JP2009236265A - エンジン始動装置 - Google Patents

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朋彦 池守
Shigeyuki Maruzumi
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千博 堀越
Kimio Morozumi
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Abstract

【課題】エンジン始動装置を構成する減速部を、コスト低下するとともに、耐久性を図れるように構成する。
【解決手段】モータ軸(出力軸)2と駆動軸7とが同芯状に配されるエンジン始動装置1の減速部Dを、モータ部Mのモータ軸2の外周に形成されるギア歯(太陽ギア)2bに噛合する複数の遊星ギア8と、駆動軸7と同芯状に配され、前記複数の遊星ギア8が噛合する内歯リングギア9とを用いて構成するにあたり、前記内歯リングギア9を、軸芯方向に積層された複数枚のプレート体21により構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両等の内燃機関を始動させるためのエンジン始動装置の技術分野に属するものである。
一般に、この種エンジン始動装置のなかには、モータ部と、該モータ部の出力軸と同芯状に配される駆動軸と、出力軸と駆動軸とを減速して動力伝動する減速部と、前記駆動軸に移動自在に設けられるピニオンギアと、前記モータ部をバッテリ電源に接続するとともに、ピニオンギアをエンジン側のリングギアに噛合するよう変位せしめる電磁制御部とを用いて構成したものが提唱されており、このように、出力軸と駆動軸とを同芯状に配設することにより径方向のコンパクト化が図れることが知られている。
このようなものでは、減速部を、出力軸先端部に形成されるギア歯を太陽ギアとし、該太陽ギアに噛合する遊星ギアと、遊星ギアが噛合する内歯リングギアとを用いて構成することにより径方向の小型化を損なうことがなく、その一例としては、減速部を、駆動軸の基端部外周に相対回転自在に外嵌する有底筒状のケース体を用いて構成し、ケース体にモータ軸先端を内装し、該モータ軸先端に形成される太陽ギアに複数の遊星ギアを噛合するとともに、これら遊星ギアを、ケース体の筒部の内周面に形成した内歯リングギアに噛合させる構成としたものが知られている。そして、このものでは、複数の遊星ギアを支持する支持プレートを駆動軸に一体的に連動連結することで、出力軸の駆動力が減速した状態で駆動軸に伝動するように構成されている。
特開平10−252621号公報
しかるに、前記従来のものにおいて、ケース体は、内周面の内歯リングギアとともに一体形成される構成であり、このようなケース体を樹脂材で一体形成した場合では、高回転に対して強度不足となる惧れがあるばかりでなく、内歯リングギアの精度を出しにくいという問題がある。一方、ケース体を焼結により形成した場合では、エンジン始動装置自体が重量化してしまうという別の問題も生じることになり、何れの場合も問題があり、これらに本発明を解決するべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、モータ部と、該モータ部の出力軸と同芯状に配される駆動軸と、出力軸と駆動軸とを減速して動力伝動する減速部と、前記駆動軸に移動自在に設けられるピニオンギアと、前記モータ部をバッテリ電源に接続するとともに、ピニオンギアをエンジン側のリングギアに噛合するよう変位せしめる電磁制御部とを備えたエンジン始動装置において、前記減速部を、出力軸外周に形成される太陽ギアに噛合する複数の遊星ギアと、駆動軸と同芯状に配されて前記複数の遊星ギアが噛合する内歯リングギアとを用いて構成するにあたり、前記内歯リングギアは、軸芯方向に積層された複数枚のプレート体により構成されているエンジン始動装置である。
請求項2の発明は、内歯リングギアは、金属製板材をプレス加工して形成されるもとのし、プレート体の積層部に形成されるプレスダレによる空隙部がグリース溜まりに構成されている請求項1に記載のエンジン始動装置である。
請求項3の発明は、内歯リングギアは、駆動軸が相対回転自在に外嵌する貫通孔と、複数の遊星ギアを外嵌する筒部とを備えた有底筒状の樹脂材からなるケース体に支持されている請求項1または2に記載のエンジン始動装置である。
請求項1の発明とすることにより、低コスト化を実現することができるばかりでなく、エンジン始動装置の作動を円滑にでき、しかも、耐久性を向上することができる。
請求項2の発明とすることにより、減速部へのグリース供給を長期化することができて、エンジン始動装置の耐久性を一層向上できる。
