JP2009237144A - ブレ補正ユニットおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレ補正部材の変位動作の安定性の向上を図ること。
【解決手段】ブレ補正ユニット100は、基板301を支持するとともに光軸方向に直交する平面内において変位可能なブレ補正部材410、420と、ブレ補正部材410、420をブレ補正部材410、420が変位する空間全体にわたって覆う後カバー104と、を備え、ブレ補正部材410、420に対して不用意な外力が加わることを防止するようにした。これによって、ブレ補正部材410、420に対して不用意な外力が加わることによって、ブレ補正部材410、420の変位に際してブレ補正部材410、420に負荷がかかることを防止することができる。
【選択図】図5

Description

この発明は、光軸に直交する平面内で撮像素子を移動させることによって手ブレなどの振動による撮像画像の画質低下を低減するブレ補正ユニットおよび撮像装置に関する。
従来、撮像素子または当該撮像素子が設けられた基板の少なくとも一方(以下「素子基板」という)を光軸方向に直交する平面内において変位させることによって、手ブレなどの振動に起因する画質低下を低減するようにしたブレ補正ユニットを備えた撮像装置があった。素子基板には、素子基板に対して駆動信号を入力したり、素子基板からの出力信号を伝送したりするフレキシブル基板が接続されている。
このような撮像装置においては、撮像素子を光軸方向に直交する平面内において変位させるブレ補正ユニット(振れ補正ユニット)を鏡筒に設け、ブレ補正ユニットと制御基板とをフレキシブル配線部材によって接続するとともに、鏡筒の近傍においてフレキシブル配線部材をたわませた状態で収容可能な空間を確保するようにした技術があった(たとえば、下記特許文献1を参照。)。この技術においては、制御基板が鏡筒外部に設けられている。また、受光面に平行に揺動可能な撮像素子の有効撮像面を透明部材によって密閉する被覆部材を設け、被覆部材が撮像素子とともに揺動するようにした技術があった(たとえば、下記特許文献2を参照。)。
特開2006−081006号公報 特開2003−110930号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、鏡筒に設けられた撮像素子と鏡筒外部に設けられた制御基板とをフレキシブル配線部材によって接続しているため、たとえば鏡筒の光軸方向への移動に際してフレキシブル配線基板が周辺の部材に接触し、鏡筒の移動に際しての負荷が増大して、鏡筒の動きが鈍くなったり鏡筒が移動できない状態になったりするという問題が発生する可能性があった。
また、上述した特許文献2の技術では、撮像素子と制御基板とを接続するフレキシブル基板を取り回している開口部から埃や塵などが進入することは避けられない構成となっている。また。特許文献2の技術では、被覆部材が撮像素子とともに揺動するような構造となっているため、撮像素子を移動させるためは被覆部材を移動する分の負荷が加わることとなり、撮像素子の移動に際しての負荷が増大するという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ブレ補正部材の変位を妨げる負荷の軽減を図り、ブレ補正部材の変位動作の安定性の向上を図ることができるブレ補正ユニットおよび撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるブレ補正ユニットは、撮像素子または当該撮像素子が設けられた基板の少なくとも一方(以下「素子基板」という)を支持するとともに光軸方向に直交する平面内において変位可能なブレ補正部材と、前記ブレ補正部材を、前記ブレ補正部材が変位する空間全体にわたって覆うカバー部材と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、ブレ補正部材に対して不用意な外力が加わることを防止できる。
また、この発明にかかるブレ補正ユニットは、上記の発明において、前記カバー部材の内側において所定形状に湾曲した形状をなし、配線方向における一端が前記素子基板に接続されたフレキシブル基板を備えたことを特徴とする。この発明によれば、所定形状に湾曲した状態とされたフレキシブル基板をカバー部材内に収容し、フレキシブル基板に対して不用意な外力が加わることによって、ブレ補正部材の変位に際してフレキシブル基板に負荷がかかることを防止することができる。
また、この発明にかかるブレ補正ユニットは、上記の発明において、前記カバー部材が、前記フレキシブル基板の前記配線方向における被固定部を固定する固定部を備えたことを特徴とする。この発明によれば、フレキシブル基板の被固定部を固定するための部品を設けることなくフレキシブル基板の被固定部を固定し、フレキシブル基板の位置を安定化することができる。
