JP2009237117A - ミラー駆動回路および光スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】ミラーを制御するためのDACの占めるコスト比率を低減すること。
【解決手段】本発明にかかるミラー駆動回路100は、演算部130が、オフセット電圧および制御電圧を演算し、全体のオフセット電圧を印加する電源部140が、MEMSミラー110のマイナス側(GND)にオフセット電圧を印加する。そして、コストの低い汎用DAC部150によってプラス側に電圧を印加することにより、MEMSミラー110を制御する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、波長分割多重(WDM;Wavelength Division Multiplexing)通信などの光クロスコネクト(OXC;Optical Cross-Connect)システムに関し、特にMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーを用いたミラー駆動回路および光スイッチに関する。
近年、インターネットの利用者が急増しており、増加する通信トラフィックに対応すべく、高速通信が可能な光ネットワークが広く利用されている。そして、この光ネットワークでは、接続されるノード数および波長数が多くなるため、MEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーを用いた光スイッチが利用されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、MEMSミラーを用いたスイッチ(以下、MEMS光SW)の構成について説明する。図13は、従来のMEMS光SWの構成を示す図である。図13に示すように、このMEMS光SW10は、入力ポート11と、出力ポート12と、入力ミラー13と、出力ミラー14とを備えて構成される。なお、その他の構成は、周知の光スイッチと同様であるので説明を省略する。
MEMS光SW10は、入力ミラー13、出力ミラー14に設置されたMEMSミラーの角度を制御することにより、入力ポート11中のチャンネルから入力された光を、出力ポート12中の任意のチャンネルから出力させる。
ここで、入力ポート11のチャンネル数を60ch、出力ポート12のチャンネル数を60chとすると、入力ミラー13は64枚のMEMSミラーが必要となり、出力ミラー14は64枚のMEMSミラーが必要となるので、計128枚のMEMSミラーを制御する必要がある。
なお、MEMSミラーを制御する場合には、各MEMSミラーの縦方向および横方向にある電極に高電圧(例えば、200V)の電圧を印加することにより、静電気力を発生させ、MEMSミラーを制御する(任意の方向にMEMSミラーを傾ける)。
続いて、MEMSミラーを制御するミラー駆動回路について説明する。図14は、従来のミラー駆動回路の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このミラー駆動回路20は、MEMSミラー21と、接続基板(Dpram)22と、演算部23と、高電圧DAC(Digital Analog Converter)部24とを備えて構成される。
このうち、MEMSミラー21は、図13に示した入力ミラー13、出力ミラー14に設置されたMEMSミラーに対応する。MEMSミラー21は、例えば、入力ポート11のチャンネル数が60ch、出力ポート12のチャンネル数が60chの場合には、128枚のMEMSミラーによって構成される。
接続基板(Dpram)22は、上位装置(図示略)に接続され、上位装置との間におけるデータ通信を制御する手段であり、上位装置から出力される接続情報を記憶する。ここで、接続情報は、接続する入力ポート11のチャンネルと、出力ポート12のチャンネルとの関係を示す情報である。例えば、この接続情報は、入力ポート11のチャンネル1から出力される光を、出力ポート12のチャンネル2に入力する旨の情報を含んでいる。
演算部23は、接続基板22に記憶された接続情報に基づいて、MEMSミラー21を駆動するための駆動電圧(縦方向電圧、横方向電圧)を演算する手段であり、演算結果となる駆動電圧の情報を高電圧DAC部24に出力する。
具体的に、演算部23は、管理テーブルを保持しており、かかる管理テーブルと接続情報とを比較することにより、駆動電圧を演算する。図15は、従来の管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この管理テーブルは、入力チャンネルと、出力チャンネルと、入力ミラー電圧と、出力ミラー電圧とを対応付けて記憶している。
ここで、入力チャンネルは、入力ポート11中のチャンネルに対応し、出力チャンネルは、出力ポート12中のチャンネルに対応する。また、入力ミラー電圧は、入力ミラー13に設置された所定のMEMSミラーに印加する電圧(縦方向電圧、横方向電圧)を示し、出力ミラー電圧は、出力ミラー14に設置された所定のMEMSミラーに印加する電圧(縦方向電圧、横方向電圧)を示す。
例えば、入力チャンネル「1」から入力される光を出力チャンネル「1」から出力する場合には、入力ミラー電圧は、縦方向電圧「195V」、横方向電圧「190V」となり、出力ミラー電圧は、縦方向電圧「197V」、横方向電圧「187V」となる。
高電圧DAC部24は、演算部23から取得する駆動電圧の情報に基づいて、MEMSミラー21に電圧を印加し、該当するMEMSミラー21の角度を制御する手段である。