請求項3の発明とすることにより、内歯リングギアと駆動軸との芯出しが容易で、しかも、内歯リングギアの強度アップ、精度の向上が図れるうえ、軽量化を図ることができる。
次ぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図面において、1は車両等に搭載されるエンジンを始動するためのエンジン始動装置(スタータ)であって、該エンジン始動装置1を構成するモータ部(電動モータ)Mは、汎用のブラシ式直流モータが用いられており、モータ軸(出力軸)2の基端部は、筒状のヨーク3の基端側開口を塞ぐエンドカバー3aに回転自在に軸承されている一方、モータ軸2の先端部には、コンミテータ(整流子)4が一体的に外嵌されている。そして、前記コンミテータ4の外周には、リング状のホルダステー5が外嵌状に組込まれており、該ホルダステー5は、ヨーク3の先端側開口部に内嵌状に組込まれるように設定されている。
そして、モータ部Mの先端側には減速部Dが設けられており、モータ部Mと減速部Dとの間には、ヨーク3の開口端部を塞ぐようにして金属製板材により形成されたリング状の仕切りプレート3bが設けられている。
前記減速部Dは、有底筒状のケース体6を備えて構成されており、該ケース体6の開口端部が前記仕切りプレート3bに突き当てられ、該仕切りプレート体3bとケース体6とにより囲繞された空間に、仕切りプレート3bを貫通したモータ軸2の先端2aが内装されるように構成されている。一方、ケース体6の底片6aには貫通孔6bが形成されており、該貫通孔6bには、駆動軸7の基端部が回転自在に軸承されており、該駆動軸7の基端部を前記モータ軸先端2aに対して相対回転自在に外嵌させることにより、モータ軸2と駆動軸7とが同芯となるように構成されている。
前記ケース体6に内装されるモータ軸先端2aは、外周面に複数のギア歯(太陽ギア)2bが形成されており、ケース体6内には、前記ギア歯2bに噛合する複数の遊星ギア8が内装されている。そして、これら複数の遊星ギア8は、ケース体6の筒部6cに設けられた後述する内歯リングギア9にそれぞれ噛合するように構成されている。そして、モータ軸2が回転することに伴い、複数の遊星ギア8は、出力軸2のギア歯2bと内歯リングギア9とに噛合する状態でケース体6内を周回り方向に回転するように構成されており、これら複数の遊星ギア8の軸芯部に軸承された支軸10aは、それぞれリング状の支持プレート10に一体的に連結され、該支持プレート10のリング部10bを、駆動軸7の基端部に回り止め状に外嵌することにより、遊星ギア8の周回り方向の回転が駆動軸7に連動するように構成され、これによって、モータ部Mの駆動力が減速された状態で駆動軸7に動力伝動されるように構成されている。
そして、前記駆動軸7の先端部に一方向回転式のクラッチ部Cが配されるが、該クラッチ部Cを構成するクラッチアウタ11は、駆動軸7に対してヘリカルスプライン嵌合されており、駆動軸7とクラッチアウタ11とのあいだに所定の回転方向の相対回転が生じたとき、クラッチアウタ11が駆動軸7に沿って回転移動するように構成されている。これによって、クラッチアウタ11は、駆動軸7の基端側に位置する非始動位置(図2における上半部に図示される位置)から、先端側の始動位置(図2における下半部に図示される位置)とのあいだを移動(変位)自在となるように構成されている。
また、前記クラッチアウタ11には、軸芯方向への移動(変位)については一体となり、周回り方向への移動(回転)については所定(一方)の回転方向には一体回動するが他方の回転方向には自由になる状態で連動連結されたクラッチインナ12が設けられている。さらに、クラッチインナ12は、駆動軸7に遊嵌状に組込まれており、駆動軸7に対して相対回転自在となるように設けられている。そして、クラッチインナ12は、駆動軸7が前記所定の回転方向に回転することに伴うクラッチアウタ11の非始動位置から始動位置への変位により先端側に押し出されて、先端側に形成されたピニオンギア12aがエンジン側のリングギア13に噛合するように設定されており、この状態で駆動軸7が所定の回転方向に回転することに伴い、エンジンを始動させるように構成されている。
また、クラッチアウタ11は、駆動軸7先端側に設けたストッパ部材7aとのあいだに弾装された第一弾機11aにより、駆動軸7の軸芯方向基端側(非始動位置側)に向けて付勢されている。
さらに、減速部Dとクラッチ部Cとのあいだには電磁制御部Eが設けられるが、該電磁制御部Eは、減速部D、クラッチ部Cとともに筒状のギアカバー14に内装され、該ギアカバー14がエンジン側への取付け部材となるように構成されている。
