JP2009237391A - 画像読込装置のワイヤ調整機構及びワイヤ調整方法、並びに画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本体フレームの両側に配置されて、キャリッジを走行させる一対のワイヤのテンションを一定に保つための調整作業を簡易に行うことができる画像読込装置のワイヤ調整機構及びワイヤ調整方法を提供する。
【解決手段】駆動機構23に、キャリッジ2、3の両側に位置する各ワイヤ4の末端部を支持する調整板24を設ける。該調整板24は、一対のワイヤ4の末端部を共に支持するとともに、本体フレーム20上の基準位置を中心として該本体フレーム20に対して位置調整自在に設ける。
【選択図】図1
【解決手段】駆動機構23に、キャリッジ2、3の両側に位置する各ワイヤ4の末端部を支持する調整板24を設ける。該調整板24は、一対のワイヤ4の末端部を共に支持するとともに、本体フレーム20上の基準位置を中心として該本体フレーム20に対して位置調整自在に設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、コピー、スキャナーなどに使用される画像読込装置のワイヤ調整機構及びワイヤ調整方法、並びに画像形成装置に関するものである。
従来、この種の画像読込装置として、特許文献1に示される走査装置が知られている。この特許文献1に示される走査装置1は、図3に示されるように、原稿が載置される原稿台ガラスが上面に取り付けられた本体フレーム(図示略)と、該本体フレームの幅方向に沿って走行する第1キャリッジ2と、本体フレームの幅方向に沿うようにかつ第1キャリッジ2の半分の速度で走行される第2キャリッジ3と、これらキャリッジ2、3の両側に設けられて該キャリッジ2、3を共に走行させる一対のワイヤ4(図では片側のみ記載)を有する駆動機構5とを具備する。
そして、この駆動機構5では、第1キャリッジ2及び第2キャリッジ3を2:1の速度比で駆動することにより、該キャリッジ2、3に搭載されたキセノンランプ及びミラーによって原稿台ガラス上の原稿の画像光を、レンズを介してCCDに結像させる。
すなわち、第1キャリッジ2はフルレートキャリッジとして、第2キャリッジ3はハーフレートキャリッジとして機能している。
すなわち、第1キャリッジ2はフルレートキャリッジとして、第2キャリッジ3はハーフレートキャリッジとして機能している。
駆動機構5は、走査装置の2つのキャリッジ2、3の両側に平行に配置されて、連動駆動される一対のワイヤ4を有するものであって、それぞれのワイヤ4は、それぞれのワイヤ4に対して設置される支持部材である調整板6に一端部が接続されて支持され、他端部が抵抗付与ガイド7、振動吸収部材であるスプリング8を介して支持ブラケット9で支持されている。
また、各ワイヤ4は、キャリッジ2、3の移動方向(矢印A−B方向)に沿う前後端部に配置したアイドラプーリ10、11に支持され、各ワイヤ4の中間部にある駆動軸12に設けたキャプスタンプーリ13を介して駆動される。また、各ワイヤ4は、第1キャリッジ2に対して固定部14で固定され、第2キャリッジ3に対してプーリ15に巻き掛けられている。
すなわち、各ワイヤ4は、駆動軸12のキャプスタンプーリ13を挟んで一方側(符号4Aで示す)が、アイドラプーリ10、第1キャリッジ2の固定部14、プーリ15を介して調整板6に連結され、また、駆動軸12のキャプスタンプーリ13を挟んで他方側(符号4Bで示す)が、アイドラプーリ11、プーリ15、抵抗付与ガイド7、スプリング8を介して支持ブラケット9に連結されている。そして、このような駆動機構5により、駆動軸12のキャプスタンプーリ13を正逆方向に駆動することにより、2つのキャリッジ2、3を、走査方向Aと、リターン方向Bに向けてそれぞれ連動して走行させ、これによって原稿の画像走査が行なわれるようになっている。
特許第3365361号公報
