじめ算出しておき、算出結果およびフレキシブル基板の取り付け形態に基づいて撮像素子の駆動方向ごとに補正をおこなうようにした技術(たとえば、下記特許文献8を参照。)などの従来技術があった。
特開2000−330155号公報 特開2007−058089号公報 特開2000−214508号公報 特開平07−168077号公報 特開平09−080516号公報 特開2006−081006号公報 特開2003−330055号公報 特開2004−077852号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、1つのたわみ部に対して1方向の動きを許容するため、2箇所以上の異なる方向に可動するためには2箇所以上のたわみ部を設けなくてはならず、撮像素子を補正部材として移動する場合には配線本数が多い分だけフレキシブル基板の幅が広くなってしまう。この結果、設置および動作にかかる大きな空間を要し、ブレ補正機構およびブレ補正機構を備えた撮像装置が大型化するという問題があった。
また、上述した特許文献2、3の技術では、フレキシブル基板によって撮像素子からの信号を含む信号を伝送する場合にフレキシブル基板を通る信号線の数がきわめて多くなってしまう。そして、光軸に平行な曲げ軸で曲げるためには、信号線を通すために幅の広くなったフレキシブル基板を光軸に平行な面に沿わせることになり、ブレ補正部材の設置および動作にかかる大きな空間を要し、ブレ補正機構およびブレ補正機構を備えた撮像装置が大型化するという問題があった。
また、上述した特許文献4、5、6の技術では、いずれのフレキシブル基板の形状も、撮像装置の小型化、撮像素子の駆動にかかる負荷の軽減および動作の安定化を実現することが困難であるという問題があった。具体的には、たとえば上記の特許文献5における図3(b)に示した例においては、フレキシブル基板をせん断する方向のズレが生じた場合に屈曲部にひねりが加わるため、変形形状が安定せず、動作の安定化を実現することが困難である。
また、上述した特許文献7の技術では、撮像素子を補正部材として移動する場合には信号線を減らす方法には限りがあり、フレキシブル基板の弾性力を低減する効果は十分に得られないという問題があった。さらに、フレキシブル基板中を伝送される信号によってはシールドを施す必要がある場合があり、この場合はフレキシブル基板が多層化することから、フレキシブル基板自体の弾性力を低減することは限界があるという問題があった。
また、実機において問題となるのは、実際の撮像素子の駆動に際してフレキシブル基板が計算上では変形し難い方向へ変形したときの反力であることが多いが、上述した特許文献8の技術では、撮像素子の移動時にフレキシブル基板にかかる負荷を低減することができないという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、フレキシブル基板が接続された基板素子の移動に際して素子基板にかかる負荷の軽減および負荷の安定化を図るとともに、ブレ補正機構の小型化を図ることができるブレ補正機構および撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるブレ補正機構は、撮像素子または当該撮像素子が設けられた基板の少なくとも一方(以下「素子基板」という)を支持するとともに光軸方向に直交する平面内において変位可能なブレ補正部材と、配線方向における一端が前記素子基板に接続されるとともに前記配線方向における被固定部が固定部において固定されたフレキシブル基板と、を備え、前記フレキシブル基板は、前記一端と前記被固定部との間における少なくとも2箇所において伸長方向が反転するように湾曲されたことを特徴とする。
この発明によれば、フレキシブル基板は、光軸方向に直交する平面内における素子基板の変位にともなって湾曲された部分(以下「湾曲部」という)間の距離あるいは湾曲部の形状を変化させることにより、ブレ補正部材の変位にともなって発生するフレキシブル基板のねじれ量を低減することができる。
また、この発明にかかるブレ補正機構は、上記の発明において、前記フレキシブル基板が、湾曲された箇所を間にして前記フレキシブル基板が前記平面内においてなす角度を変化させることが可能な状態で湾曲されたことを特徴とする。この発明によれば、ブレ補正部材の変位にともなって発生するフレキシブル基板のねじれ量を低減することができる。
また、この発明にかかるブレ補正機構は、上記の発明において、前記フレキシブル基板が、湾曲された少なくとも2箇所間において直線形状をなすことを特徴とする。この発明によれば、湾曲された少なくとも2箇所間の距離を確保することによって湾曲された各箇所におけるフレキシブル基板のねじれ量を低減することができる。
また、この発明にかかるブレ補正機構は、上記の発明において、前記フレキシブル基板が、前記素子基板を起点として湾曲されたことを特徴とする。この発明によれば、フレキシブル基板の素子基板に対する接続部から湾曲された箇所までの距離を短くすることができ、ブレ補正部材の変位に起因する接続部におけるフレキシブル基板のねじれ量を低減することができる。
また、この発明にかかるブレ補正機構は、上記の発明において、前記フレキシブル基板が、前記固定部を起点として湾曲されたことを特徴とする。この発明によれば、フレキシブル基板の固定部から湾曲された箇所までの距離を短くすることができ、ブレ補正部材の変位に起因する固定部におけるフレキシブル基板のねじれ量を低減することができる。