前記電磁制御部Eを構成する励磁コイル15は、駆動軸7外周面とのあいだに所定間隔を存する状態で外嵌されている。そして、励磁コイル15の内周面と駆動軸7の外周面との間のリング状の空間に、軸芯方向移動自在な第一プランジャ16と、該第一プランジャ16に対し軸方向の相対摺動が自在な状態で配される第二プランジャ17と、第二プランジャ17の軸方向の変位をクラッチアウタ11およびクラッチインナ12に伝動するためのシフト部材18とがそれぞれ配設されている。一方、励磁コイル15の先端側には励磁コイル15の励磁に伴い磁化される励磁片19が設けられており、該励磁片19の磁化に伴い、前記第一、第二プランジャ16、17は、基端側に位置する非作用位置(図2における上半部)から励磁片19に近接する作用位置(図2における下半部)に変位するように構成されている。
そして、前記第一プランジャ16の基端部には鍔状部16aが形成されているが、該鍔状部16aは、第一プランジャ16の非作用位置において減速装置Dのケース体6の底片6aに近接対向するように構成されている。さらに、前記鍔状部16aには、スイッチシャフト20の基端部が一体的に連結されており、第一プランジャ16が非作用位置から作用位置に変位することに伴い、スイッチシャフト20を軸芯方向に変位させるように構成されており、該スイッチシャフト20の変位がなされると、バッテリ電源がモータ部Mに供給されるように構成されている。
さらに、電磁制御部Eには、第一プランジャ16を非作用位置に向けて付勢する第二復帰弾機16bが設けられるとともに、第一プランジャ16と第二プランジャ17とのあいだには第三復帰弾機17aが介装されている。
このように構成されたエンジン始動装置1において、車両側に設けられた図示しないイグニッションスイッチをON状態として励磁コイル15が励磁され、励磁片19が磁化されると、第一プランジャ16が作用位置に変位してスイッチシャフト20を変位せしめ、バッテリ電源がモータ部Mに供給される。この状態になると、モータ部Mの出力軸2が回転して駆動軸7を回転し、クラッチ装置Cのクラッチアウタ11とクラッチインナ12とを始動位置側に向けて変位する。一方、第一プランジャ16の作用位置への変位に伴い第二プランジャ17との間に設けた第三復帰弾機17cが付勢され、第二プランジャ17を作用位置側に変位させるように付勢するが、このとき、第二プランジャ17は、励磁片19による吸引も受ける状態で作用位置に変位するように設定され、これによって、クラッチ部Cは円滑に始動位置に変位した状態が保持されて、エンジン始動を行うように構成されている。
尚、エンジンの始動がなされて励磁コイル15の励磁が消失すると、第二付勢弾機16bの付勢力を受けて第一プランジャ17が非作用位置に復帰し、クラッチ部C、第二プランジャ17、シフト部材18は、第一弾機11aの付勢力を受けて非始動位置、非作用位置にそれぞれ復帰するように構成されている。
さて、前記減速部Dを構成するケース体6は、樹脂材により一体成型されており、前述したように、底片6a軸芯部に駆動軸7の基端部を回転自在に軸承する貫通孔6bが形成された有底筒状に形成されている。そして、ケース体6の筒部6cに内歯リングギア9が設けられており、ケース体6の貫通孔6bに駆動軸7を軸承することにより、内歯リングギア9と駆動軸7との芯合わせがなされるように構成されている。
前記内歯リングギア9は、金属製の平板材をプレス加工することにより形成されたリング状のプレート体21の複数枚(本実施の形態では11枚)を、軸芯方向に積層することにより構成されており、これによって、コスト低下が図れるように構成されている。そして、各プレート体21は、複数の遊星ギア8のギア歯が噛合する複数のギア歯21aが形成されている一方、外径は、ケース体筒部6cの内径に圧入される大きさに形成されている。さらに、プレート体21の一方のプレート面には周回り方向複数箇所(本実施の形態では三箇所)に位置して突部21bが形成され、これら突部21b形成部位に相当する他方のプレート面には、前記突部21bを嵌着可能な凹部21cが形成されている。そして、複数のプレート体21は、プレート体21の突部21bを、該プレート体に積層されるプレート体21の凹部21cに嵌着する状態で順次積層することにより、積層されるプレート体21同士が互いに回り止めされた状態で一体化された内歯リングギア9に構成されている。
そして、内歯リングギア9は、ケース体筒部6cに圧入することによりケース体6に一体的に支持固定されるように設定されている。
ここで、減速部Dは円滑な動力伝動が求められ、出力軸先端2aのギア歯(太陽ギア)2b、遊星ギア8、内歯リングギア9との間にグリース(潤滑油)が供給されている。一方、内歯リングギア9は、複数枚のプレート体21を積層することにより構成されていて、プレート体21同士の積層部にグリースが入り込むことができ、該グリースが、ギア2b、8、9に対して長期にわたり供給されることにより、減速部Dの円滑な作動を長期間保持することができるように構成されている。
