JP2009236478A - 高圧冷媒用熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換効率の向上と、冷媒である空気の温度の均一化を図る熱交換効率に優れた熱交換器を提供する。
【解決手段】第1の冷却材と第2の冷却材との間で熱交換させるための熱交換器であって、第1の冷却材のための対をなす第1の分枝路13,14を複数個含む第1の分枝路グループと、第2の冷却材のための第2の分枝路を複数個含む第2の分枝路グループとを備え、前記第1の分枝路と第2の分枝路は、一方の一の分枝路が、他方の複数の分枝路との間で、熱の伝導を行えるように、第1の方向において交互に配置され、かつ前記対をなす第1の分枝路13,14同士は、第1の方向と直交する第2の方向に配列されるようになっている熱交換器について、前記対をなす第1の分枝路を、0.3mm以下、好ましくは0.24〜0.28mmの厚さの壁体を有するチューブによって形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱交換を行う2つの冷却材として、液体もしくは気体である冷媒と、空気(外気)とを対象とする熱交換器に関する。このような熱交換器は、空調機、特にカーエアコンに用いられている。
熱交換器、特にカーエアコンのエバポレータには、多数の分岐路からなる第1の冷却材(冷媒)の通路と、同じく多数の分岐路からなる第2の冷却材(空気)の通路が設けられている。第1の冷却材の各分岐路は、通常、一の方向(第1の方向)に偏平となっており、第2の冷却材の各分岐路も、同じ方向に延びる。これら2つの冷却材の分岐路は、第1の方向と直交する第2の方向において、交互に配置される。また、第1の冷却材の隣合う2つの分岐路の間に位置する第2の冷却材の分岐路は、通常、第1および第2の方向のいずれとも直交する第3の方向において、さらに複数の分枝路に仕切られる。
第1の冷却材の隣合う2つの分岐路は、これらの分岐路の両端部に取り付けられるコレクタを介して、U字形をなす。すなわち、第1の冷却材の各分岐路は、コレクタを介して、第2の方向(隣合う分岐路に向かう方向)に延び、隣合う分岐路と連通している。通常、第1の冷却材の分岐路は、折曲げ加工、押出し成形、複数のシートの組み合わせ等によって形成されるフラットチューブからなる。
第1の冷却材の各分岐路は、これら分岐路の両端部に取り付けられる2つのコレクタと連通されるため、第1の冷却材のコレクタへの流入口から、コレクタからの流出口へかけて、複数の分岐路を連続的につなぐ通路が形成される。
第2の冷却材の分岐路は、第1の方向に沿って、熱交換器における第2の冷却材のための入口側から出口側まで延びる。一のフラットチューブ(第1の冷却材の分岐路)と、隣合うフラットチューブとの間における第2の冷却材の分岐路のさらなる区画(複数の分枝路の形成)は、金属シートから形成され、かつ熱交換を促進するための複数のルーバを有する波型インサートを介してなされる。
特許文献1に記載されている熱交換器(カーエアコン用のエバポレータ)は、第1の冷却材の分岐路の各端部におけるコレクタを、それぞれ、第1の方向に並ぶ2つのブロックから構成することにより、熱交換効率の向上と、冷媒として冷却される空気の温度の均一化を図っている。
仏国特許出願公開第2825791号明細書
本発明は、上記事情に鑑み、さらに熱交換効率に優れた熱交換器を提供することを目的とている。
上記目的を達成するために、本発明においては、第1の冷却材と第2の冷却材との間で熱交換させるための熱交換器であって、第1の冷却材のための対をなす第1の分枝路を複数個含む第1の分枝路グループと、第2の冷却材のための第2の分枝路を複数個含む第2の分枝路グループとを備え、前記第1の分枝路と第2の分枝路は、一方の一の分枝路が、他方の複数の分枝路との間で、熱の伝導を行えるように、第1の方向において交互に配置され、かつ前記対をなす第1の分枝路同士は、第1の方向と直交する第2の方向に配列されるようになっている熱交換器について、前記対をなす第1の分枝路を、0.3mm以下の厚さの壁体を有するチューブによって形成する。前記チューブの壁体の厚さは、好ましくは0.24〜0.28mmである。
本発明によれば、上記の構成により、第1の冷却材と第2の冷却材との熱交換効率を高めることができる。
