JP2009239378A - ミキシングコンソール - Google Patents

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Abstract

【課題】サラウンド信号のモニタ機能を有するミキシングコンソールにおいて、操作子を増やすこと無く、サラウンドの各chごとの信号のモニタを容易に行うことができるようにし、多chのサラウンド信号をステレオ2chの信号にダウンミックスした信号についてもモニタすることができるようにする。
【解決手段】通常は、ソースセレクト操作子で選択された2chステレオ信号をスピーカセレクト操作子で選択された出力端子のペアに出力する。ソースセレクト操作子でサラウンド信号が選択された場合は、スピーカセレクト操作子による選択状態にかかわらず、サラウンド信号の個々の各chを、モニタ出力端子の複数ペアの各出力端子に割り当てて出力する。この状態でスピーカセレクト操作子が操作されたとき、該操作に応じてサラウンド信号の各chのミュート設定を行う。サラウンド信号をダウンミックスしてモニタすることもできる。
【選択図】図4

Description

この発明は、ディジタルミキサのミキシングコンソールに関し、特に各種のオーディオ信号をモニタするモニタ機能におけるソースの選択及びスピーカの選択を操作性良く便利に行うことができるようにする技術に関する。
従来より、マイクなどの各種の入力源からオーディオ信号を入力し、音量レベルや周波数特性などの調整処理を施し、適宜、ミキシングして出力するミキシングコンソールが知られている(特許文献1及び非特許文献1参照)。ミキシングコンソールは、選択した信号を、選択したモニタ出力端子から出力して、スピーカなどでモニタする機能を備える。具体的には、モニタする信号を選択するソースセレクトを行うための専用のボタンと、モニタ信号を出力するモニタ出力端子を選択する(要するにモニタ音を出力するスピーカを選択する)スピーカセレクトを行うための専用のボタンが設けられているものが知られている。また、専用のボタンの代わりに、所定の画面を表示し、その画面上に表示されたボタンをポインティングデバイスを用いて操作するものもある。さらに、特許文献1や非特許文献1のミキサは、多チャンネルのサラウンド信号をモニタする機能も備えている。
特開2003−134599号公報 Digital Production Console DM2000 Ver.2 取扱説明書、第13章「モニター、トークバック」、ヤマハ株式会社、2003年発行
上記従来文献に記載のミキサにおけるサラウンド信号のモニタ機能は、何れも、モニタする対象のソースとモニタ出力端子とを選択して、所望のサラウンド信号を所望のスピーカからモニタするものである。しかし、サラウンドの各出力chのミュート設定などは、所定の画面を表示しその画面上で行わなければならない。従って、サラウンドの各出力chの信号を個々にモニタしたり、任意の組み合わせでモニタする際には、所望のモニタができるように前記画面上でミュートの設定を行わなければならず、操作が煩雑である。サラウンドの各出力chの信号を個々にモニタするための新たな操作子を設ければ良いことは当然であるが、価格を抑えたい、あるいは外部パネル上に操作子を増やすスペースが無い、などの理由から、簡単に操作子を増やすことができない。
また、上記従来文献のミキサでは、多chのサラウンド信号を最終的にステレオ2chの信号にダウンミックスした場合にどのように聞こえるかをモニタする機能を備えていなかった。
本発明は、サラウンド信号のモニタ機能を有するミキシングコンソールにおいて、操作子を増やすこと無く、サラウンドの各chごとの信号のモニタを容易に行うことができるようにすることを目的とする。また、多chのサラウンド信号をステレオ2chの信号にダウンミックスした信号についてもモニタすることができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、通常は、ソースセレクト操作子で選択された2chステレオ信号をスピーカセレクト操作子で選択された出力端子のペアに出力するものとする。すなわち、サラウンド信号以外の信号をモニタする場合は、スピーカセレクト操作子の操作を有効とする。一方、ソースセレクト操作子でサラウンド信号が選択された場合は、スピーカセレクト操作子による選択状態にかかわらず、該サラウンド信号の個々の各chを、モニタ出力端子の複数ペアの各出力端子に割り当てて出力する。また、この状態でスピーカセレクト操作子が操作されたとき、該操作に応じて前記複数chサラウンド信号の各chのミュート設定を行い、ミュートされたchの信号が対応する前記出力端子から出力しないように制御する。具体的には、スピーカセレクト操作子を、ペアA,B,…の何れかを選択するためのスイッチA,B,…とし、そのスイッチx(xはA,B,…の何れか)が操作されたとき、その操作毎に、(1)該スイッチxに対応するペアxの左右の両chから出力、(2)ペアxの左chからのみ出力、(3)ペアxの右chからのみ出力、(4)ペアxの左右の両chともミュート、の何れかに順次切り替えていく(ただし(1)〜(4)を切り替えていく順番は任意)ようにすればよい。
