JP2009237352A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】応答速度を向上させつつ、表示画質を保持することが可能な液晶表示装置を提供する。
【解決手段】各画素20の液晶素子22A,22Bに対する表示駆動の際に、映像信号D1に基づき、各画素20に対する表示駆動を空間的に2つに分割した分割駆動を行う。また、各サブ画素20A,20B用の映像信号D22a,D22bに対してオーバードライブ処理を行う際に、サブ画素20Aでは、適切なオーバードライブ量よりも大きなオーバードライブ量を用いる。一方、サブ画素20Bでは、適切なオーバードライブ量よりも小さなオーバードライブ量を用いる。これにより、液晶の応答特性が改善されると共に、画素20全体において、オーバーシュート現象による波形とゆり戻し現象による波形とが互いに打ち消し合うようになる。
【選択図】図1
【解決手段】各画素20の液晶素子22A,22Bに対する表示駆動の際に、映像信号D1に基づき、各画素20に対する表示駆動を空間的に2つに分割した分割駆動を行う。また、各サブ画素20A,20B用の映像信号D22a,D22bに対してオーバードライブ処理を行う際に、サブ画素20Aでは、適切なオーバードライブ量よりも大きなオーバードライブ量を用いる。一方、サブ画素20Bでは、適切なオーバードライブ量よりも小さなオーバードライブ量を用いる。これにより、液晶の応答特性が改善されると共に、画素20全体において、オーバーシュート現象による波形とゆり戻し現象による波形とが互いに打ち消し合うようになる。
【選択図】図1
Description
本発明は、各画素が複数のサブ画素構造により構成された液晶表示装置に関する。
近年、液晶ディスプレイ(LCD;Liquid Crystal Display)を備えた液晶表示装置が大きな発展を続けている。例えば、PC(Personal Computer)に用いられる液晶表示装置では、従来、静止画の表示が中心であったが、近年、グラフィックスシステムとして動画像の表示や、モニタとしてビデオ映像の表示等がなされている。すなわち、CRT(Cathode Ray Tube)に代わってLCDが広く用いられるようになっており、LCDでの動画表示の技術についての関心が、富に高まってきている。
ところで、このLCDに動画像を表示する際に大きな問題となるのは、液晶の応答速度の遅さである。すなわち、応答速度の遅い表示装置に動画を映すと、残像が見えてしまうため、表示品位を損なうことになる。
そこで、このようなLCDにおける応答速度の改善策の一つとして、いわゆるオーバードライブ技術がある(例えば、特許文献1,2)。このオーバードライブ技術は、ステップ入力に対する応答特定の改善を図るため、例えば入力変化の最初のフレームにおいて、目的の電圧よりも高い電圧を印加させることにより、輝度の状態遷移を加速させるものである。このようなオーバードライブ技術を利用することで、液晶表示装置において、中間調における応答速度を向上させることが可能になる。
ところが、例えば、垂直配向型液晶を用いたVA(Vertical Alignment)モードを採用した液晶表示装置では、例えば図11中の符号P203で示したように、オーバードライブ処理を行った直後には所望の表示がなされる(ステップ入力である画像データD200により設定された輝度に達する)ものの、次のフレーム期間において通常の駆動を行うと、応答が完了していない状態(画像データD200により設定された輝度に達していない状態)に戻ってしまうことがある。このような現象はゆり戻し(バックフロー)と呼ばれており、応答特性低下の一因となっている。
一方、このようなゆり戻し現象を回避するため、さらに強いオーバードライブ処理を施した場合、液晶の応答特性は改善されるものの、例えば図11中の符号P204で示したように、今度はオーバーシュート現象やアンダーシュート現象が発生してしまう。このようなオーバーシュート現象等が発生すると、表示画質が劣化してしまうことになる。
このように従来の技術では、応答速度を向上させつつ表示画質を保持するのが困難であり、改善の余地があった。
なお、このような問題は、これまで説明したVAモードの液晶に特有のものではなく、他のモードの液晶についても同様に生ずるものである。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、応答速度を向上させつつ表示画質を保持することが可能な液晶表示装置を提供することにある。