特開2004−219469号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、入力ミラー13、出力ミラー14に設置された各MEMSミラーを制御するために、高電圧を印加可能なDAC部が複数必要になり、かかるDAC部は、汎用のDAC部と比較して非常に高価であるため、製造コストが非常に高くなってしまうという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、MEMSミラーを制御するためのDACの占めるコスト比率を低減することができるミラー駆動回路および光スイッチを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、このミラー駆動回路は、電圧を印加してミラーを駆動させ、入力ポートのチャンネルから出力ポートのチャンネルに出力される光の光路を切り替えるミラー駆動回路であって、前記ミラーにオフセット電圧を印加するオフセット電圧印加手段と、前記光の経路となる入力ポートのチャンネルと出力ポートのチャンネルとの関係に基づいて、前記ミラーに印加する印加電圧を判定する印加電圧判定手段と、前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧を前記ミラーに印加する電圧印加手段と、を備えたことを要件とする。
また、このミラー駆動回路は、電圧を印加してミラーを駆動させ、入力ポートのチャンネルから出力ポートのチャンネルに出力される光の光路を切り替えるミラー駆動回路であって、オフセット電圧を出力するオフセット電圧出力手段と、前記光の経路となる入力ポートのチャンネルと出力ポートのチャンネルとの関係に基づいて、前記ミラーに印加する印加電圧を判定する印加電圧判定手段と、前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧を出力する電圧出力手段と、前記オフセット電圧出力手段から出力されるオフセット電圧と前記電圧出力手段から出力される電圧とを加算し、加算した電圧を前記ミラーに印加する電圧加算手段と、を備えたことを要件とする。
また、このミラー駆動回路は、上記のミラー駆動回路において、前記オフセット電圧出力手段は、異なるオフセット電圧をそれぞれ出力する複数のサブオフセット電圧出力手段から構成されていることを要件とする。
また、このミラー駆動回路は、上記のミラー駆動回路において、前記電圧出力手段は、前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧と等しくなるように、プラスの電圧あるいはマイナスの電圧を出力することを要件とする。
また、この光スイッチは、電圧を印加してミラーを駆動させ、入力ポートのチャンネルから出力ポートのチャンネルに出力される光の光路を切り替えるミラー駆動回路を利用して光信号を伝送する光スイッチであって、前記ミラー駆動回路は、前記ミラーにオフセット電圧を印加するオフセット電圧印加手段と、前記光の経路となる入力ポートのチャンネルと出力ポートのチャンネルとの関係に基づいて、前記ミラーに印加する印加電圧を判定する印加電圧判定手段と、前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧を前記ミラーに印加する電圧印加手段と、を備えたことを要件とする。
このミラー駆動回路によれば、オフセット電圧を印加することで、ミラー制御用の電圧を大幅に下げることを可能とする。そして、制御用の電圧を大幅に下げることで、ミラー制御に用いるDAC部を、汎用のDAC部に置き換え、ミラー駆動回路のコストを削減することができる。
また、このミラー駆動回路によれば、ミラー制御用の電圧とオフセット電圧とを直列的に加算し、加算した電圧をミラーに印加することで、コストの低い汎用DACによってMEMSミラーを制御可能とし、ミラー駆動回路のコストを削減することができる。
また、このミラー駆動回路によれば、異なるオフセット電圧をそれぞれ出力する電源部を複数有し、ミラーごと(あるいは、ミラーの縦方向、横方向の電極ごと)に、異なるオフセット電圧の何れかを利用することで、各MEMSミラーの硬さばらつきや、上下方向、左右方向の硬さの違いによる制御電圧の違いに対応し、制御に必要となる電圧を抑え、コストの低い汎用DACによってミラーを制御可能とする。
また、このミラー駆動回路によれば、プラスの電圧あるいはマイナスの電圧を出力してミラーを制御するので、より低電圧でミラーを制御可能とし、よりコストを削減することができる。
また、この光スイッチによれば、オフセット電圧を印加することで、ミラー制御用の電圧を大幅に下げることを可能とする。そして、制御用の電圧を大幅に下げることで、ミラー制御に用いるDAC部を、汎用のDAC部に置き換え、光スイッチのコストを削減することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るミラー駆動回路および光スイッチの好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例1にかかるミラー駆動回路にかかる概要および特徴について説明する。ミラー駆動回路は、MEMSミラーの電極に電圧を印加すること(MEMSミラーと電極との間の静電気)により、MEMSミラーの角度を制御し、光の光路を切り替える。
ここで、制御電圧と制御角度との関係は、
θ=α×V
によって表すことができる。ここで、θは制御角度、αは硬さ係数、Vは制御電圧である。
硬さ係数αにもよるが、例えばミラーを6°傾斜させるためには、200V程度の高電圧を印加可能なDAC部(以下、高電圧DAC部)が必要となる。更に、複数のチャンネル切り替えが可能なMEMS光SWには、ミラー数分の高電圧DAC部が必要となり、各高電圧DAC部は非常に高価な回路であるため、コストアップの要因となっている。
そこで、本実施例1にかかるミラー駆動回路は、MEMSミラーのGND電位を印加していた電極に対し、マイナスの高電圧(オフセット電圧)を印加することで、ミラー制御用のDAC部の電圧を大幅に下げることを可能とする。そして、DAC部が出力すべき電圧を大幅に下げることで、ミラー制御に用いるDAC部を、汎用のDAC部に置き換え、ミラー駆動回路(ミラー駆動回路を備えるMEMS光SW)のコストを削減する。
図1は、MEMSミラーの駆動電圧とMEMSミラーの傾斜角との関係を示す図である。同図に示すように、例えば、MEMSミラーの駆動電圧を185〜200Vとすると、従来の技術では、各MEMSミラーを制御する高電圧DAC部が、光路を切り替えるべく、185〜200Vの電圧を印加し続けなければならない。
一方、本実施例1にかかるミラー駆動回路は、専用DACがオフセット電圧(例えば、−185V)のGND電位をMEMSミラーに印加することで、MEMSミラーの駆動電圧は、15V程度となるので、コストの低い汎用のDACによって、各MEMSミラーを制御可能となる。
