JP2009237843A - ファイル管理システム、携帯端末及び携帯端末プログラム - Google Patents

ファイル管理システム、携帯端末及び携帯端末プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オフラインで使用される携帯端末に対して、ファイルサーバでのファイルの状態の変化を反映させるファイル管理システムを提供する。
【解決手段】
携帯端末がファイルサーバに接続すると、端末IDと、携帯端末にあるコンテンツファイルのコンテンツID及び更新日時からなる取得一覧情報とが送信される(S51,S52)。更新情報を受信したら(S54:YES)、更新後のコンテンツファイルに更新され(S56)、警告画面が表示される(S57)。削除情報を受信したら(S55:YES)、出力コンテンツファイルが削除され(S58)、警告画面が表示される(S59)。終了情報を受信したら(S53:YES)、警告画面の確認ボタンが選択されたら(S60:YES,S61:YES)、電気泳動表示装置に初期画面が表示される(S62)。そして、ファイルサーバから新たなコンテンツファイルを受信する受信処理が行われる(S63)。
【選択図】図16

Description

本発明は、ファイル管理システム、携帯端末及び携帯端末プログラムに関するものであり、詳細には、ファイルサーバ及び当該ファイルサーバに記憶されているファイルを取得して使用する携帯端末とで構成されるファイル管理システム、携帯端末及び携帯端末プログラムに関するものである。
近年、金融商品取引法(所謂、JSOX法)や会社法の遵守や、内部統制の強化を目的として、文書の管理が重要視されている。そこで、文書管理のために様々な管理方法や管理システムが提案されている。例えば、特許文献1に記載の発明の履歴管理方法では、文書の原本に対する操作の履歴を記録し、文書の原本が移動される際には操作履歴も付随させて移動させ、文書の履歴管理を行っている。また、特許文献2に記載の発明のコンテンツコピー追跡管理システムでは、文書にIDを割り当てて電子透かしとして文書に組み込み、コピー機においてコピーが取られると、コピー機が電子透かしからIDを読み出して、コンテンツID管理センタへ送信している。そして、コンテンツID管理センタにおいて文書に対するコピー履歴の管理が行われている。
また、従来、携帯型の端末にコンテンツ(例えば、文書、画像、映像、音声)を記憶させて、これらのコンテンツが視聴されている。携帯型の端末にコンテンツを記憶させる場合には、携帯型の端末をネットワークに接続させ、ネットワーク上に置かれたサーバからコンテンツをダウンロード(コピー)する方法が採られている。そして、携帯型の端末においてネットワーク上のサーバから取得したコンテンツを使用する場合には、端末をオフライン(ネットワーク断)として使用されることが多い。
特開2002−82934号公報 特開2002−16788号公報
しかしながら、携帯型の端末がオフラインで使用される場合、サーバにあるコンテンツに変更が加えられたり、コンテンツ自体が削除されたりしても、携帯型の端末側ではそのことを把握できない。よって、携帯型の端末のユーザはコンテンツに変更があったことを知らずに古いコンテンツを使用してしまったり、コンテンツがなくなっていても知らないまま使用してしまったりする。特許文献1に記載の発明の履歴管理方法や、特許文献2に記載の発明のコンテンツコピー追跡管理システムでは、コンテンツ自体(原本)に対する管理は行われているが、コンテンツ内容の変更の反映が、コピーされたコンテンツに対して考えられていない。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、オフラインで使用される携帯端末に対して、ファイルサーバでのファイルの状態の変化を反映させる、又は、反映させる手助けをするファイル管理システム、携帯端末及び携帯端末プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明のファイル管理システムでは、ファイルを当該ファイルの更新日時と対応させて記憶するファイル記憶手段を備えたファイルサーバと、ファイルに記載された情報を出力するファイル情報出力手段を備えた携帯端末とが接続したファイル管理システムであって、前記ファイルサーバは、前記携帯端末を接続するサーバ側接続手段と、前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルを前記更新日時と共に前記サーバ側接続手段により接続した前記携帯端末へ出力するファイル出力手段と、前記携帯端末は、情報を表示する表示手段と、前記ファイルサーバに接続する携帯端末側接続手段と、前記携帯端末側接続手段により前記ファイルサーバに接続して、前記ファイル出力手段により出力された前記ファイル及び前記更新日時を取得するファイル取得手段と、前記取得手段により取得された前記ファイル及び前記更新日時を記憶する取得ファイル記憶手段と、前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルを識別する情報であるファイル識別情報と当該ファイルの前記更新日時を対応させた取得一覧情報を作成する取得一覧情報作成手段と、前記取得一覧情報作成手段により作成された前記取得一覧情報を前記ファイルサーバへ出力する取得一覧情報出力手段とを備え、前記ファイルサーバは、さらに、前記サーバ側接続手段により前記携帯端末を接続した場合には、当該携帯端末から前記取得一覧情報を取得する取得一覧情報取得手段と、前記取得一覧情報取得手段により取得された前記取得一覧情報の前記ファイル識別情報で識別されるファイルについて、前記取得一覧情報の前記更新日時が、前記ファイル記憶手段に記憶されている前記更新日時よりも過去の日時である場合には、当該ファイルが更新された旨を示す更新情報を前記携帯端末へ出力する更新情報出力手段とを備え、前記携帯端末は、さらに、前記ファイルサーバの前記更新情報出力手段により出力された前記更新情報を受信した場合には、前記更新情報の示す前記ファイルが更新された旨のメッセージを前記表示手段に表示する更新表示制御手段とを備えている。
また、請求項2に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記ファイルサーバは、前記更新情報出力手段により前記更新情報を出力する際に、当該更新情報が示す、前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルを前記携帯端末へ出力する更新後ファイル出力手段を備え、前記携帯端末は、前記ファイルサーバの前記更新情報出力手段により出力された前記更新情報を受信した場合には、当該更新情報の示す前記ファイルを、前記更新後ファイル出力手段から出力されたファイルである更新後ファイルに置き換えるファイル更新手段を備えている。
また、請求項3に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1又は2に記載の発明の構成に加えて、前記携帯端末は、前記更新情報に示す前記ファイルを前記ファイル情報出力手段により出力中である場合には、前記ファイル情報出力手段による出力を中止する出力中止手段を備えている。
また、請求項4に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記表示手段は、電力供給が断たれた後も表示状態を保持可能な不揮発性表示手段であり、前記ファイル情報出力手段は、少なくとも前記不揮発性表示手段を含み、前記携帯端末は、前記更新情報を前記ファイルサーバから受信した場合には、前記不揮発性表示手段の表示を消す第一表示消去手段を備えている。
また、請求項5に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記ファイルサーバは、前記取得一覧情報取得手段により取得された前記取得一覧情報のファイル識別情報で識別される前記ファイルが前記ファイル記憶手段に記憶されていない場合には、当該ファイルが削除された旨を示す削除情報を前記携帯端末へ出力する削除情報出力手段を備え、前記携帯端末は、前記ファイルサーバの前記削除情報出力手段により出力された前記削除情報を受信した場合には、前記削除情報の示す前記ファイルが削除された旨のメッセージを前記表示手段に表示する削除表示制御手段を備えている。
また、請求項6に係る発明のファイル管理システムでは、請求項5に記載の発明の構成に加えて、前記携帯端末は、前記ファイルサーバの前記削除情報出力手段により出力された前記削除情報を受信した場合には、当該削除情報の示す前記ファイルを前記取得ファイル記憶手段から削除するファイル削除手段を備えている。
また、請求項7に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記携帯端末は、当該携帯端末を識別するための端末識別情報を記憶した端末識別情報記憶手段を備え、前記ファイルサーバは、前記携帯端末が前記サーバ側接続手段により最後に接続した日時を最終接続日時とし、当該携帯端末の前記端末識別情報と対応させて記憶する最終接続日時記憶手段と、前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの削除又は更新の操作が行われた日時である操作日時を記憶する操作日時記憶手段と、前記操作日時記憶手段に記憶されている最新の前記操作日時と、前記操作最終接続日時記憶手段に記憶されている前記最終接続日時とを比較し、前記最終接続日時の方が前記操作日時よりも過去の日時である前記端末識別情報がある場合には、前記端末識別情報を報知する報知手段とを備えている。
また、請求項8に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記携帯端末は、前記端末側接続手段による前記ファイルサーバへの接続が断たれてから所定時間が経過した場合に、前記ファイルサーバへの接続が所定時間なされていない旨の警告を出力する警告出力手段を備えている。