ところで、上記の画像読込装置1では、本体フレームの両側に配置されて、キャリッジ2、3を矢印A‐B方向に走行させる一対のワイヤ4のテンションを一定に保つために、各側にある調整板7の位置を矢印A−B方向に沿って調整しているが、各側の調整板7を個別に調整するのは困難な作業であり、各ワイヤ4のテンションの相違によって、2つのキャリッジ2、3の平行度が維持できなくなり、画像の歪み等が生じる恐れがあった。また、このようなテンションの調整作業は本体フレームの両側方から同時に行う必要があり、テンション調整に際して十分な作業スペースを確保する必要があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、本体フレームの両側に配置されて、キャリッジを走行させる一対のワイヤのテンションを一定に保つための調整作業を簡易に行うことができる画像読込装置のワイヤ調整機構及びワイヤ調整方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像読込装置のワイヤ調節機構は、原稿が載置される原稿台ガラスが上面に取り付けられた本体フレームと、該本体フレームの幅方向に沿って走行する第1キャリッジと、上記本体フレームの幅方向に沿うようにかつ該第1キャリッジの半分の速度で走行される第2キャリッジと、これらキャリッジの両側に設けられて該キャリッジを走行させる一対のワイヤを有する駆動機構とを具備し、該駆動機構によって、上記キャリッジを駆動して原稿台ガラス上の原稿を走査する画像読込装置におけるワイヤの調節機構であって、上記駆動機構に、上記キャリッジの両側に位置する各ワイヤの末端部を支持する調整板を設けてなり、上記調整板により上記一対のワイヤの末端部を共に支持するとともに、該調整板を、本体フレーム上の基準位置を中心として該本体フレームに対し位置調整自在に設けることを特徴とする。
また、本発明の画像読込装置のワイヤ調節機構においては、一対のワイヤの間に配置された調整板の両端部にて該ワイヤの末端部をそれぞれ支持し、一対のワイヤの中間部に位置する本体フレーム上に、基準位置となる棒状の位置決め部材を固定するとともに、該調整板の中央部に、キャリッジの移動方向に沿い、かつ位置決め部材をその内部に貫通させる長孔を形成し、さらに該調整板に、該調整板を本体フレームに固定するための固定部材を設けるという構成を採用する。
次に、本発明の画像読込装置のワイヤ調節方法は、原稿が載置される原稿台ガラスが上面に取り付けられた本体フレームと、該本体フレームの幅方向に沿って走行する第1キャリッジと、上記本体フレームの幅方向に沿うようにかつ該第1キャリッジの半分の速度で走行される第2キャリッジと、これらキャリッジの両側に設けられて該キャリッジを走行させる一対のワイヤを有する駆動機構とを具備し、該駆動機構によって、上記キャリッジを駆動して原稿台ガラス上の原稿を走査する画像読込装置におけるワイヤの調節方法において、上記キャリッジの両側に位置する各ワイヤの末端部を共に一枚の調整板によって支持するとともに、該調整板を、上記本体フレームに設けられた基準位置を中心として、該本体フレームに対して位置調整することを特徴とする。
次に、本発明の画像形成装置は、原稿が載置される原稿台ガラスが上面に取り付けられた本体フレームと、該本体フレームの幅方向に沿って走行する第1キャリッジと、上記本体フレームの幅方向に沿うようにかつ該第1キャリッジの半分の速度で走行される第2キャリッジと、これらキャリッジの両側に設けられて該キャリッジを走行させる一対のワイヤを有する駆動機構と、本発明のワイヤ調節機構とを具備する画像読込装置を備えることを特徴とする。
本発明では、本体フレームに対して位置調整自在な単一の調整板により2本のワイヤのバランスを見ながら、これらワイヤのテンションを調整することができる。これにより、ワイヤのテンション調整作業を簡単にかつ効率良く行うことができる効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明に係る画像読込装置のワイヤ調節機構及びワイヤ調節方法、並びに画像形成装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
(画像読込装置のワイヤ調節機構及びワイヤ調節方法)
図1及び図2に示すように画像読込装置100の基本構成は、図3に示す画像読込装置1と同じであり、構成を共通とする箇所に同一符号を付して重複した説明を省略する。
すなわち、図1及び図2に示される画像読込装置100においても、原稿の画像を読み取る際には、フルレートキャリッジとなる第1キャリッジ2及びハーフレートキャリッジとなる第2キャリッジ3を、本体フレーム20の長さ方向である矢印A−B方向に走査しつつ、原稿台ガラス3上に載置された原稿に、キセノンランプ(図示略)からの光を照射する。その後、原稿に光を照射することにより得られた画像光は、その光路が第1キャリッジ2上のミラー21にて折り曲げられた後、第2キャリッジ3のミラー22にて折り曲げられ、その進行方向が転換される。