また、この発明にかかるブレ補正機構は、上記の発明において、前記固定部を備え、前記素子基板と前記一端とを前記素子基板を間にして前記ブレ補正部材とは反対側から覆うカバー部材を備え、前記フレキシブル基板が、前記カバー部材内において湾曲されていることを特徴とする。この発明によれば、カバー部材によってフレキシブル基板の被固定部を固定しつつフレキシブル基板を覆うことによって、別途専用の部材を設けることなく被固定部を固定するとともに、フレキシブル基板に対する別部材の接触や干渉を防止することができる。
また、この発明にかかるブレ補正機構は、上記の発明において、前記固定部が、前記被固定部が前記素子基板を間にして前記ブレ補正部材とは反対側に設けられることを特徴とする。この発明によれば、素子基板の移動に支障をきたすことなく被固定部を固定することができる。
また、この発明にかかるブレ補正機構は、上記の発明において、前記フレキシブル基板が、湾曲された少なくとも2箇所は90度を超える角度で湾曲していることを特徴とする。この発明によれば、湾曲部間の距離あるいは湾曲部の形状を変化させ易くして、ブレ補正部材の変位にともなって発生するフレキシブル基板のねじれ量を一層低減することができる。
また、この発明にかかるブレ補正機構は、上記の発明において、前記フレキシブル基板の前記一端および前記被固定部が、前記平面内に沿って配置されていることを特徴とする。この発明によれば、湾曲部を設けることによってフレキシブル基板が光軸方向において占める寸法を小さくすることができる。
また、この発明にかかる撮像装置は、上記のブレ補正機構と、前記ブレ補正機構が備えた撮像素子に外光を導入する光学部材と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、動作の負荷を軽減したブレ補正機構によって撮像素子のブレを良好に補正することができる。
この発明にかかるブレ補正機構および撮像装置によれば、ブレ補正部材の変位にともなって発生するフレキシブル基板のねじれ量を低減することができるので、素子基板フレキシブル基板のねじれに起因して素子基板にかかる移動時の負荷を軽減するとともに素子基板にかかる移動時の負荷を安定化することができる。
また、この発明にかかるブレ補正機構および撮像装置によれば、フレキシブル基板を伸長方向が反転するように湾曲させたので、フレキシブル基板が擬似的に折りたたまれた状態となりフレキシブル基板の設置および動作にかかる空間を小さくすることができる。
これによって、この発明にかかるブレ補正機構および撮像装置によれば、ブレ補正機構を大型化することなくフレキシブル基板が接続された基板素子の移動に際して素子基板にかかる負荷の軽減および負荷の安定化を図ることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるブレ補正機構および撮像装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
まず、この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニットについて説明する。この実施の形態においては、この発明にかかる実施の形態のブレ補正機構を搭載した撮像素子ユニットへの適用例について説明する。図1、図2、図3、図4および図5は、この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニットを示す説明図である。
図1、図2および図3においては、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニットを斜め方向から見た状態を示している。図1においては、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニットを対物側から見た状態を示している。図2においては、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニットを接眼側から見た状態を示している。
図3においては、図2における部材を一部取り外した状態を示し、取り外した部材を仮想線で示している。図4においては、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニットを光軸を通る平面で切断した断面を示している。図5においては、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニットを分解して接眼側から見た状態を示している。
図1、図2、図3、図4および図5において、この発明にかかる撮像素子ユニット100は、鏡筒101と、ブレ補正部材102、103と、基板104と、後カバー105と、を備えている。鏡筒101は、光軸方向を中心とする略筒形状からなり、内周側にレンズ101aを保持する。また、鏡筒101は、光軸方向における接眼側の端部に設けられた、固定枠106を備えている。