さらに、ダウンミックス操作子を備え、ソースセレクト操作子でモニタ対象として選択された信号が複数chサラウンド信号である場合に、前記ダウンミックス操作子が操作されたとき、前記複数chサラウンド信号をダウンミックスして生成した2chのダウンミックス信号を、モニタ出力端子の所定のペアの出力端子に出力するようにしてもよい。
本発明によれば、ミキシングコンソールにおいて、ソースセレクト操作子を操作するだけで、2chステレオ信号とサラウンド信号とを選択してモニタすることができ、サラウンド信号のモニタを容易に行うことができる。サラウンド信号が選択された場合は、スピーカセレクト操作子の操作により、該サラウンド信号の各chのミュート設定を行うことができるので、サラウンド信号の各chごとの信号のモニタも容易である。また、通常はモニタ出力先を選択するスピーカセレクト操作子の機能を、サラウンド信号のモニタを行う場合にはミュート設定の操作子としての機能に切り替えるので、操作子を増やすこと無く、サラウンド信号の各chごとの信号のモニタを行うことができる。さらに、多chのサラウンド信号をステレオ2chの信号にダウンミックスした信号についてもモニタすることができる。
以下、図面を用いてこの発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明に係るミキシングコンソールを適用したミキサ120とパーソナルコンピュータ(以下、PCと呼ぶ)100とを音楽LAN110で接続した全体構成を示す。PC100では、ディジタルオーディオワークステーションソフトウエア101が実行されている。該ソフトウエア101により、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)102、MIDIトラック&MIDIミキサ制御部103、リモート制御部104、及びオーディオトラック&オーディオミキサ制御部105などを実現する。GUI102は、PC100のディスプレイに種々の画面を表示し、ユーザからの各種の入力を受け付ける処理などを行うユーザインタフェース用のプログラムである。MIDIトラック&MIDIミキサ制御部103は、MIDIデータについての録音再生その他の機能を実現する。リモート制御部104は、音楽LAN110を介して接続されたミキサ120のリモート制御を行う。オーディオトラック&オーディオミキサ制御部105は、オーディオデータについての録音再生その他の制御機能を提供する。これら各制御部103〜105は、オペレーティングシステム(OS)のアプリケーションインタフェース(API)106、各種音楽I/Oドライバ107、及び各種音楽I/O(音楽LAN I/Oを含む)インタフェース108を経由して、音楽LAN110に接続されているミキサ120との間でMIDIデータやWAVE(オーディオ)データのやり取りを行うことができる。なお、以上の構成により、PC100は音楽製作の各種の機能(例えば、ハードディスクレコーディング機能、MIDIデータやオーディオデータの作成編集機能、ミキシング機能、シーケンサー機能など)を実現するいわゆるディジタルオーディオワークステーション(DAW)として動作するので、以下ではDAW100と呼ぶものとする。
音楽LAN110は、リアルタイムでMIDIデータやWAVEデータの伝送を行うことができるLANである。音楽LAN110は、複数chの伝送路を持つ。本実施形態では16本の伝送路(伝送ch)を持つものとし、各伝送chを出力ポートP1〜P16と呼ぶ。
ネットワークミキサ120は、アナログ/ディジタル変換器(ADC)121、オーディオミキサ122、ディジタルアナログ変換器(DAC)123、制御マイコン124、ユーザインタフェース(UI)125、MIDI I/O126、及び音楽LAN I/O127を備える。制御マイコン124は、このミキサ120の全体の動作を制御する処理装置である。UI125は、外部パネル上に設けられた各種の操作子やLEDなどに相当する。オーディオミキサ122は、制御マイコン124からの指示に基づいて、ADC121又は音楽LAN I/O127から入力した音響信号(ディジタルオーディオデータ)のミキシングを行う。ミキシング結果は、DAC123に出力したり、音楽LAN I/O127経由でDAW100に出力することができる。MIDI I/O126は、外部のMIDI機器との間でMIDIデータを送受信するインタフェースである。該MIDI I/O126から入力したMIDIデータは音楽LAN I/O127経由でDAW100に出力したり、DAW100から音楽LAN I/O127経由で入力したMIDIデータを外部のMIDI機器に送信することができる。
図2(a)は、DAW100で実現しているオーディオトラックとオーディオミキサの機能構成の詳細図を示す。ADCなどの機能を備える音楽I/O201から入力された音響信号は、入力パッチ202に入力する。入力パッチ202は、入力された音響信号を任意の録音/再生用トラック203や入力チャンネル(ch)204に割り当てる処理を行う。また、入力パッチ202は、一定のミキシング機能を備えている。