次に、本実施例1にかかるミラー駆動回路の構成について説明する。図2は、本実施例1にかかるミラー駆動回路100の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このミラー駆動回路100は、MEMSミラー110と、接続基板(Dpram)120と、演算部130と、電源部140と、汎用DAC部150とを備えて構成される。
このうち、MEMSミラー110は、図13に示した入力ミラー13、出力ミラー14に設置された各MEMSミラー(n−ch;nは自然数)に対応する。MEMSミラー110は、例えば、入力ポート11のチャンネル数が60ch、出力ポート12のチャンネル数が60chの場合には、128枚のMEMSミラーによって構成される。
また、各MEMSミラー110は、縦方向および横方向に電極を有しており、縦方向および/または横方向の電極に電圧を印加されることにより、ミラーの角度が制御される。
接続基板(Dpram)120は、上位装置(図示略)に接続され、上位装置との間におけるデータ通信を制御する手段であり、上位装置から出力される接続情報を記憶する。ここで、接続情報は、接続する入力ポート11のチャンネルと、出力ポート12のチャンネルとの関係を示す情報である。例えば、この接続情報は、入力ポート11のチャンネル1から出力される光を、出力ポート12のチャンネル2に入力する旨の情報等を含んでいる。
演算部130は、接続基板120に記憶された接続情報に基づいて、MEMSミラー110を駆動するための駆動電圧(縦方向電圧、横方向電圧)およびオフセット電圧を演算する手段であり、演算結果となる駆動電圧を汎用DAC部150に出力し、オフセット電圧の情報を電源部140に出力する。
具体的に、演算部130は、管理テーブルを保持しており、かかる管理テーブルと接続情報とを比較することにより、駆動電圧およびオフセット電圧を演算する。図3は、本実施例1にかかる管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この管理テーブルは、入力チャンネルと、出力チャンネルと、第1オフセット電圧と、入力ミラー電圧と、第2オフセット電圧と、出力ミラー電圧とを対応付けて記憶している。
ここで、入力チャンネルは、入力ポート11中のチャンネルに対応し、出力チャンネルは、出力ポート12中のチャンネルに対応する。第1オフセット電圧は、入力ミラー13に印加するGND電位を示し、入力ミラー電圧は、入力ミラー13に設置された所定のMEMSミラーに印加する電圧(縦方向電圧、横方向電圧)を示す。
また、第2オフセット電圧は、出力ミラー14に印加するGND電位を示し、出力ミラー電圧は、出力ミラー14に設置された所定のMEMSミラーに印加する電圧(縦方向電圧、横方向電圧)を示す。
ここで、MEMSミラーを制御するために必要となる駆動電圧は、オフセット電圧を差し引いた値となっているので、例えば、入力ミラー電圧、出力ミラー電圧は、最大でも14V程度となる。
例えば、入力チャンネル「1」から出力する光を出力チャネル「1」から出力する場合には、従来ならば、高電圧DAC部は、195V程度の電圧をMEMSミラー110に印加する必要があったが、本実施例1では、MEMSミラー110のGNDに−185Vが印加されるので、汎用DAC部150が、残りの10VをMEMSミラー110に印加すればよい。
ところで、演算部130は、入力チャンネル「1」から出力する光を出力チャネル「1」から出力する場合には、入力ミラー電圧として、縦方向電圧「10V」、横方向電圧「5V」、出力ミラー電圧として、縦方向電圧「12V」、横方向電圧「2V」とする駆動電圧の情報を汎用DAC部150に出力し、第1オフセット電圧「−185V」、第2オフセット電圧「−185V」とするオフセット電圧の情報を電源部140に出力する。
電源部140は、演算部130からオフセット電圧の情報を取得し、取得したオフセット電圧の情報に基づいて、MEMSミラー110のGNDにオフセット電圧を印加する手段である。
例えば、電源部140は、第1オフセット電圧「−185V」、第2オフセット電圧「−185V」とするオフセット電圧の情報を取得した場合には、入力ミラー13の該当MEMSミラーのGNDにオフセット電圧「−185V」を印加し、出力ミラー14の該当MEMSミラーのGNDにオフセット電圧「−185V」を印加する。
汎用DAC部150は、演算部130から駆動電圧の情報を取得し、取得した駆動電圧の情報に基づいて、MAMSミラー110に駆動電圧を印加する手段であり、複数の汎用DACによって構成されている。
例えば、汎用DAC部150は、入力ミラー電圧として、縦方向電圧「10V」、横方向電圧「6V」、出力ミラー電圧として、縦方向電圧「12V」、横方向電圧「2V」とする駆動電圧の情報を取得した場合には、入力ミラー13の該当MEMSミラーの縦方向の電極に「10V」、横方向の電極に「6V」をそれぞれ印加し、出力ミラー14の該当MEMSミラーの縦方向の電極に「12V」、横方向の電極に「2V」をそれぞれ印加する。
上述してきたように、本実施例1にかかるミラー駆動回路100は、全体のオフセット電圧を印加する電源部140が、MEMSミラー110のマイナス側に電圧を印加し、コストの低い汎用DAC部150によってプラス側に電圧を印加することにより、MEMSミラー110を制御するので、高価な高電圧DAC部を複数利用する必要性を無くし、大幅にコストダウンさせることが出来る。
例えば、電源部140(専用DACなど)でオフセット電圧を印加することで、汎用DAC(15V程度)での制御が可能となる。MEMSミラー110は、高電圧でより単位電位あたりの角度変化量が大きいため(図1参照)、185Vのオフセット電圧を印加した場合、汎用DAC部150では、15Vの制御しか出来ないが、十分な角度稼動範囲が得られる。
ところで、本実施例1では一例として、演算部130がオフセット電圧を演算し、演算結果に基づいて、電源部140がMEMSミラー110にオフセット電圧を印加していたが、これに限定されるものではなく、予め、電源部140が印加するオフセット電圧を設定しておいても良い。また、図2に示したミラー駆動回路100は、図13に示したようなMEMS光SWに接続されているものとする。