本発明の一実施形態においては、チューブは、前記第1の方向における長さが5mm以下、好ましくは3〜4.5mmである熱交換用インサートと接合される。
チューブの内部は、径が1.2mm以下、好ましくは0.89〜1.07mmである複数の流路に区画するのが好ましい。
チューブの壁体の厚さは、0.27mm以下であり、チューブの第1の方向における厚さは、1.5mm以下、好ましくは1〜1.3mmである。
前記対をなす第1の分枝路は、第1および第2の方向のいずれとも直交する第3の方向に延びる2つの列をなす。
第2の冷却材の分枝路は、熱交換器における第2の冷却材の入口側と出口側とを連絡させつつ、全体として、上記第3の方向に延びる。
前記対をなす第1の分枝路は、各列において、第1の方向にくぼみを有する。また、第1の分枝路の各列は、第2の冷却材の入口側と出口側に一致する。
前記対をなす第1の分枝路は、第1の方向において対向するもの同士が、チューブの第1の方向に延びる流通孔を介して互いに連通している。また、この対をなす第1の分枝路は、第1の冷却材の入口に通ずる第1の空間ブロックから、第1の冷却材の出口に通ずる第12の空間ブロックまで連続する経路を形成するよう、複数の空間ブロックと連通している。また、第1の冷却材は、前記2つの列に属する2つの空間ブロック同士を連通する通路を介して移動するようになっている。
前記通路の第1の方向における径は、第1の冷却材のための第1の分枝路の第1の方向における径の60〜80%、好ましくは65〜75%であるのが好ましい。
前記通路は、8.5〜10mmの半径をもつように膨らんでいるのが好ましい。
本発明の熱交換器によれば、熱交換効率の向上、および熱交換器が特にカーエアコンのエバポレータである場合に、冷媒として冷却される空気の温度の均一化を図ることができる。また、本発明に係る熱交換器は、小型化を実現することができる。
また、本発明に係る熱交換器がカーエアコンのエバポレータである場合、相対湿度が60%で、外気の温度が30℃のときでも、冷却能力を6%増大させることができる。さらに、第2の冷却材である空気の流量が250〜600kg/hであれば、車室の室温を約1℃下げることができる。
本発明に係る熱交換器の斜視図である。 図1に示す熱交換器の内部における第1の冷却材の経路を示す模式図である。 図1に示す熱交換器におけるチューブの中央部の横断面図である。 同じく、チューブの縦断面図である。 図4のV−V線断面図である。 同じく、VI−VI線断面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 図9のVIII−VIII線断面図である。 図1に示す熱交換器におけるチューブの下端部の横断面図である。 図9のX−X線断面図である。 図1に示す熱交換器におけるチューブの中央部と波型インサートの横断面図である。 図3に示す波型インサートの一部の詳細な断面図である。
本発明の内容は、以下の実施形態についての詳細な説明と、添付の図面から、明瞭に理解しうると思う。
図1と図11に示すように、熱交換器1は、フラットチューブ2の束、および熱交換用インサート44,45を備えている。熱交換器1の構成の詳細は、仏国特許出願公開第2747462号明細書に記載されている。フラットチューブ2は、金属シートを加工して得られるものであり、プレス加工によってくぼみが形成された2つの幅広の面3,4を有している。幅広の面3,4は、互いに同一の形状をなしており、そのくぼみが互いに外側を向くように対向している(図3においては、X軸に沿って、幅広の面3のくぼみは下方を、幅広の面4のくぼみは上方を向いている)。
チューブ2の内部の容積を制限するため、幅広の面3,4には、上下左右に縁部5,5が設けられており、これらの縁部5,5は、例えば鑞接によって、液密(または気密。以下同じ)に接合されている。チューブ2は、第1の冷却材(以下、「冷媒」という)のための2つの分枝路13,14を形成している。冷媒は、カーエアコンの冷凍サイクルまたはエンジンの冷却サイクルを循環するようになっている。