本発明の液晶表示装置は、全体としてマトリクス状に配置され、各々が液晶素子を有する複数の画素と、各画素の液晶素子に対して映像信号に基づく駆動電圧を印加することにより表示駆動を行う駆動手段とを備えたものである。ここで、各画素は、低電圧階調の階調表現に用いられるサブ画素を有する第1のサブ画素群と、この低電圧階調よりも高電圧の階調である高電圧階調の階調表現に用いられるサブ画素を有する第2のサブ画素群とにより構成されている。また、上記駆動手段は、映像信号に基づき、各画素に対する表示駆動を、サブ画素ごとに空間的に分割した分割駆動によって行うようになっている。また、この駆動手段は、各サブ画素の映像信号に対してオーバードライブ処理を行う際に、第1および第2のサブ画素群のうちの一方のサブ画素群では、状態遷移前後の階調により定まる適切なオーバードライブ量よりも大きなオーバードライブ量を用いると共に、第1および第2のサブ画素群のうちの他方のサブ画素群では、上記適切なオーバードライブ量よりも小さなオーバードライブ量を用いるようになっている。
本発明の液晶表示装置では、各画素の液晶素子に対する表示駆動の際に、映像信号に基づき、各画素に対する表示駆動がサブ画素ごとに空間的に分割され、分割駆動がなされる。また、各サブ画素の映像信号に対してオーバードライブ処理を行う際に、第1および第2のサブ画素群のうちの一方のサブ画素群では、状態遷移前後の階調により定まる適切なオーバードライブ量よりも大きなオーバードライブ量が用いられることにより、液晶の応答が早まると共に、オーバーシュート現象が発生する。一方、第1および第2のサブ画素群のうちの他方のサブ画素群では、上記適切なオーバードライブ量よりも小さなオーバードライブ量が用いられることにより、液晶の応答が緩やかとなると共に、ゆり戻し(バックフロー)現象が発生し得る。したがって、画素全体では、各サブ画素群の輝度平均によって、オーバーシュート現象による波形とゆり戻し現象による波形とが互いに打ち消し合うと共に、液晶の応答特性が改善されることになる。
本発明の液晶表示装置によれば、各画素の液晶素子に対する表示駆動の際に、映像信号に基づき、各画素に対する表示駆動をサブ画素ごとに空間的に分割した分割駆動を行うと共に、各サブ画素の映像信号に対してオーバードライブ処理を行う際に、第1および第2のサブ画素群のうちの一方のサブ画素群では、状態遷移前後の階調により定まる適切なオーバードライブ量よりも大きなオーバードライブ量を用いると共に、第1および第2のサブ画素群のうちの他方のサブ画素群では、上記適切なオーバードライブ量よりも小さなオーバードライブ量を用いるようにしたので、液晶の応答特性が改善されると共に、画素全体において、オーバーシュート現象による波形とゆり戻し現象による波形とが互いに打ち消し合うようになる。よって、応答速度を向上させつつ、表示画質を保持することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る液晶表示装置(液晶表示装置1)の全体構成を表すものである。この液晶表示装置1は、液晶表示パネル2と、バックライト部3と、映像信号処理部4と、データドライバ51と、ゲートドライバ52と、タイミング制御部61と、バックライト制御部63とを備えている。
バックライト部3は、液晶表示パネル2に対して光を照射する光源であり、例えばCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp:冷陰極蛍光ランプ)やLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)などを含んで構成される。
液晶表示パネル2は、後述するゲートドライバ52から供給される駆動信号に従って、データドライバ51から供給される駆動電圧に基づいてバックライト部3から発せられる光を変調することにより、映像信号Dinに基づく映像表示を行うものである。この液晶表示パネル2は、全体としてマトリクス状に並んで配置された複数の画素20を含んで構成されている。各画素20は、R(Red:赤),G(Green:緑)またはB(Blue:青)に対応する画素(図示しないR,G,B用のカラーフィルタが設けられている画素であり、R,G,Bの色の表示光を射出する画素)により構成されている。また、各画素20内には、2つのサブ画素(後述するサブ画素20A,20B)を含む画素回路が形成されている。なお、この画素回路の詳細構成については、後述する(図2,図3)。
映像信号処理部4は、画像処理部41と、フレームメモリ40と、2つのマルチ画素変換部421,422と、2つのオーバードライブ処理部43A,43Bと、3つのLUT(ルックアップテーブル)保持部420,430A,430Bとを有している。
画像処理部41は、外部からの映像信号Dinに対して所定の画像処理を施すことにより、RGB信号である映像信号D1を生成するものである。
フレームメモリ40は、画像処理部41から供給される映像信号D1を記憶しておくフレームメモリである。これにより、1フレーム期間前の映像信号D1が、マルチ画素変換部421へ供給されるようになっている。