次に、本実施例2にかかるミラー駆動回路について説明する。本実施例2にかかるミラー駆動回路は、上述した実施例1のミラー駆動回路100のようにMEMSミラーのGND側にオフセット電圧を印加するのではなく、汎用DACから出力される駆動電圧とオフセット電圧とを直列的に加算し、加算した電圧をMEMSミラーに印加することで、コストの低い汎用DACによってMEMSミラーを制御可能とし、ミラー駆動回路(ミラー駆動回路を備えるMEMS光SW)のコストを削減する。
続いて、本実施例2にかかるミラー駆動回路の構成について説明する。図4は、本実施例2にかかるミラー駆動回路200の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このミラー駆動回路200は、MEMSミラー210と、接続基板(Dpram)220と、演算部230と、電源部240と、汎用DAC部250と、電圧加算部260とを備えて構成される。
このうち、MEMSミラー210は、図13に示した入力ミラー13、出力ミラー14に設置された各MEMSミラー(n−ch)に対応する。MEMSミラー210は、例えば、入力ポート11のチャンネル数が60ch、出力ポート12のチャンネル数が60chの場合には、128枚のMEMSミラーによって構成される。
また、各MEMSミラー210は、縦方向および横方向に電極を有しており、縦方向および/または横方向の電極に電圧を印加されることにより、ミラーの角度が制御される。
接続基板(Dpram)220は、上位装置(図示略)に接続され、上位装置との間におけるデータ通信を制御する手段であり、上位装置から出力される接続情報を記憶する。ここで、接続情報は、接続する入力ポート11のチャンネルと、出力ポート12のチャンネルとの関係を示す情報である。例えば、この接続情報は、入力ポート11のチャンネル1から出力される光を、出力ポート12のチャンネル2に入力する旨の情報等を含んでいる。
演算部230は、接続基板220に記憶された接続情報に基づいて、MEMSミラー210を駆動するための駆動電圧(縦方向電圧、横方向電圧)およびオフセット電圧を演算する手段であり、演算結果となる駆動電圧を汎用DAC部250に出力し、オフセット電圧の情報を電源部240に出力する。
具体的に、演算部230は、管理テーブルを保持しており、かかる管理テーブルと接続情報とを比較することにより、駆動電圧およびオフセット電圧を演算する。図5は、本実施例2にかかる管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この管理テーブルは、入力チャンネルと、出力チャンネルと、第1オフセット電圧と、入力ミラー電圧と、第2オフセット電圧と、出力ミラー電圧とを対応付けて記憶している。
ここで、入力チャンネルは、入力ポート11中のチャンネルに対応し、出力チャンネルは、出力ポート12中のチャンネルに対応する。第1オフセット電圧は、入力ミラー13に印加するオフセット電圧を示し、入力ミラー電圧は、入力ミラー13に設置された所定のMEMSミラーに印加する電圧(縦方向電圧、横方向電圧)を示す。
また、第2オフセット電圧は、出力ミラー14に印加するオフセット電圧を示し、出力ミラー電圧は、出力ミラー14に設置された所定のMEMSミラーに印加する電圧(縦方向電圧、横方向電圧)を示す。
ここで、MEMSミラーを制御するために必要となる駆動電圧は、オフセット電圧を差し引いた値となっているので、例えば、入力ミラー電圧、出力ミラー電圧は、最大でも14V程度となる。
例えば、入力チャンネル「1」から出力する光を出力チャネル「1」から出力する場合には、従来ならば、高電圧DAC部は、195V程度の電圧をMEMSミラー210に印加する必要があったが、本実施例2では、電圧加算器260によって、オフセット電圧185Vが加算されるので、汎用DAC部250が、残りの10Vを電圧加算部260に出力すればよい。
ところで、演算部230は、入力チャンネル「1」から出力する光を出力チャネル「1」から出力する場合には、入力ミラー電圧として、縦方向電圧「10V」、横方向電圧「5V」、出力ミラー電圧として、縦方向電圧「12V」、横方向電圧「2V」とする駆動電圧の情報を汎用DAC部250に出力し、第1オフセット電圧「185V」、第2オフセット電圧「185V」とするオフセット電圧の情報を電源部240に出力する。
電源部240は、演算部230からオフセット電圧の情報を取得し、取得したオフセット電圧の情報に基づいて、各オフセット電圧(第1オフセット電圧、第2オフセット電圧)を電圧加算部260に出力する手段である。
汎用DAC部250は、演算部230から駆動電圧の情報を取得し、取得した駆動電圧の情報に基づいて、電圧加算部260に駆動電圧(入力ミラー電圧、出力ミラー電圧)を出力する手段であり、複数の汎用DACによって構成されている。
例えば、汎用DAC部250は、入力ミラー電圧として、縦方向電圧「10V」、横方向電圧「6V」、出力ミラー電圧として、縦方向電圧「12V」、横方向電圧「2V」とする駆動電圧の情報を取得した場合には、縦方向電圧「10V」、横方向電圧「6V」の入力ミラー電圧と、縦方向電圧「12V」、横方向電圧「2V」の出力ミラー電圧とを電圧加算部260に出力する。
電圧加算部260は、電源部240から出力される第1オフセット電圧と、汎用DAC部260から入力される入力ミラー電圧とを加算し、加算した電圧を入力ミラー13の該当MEMSミラーに印加すると共に、電源部240から出力される第2オフセット電圧と、汎用DAC部250から入力される出力ミラー電圧とを加算し、加算した電圧を出力ミラー14の該当MEMSミラーに印加する手段である。
上述してきたように、本実施例2にかかるミラー駆動回路200は、電圧加算部260によって、汎用DAC部250から出力される駆動電圧とオフセット電圧とを直列的に加算し、加算した電圧をMEMSミラー210に印加するので、コストの低い汎用DACによってMEMSミラーを制御可能とし、ミラー駆動回路(ミラー駆動回路を備えるMEMS光SW)のコストを削減することができる。