また、この発明にかかるブレ補正ユニットは、上記の発明において、前記カバー部材が、前記ブレ補正部材が変位する空間全体を略密閉状態とすることを特徴とする。この発明によれば、ブレ補正部材が変位する空間に塵や埃などが進入することを防止することができる。
また、この発明にかかるブレ補正ユニットは、上記の発明において、前記カバー部材が、前記素子基板を間にして前記ブレ補正部材とは反対側から前記ブレ補正部材が変位する空間全体にわたって覆うことを特徴とする。この発明によれば、カバー部材とブレ補正部材とによって素子基板を覆うことができる。
また、この発明にかかるブレ補正ユニットは、上記の発明において、前記固定部が、前記被固定部を前記素子基板を間にして前記ブレ補正部材とは反対側において固定するように備えられたことを特徴とする。この発明によれば、素子基板の移動に支障をきたすことなく被固定部を固定することができる。
また、この発明にかかる撮像装置は、上記のブレ補正ユニットと、前記ブレ補正ユニットが備えた撮像素子に外光を導入する光学部材と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、ブレ補正部材が安定して変位動作するため、撮像素子のブレを良好に補正することができる。
この発明にかかるブレ補正ユニットおよび撮像装置によれば、ブレ補正部材の変位に際してブレ補正部材に負荷がかかることを防止できる。これによって、ブレ補正部材の変位を妨げる負荷の軽減を図り、ブレ補正部材の変位動作の安定性の向上を図ることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるブレ補正ユニットおよび撮像装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニットについて説明する。図1および図2は、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニットを示す斜視図である。図1においては、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニットを対物側から見た状態を示している。図2においては、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニットを接眼側から見た状態を示している。
図1および図2において、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニット100は、レンズ101を保持するレンズ保持枠102を備えている。レンズ保持枠102は、光軸を軸心方向とする略円筒形状からなり、対物側の端部においてレンズ101を保持している。
レンズ保持枠102の接眼側には、鏡筒103と、カバー部材としての後カバー104とが設けられている。鏡筒103と後カバー104とは、ねじ201によって連結されている。図1および図2において符号105、106は、フレキシブル基板を示している。フレキシブル基板105、106は、長尺形状からなる。
図3は、フレキシブル基板105、106を示す説明図である。図3においては、図2に示したブレ補正ユニット100における後カバー104を仮想線で示し、後カバー104を取り付けた状態におけるフレキシブル基板105、106を示している。図3において、フレキシブル基板105、106は、後カバー104の内側でS字形状に湾曲している。フレキシブル基板105、106は、長手方向を配線方向として配線されており、配線方向における一端において基板301に接続されている。後カバー104については後述する。
図4はブレ補正ユニット100を示す断面図であり、図5はブレ補正ユニット100を示す分解斜視図である。図4においては、ブレ補正ユニット100を光軸を通る平面で切断した断面を示している。図5においては、ブレ補正ユニット100を分解して接眼側から見た状態を示している。
図4および図5において、鏡筒103の内周側には、固定枠401が設けられている。固定枠401は、ガイドポール501を備えている。ガイドポール501は、光軸に直交する平面における第1の方向(図5における符号Xを参照)を軸心方向とし、光路から退避した位置に設けられている。ガイドポール501は、光軸に直交する平面において第1の方向に交差する第2の方向(図5における符号Yを参照)において、光路を間にして2箇所に設けられている。
また、固定枠401は、光軸を中心とする円の半径方向に突出するヨーク支持部402を備えている。ヨーク支持部402は、光軸に直交する面内において直交する2方向に突出するように設けられている。ヨーク支持部402は、具体的には、光軸を第1の方向に通過する直線上に1つ、光軸を第2の方向に通過する直線上に1つ、それぞれ設けられている。各ヨーク支持部402は、ヨーク502、403をそれぞれ支持する。