チューブ2は、図1におけるZ軸方向(すなわち、矢印52で示す方向)において、幅広の面3,4を互いに接合させた上端部6と下端部7を有している。両端部6と7がチューブ2の上部と下部において占める割合は、比較的小さい。チューブ2の両端部6,7以外の領域は、図3に示すように、幅広の面3と4が接合しておらず、肉薄となっている(縁部5,5を除く)。また、同じく図3に示すように、チューブ2の2つの分枝路13,14は、Y軸方向において、液密接合領域8を介して、互いに離間している。2つの分枝路13と14に挟まれた液密接合領域8は、Y軸方向の中間点に位置する。この液密接合領域8は、Z軸方向において、両端部6と7の近傍まで延びている。
図10に示すように、隣合う2つのチューブ2,2の相対向する幅広の面3と4は、下端部7において(上端部6においても)、互いに当接している。一方、図11に示すように、チューブの両端部6と7の間の領域においては、これら2つの面3と4は、互いに離間し、生じた空間に、熱交換用インサート44,45が充填されている。インサート44,45は、それぞれ、Y軸方向(図1と図2においては、「空気」の矢印で示す方向)に延びる第2の冷却材のための複数の分枝路を、Z方向において区画している。各チューブ2は、インサート44,45を介して、連結されている。
図10に示すように、隣合う2つのチューブ2,2の上端部と下端部においては、相対向する幅広の面3,4のくぼみ9,9は、鑞接されている。各チューブ2のくぼみ9の上端部と下端部の少なくとも一方には、冷媒の流通孔10(図2参照)が設けられており、隣合うチューブ2と連通している。図2に示すように、くぼみ9の上端部または下端部においてX方向に連続する複数の流通孔10は、熱交換器の上部と下部それぞれ1箇所において、第1の隔壁(右方の隔壁)16と第2の隔壁(左方の隔壁)16'(ともに、幅広の面3と4のくぼみ9,9の接合によって得られる)によって遮られている。冷媒は、隔壁16, 16'によってX方向への流通を遮断され、Z軸方向へと向かう。
最も右側(X軸のプラスの方向)に位置するチューブ2における上端部6の外側の面には、冷媒の入口連結部11と出口連結部12が設けられている。両連結部11と12の径は、互いに異なっている。これら2つの連結部11,12は、それぞれ、熱交換器1の幅細の側面から突出する短い管状となっている。
本発明の技術的範囲は、入口連結部11と出口連結部12が、熱交換器1の互いに異なる幅細の側面に設けられている熱交換器、ならびに、両連結部が、それぞれ、チューブ2の上端部6側と下端部7側に設けられている熱交換器をも包含する。両連結部の配置を上記のどれにするかは、隔壁16, 16'における冷媒の流通孔10の位置によって決まる。
以下では、図2に示す冷却材の経路を説明する。入口連結部11を通って熱交換器1の内部に到達した冷媒は、熱交換器1の右側面(右方の幅細の面)と、第1の隔壁16との間に位置する複数のチューブ2の上部領域からなる第1の空間ブロック17を経て、この下方に位置する複数の分枝路13からなる第1の分枝路グループ31を通って下降する。第1の分枝路グループ31に属する分枝路13を含む各チューブ2の下部領域は、第2の空間ブロック18を形成している。
第2の空間ブロック18は、第1の隔壁16の流通孔10を介して、この左方に隣接する第3の空間ブロック19と連通している。一方、第3の空間ブロック19は、垂直方向の反対側にある第4の空間ブロック20(第1の隔壁16によって、第1の空間ブロック17と仕切られている)と連通している。第3の空間ブロック19と第4の空間ブロック20との間における冷媒の流通は、第2の分枝路グループ32を介して行われる。また、第4の空間ブロック20は、第2の隔壁16'の流通孔10を介して、この左方に隣接する第5の空間ブロック21と連通している。さらに、第5の空間ブロック21は、垂直方向の反対側にある第6の空間ブロック22(第2の隔壁16'によって、第3の空間ブロック19と仕切られている)と連通している。第5の空間ブロック21と第6の空間ブロック22との間における冷媒の流通は、第3の分枝路グループ33を介して行われる。