録音/再生用トラック203は、録音ch231、オーディオトラック232、及び再生ch233を備える。録音ch231は、入力パッチ202から入力した音響信号に対して各種調整処理を施しオーディオトラック232に録音する録音処理を行う。再生ch233は、オーディオトラック232に録音された音響信号を読み出し各種調整処理ののち再生出力する再生処理を行う。入力ch204は、入力パッチ202から入力した音響信号に対し各種調整処理(音量レベル調整、イコライザ調整、効果付与など)を施す。録音/再生用トラック203と入力ch204は、それぞれ複数設けられている。再生ch233や入力ch204の出力は、ミキシングバス205に出力される。
ミキシングバス205として、ステレオバスST(L,R)、5.1chバス5.1(L,R,C,LFE,Ls,Rs)、オグジュアリーバスAUX(L,R)、及びミキシングchバスch(1−12)が設けられている。バスST(L,R)は、ステレオの左右の信号用の2本のバスからなる。バス5.1(L,R,C,LFE,Ls,Rs)は、5.1chサラウンドの前側左(L)、前側右(R)、センタ(C)、ウーハ(LFE)、後側左(Ls)、及び後側右(Rs)の信号用の6本のバスからなる。バスAUX(L,R)は、AUX信号用の2本のバスからなる。バスch(1−12)は、12chあるミキシングchの信号用の12本のバスからなる。
任意の再生ch233及び任意の入力ch204から、上述の任意のバスに指定した任意のレベルで音響信号を出力することができ、各バスでは入力した音響信号をミキシングする。ミキシング結果は、入力パッチ202側に戻して、録音ch231や入力ch204への入力とすることができる。また、ミキシング結果は、各バス対応に設けられた出力ch206による出力側調整処理を施した後、出力パッチ207(ミキシング機能付き)に出力される。出力パッチ207は、各出力ch206から出力される音響信号を、音楽I/O(DAC)208や各種音楽I/O108の任意のchに割り当てて、出力することができる。各種音楽I/O108は、音楽LAN110へのインタフェースを含む。音楽LAN110から入力したオーディオデータを入力パッチ202に入力することもできる。
出力パッチ207から音楽I/O108の出力ポートに出力された音響信号を、音楽LAN110経由でネットワークミキサ120に入力させ、逆にネットワークミキサ120から出力される音響信号を、音楽LAN110及び音楽I/O108経由で入力パッチ202に入力させることができる。図2(b)は、DAW100の出力を音楽LAN110のどの出力ポート(伝送ch)に出力するかを示す割り当て表である。DAW100から音楽LAN110への出力は、DAW100のモードに応じて、DAW100のミキシングバス205の各バスと音楽LAN110の出力ポートとが固定的に対応付けられている。DAW100のモードとしては、通常モードとサラウンドモードがある。通常モードはステレオLR(2ch)の音響信号を出力することを基本とするモードである。通常モードのときは、バスST(L,R)が順に出力ポートP1,P2に、ch(1−12)が順にP3−P14に、AUX(L,R)が順にP15,P16に、固定で割り当てられて信号送出される。サラウンドモードは5.1chサラウンドの音響信号を出力することを基本とするモードである。サラウンドモードのときは、6本の5.1chバスのうち、前側左右の信号のバス5.1(L,R)が順にP1,P2に、センタとウーハの信号のバス5.1(C,LFE)が順にP3,P4に、後側左右の信号のバス5.1(Ls,Rs)が順にP5,P6に、固定で割り当てられて信号送出される。。なお、サラウンドモードでも、AUX(L,R)はP15,P16に割り当てられて出力されるものとする。サラウンドモードではP7−P14は不使用とする。図2(b)の割り当ては、ネットワークミキサ120側の設定とは全く無関係であり、DAW100から音楽LAN110に各種の信号を出力するときにはモードに応じてこの出力ポートの割り当てを用いる、という意味である。
図3(a)は、ネットワークミキサ120のオーディオミキサ122の詳細な機能構成を示す。ADC121は、このミキサ120が備えている12ch分の入力端子からの音響信号の入力を示す。ADC121から入力した音響信号は、各chに対応して設けられている調整処理部302で各種の調整処理が施される。
1ch分の調整処理302は、入力切り替え部321、コンプレッサ・イコライザ322、フェーダ323、chオン/オフスイッチ324、レベル&スイッチ部325、及び、パン&スイッチ部326を備える。入力切り替え部321は、ユーザの指示に応じて、入力ソースとして、ADC121の指定したch又は音楽LAN110の出力ポートP3〜P14のうち指定した出力ポートからの音響信号(図2(b)に示したDAW101のch1−12の信号)の何れかを選択するスイッチである。コンプレッサ・イコライザ322は、入力した音響信号に対して自動ゲイン調整や周波数特性の調整処理を行う。コンプレッサ・イコライザ322の出力は、レベル調整を行うフェーダ323、及び当該chの信号のオン/オフを行うchオン/オフスイッチ324を介して、パン&スイッチ部326に入力する。パン&スイッチ部326は、ステレオバス304や録音バス303へ信号をステレオで出力する場合の左右定位(パン)の制御や、当該chから各バスへの信号出力のオン/オフ制御や、当該chから各バスへの出力信号の個別の送出レベルの制御などを行う。パン&スイッチ部326の出力信号は、録音バスREC L/R303とステレオバスST L/R304に出力される。また、コンプレッサ・イコライザ322の出力は、レベル&スイッチ部325に入力する。レベル&スイッチ部325は、当該chからAUX305の各バスへの信号出力のオン/オフ制御や、当該chからAUX305の各バスへの出力信号の個別の送出レベルの制御などを行う。さらに、各chのコンプレッサ・イコライザ322の出力は音楽LAN I/O127に入力し、後述する割り当てで音楽LAN110の出力ポートに出力される。