ヨーク502は第1の方向に沿って切断した断面が略コの字形状をなし、ヨーク403は第2の方向に沿って切断した断面が略コの字形状をなしている。各ヨーク502、403には、それぞれマグネット510a、510bが取り付けられている。ヨーク502、403は、それぞれ、フレキシブル基板503に取り付けられたコイル404、504の空芯部に挿入される。
コイル404は第2の方向を軸心方向とする巻き線であり、コイル504は第1の方向を軸心方向とする巻き線であって、それぞれフレキシブル基板503に取り付けられている。フレキシブル基板503には、磁気センサ505、506が設けられている。磁気センサ505は、光軸を第1の方向に通過する直線上に設けられており、第1の方向におけるマグネット510aとコイル504との相対位置を検出する。磁気センサ506は、光軸を第2の方向に通過する直線上に設けられており、第2の方向におけるマグネット510bとコイル404との相対位置を検出する。
フレキシブル基板503は、ブレ補正部材410とブレ補正部材420との間に設けられている。ブレ補正部材410は、光軸方向において固定枠401に対向配置されている。ブレ補正部材410は、基板301に設けられた撮像素子405を開放する開口部507を備えている。この実施の形態においては、基板301によって素子基板が実現されている。開口部507は、撮像素子405の変位範囲を含み、当該変位範囲を外周側から囲むように開口している。撮像素子405が変位する構成については後述する。
また、ブレ補正部材410は、ガイドポール501に係合するガイド部508を備えており、ガイド部508をガイドポール501に当接させた状態でガイドポール501に沿ってスライド可能に設けられている。ブレ補正部材410は、ガイドポール501に沿ってスライドすることによって、光軸に直交する平面において第1の方向に変位可能とされている。
また、ブレ補正部材410は、ガイドポール509を備えている。ガイドポール509は、第2の方向を長手方向とし、光路から退避した位置であってかつ開口部507よりも外周側に設けられている。ガイドポール509は、光軸に直交する平面において第1の方向に沿って、光路を間にしてブレ補正部材410の両側に設けられている。
ブレ補正部材420は、基板301を支持する。ブレ補正部材420は、ガイドポール509に係合する図示を省略するガイド部を備えており、このガイド部をガイドポール509に当接させた状態でガイドポール509に沿ってスライド可能に設けられている。ブレ補正部材420は、ガイドポール509に沿ってスライドすることによって、光軸に直交する平面において第2の方向に変位可能とされている。
また、ブレ補正部材420は、ブレ補正部材410に連結されているため、ブレ補正部材410がガイドポール501に沿ってスライドした場合には第1の方向にも変位する。すなわち、ブレ補正部材420は、光軸に直交する平面において第1の方向および第2の方向に変位することができ、これによって基板301に搭載された撮像素子405が光軸に直交する平面内の任意の位置に変位可能とされる。
基板301は光軸に直交する平面をなす平板形状からなり、基板301の略中央部には撮像素子405が搭載されている。撮像素子405は、入射された光を電気に変換し、入射光の強度に応じた電気信号を出力する。撮像素子405はたとえばCCDなどによって実現することができ、撮像素子405については公知の技術であるため説明を省略する。
基板301は、ブレ補正部材420に固定されているため、ブレ補正部材420と同様に変位することが可能とされている。すなわち基板301は、光軸に直交する平面内の任意の位置に変位することが可能とされている。基板301には、フレキシブル基板105、106の一端が接続されている。
フレキシブル基板105、106は、第1の方向において基板301の両端にそれぞれ接続されている。フレキシブル基板105、106は、光軸に直交する平面における第1の方向を長手方向として伸長(展延)する長尺形状からなる。フレキシブル基板105、106は、長手方向が配線方向となるように配線されており、基板301に接続された一端において、それぞれ、基板301からの伸長(展延)方向が、光軸から離反する方向となるように接続されている。
後カバー104は、光軸方向において基板301よりも接眼側に設けられ、基板301よりも接眼側から撮像素子405および基板301を覆っている。後カバー104は、フレキシブル基板105、106の被固定部を固定する固定部511を備えている。フレキシブル基板105、106の被固定部は、フレキシブル基板105、106における実際の物理的な端部とすることができる。