ところで、本実施例2では一例として、演算部230がオフセット電圧を演算し、演算結果に基づいて、電源部240が電圧加算部260にオフセット電圧を出力していたが、これに限定されるものではなく、予め、電源部240が出力するオフセット電圧を設定しておいても良い。また、図4に示したミラー駆動回路200は、図13に示したようなMEMS光SWに接続されているものとする。
次に、本実施例3にかかるミラー駆動回路について説明する。本実施例3にかかるミラー駆動回路は、異なるオフセット電圧をそれぞれ出力する電源部を複数有し、MEMSミラーごと(あるいは、MEMSミラーの縦方向、横方向の電極ごと)に、異なるオフセット電圧の何れかを利用することで、各MEMSミラーの硬さばらつきや、上下方向、左右方向の硬さの違いによる制御電圧の違いに対応する。
例えば、利用可能なオフセット電圧が1種類「130V」とし、各MEMSミラーの硬さばらつきや、上下方向、左右方向の硬さの違いにより、制御電圧が「130〜200V」だとすると、DAC部としては、70Vの出力が必要となり、汎用DAC部を利用できず、コストアップの要因となってしまう。
そこで、本実施例3にかかるミラー駆動回路は、例えば、各MEMSミラーの硬さばらつきや上下方向、左右方向の硬さの違いに対応すべく(違いにより発生する制御電圧の違いを吸収すべく)、オフセット電圧を複数種類(130V、140V、150V、160V、170V、180V、190V)持つことで、汎用DAC部としては、10V程度の出力のみ必要となるので、汎用DAC部を利用でき、コストを削減することができる。
次に、本実施例3にかかるミラー駆動回路300の構成について説明する。図6は、本実施例3にかかるミラー駆動回路300の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このミラー駆動回路300は、MEMSミラー310と、接続基板320と、演算部330と、電源部340と、汎用DAC部350と、電圧加算部360とを備えて構成される。
このうち、MEMSミラー310は、図13に示した入力ミラー13、出力ミラー14に設置された各MEMSミラー(n−ch)に対応する。MEMSミラー310は、例えば、入力ポート11のチャンネル数が60ch、出力ポート12のチャンネル数が60chの場合には、128枚のMEMSミラーによって構成される。
また、各MEMSミラー310は、縦方向および横方向に電極を有しており、縦方向および/または横方向の電極に電圧を印加されることにより、ミラーの角度が制御される。
接続基板320は、上位装置(図示略)に接続され、上位装置との間におけるデータ通信を制御する手段であり、上位装置から出力される接続情報を記憶する。ここで、接続情報は、接続する入力ポート11のチャンネルと、出力ポート12のチャンネルとの関係を示す情報である。例えば、この接続情報は、入力ポート11のチャンネル1から出力される光を、出力ポート12のチャンネル2に入力する旨の情報等を含んでいる。
演算部330は、接続基板320に記憶された接続情報に基づいて、MEMSミラー310を駆動するための駆動電圧(縦方向電圧、横方向電圧)およびオフセット電圧(第1オフセット電圧、第2オフセット電圧)を演算する手段であり、演算結果となる駆動電圧を汎用DAC部350に出力し、オフセット電圧の情報を電源部340に出力する。
具体的に、演算部330は、管理テーブルを保持しており、かかる管理テーブルと接続情報とを比較することにより、駆動電圧およびオフセット電圧を演算する。図7は、本実施例3にかかる管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この管理テーブルは、入力チャンネルと、出力チャンネルと、第1オフセット電圧と、入力ミラー電圧と、第2オフセット電圧と、出力ミラー電圧とを対応付けて記憶している。
ここで、入力チャンネルは、入力ポート11中のチャンネルに対応し、出力チャンネルは、出力ポート12中のチャンネルに対応する。第1オフセット電圧は、入力ミラー13に印加するオフセット電圧を示し、入力ミラー電圧は、入力ミラー13に設置された所定のMEMSミラーに印加する電圧(縦方向電圧、横方向電圧)を示す。
また、第2オフセット電圧は、出力ミラー14に印加するオフセット電圧を示し、出力ミラー電圧は、出力ミラー14に設置された所定のMEMSミラーに印加する電圧(縦方向電圧、横方向電圧)を示す。
ここで、MEMSミラーを制御するために必要となる駆動電圧は、オフセット電圧を差し引いた値となっているので、例えば、入力ミラー電圧、出力ミラー電圧は、最大でも14V程度となる。また、複数種類のオフセット電圧を出力するので、各MEMSミラーの硬さばらつきや、上下方向、左右方向の硬さの違いが存在しても、汎用DAC部350が出力すべき最大電圧を抑えることが出来る。
ところで、演算部330は、入力チャンネル「1」から出力する光を出力チャネル「1」から出力する場合には、入力ミラー電圧として、縦方向電圧「10V」、横方向電圧「5V」、出力ミラー電圧として、縦方向電圧「7V」、横方向電圧「7V」とする駆動電圧の情報を汎用DAC部350に出力し、第1オフセット電圧「185V」、第2オフセット電圧「140V」とするオフセット電圧の情報を電源部340に出力する。
電源部340は、演算部330からオフセット電圧の情報を取得し、取得したオフセット電圧の情報に基づいて、各オフセット電圧(第1オフセット電圧、第2オフセット電圧)を電圧加算部360に出力する手段である。
また、電源部340は、それぞれ異なるオフセット電圧を出力する電源部を複数備えている。例えば、オフセット電圧「185V」を出力する電源部、オフセット電圧「140V」を出力する電源部などを備えている。そして、電源部340は、第1オフセット電圧として「185V」を出力する場合には、各電源部のうち、「185V」を出力する電源部からオフセット電圧を出力させる。
汎用DAC部350は、演算部330から駆動電圧の情報を取得し、取得した駆動電圧の情報に基づいて、電圧加算部360に駆動電圧(入力ミラー電圧、出力ミラー電圧)を出力する手段であり、複数の汎用DACによって構成されている。
例えば、汎用DAC部350は、入力ミラー電圧として、縦方向電圧「10V」、横方向電圧「6V」、出力ミラー電圧として、縦方向電圧「7V」、横方向電圧「7V」とする駆動電圧の情報を取得した場合には、縦方向電圧「10V」、横方向電圧「6V」の入力ミラー電圧と、縦方向電圧「7V」、横方向電圧「7V」の出力ミラー電圧とを電圧加算部360に出力する。