固定枠106は、ガイドポール301を備えている。ガイドポール301は、光軸に直交する平面における第1の方向(図5における符号Xを参照)を軸心方向とし、光路から退避した位置に設けられている。ガイドポール301は、光軸に直交する平面において第1の方向に交差する第2の方向(図5における符号Yを参照)において、光路を間にして2箇所に設けられている。
また、固定枠106は、光軸を中心とする円の半径方向に突出するヨーク保持部302を備えている。ヨーク保持部302は、光軸に直交する面内において直交する2方向に突出するように設けられている。ヨーク保持部302は、具体的には、光軸を第1の方向に通過する直線上に1つ、光軸を第2の方向に通過する直線上に1つ、設けられている。各ヨーク保持部302には、それぞれマグネット303が設けられている。
マグネット303は、光軸を第1の方向に通過する直線上と、光軸を第2の方向に通過する直線上と、にそれぞれ設けられている。2つのマグネット303のうち、光軸を第2の方向に通過する直線上に設けられたマグネット303は、ガイドポール301を間にして光軸から離間する側に設けられている。ヨーク保持部302およびマグネット303は、光軸方向に重複している。
ブレ補正部材102は、光軸方向において固定枠106に対向配置され、基板104に設けられた撮像素子107を開放する開口部201を備えている。この実施の形態においては、基板104によって素子基板が実現されている。開口部201は、撮像素子107の変位範囲を含み、当該変位範囲を外周側から囲むように開口している。撮像素子107が変位する構成については後述する。
また、ブレ補正部材102は、ガイドポール301に係合するガイド部202を備えており、ガイド部202をガイドポール301に当接させた状態でガイドポール301に沿ってスライド可能に設けられている。ブレ補正部材102は、ガイドポール301に沿ってスライドすることによって、光軸に直交する平面において第1の方向に変位可能とされている。
また、ブレ補正部材102は、ガイドポール203を備えている。ガイドポール203は、第2の方向を配線方向とし、光路から退避した位置であってかつ開口部201よりも外周側に設けられている。ガイドポール203は、光軸に直交する平面において第1の方向に沿って、光路を間にしてブレ補正部材102の両側に設けられている。ブレ補正部材102の両側に設けられたガイドポール203のうち一方の側に設けられたガイドポール203は、第2の方向において複数(この実施の形態においては2つ)に分割されている。
ブレ補正部材103は、基板104を支持する。基板104は、たとえばブレ補正部材103にねじを螺合することによって基板104に固定されている。ブレ補正部材103は、ガイドポール203に係合するガイド部(図示を省略する)を備えており、このガイド部をガイドポール203に当接させた状態でガイドポール203に沿ってスライド可能に設けられている。ブレ補正部材103は、ガイドポール203に沿ってスライドすることによって、光軸に直交する平面において第2の方向に変位可能とされている。
また、ブレ補正部材103は、ブレ補正部材102に連結されているため、ブレ補正部材102がガイドポール301に沿ってスライドした場合には第1の方向にも変位する。すなわち、ブレ補正部材103は、光軸に直交する平面において第1の方向および第2の方向に変位することができ、これによって基板104に搭載された撮像素子107が光軸に直交する平面内の任意の位置に変位可能とされる。
また、ブレ補正部材103は、複数(この実施の形態においては2つ)のコイル205(205a、205b)を備えている。コイル205は、光軸を第1の方向に通過する直線上(コイル205a)と、光軸を第2の方向に通過する直線上(コイル205b)と、にそれぞれ設けられている。コイル205は、固定枠106に設けられたマグネット303(303a、303b)にそれぞれ対向した状態で配置される。
光軸方向において、マグネット303a、303bおよびコイル205a、205bにそれぞれ重複する位置には、ヨーク部材206(206a、206b)が設けられている。ヨーク部材206は、光軸方向において、固定枠106に設けられたヨーク保持部302、ヨーク保持部302に設けられたマグネット303およびブレ補正部材103に設けられたコイル205に重複する位置に設けられている。
基板104に搭載された撮像素子107の、光軸に直交する平面内における位置は、磁気センサ508によってマグネット303の磁力を検出することによってコイル205とマグネット303との相対的な位置関係を検出することにより特定することが可能とされている。
基板104は光軸に直交する平面をなす平板形状からなり、基板104の略中央部には撮像素子107が搭載されている。撮像素子107は、入射された光を電気に変換し、入射光の強度に応じた電気信号を出力する。撮像素子107はたとえばCCDなどによって実現することができ、撮像素子107については公知の技術であるため説明を省略する。
基板104は、ブレ補正部材103に固定されているため、ブレ補正部材103と同様に変位することが可能とされている。すなわち基板104は、光軸に直交する平面内の任意の位置に変位することが可能とされている。基板104には、フレキシブル基板108、109の一端が接続されている。