フレキシブル基板105、106の被固定部は、フレキシブル基板105、106における実際の物理的な端部に限るものではない。フレキシブル基板105、106の被固定部は、フレキシブル基板105、106の配線方向における中間位置であってもよい。この場合、フレキシブル基板105、106は、基板301側から後カバー104の外側に導通され、さらに後カバー104の外側に伸長(展延)する。
この実施の形態におけるフレキシブル基板105、106は、被固定部とされる中間位置において固定部511に固定されている。フレキシブル基板105、106は、フレキシブル基板105、106の幅方向における両端部に設けた孔を、固定部511に設けた突起に挿入して、フレキシブル基板105、106を固定部511に位置決めし、フレキシブル基板105、106の幅方向における後カバー104側の面に粘着テープで固定されている。また、固定部511は、フレキシブル基板105、106の幅方向における後カバー104側の面に両面テープや接着剤など用いて固定したり、フレキシブル基板105、106の幅方向における両端部をビスを用いて固定してもよい。
後カバー104には、後カバー104の内側と外側とを連通するスリット512が設けられている。フレキシブル基板105、106は、スリット512を介して後カバー104の内側から外側に導通され、後カバー104の外側において後カバー104に固定されている。
後カバー104は、固定部511からフレキシブル基板105、106の一端方向に向かうフレキシブル基板105、106の伸長(展延)方向が、基板301の両端部におけるフレキシブル基板105、106の伸長(展延)方向とは反対方向となるようにフレキシブル基板105、106の被固定部を固定する。
上述したように、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニット100によれば、基板301を支持するとともに光軸方向に直交する平面内において変位可能なブレ補正部材410、420と、ブレ補正部材410、420を、ブレ補正部材410、420が変位する空間全体にわたって覆う後カバー104と、を備えたことを特徴とするため、ブレ補正部材410、420に対して不用意な外力が加わることによって、ブレ補正部材410、420の変位に際してブレ補正部材410、420に負荷がかかることを防止することができる。
具体的には、たとえば、ブレ補正部材410、420の変位に際してブレ補正部材410、420の周辺に設けられた部材がブレ補正部材410、420に干渉したり、ブレ補正ユニット100を撮像装置などに組み付ける際にブレ補正部材410、420に手が触れてブレ補正部材410、420の位置がずれてしまったりすることを防止できる。これによって、ブレ補正部材410、420すなわち撮像素子405の変位動作の安定性の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニット100によれば、後カバー104の内側において所定形状に湾曲した形状をなし、配線方向における一端が基板301に接続されたフレキシブル基板105、106を備えたことを特徴とするため、所定形状に湾曲した状態とされたフレキシブル基板105、106を後カバー104内に収容し、フレキシブル基板105、106に対して不用意な外力が加わることによって、ブレ補正部材410、420の変位に際してフレキシブル基板105、106に負荷がかかることを防止することができる。これによって、フレキシブル基板105、106にかかった負荷によってブレ補正部材410、420に負荷がかかることを低減することができ、ブレ補正部材410、420の変位動作の安定性の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニット100によれば、後カバー104は、フレキシブル基板105、106の配線方向における被固定部を固定する固定部511を備えたことを特徴とするため、フレキシブル基板105、106の被固定部を固定するための部品を設けることなくフレキシブル基板105、106の被固定部を固定し、フレキシブル基板105、106の位置を安定化することができる。これによって、ブレ補正ユニット100を大型化することなく、ブレ補正部材410、420の変位に際してフレキシブル基板105、106が負荷になることを防止し、ブレ補正部材410、420の変位動作の安定性の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニット100によれば、後カバー104は、ブレ補正部材410、420が変位する空間全体を略密閉状態とすることを特徴とするため、ブレ補正部材410、420が変位する空間に塵や埃などが進入することを防止することができる。これによって、塵や埃などが撮像素子に映り込むことを防止することができる。