電圧加算部360は、複数の電圧加算部からなり、電源部340から出力される第1オフセット電圧と、汎用DAC部350から入力される入力ミラー電圧とを加算し、加算した電圧を入力ミラー13の該当MEMSミラーに印加すると共に、電源部340から出力される第2オフセット電圧と、汎用DAC部350から入力される出力ミラー電圧とを加算し、加算した電圧を出力ミラー14の該当MEMSミラーに印加する手段である。
上述してきたように、本実施例3にかかるミラー駆動回路300は、出力するオフセット電圧が異なる電源部340を複数持ち、かかる電源部340から出力されるオフセット電圧を汎用DAC部350から出力される電圧に加算するので、各MEMSミラーの硬さばらつきや上下方向、左右方向の硬さの違いに対応でき、汎用DAC部350によってMEMSミラーを制御でき、ミラー駆動回路(ミラー駆動回路を備えるMEMS光SW)のコストを削減することができる。
ところで、本実施例3では一例として、演算部330がオフセット電圧を演算し、演算結果に基づいて、電源部340が電圧加算部360にオフセット電圧を出力していたが、これに限定されるものではなく、予め、電源部340が出力するオフセット電圧をMEMSミラー毎に設定しておいても良い。また、図6に示したミラー駆動回路300は、図13に示したようなMEMS光SWに接続されているものとする。
次に、本実施例4にかかるミラー駆動回路について説明する。本実施例4にかかるミラー駆動回路は、汎用DAC部が、プラスの電圧あるいはマイナスの電圧を出力してMEMSミラーを制御することで、より低電圧でMEMSミラーを制御し、よりコストを削減することができる。
図8は、プラス電圧のみを出力する汎用DAC部の必要電圧を説明するための図であり、図9は、プラス電圧およびマイナス電圧を出力する汎用DAC部の必要電圧を説明するための図である。図8に示すように、プラスの電圧のみ出力する汎用DAC部を利用し、オフセット電圧として電源部が185V出力し、MEMSミラーを制御する電圧の範囲(電圧加算結果)が185V〜200Vとすると、汎用DAC部は、0V〜15Vの電圧を出力する必要がある。
一方、図9に示すように、プラスマイナス電圧を出力する汎用DACの場合、オフセット電圧として電源部が192.5V出力し、MEMSミラーを制御する電圧の範囲(電圧加算結果)が185V〜200Vとすると、汎用DAC部は、−7.5V〜+7.5Vの範囲でMEMSミラーを制御可能となるので、より、汎用で低価格なDAC部を使用することが出来る。
次に、本実施例4にかかるミラー駆動回路の構成について説明する。図10は、本実施例4にかかるミラー駆動回路400の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このミラー駆動回路400は、MEMSミラー410と、接続基板(Dpram)420と、演算部430と、電源部440と、汎用DAC部450と、電圧加算部460とを備えて構成される。
このうち、MEMSミラー410は、図13に示した入力ミラー13、出力ミラー14に設置された各MEMSミラー(n−ch)に対応する。MEMSミラー410は、例えば、入力ポート11のチャンネル数が60ch、出力ポート12のチャンネル数が60chの場合には、128枚のMEMSミラーによって構成される。
また、各MEMSミラー410は、縦方向および横方向に電極を有しており、縦方向および/または横方向の電極に電圧を印加されることにより、ミラーの角度が制御される。
接続基板420は、上位装置(図示略)に接続され、上位装置との間におけるデータ通信を制御する手段であり、上位装置から出力される接続情報を記憶する。ここで、接続情報は、接続する入力ポート11のチャンネルと、出力ポート12のチャンネルとの関係を示す情報である。例えば、この接続情報は、入力ポート11のチャンネル1から出力される光を、出力ポート12のチャンネル2に入力する旨の情報等を含んでいる。
演算部430は、接続基板420に記憶された接続情報に基づいて、MEMSミラー410を駆動するための駆動電圧(縦方向電圧、横方向電圧)およびオフセット電圧(第1オフセット電圧、第2オフセット電圧)を演算する手段であり、演算結果となる駆動電圧の情報を汎用DAC部450に出力し、オフセット電圧の情報を電源部440に出力する。
具体的に、演算部430は、管理テーブルを保持しており、かかる管理テーブルと接続情報とを比較することにより、駆動電圧およびオフセット電圧を演算する。図11は、本実施例4にかかる管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この管理テーブルは、入力チャンネルと、出力チャンネルと、第1オフセット電圧と、入力ミラー電圧と、第2オフセット電圧と、出力ミラー電圧とを対応付けて記憶している。
ここで、入力チャンネルは、入力ポート11中のチャンネルに対応し、出力チャンネルは、出力ポート12中のチャンネルに対応する。第1オフセット電圧は、入力ミラー13に印加するオフセット電圧を示し、入力ミラー電圧は、入力ミラー13に設置された所定のMEMSミラーに印加する電圧(縦方向電圧、横方向電圧)を示す。
また、第2オフセット電圧は、出力ミラー14に印加するオフセット電圧を示し、出力ミラー電圧は、出力ミラー14に設置された所定のMEMSミラーに印加する電圧(縦方向電圧、横方向電圧)を示す。
ところで、演算部430は、入力チャンネル「1」から出力する光を出力チャネル「1」から出力する場合には、入力ミラー電圧として、縦方向電圧「2.5V」、横方向電圧「−2.5V」、出力ミラー電圧として、縦方向電圧「−0.5V」、横方向電圧「−0.5V」とする駆動電圧の情報を汎用DAC部450に出力し、第1オフセット電圧「192.5V」、第2オフセット電圧「147.5V」とするオフセット電圧の情報を電源部440に出力する。
電源部440は、演算部430からオフセット電圧の情報を取得し、取得したオフセット電圧の情報に基づいて、各オフセット電圧(第1オフセット電圧、第2オフセット電圧)を電圧加算部460に出力する手段である。