この後、冷媒は、空気が流通する方向とは反対の方向に進み、第6の空間ブロック22から、同一チューブ2の分枝路13と14をつなぐ通路41(図4、図6、および図7参照。詳細は後述する)を介して、第7の空間ブロック23へ移行する。ついで、冷媒は、第7の空間ブロック23から、複数の分枝路14からなる第4の分枝路グループ34を通って、第8の空間ブロック24へ移行する。次に、冷媒は、X軸方向(矢印51で示す方向)に沿って、第2の隔壁16'の流通孔10を介して、第9の空間ブロック25へ移行する。さらに、冷媒は、複数の分枝路14からなる第5の分枝路グループ35を経て、第10の空間ブロック26(第2の隔壁16'によって、第7の空間ブロック23と仕切られている)へ移行する。この後、第10の空間ブロック26は、第1の隔壁16の流通孔10を介して、この右方に隣接する第11の空間ブロック27と連通している。ついで、冷媒は、複数の分枝路14からなる第6の分枝路グループ36を経て、第12の空間ブロック28(第1の隔壁16によって、第9の空間ブロック25と仕切られている)へ移行する。最終的に、冷媒は、出口連結部12を介して、熱交換器1の外部へ流出する。
熱交換器1は、概ね同形の複数のチューブ2からなっている。また、熱交換器1は、第1および第2の層流、すなわち「上り」と「下り」の層流(それぞれ3つの分枝路グループからなる)を形成する。1つのチューブ2の2つの分枝路は、それぞれ、上りの層流と下りの層流の通路となる。冷媒は、空気が進むY軸方向において、2つの層流を形成し、下りの層流においても、上りの層流においても、空気によって冷却されるため、熱交換器における空気の出口側においては、冷媒の温度は、公知の熱交換器におけるそれよりも低い。
冷媒は、最初に、入口連結部11に近接する第1の空間ブロック17から、第1の分枝路グループ31を通って、Y軸方向に下降する。つぎに、冷媒は、第2の空間ブロック18から、X軸のマイナス方向(左方)に、第1の隔壁16の流通孔10を通りつつ移行する。第1の隔壁16は、第1の空間ブロック17と第4の空間ブロック20とを隔てている。冷媒は、第2の分枝路グループ32を通って、第4の空間ブロック20まで上昇する。つぎに、冷媒は、第2の隔壁16'の流通孔10を経て、第4の空間ブロック20から第5の空間ブロック21へ移行し、ついで、第3の分枝路グループ33を通って、第6の空間ブロック22まで下降する。
この後、冷媒は、通路41を介して、第7の空間ブロック23へ移行し、さらに、第4の分枝路グループ34を通って、第8の空間ブロック24まで上昇する。つぎに、冷媒は、第2の隔壁16'の流通孔10を経て、第8の空間ブロック24から第9の空間ブロック25へ移行し、ついで、第5の分枝路グループ35を通って、第10の空間ブロック26まで下降する。冷媒は、このあと、第1の隔壁16の流通孔10を経て、第10の空間ブロック26から第11の空間ブロック27へ移行し、最後に、第6の分枝路グループ36を通って、第12の空間ブロック28まで上昇する。第1の隔壁16は、第9の空間ブロック25と第12の空間ブロック28とを隔てている。
第1の隔壁16は、第4の分枝路グループ34と第5の分枝路グループ35を通る冷媒が、熱交換器1の下部において、第7の空間ブロック23から第10の空間ブロック26へ直接移行することのないよう、両者を隔てている。X軸方向において隣合う分枝路グループの間に設けられる隔壁16,16'の位置は、適宜調整することができる。また、冷媒の折り返し点へ向かう層流を形成する第1〜第3の分枝路グループ、および折り返し点から戻る層流を形成する第4〜第6の分枝路グループは、多数の分岐路から構成することができる。さらに、Y軸方向において隣合う第1および第6の分枝路グループを構成するそれぞれの分岐路の数は等しい。第2および第5の分枝路グループ、ならびに第3および第4の分枝路グループについても同様である。また、X軸方向において隣合う分枝路グループを隔てる隔壁は、Y軸方向において隣合う分枝路グループを隔てるために設置することもできる。
図1(および図2)に示す熱交換器は、6つの分枝路グループを有している。しかし、本発明に係る熱交換器における分枝路グループの数は、通気孔の数および配置、ならびに隔壁の配置を調整することによって、6個よりも多くすることも、少なくすることもできる。すなわち、本発明によれば、4個または8個の分枝路グループを有する熱交換器とすることもできる。同様に、本発明に係る熱交換器における分枝路グループは、偶数である必要はない。すなわち、奇数個の分枝路グループを備える熱交換器も、本発明の技術的範囲に含まれる。
