JP2009238025A - セルフチェックアウトシステム - Google Patents

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Shigeo Yoshida
重男 吉田
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Sato Corp
Sato Knowledge and Intellectual Property Institute Co Ltd
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Sato Corp
Sato Knowledge and Intellectual Property Institute Co Ltd
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Abstract

【課題】 個々の商品に商品情報を付する必要を無くし、商品購入者に負荷を与えることなく、清算処理をスムーズにするセルフチェックアウトシステムを提供することが課題である。
【解決手段】 商品の購入情報を記憶するRFID1が備えられた買い物籠10と、商品の重量単位の価格情報を備える重量単価データ部21と、商品購入の際、RFIDの購入情報を読み込む読込部22と、新たに購入する商品を買い物籠に入れることで買い物籠の重量を測定する測定部23と、測定した商品の重量と重量単位の価格情報とから価格情報を算出する算出部24と、購入する商品の価格情報をRFIDに書込む書込部15とを備えたリードライト部20と、RFIDの購入情報を読取るリード部31と、読み取った購入情報を表示する清算表示部32とを有するレジ部30とを備えてセルフチェックアウトシステム100を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、購入する商品の清算処理を購入者が自ら行なうセルフチェックアウトシステムに関し、詳しくは、買い物籠単位で清算処理を行なうセルフチェックアウトシステムに関する。
従来から、購入する商品の清算処理を購入者が行なうセルフチェックアウトシステムの技術が開示されている。
例えば、特許文献1に示すように、商品個々に商品情報が付され、ショッピングカートに商品が入れる際に、商品に付された商品情報を読取りショッピングカート単位で清算処理を行なう技術がある。
この技術によれば、商品をショッピングカートに入れることで支払い料金が積算されるので、レジにて購入商品の集計をする必要がなく、入金処理だけでチェックアウトを終了することができる。
特開平08−142871号公報
しかし、特許文献1の技術を適用する場合、個々の商品に商品情報(値札等)を付する必要がある。
また、商品情報を読み取るため、ショッピングカートに読取機材を取り付ける必要が生じる。また、ショッピングカートにて商品情報を読み取らせるには、読取機材に商品情報を読み取らせる作業が生じ、商品購入者に新たな負荷を与えてしまう。
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、個々の商品に値札等の商品情報を付する必要を無くし、商品購入者に負荷を与えることなく、清算処理をスムーズにするセルフチェックアウトシステムを提供することが課題である。
すなわち本発明は、商品の購入情報を記憶するRFIDが備えられた買い物籠と、商品の重量単位の価格情報を備える重量単価データ部と、商品購入の際、RFIDの購入情報を読み込む読込部と、新たに購入する商品を買い物籠に入れることで買い物籠の重量を測定する測定部と、測定した商品の重量と重量単位の価格情報とから代金情報を算出する算出部と、購入する商品の代金情報と購入情報を積算し購入情報としてRFIDに書込む書込部とを備えたリードライト部と、RFIDの購入情報を読取るリード部と、読み取った購入情報を表示する清算表示部とを有するレジ部とを備えてセルフチェックアウトシステムを構成する。
本発明は、商品に値札等を付することなく、商品の重量に応じて代金を支払う秤売りの方式に基づく。
商品を購入する場合は、購入したい商品に対応するリードライト部に買い物籠を持って行く。リードライト部は、買い物籠に取り付けられたRFIDの購入情報を読込部で読み込む。次に、買い物籠の重量を測定してから購入する商品を買い物籠に入れ、重量単位の価格情報を基に購入個数及び代金等の代金情報を算出し、読み込んだ購入情報に積算して新たな購入情報として買い物籠のRFIDに書込む。レジ部では、買い物を終えた買い物籠のRFIDから購入情報を読取り、購入情報を清算表示部にて表示する。