その後、当該画像光は、レンズを介してCCDに結像され、該CCDにてその画像データが読み取られる。また、第1キャリッジ2、第2キャリッジ3は、駆動機構23(後述する)により2:1の速度比で駆動されることにより、原稿からCCDまでの光路長を常に一定に保ちながら、原稿台ガラス上の原稿を走査する。
図1及び図2に示すように画像読込装置100の基本構成は、図3に示す画像読込装置1と同じであり、構成を共通とする箇所に同一符号を付して重複した説明を省略する。
すなわち、図1及び図2に示される画像読込装置100においても、原稿の画像を読み取る際には、フルレートキャリッジとなる第1キャリッジ2及びハーフレートキャリッジとなる第2キャリッジ3を、本体フレーム20の長さ方向である矢印A−B方向に走査しつつ、原稿台ガラス3上に載置された原稿に、キセノンランプ(図示略)からの光を照射する。その後、原稿に光を照射することにより得られた画像光は、その光路が第1キャリッジ2上のミラー21にて折り曲げられた後、第2キャリッジ3のミラー22にて折り曲げられ、その進行方向が転換される。
その後、当該画像光は、レンズを介してCCDに結像され、該CCDにてその画像データが読み取られる。また、第1キャリッジ2、第2キャリッジ3は、駆動機構23(後述する)により2:1の速度比で駆動されることにより、原稿からCCDまでの光路長を常に一定に保ちながら、原稿台ガラス上の原稿を走査する。
次に、図1及び図2を参照して、画像読込装置100のワイヤ調整機構101について説明する。
このワイヤ調整機構101は、第1キャリッジ2及び第2キャリッジ3を駆動させるための駆動機構23に係るものであるが、この駆動機構23は、従来の図3に示す駆動機構5と基本構成が同一であるために、以下、相違する箇所について説明する。
図1及び図2に示すように、ワイヤ調節機構101は、キャリッジ2、3の両側に位置する2本のワイヤ4の末端部を連結金具25を介して支持する調整板24を備える。
調節板24は、水平に配置された板状部26と、該板状部26の各端部に設けられてキャリッジ2、3両側の各ワイヤ4の末端部を支持する折曲部27、27とを有する一枚のプレート板によって構成されるものであって、本体フレーム20上の基準位置(符号Oで示す)を中心として該本体フレーム20に対して位置調整自在に設けられている。
具体的には、この本体フレーム20上でかつ2本のワイヤ4の中間部には、基準位置(符号Oで示す)となり、かつ位置決め部材となるねじ部材28が直立するように固定されており、該ねじ部材28は、調整板24の中央部に形成された長孔29に貫通されている。
具体的には、この本体フレーム20上でかつ2本のワイヤ4の中間部には、基準位置(符号Oで示す)となり、かつ位置決め部材となるねじ部材28が直立するように固定されており、該ねじ部材28は、調整板24の中央部に形成された長孔29に貫通されている。
上記長孔29は、調整板24の板状部26の中央部で、かつキャリッジ2、3の走査方向である矢印A−B方向に沿うように形成されているものであって、該長孔29をねじ部材28に対して相対移動又は回転させることで、該調整板24が、本体フレーム20に対して位置調整される。
また、ねじ部材29には固定部材となるナット30が螺合されるようになっており、該ナット30によって調整板24の板状部26が本体フレーム20に押圧される。これによって調整板24が本体フレーム20に対して位置決め固定されるようになっている。
次に、上記のように構成されたワイヤ調整機構101によるワイヤ4のテンション調整方法について説明する。
まず、ワイヤ4を調整するに際して、冶具によって2つのキャリッジ2、3が平行状態となるようにこれらキャリッジ2、3を互いに固定し、かつ駆動軸12のキャプスタンプーリ13をフリーな状態にしておく。
次に、調整板24の長孔29をねじ部材28に対して相対移動又は回転させることで、該調整板24を、本体フレーム20に対して位置合わせする。このとき、調整板24の位置によって、該調整板24の各側に位置するワイヤ4のテンションが変化するが、このときのテンションが同一となるように本体フレーム20に対する該調整板24を位置決めする。
その後、ナット30を締結することによって調整板24を本体フレーム20に固定した後、キャリッジ2、3を固定する冶具を取り外すことで、ワイヤ4のテンション調整作業を完了する。なお、両ワイヤ4のテンションは、プッシュプルゲージなどの荷重測定装置を用いて均一となるように調整する。