また、請求項9に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記携帯端末は、前記端末側接続手段による前記ファイルサーバへの接続が断たれてから所定時間が経過した場合に、前記取得ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記ファイル情報出力手段からの出力を禁止する出力禁止手段を備えている。
また、請求項10に係る発明のファイル管理システムでは、請求項4に記載の発明の構成に加えて、前記携帯端末は、前記端末側接続手段による前記ファイルサーバへの接続が断たれてから所定時間が経過した場合に、前記不揮発性表示手段の表示を消す第二表示消去手段を備えている。
また、請求項11に係る発明の携帯端末では、情報を表示する表示手段と、ファイルを当該ファイルの更新日時と対応させて記憶するファイル記憶手段を備えたファイルサーバに接続する携帯端末側接続手段と、前記携帯端末側接続手段により前記ファイルサーバに接続して、前記ファイル出力手段により出力された前記ファイル及び前記更新日時を取得するファイル取得手段と、前記取得手段により取得された前記ファイル及び前記更新日時を記憶する取得ファイル記憶手段と、前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルを識別する情報であるファイル識別情報と当該ファイルの前記更新日時を対応させた取得一覧情報を作成する取得一覧情報作成手段と、前記取得一覧情報作成手段により作成された前記取得一覧情報を前記ファイルサーバへ出力する取得一覧情報出力手段と、前記取得一覧情報出力手段により出力された前記取得一覧情報に基づいて前記ファイルサーバにより作成され、出力された前記ファイルが更新された旨を示す更新情報を受信した場合には、前記更新情報の示す前記ファイルが更新された旨のメッセージを前記表示手段に表示する更新表示制御手段とを備えている。
また、請求項12に係る発明の携帯端末では、請求項11に記載の発明の構成に加えて、前記ファイルサーバから出力された前記更新情報を受信した場合には、当該更新情報の示す前記ファイルを、当該更新情報に伴い前記ファイルサーバから送信されたファイルである更新後ファイルに置き換えるファイル更新手段を備えている。
また、請求項13に係る発明の携帯端末では、請求項11又は12に記載の発明の構成に加えて、前記更新情報に示す前記ファイルを前記ファイル情報出力手段により出力中である場合には、前記出力手段により出力を中止する出力中止手段を備えている。
また、請求項14に係る発明の携帯端末では、請求項11乃至13のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記表示手段は、電力供給が断たれた後も表示状態を保持可能な不揮発性表示手段であり、前記出力手段は、少なくとも前記不揮発性表示手段を含み、前記更新情報を前記ファイルサーバから受信した場合には、前記不揮発性表示手段の表示を消す第一表示消去手段を備えている。
また、請求項15に係る発明の携帯端末では、請求項11乃至14のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記取得一覧情報出力手段により出力された前記取得一覧情報に基づいて前記ファイルサーバにより作成され、出力された前記ファイルが削除された旨を示す削除情報を受信した場合には、前記削除情報の示す前記ファイルが削除された旨のメッセージを前記表示手段に表示する削除表示制御手段を備えている。
また、請求項16に係る発明の携帯端末では、請求項15に記載の発明の構成に加えて、前記ファイルサーバから出力された前記削除情報を受信した場合には、当該削除情報の示す前記ファイルを前記取得ファイル記憶手段から削除するファイル削除手段を備えている。
また、請求項17に係る発明の携帯端末では、請求項11乃至16のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記端末側接続手段による前記ファイルサーバへの接続が断たれてから所定時間が経過した場合に、前記ファイルサーバへの接続が所定時間なされていない旨の警告を出力する警告出力手段を備えている。
また、請求項18に係る発明の携帯端末では、請求項11乃至14のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記端末側接続手段による前記ファイルサーバへの接続が断たれてから所定時間が経過した場合に、前記取得ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記出力手段からの出力を禁止する出力禁止手段を備えている。
また、請求項19に係る発明の携帯端末では、請求項14に記載の発明の構成に加えて、前記端末側接続手段による前記ファイルサーバへの接続が断たれてから所定時間が経過した場合に、前記不揮発性表示手段の表示を消す第二表示消去手段を備えている。
また、請求項20に係る発明の携帯端末プログラムでは、請求項11乃至19のいずれかに記載の携帯端末としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
請求項1に係る発明のファイル管理システムでは、携帯端末は、ファイルサーバから取得したファイルのファイル識別情報と更新日時を対応させた取得一覧情報をファイルサーバへ出力することができる。そして、ファイルサーバでは、携帯端末から取得一覧情報を取得し、ファイル記憶手段に記憶されているファイルの更新日時と、取得一覧情報に示されている更新日時とを比較することができる。そして、ファイル記憶手段に記憶されている更新日時よりも過去の日時である場合には、ファイルが更新された旨を示す更新情報を携帯端末へ出力することができる。よって、携帯端末は、取得したファイルが更新されたことを示す更新情報をファイルサーバから受信することにより、ファイルの更新を知ることができ、その旨のメッセージを表示することができる。したがって、携帯端末の使用者にファイルが更新されたことを報知することができる。よって、使用者はファイルの更新を知ることができるので、そのファイルの使用方法を改めたり、ファイルサーバに接続して更新後のファイルを取得したりすることができる。したがって、携帯端末により持ち出されたファイルを、更新前のまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避する手助けとなる。
また、請求項2に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1に記載の発明の効果に加えて、ファイルサーバは、更新情報を出力する際に、更新情報が示しているファイル識別情報のファイルを、ファイル記憶手段から読み出して携帯端末へ出力することができる。そして、携帯端末は、更新情報と更新後ファイルを受信した場合には、自身に記憶されているファイルを更新後ファイルに置き換えることができる。よって、携帯端末がファイルサーバに接続した際に、ファイルサーバにて更新されたファイルが携帯端末においても自動的に更新され。したがって、携帯端末により持ち出された後に更新されたファイルを、そのまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避することができる。
また、請求項3に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、携帯端末は、更新があったファイルを出力中であれば、出力を中止することができる。ファイル情報出力手段により出力されるものが画像であれば画像が消去され、音声であれば出力が止められる。よって、更新があったファイルの情報が更新前の状態で出力され続けることがない。
また、請求項4に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、携帯端末の表示手段は、電力供給が断たれた後も表示状態を保持可能な不揮発性表示手段であり、ファイル情報出力手段として使用することができる。そして、携帯端末は、更新情報をファイルサーバから受信した場合には、不揮発性表示手段の表示を消すことができる。よって、ファイルに更新があった場合に、不揮発性表示手段にどのような情報が表示されていたとしても表示が消される。よって、過去にどのような情報が表示され、その内容が不揮発性表示手段に保持されていたとしても、更新情報を受信すれば、表示が消されるので、更新があったファイルの情報が更新前の状態で出力され続けてしまうことがない。
また、請求項5に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、ファイルサーバは、取得一覧情報のファイル識別情報で識別されるファイルがファイル記憶手段に記憶されていない場合には、ファイルが削除された旨を示す削除情報を携帯端末へ出力することができる。そして、携帯端末は、削除情報を受信した場合には、削除情報の示すファイルが削除された旨のメッセージを表示手段に表示することができる。よって、携帯端末の使用者にファイルが削除されたことを報知することができる。よって、使用者はファイルの削除を知ることができるので、そのファイルの使用方法を改めたり、削除したりすることができる。したがって、携帯端末により持ち出されたファイルを、ファイルサーバから削除されたまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避する手助けとなる。
また、請求項6に係る発明のファイル管理システムでは、請求項5に記載の発明の効果に加えて、携帯端末は、削除情報を受信した場合には、削除情報の示すファイルを取得ファイル記憶手段から削除することができる。よって、携帯端末がファイルサーバに接続した際に、ファイルサーバにて削除されたファイルが自動的に携帯端末から削除されるので、携帯端末により持ち出された後に削除されたファイルを、そのまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避することができる。