また、電源部440は、それぞれ異なるオフセット電圧を出力する電源部を複数備えている。例えば、オフセット電圧「192.5V」を出力する電源部、オフセット電圧「147.5V」を出力する電源部などを備えている。そして、電源部440は、第1オフセット電圧として「192.5V」を出力する場合には、各電源部のうち、「192.5V」を出力する電源部からオフセット電圧を出力させる。
汎用DAC部450は、演算部430から駆動電圧の情報を取得し、取得した駆動電圧の情報に基づいて、電圧加算部460に駆動電圧(入力ミラー電圧、出力ミラー電圧)を出力する手段であり、複数の汎用DACによって構成されている。また、この汎用DAC部450は、図9において説明したように、プラスおよびマイナスの電圧を出力する。
例えば、汎用DAC部450は、入力ミラー電圧として、縦方向電圧「2.5V」、横方向電圧「−2.5V」、出力ミラー電圧として、縦方向電圧「−0.5V」、横方向電圧「−0.5V」とする駆動電圧の情報を取得した場合には、縦方向電圧「2.5V」、横方向電圧「−2.5V」の入力ミラー電圧と、縦方向電圧「−0.5V」、横方向電圧「−0.5V」の出力ミラー電圧とを電圧加算部460に出力する。
電圧加算部460は、複数の電圧加算部からなり、電源部440から出力される第1オフセット電圧と、汎用DAC部450から入力される入力ミラー電圧とを加算し、加算した電圧を入力ミラー13の該当MEMSミラーに印加すると共に、電源部440から出力される第2オフセット電圧と、汎用DAC部450から入力される出力ミラー電圧とを加算し、加算した電圧を出力ミラー14の該当MEMSミラーに印加する手段である。
上述してきたように、本実施例4にかかるミラー駆動回路400は、汎用DAC部450が、プラスの電圧あるいはマイナスの電圧を出力してMEMSミラー410を制御するので、より低電圧でMEMSミラー410を制御可能とし、よりコストを削減することができる。
ところで、本実施例4では一例として、演算部430がオフセット電圧を演算し、演算結果に基づいて、電源部440が電圧加算部460にオフセット電圧を出力していたが、これに限定されるものではなく、予め、電源部440が出力するオフセット電圧をMEMSミラー毎に設定しておいても良い。また、図10に示したミラー駆動回路400は、図13に示したようなMEMS光SWに接続されているものとする。
最後に、従来のDAC部の制御電圧と、実施例1〜4に示したDAC部の制御電圧について説明する。図12は、MEMSスイッチの駆動電圧のばらつきが大きい場合の従来の管理テーブルを示す図である。
MEMSミラーのばらつきが大きい場合(例えば、50V)、実施例1および実施例2のミラー駆動回路100,200では、55Vの電圧を出力可能なDAC部が必要となる。そこで、実施例3に示したミラー駆動回路300を適用することで、最大で14Vの汎用DACで制御可能となる。更に、実施例4に示したミラー駆動回路400を適用することで、最大で7.5Vの汎用DAC部での制御が可能となり、より低コストの汎用DACの使用が可能となる。
ところで、本実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部あるいは一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図2,4,6,10に示したミラー駆動回路100,200,300,400の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)電圧を印加してミラーを駆動させ、入力ポートのチャンネルから出力ポートのチャンネルに出力される光の光路を切り替えるミラー駆動回路であって、
前記ミラーにオフセット電圧を印加するオフセット電圧印加手段と、
前記光の経路となる入力ポートのチャンネルと出力ポートのチャンネルとの関係に基づいて、前記ミラーに印加する印加電圧を判定する印加電圧判定手段と、
前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧を前記ミラーに印加する電圧印加手段と、
を備えたことを特徴とするミラー駆動回路。
(付記2)電圧を印加してミラーを駆動させ、入力ポートのチャンネルから出力ポートのチャンネルに出力される光の光路を切り替えるミラー駆動回路であって、
オフセット電圧を出力するオフセット電圧出力手段と、
前記光の経路となる入力ポートのチャンネルと出力ポートのチャンネルとの関係に基づいて、前記ミラーに印加する印加電圧を判定する印加電圧判定手段と、
前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧を出力する電圧出力手段と、
前記オフセット電圧出力手段から出力されるオフセット電圧と前記電圧出力手段から出力される電圧とを加算し、加算した電圧を前記ミラーに印加する電圧加算手段と、
を備えたことを特徴とするミラー駆動回路。
(付記3)前記オフセット電圧出力手段は、異なるオフセット電圧をそれぞれ出力する複数のサブオフセット電圧出力手段から構成されていることを特徴とする付記2に記載のミラー駆動回路。
(付記4)前記電圧出力手段は、前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧と等しくなるように、プラスの電圧あるいはマイナスの電圧を出力することを特徴とする付記2または3に記載のミラー駆動回路。
(付記5)電圧を印加してミラーを駆動させ、入力ポートのチャンネルから出力ポートのチャンネルに出力される光の光路を切り替えるミラー駆動回路を利用して光信号を伝送する光スイッチであって、
前記ミラー駆動回路は、
前記ミラーにオフセット電圧を印加するオフセット電圧印加手段と、
前記光の経路となる入力ポートのチャンネルと出力ポートのチャンネルとの関係に基づいて、前記ミラーに印加する印加電圧を判定する印加電圧判定手段と、
前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧を前記ミラーに印加する電圧印加手段と、
を備えたことを特徴とする光スイッチ。
(付記6)電圧を印加してミラーを駆動させ、入力ポートのチャンネルから出力ポートのチャンネルに出力される光の光路を切り替えるミラー駆動回路を利用して光信号を伝送する光スイッチであって、