マルチ画素変換部422は、LUT保持部420に保持されているLUT(後述するLUT1)を用いることにより、画像処理部41から供給される現在のフレーム期間の映像信号D1を、前述の2つのサブ画素用の2つの映像信号D22a,D22bに変換する(マルチ画素変換を行う)と共に、これら映像信号D22a,D22bをオーバードライブ処理部43A,43Bへ供給するものである。具体的には、映像信号D22aは、オーバードライブ処理部43Aへ供給され、映像信号D22bは、オーバードライブ処理部43Bへ供給されるようになっている。
また、マルチ画素変換部421は、LUT保持部420に保持されているLUT(後述するLUT1)を用いることにより、フレームメモリ40から供給される映像信号D1(マルチ画素変換部422へ供給される映像信号D1よりも1フレーム期間前の映像信号D1)を、前述の2つのサブ画素用の2つの映像信号D21a,D21bに変換する(マルチ画素変換を行う)と共に、これら映像信号D21a,D21bをオーバードライブ処理部43A,43Bへ供給するものである。具体的には、映像信号D21aは、オーバードライブ処理部43Aへ供給され、映像信号D21bは、オーバードライブ処理部43Bへ供給されるようになっている。
なお、上記LUTは、映像信号D1の輝度レベルの階調(入力階調)と、2つのサブ画素に対応する映像信号D21a(D22a),D21b(D22b)の輝度レベルの階調(マルチ画素変換後の階調)とを、R,G,Bに対応する画素の映像信号ごとに対応付けてなるものである。このLUT保持部421に保持されているLUTの詳細については、後述する(図4)。
オーバードライブ処理部43Aは、マルチ画素変換部421から供給される映像信号D21aおよびマルチ画素変換部422から供給される映像信号D22aを基に、一方のサブ画素(後述するサブ画素20A)についてのオーバードライブ処理を行うと共に、このオーバードライブ処理後の映像信号D3aをタイミング制御部61へと供給するものである。
また、オーバードライブ処理部43Bは、マルチ画素変換部421から供給される映像信号D21bおよびマルチ画素変換部422から供給される映像信号D22bを基に、他方のサブ画素(後述するサブ画素20B)についてのオーバードライブ処理を行うと共に、このオーバードライブ処理後の映像信号D3bをタイミング制御部61へと供給するものである。
なお、このようなオーバードライブ処理の際、LUT保持部430Aに保持されている映像信号D21a,D22a用のLUT(後述するLUT2A)と、LUT保持部430Bに保持されている映像信号D21b,D22b用のLUT(後述するLUT2B)との2つのLUTが用いられることにより、映像信号D21a,D22aと映像信号D21b,D21bの間で、オーバードライブ量が互いに異なることとなるようにしている。これらLUT保持部430A,430Bに保持されているLUTの詳細については、後述する(図5)。
ゲートドライバ52は、タイミング制御部61によるタイミング制御に従って、液晶表示パネル2内の各画素20を図示しない走査線(後述するゲート線G)に沿って線順次駆動するものである。
データドライバ51は、液晶表示パネル2の各画素20(より詳細には、各画素20内の各サブ画素20A,20B)へそれぞれ、タイミング制御部61から供給される映像信号D3a,D3bに基づく駆動電圧を供給するものである。具体的には、このデータドライバ51は、映像信号D3a,D3bに対してそれぞれD/A変換を施すことにより、アナログ信号である映像信号(上記駆動電圧)を生成し、各画素20(より詳細には、各画素20内の各サブ画素20A,20B)へ出力するようになっている。
バックライト駆動部62は、バックライト部3の点灯動作を制御するものである。タイミング制御部61は、ゲートドライバ52およびデータドライバ51の駆動タイミングを制御すると共に、映像信号D3a,D3bをデータドライバ51へ供給するものである。
次に、図2および図3を参照して、各画素20に形成された画素回路の構成について詳細に説明する。図2は、この画素20内の画素回路の回路構成例を表したものである。また、図3は、この画素回路内の各サブ画素の平面構成例を模式的に表したものである。
図2に示したように、画素20は、低電圧階調(例えば、0〜6V程度の階調)の階調表現に用いられるサブ画素20Aと、この低電圧階調よりも高電圧の階調である高電圧階調(例えば、6〜12V程度の階調)の階調表現に用いられるサブ画素20Bとにより構成され、マルチ画素構造となっている。なお、上記した低電圧階調とは、ノーマリーブラック表示モードの場合には低階調に対応し、ノーマリーホワイト表示モードの場合には高階調に対応する。