ミキシングバスとして、録音バスREC L/R303、ステレオバスST L/R304、及びオグジュアリーバスAUX L/Rが設けられている。バスREC L/R303はステレオの左右の録音信号用の2本のバス、バスST L/Rはステレオの左右の信号用の2本のバス、バスAUX L/RはAUX信号用の2本のバスからなる。任意のchのパン&スイッチ部326から、上述のREC L/R303,ST L/R304の任意のバスに、指定した任意のレベルで信号を送出することができる。任意のchのレベル&スイッチ部325から、上述のAUX L/Rの任意のバスに、指定した任意のレベルで信号を送出することができる。また、音楽LAN I/O127を介して音楽LAN110から入力したDAW100からのステレオ信号DAW_ST(出力ポートP1,P2)が、レベル調整用のフェーダ312及び信号オン/オフ用のスイッチ313を介してバスST L/Rに入力し、同様に、DAW100からのAUX信号DAW_AUX(出力ポートP15,P16)がレベル調整用のフェーダ314を介してバスAUX L/Rに入力する。各バス303〜305は、入力した信号をミキシングし、ミキシング結果を出力する。
バスREC L/R303のミキシング結果は、音楽LAN I/O127を介して、録音用信号RECとして音楽LAN110の割り当てられた出力ポート(後述)に出力される。バスST L/R304のミキシング結果は、オン/オフ用スイッチ309及びレベル調整用のフェーダ310を経由し、音楽LAN I/O127を介して、2ch(LR)のステレオ信号STとして音楽LAN110の割り当てられた出力ポートに出力される。また、不図示であるが、バスST L/R304のミキシング結果は、DA変換されアナログのステレオ出力端子に出力される。バスAUX L/R305のミキシング結果は、レベル調整用のフェーダ307及びDAC123Aを介してアナログのAUX出力端子に出力される。306は後述する出力パッチ315へ入力する信号の分岐である。
図3(b)に、図3(a)に示したオーディオミキサ122から音楽LAN I/O127経由で音楽LAN110の出力ポートに信号送出する際の割り当てを示す。各chの調整処理302から取り出した各chの信号(OUT1−12)は、順に出力ポートP1−P12に送出する。バスST L/R304のミキシング結果はLRの順に出力ポートP15,P16に送出し、バスREC L/R303のミキシング結果はLRの順に出力ポートP13,P14に送出する。上記の信号送出の出力ポートへの割り当ては固定的なものである。
一方、音楽LAN110からの入力については、まずDAW100からのステレオ信号DAW_STは出力ポートP1,P2から取り出してフェーダ312及びオン/オフスイッチ313経由でバスST L/R304に入力し、DAW100のch1−12の各ch信号は出力ポートP3−P14から取り出してそれぞれのchに対応する調整処理302に入力し、DAW100のAUX信号DAW_AUXは出力ポートP15,P16から取り出してフェーダ314経由でバスAUX L/R305に入力するように構成している。図3(a)に示した音楽LAN110の出力ポートP1〜P16からの受信信号の結線も固定的なものである。例えば、DAW100は、通常モードのときは出力ポートP1,P2からステレオ信号DAW_STを出力し、サラウンドモードのときは出力ポートP1,P2から5.1chサラウンドの前側左右の信号DAW5.1(L,R)を出力するが、図3(a)のミキサ122ではDAW100のモードにかかわりなく、出力ポートP1,P2から受信した信号を図示した結線で処理していくということである。従って、ミキサ122側の操作者は、DAW100のモードに応じて、通常モードのときはスイッチ313をオンしてステレオ信号をバスに流し、サラウンドモードのときはスイッチ313をオフして流さないようにする、などの操作が必要である。
なお、音楽LAN110の1つの出力ポートは、DAW100からミキサ120へのデータ転送と、ミキサ120からDAWへのデータ転送とを、同時にリアルタイムに行う機能を備えたものとする。