また、請求項7に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の効果に加えて、ファイルサーバにて、最後に携帯端末が接続した最終接続日時を記憶しており、ファイル記憶手段に記憶されているファイルの操作(削除又は更新)が行われた操作日時を記憶しているので、最新の操作日時と最終接続日時とを比較し、最終接続日時の方が過去の日時であれば、その携帯識別情報を報知することができる。よって、ファイルサーバの管理者は、その携帯端末が接続した後にファイル操作が行われた可能性があることを知ることができる。よって、携帯端末の使用者に、その旨を伝え、注意を喚起することができる。したがって、携帯端末により持ち出された後の削除されたファイルを、そのまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避する手助けとなる。
また、請求項8に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明の効果に加えて、携帯端末では、ファイルサーバへ所定時間接続していないと、その旨を警告することができる。よって、携帯端末の使用者は、所定時間接続していないことを知ることができ、これにより、削除されたり、更新されたりしたファイルを使用している危険性があることを知ることができる。よって、携帯端末のファイルの使用方法を改めたり、ファイルサーバに接続して更新後のファイルを取得したりすることができる。したがって、携帯端末により持ち出された後に削除されたり更新されたりしたファイルを、そのまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避する手助けとなる。
また、請求項9に係る発明のファイル管理システムでは、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明の効果に加えて、携帯端末では、ファイルサーバへ所定時間接続していないと、ファイルサーバから取得したファイルを出力できなくなる。よって、携帯端末の使用者は、所定時間接続していないことを知ることができ、これにより、削除されたり、更新されたりしたファイルを使用している危険性があることを知ることができる。そこで、ファイルサーバへ接続すれば、削除されたファイルは削除され、更新されたファイルは更新後のファイルに置きかえられるので、携帯端末により持ち出された後に削除されたり更新されたりしたファイルを、そのまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避することができる。
また、請求項10に係る発明のファイル管理システムでは、請求項4に記載の発明の効果に加えて、携帯端末では、ファイルサーバへ所定時間接続していないと、不揮発性表示手段に表示されている情報を消すことができる。よって、過去にどのような情報が表示され、その内容が不揮発性表示手段に保持されていたとしても、表示が消されるので、削除又は更新があったファイルの情報が表示されていた場合であっても、削除前又は更新前の状態で出力され続けてしまうことがない。
また、請求項11に係る発明の携帯端末では、ファイルサーバから取得したファイルのファイル識別情報と更新日時を対応させた取得一覧情報をファイルサーバへ出力することができる。そして、取得したファイルが更新されたことを示す更新情報をファイルサーバから受信することにより、ファイルの更新を知ることができ、その旨のメッセージを表示することができる。したがって、携帯端末の使用者にファイルが更新されたことを報知することができる。よって、使用者はファイルの更新を知ることができるので、そのファイルの使用方法を改めたり、ファイルサーバに接続して更新後のファイルを取得したりすることができる。したがって、携帯端末により持ち出されたファイルを、更新前のまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避する手助けとなる。
また、請求項12に係る発明の携帯端末では、請求項11に記載の発明の効果に加えて、携帯端末は、更新情報と更新後ファイルをファイルサーバから受信した場合には、自身に記憶されているファイルを更新後ファイルに置き換えることができる。よって、携帯端末がファイルサーバに接続した際に、ファイルサーバにて更新されたファイルが携帯端末においても自動的に更新される。したがって、携帯端末により持ち出された後に更新されたファイルを、そのまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避することができる。
また、請求項13に係る発明の携帯端末では、請求項11又は12に記載の発明の効果に加えて、更新があったファイルを出力中であれば、出力を中止することができる。ファイル情報出力手段により出力されるものが画像であれば画像が消去され、音声であれば出力が止められる。よって、更新があったファイルの情報が更新前の状態で出力され続けることがない。
また、請求項14に係る発明の携帯端末では、請求項11乃至13のいずれかに記載の発明の効果に加えて、表示手段は、電力供給が断たれた後も表示状態を保持可能な不揮発性表示手段であり、ファイル情報出力手段として使用することができる。そして、更新情報をファイルサーバから受信した場合には、不揮発性表示手段の表示を消すことができる。よって、ファイルに更新があった場合に、不揮発性表示手段にどのような情報が表示されていたとしても表示が消される。よって、過去にどのような情報が表示され、その内容が不揮発性表示手段に保持されていたとしても、更新情報を受信すれば、表示が消されるので、更新があったファイルの情報が更新前の状態で出力され続けてしまうことがない。
また、請求項15に係る発明の携帯端末では、請求項11乃至14のいずれかに記載の発明の効果に加えて、ファイルサーバから削除情報を受信した場合には、削除情報の示すファイルが削除された旨のメッセージを表示手段に表示することができる。よって、携帯端末の使用者にファイルが削除されたことを報知することができる。よって、使用者はファイルの削除を知ることができるので、そのファイルの使用方法を改めたり、削除したりすることができる。したがって、携帯端末により持ち出されたファイルを、削除前のまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避する手助けとなる。
また、請求項16に係る発明の携帯端末では、請求項15に記載の発明の効果に加えて、削除情報を受信した場合には、削除情報の示すファイルを取得ファイル記憶手段から削除することができる。よって、携帯端末がファイルサーバに接続した際に、ファイルサーバにて削除されたファイルが自動的に携帯端末から削除されるので、携帯端末により持ち出された後に削除されたファイルを、そのまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避することができる。
また、請求項17に係る発明の携帯端末では、請求項11乃至16のいずれかに記載の発明の効果に加えて、ファイルサーバへ所定時間接続していないと、その旨を警告することができる。よって、携帯端末の使用者は、所定時間接続していないことを知ることができる。これにより、削除されたり、更新されたりしたファイルを使用している危険性があることを知ることができる。よって、携帯端末のファイルの使用方法を改めたり、ファイルサーバに接続して更新後のファイルを取得したりすることができる。したがって、携帯端末により持ち出された後に削除されたり更新されたりしたファイルを、そのまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避する手助けとなる。
また、請求項18に係る発明の携帯端末では、請求項11乃至14のいずれかに記載の発明の効果に加えて、ファイルサーバへ所定時間接続していないと、ファイルサーバから取得したファイルを出力できなくなる。よって、携帯端末の使用者は、所定時間接続していないことを知ることができ、これにより、削除されたり、更新されたりしたファイルを使用している危険性があることを知ることができる。そこで、ファイルサーバへ接続すれば、削除されたファイルは削除され、更新されたファイルは更新後のファイルに置きかえられるので、携帯端末により持ち出された後に削除されたり更新されたりしたファイルを、そのまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避することができる。
また、請求項19に係る発明の携帯端末では、請求項14に記載の発明の効果に加えて、ファイルサーバへ所定時間接続していないと、不揮発性表示手段に表示されている情報を消すことができる。よって、過去にどのような情報が表示され、その内容が不揮発性表示手段に保持されていたとしても、表示が消されるので、削除又は更新があったファイルの情報が表示されていた場合であっても、削除前又は更新前の状態で出力され続けてしまうことがない。
また、請求項20に係る発明の携帯端末プログラムをコンピュータに実行させることにより、請求項11乃至19のいずれかに記載の携帯端末と同様の効果を奏することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態のファイル管理システムの構成図である。図1に示すように、本実施の形態のファイル管理システムでは、携帯端末1がファイルサーバ2に接続する。携帯端末1は、ファイルサーバ2に接続して、コンテンツファイルを取得する。このコンテンツファイルは、コンテンツを記述したデータの集合体である。コンテンツは、文字及び画像の少なくとも1つで構成される。ファイルサーバ2には、ファイル管理プログラムが記憶されている。ファイルサーバ2でファイル管理プログラムを実行することにより、ファイル管理アプリケーションが起動される。このファイル管理アプリケーションでは、ファイルサーバ2が取得可能なコンテンツファイルの中から、携帯端末1へ出力するコンテンツファイルを選択することができる。そして、携帯端末1がファイルサーバ2へ接続した際には、選択されたコンテンツファイルがファイル管理アプリケーションによりファイルサーバ2から携帯端末1へ出力される。