フレキシブル基板108、109は、第1の方向において基板104の両端にそれぞれ接続されている。フレキシブル基板108、109は、光軸に直交する平面における第1の方向を配線方向として伸長(展延)する長尺形状からなる。フレキシブル基板108、109の一端は、接続部108a、109aに接続されている。フレキシブル基板108、109は、接続部108a、109aにおいて、基板104からの伸長(展延)方向が、光軸から離反する方向となるように接続されている。
後カバー105は、光軸方向において基板104よりも接眼側に設けられ、撮像素子107および基板104を接眼側から覆っている。後カバー105は、フレキシブル基板108、109の被固定部108b、109bを固定する固定部110を備えている。この実施の形態においては、後カバー105によってカバー部材が実現されている。フレキシブル基板108、109の被固定部108b、109bは、たとえばフレキシブル基板108、109における実際の物理的な端部とすることができる。
フレキシブル基板108、109の被固定部108b、109bは、フレキシブル基板108、109における実際の物理的な端部に限るものではない。フレキシブル基板108、109の被固定部108b、109bは、フレキシブル基板108、109の配線方向における中間位置であってもよい。この場合、フレキシブル基板108、109は、基板104側から後カバー105の外側に導通され、さらに後カバー105の外側に伸長(展延)する。
この実施の形態におけるフレキシブル基板108、109は、被固定部108b、109bとされる中間位置において固定部110に固定されている。固定部110は、フレキシブル基板108、109の幅方向における両端部をねじ304を用いて固定する。また、固定部110は、フレキシブル基板108、109の幅方向における後カバー105側の面に両面テープや接着剤などを用いて固定してもよい。
フレキシブル基板108の一端である接続部108aと、被固定部108bと、はそれぞれ光軸方向に直交する平面に沿って配置されている。すなわち、接続部108aと被固定部108bとは光軸方向に直交する平面方向に沿って並ぶようにして配置されている。フレキシブル基板109の一端である接続部109aと、被固定部109bとはそれぞれ光軸方向に直交する平面に沿って配置されている。すなわち、接続部109aと被固定部109bとは光軸方向に直交する平面方向に沿って並ぶようにして配置されている。
接続部108aと被固定部108b、あるいは、接続部109aと被固定部109bとは、光軸方向において同位置に設けられていてもよいし、異なる位置に設けられていてもよい。接続部108aと被固定部108b、および、接続部109aと被固定部109bとは、光軸方向における一端側(対物側あるいは接眼側)からフレキシブル基板108、109を見た場合に、接続部108aと被固定部108b、および、接続部109aと被固定部109bとが光軸方向に直交する平面方向に沿って並ぶようにして配置されている。
後カバー105には、後カバー105の内側と外側とを連通するスリット305が設けられている。フレキシブル基板108、109は、スリット305を介して後カバー105の内側から外側に導通され、後カバー105の外側において後カバー105に固定されている。
後カバー105は、固定部110からフレキシブル基板108、109の一端方向に向かうフレキシブル基板108、109の伸長(展延)方向が、基板104の両端部におけるフレキシブル基板108、109の伸長(展延)方向とは反対方向となるようにフレキシブル基板108、109の被固定部108b、109bを固定する。
フレキシブル基板108、109は、一端が接続された接続部108a、109aと被固定部108b、109bとの間で、配線方向における異なる2箇所において、伸長(展延)方向が反転するように湾曲している。これによって、フレキシブル基板108、109は、後カバー105の内側において、光軸方向において略S字形状に湾曲した形状とされている。
フレキシブル基板108、109における2箇所の湾曲部分(以下「湾曲部」という)120(120a、120b)、130(130a、130b)は、それぞれ、伸長方向が反転するように湾曲している。ここで、反転とは、たとえば一端から被固定部108b、109bに向かうフレキシブル基板108、109の向きが90度より大きな角度で湾曲した状態となることを示す。湾曲部120、130は、おおよそ180度の角度あるいは180度以上の角度をなすように湾曲していることが好ましい。
フレキシブル基板108、109は、フレキシブル基板108における湾曲部120aと湾曲部120bとの間およびフレキシブル基板109における湾曲部130aと湾曲部130bとの間において直線形状をなしている。直線形状をなす長さは、接続部108a、109aおよび被固定部108b、109bの位置や、撮像素子ユニット100の外径寸法などに応じて任意に決定することが可能であり、具体的には、たとえば後カバー105の内側に収容することが可能な程度の寸法とすることが可能である。
湾曲部120、130は、それぞれ、他部材に対するフレキシブル基板108、109の位置が固定される部分を起点として湾曲していることが好ましい。この実施の形態においては、具体的には、たとえば湾曲部120a、130aは接続部108a、109aを起点として湾曲され、湾曲部120b、130bは固定部110を起点として湾曲されていることが好ましい。