次に、図3のオーディオミキサ122におけるモニタ機能について説明する。出力パッチ315は、モニタ対象の信号を選択するソースセレクト機能と選択した信号をどのモニタ出力端子から出力するかを選択するスピーカセレクト機能とを有する。出力パッチ315には、バスST L/R304からスイッチ309及びフェーダ310を介して出力されたステレオ信号ST(2ch)、バスAUX L/R305から出力されたAUX信号(2ch)、SOLO信号(2ch)、2TR入力信号(2ch)、DAW100から音楽LAN110の出力ポートP1,P2を介して受信したDAWステレオ信号DAW_ST(2ch)、DAW100から音楽LAN110の出力ポートP1〜P6を介して受信した5.1chサラウンド信号DAW_5.1(6ch)、及び、5.1chサラウンド信号DAW_5.1をダウンミックス部316でダウンミックスした信号DAW_DM(2ch)が入力する。なお、SOLO信号はSOLOバス(図3(a)では不図示だが、本ミキサ120は、ソロスイッチにより指定されたchの音だけをソロ出力するためのSOLOバスを備えている)から取り出した信号、2TR入力信号は2トラックレコーダから入力した信号(図3(a)では不図示だが、本ミキサは、2トラックレコーダからの入力信号端子を備えている)を、示す。出力パッチ315は、ユーザの指示に応じてこれらの入力信号からモニタすべき信号を選択し、さらにユーザの指示に応じてモニタ出力する出力端子を選択する。選択された信号が、レベル調整用のフェーダ317とDAC123Bを介して、選択された出力端子から出力され、これにより所望のモニタを実現する。
図4は、出力パッチ315の詳細なブロック構成図である。ソースセレクト部401には、図3(a)で説明した7系統の入力信号が入力する。各入力ライン近傍に記載した数値は、その系統の信号のch数を示す。ソースセレクト部401は、ユーザの操作に応じてどの信号をモニタ出力するかを決定する回路であり、スピーカセレクト部402は、ユーザの操作に応じてモニタ出力端子(スピーカ)を選択する回路である。スピーカセレクト部402の出力は、モニタレベル調整用のフェーダ403(図3(a)の317)とDA変換器404(図3(a)の123B)を介して、モニタ出力端子405から出力される。本システムでは、モニタ出力は6系統設けてあり、DA変換器404とモニタ出力端子405も6個ずつ設けてある。6個のモニタ出力端子405は、Aスピーカペア左(A−L)、Aスピーカペア右(A−R)、Bスピーカペア左(B−L)、…と呼ぶ。また、A−LとA−RをまとめてAスピーカペアと呼ぶ。BとCも同様である。さらに、これらのモニタ出力端子は、5.1chサラウンド信号をモニタする場合には、A−Lがサラウンド信号の前側左、A−Rが前側右、…というように割り当てられるので、図4の各モニタ出力端子405部分に記載したように、[5.1]L、[5.1]R、…と呼ぶ場合もある。
DA変換器411,412とレベル調整用のボリューム413を介してヘッドホン出力端子414が設けられている。基本的に、ヘッドホン出力端子414には、ソースセレクト部401により選択出力されたモニタ対象信号が出力される。
図5は、ミキサ120の外部パネル上の一部500に設けられているスピーカセレクト及びソースセレクト関連の操作子とLEDを示す。A,B,Cの各スイッチ501〜503がスピーカセレクトスイッチであり、各スイッチの近傍には対応するLED511〜513が設けられている。5.1chスイッチ505、DAWスイッチ506、ステレオ(ST)スイッチ507、AUXスイッチ508、及び、2トラックレコーダ(2TR)スイッチ509がソースセレクトスイッチであり、各スイッチの近傍には対応するLED515〜519が設けられている。その他、ダウンミックススイッチ504とLED514が設けられている。
ソースセレクトスイッチ505〜509の何れかをオンすると、そのスイッチに対応するLED(515〜519のうちの1つ)が点灯し、その他のLED(515〜519のうちの残り)が消灯し、図4のソースセレクト部401は、7系統の入力信号のうち、オンされたスイッチに対応する入力信号のみを選択してスピーカセレクト部402に出力する。また、スピーカセレクトスイッチ501〜503の何れかをオンすると、そのスイッチに対応するLED(511〜513のうちの1つ)が点灯し、その他のLED(511〜513のうちの残り)が消灯し、オンされたスイッチに対応するスピーカペアA,B,Cの何れかが選択され、ソースセレクト部401から選択出力された信号が選択されたスピーカペアに出力される。なお、図5にはSOLO信号を選択するスイッチが示されていないが、本ミキサの各ch対応の操作子の中にSOLOスイッチが設けられており、該SOLOスイッチをオンすると当該chの出力がSOLO信号としてソースセレクト部401により選択出力されるように構成されている。
以上のように、スイッチ505〜509(及び不図示のSOLOスイッチ)でモニタする対象のソースを選択し、スイッチ501〜503でモニタ出力するスピーカペアを選択すると、選択された信号が選択されたスピーカペアから出力されるのが、基本動作である。図4で説明したように、スピーカペアA,B,Cのそれぞれは2つの出力系統(LとR)を持つので、選択したソースがST,AUX,SOLO,2TR,DAW_ST,DAW_DMの何れかであれば、その入力信号のL側をスピーカペアのL側に出力し、入力信号のR側をスピーカペアのR側に出力する。この場合、当該スピーカペアにモニタ出力されたソースの信号がヘッドホン出力端子414にも出力される。
一方、上記の基本動作に対しては幾つかの例外動作がある。以下、例外動作について説明する。