次に、図2を参照して、ファイルサーバ2の電気的構成について説明する。図2は、ファイルサーバ2の電気的構成を示す模式図である。図2に示すように、ファイルサーバ2には、ファイルサーバ2の制御を司るCPU20が設けられ、CPU20には、各種のデータを一時的に記憶するRAM21と、BIOS等を記憶したROM22と、データの受け渡しの仲介を行うI/Oインタフェイス24とが接続されている。I/Oインタフェイス24にはハードディスク装置23が接続されている。ハードディスク装置23には、コンテンツ情報記憶エリア231(図3参照)と、操作履歴リスト記憶エリア232(図4参照)と、最終接続日時情報記憶エリア233(図5参照)と、送信コンテンツ記憶エリア234と、プログラム記憶エリア235と、コンテンツファイル記憶エリア236とが少なくとも設けられている。
なお、コンテンツ情報記憶エリア231(図3参照)には、コンテンツファイルの所在地がコンテンツを識別する識別情報(コンテンツID)に対応付けて記憶されている。操作履歴リスト記憶エリア232(図4参照)には、コンテンツファイルに対する操作履歴が記憶される。最終接続日時情報記憶エリア233(図5参照)には、ファイルサーバ2に接続した携帯端末1を識別する識別情報(端末ID)ごとに、最後に接続した日時(最終接続日時情報)が記憶される。送信コンテンツ記憶エリア234には、端末IDごとに、携帯端末1が接続した際に出力すると選択されたコンテンツファイルのコンテンツIDが記憶される。プログラム記憶エリア235にはCPU20で実行されるファイル管理プログラムが記憶されており、コンテンツファイル記憶エリア236には、コンテンツファイルが記憶されている。
また、I/Oインタフェイス24には、RTC25と、マウスコントローラ26と、キーコントローラ27と、ビデオコントローラ28と、USBコントローラ29が接続されている。RTC25は、時間を計測する。マウスコントローラ26にはマウス261が接続され、キーコントローラ27にはキーボード271が接続され、ビデオコントローラ28にはディスプレイ281が接続される。USBコントローラ29には、USBケーブル(図示外)を介して携帯端末1が接続される。
次に、図3乃至図5を参照して、ファイルサーバ2のハードディスク装置23に設けられている記憶エリアについて説明する。図3は、コンテンツ情報記憶エリア231の構成を示す模式図であり、図4は、操作履歴リスト記憶エリア232の構成を示す模式図であり、図5は、最終接続日時情報記憶エリア233の構成を示す模式図である。
まず、図3を参照して、コンテンツ情報記憶エリア231について説明する。コンテンツ情報記憶エリア231には、コンテンツファイルの所在地がコンテンツを識別する識別情報(コンテンツID)に対応付けて記憶されている。図3に示すように、コンテンツ情報記憶エリア231には、データ項目として「コンテンツID」及び「コンテンツ所在地情報」が設けられており、コンテンツIDに対応して、コンテンツの所在地を示すコンテンツ所在地情報が記憶されている。コンテンツ所在地情報は、ファイルサーバ2のコンテンツファイル記憶エリア236に記憶されているコンテンツファイルを示してる。
次に、図4を参照して、操作履歴リスト記憶エリア232について説明する。操作履歴リスト記憶エリア232には、コンテンツファイルに対する操作履歴が記憶される。図4に示すように、操作履歴リスト記憶エリア232には、データ項目として「コンテンツID」,「操作内容」,「操作日時」が設けられている。コンテンツファイルに更新又は削除の操作が行われると、新たなレコードが追加される。図4に示す例では、コンテンツID「ID_D003」のコンテンツファイルが2008年2月1日の20:04:28に更新された履歴のレコードが記憶されている。そして、コンテンツID「ID_D019」のコンテンツファイルは2008年2月8日の9:24:56に削除された履歴のレコードが記憶されている。そして、コンテンツID「ID_D005」のコンテンツファイルが2008年2月24日の16:11:23に更新された履歴のレコードが記憶されている。
次に、図5を参照して、最終接続日時情報記憶エリア233について説明する。最終接続日時情報記憶エリア233には、ファイルサーバ2に接続した携帯端末1を識別する識別情報(端末ID)ごとに、最後に接続した日時(最終接続日時)が記憶される。図5に示すように、最終接続日時情報記憶エリア233には、データ項目として「端末ID」及び「最終接続日時」が設けられており、携帯端末1ごとにファイルサーバ2へ最後に接続した日時が記憶されている。
次に、図6及び図7を参照して、ファイルサーバ2のRAM21に設けられている記憶エリアについて説明する。図6は、RAM21に設けられている記憶エリアの構成を示す模式図であり、図7は、RAM21の出力コンテンツファイル記憶エリア213の構成を示す模式図である。図6に示すように、RAM21には、接続中端末ID記憶エリア211、取得一覧情報記憶エリア212、出力コンテンツファイル記憶エリア213が少なくとも設けられている。なお、RAM21には図示外の記憶エリアが必要に応じて設けられている。接続中端末ID記憶エリア211には、ファイルサーバ2に接続している携帯端末1の端末IDが記憶される。取得一覧情報記憶エリア212には、接続中の携帯端末1から取得された取得一覧情報(図10参照)が記憶される。
そして、出力コンテンツファイル記憶エリア213には、ファイルサーバ2から携帯端末1へコンテンツファイルが出力される際のデータが記憶される。以下、ファイルサーバ2から携帯端末1へコンテンツファイルを出力するために作成されたファイルを「出力コンテンツファイル」という。この出力コンテンツファイル記憶エリア213には、この「出力コンテンツファイル」が記憶される。出力コンテンツファイルは、データ項目「コンテンツID」,「表示用データ」,「更新日時」で構成される。「コンテンツID」には、出力する選択がなされたコンテンツファイルのコンテンツIDがセットされる。「表示用データ」には、コンテンツファイルに記載されているコンテンツを携帯端末1で表示可能なフォーマットに再構成された表示用データが記憶される。「更新日時」には、現在の日時が記憶される。
次に、図8を参照して、携帯端末1の電気的構成について説明する。図8は、携帯端末1の電気的構成を示す模式図である。図4に示すように、携帯端末1にはCPU10と、表示コントローラ11と、操作キー14と、RTC(Real Time Clock)15と、ROM16と、RAM17と、フラッシュメモリ18と、USBコントローラ19とが設けられている。CPU10は携帯端末1の制御を司る。ROM16は、各種情報及び携帯端末1を動作させる表示端末プログラムが記憶されている。RAM17は各種のデータを一時的に記憶するメモリであり、フラッシュメモリ18は、種々の情報を記憶した不揮発性メモリである。そして、表示コントローラ11は、電気泳動表示パネル111)への情報の表示を制御する。RTC15は、時間を計測する。USBコントローラ19は、USBケーブル(図示外)を介してファイルサーバ2に接続する。
次に、図9及び図10を参照して、フラッシュメモリ18について説明する。図9は、フラッシュメモリ18に設けられている記憶エリアの構成を示す模式図である。図10は、フラッシュメモリ18の取得一覧情報記憶エリア184の構成を示す模式図である。図9に示すように、端末ID記憶エリア181,出力コンテンツファイル記憶エリア182,最終接続日時記憶エリア183,取得一覧情報記憶エリア184(図10参照)が少なくとも設けられている。端末ID記憶エリア181には、当該携帯端末1を識別するための識別情報として固有の端末IDが記憶されている。出力コンテンツファイル記憶エリア182には、ファイルサーバ2から取得した出力コンテンツファイル(図7の出力コンテンツファイル記憶エリア213参照)が、そのまま記憶される。したがって、各出力コンテンツファイルのデータ項目は出力コンテンツファイル記憶エリア213(図7参照)に記憶されている出力コンテンツファイルと同様であり、記憶されている情報も同様である。よって、データ項目「コンテンツID」,「表示用データ」,「更新日時」で構成される。 最終接続日時記憶エリア183には、ファイルサーバ2との接続を断った日時が「最終接続日時」として記憶される。取得一覧情報記憶エリア184(図10参照)には、携帯端末1がファイルサーバ2から取得され、出力コンテンツファイル記憶エリア182に記憶され知エル出力コンテンツファイルの示すコンテンツのコンテンツID及び更新日時が記憶される。図10に示すように、コンテンツIDに更新日時が対応されて記憶される。
次に、図11乃至図15を参照して、ファイルサーバ2で行われる処理について説明する。図11は、更新処理のフローチャートであり、図12は、削除処理のフローチャートである。図13は、端末接続処理のフローチャートであり、図14は、端末接続処理の中で行われる転送処理のフローチャートである。図15は、端末非接続警告処理のフローチャートである。
まず、図11を参照して、更新処理について説明する。この更新処理は、ファイルサーバ2において、コンテンツファイル記憶エリア236に記憶されているコンテンツの更新が指示された際に、ファイル管理プログラムの一部である更新プログラムが呼び出されてCPU20で実行されることにより行われるものである。まず、コンテンツファイル記憶エリア236に新しいコンテンツファイルが上書きされることにより、コンテンツファイルが更新される(S1)。そして、現在日時がRTC25から取得される(S2)。次いで、操作履歴リスト記憶エリア232に新たな操作履歴のレコードが追加され、「コンテンツID」には更新指示されたコンテンツファイルのコンテンツIDがセットされ、「操作内容」には「更新」を示す値がセットされ、「操作日時」にはS2で取得された現在日時がセットされる(S3)。そして、本処理は終了する。これにより、操作履歴リスト記憶エリア232に「更新」の操作履歴を記憶することができる。
次に、図12を参照して、削除処理について説明する。この削除処理は、ファイルサーバ2において、コンテンツファイル記憶エリア236に記憶されているコンテンツの削除が指示された際に、ファイル管理プログラムの削除プログラムが呼び出されてCPU20で実行されることにより行われるものである。まず、削除指示されたコンテンツファイルがコンテンツファイル記憶エリア236から削除される(S6)。そして、現在日時がRTC25から取得される(S7)。次いで、操作履歴リスト記憶エリア232に新たな操作履歴のレコードが追加され、「コンテンツID」には削除指示されたコンテンツファイルのコンテンツIDがセットされ、「操作履歴」には「削除」を示す値がセットされ、「操作日時」にはS7で取得された現在日時がセットされる(S8)。そして、本処理は終了する。これにより、操作履歴リスト記憶エリア232に「削除」の操作履歴を記憶することができる。