上記のように構成された画像読込装置100のワイヤ調整機構101によれば、一対のワイヤ4の間に配置されかつその両端部にて該ワイヤ4の末端部をそれぞれ支持する単一の調整板24の中央部に、キャリッジ2、3の移動方向(矢印A−B方向)に沿う長孔29を形成し、さらに該長孔29内に、本体フレーム20上に固定された基準位置(符号Oで示す)となるねじ部材28を貫通させたので、長孔29を介して該調整板24をねじ部材28に対して相対移動又は回転させることによって、該調整板24を本体フレーム20に対して位置調整することができる。
これによって該調整板24の両側にそれぞれ支持された一対のワイヤ4のテンションを、バランスを見ながら同時に調整することができ、該ワイヤ4のテンション調整作業を簡単にかつ効率良く行うことができる。
また、調整板24は一対のワイヤ4の間に配置されているので、従来のように本体フレーム20の両側方から、ワイヤ4毎に個別に調整板24を調整する必要がなく、省スペース化にも寄与することができる。
なお、上記ワイヤ調整機構101の構成は、上記実施形態に示すものに限定されず、以下にように構成しても良い。
例えば、上記実施形態では、本体フレーム20上の基準位置(符号Oで示す)にねじ部材28を固定し、該ねじ部材28を貫通するように調整板24の長孔29を配置したが、これに限定されず、基準位置(符号Oで示す)を中心として調整板24に間隔をおいて2つの円弧状の長孔を設け、これら円弧状の長孔の中に本体フレーム20に間隔をおいて固定された2本のねじ部材をそれぞれ貫通させ、貫通後のねじ部材にナットを螺合させるようにすることにより、ワイヤ4のテンションを調整しても良い。
また、位置決め部材であるねじ部材28に、固定部材であるナット30を螺合することで、調整板24を本体フレーム20上に固定するようにしたが、これに限定されず、例えば、ねじ部材28をピンによって構成し、別途設けたねじによって調整板24を本体フレーム20に固定しても良い。
(画像形成装置)
次に、図4を参照して上記画像読取装置を備える画像形成装置について説明する。なお、以下の説明においては、画像形成装置の一例として複写機を挙げて説明するが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、プリンタ、ファクシミリ及び複合機等の画像形成装置に適用することができる。
次に、図4を参照して上記画像読取装置を備える画像形成装置について説明する。なお、以下の説明においては、画像形成装置の一例として複写機を挙げて説明するが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、プリンタ、ファクシミリ及び複合機等の画像形成装置に適用することができる。
図4は、本実施形態における複写機1000を示す斜視図である。
複写機1000は、図4に示すように、原稿の画像を読み取る画像読取装置200と、画像読取装置200の原稿読取位置に原稿を給送する自動原稿送り装置300と、画像が形成される印刷用紙(記録媒体)を収納する用紙カセット400と、複写機1000を操作する操作装置500とを有する構成となっている。そして、画像読取装置200として、上記実施形態の画像読取装置1が用いられている。
また、複写機1の内部には、画像読取装置200で読み取った画像を記憶する画像記憶部と、記憶された画像を画像処理する画像処理部と、画像処理されたデータを基に印刷処理(画像形成)をする印刷部と、複写機1000の全体動作を制御する制御部とを備える構成となっている。
複写機1000は、図4に示すように、原稿の画像を読み取る画像読取装置200と、画像読取装置200の原稿読取位置に原稿を給送する自動原稿送り装置300と、画像が形成される印刷用紙(記録媒体)を収納する用紙カセット400と、複写機1000を操作する操作装置500とを有する構成となっている。そして、画像読取装置200として、上記実施形態の画像読取装置1が用いられている。
また、複写機1の内部には、画像読取装置200で読み取った画像を記憶する画像記憶部と、記憶された画像を画像処理する画像処理部と、画像処理されたデータを基に印刷処理(画像形成)をする印刷部と、複写機1000の全体動作を制御する制御部とを備える構成となっている。
画像読取装置200は、例えば、原稿の画像を読み取るCCD(Charge Coupled Device)ラインセンサ等を備えるスキャナーを有する構成となっており、制御部の制御の下、自動原稿送り装置300から供給された原稿の画像をスキャナーで読み取り、原稿画像の形状や色彩等の画像データを画像記憶部に出力する構成となっている。
画像記憶部は、ハードディスク等の外部記憶装置或いは/及び半導体メモリ等から構成されており、制御部の制御の下、画像読取装置200から入力された画像データを書き込み記憶すると共に、当該画像データを読み出して画像処理部へ出力する構成となっている。