まず、第1の例外動作として、5.1chスイッチ515がオンされた場合を説明する。この場合、モニタ対象としてソースセレクト部401から選択出力される5.1chサラウンド信号は6chの信号であるので、その時点でスピーカセレクトの状態がA,B,C何れであっても、全スピーカペアA,B,Cを利用してモニタ出力する。すなわち、図4において、入力した5.1chサラウンド信号DAW_5.1の、前側左の信号はスピーカA−L([5.1]L)へ、前側右の信号はスピーカA−R([5.1]R)へ、…というようにモニタ出力する。LED511〜513は全て点灯する。
この状態では、スピーカセレクトスイッチ501〜503は、スピーカセレクト機能ではなく、サラウンド信号の各chのミュート指示のスイッチとして機能する。例えば、5.1chスイッチ505がオンされた直後の初期状態は5.1chサラウンドの6chの信号が図4に示した割り当てでスピーカペアA,B,Cの各スピーカから出力されLED511〜513が全て点灯されるが、この初期状態からAスイッチ501を1回オンすると、スピーカペアAのL側([5.1]L)のみ出力される状態(R側はミュートされる)となり、LED511は早い点滅(周期が短い点滅)を繰り返す状態となる。次にAスイッチ501を1回オンすると、スピーカペアAのR側([5.1]R)のみ出力される状態(L側はミュートされる)となり、LED511は遅い点滅を繰り返す状態となる。次にAスイッチ501を1回オンすると、スピーカペアAはLR共にミュートされ、LED511は消灯する。次にAスイッチ501を1回オンすると、スピーカペアAのLR共に出力されLED511が点灯する最初の状態に戻る。このようにして、Aスイッチ501を何回かオンすることにより、スピーカペアAでモニタしている5.1chサラウンドの前側左右の信号について、両方を出力したり、一方のみを出力したり、両方ミュートすることが簡単に指示できる。Bスイッチ502及びCスイッチ503も同様である。どのような順番で信号が出力(ミュート)されるかについては、図8(b)で後述する。
なお、スイッチ501〜503の操作により5.1chサラウンドの任意のchをミュートした状態で、再び5.1chスイッチ515をオンすると、LED511〜513が全て点灯され、5.1chサラウンド信号の全6chが出力される初期状態に戻る。また、5.1chスイッチ515がオンされたときには、ヘッドホン出力端子414には、(スイッチ501〜503によるミュートの設定にかかわらず)当該5.1chサラウンド信号をミックスダウンした信号DAW_DMが出力されるものとする。
第2の例外動作として、ダウンミックススイッチ504がオンされた場合を説明する。ダウンミックススイッチ504は、5.1chスイッチ505がオンされている状態でのみ有効なスイッチである。ダウンミックススイッチ504をオンすると、ソースセレクト部401は、ダウンミックス部316から出力されるダウンミックス信号DAW_DMを選択出力する。ダウンミックス信号DAW_DMは、5.1chサラウンド信号DAW_5.1の6chの信号を2chのLRの信号に纏めたものである。ダウンミックススイッチ504をオンすると、その時点におけるスピーカセレクトの状態にかかわらず、強制的にスピーカペアAが選択され、ダウンミックス信号DAW_DMはスピーカペアAに出力される。このとき、LED511が点灯され、LED512,513は消灯される。この状態では、スイッチ501〜503は操作不能(操作しても無意味)となる。
ダウンミックス信号DAW_DMがモニタ出力されている状態で再度ダウンミックススイッチ504をオンすると、元の5.1chサラウンド信号のモニタの状態に戻る。また、ダウンミックス信号DAW_DMがモニタ出力されている状態でソースセレクトスイッチ505〜509(及び不図示のSOLOスイッチ)をオンすると、ダウンミックス信号DAW_DMのモニタ出力は停止し、オンされたソースセレクトスイッチに応じた動作に移行する。
第3の例外動作として、5.1chスイッチ505とSTスイッチ507とが同時にオンされた場合を説明する。この場合、上述した5.1chサラウンド信号のモニタ出力とステレオ信号のモニタ出力とが混合されて出力される。従って、出力端子A−Lには、5.1chサラウンド信号DAW_5.1の前側左信号とステレオ信号STの左信号とが混合された信号が出力され、出力端子A−Rには、5.1chサラウンド信号DAW_5.1の前側右信号とステレオ信号STの右信号とが混合された信号が出力される。DAW_5.1のC,SW,Ls,Rsはそのまま出力される。
図6(a)は、ソース切り替えルーチンの処理手順を示す。この処理は、図5のソースセレクトスイッチ505〜509(及び不図示のSOLOスイッチ)の何れかがオンされたときに制御マイコン124が実行する。ステップ601で、ソースセレクト部401における現在のソース選択状態を取得する。ステップ602で、現在のソースと新たに選択されたソースが同じか判定する。異なるときは、ステップ603で、新たに選択されたソースに再パッチを行う。これは、ソースセレクト部401で、新たに選択されたソースの信号を選択出力するように設定する処理である。ステップ604では、スピーカ設定の初期化(図6(b))を行う。