次に、図13及び図14を参照して、端末接続処理について説明する。この端末接続処理は、ファイルサーバ2において、携帯端末1が接続されたことが検知された際に、ファイル管理プログラムの一部である端末接続プログラムが呼び出されてCPU20で実行されることにより行われるものである。
まず、接続している携帯端末1からその携帯端末の端末IDが取得され、RAM21の接続中端末ID記憶エリア211に記憶される(S11)。以下、この接続中端末ID記憶エリア211に記憶されている端末IDを「接続中端末ID」という。これは、携帯端末1において、ファイルサーバ2へ接続した時点で端末IDを出力してくるものが受信される(図16、S51参照)。なお、ファイルサーバ2から携帯端末1に対して、端末IDの取得を要求する情報を出力し、その要求に応じて、携帯端末1がフラッシュメモリ18の端末ID記憶エリア181に記憶されている端末IDをファイルサーバ2へ出力するようにしてもよい。次いで、接続している携帯端末1から取得一覧情報が取得され、RAM21の取得一覧情報記憶エリア212に記憶される(S12)。これは、携帯端末1において、ファイルサーバ2へ接続した時点で取得一覧情報を作成し、出力してくるものが受信される(図16、S52参照)。なお、取得一覧情報においても、ファイルサーバ2から携帯端末1に対して取得を要求する情報を出力し、その要求に応じて、携帯端末1がファイルサーバ2へ出力するようにしてもよい。
そして、取得一覧情報から1つの「コンテンツID」及び「更新日時」が取得される(S13)。そして、操作履歴リスト記憶エリア232において、取得された「コンテンツID」の操作内容「更新」の操作履歴のレコードがあり、その「操作日時」が取得された「更新日時」よりも新しい日時であるか否かの判断が行われる(S14)。「更新日時」よりも新しい日付の操作履歴のレコードがあれば(S14:YES)、その携帯端末1がファイルサーバ2から取得した出力コンテンツファイルが、取得後に更新されていることになる。そこで、取得後に更新されたことを示す「更新情報」が作成され、コンテンツファイル記憶エリア236に記憶されている更新後のコンテンツファイルから出力コンテンツファイルが作成され、接続中の携帯端末1へ出力される(S15)。そして、S18へ進み、取得一覧情報に未処理のコンテンツIDがあれば(S18:YES)、S13へ戻り、取得一覧情報から未処理の「コンテンツID」及び「更新日時」が取得される(S13)。
また、S14において、「更新日時」よりも新しい日付の操作履歴のレコードがなければ(S14:NO)、操作履歴リスト記憶エリア232において、取得された「コンテンツID」の操作内容「削除」の操作履歴のレコードがあり、その「操作日時」が取得された「更新日時」よりも新しい日時であるか否かの判断が行われる(S16)。「更新日時」よりも新しい日付の操作履歴のレコードがあれば(S16:YES)、その携帯端末1がファイルサーバ2から取得した出力コンテンツファイルが、取得後に削除されていることになる。そこで、取得後に削除されたことを示す「削除情報」が作成され、接続中の携帯端末1へ出力される(S17)。そして、S18へ進み、取得一覧情報に未処理のコンテンツIDがあれば(S18:YES)、S13へ戻り、取得一覧情報から未処理の「コンテンツID」及び「更新日時」が取得される(S13)。
以上のようにして、S13〜S17の処理が繰り返されることにより、接続中の携帯端末1に出力されたコンテンツのコンテンツファイルが更新されたり、削除されたりしている場合に、そのことを知らせる情報(更新情報又は削除情報)が携帯端末1に送信される。さらに、更新されていた場合には、更新後のコンテンツファイルも、携帯端末1で使用可能な出力コンテンツファイルに再構成されて出力される。
次いで、端末接続処理では、取得一覧情報に記載されているコンテンツの更新/削除の確認の処理が終了したことを示す終了情報が携帯端末1へ送信される(S19)。そして、ハードディスク装置23の送信コンテンツ記憶エリア234に、「接続中端末ID」の携帯端末1へ送信するコンテンツを示したコンテンツIDが記憶されているか否かの判断が行われる(S21)。送信するコンテンツがなければ(S21:NO)、出力コンテンツファイルを送信しないことを示す「送信終了情報」が送信される(S23)。そして、接続中端末IDの「最終接続日時」が更新される(S24)。具体的には、RTC25から現在日時が取得され、最終接続日時情報記憶エリア233の「接続中端末ID」に対応する「最終接続日時」に記憶される。なお、最終接続日時情報記憶エリア233に「接続中端末ID」がない場合には、新たに「接続中端末ID」が追加され、現在日時が「最終接続日時」に記憶される。そして、端末接続処理は終了する。
一方、送信するコンテンツがあれば(S21:YES)、転送処理が行われる(S22、図14参照)。以下、送信するコンテンツのコンテンツIDを「送信コンテンツID」という。図14に示すように、転送処理では、まず、コンテンツ情報記憶エリア231の送信コンテンツIDに対応して記憶されている「コンテンツ所在情報」が参照され、コンテンツ所在情報の示す場所に記憶されたコンテンツファイルが取得される(S31)。そして、取得されたコンテンツファイルに記載されているデータが、携帯端末1で使用可能なフォーマットに変換され、出力コンテンツファイル記憶エリア213の「表示用データ」に記憶される(S32)。そして、送信コンテンツIDが出力コンテンツファイル記憶エリア213の「コンテンツID」に記憶され(S33)、RTC25から現在日時が取得されて、「更新日時」に記憶される(S34)。そして、出力コンテンツファイル記憶エリア213に記憶されている出力コンテンツファイルが、携帯端末1に送信される(S35)。そして、転送処理は終了し、端末接続処理へ戻る。
図13に示すように、端末接続処理では、接続中の携帯端末1へ送信するコンテンツファイルがまだあるか否かの判断が行われ(S21)、送信するコンテンツファイルがあれば(S21)、再び転送処理が行われる(S22)。そして、S21,S22の処理が繰り返し実行され、接続中の携帯端末1へ送信すべきコンテンツファイルが全て送信されたら(S22:NO)、出力コンテンツファイルを送信しないことを示す「送信終了情報」が送信される(S23)。そして、接続中端末IDの「最終接続日時」が更新される(S23)。そして、端末接続処理は終了する。
以上のようにして、ファイルサーバ2では、携帯端末1に接続されると、携帯端末1から取得一覧情報を取得し、接続中の携帯端末1に出力されたコンテンツのコンテンツファイルが更新されたり、削除されたりしている場合に、そのことを知らせる情報(更新情報又は削除情報)を携帯端末1に送信する。さらに、更新されていた場合には、更新後のコンテンツファイルも送信する。
次に、図15を参照して、端末非接続警告処理について説明する。この端末非接続警告処理は、ファイルサーバ2において、所定時間(例えば、24時間,1時間)ごとにファイル管理プログラムの一部である非接続端末警告プログラムが呼び出されてCPU20で実行されることにより行われるものである。まず、操作履歴リスト記憶エリア232に記憶されている最新の操作履歴の「操作日時」が取得される(S41)。そして、最終接続日時情報記憶エリア233から1つの「端末ID」と、端末IDに対応された「最終接続日時」が取得される(S42)。そして、S41で取得された「操作日時」が、S42で取得された「最終接続日時」よりも大きいか否か(新しい日付であるか否か)の判断が行われる(S43)。つまり、端末IDで特定される携帯端末1がファイルサーバ2に最後に接続してから、コンテンツファイルの更新又は削除が行われたか否かの判断が行われる。操作日時が最終接続日時よりも新しい日付であれば(S43:YES)、ディスプレイ281に警告画面が表示される(S44)。この警告画面には、端末ID及び最終接続日時、及び、確認ボタンが表示される。一方、操作日時が最終接続日時よりも新しい日付でなければ(S43:NO)、警告画面は表示されない。
そして、最終接続日時情報記憶エリア233に記憶されている端末IDのうち、S42〜S44の処理が行われていない端末IDがあれば(S45:YES)、S42へ戻り、未処理の端末IDと、当該端末IDに対応された最終接続日時が最終接続日時情報記憶エリア233から読み出される(S42)。そして、操作日時と最終接続日時の比較が行われ(S43)、操作日時が最終接続日時よりも新しい日付であれば(S43:YES)、ディスプレイ281に警告画面が表示される(S44)。操作日時が最終接続日時よりも新しい日付でなければ(S43:NO)、警告画面は表示されない。
以上のようにして、S42〜S45の処理が繰り返し行われる。これにより、ファイルサーバ2に最後に接続してから、コンテンツファイルの更新又は削除が行われた携帯端末1を警告画面により報知することができる。よって、ファイルサーバ2の管理者は、その携帯端末が接続した後にファイル操作が行われた可能性があることを知ることができ、報知された携帯端末1の使用者に対して、その旨を伝え、注意を喚起することができる。したがって、携帯端末により持ち出された後の削除されたファイルを、そのまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避する手助けとなる。
次に、図16及び図17を参照して、携帯端末1で行われる処理について説明する。図16は、サーバ接続処理のフローチャートであり、図17は、サーバ接続処理の中で行われる受信処理のフローチャートである。図18は、非接続時処理のフローチャートである。
次に、図16及び図17を参照して、サーバ接続処理について説明する。このサーバ接続処理は、携帯端末1において、ファイルサーバ2に接続したことが検知された際に、携帯端末プログラムの一部であるサーバ接続プログラムが呼び出されてCPU10で実行されることにより行われるものである。