図3は、チューブ2の中央部の横断面図である。Y軸方向における2つの幅広の面3と4の間には、波状中間部材40が設置されている。波状中間部材4は、幅広の面3,4と同一の材料(例えばアルミニウム合金)から形成することができる。波状中間部材40の厚さは、0.1mm以下、好ましくは0.04〜0.08mmである。冷媒の流量と熱交換量の大きさは、幅広の面3と4の厚さを変えることによって、調整することができる。
波状中間部材における各頂部の稜線は、Z軸方向に延びている。各頂部の稜線と稜線の間の距離は、1〜1.4mmがよい。また、各頂部の断面形状は、台形にすることもできる。その場合、台形の底辺の長さは、その高さの半分の位置における横方向の長さの120〜140%、好ましくは128〜140%がよい。他方、台形の頂辺の長さは、同じくその高さの半分の位置における横方向の長さの60〜80%、好ましくは60〜72%がよい。波状中間部材の折曲げ半径は、0.15〜0.25mmである。
幅広の面3,4を形成するアルミニウム合金シートの厚さは、0.3mm以下、好ましくは0.24〜0.28mmである。また、最も好ましい厚さは、0.27mm以下、特に0.27mmである。一方、チューブ2の厚さ(X軸方向の長さ)は、1.5mm以下、好ましくは1〜1.3mmである。
波状中間部材40の1つの波、および幅広の面3,4によって区画される冷媒の各流路の径は、1.2mm以下、好ましくは0.85〜1.10mm、より好ましくは0.89〜1.07mmである。また、1つの分枝路内における波状中間部材による波の数は、5〜10である。
本発明に係る波状中間部材の断面形状は、台形の外、正弦波形、三角形、または鈍らな鋸歯状とすることもできる。
変形例として、チューブ2の内部に、波状中間部材を設置しないこともできる。さらに、幅広の面3,4には、冷媒の乱流を形成するため、凹凸(ディンプル)を付けることもできる。
図4は、第3の分枝路グループ33および第4の分枝路グループ34に属する分岐路を含むチューブ2のY軸方向に沿う断面図である(左に90度回転している)この図は幅広の面3を示すが、幅広の面4についても同様である。第3の分枝路グループ33に属する分枝路と、第4の分枝路グループ34に属する分枝路は、チューブ2の下端部7において、通路41を介して連通している。
図5は、図4のV−V線断面図である。すなわち、図3に示すチューブの上端部6(通路41は設けられていない)のY軸方向に沿う断面図である。図1に示す熱交換器1の前面15(第3の分枝路グループ33が位置する側)が左側に、同じく後面29(第4の分枝路グループ34が位置する側)が右側になっている。図5は、第3の分枝路グループ33に属する分枝路、および第4の分枝路グループ34に属する分枝路の断面を示すが、第1の分枝路グループ31に属する分枝路および第6の分枝路グループ36に属する分枝路の断面、ならびに第2の分枝路グループ32に属する分枝路および第5の分枝路グループ35に属する分枝路の断面も同様である。一方、図2に示すように、第2の隔壁16'は、第4の分枝路グループ34と、第5の分枝路グループ35とを連通させる流通孔10を有している。
図6は、図4のVI−VI線に沿う分解断面図である。すなわち、図3に示すチューブの下端部7(通路41が設けられている)の分解断面図である。
図7は、図6のVII−VII線断面図である。通路41の断面は、下端部7のZ軸方向の長さのほぼ全部にわたって、X軸方向に湾曲している。このように湾曲した断面形状にすると、機械的な抵抗力が増す。通路41の長径(Z軸方向の長さ)は、1.2〜4.2mmである。高圧の冷媒に対する抵抗力は、チューブ2の分枝路13,14の間に液密接合領域8を設け、この液密接合領域8において、幅広の面3と4を互いに鑞接することによって増大する。また、高圧の冷媒に対する抵抗力は、幅広の面3と4の間に比較的密に充填され、かつこれらに鑞接される波状中間部材40によっても増大する。
なお、冷媒の上昇と下降の流れを図2と逆向きにした場合には、通路41は、チューブの上端部6に設けられる。この場合、通路41の断面は、上端部6において、Z軸方向の長さのほぼ全体にわたって、X軸方向に湾曲する。