上記の構成において、コイル205に通電すると、通電状態にあるコイル205から磁束が発生し、発生した磁束によって光軸に直交する平面内におけるコイル205aとマグネット303aとの相対的な位置関係、およびコイル205bとマグネット303bとの相対的な位置関係を変化させるような電磁力が発生する。コイル205aに通電した場合は、第1の方向におけるコイル205aとマグネット303aとの位置関係を相対的に変化させるような電磁力が発生する。コイル205bに通電した場合は、第2の方向におけるコイル205bとマグネット303bとの位置関係を相対的に変化させるような電磁力が発生する。
マグネット303は固定枠106に取り付けられており、コイル205aは光軸に直交する平面内の任意の位置に変位可能なブレ補正部材103に設けられているため、コイル205aに通電がなされた場合、ブレ補正部材103はコイル205aとともに第1の方向に移動する。コイル205bに通電がなされた場合、ブレ補正部材103はコイル205bとともに第2の方向に移動する。そして、コイル205a、205bに通電がなされた場合ブレ補正部材103はコイル205a、205bとともに光軸に直交する平面内の任意の位置に移動する。
ブレ補正部材103が光軸に直交する平面内の任意の位置に移動することにより、ブレ補正部材103に支持された基板104が撮像素子107とともに光軸に直交する平面内を移動する。接続部108a、109aは、基板104とともに光軸に直交する平面内を移動する。フレキシブル基板108、109の被固定部108b、109bが固定部110において固定されているため、基板104が光軸に直交する平面内を移動すると、接続部108aと被固定部108bとの相対的な位置関係および接続部109aと被固定部109bとの相対的な位置関係が変化する。
つぎに、フレキシブル基板108、109の状態変化について説明する。図6、図7、図8および図9は、フレキシブル基板108、109の状態変化を示す説明図である。図6、図7、図8および図9においては、いずれもフレキシブル基板108の状態変化を示しているが、図示を省略するフレキシブル基板109についての状態変化も同様である。
図6においては、基板104がデフォルト位置に位置づけられた状態におけるフレキシブル基板108、109を後カバー105側から見た状態を示している。図7においては、基板104が第1の方向に移動した状態におけるフレキシブル基板108、109を後カバー105側から見た状態を示している。
図8においては、基板104が第2の方向に移動した状態におけるフレキシブル基板108、109を後カバー105側から見た状態を示している。図9においては、基板104が第1の方向および第2の方向に移動した状態におけるフレキシブル基板108、109を後カバー105側から見た状態を示している。
図6において、基板104がデフォルト位置に位置づけられた状態では、フレキシブル基板108、109の一端である接続部108a、109aと被固定部108b、109bとフレキシブル基板108、109とが光軸方向において重複している。この実施の形態においては、図6に示した状態におけるフレキシブル基板108、109の配線方向を、以下、適宜「基準方向」として説明する。図6に示した状態から基板104が第1の方向に移動すると、図7に示した状態となる。
図7において、基板104が第1の方向(すなわち基準方向)に移動すると、接続部108aと被固定部108bとの第1の方向における相対的な位置関係が変化する。接続部108aと被固定部108bとの第1の方向における相対的な位置関係が変化した場合、フレキシブル基板108は湾曲部120a、120bの湾曲形状を維持したまま、湾曲部120a、120b間において直線形状をなす部分の長さを変化させるように変形する。
また、基板104が第1の方向に移動すると、接続部109aと被固定部109bとの第1の方向における相対的な位置関係が変化する。接続部109aと被固定部109bとの第1の方向における相対的な位置関係が変化した場合、フレキシブル基板108は湾曲部130a、130bの湾曲形状を維持したまま、湾曲部130a、130b間において直線形状をなす部分の長さを変化させるように変形する。
図6に示した状態から基板104が第2の方向に移動すると、図8に示した状態となる。図8において、基板104が第2の方向に移動すると、接続部108aと被固定部108bとの第2の方向における相対的な位置関係が変化する。接続部108aと被固定部108bとの第2の方向における相対的な位置関係が変化した場合、フレキシブル基板108は光軸に直交する平面内において湾曲部を間にしてなす角度θ1、θ2を変化させるように変形する。
また、基板104が第2の方向に移動すると、接続部109aと被固定部109bとの第2の方向における相対的な位置関係が変化する。接続部109aと被固定部109bとの第2の方向における相対的な位置関係が変化した場合、フレキシブル基板109は光軸に直交する平面内において湾曲部を間にしてなす角度(図8における角度θ1、θ2を参照)を変化させるように変形する。