図6(b)は、ステップ604のスピーカ設定の初期化の処理手順を示す。ステップ605で、スピーカセレクト部402における現在のスピーカ選択状態を取得する。ステップ606及び608は操作後のソース(新たに選択されたソース)と操作前のソースの設定に応じた分岐を行う判定処理である。操作後のソースが5.1chサラウンドであるときは、ステップ607で全てのスピーカ(6系統の全モニタ出力端子)を利用して5.1chサラウンドの音を出すように設定し、ステップ611でそのようにスピーカ設定を更新する。操作後のソースが5.1chサラウンド以外で、操作前のソースが5.1chサラウンドであるときは、ステップ609でスピーカペアAからのみ音を出すように設定し、ステップ611でそのようにスピーカ設定を更新する。操作後のソース及び操作前のソースの何れもが5.1chサラウンドでないときは、ステップ610で現在のスピーカ設定をそのまま使用するものとし、ステップ611でスピーカ設定を更新する。
図7(a)は、スピーカ切り替えルーチンの処理手順を示す。この処理は、図5のスピーカセレクトスイッチ501〜503の何れかがオンされたときに制御マイコン124が実行する。ステップ701で、ソースセレクト部401における現在のソース選択状態を取得する。ステップ702で現在のソースが5.1ch以外であるときは、ステップ703でスピーカペアの切り替え処理(図7(b))を行う。現在のソースが5.1chであるときは、ステップ704で順番にミュートする処理(図8(a))を行う。
図7(b)は、スピーカペアの切り替え処理(ステップ703)の手順を示す。ステップ705で、現在のスピーカ選択状態を取得する。ステップ706で、現在選択されているスピーカペアと新たに指定されたスピーカペアが同じか判定する。同じときはそのまま終了する。異なるときは、ステップ707で現在選択されているスピーカペアをミュートし、ステップ708で新たに指定されたスピーカペアから音声を出力開始し、ステップ709でスピーカ設定を更新する。
図8(a)は、順番にミュートする処理(ステップ704)の手順を示す。ステップ801で、押されたスピーカセレクトスイッチに対応するスピーカペアで現在設定されているモードを取得する。図8(b)に、モードとLED表示と出力する信号との対応を示す。5.1chスイッチ505がオンされたときの初期状態は、全スピーカペアA,B,Cがモード1に設定され、5.1chサラウンドの各chの音声が全て出力される。
ステップ802で、当該スピーカペアで次に設定するモードを決定する。モードは、各スピーカペアで独立に設定され、モード1→2→3→4→1→…のように順番に移行するので、ステップ802ではこの順番でモードを決定する。ステップ803で、決定されたモードに応じて音声を出力するスピーカ(ミュートするスピーカ)を決定する。ステップ804では、モードに応じてLEDを点灯/点滅/消灯する。LEDの表示態様は、図8(b)に示した。ステップ806で、モードに応じたスピーカから音声を出力する。
図8(b)から分かるように、5.1chスイッチ505がオンされ全スピーカペアのスピーカから5.1chサラウンドの音声が出力される初期状態から、スピーカセレクトスイッチ501〜503を操作するだけで、サラウンド信号の各chのそれぞれについてモニタ出力するかミュートするかを簡単に決定できる。その状態はLED511〜513の表示を見れば直ぐに分かる。スイッチ501〜503とLED511〜513は、スピーカセレクト用のものを流用して、サラウンド信号のモニタ出力の場合にだけ別の機能を持たせているので、操作子やLEDを増やすことなく、サラウンド信号の各chのモニタ出力の操作が可能である。
図9は、図3(a)のダウンミックス部316の構成を示すブロック図である。音楽LAN110の出力ポートP1〜P6経由で受信したDAW100からの5.1chサラウンド信号DAW_5.1は、アッテネータ901〜904及び加算器911〜914Rにより2chのダウンミックス信号DAW_DMに纏められる。
図10は、ダウンミックス処理の手順を示す。この処理は、ダウンミックススイッチ504がオンされたとき、制御マイコン124により実行される。まずステップ1001で、ソースセレクト部401における現在のソース選択状態を判別する。5.1ch以外であればそのまま終了する。5.1chのときは、ステップ1002でダウンミックス部316から出力される信号DAW_DMをスピーカペアAにミックスし、ステップ1003でスピーカから音声を出力する。
なお、上記実施形態で、ソースセレクト部401やスピーカセレクト部402で切り替えを行う際には、ノイズが発生しないように、所定時間をかけて補間して切り替えるものとする。
上記実施形態において、スピーカセレクトスイッチを設けることなく、ソースセレクトスイッチを用いてスピーカペアA,B,Cの切り替えを行うようにしてもよい。例えば、STスイッチ507を最初にオンするとスピーカペアAから出力され、次にオンするとBに切り替わり、次にオンするとCに切り替わり、…というようにしてもよい。この場合、5.1chスイッチ505については、最初にオンするとスピーカペアA,B,Cから出力され、次にオンすると[5.1]Lのみ出力され、次にオンすると[5.1]Rのみ出力され、…というように、オンする毎にサラウンド信号中の1ch分が出力されるようにすればよい。サラウンド信号中の適宜組み合わせたchが出力されるようにしてもよい。