図8に示すように、通路41のX軸方向の半分は、チューブ2の幅広の面3をX軸方向に膨らませることによって得られる(幅広の面4についても同様である)。膨らみの半径「a」は、8.5〜10mmである。一方、膨らみと、幅広の面3との接合部分も若干湾曲している。この湾曲に係る半径「b」は、1〜5mmである。通路41の膨らみの深さ「d」は、この通路が位置するチューブ2の下端部7のX軸方向の厚さにおけるくぼみ9の深さよりも小さい。より詳しくいうと、この通路41は、隣合う2つのチューブの液密接合領域8,8が形成するシュート(樋)42(図10参照)を、迂回するように延びている。シュート42の径は、1〜5mmである。
図9は、第3および第4の分枝路グループ33,34に属する2つの分岐路を含むチューブ2の下端部7における幅広の面3をX軸方向から視たものである。通路41は、2つの分岐路を連通させている。
図10は、図9のX−X線断面図であり、隣合う2つのチューブ2,2を構成する幅広の面3,4の断面を示す。通路41の径(シュート42を迂回する2つの通路を合わせたX軸方向における最大長さ)は、第3の分枝路グループ33に属する分岐路の短径(X軸方向の長さ)の60〜80%、好ましくは65〜75%がよい。分岐路の短径は、1.5mm以下、好ましくは1〜1.3mmがよい。
分岐路の短径は、1.5mm以下、好ましくは1〜1.3mmがよい。一方、1つの分枝路グループのX軸方向の長さは、45mm以下、好ましくは35〜40mmである。
図11と図12に示すように、各チューブ2は、Y軸方向において、上端部6と下端部7以外の部分では、熱交換用インサート44と45に挟まれている。インサート44,45は、鑞接によって幅広の面3,4に固着される。インサート44,45は、全体として波打つように、幅広の面3,4と同様にY軸方向に延びている。波型インサート44,45の基材であるシートの厚さは、0.04〜0.08mmである。空気の流れをZ軸方向において複数の分枝路に仕切る波型インサートの壁体部分は、緩やかに湾曲した方形である。
図12に示すように、波型インサート44,45における各ピーク部(幅広の面3,4と接合する部分)のY軸方向の長さ「e」は、0.45〜0.6mmである。また、波型インサート44,45のX軸方向の長さ「f」は、4.1〜4.3mmである。さらに、波型インサート44,45における一方の側のピーク部のY軸方向における中心線から、他方の側のピーク部のY軸方向における中心線までの距離「fp」は、1.2〜1.3mmである。
波型インサート44,45は、Y軸方向に延びる各分枝路に沿って空気に乱流を形成するよう、複数の平板状のルーバ46,47を備えている。ルーバ46,47は、Y軸方向において、互い違いに、上下(Z軸方向)に突出するように形成されている。また、ルーバ46,47の突出する高さは、0.3〜0.45mmである。ルーバは、第1の冷却材(冷媒)と第2の冷却材(空気)との間の熱交換を促進する。
上記の実施形態においては、主として第3の分枝路グループを例にとって説明した。なお、熱交換用インサートは、チューブの壁体から突出するように形成することもできる。また、チューブ2は、管状にすることもできる。さらに、冷媒は、図2に示す上昇と下降を、逆向きにすることもできる。
熱交換器における第2の冷却材の上流側と下流側には、この上流側と下流側を結ぶ方向(Y軸方向)において対をなす多数の通気路を設けることができる。また、第1の冷却材が同一方向に流れるようになっている、近接する複数の分枝路をまとめて、上記以外の分枝路グループを形成することもできる。第1の冷却材の流れは、上記実施形態とは逆に、最初に上昇し、次に下降するように変えることもできる。
本発明の内容をまとめると、次の通りである。熱交換器、特にカーエアコンのエバポレータは、第1の冷却材と第2の冷却材のそれぞれについて、複数の分枝路を組み合わせた分枝路グループを備えている。第1の冷却材と第2の冷却材の各分枝路は、一方の冷却材の分枝路が、もう一方の冷却材の複数の分枝路と熱伝導が可能となるよう、熱交換器における1つの方向(第1の方向)において、交互に配置される。
本発明においては、第1の冷却材の分枝路は、上記の方向と直交する他の方向(第2の方向)において、対をなすように2つ配置される。また、本発明においては、第1の冷却材の分枝路は、くぼみを有し、かつ上記2つの方向のいずれとも直交する方向(第3の方向)に延びる2枚のシートを互いに接合することによって得られる。第2の冷却材の分枝路は、熱交換器における第2の冷却材の入口側と出口側とを連絡させつつ、全体として、上記第3の方向に延びる。