サブ画素20Aには、液晶素子22Aが設けられていると共に、TFT素子21Aが接続されている。また、サブ画素20Bにも同様に、液晶素子22Bが設けられていると共に、TFT素子21Bが直接接続されている。
画素20にはまた、駆動対象の液晶素子を線順次で選択するための1本のゲート線Gと、駆動対象の液晶素子に対し、サブ画素20Aおよびサブ画素20Bごとにそれぞれ駆動電圧(データドライバ51から供給される駆動電圧)を供給する2本のデータDA,DBとが接続されている。
液晶素子22Aは、データ線DAからTFT素子21Aを介して一端に供給される駆動電圧に応じて、表示のための動作を行う(表示光を射出する)表示要素として機能している。また、液晶素子22Bも同様に、データ線DBからTFT素子21Bを介して一端に供給される駆動電圧に応じて、表示のための動作を行う(表示光を射出する)表示要素として機能している。これら液晶素子22A,22Bは、例えばVAモードの液晶により構成された液晶層(図示せず)と、この液晶層を挟む一対の電極(図示せず)とを含んで構成されている。これら一対の電極のうちの一方(一端)側は、TFT素子21A,21Bのソースに接続され、他方(他端)側は接地されている。
TFT素子21Aは、MOS−FET(Metal Oxide Semiconductor−Field Effect Transistor)により構成されており、ゲートがゲート線Gに接続され、ソースが液晶素子22Aの一端に接続され、ドレインがデータ線DAに接続されている。このTFT素子21Aは、液晶素子22Aの一端に対し、サブ画素20A用の駆動電圧(映像信号D3aに基づく駆動電圧)を供給するためのスイッチング素子として機能している。具体的には、ゲートドライバ52からゲート線Gを介して供給される選択信号に応じて、データ線DAと液晶素子22Aの一端との間を選択的に導通させるようになっている。
TFT素子21Bも同様にMOS−FETにより構成されており、ゲートがゲート線Gに接続され、ソースが液晶素子22Bの一端に接続され、ドレインがデータ線DBに接続されている。このTFT素子21Bは、液晶素子22Bの一端に対し、サブ画素20B用の駆動電圧(映像信号D3bに基づく駆動電圧)を供給するためのスイッチング素子として機能している。具体的には、ゲートドライバ52からゲート線Gを介して供給される選択信号に応じて、データ線DBと液晶素子22Bの一端との間を選択的に導通させるようになっている。
ここで、例えば図3に示したように、各サブ画素20A,20Bでは、液晶素子22A,22Bにおける上記した一対の電極のうちの一方側の電極は、平面形状となっている。また、サブ画素20Aの電極は、「く」の字型の平面形状となっている。そして本実施の形態では、サブ画素20Aの面積(=Sa)が、サブ画素20Bの面積(=Sb)よりも小さくなるように設定されている。
なお、サブ画素20Aの面積Saとサブ画素20Bの面積Sbとは、Sa:Sb=1:2となるように設定されているのが好ましい。これにより、詳細は後述するが、オーバーシュート現象やゆり戻し現象がより効果的に抑えられ、表示画質がより改善されるためである。
次に、図4を参照して、マルチ画素変換部421,422において共通に用いられるLUT(LUT1)について詳細に説明する。なお、以下説明する特性図においては、一例として、映像信号の輝度レベルの階調が、0/255階調(黒表示状態)から255/255階調(白表示状態)までに設定されているものとする。
このLUT1は、例えば図4に示したように、マルチ画素変換部421,422へ供給される映像信号D1の輝度レベルの階調を、サブ画素20A用の映像信号D21a(または映像信号D22a)の輝度レベルの階調と、サブ画素20B用の映像信号D21b(または映像信号D22b)の輝度レベルの階調とに分割するためのものである。すなわち、映像信号D1に基づき、各画素20に対する表示駆動を、サブ画素20Aおよびサブ画素群20Bごとに空間的に2つに分割して分割駆動を行うために用いられるものである。
このLUT1では、入力階調が大きくなるのに応じて、サブ画素20Aに対応する階調が最初に立ち上がり、図4中の階調Y11で示したようにサブ画素20Aに対応する階調がほぼ立ち上がりきった後に、サブ画素20Bに対応する階調が立ち上がるようになっている。これにより、サブ画素20Aからサブ画素20Bの順に駆動電圧が印加されるようになっている。
次に、図5を参照して、オーバードライブ処理部43A,43Bにおいて用いられる2つのLUT(LUT2A,2B)について詳細に説明する。