まず、フラッシュメモリ18の端末ID記憶エリア181に記憶されている当該携帯端末1の端末IDが読み出され、ファイルサーバ2へ送信される(S51)。そして、出力コンテンツファイル記憶エリア182が参照され、出力コンテンツファイルごとに「コンテンツID」及び「更新日時」が読み出されて、取得一覧情報が作成されて、取得一覧情報記憶エリア184(図10参照)に記憶され、ファイルサーバ2へ送信される(S52)。
そして、ファイルサーバ2から「終了情報」を受信したか否かの判断が行われる(S53)。「終了情報」を受信していなければ(S53:NO)、「更新情報」を受信したか否かの判断が行われる(S54)。「更新情報」も受信していなければ(S54:NO)、「削除情報」を受信したか否かの判断が行われる(S55)。「削除情報」も受信していなければ(S55:NO)、S53へ戻り、再度、「終了情報」の受信の判断が行われる(S53)。
このようにして、S53〜S55の処理が繰り返し行われる中で、「更新情報」が受信されたら(S54:YES)、出力コンテンツファイル記憶エリア182に記憶されている出力コンテンツファイルが、「更新情報」と共に送信された更新後の出力コンテンツファイルに置き換えられる(S56)。そして、電気泳動表示パネル111に表示されている情報がクリアされ、出力コンテンツファイルが更新された旨のメッセージ、当該出力コンテンツファイルのコンテンツIDを記した警告画面が表示される(S57)。そして、S53へ戻る。
また、「削除情報」が受信されたら(S55:YES)、出力コンテンツファイル記憶エリア182に記憶されている出力コンテンツファイルのうち、削除情報の示すコンテンツIDの出力コンテンツファイルが削除される(S58)。そして、電気泳動表示パネル111に表示されている情報がクリアされ、出力コンテンツファイルが削除された旨のメッセージ、当該出力コンテンツファイルのコンテンツIDを記した警告画面が表示される(S59)。そして、S53へ戻る。
また、「終了情報」が受信されたら(S53:YES)、これ以上「更新情報」や「削除情報」が送信されてくることはないので、S60へ進む。そこで、電気泳動表示パネル111に警告画面が表示されているか否かの判断が行われ(S60)、表示されていなければ(S60:NO)、自身の出力コンテンツファイル記憶エリア182に記憶されている出力コンテンツファイルに何ら変更はなかったので、ファイルサーバ2から送信される出力コンテンツファイルを受信するための受信処理が行われ(S63、図17参照)、サーバ接続処理は終了する。
図17に示すように、受信処理では、まず、出力コンテンツファイルを受信したか否かの判断が行われる(S71)。出力コンテンツファイルを受信しなければ(S71:NO)、送信終了情報を受信したか否かの判断が行われる(S73)。送信終了情報を受信していなければ(S73:NO)、S71へ戻り、出力コンテンツファイルの受信の判断が行われる(S71)。そして、S71,S73の処理が繰り返し行われる中で、出力コンテンツファイルが受信されたら(S71:YES)、出力コンテンツファイル記憶エリア182に受信した出力コンテンツファイルが記憶される(S72)。ここで、既に出力コンテンツファイル記憶エリア182に記憶されているコンテンツIDの出力コンテンツファイルであれば、上書きされる。また、出力コンテンツファイル記憶エリア182に記憶されていなければ、新たに出力ファイルが追加される。そして、S71へ戻る。また、送信終了情報が受信されたら(S73:YES)、もう出力コンテンツファイルは送信されてこないので、受信処理は終了し、サーバ接続処理へ戻り、サーバ接続処理も終了する。
また、警告画面が表示されている場合には(S60:YES)、確認ボタンが選択されたか否かの判断が行われる(S61)。確認ボタンが選択されるまでは、繰り返し選択の判断が行われる(S61:NO、S61)。そして、確認ボタンが選択されたら(S61:YES)、電気泳動表示パネル111に初期画面が表示され(S62)、受信処理が行われ(S63、図17参照)、サーバ接続処理は終了する。
以上のようにして、携帯端末1では、ファイルサーバ2から「更新情報」と共に更新後の出力コンテンツファイルを受信し、出力コンテンツファイル記憶エリア182に記憶されている出力コンテンツファイルを更新することができる。よって、携帯端末1の使用者がわざわざコンテンツの更新状態を確認して、再取得する必要がない。また、携帯端末1により持ち出された後に更新されたコンテンツファイルが、そのまま使用し続けられることなくなる。また、「削除情報」を受信し、ファイルサーバ2で削除されたコンテンツファイルを、出力コンテンツファイル記憶エリア182から削除することができる。よって、携帯端末1により持ち出された後に削除されたコンテンツファイルが、そのまま使用し続けられることがなくなる。したがって、内部統制の観点から好ましくない状況を回避することができる。
また、警告画面が表示されることにより、出力コンテンツファイルが更新されたことを知ることができる。さらに、携帯端末1にコンテンツを表示させた状態で、ファイルサーバに接続し、表示中のコンテンツが更新されたコンテンツであったとしても、警告画面が表示されることにより、表示中の画面が消去される。よって、更新前のコンテンツの情報が表示され続けることがない。特に、本実施の形態の電気泳動表示パネル111のように、不揮発性の表示手段では、携帯端末1の電源が断たれていても表示内容が保持される。例えば、ファイルサーバ2と接続してサーバ接続処理が行われる際には、必要がなければ電気泳動表示パネル111へ電源供給が行われないような場合、電気泳動表示パネル111には、サーバ接続前から表示されている情報が表示され続けることになる。この場合に、電気泳動表示パネル111に更新前のコンテンツや削除されたコンテンツの情報が表示されている場合、せっかく、携帯端末1の出力コンテンツファイル記憶エリア182の情報を更新したり、削除したりしても、好ましくない情報が表示され続けてしまうことになる。しかしながら、本実施の形態では、警告画面を表示させる際に、画面がクリアされているので、好ましくない情報(更新前のコンテンツや削除されたコンテンツの情報)が表示され続けてしまうことがない。よって、内部統制の観点から好ましくない状況を回避することができる。
次に、図18を参照して、非接続時処理について説明する。この非接続時処理は、携帯端末1において、ファイルサーバ2への接続が断たれたことが検知された際に、携帯端末プログラムの一部である非接続時プログラムが呼び出されてCPU10で実行されることにより行われるものである。
まず、RTC15から現在時刻が取得され、最終接続日時記憶エリア183に記憶される(S81)。そして、ファイルサーバ2と接続したか否かの判断が行われる(S82)。接続していなければ(S82:NO)、RTC15から現在時刻が取得され、最終接続日時から所定時間経過したか否かの判断が行われる(S83)。所定時間は、例えば、1日、5日、1週間等、適宜設定すればよい。所定時間が経過していなければ(S83:NO)、S82へ戻り、ファイルサーバ2との接続の判断が行われる(S82)。そして、繰り返しS82,S83の処理が行われ、所定時間が経過すれば(S83:YES)、所定時間、ファイルサーバ2と接続していない旨の警告画面が電気泳動表示パネル111に表示される(S84)。そして、本処理は終了する。また、繰り返しS82,S83の処理が行われる中で、ファイルサーバ2に接続すれば(S82:YES)、本処理は終了する。
以上のようにして、携帯端末1では、ファイルサーバ2と所定時間接続していない場合に、警告画面が表示されるので、携帯端末1の使用者は、削除されたり、更新されたりしたファイルを使用している危険性があることを知ることができる。よって、携帯端末のファイルの使用方法を改めたり、ファイルサーバに接続して更新後のファイルを取得したりすることができる。したがって、携帯端末により持ち出された後に削除されたり更新されたりしたファイルを、そのまま使用し続けるという内部統制の観点から好ましくない状況を回避する手助けとなる。
なお、上記実施の形態のコンテンツファイル及び出力コンテンツファイルが「ファイル」に該当し、操作履歴リスト記憶エリア232及びコンテンツファイル記憶エリア236が「ファイル記憶手段」に該当する。ファイルサーバ2のUSBコントローラ29が「サーバ側接続手段」に該当し、携帯端末1のUSBコントローラ19が「携帯端末側接続手段」に該当する。転送処理(図14参照)を行うファイルサーバ2のCPU20が「ファイル出力手段」に相当する。受信処理(図17参照)のS71,S72の処理を行う携帯端末1のCPU10が「ファイル取得手段」に相当する。携帯端末1のフラッシュメモリ18の出力コンテンツファイル記憶エリア182が「取得ファイル記憶手段」に該当する。サーバ接続処理(図16参照)のS52で取得一覧情報を作成する処理を行うCPU10が「取得一覧情報作成手段」に相当し、ファイルサーバ2へ取得一覧情報を送信する処理を行うCPU10が「取得一覧情報出力手段」に相当する。そして、端末接続処理(図13参照)のS12において、携帯端末1から取得一覧情報を取得する処理を行うファイルサーバ2のCPU20が「取得一覧情報取得手段」に相当する。S14,S15において、「更新日時」よりも新しい日付の「更新」の操作履歴のレコードがあれば、更新情報を携帯端末1へ送信する処理を行うCPU20が「更新情報出力手段」に相当する。そして、サーバ接続処理のS54,S57において、更新情報を受信したら、警告画面を表示する処理を行うCPU10が「更新表示制御手段」に相当する。
そして、末接続処理のS15において、更新情報とともに更新後の出力コンテンツファイルを携帯端末1へ送信する処理を行うCPU20が「更新後ファイル出力処理」に相当し、サーバ接続処理のS54,S59において、更新後出力ファイルに置き換える処理を行うCPU10が「ファイル更新手段」に相当する。電気泳動表示パネル111が「不揮発性表示手段」に該当する。そして、サーバ接続処理のS54,S57において、更新情報を受信したら、電気泳動表示パネル111の表示を消去する処理を行うCPU10が「第一表示消去手段」に相当する。