更に、RFIDは、買い物籠の底部に備える。
リードライト部は、買い物籠を載置する台状に構成する。読込部及び書込部は、台表面に配置する。
更に、リードライト部は、代金情報を表示する代金表示部を備える。
購入する商品の代金を確認することができる。
更に、買い物籠は、購入情報を表示する購入表示部を備える。
購入情報として、直近の代金情報や、購入リストが表示できる。
以上のように本発明によれば、商品毎に設置したリードライト部の重量単価データ部において、予め重量単位の金額を設定しているので、購入する商品の重量を測ることにより、購入個数、支払代金等の代金情報が算出できる。
すなわち、個々の商品に値札等の商品情報を設ける必要がない。また、商品購入者は、商品を買い物籠に入れるだけで、代金情報が積算できる。従って、レジ部では、個々の商品情報を読取る必要がなくなり、積算された代金の支払いだけが行なわれる。一般のセルフレジにおいて商品購入者が課される清算処理を無くすことができ、セルフレジにて商品購入者が受ける負荷を大幅に削減することができる。
本発明の実施の形態に係るアンテナ位置調節機構を図1乃至図6に基づき説明する。
図1に示すように、セルフチェックアウトシステム100は、商品の購入情報を記憶するRFID1が備えられた買い物籠10と、商品の重量単位の価格情報を備える重量単価データ部21と、商品購入の際、RFID1の購入情報を読み出す読込部22と、新たに購入する商品を買い物籠に入れることで買い物籠の重量を測定する測定部23と、測定した商品の重量と重量単位の価格情報とから価格情報を算出する算出部24と、購入する商品の価格情報を上記RFID1に書込む書込部25とを備えたリードライト部20と、RFID1の購入情報を読取るリード部31と、読み取った購入情報を表示する清算表示部32とを有するレジ部30とを備えて構成する。
RFID1は、メモリを有するICチップとアンテナとを備えたインレットを格納した板状カードとし、インレットを構成するメモリには、購入情報が記憶できる。購入情報には、買い物籠の重量(商品重量を含む)、日付情報、商品名、個数、金額及び精算金額が含まれている。
買い物籠10は、通常用いられる樹脂製の籠でよく、底部にRFID1が埋め込まれている。
更に、買い物籠10には、図示しないが購入情報を表示する購入表示部があり、RFID1の購入情報を無線交信により読取り表示する。
重量単価データ部21には、商品種毎に所定重量単位の価格が設定してある。
リードライト部20は、図2に示すように、買い物籠10が載置できる形状に形成している。
読込部22及び書込部25は、一体に形成され、書き物籠10を載置した際にRFID1と近接するように配置する。読込部22及び書込部25は、共通のアンテナを有しRFID1と交信する。
測定部23は、電子秤であり、買い物籠10を載置することによりON動作し、買い物籠10を外すことによりOFF動作する。計量値は、算出部へ供与される。
算出部24は、重量単価データ部21の設定価格と計量値を用いて購入商品の代金や個数等の代金情報を計算する。
リードライト部20は、代金情報を表示する代金表示部26を備えており、算出部で得られた代金情報は、代金表示部にて表示される。
レジ部30は、図3に示すように、リードライト部20と同様に、買い物籠10が載置できる形状に形成している。
リード部31は、書き物籠10を載置した際にRFID1と近接するように配置する。リード部31は、アンテナを有しRFID1の購入情報を無線にて読み出す。また、リード部31にはメモリをクリアにする機能を有している。
清算表示部32は、リード部31で読み出した購入情報を表示する。また、清算表示部32は、購入商品リストを表示することができ、購入個数の訂正機能を有している。商品購入者は、清算表示部に表示された購入情報から支払代金を確認し、入出金部で現金やクレジットカード等にて入金しチェックアウトを行う。清算が終了すると、リード部31はRFID1のメモリを消去する。
図4に、チェックアウトシステム100を用いたショッピング環境の一例を示す。
ここでは、商品(値札無し)毎に陳列場所(A〜F)を定めており、陳列場所にその商品に対応するリードライト20を設置している。また、出入口には、レジ部30を設定している。
図5に示すリードライト20における動作フローと、図6に示すレジ部30における動作フローとに基づいて、商品購入の説明を行なう。