前記ミラー駆動回路は、
オフセット電圧を出力するオフセット電圧出力手段と、
前記光の経路となる入力ポートのチャンネルと出力ポートのチャンネルとの関係に基づいて、前記ミラーに印加する印加電圧を判定する印加電圧判定手段と、
前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧を出力する電圧出力手段と、
前記オフセット電圧出力手段から出力されるオフセット電圧と前記電圧出力手段から出力される電圧とを加算し、加算した電圧を前記ミラーに印加する電圧加算手段と、
を備えたことを特徴とする光スイッチ。
(付記7)前記オフセット電圧出力手段は、異なるオフセット電圧をそれぞれ出力する複数のサブオフセット電圧出力手段から構成されていることを特徴とする付記6に記載の光スイッチ。
(付記8)前記電圧出力手段は、前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧と等しくなるように、プラスの電圧あるいはマイナスの電圧を出力することを特徴とする付記6または7に記載の光スイッチ。
MEMSミラーの駆動電圧とMEMSミラーの傾斜角との関係を示す図である。 本実施例1にかかるミラー駆動回路の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例1にかかる管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 本実施例2にかかるミラー駆動回路の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例2にかかる管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 本実施例3にかかるミラー駆動回路の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例3にかかる管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 プラス電圧のみを出力する汎用DAC部の必要電圧を説明するための図である。 プラス電圧およびマイナス電圧を出力する汎用DAC部の必要電圧を説明するための図である。 本実施例4にかかるミラー駆動回路の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例4にかかる管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 MEMSスイッチの駆動電圧のばらつきが大きい場合の従来の管理テーブルを示す図である。 従来のMEMS光SWの構成を示す図である。 従来のミラー駆動回路の構成を示す機能ブロック図である。 従来の管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
符号の説明
10 MEMS光SW
11 入力ポート
12 出力ポート
13 入力ミラー
14 出力ミラー
20,100,200,300,400 ミラー駆動回路
21,110,210,310,410 MEMSミラー
22,120,220,320,420 接続基板
23,130,230,330,430 演算部
24 高電圧DAC部
140,240,340,440 電源部
150,250,350,450 汎用DAC部
260,360,460 電圧加算部

Claims (5)

  1. 電圧を印加してミラーを駆動させ、入力ポートのチャンネルから出力ポートのチャンネルに出力される光の光路を切り替えるミラー駆動回路であって、
    前記ミラーにオフセット電圧を印加するオフセット電圧印加手段と、
    前記光の経路となる入力ポートのチャンネルと出力ポートのチャンネルとの関係に基づいて、前記ミラーに印加する印加電圧を判定する印加電圧判定手段と、
    前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧を前記ミラーに印加する電圧印加手段と、
    を備えたことを特徴とするミラー駆動回路。
  2. 電圧を印加してミラーを駆動させ、入力ポートのチャンネルから出力ポートのチャンネルに出力される光の光路を切り替えるミラー駆動回路であって、
    オフセット電圧を出力するオフセット電圧出力手段と、
    前記光の経路となる入力ポートのチャンネルと出力ポートのチャンネルとの関係に基づいて、前記ミラーに印加する印加電圧を判定する印加電圧判定手段と、
    前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧を出力する電圧出力手段と、
    前記オフセット電圧出力手段から出力されるオフセット電圧と前記電圧出力手段から出力される電圧とを加算し、加算した電圧を前記ミラーに印加する電圧加算手段と、
    を備えたことを特徴とするミラー駆動回路。
  3. 前記オフセット電圧出力手段は、異なるオフセット電圧をそれぞれ出力する複数のサブオフセット電圧出力手段から構成されていることを特徴とする請求項2に記載のミラー駆動回路。
  4. 前記電圧出力手段は、前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧と等しくなるように、プラスの電圧あるいはマイナスの電圧を出力することを特徴とする請求項2または3に記載のミラー駆動回路。
  5. 電圧を印加してミラーを駆動させ、入力ポートのチャンネルから出力ポートのチャンネルに出力される光の光路を切り替えるミラー駆動回路を利用して光信号を伝送する光スイッチであって、
    前記ミラー駆動回路は、
    前記ミラーにオフセット電圧を印加するオフセット電圧印加手段と、
    前記光の経路となる入力ポートのチャンネルと出力ポートのチャンネルとの関係に基づいて、前記ミラーに印加する印加電圧を判定する印加電圧判定手段と、
    前記印加電圧から前記オフセット電圧を差し引いた残りの電圧を前記ミラーに印加する電圧印加手段と、
    を備えたことを特徴とする光スイッチ。
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