端末接続処理のS16,S17において、「更新日時」よりも新しい日付の「削除」の操作履歴のレコードがあれば、「削除情報」を携帯端末1へ送信する処理を行うCPU20が「削除情報出力手段」に相当する。そして、サーバ接続処理のS55,S59において、削除情報を受信したら、警告画面を表示する処理を行うCPU10が「削除表示制御手段」に相当する。そして、サーバ接続処理のS55,S58において、削除情報を受信したら、コンテンツファイルを削除する処理を行うCPU10が「ファイル削除手段」に相当する。
携帯端末1のフラッシュメモリ18の端末ID記憶エリア181が「端末識別情報記憶手段」に該当し、最終接続日時記憶エリア183が「最終接続日時記憶手段」に該当する。ファイルサーバ2の操作履歴リスト記憶エリア232が「操作日時記憶手段」に該当する。端末非接続警告処理(図15参照)を行うCPU20が「報知手段」に相当する。非接続時処理(図18参照)を行う携帯端末1のCPU10が「警告出力手段」に相当する。
なお、本発明のファイル管理システム、携帯端末、及び、携帯端末プログラムは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。上記実施の形態では、携帯端末1とファイルサーバ2とはUSBケーブルを介して接続したが、ケーブルはUSBケーブルでなくともよいし、無線通信により接続してもよい。また、上記実施の形態では、携帯端末1に出力するコンテンツファイルの指定を、ファイルサーバ2で行ったが、携帯端末1で行ってもよい。この場合、携帯端末1がファイルサーバ2に接続した際に、出力可能なコンテンツファイルの一覧を送信し、携帯端末1で一覧の中から取得したいコンテンツファイルを指定し、その情報をファイルサーバ2へ返送するようにしてもよい。また、上記実施の形態では、コンテンツファイルを、携帯端末1で使用可能なフォーマットの表示用データに返還して、出力コンテンツファイルを作成しているが、携帯端末1においてコンテンツファイルをそのまま使用可能な場合は、コンテンツファイルをそのまま送信すればよい。また、上記実施の形態では、「不揮発性表示手段」として電気泳動方式の表示パネルを用いたが、これ以外の例えばコレステリック液晶等の表示保持性のあるパネルを利用してもよい。
また、上記実施の形態では、ファイルサーバ2に記憶されているコンテンツファイルを携帯端末1に出力したが、ファイルサーバ2に記憶されているコンテンツファイルだけでなくともよい。例えば、ファイルサーバ2がネットワークを介して他の装置に接続可能な場合、他の装置に記憶されているコンテンツファイルや、他の装置が取得可能なコンテンツファイルの所在場所をコンテンツ情報記憶エリア231に記憶しておき、要求があった際に取得して、出力してもよい。この場合、取得一覧情報に記載されているコンテンツIDのコンテンツが更新されたか、削除されたかを確認する際には、操作履歴の更新日時を参照するのではなく、直接、コンテンツファイルの作成日時を参照すればよい。
また、上記実施の形態では、図15に示す端末非接続警告処理のS44でディスプレイ281に表示される警告画面に端末ID及び最終接続日時を表示させている。しかし、表示させる情報はこれに限らない。例えば、ファイルサーバ2に端末IDで特定される携帯端末1を所持する人物に関する情報(例えば、ユーザID,氏名、所属)を記憶させておき、その人物に関する情報も表示させてもよい。また、最終接続日時後の履歴情報も表示させてもよい。
また、上記実施の形態では、更新情報又は削除情報を受信した際に、警告画面を表示するために電気泳動表示パネル111の表示を消去している。しかしながら、図19に示すサーバ接続処理の変形例のフローチャートのように、更新情報又は削除情報を受信する、しないに関わらず、電気泳動表示パネル111の表示を消去してもよい。なお。図19に示すフローチャートにおいて、図16に示したサーバ接続処理のフローチャートと同様の処理を行う部分については、同じステップ番号を付与している。異なる処理を行う部分にはS101,S102,S103を付与した。変形例のサーバ接続処理では、ファイルサーバ2に接続し、端末IDの送信(S51),取得一覧情報の送信(S52)を行った後に、現在電気泳動表示パネル111に表示している情報を示す値がRAM17の所定の記憶エリア(図示外)に記憶される(S101)。コンテンツを表示していれば、コンテンツIDや表示ページ数が記憶される。メニュー画面や設定画面が表示されていれば、そのメニュー画面を示す値が記憶される。そして、電気泳動表示パネル111の画面が消去される(S102)。具体的には、文字や写真の情報が何も表示されていない白紙の画面が表示される。そして、終了情報を受信した後には、更新情報又は削除情報を受信して警告画面が表示されているのでなければ(S60:NO)、S101で記憶した、ファイルサーバ2と接続する以前に表示されていた画面が再表示される(S103)。
これにより、コンテンツファイルに更新も削除もなかった場合には、ファイルサーバ2と接続する前の状態を引き継ぐことができる。しかし、更新や削除があった場合には、画面の消去、警告画面の表示を経て、初期画面が表示されるので、接続前に更新や削除のあったコンテンツが表示されていたとしても、その情報が継続して表示され続けることがない。よって、内部統制の観点から好ましくない状況を回避する手助けとなる。また、上記実施の形態や本変形例のように、画面の消去を行うのではなく、削除情報や更新情報を受信した際に、電気泳動表示パネル111に表示中の情報が、削除情報又は更新情報の示すコンテンツの情報であるか否かを判断し、削除情報又は更新情報の示すコンテンツの情報である場合のみ、表示を消去するようにしてもよい。この処理を行うCPU10が「出力中止手段」に相当する。
また、上記実施の形態において、携帯端末1で行われる非接続時処理(図18参照)は、S84において、警告画面を表示させるのみである。しかしながら、警告画面を表示させるだけでなく、出力コンテンツファイル記憶エリア182に記憶されている出力コンテンツファイルの情報を電気泳動表示パネル111に表示させないようにしてもよい。具体的には、フラッシュメモリ18内に表示禁止フラグを記憶する記憶エリアを設ける。そして、S84で警告画面を表示する前又は後、若しくは、警告画面は表示せずに(S84の処理に替えて)、この表示禁止フラグをONとする(初期値はOFF)。そして、出力コンテンツファイル記憶エリア182に記憶されている出力コンテンツファイルの情報を電気泳動表示パネル111に表示させる際には、表示禁止フラグを参照し、OFFである場合にのみ表示を実行し、ONである場合には、表示を実行させない。この際にも警告画面を表示させるようにしてもよい。このような処理を行うCPU10が「出力禁止手段」に相当する。また、S84で警告画面を表示する前又は後、若しくは、警告画面は表示せずに(S84の処理に替えて)、電気泳動表示パネル111に表示されている情報を消去してもよい。この処理を行うCPU10が「第二表示消去手段」に相当する。
本実施の形態のファイル管理システムの構成図である。 ファイルサーバ2の電気的構成を示す模式図である。 コンテンツ情報記憶エリア231の構成を示す模式図である。 操作履歴リスト記憶エリア232の構成を示す模式図である。 最終接続日時情報記憶エリア233の構成を示す模式図である。 RAM21に設けられている記憶エリアの構成を示す模式図である。 RAM21の出力コンテンツファイル記憶エリア213の構成を示す模式図である。 携帯端末1の電気的構成を示す模式図である。 フラッシュメモリ18に設けられている記憶エリアの構成を示す模式図である。 フラッシュメモリ18の取得一覧情報記憶エリア184の構成を示す模式図である。 更新処理のフローチャートである。 削除処理のフローチャートである。 端末接続処理のフローチャートである。 端末接続処理の中で行われる転送処理のフローチャートである。 端末非接続警告処理のフローチャートである。 サーバ接続処理のフローチャートである。 サーバ接続処理の中で行われる受信処理のフローチャートである。 非接続時処理のフローチャートである。 変形例のサーバ接続処理のフローチャートである。
符号の説明
1 携帯端末
2 ファイルサーバ
10 CPU
18 フラッシュメモリ
19 USBコントローラ
20 CPU
23 ハードディスク装置
111 電気泳動表示パネル
181 端末ID記憶エリア
182 出力コンテンツファイル記憶エリア
183 最終接続日時記憶エリア
184 取得一覧情報記憶エリア
211 接続中端末ID記憶エリア
212 取得一覧情報記憶エリア
213 出力コンテンツファイル記憶エリア
231 コンテンツ情報記憶エリア
232 操作履歴リスト記憶エリア
233 最終接続日時情報記憶エリア
234 送信コンテンツ記憶エリア
235 プログラム記憶エリア
236 コンテンツファイル記憶エリア

Claims (20)

  1. ファイルを当該ファイルの更新日時と対応させて記憶するファイル記憶手段を備えたファイルサーバと、ファイルに記載された情報を出力するファイル情報出力手段を備えた携帯端末とが接続したファイル管理システムであって、
    前記ファイルサーバは、
    前記携帯端末を接続するサーバ側接続手段と、
    前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルを前記更新日時と共に前記サーバ側接続手段により接続した前記携帯端末へ出力するファイル出力手段と、
    前記携帯端末は、
    情報を表示する表示手段と、
    前記ファイルサーバに接続する携帯端末側接続手段と、
    前記携帯端末側接続手段により前記ファイルサーバに接続して、前記ファイル出力手段により出力された前記ファイル及び前記更新日時を取得するファイル取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記ファイル及び前記更新日時を記憶する取得ファイル記憶手段と、