第1の冷却材の分枝路は2列に並び、同一の列に属する分枝路同士は、連通している。第1の冷却材の各分枝路は、上記のように連通することにより、熱交換器の上端部または下端部に位置する第1の冷却材の入口から出口まで通ずる経路を形成する。第1の冷却材の2列をなす分枝路は、熱交換器の上端部と下端部とを結び、第1の冷却材は、第3の方向へ移動を繰り返す。また、第1の冷却材は、第1の冷却材の入口が設けられている側から、出口が設けられている側へ、すなわち第2の方向へも移動する。
第1の冷却材の分枝路は、材料であるシートにくぼみを設けることによって形成される。このシートの厚さは、0.3mm以下、好ましくは0.27mm以下である。
本発明に係る熱交換器は、特にカーエアコンにおけるエバポレータまたはガス冷却装置、エンジンのラジエータ、車室の放熱器、過給器の冷却装置等に適用される。
当然のことながら、本発明の技術的範囲は、上記各実施形態に限定されることはなく、これらを組み合わせたもの、さらに、当業者には自明の変形例をも包含する。
1 熱交換器
2 フラットチューブ
3,4 幅広の面
5 縁部
6 上端部
7 下端部
8 液密接合領域
9 くぼみ
10 流通孔
11 入口連結部
12 出口連結部
13,14 分枝路
16,16' 隔壁
17〜22 空間ブロック
31〜36 分枝路グループ
40 波状中間部材
41 通路
42 シュート
44,45 熱交換用インサート
46,47 ルーバ

Claims (27)

  1. 第1の冷却材と第2の冷却材との間で熱交換させるための熱交換器であって、第1の冷却材のための対をなす第1の分枝路(13)(14)を複数個含む第1の分枝路グループと、第2の冷却材のための第2の分枝路を複数個含む第2の分枝路グループとを備え、前記第1の分枝路と第2の分枝路は、一方の一の分枝路が、他方の複数の分枝路との間で、熱の伝導を行えるように、第1の方向において交互に配置され、かつ前記対をなす第1の分枝路(13)(14)同士は、第1の方向と直交する第2の方向に配列されるようになっている熱交換器(1)において、前記対をなす第1の分枝路(13)(14)は、0.3mm以下、好ましくは0.24〜0.28mmの厚さの壁体を有するチューブ(2)によって形成されるようになっていることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記チューブ(2)は、第1の方向における長さが5mm以下、好ましくは3〜4.5mmである熱交換用インサート(44)(45)と接合されていることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。
  3. 前記インサート(44)(45)は、厚さが0.04〜0.08mmのシート状の材料から形成されていることを特徴とする請求項2記載の熱交換器。
  4. 前記インサート(44)(45)は、チューブとの接合部分の第2の方向における長さが0.45〜0.8mmである概ね波型の形状を有することを特徴とする請求項2または3記載の熱交換器。
  5. 前記波型インサート(44)(45)の第1の方向における長さ(f)は、4.1〜4.3mmであることを特徴とする請求項4記載の熱交換器。
  6. 前記波型インサート(44)(45)の一方の側のピーク部の第2の方向における中心線から、他方の側のピーク部の第2の方向における中心線までの距離(fp)は、1.2〜1.3mmであることを特徴とする請求項4または5記載の熱交換器。
  7. 前記チューブ(2)の内部は、径が1.2mm以下、好ましくは0.89〜1.07mmである複数の流路に区画されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の熱交換器。
  8. 前記チューブ(2)の壁体の厚さは、0.27mm以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の熱交換器。
  9. 前記チューブ(2)の第1の方向における厚さは、1.5mm以下、好ましくは1〜1.3mmであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の熱交換器。