角度θ1、θ2は、第2の方向においてフレキシブル基板108、109の一端と被固定部とが離間するほど大きくなり、第2の方向においてフレキシブル基板108、109の一端と被固定部とが近づくほど0(ゼロ)度に近くなる。角度θ1、θ2は、基板104がデフォルト位置に位置づけられた状態では、0(ゼロ)度となる。
図6に示した状態から基板104が第1の方向および第2の方向に移動すると、図9に示した状態となる。図9において、基板104が第1の方向および第2の方向に移動すると、フレキシブル基板108は、2箇所の湾曲部120a、120b間において直線形状をなす部分の長さを変化させながら、光軸に直交する平面内において湾曲部120a、120bを間にしてなす角度θ1、θ2を変化させるように変形する。
また、基板104が第1の方向および第2の方向に移動すると、フレキシブル基板109は、2箇所の湾曲部130a、130b間において直線形状をなす部分の長さを変化させながら、光軸に直交する平面内において湾曲部130a、130bを間にしてなす角度θ1、θ2を変化させるように変形する。
なお、基板104が第1の方向および第2の方向に移動すると、接続部108aおよび湾曲部120a間のフレキシブル基板108と基準方向とがなす角度が変化する。また、基板104が第1の方向および第2の方向に移動すると、被固定部108bおよび湾曲部120b間のフレキシブル基板108と基準方向とがなす角度が変化する。
同様に、基板104が第1の方向および第2の方向に移動すると、接続部109aおよび湾曲部130a間のフレキシブル基板109と基準方向とがなす角度が変化する。また、基板104が第1の方向および第2の方向に移動すると、被固定部109bおよび湾曲部130b間のフレキシブル基板109と基準方向とがなす角度が変化する。
基板104が第2の方向(第1の方向および第2の方向)に変位することによって発生する応力は、接続部108a、109aおよび被固定部108b、109bに集中する。この実施の形態においては、湾曲部120a、130aは接続部108a、109aを起点として湾曲し、湾曲部120b、130bは固定部110を起点として湾曲することにより、フレキシブル基板108、109の変形を容易化するとともに形状を安定して変形させることができる。
上述したように、この発明にかかる実施の形態のブレ補正機構を備えた撮像素子ユニット100によれば、撮像素子107が設けられた基板104を支持するとともに光軸方向に直交する平面内において変位可能なブレ補正部材102、103と、配線方向における一端である接続部108a、109aが基板104に接続されるとともに配線方向における被固定部108b、109bが固定部(固定部110)において固定されたフレキシブル基板108、109と、を備え、フレキシブル基板108、109は、接続部108a、109aと被固定部108b、109bとの間における少なくとも2箇所において伸長方向が反転するように湾曲されたことを特徴とするため、フレキシブル基板108、109は、光軸方向に直交する平面内における基板104の変位にともなって湾曲部120a、120b間および湾曲部130a、130b間の距離あるいは湾曲部120a、120b、130a、130bの形状を変化させ、湾曲部120a、120b、130a、130bを関節のように作用させることによって、ブレ補正部材102、103の変位にともなって発生するフレキシブル基板108、109のねじれ量を低減することができる。
フレキシブル基板108、109は、反転箇所の位置にかかわらず、ブレ補正部材102、103が基準方向(第2の方向)に変位する際には、湾曲部120a、120b間および湾曲部130a、130b間における長さを変化させる。また、フレキシブル基板108、109は、ブレ補正部材102、103が基準方向に交差する方向(第1の方向)に変位する際には、湾曲部120a、120bおよび湾曲部130a、130bを頂点としてフレキシブル基板108、109によって規定される角度θ1、θ2を変化させるように変形する。
これによって、ブレ補正部材102、103の変位にともなって発生するフレキシブル基板108、109のねじれに起因して、フレキシブル基板108、109の接続部108a、109aや被固定部108b、109bに作用する反発力を低減することができる。そして、これによって、ブレ補正部材102、103の変位に際してフレキシブル基板108、109、基板104および被固定部108b、109bにかかる負荷を軽減することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニット100によれば、フレキシブル基板108、109が、角度θ1、θ2を変化させることが可能な状態で湾曲されたことを特徴とするため、ブレ補正部材102、103の変位にともなって発生するフレキシブル基板108、109のねじれ量を低減することができる。
これによって、ブレ補正部材102、103の変位にともなって発生するフレキシブル基板108、109のねじれに起因して接続部108a、109aや被固定部108b、109bに作用する反発力を低減することができる。そして、これによって、ブレ補正部材102、103の変位に際してフレキシブル基板108、109、基板104および被固定部108b、109bにかかる負荷を軽減することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニット100によれば、フレキシブル基板108、109が、湾曲部120a、120b間および湾曲部130a、130b間において直線形状をなすことを特徴とするため、湾曲部120a、120b間および湾曲部130a、130b間の距離を確保することによって各湾曲部120a、120b、130a、130bにおけるフレキシブル基板108、109のねじれ量を低減することができる。