LUT2Aは、例えば図5(A)に示したように、オーバードライブ処理の際の前フレーム(N−1フレーム、スタートフレーム)における映像信号D21aの階調と、オーバードライブ処理の際の後フレーム(Nフレーム、ターゲットフレーム)における映像信号D22aの階調とに基づき、オーバードライブ処理後の後フレーム(Nフレーム、ターゲットフレーム)における映像信号D3aを決定するためのものである。
同様にLUT2Bは、例えば図5(B)に示したように、オーバードライブ処理の際の前フレーム(N−1フレーム、スタートフレーム)における映像信号D21bの階調と、オーバードライブ処理の際の後フレーム(Nフレーム、ターゲットフレーム)における映像信号D22bの階調とに基づき、オーバードライブ処理後の後フレーム(Nフレーム、ターゲットフレーム)における映像信号D3bを決定するためのものである。
ここで、本実施の形態では、サブ画素20Aとサブ画素20Bとの間で、オーバードライブ処理の際のオーバードライブ量(図5中におけるオーバードライブ処理後の後フレームにおける映像信号D3a,D3bの階調)が互いに異なることとなるように、LUT2A,2Bが設定されている。すなわち、サブ画素20Aとサブ画素20Bとの間で、液晶の応答速度を改善するためのオーバードライブ量が、互いに独立に設定されている。具体的には、サブ画素20Aでは、状態遷移前後の階調(N−1フレームの階調(D21a,D21b)およびNフレームの階調(D22a,D22b))により定まる適切なオーバードライブ量よりも大きなオーバードライブ量が設定されていると共に、サブ画素20Bでは、上記適切なオーバードライブ量よりも小さなオーバードライブ量が設定されている。これにより、詳細は後述するが、オーバーシュート現象やゆり戻し現象が抑えられると共に、液晶の応答特性が改善されるようになっている。
なお、一般に、低電圧階調から中間階調への状態遷移の場合に液晶の応答速度が最も遅くなることから、LUT2A,2Bでは、そのような状態遷移の場合に比較的大きなオーバードライブ量が設定される一方、中間階調から高電圧階調への状態遷移の場合には比較的小さなオーバードライブ量が設定されるようになっている。
ここで、マルチ画素変換部421,422、オーバードライブ処理部43A,43B、タイミング制御部61、データドライバ51およびゲートドライバ52が、本発明における「駆動手段」の一具体例に対応する。また、サブ画素20Aが、本発明における「一方のサブ画素群」および「第1のサブ画素群」の一具体例に対応し、サブ画素20Bが、本発明における「他方のサブ画素」および「第2のサブ画素群」の一具体例に対応する。また、TFT素子21A,21Bが、本発明における「2つのスイッチング素子」の一具体例に対応する。
次に、本実施の形態の液晶表示装置1の動作について詳細に説明する。
まず、図1〜図4を参照して、液晶表示装置1の基本動作について説明する。
この液晶表示装置1では、図1に示したように、外部から供給された映像信号Dinが画像処理部41により画像処理され、各画素20用の映像信号D1が生成される。そしてこの映像信号D1は、マルチ画素変換部422へ直接供給されると共に、フレームメモリ40に保持された後、マルチ画素変換部421へ供給される。マルチ画素変換部421,422ではそれぞれ、供給された映像信号D1が、サブ画素20A用の映像信号D21a,D22aおよびサブ画素20B用の映像信号D21b,D22bに変換される(マルチ画素変換)。オーバードライブ処理部43Aでは、映像信号D21a,D22aを基にオーバードライブ処理がなされることによって映像信号D3aが生成され、タイミング制御部61を介してデータドライバ51へ供給される。同様に、オーバードライブ処理部43Bでは、映像信号D21b,D22bを基にオーバードライブ処理がなされることによって映像信号D3bが生成され、タイミング制御部61を介してデータドライバ51へ供給される。
次に、データドライバ51では、映像信号D3a,D3bに対するD/A変換が施され、アナログ信号である2つの映像信号が生成される。そしてこれら2つの映像信号に基づき、ゲートドライバ52およびデータドライバ51から出力される各画素20内のサブ画素20Aおよびサブ画素20Bへの駆動電圧によって、画素20ごとに線順次表示駆動動作がなされる。具体的には、図2に示したように、ゲートドライバ52からゲート線Gを介して供給される選択信号に応じて、TFT素子21A,21Bのオン・オフが切り替えられ、データ線DA,DBと液晶素子22A,22Bとの間が選択的に導通されることにより、データドライバ51から供給される2つの映像信号に基づく駆動電圧が液晶素子22A,22Bへと供給され、表示駆動動作がなされる。
すると、データ線DA,DBと液晶素子22A,22Bとの間が導通された画素20では、バックライト部30からの照明光が液晶表示パネル2において変調され、表示光として出力される。これにより、映像信号Dinに基づく映像表示が、液晶表示装置1において行われる。