また、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニット100によれば、後カバー104が、基板301を間にしてブレ補正部材410、420とは反対側からブレ補正部材410、420が変位する空間全体にわたって覆うことを特徴とするため、後カバー104とブレ補正部材410、420とによって基板301を覆うことができる。これによって、基板301を保護することができ、外側から触られるなどして各部にずれが生じることを防止できる。
また、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニット100によれば、固定部511が、被固定部を基板301を間にしてブレ補正部材410、420とは反対側において固定するように備えられたことを特徴とするため、基板301の移動に支障をきたすことなく被固定部を固定することができる。これによって、ブレ補正部材410、420の変位に際して支障をきたすことなく、ブレ補正部材410、420の変位動作の安定性の向上を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニット100を備えた撮像装置によれば、ブレ補正部材410、420が安定して変位動作するため、撮像素子405のブレを良好に補正することができる。これによって、撮像装置を用いて撮像した画像の品質向上を図ることができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ブレ補正部材に対して不用意な外力が加わることを防止できる。これによって、ブレ補正部材の変位動作の安定性の向上を図ることができる。
以上のように、この発明にかかるブレ補正ユニットおよび撮像装置は、光軸に直交する平面内で撮像素子を移動させることによって手ブレなどの振動による撮像画像の画質低下を低減する際に有用であり、特に、ブレ補正ユニットの単位で出荷するなどブレ補正ユニット単位で取り扱うブレ補正ユニットおよび当該ブレ補正ユニットを備えた撮像装置に適している。
この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニットを示す斜視図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態のブレ補正ユニットを示す斜視図(その2)である。 フレキシブル基板を示す説明図である。 ブレ補正ユニットを示す断面図である。 ブレ補正ユニットを示す分解斜視図である。
符号の説明
100 ブレ補正ユニット
104 後カバー
105、106 フレキシブル基板
301 基板
405 撮像素子
410、420 ブレ補正部材
511 固定部
512 スリット

Claims (7)

  1. 撮像素子または当該撮像素子が設けられた基板の少なくとも一方(以下「素子基板」という)を支持するとともに光軸方向に直交する平面内において変位可能なブレ補正部材と、
    前記ブレ補正部材を、前記ブレ補正部材が変位する空間全体にわたって覆うカバー部材と、
    を備えたことを特徴とするブレ補正ユニット。
  2. 前記カバー部材の内側において所定形状に湾曲した形状をなし、配線方向における一端が前記素子基板に接続されたフレキシブル基板を備えたことを特徴とする請求項1に記載のブレ補正ユニット。
  3. 前記カバー部材は、前記フレキシブル基板の前記配線方向における被固定部を固定する固定部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のブレ補正ユニット。
  4. 前記カバー部材は、前記ブレ補正部材が変位する空間全体を略密閉状態とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のブレ補正ユニット。
  5. 前記カバー部材は、前記素子基板を間にして前記ブレ補正部材とは反対側から前記ブレ補正部材が変位する空間全体にわたって覆うことを特徴とする請求項1に記載のブレ補正ユニット。
  6. 前記固定部は、前記被固定部を前記素子基板を間にして前記ブレ補正部材とは反対側において固定するように備えられたことを特徴とする請求項3に記載のブレ補正ユニット。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載のブレ補正ユニットと、
    前記ブレ補正ユニットが備えた撮像素子に外光を導入する光学部材と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
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