    前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルを識別する情報であるファイル識別情報と当該ファイルの前記更新日時を対応させた取得一覧情報を作成する取得一覧情報作成手段と、
    前記取得一覧情報作成手段により作成された前記取得一覧情報を前記ファイルサーバへ出力する取得一覧情報出力手段とを備え、
    前記ファイルサーバは、さらに、
    前記サーバ側接続手段により前記携帯端末を接続した場合には、当該携帯端末から前記取得一覧情報を取得する取得一覧情報取得手段と、
    前記取得一覧情報取得手段により取得された前記取得一覧情報の前記ファイル識別情報で識別されるファイルについて、前記取得一覧情報の前記更新日時が、前記ファイル記憶手段に記憶されている前記更新日時よりも過去の日時である場合には、当該ファイルが更新された旨を示す更新情報を前記携帯端末へ出力する更新情報出力手段とを備え、
    前記携帯端末は、さらに、
    前記ファイルサーバの前記更新情報出力手段により出力された前記更新情報を受信した場合には、前記更新情報の示す前記ファイルが更新された旨のメッセージを前記表示手段に表示する更新表示制御手段とを備えたことを特徴とするファイル管理システム。
  2. 前記ファイルサーバは、
    前記更新情報出力手段により前記更新情報を出力する際に、当該更新情報が示す、前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルを前記携帯端末へ出力する更新後ファイル出力手段を備え、
    前記携帯端末は、
    前記ファイルサーバの前記更新情報出力手段により出力された前記更新情報を受信した場合には、当該更新情報の示す前記ファイルを、前記更新後ファイル出力手段から出力されたファイルである更新後ファイルに置き換えるファイル更新手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のファイル管理システム。
  3. 前記携帯端末は、
    前記更新情報に示す前記ファイルを前記ファイル情報出力手段により出力中である場合には、前記ファイル情報出力手段による出力を中止する出力中止手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のファイル管理システム。
  4. 前記表示手段は、電力供給が断たれた後も表示状態を保持可能な不揮発性表示手段であり、
    前記ファイル情報出力手段は、少なくとも前記不揮発性表示手段を含み、
    前記携帯端末は、
    前記更新情報を前記ファイルサーバから受信した場合には、前記不揮発性表示手段の表示を消す第一表示消去手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のファイル管理システム。
  5. 前記ファイルサーバは、
    前記取得一覧情報取得手段により取得された前記取得一覧情報のファイル識別情報で識別される前記ファイルが前記ファイル記憶手段に記憶されていない場合には、当該ファイルが削除された旨を示す削除情報を前記携帯端末へ出力する削除情報出力手段を備え、
    前記携帯端末は、
    前記ファイルサーバの前記削除情報出力手段により出力された前記削除情報を受信した場合には、前記削除情報の示す前記ファイルが削除された旨のメッセージを前記表示手段に表示する削除表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のファイル管理システム。
  6. 前記携帯端末は、
    前記ファイルサーバの前記削除情報出力手段により出力された前記削除情報を受信した場合には、当該削除情報の示す前記ファイルを前記取得ファイル記憶手段から削除するファイル削除手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載のファイル管理システム。
  7. 前記携帯端末は、
    当該携帯端末を識別するための端末識別情報を記憶した端末識別情報記憶手段を備え、
    前記ファイルサーバは、
    前記携帯端末が前記サーバ側接続手段により最後に接続した日時を最終接続日時とし、当該携帯端末の前記端末識別情報と対応させて記憶する最終接続日時記憶手段と、
    前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの削除又は更新の操作が行われた日時である操作日時を記憶する操作日時記憶手段と、
    前記操作日時記憶手段に記憶されている最新の前記操作日時と、前記操作最終接続日時記憶手段に記憶されている前記最終接続日時とを比較し、前記最終接続日時の方が前記操作日時よりも過去の日時である前記端末識別情報がある場合には、前記端末識別情報を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のファイル管理システム。
  8. 前記携帯端末は、
    前記端末側接続手段による前記ファイルサーバへの接続が断たれてから所定時間が経過した場合に、前記ファイルサーバへの接続が所定時間なされていない旨の警告を出力する警告出力手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のファイル管理システム。
  9. 前記携帯端末は、
    前記端末側接続手段による前記ファイルサーバへの接続が断たれてから所定時間が経過した場合に、前記取得ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記ファイル情報出力手段からの出力を禁止する出力禁止手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のファイル管理システム。
  10. 前記携帯端末は、
    前記端末側接続手段による前記ファイルサーバへの接続が断たれてから所定時間が経過した場合に、前記不揮発性表示手段の表示を消す第二表示消去手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載のファイル管理システム。
  11. 情報を表示する表示手段と、
    ファイルを当該ファイルの更新日時と対応させて記憶するファイル記憶手段を備えたファイルサーバに接続する携帯端末側接続手段と、
    前記携帯端末側接続手段により前記ファイルサーバに接続して、前記ファイル出力手段により出力された前記ファイル及び前記更新日時を取得するファイル取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記ファイル及び前記更新日時を記憶する取得ファイル記憶手段と、
    前記ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルを識別する情報であるファイル識別情報と当該ファイルの前記更新日時を対応させた取得一覧情報を作成する取得一覧情報作成手段と、
    前記取得一覧情報作成手段により作成された前記取得一覧情報を前記ファイルサーバへ出力する取得一覧情報出力手段と、
    前記取得一覧情報出力手段により出力された前記取得一覧情報に基づいて前記ファイルサーバにより作成され、出力された前記ファイルが更新された旨を示す更新情報を受信した場合には、前記更新情報の示す前記ファイルが更新された旨のメッセージを前記表示手段に表示する更新表示制御手段とを備えたことを特徴とする携帯端末。
  12. 前記ファイルサーバから出力された前記更新情報を受信した場合には、当該更新情報の示す前記ファイルを、当該更新情報に伴い前記ファイルサーバから送信されたファイルである更新後ファイルに置き換えるファイル更新手段を備えたことを特徴とする請求項11に記載の携帯端末。
  13. 前記更新情報に示す前記ファイルを前記ファイル情報出力手段により出力中である場合には、前記出力手段により出力を中止する出力中止手段を備えたことを特徴とする請求項11又は12に記載の携帯端末。
  14. 前記表示手段は、電力供給が断たれた後も表示状態を保持可能な不揮発性表示手段であり、
    前記出力手段は、少なくとも前記不揮発性表示手段を含み、
    前記更新情報を前記ファイルサーバから受信した場合には、前記不揮発性表示手段の表示を消す第一表示消去手段を備えたことを特徴とする請求項11乃至13のいずれかに記載の携帯端末。
  15. 前記取得一覧情報出力手段により出力された前記取得一覧情報に基づいて前記ファイルサーバにより作成され、出力された前記ファイルが削除された旨を示す削除情報を受信した場合には、前記削除情報の示す前記ファイルが削除された旨のメッセージを前記表示手段に表示する削除表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載の携帯端末。
  16. 前記ファイルサーバから出力された前記削除情報を受信した場合には、当該削除情報の示す前記ファイルを前記取得ファイル記憶手段から削除するファイル削除手段を備えたことを特徴とする請求項15に記載の携帯端末。
  17. 前記端末側接続手段による前記ファイルサーバへの接続が断たれてから所定時間が経過した場合に、前記ファイルサーバへの接続が所定時間なされていない旨の警告を出力する警告出力手段を備えたことを特徴とする請求項11乃至16のいずれかに記載の携帯端末。
  18. 前記端末側接続手段による前記ファイルサーバへの接続が断たれてから所定時間が経過した場合に、前記取得ファイル記憶手段に記憶されている前記ファイルの前記出力手段からの出力を禁止する出力禁止手段を備えたことを特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載の携帯端末。
  19. 前記端末側接続手段による前記ファイルサーバへの接続が断たれてから所定時間が経過した場合に、前記不揮発性表示手段の表示を消す第二表示消去手段を備えたことを特徴とする請求項14に記載の携帯端末。
  20. 請求項11乃至19のいずれかに記載の携帯端末としてコンピュータを機能させることを特徴とする携帯端末プログラム。
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