この際、マルチ画素変換部421,422では、例えば図4に示したLUT1が用いられることにより、各画素20の液晶素子22A,22Bに対する表示駆動の際に、映像信号D1に基づき、各画素20に対する表示駆動が空間的に2つに分割されて分割駆動がなされる。具体的には、映像信号D1に対してマルチ画素変換がなされた映像信号D21a,D22aおよび映像信号D21b,D22bに基づき、各画素20に対する表示駆動が、サブ画素20Aおよびサブ画素20Bごとに空間的に2つに分割されて分割駆動がなされる。したがって、そのような分割駆動がなされない場合と比べ、表示画面を斜め方向(例えば、45°方向)から見た場合のガンマ特性(映像信号D1の輝度レベルの階調と、明るさ(輝度)との関係を示す特性)の変動(表示画面を正面方向から見た場合からの変動)が、分散される。これにより、マルチ画素構造による分割駆動がなされていない場合と比べ、輝度の視野角特性が向上する。
次に、図1〜図4に加えて図5〜図9を参照して、本発明の液晶表示装置における特徴的部分について、比較例と比較しつつ詳細に説明する。
本実施の形態の液晶表示装置1では、例えば図5(A),(B)に示したLUT2A,2Bのように、サブ画素20Aでは、状態遷移前後の階調(N−1フレームの階調(D21a,D21b)およびNフレームの階調(D22a,D22b))により定まる適切なオーバードライブ量よりも大きなオーバードライブ量が設定されると共に、サブ画素20Bでは、上記適切なオーバードライブ量よりも小さなオーバードライブ量が設定されるようになっている。
これにより、例えば図6に示したように、各サブ画素20A,20B用の映像信号D22a,D22bに対してオーバードライブ処理を行う際に、サブ画素20Aでは、上記適切なオーバードライブ量よりも大きなオーバードライブ量が用いられることにより、図中の駆動電圧V3aの波形のように、液晶の応答が早まると共に、オーバーシュート現象が発生する。一方、サブ画素20Bでは、上記適切なオーバードライブ量よりも小さなオーバードライブ量が用いられることにより、図中の駆動電圧V3bの波形のように、液晶の応答が緩やかとなると共に、ゆり戻し(バックフロー)現象が発生し得る。したがって、画素20全体では、図中の合成波形V3ab(画素20全体の輝度Ytotal)のように、各サブ画素20A,20Bの輝度平均によって、オーバーシュート現象による波形(駆動電圧V3aの波形)とゆり戻し現象による波形(駆動電圧V3bの波形)とが互いに打ち消し合うと共に、液晶の応答特性が改善されることになる。
また、本実施の形態では、例えば図7(A)〜(C)に示したように、各サブ画素20A,20Bの画素20全体に対する面積比に応じたオーバードライブ量を用いるようにするのが好ましい。具体的には、この面積比が小さくなるのに応じてそのサブ画素におけるオーバードライブ量が大きくなるように、各サブ画素20A,20Bでのオーバードライブ量が設定されているのが好ましい。より具体的には、状態遷移前後の階調により定まる適切なオーバードライブ量(マルチ画素構造ではない通常の画素構造の場合の標準のオーバードライブ量)をOD0とした場合、サブ画素20A用のオーバードライブ量ODaおよびサブ画素20B用のオーバードライブ量ODbはそれぞれ、以下の(1)〜(6)式により算出されるようにするのが好ましい。ここで、図7(A)〜図7(C)ではそれぞれ、Sa:Sb=1:2、Sa:Sb=1:1、Sa:Sb=2:1の場合を示しているが、これらの駆動電圧V3a,V3bの波形を考慮すると、サブ画素20Aの面積Saとサブ画素20Bの面積Sbとは、Sa:Sb=1:2となるように設定されているのが好ましいと言える。これにより、図7(A)〜図7(C)から分かるように、オーバーシュート現象やゆり戻し現象が特に効果的に抑えられ、表示画質がより改善されるためである。
ODa=Ra×Ka×OD0 …(1)
ODb=Rb×Kb×OD0 …(2)
Ra=(サブ画素20Aの面積Sa/画素20全体の面積Stotal) …(3)
Rb=(サブ画素20Bの面積Sb/画素20全体の面積Stotal) …(4)
Ka=2.0(定数) …(5)
Kb=0.5(定数) …(6)
ODa=Ra×Ka×OD0 …(1)
ODb=Rb×Kb×OD0 …(2)
Ra=(サブ画素20Aの面積Sa/画素20全体の面積Stotal) …(3)
Rb=(サブ画素20Bの面積Sb/画素20全体の面積Stotal) …(4)
Ka=2.0(定数) …(5)
Kb=0.5(定数) …(6)