これによって、ブレ補正部材102、103の変位にともなって発生するフレキシブル基板108、109のねじれに起因して接続部108a、109aや被固定部108b、109bに作用する反発力を一層低減することができる。そして、これによって、ブレ補正部材102、103の変位に際してフレキシブル基板108、109、基板104および被固定部108b、109bにかかる負荷を一層軽減することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニット100によれば、フレキシブル基板108、109が、基板104を起点として湾曲されたことを特徴とするため、接続部108a、109aから湾曲部120a、130aまでの距離を短くすることができ、ブレ補正部材102、103の変位に起因する接続部108a、109aにおけるフレキシブル基板108、109のねじれ量を低減することができる。
これによって、ブレ補正部材102、103の変位にともなって発生するフレキシブル基板108、109のねじれに起因して接続部108a、109aに作用する反発力を一層低減することができる。そして、これによって、ブレ補正部材102、103の変位に際してフレキシブル基板108、109および基板104にかかる負荷を一層軽減することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニット100によれば、フレキシブル基板108、109が、固定部110を起点として湾曲されたことを特徴とするため、被固定部108b、109bから湾曲部120b、130bまでの距離を短くすることができ、ブレ補正部材102、103の変位に起因する被固定部108b、109bにおけるフレキシブル基板108、109のねじれ量を低減することができる。
これによって、ブレ補正部材102、103の変位にともなって発生するフレキシブル基板108、109のねじれに起因して固定部110に作用する反発力を一層低減することができる。そして、これによって、ブレ補正部材の変位に際してフレキシブル基板108、109および固定部110にかかる負荷を一層軽減することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニット100によれば、固定部110を備え、基板104と接続部108a、109aとを覆うカバー部材としての後カバー105を備え、フレキシブル基板108、109が、後カバー105内において湾曲されていることを特徴とするため、後カバー105によって被固定部108b、109bを固定しつつフレキシブル基板108、109を覆うことによって、別途専用の部材を設けることなく被固定部108b、109bを固定することができ、撮像素子ユニット100の大型化を防止することができる。また、フレキシブル基板108、109に対して外部から別部材が接触したり干渉したりすることを防止できるため、フレキシブル基板108、109の耐久性の向上を図るとともに動作の信頼性を維持することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニット100によれば、固定部110が、被固定部108b、109bが基板104を間にしてブレ補正部材102、103とは反対側に設けられることを特徴とするため、基板104の移動に支障をきたすことなく被固定部108b、109bを固定することができる。これによって、ブレ補正部材102、103の変位に際して支障をきたすことなく、ブレ補正部材102、103の変位動作の安定性の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニット100によれば、フレキシブル基板108、109が、湾曲部120b、130bにおいて90度を超える角度で湾曲していることを特徴とするため、湾曲部120b、130b間の距離あるいは湾曲部120b、130bの形状を変化させ易くして、ブレ補正部材102、103の変位にともなって発生するフレキシブル基板108、109のねじれ量を一層低減することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニット100によれば、フレキシブル基板108、109の接続部108a、109aおよび被固定部108b、109bが、光軸方向に直交する平面内に沿って配置されていることを特徴とするため、湾曲部120a、120b、130a、130bを設けることによってフレキシブル基板108、109が光軸方向において占める寸法を小さくすることができる。