画像処理部は、制御部の制御の下、画像記憶部から入力された原稿の画像データ(RGB型式画像データ)に各種の画像処理を施すと共に、当該画像処理によって生成された画像データ(RGB型式画像データ)を印刷形式の画像データ(CMYK型式画像データ)に変換して印刷部に出力するものである。
印刷部は、制御部の制御の下、用紙カセット300に収納された印刷用紙を搬送しつつ当該印刷用紙にトナーを付着させることにより、画像処理部から入力された画像データに基づいて印刷用紙に画像を形成するものであり、感光ドラム、露光装置、定着装置等を備える構成となっている。
制御部は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の内部メモリから成る電子部品及び電子回路等、並びに各種構成機器とのデータ授受を行う入出力インターフェース回路等から構成されている。
このような本実施形態の複写機1000によれば、上記画像読取装置200にて上述の画像読取装置1におけるワイヤ調節機構及びワイヤ調節方法と同様の効果を奏する。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
2……第1キャリッジ、3……第2キャリッジ、4……ワイヤ、20……本体フレーム、23……駆動機構、24……調整板、28……ねじ部材(位置決め部材)、29……長孔、30……ナット(固定部材)、100……画像読込装置、101……ワイヤ調整機構、1000……複写機、200……画像読込装置
Claims (4)
- 原稿が載置される原稿台ガラスが上面に取り付けられた本体フレームと、該本体フレームの幅方向に沿って走行する第1キャリッジと、前記本体フレームの幅方向に沿うようにかつ該第1キャリッジの半分の速度で走行される第2キャリッジと、これらキャリッジの両側に設けられて該キャリッジを走行させる一対のワイヤを有する駆動機構とを具備し、該駆動機構によって、前記キャリッジを駆動して原稿台ガラス上の原稿を走査する画像読込装置における前記ワイヤの調整機構であって、
前記駆動機構には、前記キャリッジの両側に位置する各ワイヤの末端部を支持する調整板が設けられてなり、
前記調整板は、前記一対のワイヤの末端部を共に支持するとともに、前記本体フレーム上の基準位置を中心として該本体フレームに対して位置調整自在に設けられていることを特徴とする画像読込装置のワイヤ調整機構。 - 前記調整板は、前記一対のワイヤの間に配置されてその両端部にて該ワイヤの末端部をそれぞれ支持してなり、
前記一対のワイヤの中間部に位置する本体フレーム上には、基準位置となる棒状の位置決め部材が固定されるとともに、前記調整板の中央部には、前記キャリッジの移動方向に沿い、かつ前記位置決め部材をその内部に貫通させる長孔が形成され、
前記調整板には、該調整板を本体フレームに固定するための固定部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像読込装置のワイヤ調整機構。 - 原稿が載置される原稿台ガラスが上面に取り付けられた本体フレームと、該本体フレームの幅方向に沿って走行する第1キャリッジと、前記本体フレームの幅方向に沿うようにかつ該第1キャリッジの半分の速度で走行される第2キャリッジと、これらキャリッジの両側に設けられて該キャリッジを走行させる一対のワイヤを有する駆動機構とを具備し、該駆動機構によって、前記キャリッジを駆動して原稿台ガラス上の原稿を走査する画像読込装置における前記ワイヤの調節方法であって、
前記キャリッジの両側に位置する各ワイヤの末端部を共に一枚の調整板によって支持するとともに、該調整板を、前記本体フレームに設けられた基準位置を中心として、該本体フレームに対して位置調整することを特徴とする画像読込装置のワイヤ調整方法。 - 原稿が載置される原稿台ガラスが上面に取り付けられた本体フレームと、該本体フレームの幅方向に沿って走行する第1キャリッジと、前記本体フレームの幅方向に沿うようにかつ該第1キャリッジの半分の速度で走行される第2キャリッジと、これらキャリッジの両側に設けられて該キャリッジを走行させる一対のワイヤを有する駆動機構と、請求項1または2記載のワイヤ調節機構とを具備する画像読込装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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