このようにして、例えば図8(A),(B)に示した比較例に係る従来の液晶表示装置と、例えば図9(A),(B)に示した実施例に係る液晶表示装置とを比較すると、以下のことが分かる。すなわち、比較例に係る液晶表示装置では、図8(A)中の符号P101,P102に示したように、低電圧階調から中間階調や高電圧階調への状態遷移の場合に、液晶の応答速度が特に遅くなっていると共に、図8(B)中の符号P103,P104に示したように、印加電圧の波形において、オーバーシュート現象やゆり戻し現象が発生してしまっている。これに対し、実施例に係る液晶表示装置では、図9(A)に示したように、比較例と比べて全体的に液晶の応答速度が改善されている(低電圧階調から中間階調や高電圧階調への状態遷移の場合に、特に改善されている)と共に、図9(B)に示したように、印加電圧の波形において、オーバーシュート現象やゆり戻し現象の発生が抑えられている(または回避されている)ことが分かる。
以上のように本実施の形態では、各画素20の液晶素子22A,22Bに対する表示駆動の際に、映像信号D1に基づき、各画素20に対する表示駆動を空間的に2つに分割した分割駆動を行うと共に、各サブ画素20A,20B用の映像信号D22a,D22bに対してオーバードライブ処理を行う際に、サブ画素20Aでは、適切なオーバードライブ量よりも大きなオーバードライブ量を用いる一方、サブ画素20Bでは、適切なオーバードライブ量よりも小さなオーバードライブ量を用いるようにしたので、液晶の応答特性が改善されると共に、画素20全体において、オーバーシュート現象による波形とゆり戻し現象による波形とが互いに打ち消し合うようになる。よって、応答速度を向上させつつ、表示画質を保持することが可能となる。
また、各サブ画素20A,20Bの画素20全体に対する面積比に応じたオーバードライブ量を用いると共に、この面積比が小さくなるのに応じてそのサブ画素におけるオーバードライブ量が大きくなるように、各サブ画素20A,20Bでのオーバードライブ量を設定するようにした場合には、特に、サブ画素20Aの面積Saとサブ画素20Bの面積SbとがSa:Sb=1:2となるように設定することにより、オーバーシュート現象やゆり戻し現象を特に効果的に抑えることができ、表示画質をより改善することが可能となる。
さらに、本実施の形態では、各サブ画素20A,20Bにおける輝度の分割比は変えていないため、視野角特性を低下させることなく、応答速度を向上させることが可能となる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、サブ画素20Aにおいて適切なオーバードライブ量よりも大きなオーバードライブ量を用いると共に、サブ画素20Bにおいて適切なオーバードライブ量よりも小さなオーバードライブ量を用いる場合について説明したが、逆に、サブ画素20Aにおいて適切なオーバードライブ量よりも小さなオーバードライブ量を用いると共に、サブ画素20Bにおいて適切なオーバードライブ量よりも大きなオーバードライブ量を用いるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、図2に示した画素20のように、各画素において、1本のゲート線Gおよび2本のデータ線DA,DBが接続されている場合のマルチ画素構造について説明したが、例えば図10に示した画素20−1のように、各画素において、2本のゲート線GA,GBおよび1本のデータ線Dが接続されているようなマルチ画素構造においても、本発明を適用することが可能である。なお、このような画素20−1の場合、1フレーム期間を時間軸に沿って2分割して2つのサブフレーム期間を設けると共に、各サブフレーム期間内でゲート線GA,GBから供給される選択信号およびデータドライバDから供給される駆動電圧に従って、各サブ画素20A,20Bが駆動されることになる。
また、上記実施の形態では、画素20内に2つのサブ画素20A,20Bが設けられている場合について説明したが、画素に含まれるサブ画素の数はこれには限られず、任意に設定することが可能である。また、ゲート線やデータ線の本数、TFT素子の数も、任意に設定することが可能である。
また、上記実施の形態では、サブ画素の画素電極の平面形状を具体的に挙げて説明したが、このサブ画素電極の平面形状は、図3に示したものには限られない。
さらに、上記実施の形態では、VAモードの液晶を挙げて説明したが、本発明は、例えばTN(Twisted Nematic)モードやIPS(In-Plane Switching)モードなどの他のモードの液晶に対しても適用することが可能である。