これによって、撮像素子ユニット100を大型化することなく、ブレ補正部材102、103の変位にともなって発生するフレキシブル基板108、109のねじれ量を低減し、ブレ補正部材102、103の変位に際してフレキシブル基板108、109、基板104および被固定部108b、109bにかかる負荷を軽減することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニット100を備えた撮像装置によれば、撮像素子ユニット100における動作の負荷を軽減することによって撮像素子107のブレを良好かつ安定して補正することができる。これによって、撮像装置を用いて撮像した画像の品質向上を図ることができる。
以上説明したように、この実施の形態によれば、フレキシブル基板が接続された基板素子の移動に際して素子基板にかかる負荷の軽減および負荷の安定化を図るとともに、ブレ補正機構の小型化を図ることができる。
以上のように、この発明にかかるブレ補正機構および当該ブレ補正機構を備えた撮像装置は、光軸に直交する平面内で撮像素子を移動させることによって手ブレなどの振動による撮像画像の画質低下を低減する際に有用であり、特に、撮像素子の移動に際して撮像素子に接続されたフレキシブル基板の変形をともなうブレ補正機構および当該ブレ補正機構を備えた撮像装置に適している。
この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニットを示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニットを示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニットを示す説明図(その3)である。 この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニットを示す説明図(その4)である。 この発明にかかる実施の形態の撮像素子ユニットを示す説明図(その5)である。 フレキシブル基板の状態変化を示す説明図(その1)である。 フレキシブル基板の状態変化を示す説明図(その2)である。 フレキシブル基板の状態変化を示す説明図(その3)である。 フレキシブル基板の状態変化を示す説明図(その4)である。
符号の説明
100 撮像素子ユニット
102、103 ブレ補正部材
104 基板
105 後カバー
108、109 フレキシブル基板
108a、109a 接続部
108b、109b 被固定部
110 固定部
120、120a、120b 湾曲部
130、130a、130b 湾曲部
202 ガイド部
203 ガイドポール
301 ガイドポール

Claims (10)

  1. 撮像素子または当該撮像素子が設けられた基板の少なくとも一方(以下「素子基板」という)を支持するとともに光軸方向に直交する平面内において変位可能なブレ補正部材と、
    配線方向における一端が前記素子基板に接続されるとともに前記配線方向における被固定部が固定部において固定されたフレキシブル基板と、
    を備え、
    前記フレキシブル基板は、前記一端と前記被固定部との間における少なくとも2箇所において伸長方向が反転するように湾曲されたことを特徴とするブレ補正機構。
  2. 前記フレキシブル基板は、湾曲された箇所を間にして前記フレキシブル基板が前記平面内においてなす角度を変化させることが可能な状態で湾曲されたことを特徴とする請求項1に記載のブレ補正機構。
  3. 前記フレキシブル基板は、湾曲された少なくとも2箇所間において直線形状をなすことを特徴とする請求項1または2に記載のブレ補正機構。
  4. 前記フレキシブル基板は、前記素子基板を起点として湾曲されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のブレ補正機構。
  5. 前記フレキシブル基板は、前記固定部を起点として湾曲されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のブレ補正機構。
  6. 前記固定部を備え、前記素子基板と前記一端とを前記素子基板を間にして前記ブレ補正部材とは反対側から覆うカバー部材を備え、
    前記フレキシブル基板は、前記カバー部材内において湾曲されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のブレ補正機構。
  7. 前記固定部は、前記被固定部が前記素子基板を間にして前記ブレ補正部材とは反対側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のブレ補正機構。
  8. 前記フレキシブル基板は、湾曲された少なくとも2箇所は90度を超える角度で湾曲していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のブレ補正機構。
  9. 前記フレキシブル基板の前記一端および前記被固定部は、前記平面内に沿って配置されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載のブレ補正機構。
  10. 請求項1〜9のいずれか一つに記載のブレ補正機構と、
    前記ブレ補正機構が備えた撮像素子に外光を導入する光学部材と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
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