上記実施形態では、5.1chサラウンドの例で説明したが、本発明は、これ以外のサラウンド(7.1chなど)にも適用できる。また、スピーカの数も変更して良い。また、上記実施形態では、音楽LANから入力した5.1chサラウンド信号をミキサでモニタする例で説明したが、音楽LANから入力する必要はない。ミキサ内でサラウンド信号が生成できる場合は、そのモニタに適用することもできる。
ミキサとPCとを音楽LANで接続した実施形態の全体構成図 DAWの機能構成の詳細図及びDAWの出力と音楽LANの出力ポートとの割り当て表を示す図 ミキサの詳細な機能構成図及びミキサの出力と音楽LANの出力ポートとの割り当て表を示す図 出力パッチの詳細なブロック構成図 ミキサのスピーカセレクト及びソースセレクト関連の操作子とLEDを示す図 ソース切り替えルーチン及びスピーカ設定の初期化処理のフローチャート スピーカ切り替えルーチン及びスピーカペアの切り替え処理のフローチャート 順番にミュートする処理及びモードとLED表示と出力する信号との対応を示す図 ダウンミックス部の構成を示すブロック図 ダウンミックス処理のフローチャート
符号の説明
100…パーソナルコンピュータ(PC)、101…ディジタルオーディオワークステーションソフトウエア、102…グラフィカルユーザインタフェース(GUI)、103…MIDIトラック&MIDIミキサ制御部、104…リモート制御部、105…オーディオトラック&オーディオミキサ制御部、106…オペレーティングシステム(OS)のアプリケーションインタフェース(API)、107…各種音楽I/Oドライバ、108…各種音楽I/O(音楽LAN I/Oを含む)インタフェース、110…音楽LAN、120…ネットワークミキサ、121…アナログ/ディジタル変換器(ADC)、122…オーディオミキサ、123…ディジタルアナログ変換器(DAC)、124…制御マイコン、125…ユーザインタフェース(UI)、126…MIDI I/O、127…音楽LAN I/O。

Claims (3)

  1. 少なくとも2chステレオ信号のモニタと複数chサラウンド信号のモニタを行う機能を有するミキシングコンソールであって、
    モニタする対象の信号を選択するソースセレクト操作子と、
    モニタ対象として選択された信号を出力するモニタ出力端子であって、2chステレオ信号を出力可能な2chの出力端子のペアを複数ペア設けたモニタ出力端子と、
    前記出力端子のペアを選択するスピーカセレクト操作子と、
    前記ソースセレクト操作子でモニタ対象として選択された信号が2chステレオ信号であるときは、前記スピーカセレクト操作子による前記出力端子のペアの選択を有効とし、前記モニタ対象の2chステレオ信号を、前記スピーカセレクト操作子で選択された出力端子のペアに割り当てて出力し、前記ソースセレクト操作子でモニタ対象として選択された信号が複数chサラウンド信号であるときは、前記スピーカセレクト操作子による前記出力端子のペアの選択状態にかかわらず、該複数chサラウンド信号の個々の各chを、前記モニタ出力端子の複数ペアの各出力端子に割り当てて出力する割り当て手段と、
    前記ソースセレクト操作子でモニタ対象として選択された信号が複数chサラウンド信号である場合に、前記スピーカセレクト操作子が操作されたとき、該操作に応じて前記複数chサラウンド信号の各chのミュート設定を行い、ミュートされたchの信号が対応する前記出力端子から出力しないように制御するミュート制御手段と
    を備えることを特徴とするミキシングコンソール。
  2. 請求項1に記載のミキシングコンソールにおいて、
    前記スピーカセレクト操作子は、ペアA,B,…の何れかを選択するためのスイッチA,B,…からなり、
    前記ミュート制御手段は、前記ソースセレクト操作子でモニタ対象として選択された信号が複数chサラウンド信号である場合に、前記スピーカセレクト操作子のうちスイッチx(xはA,B,…の何れか)が操作されたとき、その操作毎に、(1)該スイッチxに対応するペアxの左右の両chから出力、(2)ペアxの左chからのみ出力、(3)ペアxの右chからのみ出力、(4)ペアxの左右の両chともミュート、の何れかに順次切り替えていく(ただし(1)〜(4)を切り替えていく順番は任意)ものである
    ことを特徴とするミキシングコンソール。
  3. 請求項1又は2に記載のミキシングコンソールにおいて、
    ダウンミックス操作子と、
    前記ソースセレクト操作子でモニタ対象として選択された信号が複数chサラウンド信号である場合に、前記ダウンミックス操作子が操作されたとき、前記複数chサラウンド信号をダウンミックスして生成した2chのダウンミックス信号を、前記モニタ出力端子の所定のペアの出力端子に出力する手段と
    を、さらに備えることを特徴とするミキシングコンソール。
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