1…液晶表示装置、2…液晶表示パネル、20,20−1…画素、20A,20B…サブ画素、21A,21B…TFT素子、22A,22B…液晶素子、3…バックライト部、4…映像信号処理部、40…フレームメモリ、41…画像処理部、420…LUT保持部、421,422…マルチ画素変換部、430A,430B…LUT保持部、43A,43B…オーバードライブ処理部、51…データドライバ、52…ゲートドライバ、61…タイミング制御部、62…バックライト駆動部、Din…映像信号、D1,D21a,D21b,D22a,D22b,D3a,D3b…映像信号、G,GA,GB…ゲート線、D,DA,DB…データ線、LUT1,LUT2A,LUT2B…ルックアップテーブル、V3a,V3b,V3ab…印加電圧、Ytotal…画素全体の輝度(合成波形)。
Claims (11)
- 全体としてマトリクス状に配置され、各々が液晶素子を有する複数の画素と、
各画素の液晶素子に対して映像信号に基づく駆動電圧を印加することにより表示駆動を行う駆動手段と
を備え、
前記画素が、
低電圧階調の階調表現に用いられるサブ画素を有する第1のサブ画素群と、
前記低電圧階調よりも高電圧の階調である高電圧階調の階調表現に用いられるサブ画素を有する第2のサブ画素群と
により構成され、
前記駆動手段は、前記映像信号に基づき、各画素に対する表示駆動を、サブ画素ごとに空間的に分割した分割駆動によって行うと共に、各サブ画素の映像信号に対してオーバードライブ処理を行う際に、前記第1および第2のサブ画素群のうちの一方のサブ画素群では、状態遷移前後の階調により定まる適切なオーバードライブ量よりも大きなオーバードライブ量を用い、前記第1および第2のサブ画素群のうちの他方のサブ画素群では、前記適切なオーバードライブ量よりも小さなオーバードライブ量を用いる
ことを特徴とする液晶表示装置。 - 前記駆動手段は、各サブ画素群の画素全体に対する面積比に応じたオーバードライブ量を用いる
ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記駆動手段は、前記面積比が小さくなるのに応じて、そのサブ画素群におけるサブ画素でのオーバードライブ量が大きくなるように、各サブ画素でのオーバードライブ量を設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記第1のサブ画素郡の面積(=Sa)と、前記第2のサブ画素群の面積(=Sb)とが、Sa:Sb=1:2となるように設定されている
ことを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。 - 前記駆動手段は、前記第1のサブ画素群では、前記適切なオーバードライブ量よりも大きなオーバードライブ量を用いると共に、前記第2のサブ画素群では、前記適切なオーバードライブ量よりも小さなオーバードライブ量を用いる
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の液晶表示装置。 - 前記駆動手段は、前記オーバードライブ処理の際に、前記第1のサブ画素群と前記第2のサブ画素群との間で、互いに異なるLUT(ルックアップテーブル)を用いる
ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記第1のサブ画素群が、前記低電圧階調の階調表現に用いられる1つのサブ画素を有し、
前記第2のサブ画素群が、前記高電圧階調の階調表現に用いられる1つのサブ画素を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記駆動手段は、各液晶素子に対して線順次で表示駆動を行うものであり、
各画素に、
駆動対象の液晶素子を線順次で選択するための1本のゲート線と、
駆動対象の液晶素子に対して前記駆動電圧を供給するための2本のデータ線と
が接続されている
ことを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。 - 前記駆動手段は、各液晶素子に対して線順次で表示駆動を行うものであり、
各画素に、
駆動対象の液晶素子を線順次で選択するための2本のゲート線と、
駆動対象の液晶素子に対して前記駆動電圧を供給するための1本のデータ線と
が接続されている
ことを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。 - 前記駆動手段は、前記映像信号における輝度レベルと各サブ画素における輝度レベルとをそれぞれ対応付けてなるLUT(ルックアップテーブル)を用いることにより、各サブ画素における分割駆動を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記液晶素子が、垂直配向(VA)モードの液晶を含んで構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
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