先ず、商品購入者は、入口にて買い物籠10を受け取り(M1)、所望とする商品が陳列されている場所に移動する。購入する商品に対応するリードライト20に買い物籠10を載置する(M2)と、リードライト20は、購入情報を読込む(M3)と共に、買い物籠10の重量を測定する(M4)。買い物籠10に商品が入っていない状態では、購入情報は初期状態(情報が無い状態)になっている。
商品購入者は、商品を所望量買い物籠10に入れる(M5)。リードライト20は商品重量を測定し(M6)、代金情報を算出し(M7)、代金情報を購入情報に積算してRFID1に書込む(M8)。
更に、購入商品がある場合(M9)には、M3処理に戻り購入処理を続ける。このように、購入商品がある限り、順次購入情報が更新されていくことになる。
商品購入を終えると、商品購入者はレジ部30へ移動し、買い物籠10をレジ部30に載置する(a)。レジ部30は、買い物籠10のRFID1から購入情報を読込む(b)共に、買い物籠10の重量を計測する(c)。
購入情報の買い物籠10の重量と計測した重量が一致する場合(d)は、清算表示部32に支払額を表示する(e)。商品購入者が支払額を入出金から入金すると(f)、レジ部30は買い物籠10のRFID1が記憶している購入情報を消去する(g)。一方、購入情報の買い物籠10の重量(算出重量)と計測した重量(実重量)が一致しない場合(d)は、清算表示部32に購入商品リストが表示される。商品購入者は、買い物籠10に在る商品とその個数を確認し(h)、必要に応じて個数の訂正を行い(i)、再度算出重量と実重量とを比較する。清算データ(レシート)は、入出金部から、釣り銭と共に出力される。
上述の如く、本発明のセルフチェックアウトシステムに依れば、商品に値札等を貼り付けることなく、秤売り方式で商品を購入者に提供することができる。値札を必要としないことから資源保護に寄与できる。
支払い代金は、買い物籠に商品を入れる度に積算されるので、レジ部にて一々値札の読み取り処理をする必要がない。買い物籠をレジ部に置くだけで支払い代金が表示されるので、購入者のレジ部における負荷を無くすことができる。
上記実施の形態に係るセルフチェックアウトシステムにおいて、清算データについては特定しなかったが、レシートにリライタブル可能な材料を利用し電子データで出力せせることもできる。
また、RFIDを買い物籠に固定させて利用したが、これに限定されることはない。例えば、RFIDを買い物籠に対して着脱可能にし、買い物の際に買い物籠に取り付けるようにすることができる。この場合、RFIDは清算処理が終わった後買い物籠から取り外すことができるで、商品の購入情報が蓄積された電子レシートとしても利用可能になる。
本発明の実施の形態に係るセルフチェックアウトシステムのブロック構成図。 リードライト部の外観図。 レジ部の外観図。 本発明の実施の形態に係るセルフチェックアウトシステムを適用したショッピング環境の説明図。 リードライト部の動作説明図。 レジ部の動作説明図。
符号の説明
100 セルフチェックアウトシステム
1 RFID
10 買い物籠
20 リードライト部
21 重量単価データ部
22 読込部
23 測定部
24 算出部
25 書込部
26 代金表示部
30 レジ部
31 リード部
32 清算表示部

Claims (4)

  1. 商品の購入情報を記憶するRFIDが備えられた買い物籠と、
    当該商品の重量単位の価格情報を備える重量単価データ部と、商品購入の際、上記RFIDの購入情報を読み込む読込部と、新たに購入する商品を買い物籠に入れることで買い物籠の重量を測定する測定部と、測定した商品の重量と上記重量単位の価格情報とから代金情報を算出する算出部と、
    購入する商品の代金情報と上記購入情報を積算し購入情報として上記RFIDに書込む書込部とを備えたリードライト部と、
    上記RFIDの購入情報を読取るリード部と、読み取った購入情報を表示する清算表示部とを有するレジ部とを備えるセルフチェックアウトシステム。
  2. 上記RFIDは、買い物籠の底部に備えることを特徴とする請求項1記載のセルフチェックアウトシステム。
  3. 上記リードライト部は、上記代金情報を表示する代金表示部を備えることを特徴とする請求項1または2記載のセルフチェックアウトシステム。
  4. 上記買い物籠は、購入情報を表示する購入表示部を備えることを特徴とする請求項1、2または3記載のセルフチェックアウトシステム。
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