さらに、本実施の形態のプレート体21は、前述したように、平板材をプレス加工することにより形成されているため、各プレート体21のプレス方向基端側の端面にプレスダレ21dが形成されている。そして、各プレート体21を積層したとき、隣接するプレート体21同士の積層部にはプレスダレ21d形成部において、僅かではあるが空隙部Sが形成されている。これによって、積層部に形成される空隙部Sにグリースが入り込むことにより、空隙部Sがあたかもグリース溜りとなってグリースを貯留することができ、ギア2b、8、9へのグリース供給が一層長期間なされて、耐久性のさらなる向上が果せるように構成されている。
叙述の如く構成された本実施の形態において、エンジン始動装置1は、図示しないイグニッションスイッチをON作動することに伴い、電磁制御部Eの励磁コイルユニット15への通電がなされ、第一、第二プランジャユニット16、17、シフト部材8が作動して、クラッチ部Cのピニオンギア12aとエンジン側のリングギア13とを噛合させ、エンジンが始動する。この場合に、減速部Dを構成する内歯リングギア9は、複数枚のプレート体21を積層することにより構成されており、低コスト化を実現することが可能となるが、さらに、このものでは、出力軸先端2aのギア歯2b、遊星ギア8、内歯リングギア9に供給されるグリースが内歯リングギア9を構成する各プレート体21の積層部に入り込むことにより、減速部Dに対して長期にわたってグリースを供給することができる。この結果、エンジン始動装置1の作動を円滑にできるばかりでなく、耐久性を向上させることが可能となる。
さらに、このものにおいて、各プレート体21は、プレス加工で形成されていて、プレス方向基端部にプレスダレ21dが形成されているが、これらプレート体21を積層したとき、前記各プレート体21の積層部に位置するプレスダレ21dが空隙部Sとなってグリース溜りとすることができ、減速部Dへのグリース供給を一層長期化することができて、エンジン始動装置1の耐久性を一層向上させることができる。
また、このものにおいて、内歯リングギア9は、樹脂材で形成され、駆動軸7を軸承するケース体6の筒部6cに支持されるように構成されていて、内歯リングギア9と駆動軸7との芯出しが容易に行えるものであるが、さらにこのものでは、内歯リングギア9が金属製であるため、強度アップが図れ、しかも、ギアの精度を向上できるものでありながら、内歯リングギア9を樹脂製のケース体6に支持することでエンジン始動装置1の軽量化を図ることが可能となる。
図1(A)、(B)はそれぞれエンジン始動装置の正面図、底面図である。 エンジン始動装置の一部断面正面図である。 図3(A)、(B)、(C)はそれぞれケース体の側面図、側面図、図3(B)におけるX−X断面図である。 図4(A)、(B)はそれぞれプレート体の側面図、図4(A)のX−X断面図である。 ケース体に内歯リングギアを組込んだ状態における断面正面図である。 図6(A)、(B)はそれぞれケース体に内歯リングギアを組込んだ状態における斜視図、図6(A)の一部拡大図である。
符号の説明
1 エンジン始動装置
2 モータ軸
6 ケース体
6b 貫通孔
6c 筒部
7 駆動軸
8 遊星ギア
9 内歯リングギア
10 支持プレート
11 クラッチアウタ
15 励磁コイル
16 第一プランジャ
21 プレート体
21a ギア歯
21b 突部
21d プレスダレ

Claims (3)

  1. モータ部と、該モータ部の出力軸と同芯状に配される駆動軸と、出力軸と駆動軸とを減速して動力伝動する減速部と、前記駆動軸に移動自在に設けられるピニオンギアと、前記モータ部をバッテリ電源に接続するとともに、ピニオンギアをエンジン側のリングギアに噛合するよう変位せしめる電磁制御部とを備えたエンジン始動装置において、前記減速部を、出力軸外周に形成される太陽ギアに噛合する複数の遊星ギアと、駆動軸と同芯状に配されて前記複数の遊星ギアが噛合する内歯リングギアとを用いて構成するにあたり、前記内歯リングギアは、軸芯方向に積層された複数枚のプレート体により構成されているエンジン始動装置。
  2. 内歯リングギアは、金属製板材をプレス加工して形成されるもとのし、プレート体の積層部に形成されるプレスダレによる空隙部がグリース溜まりに構成されている請求項1に記載のエンジン始動装置。
  3. 内歯リングギアは、駆動軸が相対回転自在に外嵌する貫通孔と、複数の遊星ギアを外嵌する筒部とを備えた有底筒状の樹脂材からなるケース体に支持されている請求項1または2に記載のエンジン始動装置。
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