  10. 前記対をなす第1の分枝路(13)(14)は、第1の方向において対向するもの同士が、チューブ(2)の第1の方向に延びる流通孔(10)を介して互いに連通しており、かつ各チューブの壁体は、2つの幅広の面(3)(4)から形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の熱交換器。
  11. 前記対をなす第1の分枝路(13)(14)は、前記第1および第2の方向のいずれとも直交する第3の方向に延びる2つの列をなしていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の熱交換器。
  12. 前記対をなす第1の分枝路(13)(14)は、第1の冷却材の入口に通ずる第1の空間ブロック(17)から、第1の冷却材の出口に通ずる第12の空間ブロック(28)まで連続する経路を形成する複数の空間ブロック(17)〜(28)と連通していることを特徴とする請求項11記載の熱交換器。
  13. 前記第1の空間ブロック(17)および第12の空間ブロック(28)は、それぞれ、第2の方向において、前記対をなす第1の分枝路(13)および(14)と同じ側に位置することを特徴とする請求項12記載の熱交換器。
  14. 前記対をなす第1の分枝路(13)および(14)は、各列において、第1の方向にくぼみを有することを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載の熱交換器。
  15. 第1の冷却材は、前記第1の分枝路の各列と同じ側に位置する2つの空間ブロック同士(22)(23)を連通する通路(41)を介して移動するようになっていることを特徴とする請求項11〜14のいずれかに記載の熱交換器。
  16. 前記通路(41)の第1の方向における径は、第1の冷却材のための第1の分枝路の第1の方向における径の60〜80%、好ましくは65〜75%であることを特徴とする請求項15記載の熱交換器。
  17. 前記2列に配置される第1の分枝路(13)(14)は、各列において、チューブ(2)の第1の方向に延びるいずれか一方の端部側に、通路(41)を有しないことを特徴とする請求項15または16記載の熱交換器。
  18. 前記通路(41)は、8.5〜10mmの半径をもつように膨らんでいることを特徴とする請求項15〜17のいずれかに記載の熱交換器。
  19. 前記通路(41)は、第1の方向に膨らみつつ、第2の方向に延びていることを特徴とする請求項15〜18のいずれかに記載の熱交換器。
  20. 前記第1の分枝路(13)(14)の内部には、中間部材(40)が設置されていることを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載の熱交換器。
  21. 前記中間部材(40)は、断面が概ね台形の複数の流路を形成していることを特徴とする請求項20記載の熱交換器。
  22. 前記中間部材(40)の厚さは、0.1mm以下、好ましくは0.04〜0.08mmであることを特徴とする請求項20または21記載の熱交換器。
  23. 前記中間部材(40)は波型であり、各頂部の稜線と稜線の間の距離は、1〜1.4mmであることを特徴とする請求項20〜22のいずれかに記載の熱交換器。
  24. 前記中間部材(40)は断面台形であり、その底辺の長さは、その高さの半分の位置における横方向の長さの120〜140%、好ましくは128〜140%であることを特徴とする請求項21〜23のいずれかに記載の熱交換器。
  25. 前記中間部材(40)は断面台形であり、その頂辺の長さは、同じくその高さの半分の位置における横方向の長さの60〜80%、好ましくは60〜72%であることを特徴とする請求項21〜24のいずれかに記載の熱交換器。
  26. 前記波状中間部材(40)の折曲げ半径は、0.15〜0.25mmであることを特徴とする請求項21〜25のいずれかに記載の熱交換器。
  27. 前記対をなす第1の分枝路(13)(14)は、くぼみを有する2枚のシートの上下左右の縁部を互いに接合することによって形成されていることを特徴とする請求項1〜26のいずれかに記載の熱交換器。
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